JP2001005015A - 反射型液晶表示装置 - Google Patents

反射型液晶表示装置

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JP2001005015A JP11173692A JP17369299A JP2001005015A JP 2001005015 A JP2001005015 A JP 2001005015A JP 11173692 A JP11173692 A JP 11173692A JP 17369299 A JP17369299 A JP 17369299A JP 2001005015 A JP2001005015 A JP 2001005015A
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阿部  誠
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郁夫 檜山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表示装置が大型化すると、装置左端,右端、及
び装置中央部では視認方向と反射電極のなす角が大きく
異なるため、明るさの異なる表示となる。そこで、反射
型液晶表示装置が大型化しても画面内で明るさのばらつ
きの少ない反射型液晶表示装置を提供する。 【解決手段】それぞれの反射電極内の散乱特性を変化さ
せ、視認位置に対して明るくなる方向を向ける。反射電
極表面に形成する凹凸は半円状の形状で、特定の方向へ
強く光を反射させる指向性のある特性となっている。明
るくなる方向を観測者に向けるためには凹凸の向きを反
射電極毎に変化させることで可能となる。反射型液晶表
示装置の視認位置を規定し、視認位置と反射型液晶表示
装置内に含まれる反射電極とのなす角度に応じて、反射
電極表面に形成する凹凸を回転させる。具体的には凹凸
の線対称軸を視認位置と反射電極のなす方位角とほぼ同
一方向に向ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバックライトを用い
ずに明るい表示を実現する反射型液晶表示装置の構成に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、反射型液晶表示装置は、例えば特
開平10−177106号公報に記載されている構造を有してい
る。従来の反射型液晶表示装置の平面図を図17に製造
工程手順を図18に示す。図17には従来構造の一例を
示しており、反射電極表面に形成している凹凸の102
底面形状は半円形である。また、半円の直線部分と垂直
な方向で断面を見た場合には左右方向で形状が非対称で
ある。このような凹凸102を形成することにより特定
の方向に光を強く反射することができる。その図17に
示した凹凸102は図18に示すように、 (1)基板上に有機膜を塗布し、露光,現像工程により
底面形状が半円形状となるようにパターニングする(図
18(a)〜(c))。
【0003】(2)パターン形成後の熱処理時に半円形
の直線部分が上を向くように、基板をを傾け、熱処理を
する(図18(d)〜(e))。
【0004】(3)熱処理後、反射電極となる金属膜を
蒸着,スパッタリング等の手法で形成する(図18
(f))。
【0005】の工程を経て形成される。この凹凸102
は断面の傾きの急峻な方向(図18(f)右側)への反
射光を少なくするし、傾きの急峻な方向への反射光を低
減させた分、傾きの緩やかな方向(図18(f)左側)
へは強い光を反射させる。凹凸102を持つ反射電極1
8を反射型液晶表示装置に適用することにより、強く光
を反射させる方向からの視認性が良くなるため、断面形
状が左右対称な凹凸を形成した場合よりも明るい反射型
液晶表示装置を実現することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、各反
射電極の凹凸102の向きに関しては開示されていな
い。
【0007】反射型液晶表示装置が小型の場合には反射
型液晶表示装置内に含まれている全ての反射電極に同じ
向きの凹凸を形成することにより、明るい表示装置を実
現することができるが、表示装置が大型化すると、観測
者が表示装置を見た場合に、装置左端,右端、及び装置
中央部では視認方向と反射電極のなす角が大きく異なる
ため、明るさの異なる表示となる。そこで、反射型液晶
表示装置が大型化しても観測者が見た場合に画面内で明
るさのばらつきの少ない反射型液晶表示装置を提供する
必要がある。
【0008】本発明の目的は反射型液晶表示装置を大型
化しても、画面内で明るさのばらつきの少ない反射型液
晶表示装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題は、以下のよう
な方法を用いることにより解決できる。
【0010】それぞれの反射電極内の散乱特性を変化さ
せ、視認位置に対して明るくなる方向を向けることによ
り実現できる。ここでいう散乱特性とはある散乱光出射
角度に対する散乱光強度の変化のことであり、従来技術
で示す特定方向への反射光を強くするということも含
む。反射電極表面に形成する凹凸の底面形状は従来例と
同様の半円形の形状である。明るくなる方向を観測者に
