JP2001005473A - 音声・無音声フレーム判定装置及びその判定方法 - Google Patents
音声・無音声フレーム判定装置及びその判定方法Info
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- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10L—SPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
- G10L25/00—Speech or voice analysis techniques not restricted to a single one of groups G10L15/00 - G10L21/00
- G10L25/78—Detection of presence or absence of voice signals
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
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- H04J3/17—Time-division multiplex systems in which the transmission channel allotted to a first user may be taken away and re-allotted to a second user if the first user becomes inactive, e.g. TASI
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一定区間毎に入力信号が音声か音声以外かを
判定する場合、入力信号の周波数帯域や区間長が複数種
類ある場合でも単一アルゴリズムを用いて判定をなす。 【解決手段】 単位長分割回路20は入力端子10から
の信号をフレーム長(例えば、10msec)より短い単位長
(例えば、2.5msec )に分割して帯域変換回路30に渡
す。帯域変換回路30は単位長分割回路20からのフレ
ーム長の入力信号が持つ周波数帯域を、検定回路40が
検定可能な周波数帯域に制限し検定回路40に渡す。検
定回路40は単位長分割回路20からのフレーム単位の
入力信号に対して音声区間か無音声区間かを判定し、判
定結果を単位長変換回路50に渡す。単位長変換回路5
0は各フレームに対応する検定回路40からの複数の判
定結果からそのフレームの判定結果を決定し出力端子6
0から出力する。
判定する場合、入力信号の周波数帯域や区間長が複数種
類ある場合でも単一アルゴリズムを用いて判定をなす。 【解決手段】 単位長分割回路20は入力端子10から
の信号をフレーム長(例えば、10msec)より短い単位長
(例えば、2.5msec )に分割して帯域変換回路30に渡
す。帯域変換回路30は単位長分割回路20からのフレ
ーム長の入力信号が持つ周波数帯域を、検定回路40が
検定可能な周波数帯域に制限し検定回路40に渡す。検
定回路40は単位長分割回路20からのフレーム単位の
入力信号に対して音声区間か無音声区間かを判定し、判
定結果を単位長変換回路50に渡す。単位長変換回路5
0は各フレームに対応する検定回路40からの複数の判
定結果からそのフレームの判定結果を決定し出力端子6
0から出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音声・無音声フレー
ム判定装置及びその判定方法に関し、特に一定区間(一
定フレーム)毎に入力信号が音声か音声以外かを判定す
る音声・無音声フレーム判定方式に関するものである。
ム判定装置及びその判定方法に関し、特に一定区間(一
定フレーム)毎に入力信号が音声か音声以外かを判定す
る音声・無音声フレーム判定方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の音声フレーム検出に関する従来
装置は、無音声区間を音声区間に比べて低レートで符号
化して平均伝送レートを低減するために、無音声区間と
音声区間とを判定することを目的として用いられてい
る。例えば、“ITU−T勧告G.729 Annex
B”で使用されている判定装置がある。この従来装置
では、10msecフレーム毎に入力信号から抽出した
4種の特徴パラメータを用いて、そのフレームが音声区
間(音声フレーム)か無音声区間(フレーム)かの判定
を行なう。この場合の判定は予め定めた判定パラメータ
(閾値)と抽出した特徴パラメータとを比較して行なう
ものである。
装置は、無音声区間を音声区間に比べて低レートで符号
化して平均伝送レートを低減するために、無音声区間と
