JP2001014146A - コンピュータシステムのソフトウェアインストールおよび、または試験方法 - Google Patents

コンピュータシステムのソフトウェアインストールおよび、または試験方法

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JP2001014146A
JP2001014146A JP11174697A JP17469799A JP2001014146A JP 2001014146 A JP2001014146 A JP 2001014146A JP 11174697 A JP11174697 A JP 11174697A JP 17469799 A JP17469799 A JP 17469799A JP 2001014146 A JP2001014146 A JP 2001014146A
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computer system
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sequence
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JP11174697A
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Richard D Amberg
リチャード・ディー・アンバーグ
Wong Roger
ロジャー・ウォン
Lynch Michael
マイケル・リンチ
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Dell USA LP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、コンピュータシステムのソフトウ
ェアインストールする簡単で確実な方法を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 コンピュータ読取り可能なファイルから
各コンポーネントを記述している複数のコンポーネント
記述子を読取り、データベースからコンポーネント記述
子とそれぞれ関連し、シーケンス番号を含む複数のステ
ップを読取り(526) 、シーケンス番号にしたがって予め
定められた順序で複数のステップを順次実行し(530〜53
6)、データベースのデータから読取られた各ステップに
対して、ステップに関連するコンポーネント記述子に対
応するコンピュータシステム以外に、そのステップがコ
ンポーネントのコンピュータシステム中に存在すること
が不適切であるか否かを決定する(540) ことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムの製造に使用するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この出願は、Richard D.Amberg,Roger
W.Wong 及びmichael A.Brundridgeの発明した本出願人
の日本特許出願200983/98号、日本特許出願2
01005/98号、日本特許出願201001/98
号と関係している。
【0003】一般のパーソナルコンピュータシステムお
よび特にIBM対応パーソナルコンピュータシステムは
広い範囲で使用され、社会的に多くの分野にコンピュー
タパワーを与えている。パーソナルコンピュータシステ
ムは通常ディスクトップ型、床インストール型、或いは
ポータブルマイクロコンピュータとして使用され、それ
らはシステムプロセッサ、関係する揮発性および不揮発
性メモリ、ディスプレイモニタ、キーボード、1以上の
ディスク駆動装置、固定ディスク記憶装置およびオプシ
ョンによるプリンタを備えている。
【0004】コンピュータシステムをビジネス用または
固人用として顧客に出荷する前に、コンピュータシステ
ムにソフトウェアをインストールし、試験を行うことは
知られている。ソフトウェアインストールおよび試験の
目的は、エラーがなく、動作が容易なビジネス用または
固人用として使用される有用で信頼性のあるコンピュー
タシステムを効率よく生成することである。一般に、試
験によってコンピュータシステムのハードウェア及びソ
フトウェア部分において発生するエラーを検出して解析
する。コンピュータシステムのハードウェア試験の部分
的なリストは、プロセッサ、メモリ、ディスク記憶装
置、オーディオ装置、グラフィック装置、キーボード、
マウスおよびプリンタのようなハードウェアコンポーネ
ントについての診断を含んでいる。ソフトウェアインス
トールはしばしばコンピュータシステムへの所望のソフ
トウェアのパッケージのロード、コンピュータに対する
環境変数の適切な処理、およびロードされたソフトウェ
アに対する適切な初期化ファイルの処理等を含んでい
る。ソフトウェア試験はしばしばソフトウェアの所望の
バージョンがコンピュータシステムにインストールされ
ているか、適切な駆動装置がコンピュータシステムに存
在しているかの確認を含んでいる。
【0005】顧客に出荷する前に、製造中に定められた
手順でコンピュータシステムにソフトウェアをインスト
ールし、試験することは産業界においてよく知られてい
る。例えば、ある形式のコンピュータシステムに対して
ある診断試験を含むディスクが作成されている。このデ
ィスクは、ソフトウェアインストールおよび診断プロセ
スを指令する長い、しばしば複雑なバッチファイルを含
んでいる。ディスクはさらにコンピュータシステムにつ
いて行われる試験のための全ての実行ファイルを含んで
いる。
【0006】組立てられた各コンピュータシステムはこ
のディスクのそれぞれのコピーを与えられる。これらの
ディスクは製造プロセスで工場の床に構築されているコ
ンピュータシステムに与えられ、試験はバッチファイル
に固有の命令にしたがって各コンピュータシステムにお
いて実行される。もしもプロセスを変更することが必要
になった場合には、バッチコードに付加または削除を行
ってバッチファイルが対応して変更される。バッチファ
イルが変更されると、製造されている次の各同じバッチ
ファイル診断手順を共有するコンピュータシステムの試
験パラメータ(試験が行われるシーケンスを含む)が対
応して変化される。
【0007】この種の診断装置は、出荷する前にコンピ
ュータシステムの信頼性を増加させるので或る程度有効
であるが、なお改良の余地がある。例えば、試験はます
ます複雑になり、診断試験のためのバッチファイルおよ
び実行ファイルはしばしばディスクの記憶容量を越える
ものとなる。さらに、単一の特別注文のコンピュータシ
ステムや、他のシステムまたはファミリーに対する試験
を変更することなく、あるファミリーのコンピュータシ
ステムに対しては試験及びソフトウェアインストール手
順を注文生産することはしばしば困難であり、或いは不
可能である。さらに、単一の特別注文のコンピュータシ
ステムや、他のシステムまたはファミリーに対する注文
を変更することなく、あるファミリーのコンピュータシ
ステムに対しては試験及びソフトウェアインストールを
変更することはしばしば困難であり、或いは不可能であ
る。最後に、現在のバッチファイル構造のしばしば複雑
である性質は製造業者の故障発見を時には困難にし、ま
た試験およびソフトウェアインストール手順を迅速で効
率よく行うことを困難にしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術を改良して、コンピュータシステムにソフトウェア
をインストールし、またはコンピュータシステムを試験
する方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の1特徴による
と、コンピュータシステムにソフトウェアをインストー
ルし、またはコンピュータシステムを試験する方法が提
供され、その方法は、コンピュータの読取り可能なファ
イルからコンピュータシステムの各コンポーネントをそ
れぞれ記述している複数のコンポーネント記述子を読取
り、データベースからコンポーネント記述子と関連しそ
れぞれのシーケンス番号を含んでいる複数のステップを
読取り、コンピュータシステムのソフトウェアインスト
ールおよび、または試験を行う命令を含んだステップシ
ーケンスを行うためにシーケンス番号にしたがって予め
定められた順序で複数のステップを順次実行し、データ
ベースと、データベースからのステップに関係するデー
タから読取られた各ステップに対して、そのステップに
関連するコンポーネント記述子に対応するコンピュータ
システム以外に、そのステップがコンポーネントのコン
ピュータシステム中に存在することが不適切であるか否
かを決定し、不適切であるならば、データベースのその
ステップに関するさらに別のデータにしたがってステッ
プを破棄するか破棄しないかを選択するステップを含ん
でいる。
【0010】別の特徴によれば、コンピュータシステム
にソフトウェアをインストールし、またはコンピュータ
システムを試験する方法が提供され、その方法は、コン
ピュータの読取り可能なファイルから複数のコンポーネ
ント記述子を読取り、各コンポーネント記述子はコンピ
ュータシステムの各コンポーネントを記述し、データベ
ースから複数のステップを読取り、各ステップはコンポ
ーネント記述子と関連し、それぞれのシーケンス番号を
含み、コンピュータシステムのソフトウェアインストー
ルおよび、または試験を行う命令を含んだステップシー
ケンスを行うためにシーケンス番号にしたがって予め定
められた順序で複数のステップを順次実行し、データベ
ースと、そのデータベース中のステップに関係するデー
タから読取られた各ステップに対して、そのステップが
パラメータを必要とするか否かを決定し、必要とするな
らば、データベースのそのステップに関するさらに別の
データにしたがってこのようなパラメータを計算するス
テップを含んでいる。
【0011】説明は例示を目的としており、限定として
理解されるべきではない。図面では、同一または類似の
素子は同一の参照符号により示されている。説明では、
モジュールは命令または1組の命令として規定されてい
る。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、コンピュータシステム製
造位置におけるソフトウェアインストールおよびテスト
システム90の概略図である。動作において、注文92が注