向けるためには凹凸の向きを反射電極毎に変化させるこ
とで可能となる。反射型液晶表示装置の視認位置を規定
し、視認位置と反射型液晶表示装置内に含まれる反射電
極とのなす角度に応じて、反射電極表面に形成する凹凸
を回転させる。具体的には凹凸の線対称軸を視認位置と
反射電極のなす方位角とほぼ同一方向に向ける。そうす
ることにより、全ての反射電極で強く光を返す方向を視
認位置に向けることができる。その結果、明るく、かつ
面内の明るさのばらつきの少ない反射型液晶表示装置を
実現することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。
【0012】図1は本発明の第1の実施例を示す反射型
液晶表示装置50の全体図とその中に含まれるスイッチ
ング素子15を有する側の基板の平面図、及び反射電極
18上に形成した凹凸102の対称軸109を示してい
る。図2は本発明の第1の実施例を示す断面図である。
図3は図2で示した凹凸102の製造工程を説明する製
造工程図である。図4は凹凸102を形成する際に使用
するマスク103を示している。図5は本実施例中で使
用する散乱光出射角度を表す極角θL ,方位角φL の説
明図である。図6は凹凸102の対称軸109を説明す
る図で、図7はφu 90゜の凹凸を有する反射電極18
の散乱特性である。図8は視認方向121と反射型液晶表
示装置50に含まれる観測点124,125,126,
127とのなす角度131,132,133,134及
び141,142,143,144を示し、図9はφu
90゜の凹凸102を形成した場合の観測点124,12
5,126,127での散乱光強度比、及び視認位置12
1と観測点124,125,126,127のなす角度
の値を示した表である。図10は本実施例の観測点12
4,125,126,127内のスイッチング素子15
を有する側の基板の平面図である。図11は本実施例の
観測点での散乱光強度比、及び視認位置と観測点のなす
角度の値を示した表である。
【0013】図において、11は絶縁基板、12は透明
絶縁基板、13はゲートバス配線、14はドレイン信号
線、15はスイッチング素子、16は絶縁層、17はコ
ンタクトホール、18は反射電極、31はブラックマト
リクス、32はカラーフィルタ、33は透明電極、34
は偏光板、35は液晶層、50は反射型液晶表示装置、
101は凹凸形成層、102は凹凸、103は凹凸形成
マスク、104は遮光部、109は凹凸対称軸、111
はφ=0゜の散乱光強度の変化、112はφ=90゜の
散乱光強度の変化、113はφ=180゜の散乱光強度
の変化、114はφ=270゜の散乱光強度の変化、1
15はθ=30゜の散乱光強度の変化、121は視認位
置a、122は視認位置の射影a、124は観測点a、
125は観測点b、126は観測点c、127は観測点
d、131は視認位置aと観測点aのなす極角a、13
2は視認位置aと観測点bのなす極角b、133は視認
位置aと観測点cのなす極角c、134は視認位置aと
観測点dのなす極角d、141は視認位置aと観測点a
のなす方位角a、142は視認位置aと観測点bのなす
方位角b、143は視認位置aと観測点cのなす方位角
c、144は視認位置aと観測点dのなす方位角d、3
00は標準拡散板の散乱光強度の変化である。
【0014】本実施例で示す反射型液晶表示装置は、絶
縁基板11,スイッチング素子15,絶縁層16,ゲー
トバス配線13,ドレイン信号線14,凹凸102,反
射電極18,液晶層35,透明電極33,透明絶縁基板
12,ブラックマトリクス31,カラーフィルタ32,
偏光板34により構成される。
【0015】この実施例1の反射型液晶表示装置の作製
方法を以下に示す。
【0016】ガラス,プラスチック等からなる絶縁基板
11上にスイッチング素子15を形成する。その際にゲ
ートバス配線13,ドレイン信号線14も同時に形成す
る。スイッチング素子15,ゲートバス配線13,ドレ
イン信号線14が形成された絶縁基板上に、SiN,S
iO2 からなる無機系、もしくは有機系の絶縁層16を
塗布する。その膜厚は無機系の場合には好ましくは0.
2 〜2μm、有機系の場合には好ましくは1〜5μm
である。本実施例では有機膜3μmの厚さで形成した。
絶縁層16にはコンタクトホール17が形成される。形
成されるコンタクトホール17の大きさは好ましくは5
〜30μm□である。本実施例では10μm□のコンタ
クトホールを形成した。
【0017】絶縁層16上には凹凸102が形成され、
その上には反射電極18が形成される。
【0018】凹凸102,反射電極18の形成方法を図
3を用いて詳しく説明する。
【0019】(1)絶縁層16,コンタクトホール17
形成後、有機系の凹凸形成層101(PC407,(株)
JSR製)をスピンコート等の手法を用いて好ましくは
0.1〜3μmの厚さに塗布する(図3(a))。本実施例
では1μmの厚さに塗布した。
【0020】(2)図4に示すような凹凸形成マスク1
03を用いて露光し、現像工程を経て、凹凸形成層10
1は所望の形状の凹凸102にパターンニングされる
(図3(b)〜(c1))。その際の凹凸102の平面図
を図3(c2)に示す。凹凸形成マスク103にはコン
タクトホール17が配置される領域を除き、ほぼ全域
