JP2001005670A - ポータブルプレイヤおよびコンピュータシステム - Google Patents

ポータブルプレイヤおよびコンピュータシステム

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JP2001005670A
JP2001005670A JP11176137A JP17613799A JP2001005670A JP 2001005670 A JP2001005670 A JP 2001005670A JP 11176137 A JP11176137 A JP 11176137A JP 17613799 A JP17613799 A JP 17613799A JP 2001005670 A JP2001005670 A JP 2001005670A
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Takao Washino
隆夫 鷲野
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】付随データのフォーマットに変更が生じたとき
にも、この変更に容易に対応可能にする。 【解決手段】書き換え可能な不揮発性メモリからなり、
受信されたオーディオデータと付随データとを記憶する
データ記憶部3と、付随データが表示される表示器13
とを備えた構成に適用し、書き換え可能な不揮発性メモ
リからなり、付随データを表示器13に表示する表示プ
ログラムを記憶する表示プログラム記憶部2と、表示プ
ログラム記憶部2に記憶された表示プログラムに従っ
て、データ記憶部3に記憶された付随データを表示器1
3に表示する表示実行部4とを備え、表示プログラム記
憶部2は、受信された表示プログラムを記憶する構成と
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書き換え可能な不
揮発性メモリに記憶したオーディオデータから音楽信号
を生成するポータブルプレイヤに係り、より詳細には、
オーディオデータに付随した情報を表示するためのプロ
グラムを変更可能としたポータブルプレイヤに関すると
共に、前記ポータブルプレイヤに表示用のプログラムを
送出するコンピュータシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】音楽信号をデジタル化することにより生
成したオーディオデータには、CD等の規格であるリニ
アPCM方式のデータと、MDの規格であるATRAC
方式により圧縮されたデータとがある。また、データの
圧縮率をより高めることが可能であるMPEGオーディ
オ方式のデータも普及しつつある。このMPEGオーデ
ィオ方式には、レイヤー1、2、3の3つの方式が規格
化されており、レイヤー3(以下ではMP3と称する)
の圧縮方式を用いる場合では、データを約1/10に圧
縮することが可能になっている。従って、1曲当たりの
データ量が少なくなることから、インターネット等の通
信を介して、音楽データを配付する方式が普及の気配を
見せている。
【0003】上記したように、インターネット等を介し
て配付することが容易となっているMP3方式のオーデ
ィオデータには、タグと呼ばれ、曲名や演奏者等を示す
ためのデータが追加されている(以下では、タグが追加
されたオーディオデータをファイルデータと称する)。
従って、MP3方式のデータを再生する装置には、オー
ディオデータを伸長した後、アナログ音声信号(音楽信
号)に変換する機能と、タグにより示されるデータを表
示器に表示する機能とが要求される。このような機能
は、パーソナルコンピュータを用いたときには、容易に
実現することが可能となる。
【0004】しかしながら、パーソナルコンピュータ
は、汎用動作を可能にすると共に、装置の価格の上昇を
防止するため、メインメモリには揮発性のRAMを用い
ている。また、電源オフとなるときにも、データの保存
を可能とするため、ハードディスク等の大容量の記憶装
置を備えた構成となっている。従って、パーソナルコン
ピュータは、携帯が可能なように小型化された装置であ
っても、MP3方式のデータによる音楽を、任意の場所
において楽しもうとするときには、形状が大きく、且
つ、重いという問題が生じる。このため、ファイルデー
タを記憶する手段を、形状の小型化が可能であると共
に、軽量化が可能である不揮発性メモリとしたポータブ
ルプレイヤが提案されている。