文により組立てられるターゲットとするコンピュータシ
ステム160 を購入するために与えられる。ターゲットコ
ンピュータシステム160 は複数のハードウェアおよびソ
フトウェアコンポーネントを含んで製造される。例えば
システム160 は、ある商品名のハードディスク駆動装
置、特定の形式のモニタ、ある商品名のプロセッサ、お
よび特定のバージョンの動作システムを含んでいる。こ
のターゲットコンピュータシステム160 が顧客に出荷さ
れる前に、複数のコンポーネントがインストールされテ
ストされる。ソフトウェアインストールおよびテストは
受取ると直ちに容易にそのコンピュータシステムを確実
に動作させることを保証する利点がある。
【0013】異なったファミリーのコンピュータシステ
ムおよび異なった個々のコンピュータコンポーネントは
異なったソフトウェアインストールおよびテストステッ
プを要求するため、このコンピュータシステム160 を動
作させるために必要とされるテストを決定し、有効なソ
フトウェアインストールおよびテストプロセスを行うよ
うに実行されるテストの順序を決定する必要がある。ス
テップマーカ140 はコンピュータシステム160 に対して
行われなければならないソフトウェアインストールおよ
びテストステップを定められた順序で行うように構成さ
れている。ソフトウェアインストールおよびテストステ
ップの少なくとも一方を定められた順序で行うために、
ステップマーカ140 および、特にこのステップマーカ14
0 にインストールされたシーケンスプログラム204 はま
ず記述子ファイル96から複数のコンポーネントの記述子
を読取る。記述子ファイル96は所望のコンポーネントを
有する所望のコンピュータシステムに対応する注文92を
変換モジュール94を介してコンピュータで読取り可能な
フォーマットに変換することにより与えられる。
【0014】コンポーネント記述子は注文92によって定
められたターゲットシステム160 のコンポーネントのコ
ンピュータ読取り可能な記述である。好ましい実施形態
では、コンポーネント記述子はコンピュータ読取り可能
なシステム記述子レコードと呼ばれる記述子ファイル中
に含まれ、コンピュータシステム160 にインストールさ
れるべきコンポーネント、すなわちハードウェアおよ
び、またはソフトウェアコンポーネントのリストを含ん
でいる。シーケンスプログラム204 は複数のコンポーネ
ント記述子の読取ってネットワーク接続110 上でデータ
ベース100 からコンポーネント記述子に対応する複数の
ソフトウェアインストールおよびテストステップを検索
する。ネットワーク接続110 は構内(ローカルエリア)
ネットワーク、イントラネット、インターネットのよう
な技術的によく知られた任意のネットワーク接続であ
る。データベース100 に含まれる情報は矢印130 によっ
て示された変更によって更新されることができる。
【0015】ターゲットシステム160 に対して適切なソ
フトウェアインストールおよび、またはテストステップ
を検索して、シーケンスプログラム204 は各ステップに
対応するシーケンス数にしたがって予め定められた順序
でステップを順次実行する。シーケンスプログラム204
はターゲットシステム160 に対して要求されるステップ
を順次実行して、一連の出力ファイルをステップディス
ク150 に書込む。図1に示された実施形態において、出
力ファイルはターゲットシステム160 に対する適切なソ
フトウェアインストール、テストステップを実行するの
に適当命令ラインを含むテキストファイルを含んでい
る。実行は各ステップに対応するシーケンス数にしたが
って予め定められた順序で行われる。ステップディスク
150 は、それから直接、或いは代りにネットワーク接続
180 を介してターゲットシステム160 に接続されたファ
イルサーバ190 からテストが行われる工場の床上のター
ゲットシステム160 に与えられる。ネットワーク接続18
0 はターゲットコンピュータシステムの対応するネット
ワークポートにブラグ接続された一般的なネットワーク
装置であることが好ましい。ソフトウェアインストール
および、またはテストステップの実行に続いて、ソフト
ウェアインストールおよびテストの結果がネットワーク
接続180 によりファイルサーバ190 に返送され記録され
る。
【0016】図2は、本発明の別の実施形態によるソフ
トウェアインストールおよびテストシステム192 の概略
図である。顧客は注文生産のターゲットコンピュータシ
ステム160 を購入するために注文92を行う。ターゲット
システム160 はハードウェアおよびソフトウェアの両者
のコンポーネントを含む複数のコンポーネントを具備し
て製造される。ターゲットシステム160 が顧客に出荷さ
れる前に、複数のコンポーネントがインストールされ、
テストされる。そのようなインストールおよびテスト
は、顧客が受取ったとき容易に動作される信頼性のある
コンピュータの動作を確実にする利点がある。
【0017】ソフトウェアインストールおよびテストス
テップを順次行うためにシーケンスプログラム204 は記
述子ファイル96から複数のコンポーネント記述子を読取
る。注文92は変換モジュール94によって記述子ファイル
96に変換される。コンポーネント記述子はターゲットシ
ステム160 のコンポーネントのコンピュータ読取り可能
な記述である。好ましい実施形態において、コンポーネ
ント記述子はシステム記述子レコードと呼ばれる記述子
ファイルに含まれ、コンピュータ読取り可能なファイル
は、ターゲットシステム160 にインストールされるソフ
トウェアおよびハードウェアの両方の各コンポーネント
のリストを含んでいる。システム記述子レコードは直接
ファイルサーバ202 に記憶されてもよい。シーケンスプ
ログラム204 はデータベース100 からコンポーネント記
述子に対応する複数のソフトウェアインストールおよ
び、またはテストステップを検索する。ターゲットシス
テム160 に対する適切なソフトウェアインストールおよ
び、またはテストステップを検索することによって、シ
ーケンスプログラムは各ステップに対応するシーケンス
数にしたがって予め定められた順序でステップを順次実
行する。シーケンスプログラム204 はターゲットシステ
ム160 に対して要求されるステップを順次実行し、ネッ
トワーク接続195 および180 を介して予め定められた順
序でターゲットシステム160 についてソフトウェアイン
ストールおよびテストステップの実行を指令する。ネッ
トワーク接続200 はターゲットシステム160 の対応する
ポートにブラグ接続された一般的なネットワーク装置で
あることが好ましい。ネットワーク195 は技術的によく
知られている任意の通信接続でよい。ソフトウェアイン
ストールおよび、またはテストステップの実行に続い
て、ソフトウェアインストールおよびテストの結果がネ
ットワーク接続200 によってファイルサーバ202 に送り
帰されて記録され、或いは適当なデータベース内に記憶
される。図から明らかなように、図1のステップマーカ
ーコンピュータシステム140 を分離する必要はない。さ
らにステップディスクも必要ない。むしろ、ブートター
ゲットシステム160 対して構成されたブートディスク22
0 だけが工場の床上のターゲットシステム160 を伴うた
めに必要である。
【0018】ソフトウェアインストールおよびテストシ
ステムについて一般的に説明したが、再び図1および2
に示されたシステムの動作についてさらに詳しく説明す
る。
【0019】図3の(a)は、コンピュータシステムに
対する注文がコンピュータの読取り可能なシステム記述
子レコードに変換される好ましいプロセスが示されてい
る。さらに説明すると、モジュール300 において、ター
ゲットとするコンピュータシステムに対する注文が受取
られる。この注文は多数の形態の任意のものでよい。例
えば、種々の異なった注文フォーマットが可能であり、
また、種々の異なった注文配送機構が可能である。例え
ばターゲットコンピュータシステムに対する注文は、電
話、郵便、またはコンピュータネットワーク(例えばイ
ンターネット))によって行われることができる。注文
の方法や形式に関係なく、注文は顧客が購入を希望する
ターゲットコンピュータシステムの形式と、恐らく顧客
がそのターゲットコンピュータシステムに含まれること
を希望している特定のコンポーネントの明白なリストと
を含んでいる。注文が受取られた後、制御は送信モジュ
ール310 に移行し、そこでターゲットコンピュータシス
テムの注文はコンピュータネットワークによってそのタ
ーゲットコンピュータシステムを製造している製造シス
テム(図示せず)に送られる。ターゲットコンピュータ
システムの注文はまたソフトウェアインストールおよび
テストシステムにも与えられ、そこでモジュール320 で
変換プログラムに与えられる。モジュール310 で使用さ
れるコンピュータネットワークは技術的によく知られて
いる。
【0020】変換プログラムはターゲットコンピュータ
システムの注文を製造プロセスに有用なレコードに変換
する。さらに詳しく説明すると、変換プログラムはコン
ピュータの注文をモジュール330 でBARファイルと呼
ばれるレコードに変換する。BARファイルは、製造さ
れている特定のターゲットコンピュータシステムを識別
する特有の識別子を含んでいることが好ましい。BAR
ファイルはまたコンポーネントの詳細なリストを含んで
おり、それはターゲットシステムに含まれるべきハード
ウェアおよびソフトウェアの両者を含むことができる。
さらに、BARファイルは各コンポーネントに対する製
造者に特有のコンポーネント番号その他の有効な識別子
を含んでいることが好ましい。最後に、BARファイル
は、名称、住所、電話番号等の顧客に特定された情報を
含んでいる。
【0021】モジュール330 におけるBARファイルの
生成に続いて、システム記述子レコードがモジュール34
0 において生成される。好ましい実施形態において、シ
ステム記述子レコードはコンピュータ読取り可能なファ
イルであり、それはターゲットコンピュータシステムに
内蔵されるハードウェアおよびソフトウェアコンポーネ
ントを記述している。好ましい実施形態において、シス
テム記述子レコードは、ハードウェアタグ、ソフトウェ
アタグ、情報タグおよびコメントを含んでいるフォーマ
ットのターゲットシステムのコンポーネントのリストを
含んでいる。ハードウェアタグはそのタグにしたがった
情報がハードウェアコンポーネンに関係するシーケンス