音声区間とを判定することを目的として用いられてい
る。例えば、“ITU−T勧告G.729 Annex
B”で使用されている判定装置がある。この従来装置
では、10msecフレーム毎に入力信号から抽出した
4種の特徴パラメータを用いて、そのフレームが音声区
間(音声フレーム)か無音声区間(フレーム)かの判定
を行なう。この場合の判定は予め定めた判定パラメータ
(閾値)と抽出した特徴パラメータとを比較して行なう
ものである。
【0003】図8を参照して従来装置を説明する。単位
長分割回路20は入力端子10から入力された信号を、
一定区間のフレーム長(例えば、10msec)毎に分
割して、検定回路40に渡す。検定回路40は単位長分
割回路20からフレーム単位で渡された入力信号に対し
て音声区間か無音声区間かを判定し、フレーム単位での
判定結果を出力端子60から出力する様になっている。
長分割回路20は入力端子10から入力された信号を、
一定区間のフレーム長(例えば、10msec)毎に分
割して、検定回路40に渡す。検定回路40は単位長分
割回路20からフレーム単位で渡された入力信号に対し
て音声区間か無音声区間かを判定し、フレーム単位での
判定結果を出力端子60から出力する様になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図8に示した従来方式
の問題点は、周波数帯域や判定を行なう単位長(フレー
ム長)が異なる種々の入力信号に対応可能な音声・無音
声フレーム判定装置を構築する際に、全ての場合で妥当
な判定結果を得るためには、各々の場合に対して個別に
判定パラメータを設計する必要があることである。その
理由は、単一の判定パラメータを用いると、判定能力が
低下するためである。
の問題点は、周波数帯域や判定を行なう単位長(フレー
ム長)が異なる種々の入力信号に対応可能な音声・無音
声フレーム判定装置を構築する際に、全ての場合で妥当
な判定結果を得るためには、各々の場合に対して個別に
判定パラメータを設計する必要があることである。その
理由は、単一の判定パラメータを用いると、判定能力が
低下するためである。
【0005】本発明の目的は、入力信号の周波数帯域や
区間長が複数種類ある場合でも、単一アルゴリズムを用
いて判定を行うことが可能な音声・無音声フレーム判定
装置及びその方法を提供することである。
区間長が複数種類ある場合でも、単一アルゴリズムを用
いて判定を行うことが可能な音声・無音声フレーム判定
装置及びその方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、一定区
間毎に入力信号が音声か音声以外かの判定を行う音声・
無音声フレーム判定装置であって、前記入力信号を帯域
変換する帯域変換手段と、この帯域変換後の信号に基づ
いて前記判定を行う判定手段とを含むことを特徴とする
音声・無音声フレーム判定装置が得られる。そして、こ
の判定手段は、予め定められた帯域に制限された信号に
対して設計されていることを特徴としている。
間毎に入力信号が音声か音声以外かの判定を行う音声・
無音声フレーム判定装置であって、前記入力信号を帯域
変換する帯域変換手段と、この帯域変換後の信号に基づ
いて前記判定を行う判定手段とを含むことを特徴とする
音声・無音声フレーム判定装置が得られる。そして、こ
の判定手段は、予め定められた帯域に制限された信号に
対して設計されていることを特徴としている。
【0007】また、本発明によれば、一定区間毎に入力
信号が音声か音声以外かの判定を行う音声・無音声フレ
ーム判定装置であって、前記一定区間をより短い短区間
に分割する分割手段と、この短区間毎に前記判定を行う
判定手段と、この判定結果に基づいて前記一定区間に対
する判定を行う単位長変換手段とを含むことを特徴とす
る音声・無音声フレーム判定装置が得られる。
信号が音声か音声以外かの判定を行う音声・無音声フレ
ーム判定装置であって、前記一定区間をより短い短区間
に分割する分割手段と、この短区間毎に前記判定を行う
判定手段と、この判定結果に基づいて前記一定区間に対
する判定を行う単位長変換手段とを含むことを特徴とす
る音声・無音声フレーム判定装置が得られる。
【0008】そして、前記単位長変換手段は、前記短区
間のいずれか一つが音声であると判定されたときに、前
記一定区間に対応する判定を音声であると判定する様に
した特徴とする。また前記入力信号を帯域変換する帯域
変換手段を更に含み、前記判定手段は、この帯域変換後
の信号に基づいて前記判定を行う様にしたことを特徴と
する。更に、前記判定手段は、予め定められた帯域及び
単位長に制限された信号に対して設計されていることを
特徴としている。
間のいずれか一つが音声であると判定されたときに、前