【0005】すなわち、このポータブルプレイヤは、イ
ンターネット等を介してパーソナルコンピュータに取り
込まれたファイルデータ、あるいは、パーソナルコンピ
ュータにより作成されたファイルデータを、通信線を介
してパーソナルコンピュータから受信すると共に、受信
したファイルデータを不揮発性メモリに記憶する構成と
なっている。そして、この不揮発性メモリに記憶された
オーディオデータを伸長した後、アナログ音声信号(音
楽信号)に変換している。また、ROMに記憶された表
示プログラムに従い、不揮発性メモリに記憶されたタグ
を表示器に表示している(第1の従来技術とする)。
【0006】また、CD−ROMに記憶された音符情報
データに基づいて表示を行う技術が、特開平7−182
789号として提案されている。すなわち、この技術で
は、動画圧縮データと音符情報データとが記憶されたC
D−ROMを再生する構成となっている。そして、この
CD−ROMを再生するCD−ROMプレーヤーの出力
から、CD−ROMデコーダを介して、音符情報データ
を読み取り、読み取った音符情報データを記憶装置に記
憶させている。そして後、記憶装置に記憶した音符情報
データを、テキスト・オーディオ分離回路を用いること
によって、歌詞と音符データとに分離している。そし
て、スーパーインポーズ回路を用いることにより、動画
圧縮データに基づく映像中に、分離した歌詞を示す映像
をスーパーインポーズ表示している(第2の従来技術と
する)。
【0007】また、特開平8−263086号として提
案された従来技術では、例えば、MPEG1規格に準拠
したオーディオデータと、このオーディオデータに対応
する歌詞等のテキストデータとを多重化してCDに記録
している。そして、このCDを再生するときには、デマ
ルチプレクス回路を用いることによって、CDの再生デ
ータからテキストデータを分離し、分離したテキストデ
ータに基づいて、歌詞情報を表示装置に表示している
(第3の従来技術とする)。
【0008】また、特開平5−333885号として提
案された従来技術は、MPEG規格により圧縮された動
画データやオーディオデータが記録されると共に、タイ
トルや歌手や歌詞等を示すメニュー情報が記録されたC
D−ROMの再生を行う構成となっている。そして、こ
のCD−ROMから再生された信号を、通信モジュール
を介して、データ分離部に導いている。また、データ分
離部は、導かれた信号を3つの信号に分離する。すなわ
ち、導かれた信号を、データ圧縮された文字・記号コー
ド信号と、データ圧縮されたビデオ信号と、データ圧縮
されたオーディオ信号とに分離する。そして後、データ
圧縮された文字・記号コード信号を、コード信号伸長部
において伸長し、早見表データ出力端子と、曲名表示専
用出力端子とのそれぞれに出力している(第4の従来技
術とする)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら第1の従
来技術を用いた場合では、以下に示す問題を生じてい
た。すなわち、不揮発性メモリに記憶されたタグを表示
器に表示するためのプログラムは、ROMに予め格納さ
れた構成となっている。一方、MP3方式のオーディオ
データに追加されるタグのフォーマットは、最終的な規
格として決定化されていないため、使い勝手を良くする
目的から、変更されることがある。従って、フォーマッ
トの変更が生じた場合、変更されたフォーマットに対応
するためには、タグを表示するためのプログラムを変更
しなければならない。しかし、タグを表示するためのプ
ログラムを変更するには、ROMの取り替えが必要とな
り、専門的な技術を要する。このため、一般のユーザで
はフォーマットの変更に対応することが困難となってい
た。
【0010】また、第2の従来技術においては、音符情
報データを、テキスト・オーディオ分離回路を用いるこ
とによって、歌詞と音符データとに分離しているが、音
符情報データのフォーマットを変更したときの対応手段
については記載されていない。すなわち、フォーマット
を変更したときに生じる問題については、解消する手だ
てを提供していない。また、第3の従来技術、および、
第4の従来技術についても同様となっていて、フォーマ
ットを変更したときの対応についての記載がないため、
フォーマットを変更したときに生じる問題については、
解消する手だてを提供していない。
【0011】本発明は上記課題を解決するため創案され
たものであって、請求項1記載の発明の目的は、オーデ