プログラム204 を識別する。同様に、ソフトウェアタグ
はそのタグにしたがった情報がソフトウェアコンポーネ
ントに関係するものとして識別する。情報タグは一般的
な情報が後続することを示す。コメントはシーケンスプ
ログラム204 によって無効にされるシステム記述子レコ
ードに種々の陳述が含まれることを許容する。システム
記述子レコードは、人間に読取り可能で容易に理解でき
るテキストファイルであることが好ましい。そのような
ファイルは、インストールおよびテストプロセスの故障
解決および保守を容易にする利点がある。システム記述
子レコードは1組の特有のトークンに対応する特有な識
別子のリストであってもよく、例えば簡単な例では、シ
ステム記述子レコードは部品番号のリストであってもよ
い。
【0022】図3の(b)は1例として、ターゲットコ
ンピュータシステム注文350 、対応するBARファイル
360 、および対応するシステム記述子レコード370 を示
している。ターゲットコンピュータシステム注文350 は
コンピュータファミリーの名称、この例ではファミリー
“X”を含んでいる。また、ターゲットコンピュータシ
ステム注文350 には3個の例示的なコンポーネント、す
なわちPentium(商標名)プロセッサ、ハード駆動装
置、およびモニタを含んでいる。BARファイル360
は、図3の(a)のモジュール320 に示されるように、
変換プログラムによってターゲットコンピュータシステ
ム注文350 を動作させることにより生じる。BARファ
イル360 は、ファミリー“X”内の特定のターゲットコ
ンピュータシステムに対する特有の識別子を含んでい
る。BARファイル360 はまた、ターゲットコンピュー
タシステム注文においてリストに挙げられた各コンポー
ネントに対する製造業者で特定された部品番号を含んで
いる。さらに、BARファイル360 は各コンポーネント
の所望される量を示す識別子およびターゲットコンピュ
ータシステムに含まれる各コンポーネントのテキスト記
述を含んでいる。システム90はBARファイル360 を使
用してシステム記述子レコード370 を生成する。
【0023】図示されているようにシステム記述子レコ
ード370 はまたファミリー“X”内の特定のターゲット
コンピュータシステムに対する特有の識別子を含んでい
る。さらに、システム記述子レコード370 は、ここでは
プロセッサ、ハード駆動装置、およびモニタを示す、ソ
フトウェアコンポーネントではなく、全てハードウェア
である適当なタグを含んでいる。システム記述子レコー
ド370 はテキスト記述におけるコンポーネントを記述す
る。さらに、例示的なシステム記述子レコード370 は、
ファミリー“X”に属するターゲットコンピュータシス
テムにあるソフトウェアがインストールまたはテストさ
れなければならないことを示すソフトウェアタグを含ん
でいる。例えば、ソフトウェアタグは、ファミリー
“X”に属するターゲットコンピュータシステムのハー
ド駆動装置に常にインストールされるPentium(商標
名)プロセッサに対して動作システムが適切であること
を示す。
【0024】図4には、ソフトウェアインストールおよ
びテストステップが順次実行されるための好ましい一般
的な方法が示されている。モジュール400 において、タ
ーゲットコンピュータシステムの特有の識別子がターゲ
ットコンピュータシステム160 に対して発生される。図
1に示された実施形態では、ステップメーカのコンピュ
ータシステム140 に着席しているユーザは、ステップメ
ーカコンピュータシステム140 のシーケンスプログラム
204 中に特有の識別子(例えば追跡コードとして機能す
るBAR識別子)を与える。その代りに、図2に示され
た実施形態では、ターゲットコンピュータシステムの注
文が受信された後に特有の識別子が自動的にシーケンス
プログラム204 中に読取られる。
【0025】モジュール410 において、BAR識別子に
対応するシステム記述子レコードが位置される。図1の
実施形態では、ネットワーク接続110 またはネットワー
ク接続195 のいずれかがシステム記述子レコードを位置
させる。図2の実施形態では、ネットワーク接続195 が
システム記述子レコードを位置させる。モジュール420
において位置されたシステム記述子レコードはシーケン
スプログラム204 に与えられる。図1の実施形態におい
て、シーケンスプログラムはステップメーカコンピュー
タシステム140 に位置され、一方、図2の実施形態で
は、シーケンスプログラムはファイルサーバ202 に位置
される。シーケンスプログラム204 は、ターゲットコン
ピュータシステム160 のためのソフトウェアインストー
ルおよびテストステップを順次実行するために図1およ
び2のデータベース100 と関連して動作する。特定のタ
ーゲットコンピュータシステムのための適切なソフトウ
ェアインストールおよびテストステップが順次実行され
ると、シーケンスプログラム204 はモジュール430 に示
されるように出力ファイルを生成する。
【0026】図1に示された実施形態において、ステッ
プディスク150 (図1参照)に書込まれる出力ファイル
は、ステップファイルと、Setenv.bat ファイルであ
る。ステップファイルは、ステップファイルは注文され
ているターゲットコンピュータシステムに対するソフト
ウェアインストールおよびテストステップを実行するた
めの適切な命令ラインのリストを含んでいるASCIIテ
キストファイルである。好ましい実施形態において、ス
テップファイルはまたループされることができる命令を
含んでいる。さらに詳しく説明すると、ステップファイ
ルは定められた長さの時間にわたって、定められた回数
で反復するように命令されることもできる。そのような
フォーマットは、計算された予め定められた方法でソフ
トウェアインストールおよびテストステップが反復され
ることを可能にする利点がある。Setenv.bat ファイル
はターゲットコンピュータシステムに可変環境を設定す
る。ステップファイルとSetenv.bat ファイルはターゲ
ットコンピュータシステムに対するソフトウェアインス
トールおよびテストステップを実行するための適当な命
令ラインのリストを含んでいるASCIIテキストスクリ
プトファイルである。ステップファイルは複数の個々の
サブファイルにさらに分離され、それぞれターゲットコ
ンピュータシステムの製造の迅速診断(Qt)、拡張され
たテスト1(Et1) 、拡張されたテスト2(Et2) 、ソフト
ウェアインストール(SI)、および最終テスト(Ft)な
どのそれぞれのステップを有する。
【0027】他方、図2の実施形態では、出力ファイル
は図1に示されたようなステップディスクには書込まれ
ない。その代りに、出力ファイルはファイルサーバ202
またはファイルサーバ190 にある。そこでそれらはター
ゲットコンピュータシステムに対するソフトウェアイン
ストールおよびテストステップの実行を指令するために
使用される。
【0028】図6および図7は、図1および2に示され
たシーケンスプログラム204 の概略動作をさらに詳細に
示している。
【0029】図6において、決定モジュール500 は注文
のオリジンを決定する。まず、左側のブランチについて
検討する。必要ならば、モジュール502 は1以上のパッ
チをシステム記述子レコードに供給する。この実施形態
では、このパッチはモジュール化され、パッチが特定の
ターゲットコンピュータシステム、特定のコンピュータ
システムファミリー、または特定のコンポーネントに対
して生成されることを可能にする。例えば、もしも、あ
る日、あるコンピュータシステムファミリーに対して別
の商品名のハード装置で置換することを希望したなら
ば、パッチは置換されるハード装置を含む全てのシステ
ム記述子レコードを変更してモジュール502 で置換を行
う。
【0030】次に、モジュール504 はシーケンスプログ
ラム204 に対してターゲットコンピュータシステム160
に対応する(パッチされた)システム記述子レコードを
入力する。モジュール506 において、コンポーネント記
述子がシステム記述子レコードから読取られる。各コン
ポーネント記述子はターゲットコンピュータシステムの
各コンポーネント、ハードウェアおよびソフトウェアを
記述している。
【0031】図3の(b)に戻ると、モジュール370 中
のPentium (商標名)プロセッサを含むシステム記述子
レコードのラインはコンポーネント記述子の1例であ
る。モジュール508 において、シーケンスプログラム20
4 はターゲットコンピュータシステム160 の複数のコン
ポーネントにそれぞれ対応する複数の導出された対象物
を瞬間的に生成する。好ましい実施形態ではそれらの導
出された対象物は、ターゲットコンピュータシステム16
0 で動作されるために必要なソフトウェアインストール
およびテストステップについての情報(データベース10
0 から得られる)を記憶するために使用される。したが
って、モジュール510 では導出された各対象物はターゲ
ットコンピュータシステム160 の各コンポーネントと関
連している。
【0032】この時点でモジュール500 から右側のブラ
ンチについて説明する。この場合、注文は材料の明細書
の形態でデータベース中の記録として顧客により直接記
憶されるものと仮定し、そのような記録はターゲットコ
ンピュータシステム160 に関係するコンポーネント記述
子から構成されている。モジュール512 は、シーケンス
プログラム204 によって使用されるために記憶されてい
るデータベースから材料の請求書を読取る。
【0033】モジュール516 で、ターゲットコンピュー
タシステム160 の各コンポーネントに関係するソフトウ
ェアインストールおよびテストステップがデータベース
100から検索され、適当な導出した対象物中に記憶され
る。図1の実施形態では、ステップはネットワーク接続
110 を介して検索され、一方、図2の実施形態では、ス
テップはファイルサーバ202 から直接検索される。好ま
しい実施形態でどのようにしてデータベース100 からス
テップが検索されるかを説明するために、データベース
の好ましい構成の説明をする必要がある。
【0034】図8はデータベース100 のデザインを示
す。データベース100 は、予め注文されたコンピュータ
システムファミリーによるソフトウェアインストールお
よび、またはテストステップのシーケンスに関連してい
る。さらに、データベース100はコンピュータシステム