記一定区間に対応する判定を音声であると判定する様に
した特徴とする。また前記入力信号を帯域変換する帯域
変換手段を更に含み、前記判定手段は、この帯域変換後
の信号に基づいて前記判定を行う様にしたことを特徴と
する。更に、前記判定手段は、予め定められた帯域及び
単位長に制限された信号に対して設計されていることを
特徴としている。
【0009】更に本発明によれば、一定区間毎に入力信
号が音声か音声以外かの判定を行う音声・無音声フレー
ム判定方法であって、前記入力信号を帯域変換するステ
ップと、この帯域変換後の信号に基づいて前記判定を行
うステップとを含むことを特徴とする音声・無音声フレ
ーム判定方法が得られる。
号が音声か音声以外かの判定を行う音声・無音声フレー
ム判定方法であって、前記入力信号を帯域変換するステ
ップと、この帯域変換後の信号に基づいて前記判定を行
うステップとを含むことを特徴とする音声・無音声フレ
ーム判定方法が得られる。
【0010】更にはまた、一定区間毎に入力信号が音声
か音声以外かの判定を行う音声・無音声フレーム判定方
法であって、前記一定区間をより短い短区間に分割する
ステップと、この短区間毎に前記判定を行うステップ
と、この判定結果に基づいて前記一定区間に対する判定
を行うステップとを含むことを特徴とする音声・無音声
フレーム判定方法が得られる。
か音声以外かの判定を行う音声・無音声フレーム判定方
法であって、前記一定区間をより短い短区間に分割する
ステップと、この短区間毎に前記判定を行うステップ
と、この判定結果に基づいて前記一定区間に対する判定
を行うステップとを含むことを特徴とする音声・無音声
フレーム判定方法が得られる。
【0011】そして、前記短区間のいずれか一つが音声
であると判定されたときに、前記一定区間に対応する判
定を音声であると判定する様にした特徴とする。また、
前記入力信号を帯域変換するステップを更に含み、この
帯域変換後の信号に基づいて前記短区間毎の判定を行う
様にしたことを特徴とする。
であると判定されたときに、前記一定区間に対応する判
定を音声であると判定する様にした特徴とする。また、
前記入力信号を帯域変換するステップを更に含み、この
帯域変換後の信号に基づいて前記短区間毎の判定を行う
様にしたことを特徴とする。
【0012】本発明の作用を述べる。予め定めた周波数
帯域及び予め定めた単位時間長を使用して音声・無音声
判定を行なうことができる設定パラメータを用意する。
すなわち、予め定めた帯域及び単位時間長に制限された
信号に対して設計された設定パラメータを有する判定回
路を用意するのである。そして、入力信号は必ずこの予
め定めた周波数帯域と同じ帯域になるように帯域制限を
施した後に、判定を行なう。これにより、異なる帯域に
対応するために新たな設定パラメータを必要としない。
但し、入力信号が持つ帯域は予め定めた帯域と同一ある
いはより広い必要がある。
帯域及び予め定めた単位時間長を使用して音声・無音声
判定を行なうことができる設定パラメータを用意する。
すなわち、予め定めた帯域及び単位時間長に制限された
信号に対して設計された設定パラメータを有する判定回
路を用意するのである。そして、入力信号は必ずこの予
め定めた周波数帯域と同じ帯域になるように帯域制限を
施した後に、判定を行なう。これにより、異なる帯域に
対応するために新たな設定パラメータを必要としない。
但し、入力信号が持つ帯域は予め定めた帯域と同一ある
いはより広い必要がある。
【0013】また、フレーム長が予め定めた単位時間長
と異なる場合は、予め定めた単位長毎に得た判定結果を
まとめて該フレームに対応する判定結果を決定する。例
えば、予め定めた単位長に対する判定結果のいずれか一
つが“音声”である場合は、該フレームに対応する判定
結果を“音声”とすることができる。ここで、フレーム
長は予め定めた単位時間長と同一あるいはより長い必要
がある。
と異なる場合は、予め定めた単位長毎に得た判定結果を
まとめて該フレームに対応する判定結果を決定する。例
えば、予め定めた単位長に対する判定結果のいずれか一
つが“音声”である場合は、該フレームに対応する判定
結果を“音声”とすることができる。ここで、フレーム
長は予め定めた単位時間長と同一あるいはより長い必要
がある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施例を説明する。図1は本発明による第一の音声・無
音声フレーム判定装置の構成を示すブロック図であり、
図8と同等部分は同一符号にて示している。また、図2
はその動作の流れを示すフロー図である。単位長分割回
路20は入力端子10から入力された信号を、予め定め
られた一定区間であるフレーム長(例えば、10mse
c)に分割して(ステップS10)、帯域変換回路30