ィオデータに追加された付随データを表示器に表示する
ためのプログラムが外部から与えられると、この与えら
れたプログラムを、装置内部に設けられた書き換え可能
な不揮発性メモリに記憶する構成とすることにより、オ
ーディオデータに追加された付随データのフォーマット
に変更が生じたときにも、この変更に容易に対応するこ
とのできるポータブルプレイヤを提供することにある。
【0012】また請求項2記載の発明の目的は、ポータ
ブルプレイヤに、付随データのフォーマットに対応した
表示プログラムを送出することにより、付随データのフ
ォーマットが変更されたときにも、ポータブルプレイヤ
に付随データを正しく表示させることのできるコンピュ
ータシステムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載の発明に係るポータブルプレイヤは、書き
換え可能な不揮発性メモリからなり、音楽信号を示すオ
ーディオデータと、前記オーディオデータに付随した情
報を示す付随データとを受信したときには、受信した前
記オーディオデータと前記付随データとを記憶するデー
タ記憶部と、前記付随データが表示される表示器とを備
え、前記データ記憶部に記憶されたオーディオデータか
ら音楽信号を生成するポータブルプレイヤに適用し、書
き換え可能な不揮発性メモリからなり、前記付随データ
を前記表示器に表示する表示プログラムを記憶する表示
プログラム記憶部と、前記表示プログラム記憶部に記憶
された表示プログラムに従って、前記データ記憶部に記
憶された付随データを前記表示器に表示する表示実行部
とを備え、前記表示プログラム記憶部は、前記表示プロ
グラムを受信したときには、受信した前記表示プログラ
ムを記憶する構成としている。
【0014】すなわち、表示プログラム記憶部には、受
信した表示プログラムが記憶される。一方、表示実行部
の動作は、表示プログラム記憶部に記憶された表示プロ
グラムによって決定される。このため、データ記憶部に
記憶される付随データのフォーマットに対応した表示プ
ログラムを表示プログラム記憶部に記憶させる場合に
は、付随データのフォーマットがどのようにフォーマッ
トとなるときにも、付随データは正しく表示器に表示さ
れることになる。
【0015】また請求項2記載の発明に係るコンピュー
タシステムは、音楽信号を示すオーディオデータと、前
記オーディオデータに付随した情報を示す付随データと
を受信し、記憶すると共に、前記付随データを表示器に
表示する表示プログラムを受信し、記憶するポータブル
プレイヤが接続されるコンピュータシステムに適用し、
音楽信号を示すオーディオデータと、このオーディオデ
ータに付随した情報を示す付随データと、この付随デー
タのフォーマットに対応した表示方法を示す表示プログ
ラムとを、前記ポータブルプレイヤに送出する構成とし
ている。
【0016】すなわち、ポータブルプレイヤが受信し、
記憶する表示プログラムは、ポータブルプレイヤが記憶
した付随データのフォーマットに対応した表示方法を示
す表示プログラムとなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例の形態を、
図面を参照しつつ説明する。図2は、本発明に係るポー
タブルプレイヤおよびコンピュータシステムの一実施形
態の外観を示す説明図である。
【0018】図において、ポータブルプレイヤ23は、
音楽信号を示すオーディオデータと、オーディオデータ
に付随した情報を示す付随データとからなるファイルデ
ータを受信すると、受信したファイルデータを内部に記
憶する装置となっている。そして、内部に記憶したファ
イルデータ中のオーディオデータからアナログ音声信号
(音楽信号)を生成し、生成した音楽信号をヘッドフォ
ンジャック22に送出する。また、付随データを表示器
13に表示するための表示プログラムを受信したときに
は、受信した表示プログラムを内部に記憶する。そし
て、内部に記憶した表示プログラムに従い、内部に記憶
したファイルデータ中の付随データを表示器13に表示
する。
【0019】コンピュータシステム27は、ポータブル
プレイヤ23の筐体24の上部に設けられたコネクタ2
1に、通信線25が接続されたコネクタ26を接続した
状態において、ポータブルプレイヤ23にデータを送出
する装置となっている。すなわち、図示されないCD読
取装置によって読み取ったリニアPCMのオーディオデ
ータを圧縮することにより得られたオーディオデータ