のコンポーネントによるソフトウェアインストールおよ
び、またはテストステップのシーケンスに関連してい
る。
【0035】データベース100 は関連データベースであ
ることが好ましい。データベース100 は、それぞれ上述
の関連を生成するために適当な属性を含む複数の表を含
んでいる。
【0036】データベース100 は、ステップ表102 、フ
ァミリー表104 、ファミリーステップシーケンス表106
、コンポーネント表108 、ファミリーコンポーネント
表112、コンポーネントステップ表114 、ステップ依存
性表116 、ステップパラメータ表118 、コンポーネント
クラス表120 、コンポーネントクラス属性表122 、およ
びオペレータメッセージ(Msg)表124 を含んでいる。
好ましい実施形態では、各表は、属性のリストを含んで
おり、アンダーラインを付けた属性は1次キーとして機
能する。
【0037】ステップ表102 は、全てのコンピュータフ
ァミリーの全ての可能なコンポーネントに対するソフト
ウェアインストールおよびテストステップを含んでい
る。好ましい構成では、ステップ表102 は、ステップI
D、名称、命令、命令のタイプ、アフターアクションの
タイプ、マックスインスタンス、クラスID、およびD
epマスクを含む属性を有している。ステップIDは各ソ
フトウェアインストールおよび、またはテストステップ
に対する特有の識別番号である。名称はステップの記述
である名称を割当てるストリングである。命令はターゲ
ットコンピュータシステム160 (図1および2に示され
ている)に対してソフトウェアインストールまたはテス
トステップを行うための実行可能な命令ラインを割当て
るストリングである。アフターアクションのタイプは、
ソフトウェアインストールまたはテストステップが行わ
れた後で停止またはリブートが必要か否かを決定する識
別子である。マックスインスタンスは、ステップが行わ
れる許容最大回数を示す識別子である。クラスIDは、
ソフトウェアインストールまたはテストステップと関連
するコンポーネントのタイプまたはクラス(例えばハー
ド駆動装置、CD−ROM駆動装置等)を識別する。最
後に、Depマスクは、特定のステップがステップ依存性
および、またはステップパラメータを有するか否かにつ
いての情報を記録し、したがってステップ依存性表116
を有するか否か、および、またはステップパラメータ表
118 が入力されなければならないか否かを決定する。
【0038】ファミリー表104 は、属性ファミリーID
で特定された識別整数を有するコンピュータファミリー
を識別する。また、ファミリー表104 にはファミリーの
名称を識別するストリングが含まれている。
【0039】ファミリーステップシーケンス表106 は、
ステップ表102 とファミリー表104との間の関係を含む
関係表である。ファミリーステップシーケンス表106
は、特定のコンピュータシステムのファミリー(ファミ
リー表104 からの)に対する属性ファミリーID中で特
定されたファミリー識別整数と、そのファミリーに対し
て適切な特定の1組のステップを識別する属性ステップ
ID(ステップ表102 からの)中で特定されたステップ
識別整数と、シーケンス番号を含んでいる。シーケンス
番号は、ステップが動作される特定のファミリーと関連
している予め定められた順序を表す属性ステップシーケ
ンス番号内に含まれている。テストを行う技術者は、特
定のターゲットシステムに対して最も有効な選択された
順序で製造の各段階内で特有のシーケンス番号を割当て
る。シーケンス番号を割当てる別の方法が使用されても
よい。最後に、ファミリーステップシーケンス表106 は
フェイズIDを含んでいる。フェイズIDは製造段階で
行われるステップを示している。例えばフェイズID
は、前述の5つのコンピュータシステム製造のフェイ
ズ、即ち迅速診断(Qt)、拡張されたテスト1(Et1) 、
拡張されたテスト2(Et2)、ソフトウェアインストール
(SI)、および最終テスト(Ft)のうちの1つに対応す
るように選択された整数である。
【0040】コンポーネント表108 は、製造されている
コンピュータシステム内に含まれる全ての可能性のある
コンポーネントを含んでいる。この表の属性は、各コン
ポーネントに識別子を割当てるコンポーネントID、各
コンポーネントにストリング名を割当てる記述、および
コンポーネントのタイプ(例えばハード駆動装置、CD
−ROM駆動装置等)を参照するクラスIDを含んでい
る。
【0041】ファミリーコンポーネント表112 は、コン
ピュータシステムの各ファミリーとそのファミリーに含
まれる1組のコンポーネントとの間の表である。ファミ
リーコンポーネント表112 の属性は、属性ファミリーI
D(ファミリー表104 から)において特定されたコンピ
ュータファミリー識別整数および属性コンポーネントI
D(コンポーネント表108 から)で特定されたコンポー
ネントファミリー識別整数を含んでいる。
【0042】コンポーネントステップ表114 は、各コン
ポーネントとそのコンポーネントに対して適切である1
組のソフトウエアインストールおよび試験ステップとの
間の関係を含む表である。コンポーネントステップ表11
4 の属性は、属性コンポーネントID(コンポーネント
表108 から)で特定されたコンポーネント識別整数およ
び属性ステップID(ステップ表102 から)で特定され
たステップ識別整数を含んでいる。
【0043】ステップ依存性表116 は可能性のある衝突
に関するデータを含んでいる。ある試験はあるクラスの
コンポーネント、または特定のコンポーネント自身、ま
たはある製造業者からのコンポーネントと衝突する可能
性がある。例えば構築されるターゲットのコンピュータ
システム160 はある商品名Aのハード駆動装置と商品名
BのCD−ROMを含んでいる。商品名Aのハード駆動
装置は通常試験Cが行われることが必要であるが、その
試験Cは商品名BのCD−ROMと両立しない可能性が
ある。全てのそのような依存性はステップ依存性表116
に記録される。この表においてステップIDは依存性を
有するステップを識別し、タイブIDは依存性がコンポ
ーネントのクラスまたは特定のコンポーネントに関係し
ているか否かを示し、オブジェクトIDは、タイブID
の状態に応じてクラスIDまたはコンポーネントIDの
いずれかであり、依存性(Dep) タイブIDは衝突が発生
したとき特定のステップが維持されるべきか除去される
べきかを示す。
【0044】ステップパラメータ表118 はあるステップ
が必要とするパラメータを識別する。例えば、特定の長
さの時間動作するステップ、或いは特定の数の反復を行
うように動作するステップが要求されることがある。ス
テップパラメータ表118 では、ステップIDが特定のイ
ンストールまたは試験ステップを特有に識別する。パラ
メータIDはそのステップと関連した各パラメータを識
別する。すなわち、特定のステップと関連する2以上パ
ラメータが存在する可能性があり、それぞれ自分のパラ
メータIDを有している。例えば、異なったパラメータ
を有する同じ試験が異なった商品名のハード駆動装置に
対して使用されることができる。データのタイプは各パ
ラメータ中に含まれるデータのタイプを識別する。上記
の例において、データのタイプは、そのデータのパーセ
ンテージ、或いはハード駆動装置のIDコードを特定す
る。内容は“printf”のような命令と関連したCプログ
ラム言語で使用されているような命令ラインスイッチで
ある。例えば、内容は、数値がこのパラメータに対して
適していることを示すための“ -%d”であってもよ
い。ステップシーケンス番号(SeqNum)およびクラスI
Dは上述したとおりである。
【0045】ステップパラメータ表118 は特定のステッ
プに関連するパラメータの性質と数だけを記憶するが、
それらのパラメータの値を実際に記憶しない。したがっ
て、ステップファイルの構成中、ステップパラメータ表
118 はステップファイルの命令ラインにパラメータ値を
挿入しない。むしろ、命令ラインが構成されることがで
きるようにするために必要な全ての詳細を含んでいる。
シーケンスプログラム204 はパラメータ値を計算して実
行中にステップファイル命令ラインにそれを挿入し、シ
ーケンスプログラム204 は記述子レコードに含まれた情
報に基づいて計算を実行する。
【0046】ステップパラメータ表118 を有することに
よる利点は、ステップと恒久的に関連するパラメータを
有する必要性を避けることにより大きい柔軟性が与えら
れることである。したがって、この表118 はステップ表
102 を編集する必要なく、技術者が容易にパラメータを
修正することを可能にする。
【0047】コンポーネントクラス表120 は単なる全ク
ラスのコンポーネント、例えばハード駆動装置、CDー
ROM等のリスト(クラスID)であり、それらのクラ
スの短い説明(クラス名、説明)が含まれている。
【0048】コンポーネントクラス属性(Componeny Cla
ss Attr)表122 は全てのクラスおよび各クラスと関連す
る全ての属性のリストである。属性IDは、メモリの大
きさ、動作速度、製造業者等のような異なった各属性に
割当てられたコードであり、一方、属性名は技術者の利
用できる属性のさらに詳しい説明名称である。データの
タイプは特定の属性を表すために使用されるデータの形
式を示している。例えば、それは属性が製造業者名であ
る場合の文字列でもよく、或いは、属性がメモリの大き
さである場合の整数であってもよい。
【0049】コンポーネントクラス表120 およびコンポ
ーネントクラス属性表122 はシーケンスプログラム204
によりアクチブに使用されるのではなく、主として開発
技術者によって使用される。これらの表は属性の実際値
を含んでいない。
【0050】最後に、オペレータメッセージ(operator
Msg)表124 は、行われている試験および試験されている
コンポーネントに応じた試験オペレータに対する多数の
メッセージを記憶している。例えば、テープ駆動装置を
試験する前にテープ駆動装置にテープを設置することを
オペレータに注意するプロンプトが発生される。
【0051】図3の(b)に示された例示的なターゲッ
トコンピュータシステムは、上述の概要説明によるデー
タベース設計がソフトウエアインストールおよび試験ス
テップを検索するために使用される方法を説明するため
に使用される。ファミリーXを識別するシステム記述子