に渡す。
実施例を説明する。図1は本発明による第一の音声・無
音声フレーム判定装置の構成を示すブロック図であり、
図8と同等部分は同一符号にて示している。また、図2
はその動作の流れを示すフロー図である。単位長分割回
路20は入力端子10から入力された信号を、予め定め
られた一定区間であるフレーム長(例えば、10mse
c)に分割して(ステップS10)、帯域変換回路30
に渡す。
【0015】この帯域変換回路30は、単位長分割回路
20から渡されたフレーム長の入力信号が持つ周波数帯
域を、検定回路40が検定可能な周波数帯域に制限し
(ステップS11)、検定回路40に渡す。この検定回
路40は、単位長分割回路20から渡されたフレーム単
位の入力信号に対して、音声区間か無音声区間かを判定
し(ステップS12)、その判定結果を出力端子60か
ら出力する。
20から渡されたフレーム長の入力信号が持つ周波数帯
域を、検定回路40が検定可能な周波数帯域に制限し
(ステップS11)、検定回路40に渡す。この検定回
路40は、単位長分割回路20から渡されたフレーム単
位の入力信号に対して、音声区間か無音声区間かを判定
し(ステップS12)、その判定結果を出力端子60か
ら出力する。
【0016】この場合の帯域変換回路は、例えば、バン
ドパスフィルタ機能や、ローパスフィルタ機能を有する
回路を使用することができるが、入力信号が持つ帯域
は、この帯域変換回路による変換後の帯域と同一あるい
はより広い必要があることは勿論である。
ドパスフィルタ機能や、ローパスフィルタ機能を有する
回路を使用することができるが、入力信号が持つ帯域
は、この帯域変換回路による変換後の帯域と同一あるい
はより広い必要があることは勿論である。
【0017】図3は本発明による第二の音声・無音声フ
レーム判定装置を示すブロック図であり、図1,8と同
等部分は同一符号にて示している。また、図4はその動
作の流れを示すフロー図である。単位長分割回路20は
入力端子10から入力された信号を、図5(A)に示す
様に、フレーム長(例えば、10msec)より短い単
位長(例えば、2.5msec)に分割して(ステップ
S20)検定回路40に渡す。検定回路40は単位長分
割回路20から渡された短い単位長毎に音声区間か無音
声区間かを判定し(ステップS21)、これ等の判定結
果を入力信号のフレーム単位毎に単位長変換回路50に
渡す。
レーム判定装置を示すブロック図であり、図1,8と同
等部分は同一符号にて示している。また、図4はその動
作の流れを示すフロー図である。単位長分割回路20は
入力端子10から入力された信号を、図5(A)に示す
様に、フレーム長(例えば、10msec)より短い単
位長(例えば、2.5msec)に分割して(ステップ
S20)検定回路40に渡す。検定回路40は単位長分
割回路20から渡された短い単位長毎に音声区間か無音
声区間かを判定し(ステップS21)、これ等の判定結
果を入力信号のフレーム単位毎に単位長変換回路50に
渡す。
【0018】単位長変換回路50は、各フレームに対応
する検定回路40から渡された複数の判定結果(図5
(A)の短区間の“有”、“無”の判定結果)から、そ
の1フレームの判定結果を決定し(ステップS22)、
出力端子60から出力する。この場合、図5(A)に示
した様に、1フレームを構成する短区間のうち一つでも
“有”と判定されれば、1フレームの判定結果は図5
(B)に示す様に、“有”と判定されることになる。こ
こで、フレーム長は予め定めた単位時間長と同一あるい
はより長い必要があることは勿論である。
する検定回路40から渡された複数の判定結果(図5
(A)の短区間の“有”、“無”の判定結果)から、そ
の1フレームの判定結果を決定し(ステップS22)、
出力端子60から出力する。この場合、図5(A)に示
した様に、1フレームを構成する短区間のうち一つでも
“有”と判定されれば、1フレームの判定結果は図5
(B)に示す様に、“有”と判定されることになる。こ
こで、フレーム長は予め定めた単位時間長と同一あるい
はより長い必要があることは勿論である。
【0019】図6は本発明による第三の音声・無音声フ
レーム判定装置を示すブロック図であり、図1,3,8
と同等部分は同一符号にて示す。また、図7はその動作
の流れを示すフロー図である。単位長分割回路20は入
力端子から入力された信号を、図5(A)に示す様に、
フレーム長(例えば、10msec)より短い単位長
(例えば、2.5msec)に分割して(ステップS3
0)帯域変換回路30に渡す。帯域変換回路30は、単
位長分割回路20から渡されたフレーム長の入力信号が
持つ周波数帯域を、検定回路40が検定可能な周波数帯
域に制限し(ステップS31)検定回路40に渡す。