と、図示されないキーボード等から入力された情報に基
づいて生成された付随データとからなるファイルデータ
をポータブルプレイヤ23に送出する。あるいは、電話
回線28を介して接続されたインターネットより受信し
たファイルデータを、ポータブルプレイヤ23に送出す
る。また、ポータブルプレイヤ23に送出した付随デー
タのフォーマットに対応した表示方法を示すプログラム
であり、ポータブルプレイヤ23が付随データの表示に
用いる表示プログラムを、ポータブルプレイヤ23に送
出する。
【0020】なお、本実施形態におけるオーディオデー
タは、MPEGオーディオ・レイヤー3(以下ではMP
3と称する)の規格に基づいて圧縮されたデータとなっ
ている。
【0021】図1は、ポータブルプレイヤ23の電気的
構成を示すブロック線図である。
【0022】図において、インタフェース部1は、CP
Uにより実行されるプログラムと入力回路とを主要部と
して構成されたブロックとなっており、通信線25、コ
ネクタ26、コネクタ21を介して受信したデータが、
オーディオデータと付随データとからなるファイルデー
タであるときには、受信したデータをデータ記憶部3に
記憶させる。また、受信したデータが、付随データを表
示器13に表示するための表示プログラムであるときに
は、受信したデータを表示プログラム記憶部2に記憶さ
せる。
【0023】表示プログラム記憶部2とデータ記憶部3
とは、共に、書き換えが可能な不揮発性メモリであるフ
ラッシュメモリにより構成されたブロックとなってい
る。そして、表示プログラム記憶部2は、インタフェー
ス部1から送出された表示プログラムを記憶する。ま
た、データ記憶部3は、インタフェース部1から送出さ
れたファイルデータを記憶する。
【0024】データ制御部6は、CPUにより実行され
るプログラムによって構成されたブロックとなってお
り、データ記憶部3が記憶したファイルデータのうち、
主制御部5からの指示に対応した曲を示すオーディオデ
ータをMPEGデコーダ7に送出する。また、データ記
憶部3が記憶したファイルデータのうち、主制御部5か
らの指示に対応した曲を示す付随データを表示実行部4
に送出する。
【0025】表示実行部4は、CPUにより実行される
表示プログラム(表示プログラム記憶部2に記憶されて
いる)により構成されたブロックとなっていて、データ
制御部6から送出される付随データを表示器13に表示
させる。すなわち、表示実行部4は、データ制御部6か
ら送出された付随データを、表示プログラムに従って解
釈する。そして、この解釈に基づいて得られた文字列を
表示回路12に送出する。表示回路12は、表示実行部
4から送出された文字列に対応する駆動信号を生成し、
生成した駆動信号でもって表示器13を駆動するブロッ
クとなっている。また、表示器13は、LCD表示器等
により構成されたブロックとなっていて、駆動信号が示
す文字列の表示を行う。
【0026】MPEGデコーダ7は、データ制御部6か
ら送出されるオーディオデータを伸長するブロックとな
っており、伸長することにより得られたオーディオデー
タをD/A変換器8に送出する。なお、MPEGデコー
ダ7については、CPUにより実行されるデコードプロ
グラムによって構成することが可能になっている。しか
し、この場合では、CPUには、高速で多量のデータを
処理することが可能な素子を用いる必要がある。一方、
高速で多量のデータを処理することが可能な素子は、消
費電力が極めて多い。このため、本実施形態では、MP
EGデコーダ7の消費電力を少なくし、電池による動作
可能な時間を長くする目的から、MPEGデコーダ7を
ハードウエアによって構成している。
【0027】D/A変換器8は、MPEGデコーダ7よ
り送出されたオーディオデータをアナログ音声信号(音
楽信号)に変換し、増幅器9に送出するブロックとなっ
ている。また、増幅器9は、主制御部5からの指示に従
って増幅率を変えることが可能なブロックとなってお
り、指示された増幅率でもって増幅した音楽信号をヘッ
ドフォンジャック22に送出する。
【0028】入力部11は、ポータブルプレイヤ23の
動作を指示するための複数のキースイッチにより構成さ
れたブロックとなっている。詳細には、ヘッドフォンの
音量を調節するための一対のキースイッチ、および、再
生する曲を選択するためのキースイッチ、等により構成
されている。
【0029】主制御部5は、CPUにより実行される制
御プログラムを主要部として構成されたブロックとなっ