レコード中のコンピュータファミリー識別子はファミリ
ー表104 中のファミリーXに対応するファミリーIDと
関連している。コンポーネント表108 はターゲットコン
ピュータシステムの注文中にリストで示されたターゲッ
トコンピュータシステムのコンポーネントが妥当である
か否かを検査するために使用される。換言すれば、シー
ケンスプログラムおよびデータベースは、プロセッサ、
ハード駆動装置、モニタ、および図3の(b)のシステ
ム記述子レコード中に含まれたソフトウエアがコンポー
ネント表108 中のコンポーネントIDによって特定され
た対応するエントリおよび対応する整数を有するか否か
を決定する。コンポーネントが妥当なものででなければ
(すなわち、システム記述子レコード中のコンポーネン
トがコンポーネント表108 に含まれていなければ)エラ
ーフラグが掲げられる。ファミリーコンポーネント表11
2 は関係表であり、それはコンポーネント表108 および
ファミリー表104 からのマッピングを含んでいる。ファ
ミリーコンポーネント表112 は、ファミリーXに属する
ターゲットコンピュータシステムに含まれている全ての
正当なコンポーネントを含んでいる。したがって、ファ
ミリーコンポーネント表112 はターゲットシステムの全
てのコンポーネントが正当なものであるか否かの検査に
使用されることができる。換言すれば、シーケンスプロ
グラムおよびデータベースは、プロセッサ、ハード駆動
装置、モニタ、および図3の(b)のシステム記述子レ
コード中に含まれたソフトウエアがファミリーコンポー
ネント表112 中の関係に対応しているか否かを決定す
る。コンポーネントが正当でない場合(すなわち、シス
テム記述子レコード中のコンポーネントがファミリーX
に属するターゲットのシステムに含まれていない場合)
エラーフラグが掲げられる。
【0052】関係表においてファミリーステップシーケ
ンス表106 は、ステップ表102 およびファミリー表104
からのマッピングされる。ファミリーステップシーケン
ス表106 は、ファミリーXに属するターゲットコンピュ
ータシステムにおいて正当に動作する全てのソフトウエ
アインストールおよび試験ステップを含んでいる。さら
に、このファミリーステップシーケンス表106 中におい
てソフトウエアインストールおよび試験ステップ、シー
ケンスおよびフェイズ数はソフトウエアインストールお
よび試験ステップと関係している。それらのシーケンス
およびフェイズ数は、コンピュータシステムの特定のフ
ァミリーに対してステップが動作しなければならい適切
な順序を表している。それ故、ファミリーステップシー
ケンス表106 はファミリーXのターゲットコンピュータ
システムで動作するステップのリストおよびステップが
実行されなければならない予め定められた順序を表すフ
ェイズ数のリストを含んでいる。
【0053】コンポーネントステップ表114 は、コンポ
ーネント表108 とステップ表102 とからのマッピングを
含んでいる関係表である。コンポーネントステップ表11
4 はプロセッサ、ハード駆動装置、モニタ、およびター
ゲットコンピュータシステムのソフトウエアに対して動
作するソフトウエアインストールおよび試験ステップを
含んでいる。
【0054】ターゲットシステムに含まれるべき各コン
ポーネントと関連したソフトウエアインストールおよび
試験ステップは、ファミリーコンポーネント表112 およ
びコンポーネントステップ表114 における接合動作の実
行を含み、ターゲットコンピュータシステム160 のコン
ポーネントについて動作すべきステップのリストの中間
設定を得る。
【0055】接合動作はプロセッサ、ハード駆動装置、
モニタ、および図3の(b)のシステム記述子レコード
中にリストされたソフトウエアについて動作されるステ
ップのリストを与える。ファミリーコンポーネント表11
2 およびコンポーネントステップ表114 の接合の結果は
その後、ファミリーステップシーケンス表106 と接合さ
れ、この表106 はファミリーXに対する全てのステップ
を含んでいる。この接合動作の結果は、シーケンス番号
およびフェイズ番号の形態のシーケンス情報を含み、シ
ーケンス番号は特定のフェイズ内で特有のものである。
したがって、ファミリーコンポーネント表112 とコンポ
ーネントステップ表114 とファイルステップシーケンス
表106 との3つの表の接合は、適切なソフトウエアイン
ストールおよび試験ステップ、ならびにシーケンス番号
およびフェイズ番号の形態のシーケンス情報を生成し、
ターゲットコンピュータシステム160 に対するソフトウ
エアインストールおよび、または試験ソフトウエアを生
成する。
【0056】第1の接合動作(ファミリーコンポーネン
ト表112 とコンポーネントステップ表114 との接合)の
結果が空白のセットである場合には、エラー状態が生成
され、ターゲットシステムに含まれるべきコンポーネン
トがシステム記述子レコードにリストされたファミリー
に属していないことを示す信号が生成される。この1例
について説明する。ターゲットコンピュータシステムが
ファミリーYに属することをシステム記述子レコードが
正しく示した場合を考える。しかしながら、システム記
述子レコードは、ファミリーXのターゲットシステムに
のみ属するハード駆動装置(ハード駆動装置Z)がファ
ミリーY中のターゲットのシステムに含まれるべきであ
ることを不正確に示していると仮定する。その場合、コ
ンポーネントステップ表114 はハード駆動装置Zと関係
するステップを含んでいる。ファミリーコンポーネント
表112 はファミリーYと関係するコンポーネントを含ん
でいる。したがって、コンポーネントステップ表114 と
ファミリーコンポーネント表112 との接合は空白のセッ
トを生成し、ハード駆動装置ZはファミリーYと関係す
るコンポーネントではない(その代りに、ファミリーX
だけと関連している)。上記の例から明らかなように、
データベースの好ましい設計は、あるファミリーのター
ゲットコンピュータシステムがそのファミリーに適した
コンポーネントのみを含むことを確実にする。
【0057】図6および7を参照すると、ターゲットシ
ステムに含まれるべきコンポーネントと関連するステッ
プが検索された後、シーケンスプログラム204 のモジュ
ール518 は各ステップに対してそのステップに対しいて
依存性マスク(DepMask) を検査することによってステッ
プ依存性が存在するか否かを判断して決定する。そうで
あれば(肯定)モジュール520 がステップ依存性表116
から依存性を読取り、モジュール522 は依存性形式(Dep
Type) IDにしたがって依存性を識別する。
【0058】次に、モジュール524 は、そのステップに
対する依存性マスクを検査することによってステップが
パラメータを要求するか否かを決定する。そうであれ
ば、図7に示されるモジュール526 がステップパラメー
タ表118 からパラメータデータを読取り、モジュール52
8 はパラメータの実際の値を計算してそれをステップの
命令ラインに挿入する。
【0059】モジュール530 はシステム記述子レコード
を読取ることによってターゲットコンピュータシステム
に対する環境変数を処理し、ターゲットシステムに含ま
れるべきコンポーネントに対応する環境ファイルを生成
する。例えば、図3の(b)に示されたシステム記述子
レコードが読取られ、“set cpu =pentium ”のような
環境変数はシステム記述子レコードのプロセッサハード
ウエアコンポーネントに対応して処理される。
【0060】モジュール532 において、複数の検索され
たソフトウエアインストールおよび試験ステップは上述
のように3つの表の接合と、識別された依存性および付
加されたパラメータにより検索され、予め定められた順
序でシーケンス化される。このシーケンス化は各シーケ
ンス番号およびフェイズ番号にしたがってステップシー
ケンスを与える。シーケンス自身は技術的によく知られ
た多くの分類アルゴリズムの任意のものを使用して行う
ことができる。
【0061】モジュール534 において、シーケンスプロ
グラム204 は前述したようにステップファイルとSet
env.bat ファイルを出力する。ステップファイ
ルはさらに複数のサブファイルに分離され、これらは迅
速試験診断(Qt)、拡張試験1(ET1)、拡張試験
2(ET2)、ソフトウエアインストール(SI)、お
よびターゲットコンピュータシステムの製造業者の最終
試験(Ft)フェイズ中にそれぞれ実行されるステップ
をを含んでいる。
【0062】図2の実施形態で示されるように、モジュ
ール534 は、ファイルサーバ202 においてそのような出
力ファイルまたはデータベースを記憶する。ファイルサ
ーバ202 に書込まれた出力ファイルはターゲットコンピ
ュータシステム160 に対するソフトウエアインストール
および試験ステップの実行を指令するために使用される
ことができる。
【0063】モジュール536 において、ステップシーケ
ンスは、要求された場合には、ステップシーケンスパッ
チを使用して変更される。好ましい実施形態において、
このパッチは、モジュール構造であり、特定のターゲッ
トコンピュータシステム、コンピュータシステムの特定
のファミリー、または特定のコンポーネントに対してパ
ッチが生成されることを許容する。例えば、ある製造業
者が、ある日にあるコンポーネントに対して他の前に試
験ステップを行うことを希望している場合に、その順序
が修正されてそれに対応してモジュール536 における実
行の順序を変化させるようなステップを含む全てのステ
ップシーケンスを変更するパッチが形成されることがで
きる。パッチ形成に続いてモジュール538 がファイルサ
ーバ202またはデータベースに記憶するために変更され
たファイルを出力する。
【0064】最後に、モジュール540 は図1のディスク
150 にオプションの書込みを行う。ディスクが要求され
た場合、ディスクに直接書込む代りにモジュール542 が
メモリ中に“バーチャルディスク”を生成し、モジュー
ル544 が全体のバーチャルディスクを1つの動作で物理
的なディスクに書込む。これはフロッピー(登録商標)
ディスクへの書込動作の数を減少させ、したがって、プ
ログラムの全体の動作を著しくスピードアップする。
【0065】バーチャルディスクは、物理的なディスク
上の物理的なセクターの大きさにそれぞれ等しいメモリ
ブロックのアレイを割当てることによって物理的なディ
スクと等価のメモリを生成する以下のプログラムによっ