レーム判定装置を示すブロック図であり、図1,3,8
と同等部分は同一符号にて示す。また、図7はその動作
の流れを示すフロー図である。単位長分割回路20は入
力端子から入力された信号を、図5(A)に示す様に、
フレーム長(例えば、10msec)より短い単位長
(例えば、2.5msec)に分割して(ステップS3
0)帯域変換回路30に渡す。帯域変換回路30は、単
位長分割回路20から渡されたフレーム長の入力信号が
持つ周波数帯域を、検定回路40が検定可能な周波数帯
域に制限し(ステップS31)検定回路40に渡す。
【0020】検定回路40は帯域変換回路30から渡さ
れた短い単位長毎に音声区間か無音声区間かを夫々判定
し(ステップS32)、これ等の判定結果を入力信号の
フレーム単位毎に単位長変換回路50に渡す。この単位
長変換回路50は各フレームに対応する検定回路40か
ら渡された複数の判定結果(図5(A)の短区間の
“有”、“無”の判定結果)からそのフレームの判定結
果を決定し(ステップS33)、出力端子60から出力
する。
れた短い単位長毎に音声区間か無音声区間かを夫々判定
し(ステップS32)、これ等の判定結果を入力信号の
フレーム単位毎に単位長変換回路50に渡す。この単位
長変換回路50は各フレームに対応する検定回路40か
ら渡された複数の判定結果(図5(A)の短区間の
“有”、“無”の判定結果)からそのフレームの判定結
果を決定し(ステップS33)、出力端子60から出力
する。
【0021】この場合も、図5(A)に示した様に、1
フレームを構成する短区間のうち一つでも“有”と判定
されれば、1フレームの判定結果は図5(B)に示す様
に、“有”と判定されることになる。
フレームを構成する短区間のうち一つでも“有”と判定
されれば、1フレームの判定結果は図5(B)に示す様
に、“有”と判定されることになる。
【0022】
【発明の効果】第一の効果は、周波数帯域が異なる種々
の入力信号に対応可能な音声・無音声フレーム判定装置
を構築する際に、全ての場合で妥当な判定結果を得るこ
とが可能なことである。その理由は、単一の判定パラメ
ータで判定可能なためである。
の入力信号に対応可能な音声・無音声フレーム判定装置
を構築する際に、全ての場合で妥当な判定結果を得るこ
とが可能なことである。その理由は、単一の判定パラメ
ータで判定可能なためである。
【0023】第二の効果は、判定を行なう単位長(フレ
ーム長)が異なる種々の入力信号に対応可能な音声・無
音声フレーム判定装置を構築する際に、全ての場合で妥
当な判定結果を得ることが可能なことである。その理由
は、単一の判定パラメータで反映可能なためである。
ーム長)が異なる種々の入力信号に対応可能な音声・無
音声フレーム判定装置を構築する際に、全ての場合で妥
当な判定結果を得ることが可能なことである。その理由
は、単一の判定パラメータで反映可能なためである。
【図1】本発明による第一の音声・無音声フレーム判定
装置の構成例を説明するブロック図である。
装置の構成例を説明するブロック図である。
【図2】図1のブロックの動作を示すフロー図である。
【図3】発明による第二の音声・無音声フレーム判定装
置の構成例を説明するブロック図である。
置の構成例を説明するブロック図である。
【図4】図3のブロックの動作を示すフロー図である。
【図5】図3のブロックの動作を説明するためのフレー
ム構成を示す図である。
ム構成を示す図である。
【図6】発明による第三の音声・無音声フレーム判定装
置の構成例を説明するブロック図である。
置の構成例を説明するブロック図である。
【図7】図6のブロックの動作を示すフロー図である。
【図8】従来の音声・無音声フレーム判定装置の構成例
を説明するブロック図である。
を説明するブロック図である。
10 入力端子 20 単位長分割回路 30 帯域変換回路 40 検定回路 50 単位長変換回路 60 出力端子
Claims (14)
- 【請求項1】 一定区間毎に入力信号が音声か音声以外
かの判定を行う音声・無音声フレーム判定装置であっ
て、前記入力信号を帯域変換する帯域変換手段と、この
帯域変換後の信号に基づいて前記判定を行う判定手段と
を含むことを特徴とする音声・無音声フレーム判定装
置。 - 【請求項2】 前記判定手段は、予め定められた帯域に
制限された信号に対して設計されていることを特徴とす
る請求項1記載の音声・無音声フレーム判定装置。 - 【請求項3】 一定区間毎に入力信号が音声か音声以外
かの判定を行う音声・無音声フレーム判定装置であっ
て、前記一定区間をより短い短区間に分割する分割手段
と、この短区間毎に前記判定を行う判定手段と、この判
定結果に基づいて前記一定区間に対する判定を行う単位
長変換手段とを含むことを特徴とする音声・無音声フレ