ており、ポータブルプレイヤ23としての主要動作を制
御する。すなわち、入力部11により選択された曲をデ
ータ制御部6に知らせることによって、選択された曲を
示すオーディオデータを、データ制御部6からMPEG
デコーダ7に送出させる。また、選択された曲を示す付
随データを、データ制御部6から表示実行部4に送出さ
せる。また、入力部11の操作に対応して、増幅器9の
増幅率を変化させる。
【0030】図3は、インタフェース部1、表示実行部
4、主制御部5、および、データ制御部6の機能を実行
するCPUのためのプログラムの格納状態を示す説明図
である。
【0031】ROM31は、インタフェース部1の機能
をCPU32に実行させるためのプログラム、主制御部
5の機能をCPU32に実行させるためのプログラム、
およひ、データ制御部6の機能をCPU32に実行させ
るためのプログラムが格納されたブロックとなってい
る。また、表示プログラム記憶部2は、表示実行部4と
しての機能をCPU32に実行させるための表示プログ
ラムが格納されたブロックとなっている。
【0032】従って、表示実行部4は、表示プログラム
記憶部2に格納される表示プログラムの内容を変更した
ときには、その機能が変わるブロックとなっている。こ
のため、付随データのフォーマットが変更されるときに
も、変更されたフォーマットに対応する表示プログラム
が表示プログラム記憶部2に格納されるときでは、表示
実行部4は、変更されたフォーマットの付随データを表
示器13に表示させることが可能になっている。
【0033】図4は、ファイルデータのフォーマット
と、付随データのフォーマットとを示す説明図、図5
は、付随データのフォーマットを示す説明図、図6は、
コンピュータシステム27からポータブルプレイヤ23
に送出されるデータのフォーマットを示す説明図であ
る。必要に応じて同図を参照しつつ、実施形態の動作を
説明する。
【0034】以下における説明では、ファイルデータ
は、図4の(A)に示すように、オーディオデータ51
の後尾に付随データ52が付加されたフォーマットにな
っているとする。また、付随データ52は、同図(B)
に示すように、曲の詳細を示す6つの項目(タイトル、
アーティスト名、アルバム名、年度、コメント、ジャン
ル)により構成されると共に、項目のそれぞれには所定
のバイト数が振り当てられているとする。
【0035】まず、コネクタ26をコネクタ21に接続
する。この状態において、コンピュータシステム27に
動作を開始させると、コンピュータシステム27は、通
信線25を介し、図6に示すフォーマットのデータを送
出する。すなわち、複数のファイルデータ61,62,
・・・と、ファイルデータ61,62,・・・の後尾に
付加された表示プログラム67とにより構成されたデー
タの送出を行う。なお、このときの表示プログラム67
は、ファイルデータ61,62,・・・中の付随データ
52のフォーマットに対応したプログラムとなってい
る。
【0036】一方、ポータブルプレイヤ23側のインタ
フェース部1は、受信した一連のデータのうち、複数の
ファイルデータ61,62,・・・をデータ記憶部3に
記憶させ、表示プログラム67を表示プログラム記憶部
2に記憶させる。上記データの記憶を完了すると、ポー
タブルプレイヤ23は、音楽を再生することが可能な状
態となるので、コネクタ26をコネクタ21から取り外
す。
【0037】音楽を再生するため、ポータブルプレイヤ
23の入力部11を操作し、ファイルデータ61の曲を
選択すると、主制御部5は、再生の対象がファイルデー
タ61であることをデータ制御部6に知らせる。このた
め、データ制御部6は、データ記憶部3に記憶されたフ
ァイルデータ61中のオーディオデータ51をMPEG
デコーダ7に送出し、ファイルデータ61中の付随デー
タ52を表示実行部4に送出する。その結果、オーディ
オデータ51は、MPEGデコーダ7によって伸長され
た後、D/A変換器8によってアナログ音声信号(音楽
信号)に変換される。そして、音楽信号は、増幅器9に
よって増幅された後、ヘッドフォンジャック22から出
力される。
【0038】また、表示実行部4は、表示プログラム記
憶部2に記憶された表示プログラムに従って付随データ
の処理を行う。すなわち、付随データ52の最初の所定
バイト数のデータを、タイトルを示すデータとして解釈
する。また、次に続く所定バイト数のデータを、アーテ
ィスト名を示すデータとして解釈する。以下、同様に、