て生成される。ファイルシステムはFAT12(PC−
DOS,MS−DOS,ウインドウズ95,およびウイン
ドウズNT動作システム)である。第1のセクターはデ
ィスクのブートセクターである。クラスタは1組のセク
ターの論理的なグループまたは単位である。この番号は
ファイルシステムが一度初期化されると固定される。例
えば、クラスタのサイズは2セクターである。ファイル
システムによってセクターではなくクラスタによっての
み割当てることが可能になる。この場合に、最小のファ
イルは少なくとも1クラスタ(または2セクター)を使
用する。
【0066】スタートメモリブロックのアレイを生成す
る。メモリブロックの数は所定のファイルシステムを有
するディスク上の物理的セクターの数に等しい。全メモ
リブロックの内容をゼロに初期化する。ブートセクター
のみの外部イメージをコピーすることによりブートセク
ターを初期化する。この外部イメージはファイル中に記
憶される。FAT表を初期化する(ファイルシステムに
よりディスク上に良好に定められたセクター)。ファイ
ル書込動作が要求された場合には、ファイルを読取る。
必要とされたクラスタを割当てる。エラーの場合には、
十分なスペースはないのでエラーを有する機能が存在す
る。
【0067】割当てられたクラスタに対して記録および
FAT表を更新する。読取った内容をクラスタに書込
む。ファイル消去動作が要求された場合には、所定のフ
ァイルに対してクラスタを自由に割当てる。自由なクラ
スタに対して記録およびFAT表を更新する。物理的な
ディスク書込動作が要求された場合には、ディスクから
ブートセクターの第4バイトにおいて記憶されたディス
ク使用カウントを得る。もしも、カウント≧最大カウン
トならば、エラーコードを戻してエラーの理由を示す。
もしも、カウント<最大カウントならば、カウントを1
増加させる。カウント値をバーチャルディスクのブート
セクターの第3バイトにもどして書込む。バーチャルデ
ィスクからのメモリブロックを物理的ディスクに書込
み、データを含むメモリブロックがそれ以上ないときに
は停止のままにされる。
【0068】終了。
【0069】再び図1および2を参照すると、矢記130
は変更がデータベース100 に対して行われる可能性があ
ることを示している。例えば、新しいコンピュータシス
テムのファミリーが生成される場合には、対応してデー
タベース100 を修正する可能性がある。さらに詳しく説
明すると、新しいファミリーはファミリー表104 のファ
ミリーIDにおける新しいファミリー識別子を割当てら
れ、また、新しいファイルに対する名称はファミリー表
104 の名称属性を割当てられる。ソフトウエアインスト
ールステップおよび試験ステップのリストはファミリー
ステップシーケンス表106 に追加される。これらのステ
ップは、動作する必要のあるステップおよび新しいコン
ピュータシステムファミリーにおける予め定められた順
序を表している。新しいコンピュータシステムのファミ
リーが既存のファミリーと幾つかの類似性を共用する場
合には、ファミリーステップシーケンス表106 中の既存
のファミリーに対するエントリは、新しいファミリーに
対するエントリを生成するために変更される。もしも何
等かの新しいステップが新しいコンピュータシステムの
ファミリーに対して生成される必要がある場合には、こ
れらのステップはステップ表102 に追加される。同様
に、もしも何等かの新しいコンポーネントが新しいコン
ピュータシステムのファミリーを伴う場合には、これら
のステップはコンポーネント表108 に追加される。コン
ポーネントステップ表114 は更新されて新しいコンピュ
ータシステムのファミリーの各コンポーネントをソフト
ウエアインストールおよび試験に対して適切に関連させ
る。もしも、新しいファミリーがすでにデータベース中
に存在するコンポーネントのみを使用するならば、この
表は変更される必要はない。ファミリーコンポーネント
表112 は、新しいファミリーに含まれる割当てられたコ
ンポーネントのリストがデータベース中にあるように更
新される。特に、それぞれ許容されたコンポーネントの
コンポーネント(Comp)IDと新しいコンピュータシス
テムのシステムIDとを関連させる必要がある。再び、
これはコピーし、それから旧いコンピュータシステムの
ファミリーの既存のエントリを修正することによって行
われることができる。
【0070】好ましい実施形態にしたがってデータベー
スを構成するとき、ある顕著な効果が与えられることを
認識する必要がある。特に、データベースのモジユール
設計は新しいコンピュータシステムのファミリーに対し
て容易にソフトウエアインストールおよび試験ステップ
を設定することを可能にする利点がある。さらに、特定
のコンピュータシステムのファミリーまたは特定のコン
ポーネントに対するソフトウエアインストールおよび試
験ステップは、他のソフトウエアインストールおよび試
験ステップとは関係なく変更することができる。
【0071】次に、ターゲットコンピュータシステム16
0 におけるステップシーケンスの実行について説明す
る。ソフトウエアインストールおよび試験ステップはタ
ーゲットコンピュータシステムに対応するステップシー
ケンスを読取り、翻訳し、実行するプログラムを使用し
てターゲットコンピュータシステム160 に対して実行さ
れる。好ましい実施形態では、このプログラムは動作(R
un) ステップと呼ばれ、図1の実施形態ではステップデ
ィスク150 に、また図2の実施形態ではファイルサーバ
202 に位置される。
【0072】図9は、何等かのソフトウエアインストー
ルおよび試験ステップが実行される前のステップファイ
ル中に含まれているステップシーケンスの一部を示して
いる。前述のようにステップシーケンスは注文により組
立てられるターゲットコンピュータシステムにソフトウ
エアインストールし、試験を行うための命令を含んでい
る。さらに、ステップファイル中のステップシーケンス
は、定められた反復数または定められた長さの時間に対
して命令が反復されることを許容する。さらに、ステッ
プファイルは動作ステッププログラムにより無効にされ
るリマークを含んでいてもよい。ステップファイルにお
いて、リマーク800 はステップシーケンスのフィールド
を分離するために使用される。項目810 はターゲットコ
ンピュータシステム160 を試験するための命令である。
その命令は、例えば、メモリおよび小形コンピュータシ
ステムインターフェイス(SCSI)装置を試験するた
めの命令を含んでいる。図に示されるように、各命令は
特定の試験環境に対して適切な“−o”のようなスイッ
チを含んでいてもよい。項目820 は動作ステッププログ
ラムにより無効にされるリマークである。項目810 は時
間によりループされる命令である。好ましい構成におい
て、“begin-time-loop ”命令はループのスタート点を
示す。“end-time-loop ”命令はループの終了点を示
す。“end-time-loop ”命令はループを通って反復する
時間の長さを指定するフィールドと組合わされる。ここ
で、例えば、命令810cは1時間30分動作(run) され
る。項目810dは反復数にしたがってループされる命令で
ある。好ましい実施形態において、“begin-iterate-lo
op”命令は反復ループが行われるべき動作ステッププロ
グラムを命令する。“end-iterate-loop”命令はループ
命令の終了を示す信号である。ここで命令810dは3回動
作する。
【0073】図10乃至15は、動作ステッププログラ
ムのフロー図を示している。動作ステッププログラムの
概要を説明すると、動作ステップでは、全ステップサブ
ファイルをメモリ中に読み取るのではなく、各サブステ
ップサブファイルを一時に1ラインづつ処理する。各ラ
インにおいて、動作ステップはそのラインの処理を続け
なければならないか否かを評価するために多数回の検査
が行われる。例えば、もしも、動作ステップが前のライ
ンが実行されてから引続いて故障状態が登録されたこと
を発見した場合には、そのプログラムを続ける点は無い
ことが分かる。その代りに、動作ステップはオペレータ
がステップファイルにより変更された(例えば単調な試
験を失敗したために)か否かを観察するために検査さ
れ、そうであるならばプログラムを継続せず、それによ
ってオペレータが全てを再スタートするように強制す
る。したがって、ステップサブファイルの特定のライン
は、動作ステップがそのラインが適切に次に実行されよ
うとしていることを決定することを読取るだけであり、
ステップサブファイルからラインを不必要に読取ること
はない。これは時間を節約することは明白である。
【0074】図10は動作ステップの最上位レベルのフ
ロー図である。最初のモジュール900 はシステムの状態
を初期化する。これはステップサブファイルのいずれか
のラインが読取られる前に実行される。この段階で、動
作ステップは種々の環境変数を読取り(ファイル“prog
ress.bat”に記載されるべき)、それによってシステム
の正確な状態を知り、例えば、最後のラインの実行に戻
つた故障であったか?、再び動作が行われなければなら
ないか?、或いは次のラインの読取りにより動作ステッ
プが進行できるか?を知る。
【0075】図11は、初期化段階をさらに詳細に記載
している。第1のモジュール902 は制御ブレーキを動作
できないようにする。これはオペレータがこのステップ
をバイパスするようにプログラムを破壊することを阻止
する。その後、変数は初期化され(モジュール904 )、
プログラムはモジュール906 で環境から環境変数を読取
る。これらの環境変数はprogress.bat と呼ばれるバッ
チファイルに主として記憶され、それはメモリ中に保持
され、動作ステップがステップサブファイル中の前のラ
インを実行したとき書込まれる。progress.bat は現在
のシステム状態を含んでおり、後述するように(図15
のモジュール106 )ステップサブファイルから読取られ
た各ラインに対して更新される。progress.bat は実行
された最後のステップのライン番号のような情報と、実
行された実際の指令の識別子を含んでおり、その情報は
例えば試験またはソフトウェアインストールフェイズが
実行される時間ループ内で特定の命令が実行されている
時間がどの程度の時間で終了するかである。
【0076】もしも、モジュール908 で決定された環境
変数の読取りが成功であるならば、モジュール910 はロ