ーム判定装置。 - 【請求項4】 前記単位長変換手段は、前記短区間のい
ずれか一つが音声であると判定されたときに、前記一定
区間に対応する判定を音声であると判定する様にしたこ
とを特徴とする請求項3記載の音声・無音声フレーム判
定装置。 - 【請求項5】 前記判定手段は、予め定められた帯域に
制限された信号に対して設計されていることを特徴とす
る請求項3または4記載の音声・無音声フレーム判定装
置。 - 【請求項6】 前記入力信号を帯域変換する帯域変換手
段を更に含み、前記判定手段は、この帯域変換後の信号
に基づいて前記判定を行う様にしたことを特徴とする請
求項3または4記載の音声・無音声フレーム判定装置。 - 【請求項7】 前記判定手段は、予め定められた帯域及
び単位長に制限された信号に対して設計されていること
を特徴とする請求項6記載の音声・無音声フレーム判定
装置。 - 【請求項8】 一定区間毎に入力信号が音声か音声以外
かの判定を行う音声・無音声フレーム判定方法であっ
て、前記入力信号を帯域変換するステップと、この帯域
変換後の信号に基づいて前記判定を行うステップとを含
むことを特徴とする音声・無音声フレーム判定方法。 - 【請求項9】 前記判定を行うステップは、予め定めら
れた帯域に制限された信号に対して設計されていること
を特徴とする請求項8記載の音声・無音声フレーム判定
方法。 - 【請求項10】 一定区間毎に入力信号が音声か音声以
外かの判定を行う音声・無音声フレーム判定方法であっ
て、前記一定区間をより短い短区間に分割するステップ
と、この短区間毎に前記判定を行うステップと、この判
定結果に基づいて前記一定区間に対する判定を行うステ
ップとを含むことを特徴とする音声・無音声フレーム判
定方法。 - 【請求項11】 前記短区間のいずれか一つが音声であ
ると判定されたときに、前記一定区間に対応する判定を
音声であると判定する様にしたことを特徴とする請求項
10記載の音声・無音声フレーム判定方法。 - 【請求項12】 前記判定を行うステップは、予め定め
られた帯域に制限された信号に対して設計されているこ
とを特徴とする請求項10または11記載の音声・無音
声フレーム判定方法。 - 【請求項13】 前記入力信号を帯域変換するステップ
を更に含み、この帯域変換後の信号に基づいて前記短区
間毎の判定を行う様にしたことを特徴とする請求項10
または11記載の音声・無音声フレーム判定方法。 - 【請求項14】 前記判定を行うステップは、予め定め
られた帯域及び単位長に制限された信号に対して設計さ
れていることを特徴とする請求項13記載の音声・無音
声フレーム判定方法。
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---|---|---|---|
JP11176167A JP2001005473A (ja) | 1999-06-23 | 1999-06-23 | 音声・無音声フレーム判定装置及びその判定方法 |
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CA002375330A CA2375330A1 (en) | 1999-06-23 | 2000-06-16 | Speech/non-speech frame discriminator and method for discriminating between speech/non-speech frames |
EP00939086A EP1217607A4 (en) | 1999-06-23 | 2000-06-16 | DEVICE AND METHOD FOR DETERMINING VOIDED / NON-VOIDED FRAMES |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP11176167A JP2001005473A (ja) | 1999-06-23 | 1999-06-23 | 音声・無音声フレーム判定装置及びその判定方法 |
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Family Applications (1)
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Country Status (4)
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- 2000-06-16 EP EP00939086A patent/EP1217607A4/en not_active Withdrawn
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