アルバム名、年度、コメント、ジャンルのそれぞれを示
すものとして、付随データ52の解釈を行う。そして、
データの解釈を行うことにより得られた文字列を表示回
路12に送出する。表示回路12に送出された文字列
は、表示器13によって表示される。このため、表示器
13には、付随データ52の各項目の内容が、文字列に
より表示されることになる。
【0039】また、入力部11の操作により、異なる曲
が選択されたときにも、上記した動作と同様の動作が行
われる。
【0040】なお、表示器13に文字列を表示する表示
方法については、一度に全ての項目を表示することが望
ましいが、表示器13が表示可能な文字数の制限によ
り、一度に全ての項目を表示できない場合では、複数の
頁に分割した表示とし、入力部11の操作に対応して表
示する頁を変更する構成、あるいは、表示をスクロール
する構成、等とすることが可能になっている。
【0041】以上で、付随データ52のフォーマット
が、図4(B)に示すフォーマットとなっている場合の
説明を終了し、以下に、付随データ52のフォーマット
が、図5に示すように、歌詞、タイトル、アーティスト
名、アルバム名、年度、コメント、アルバムトラック、
ジャンルの8つの項目により構成されている場合につい
て説明する。なお、歌詞の項目のデータ長は不定となっ
ていて、所定の文字列(第1の文字列とする)によっ
て、歌詞のデータの始まりを示し、所定の文字列(第2
の文字列とする)によって歌詞のデータの終わりを示す
構成になっているとする。
【0042】いま、コンピュータシステム27からポー
タブルプレイヤ23に送出されるファイルデータ61,
62,・・・中の付随データ52のフォーマットが、図
5に示すフォーマットになっているとすると、このとき
送出される表示プログラム67は、図5に示すフォーマ
ットでもって構成された付随データ52を表示するため
のプログラムとなる。また、この表示プログラム67
は、ポータブルプレイヤ23の表示プログラム記憶部2
に記憶されることになる。
【0043】その結果、表示実行部4は、付随データ5
2の先頭に位置する第1の文字列の終了した位置から、
第2の文字列が始まるまでの範囲に位置するデータを、
歌詞を示すデータとして解釈する。また、第2の文字列
の後方に続く所定バイト数のデータを、タイトルを示す
データとして解釈する。また、次に続く所定バイト数の
データを、アーティスト名を示すデータとして解釈す
る。以下、同様に、アルバム名、年度、コメント、アル
バムトラック、ジャンルのそれぞれを示すものとして、
データを解釈する。このため、付随データ52のフォー
マットが変わったにも関わらず、表示器13には、付随
データ52により示される内容が、正しく表示されるこ
とになる。
【0044】なお、本発明は上記実施形態に限定され
ず、付随データ52のフォーマットについては、その他
の任意のフォーマットとする場合にも、同様に適用する
ことが可能になっている。
【0045】また、ファイルデータ61,62,・・・
の構成については、先頭にオーディオデータ51が位置
し、後方に付随データ52が位置する構成とした場合に
ついて説明したが、先頭に付随データ52が位置し、後
方にオーディオデータ51が位置する構成の場合にも、
同様に適用することが可能になっている。
【0046】また不揮発性メモリについては、フラッシ
ュメモリとした場合について説明したが、その他の構成
として、例えば、電池によりバックアップされたRA
M、等とすることが可能になっている。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の発明に係るポータブルプ
レイヤは、書き換え可能な不揮発性メモリからなり、音
楽信号を示すオーディオデータと、前記オーディオデー
タに付随した情報を示す付随データとを受信したときに
は、受信した前記オーディオデータと前記付随データと
を記憶するデータ記憶部と、前記付随データが表示され
る表示器とを備え、前記データ記憶部に記憶されたオー
ディオデータから音楽信号を生成する構成に適用し、書
き換え可能な不揮発性メモリからなり、前記付随データ
を前記表示器に表示する表示プログラムを記憶する表示
プログラム記憶部と、前記表示プログラム記憶部に記憶
された表示プログラムに従って、前記データ記憶部に記
憶された付随データを前記表示器に表示する表示実行部
とを備え、前記表示プログラム記憶部は、前記表示プロ
グラムを受信したときには、受信した前記表示プログラ