ーカル駆動装置上の全てのファイルの記録のリストを動
作ステップが動作しているコンピュータ160 またはファ
イルサーバ202 のメモリ中へ読取る。したがって、ファ
イルがローカル駆動装置上にある(図15のモジュール
1002)か否かを動作ステップが検査するようになったと
き、メモリ中の記録のリストを通して読取ることによっ
てこれが行われ、ローカル駆動装置自体を通してのサー
チを行う必要はない。これは時間を節約する。
【0077】モジュール912 による決定で動作ステップ
が記録リストの読取りに成功したならば、モジュール91
4 は現在の処理状態を得る。この段階において、動作ス
テップはシステムの状態にしたがって多数のフラグを設
定する。例えば故障、再動作等である。これらのフラグ
が次のモジュール916, 918, 920 を通る動作ステップの
流れを決定する。これらのモジュールは図12のサブル
ーチンA、B、Cに動作ステップの方向を指令する。
【0078】図12の(a)を参照すると、動作ステッ
プモジュール916 において設定される場合にはルーチン
Aに入り、次のステップは正常のステップである。ルー
チンAの最初のモジュール922 は種々の検査合計(チェ
ックサム)を確認する。この目的は、ステップサブファ
イル内の改竄がないことを確認し、例えば動作ステップ
がある検査合計を読取り、それらをprogress.bat に記
憶された検査合計と相関させ、その差は承認されていな
い人物がステップサブファイルを変更したことを示して
いる。モジュール924 において全ての検査合計が正しい
と決定された場合には、プログラムはある変数をリセッ
ト(クリンアップ)し、モジュール926で現在の時間を
読取る。
【0079】モジュール918 によって決定された図12
の(b)のルーチンBは、環境が最後の動作が再動作さ
れる必要があることを示す。このルーチンBの目的は、
所望された場合に、最後の動作の再動作を避けるために
プログラム中に承認されたオペレータにブレーキする機
会を与えることである。したがって、モジュール928に
おいて、メッセージは、オペレータが5秒以内に製造ツ
ール(MFGTool) を選択することができることを表示し、
それでなければ再動作が進行する。製造ツールは、適切
なパスワードを有する承認されたオペレータがステップ
サブファイルに割込み、所望により変更する承認された
方法である。モジュール930 は、最後のステップがオペ
レータの応答に応じて再動作されるべきか否かを決定
し、再動作されるべきであればモジュール932 はプログ
レス環境(progress.bat)を設定して製造ツール(MFGTo
ol) を動作させる。
【0080】図12の(c)のルーチンCは、モジュー
ル934 で単にプログレス環境(progress.bat)を設定し
て製造ツール(MFGTool) を動作させる。図11に戻る
と、モジュール936 は故障が戻されたかを決定し、そう
でなければモジュール938 現在のフェイズは正当である
かを観察するために検査する。
【0081】再び図10を参照すると、初期化モジュー
ル900 が一度完了し、モジュール950 により決定された
“成功”が戻された場合には、動作ステップはモジュー
ル952 に進み、それは“プロセスステップファイル”で
ある。動作ステップがこの段階に到達した時間により、
ステップサブファイルの次のラインに進行すべきか、前
のラインで再動作すべきか、終わらせるべきかを知るた
めに環境から十分な情報を読取る。
【0082】図13は、モジュール952 の“プロセスス
テップファイル”をさらに詳細に示している。モジュー
ル954 は製造ツールが選択されたか、或いは再動作が必
要であるかを設定する。これらのいずれかが真であれ
ば、さらに設定は必要ない。プログラムのこの部分は成
功して戻る。これらのいずれもが真でない場合には(す
なわち、動作ステップがステップサブファイルの次のラ
インに行こうとしていることが想像される)、適当なフ
ェイズステップサブファイルがモジュール956 で開かれ
る。これは、動作ステップが行われている試験(迅速試
験、拡張試験)またはソフトウェアインストールの特定
のフェイズに関連するステップサブファイルを開くこと
を意味する。
【0083】モジュール958 は巻戻しフェイズがあるか
否かを設定する。巻戻しフェイズは再動作の特別な場合
であり、それにおいて試験の全フェイズはこれらのステ
ップの1つの故障の場合に反復される必要がある。すな
わち、動作ステップはそのフェイズに対するステップサ
ブファイルの最初に戻らなければならない。動作ステッ
プが巻戻しフェイズであることを設定する場合には、モ
ジュール960 はそれに対応して環境を設定し、成功が戻
される。
【0084】巻戻しフェイズである場合、モジュール96
2 はステップサブファイルから次のライン番号を読取っ
て、さらに丁度読取ったライン番号がprogress.batに記
憶されたものに対するライン番号と整合することにより
読取ることが期待されるラインであるか否かを検査す
る。その記憶されたものに対するライン番号は初期化段
階に動作ステップで読取られ、これは改竄防止装置であ
る。特に、動作ステップが動作しているとき、progres
s.batは実行された最後のステップに関する情報(すな
わち、ステップサブファイル中のライン番号、実行され
た命令の命令ID、のような情報およびその他の検査お
よび正当な情報)を含んでいる。モジュール962 におい
て、動作ステップはメモリに含まれたprogress.batファ
イルを読取り、progress.bat中のライン番号によって定
められたステップサブファイルの特定のライン番号にス
キップダウンする。その後、そこにあることが期待され
るライン番号と実際には対応しているライン番号か否か
について検査される。また、このラインにおける命令が
丁度実行された話されたものと同じであるか否かが検査
される。すなわち、動作ステップは、それ自身を発見し
たラインが実際に動作された最後のステップであること
を確認する。
【0085】モジュール964 の決定がそうであれば、モ
ジュール966 で動作ステップはそのステップを読取り、
次のステップを動作するためのプログレス環境を設定す
る。モジュール968 は読取られたステップが正当である
か否かを検査し、そうであれば成功に戻る。読取られた
ステップが正当でない場合には、動作ステップはモジュ
ール970 において最後のフェイズのステップサブファイ
ルの最後のラインに実際に到達したか否かを観察するた
めに検査する。そうであれば、動作ステップは“全ステ
ップが処理された”のメッセージを戻し、それは全ての
試験が完了したことを示す。そうでない場合には動作ス
テップは故障に戻る。
【0086】他方、もしも動作ステップのモジュール96
4 が丁度読取ったライン番号が図14に示されるルーチ
ンに動作ステップが進むことが期待されているライン番
号と整合しないことを示す。第1のモジュール972 は、
動作ステップが最後のフェイズに対してステップサブフ
ァイルの最後のラインに実際に到達したことを検査す
る。到達した場合には、メッセージが戻されて、全ての
試験が完了したことを示す。そうでない場合には、モジ
ュール974 はステップサブファイルが到達した最後のラ
インか否かを検査する。そうであれば動作ステップはモ
ジュール956 に戻り、次の試験フェイズのためにステッ
プサブファイルを開く。
【0087】他方、もしも動作ステップがステップサブ
ファイルの終りでないことを設定する場合には、モジュ
ール976 で丁度読取られたライン番号が予期されている
ラインを越えているか否かを知るために検査が行われる
(メモリからの読取りから)。ライン番号を越えている
場合、これは動作ステップに対してステップサブファイ
ルに人間による改竄があり(例えばオペレータがステッ
プサブファイルからあるステップを除去する)、動作ス
テップが故障に戻ったことを示す。ライン番号を越えて
いない場合には動作ステップはモジュール962 に戻る。
【0088】動作ステップはその後図10のモジュール
990 に戻る。もしもステップサブファイルの終りに遭遇
したならば、これをオペレータに報告する。さらに動作
ステップは、故障がモジュール922 に戻されたか否かを
検査する。戻されていればこれが報告され、動作ステッ
プは出る。
【0089】この段階で、動作ステップはシステムの正
確な状態を決定し、1つのステップの再動作、フェイズ
の巻戻し、或いはステップサブファイル中の次のライン
の実行について知り、それに応じてメモリを設定する。
継続する前に、前の段階で説明したように動作ステップ
は全ての情報を保存する。これはモジュール994 で行わ
れ、それは図15でさらに詳細に示されている。
【0090】まず第1に、モジュール1000はもはや必要
のないファイルを消去する機会を得る。それからモジュ
ール1002で、行われようとしている試験またはソフトウ
ェアインストールに必要なファイルがローカル駆動装置
に記憶されるかまたはネットワークを横切って得られる
必要があるかを決定し、この情報を保存する。次に、モ
ジュール1004,1006において、動作ステップは前の段階
で学んだ情報を使用して環境変数を設定し(progress.b
atにおいて)、それにより次回に動作ステップが最初か
ら実行され、全ての環境変数は更新されてシステムの現
在の状態を表す。
【0091】モジュール1008で書込みが成功したかにつ
いて検査された後、動作ステップはモジュール1010にお
いて記録ファイルに書込まれる。モジュール1012でこれ
に成功したことが決定されたならば、モジュール1014で
再動作の必要性が決定され、必要とされた場合にはモジ
ュール1016で再動作ファイルが生成される。
【0092】制御は図10のモジュール1020に戻り、戻
つた故障がないならば、プログラムは、モジュール966
でステップファイルから読取った命令ラインの実行が行
われなければならないことを示す255エラーレベルで
退出する。これはモジュール1022で行われる。その後、
動作ステップはスタートに戻り、次のステップを処理す
る(ステップサブファイル中のライン)。
【0093】動作ステッププログラムは高い秘密保持性
(セキュリティ)のシステムであり、それにおいては単
調な試験を除き、再動作を避けるために、承認されない
オペレータによるステップサブファイルの改竄を阻止す
るために種々の検査が含まれている。これは制御ブレー
キを動作できないようにし、種々のインターバルでステ
ップサブファイルのライン番号を確認し、検査合計をシ
ステム中に位置させることによって達成される。別のセ
キュリティの特徴は、故障が生じると常に上述のフロー
チャートの種々の地点で動作ステップにより決定される
ことであり、動作ステップは退出して故障は読取り専用
の隠されたファイルに書込まれる。臨時のオペレータは
そのファイルを知らないからその位置を突き止めること
はできず、それ故、悪くするように計画することはでき
ずい、また、どのようにして故障をバイパスするか知る
ことができない。すなわち、そのオペレータはコンポー
ネントを排除し、または満足できるまで試験を再動作す
ることを強制される。
【0094】以上、本発明の実施形態が示され、説明さ
れたが、この開示内容から広い範囲でその変形変更およ
び置換が可能であり、実施形態の幾つかの特徴はたの特
徴なしに対応して使用することができる。したがって、
特許請求の範囲に記載された発明の技術的範囲はここに
記載された実施形態に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ソフトウェアインストールおよび試験の1実施
形態を示す概略図。
【図2】別の実施形態によるソフトウェアインストール
および試験を示す概略図。
【図3】本発明によるシステム記述子記録にコンピュー
タ注文を変換する1実施形態を示すフローチャートおよ
びコンピュータ注文、ベースアセンブリ記録(BAR)
ファイルおよびシステム記述子レコードの1例の一部分
を示す概略図。
【図4】ステップシーケンスを生成し提供するためのフ
ローチャート。
【図5】図6と図7との関係を示す説明図。
【図6】ステップシーケンスを生成するより詳細なフロ
ーチャートの第1の部分。
【図7】ステップシーケンスを生成するより詳細なフロ
ーチャートの第2の部分。
【図8】データベースの構成を示す概略図。
【図9】ステップファイルの部分の1例を示す概略図。
【図10】ステップシーケンスを実行するプログラムの
動作のフローチャート。
【図11】ステップシーケンスを実行するプログラムの
動作のフローチャート。
【図12】ステップシーケンスを実行するプログラムの
動作のフローチャート。
【図13】ステップシーケンスを実行するプログラムの
動作のフローチャート。
【図14】ステップシーケンスを実行するプログラムの
動作のフローチャート。
【図15】ステップシーケンスを実行するプログラムの
動作のフローチャート。
フロントページの続き (71)出願人 597001637 One Dell Way,Round Rock,TX 78682−2244,Unit ed States of Americ a (72)発明者 ロジャー・ウォン アメリカ合衆国、テキサス州 78753、オ ースティン、ゼラー・レーン 12427 (72)発明者 マイケル・リンチ アイルランド国、ライムリック、ラヘー ン、アシュマウント 23 Fターム(参考) 5B048 DD01 FF05 5B076 AA01 AA02

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータの読取り可能なファイルか
    ら複数のコンポーネント記述子を読取り、各コンポーネ
    ント記述子はコンピュータシステムの各コンポーネント
    を記述し、 データベースから複数のステップを読取り、各ステップ
    はコンポーネント記述子と関連し、それぞれのシーケン
    ス番号を含み、 コンピュータシステムのソフトウェアインストールおよ
    び、または試験を行う命令を含んだステップシーケンス
    を行うためにシーケンス番号にしたがって予め定められ
    た順序で複数のステップを順次実行し、 データベースと、そのデータベースにおいてステップに
    関連するデータから読取られた各ステップに対して、ス
    テップに関連するコンポーネント記述子に対応するコン
    ピュータシステム以外に、そのステップがコンポーネン
    トのコンピュータシステム中に存在することが不適切で
    あるか否かを決定し、不適切であるならば、 データベース中のそのステップに関連するさらに別のデ
    ータにしたがってステップを破棄され、または破棄され
    ないステップを有することを特徴とするコンピュータシ
    ステムのソフトウェアインストールおよび、または試験
    方法。
  2. 【請求項2】 コンピュータシステムはコンピュータシ
    ステムのあるファミリーに属し、複数のステップを読取
    るステップは、あるファミリーに属する全てのコンポー
    ネントを含んだ第1のデータベース表と、複数のコンポ
    ーネントで動作される全てのソフトウェアインストール
    およびまたは試験ステップを含んでいる第2のデータベ
    ース表とを結合し、この結合は中間セットを生成し、中
    間セットと、あるファミリーで実行される全てのソフト
    ウェアインストールおよびまたは試験ステップを含んだ
    第3のデータベース表とを結合し、この結合は前記複数
    のステップを生成するステップを含んでいる請求項1記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 中間セットがエンプティである場合に
    は、エラー状態が上げられる請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つのコンポーネントがハー
    ドウェアコンポーネントである請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つのコンポーネントがソフ
    トウェアコンポーネントである請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 複数のコンポーネント記述子に対応して
    複数の導出されたオブジェクトを生成するステップをさ
    らに有する請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 複数のコンポーネントに対応して環境変
    数を処理するステップをさらに有する請求項1記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 製造中にコンピュータシステムに付加さ
    れるように構成される非揮発性記憶媒体へステップシー
    ケンスを書込むステップをさらに有する請求項1記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 ステップシーケンスは、定められた長さ
    の時間で反復可能な命令を与えるように構成されている
    請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】 ステップシーケンスは、定められた数
    の反復で反復可能な命令を与えるように構成されている
    請求項1記載の方法。
  11. 【請求項11】 コンピュータの読取り可能なファイル
    から複数のコンポーネント記述子を読取り、各コンポー
    ネント記述子はコンピュータシステムの各コンポーネン
    トを記述し、 データベースから複数のステップを読取り、各ステップ
    はコンポーネント記述子と関連し、それぞれのシーケン
    ス番号を含み、 コンピュータシステムのソフトウェアインストールおよ
    び、または試験を行う命令を含んだステップシーケンス
    を行うためにシーケンス番号にしたがって予め定められ
    た順序で複数のステップを順次実行し、 データベースと、データベースのステップに関係するデ
    ータから読取られた各ステップに対して、そのステップ
    がパラメータを必要とするか否かを決定し、必要とする
    ならば、 データベース中のそのステップに関するさらに別のデー
    タにしたがってこのようなパラメータを計算するステッ
    プを有することを特徴とするコンピュータシステムのソ
    フトウェアインストールおよび、または試験方法。
  12. 【請求項12】 コンピュータシステムはコンピュータ
    システムのあるファイバミリに属し、複数のステップを
    読取るステップは、あるファミリーに属する全てのコン
    ポーネントを含んだ第1のデータベース表と、複数のコ
    ンポーネントで実行される全てのソフトウェアインスト
    ールおよびまたは試験ステップを含んだ第2のデータベ
    ース表とを結合し、この結合は中間セットを生成し、こ
    の中間セットと、あるファミリーで実行される全てのソ
    フトウェアインストールおよびまたは試験ステップを含
    んだ第3のデータベース表とを結合し、この結合は前記
    複数のステップを生成するステップを含んでいる請求項
    11記載の方法。
  13. 【請求項13】 中間セットが空白であるならば、エラ
    ー状況が上昇される請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 少なくとも1つのコンポーネントがハ
    ードウェアコンポーネントである請求項11記載の方
    法。
  15. 【請求項15】 少なくとも1つのコンポーネントがソ
    フトウェアコンポーネントである請求項11記載の方
    法。
  16. 【請求項16】 複数のコンポーネント記述子に対応し
    て複数の導出されたオブジェクトを生成するステップを
    さらに有する請求項11記載の方法。
  17. 【請求項17】 複数のコンポーネントに対応する環境
    変数を処理するステップをさらに有する請求項11記載
    の方法。
  18. 【請求項18】 製造中にコンピュータシステムに付加
    されるように構成される非揮発性記憶媒体へステップシ
    ーケンスを書込むステップをさらに有する請求項11記
    載の方法。
  19. 【請求項19】 ステップシーケンスは、定められた長
    さの時間で反復可能な命令を与えるように構成されてい
    る請求項11記載の方法。
  20. 【請求項20】 ステップシーケンスは、定められた数
    の反復で反復可能な命令を与えるように構成されている
    請求項11記載の方法。
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