ムを記憶する構成としている。従って、データ記憶部に
記憶される付随データのフォーマットに対応した表示プ
ログラムを、表示プログラム記憶部に記憶させる場合に
は、付随データのフォーマットがどのようにフォーマッ
トとなるときにも、付随データは正しく表示器に表示さ
れることになる。このため、オーディオデータに追加さ
れた付随データのフォーマットに変更が生じたときに
も、この変更に容易に対応することが可能になってい
る。
【0048】また請求項2記載の発明に係るコンピュー
タシステムは、音楽信号を示すオーディオデータと、前
記オーディオデータに付随した情報を示す付随データと
を受信し、記憶すると共に、前記付随データを表示器に
表示する表示プログラムを受信し、記憶するポータブル
プレイヤが接続されるコンピュータシステムに適用し、
音楽信号を示すオーディオデータと、このオーディオデ
ータに付随した情報を示す付随データと、この付随デー
タのフォーマットに対応した表示方法を示す表示プログ
ラムとを、前記ポータブルプレイヤに送出する構成とし
ている。従って、ポータブルプレイヤが受信し、記憶す
る表示プログラムは、ポータブルプレイヤが記憶した付
随データのフォーマットに対応した表示方法を示す表示
プログラムとなる。このため、付随データのフォーマッ
トが変更されたときにも、ポータブルプレイヤに付随デ
ータを正しく表示させることが可能になっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るポータブルプレイヤの一実施形態
の電気的構成を示すブロック線図である。
【図2】ポータブルプレイヤおよびコンピュータシステ
ムの一実施形態の外観を示す説明図である。
【図3】CPUにより実行されるプログラムの格納状態
を示す説明図である。
【図4】ファイルデータのフォーマットと、付随データ
のフォーマットとを示す説明図である。
【図5】付随データのフォーマットを示す説明図であ
る。
【図6】コンピュータシステムからポータブルプレイヤ
に送出されるデータのフォーマットを示す説明図であ
る。
【符号の説明】
2 表示プログラム記憶部 3 データ記憶部 4 表示実行部 13 表示器 21,26 コネクタ 23 ポータブルプレイヤ 25 通信線 27 コンピュータシステム 28 電話回線 51 オーディオデータ 52 付随データ 67 表示プログラム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き換え可能な不揮発性メモリからな
    り、音楽信号を示すオーディオデータと、前記オーディ
    オデータに付随した情報を示す付随データとを受信した
    ときには、受信した前記オーディオデータと前記付随デ
    ータとを記憶するデータ記憶部と、前記付随データが表
    示される表示器とを備え、前記データ記憶部に記憶され
    たオーディオデータから音楽信号を生成するポータブル
    プレイヤにおいて、 書き換え可能な不揮発性メモリからなり、前記付随デー
    タを前記表示器に表示する表示プログラムを記憶する表
    示プログラム記憶部と、 前記表示プログラム記憶部に記憶された表示プログラム
    に従って、前記データ記憶部に記憶された付随データを
    前記表示器に表示する表示実行部とを備え、 前記表示プログラム記憶部は、前記表示プログラムを受
    信したときには、受信した前記表示プログラムを記憶す
    ることを特徴とするポータブルプレイヤ。
  2. 【請求項2】 音楽信号を示すオーディオデータと、前
    記オーディオデータに付随した情報を示す付随データと
    を受信し、記憶すると共に、前記付随データを表示器に
    表示する表示プログラムを受信し、記憶するポータブル
    プレイヤが接続されるコンピュータシステムにおいて、 音楽信号を示すオーディオデータと、このオーディオデ
    ータに付随した情報を示す付随データと、この付随デー
    タのフォーマットに対応した表示方法を示す表示プログ
    ラムとを、前記ポータブルプレイヤに送出することを特
    徴とするコンピュータシステム。
JP11176137A 1999-06-22 1999-06-22 ポータブルプレイヤおよびコンピュータシステム Pending JP2001005670A (ja)

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