に、かつできるだけ隙間のできないように半円状の遮光
部104が配置される。
【0021】(3)基板を平行に保ったまま150℃〜
250℃,60min の加熱処理をする。本実施例では2
30℃,60分の加熱処理をした(図3(d))。
【0022】(4)加熱処理後Au,Al,Ag等の反
射率の高い金属膜をスパッタリング,デポ等の手法によ
り成膜し、露光・現像の工程を経て反射電極18を形成
する。
【0023】上記の工程で形成した凹凸102は加熱処
理により表面形状が緩やかな円弧を描くような形状とな
る。その円弧は図3(d)に示すように、凹凸の左右で
傾斜角が異なる。これは現像の際の形状により決めら
れ、現像時に円形のパターンを形成した場合には断面形
状が左右対称となるが、本実施例のように半円状のパタ
ーンを形成することにより、図3(c2)に示す凹凸1
02の直線部分と、円弧となっている部分で傾斜角を変
えることができる。
【0024】一方、ガラス,プラスチックからなる透明
絶縁基板12上には染色法により作製したカラーフィル
タ32、及びブラックマトリクス31が形成される。カ
ラーフィルタ32,ブラックマトリクス31上には、I
TOからなる透明電極33が形成される。
【0025】上記の絶縁基板11と透明絶縁基板12を
一定の間隙をもって貼り合せ、間隙に液晶層を封入し、
反射型液晶表示装置50となる。
【0026】液晶層35はメルク製のZLIで、メルク
製のカイラル剤S811を約0.2%含む。液晶層35
の厚さは平均5μmである。この液晶に電圧を印加する
ことにより、電圧無印加時にはねじれ配向を、電圧印加
時にはホメオトロピック配向を示し、両状態間をヒステ
リシス無しで遷移する。
【0027】以下に本実施例に示す各要素の内容を説明
する。
【0028】ゲートバス配線13,ドレイン信号線14
はそれぞれスイッチング素子15のON/OFFを制御
するための電圧,液晶層35を駆動するための電圧が印
加される。
【0029】本実施例では、スイッチング素子15とし
て逆スタガ構造のTFTを使用している。スイッチング
素子15はゲートバス配線13に印加される電圧でON
/OFF状態に変化し、ON状態の場合にはドレイン信
号線14−反射電極18間は導通状態となり、OFF状
態の場合にはドレイン信号線14−反射電極18間は絶
縁状態となる。
【0030】コンタクトホール17はスイッチング素子
15と反射電極18を電気的に接続するために形成され
る。
【0031】反射電極18はコンタクトホール17を介
してスイッチング素子15に電気的に接続されている。
スイッチング素子15がONの場合にはドレイン信号線
14に印加されている電位がそのまま反射電極に伝達さ
れ、スイッチング素子15がOFFの場合には反射電極
18はON状態で伝達された電圧を保持する。
【0032】液晶層35は、反射電極18に印加された
電圧と、透明電極33に印加された電圧の電位差により
異なった光学特性を示す。この特性を利用して表示を行
う。本実施例で使用した液晶層35のねじれの角度は好
ましくは0゜から90゜の間とする。本実施例では50
゜とした。この液晶層35を用いることにより、応答時
間が短く、かつ絶縁基板11と透明絶縁基板12の間の
間隙のばらつきに対して十分な裕度を持った液晶層35
を実現することができる。また、液晶の立ち上がる方向
は反射型液晶表示装置50の下側を向くようにしてい
る。液晶の立ち上がる方向では暗表示の透過率増大が激
しく、この方向から光が入射するとコントラスト比が低
下するが、こうすることにより、コントラストを低下さ
せる原因となる立ち上がり方向からの入射光を減らすこ
とができるため、コントラストの高い表示を実現するこ
とができる。
【0033】凹凸102は反射電極18に散乱性を付与
するために形成される。凹凸102上に反射電極18を
形成することにより、反射電極18表面も下地の形状を
反映して同様の凹凸形状を有する。
【0034】ブラックマトリクス31は隣接する反射電
極間からの不要反射光が反射型液晶表示装置50から出
射するのを防止する働きを有し、表示特性の1つである
コントラストを向上させる機能を持つ。したがって、ブ
ラックマトリクス31は反射電極18が配置される以外
の領域に形成される。
【0035】本実施例では、反射型液晶表示装置50か
らの散乱出射光方向を表すために図5(a)に示すよう
に角度θL ,φL を用いる。θL は反射電極の法線を基
準とし、法線に対してなす角として定義され、φL は散
乱光の反射型液晶表示装置に対する射影が反射型液晶表
示装置の水平方向の軸となす角度として定義する。反射
型液晶表示装置の水平方向右向きを0゜とし、そこから
反時計周りに角度を規定する。
【0036】また、反射電極18表面に形成する凹凸1
02も対称軸109も傾きを有する。凹凸102の線対
称軸を対称軸109とし、その傾きは反射型液晶表示装
置の水平方向の軸とのなす角φunで規定する。反射型液
晶表示装置50の水平方向右向きを0゜とし、そこから
反時計周りに角度を規定する。例として凹凸102の向
きがφun=90゜の場合の平面形状、及び断面形状を図
6(a),(b),(c)に示す。図6(a)は平面形状で
凹凸102は半円状となっている。図6(b)は図6
(a)においてφ=90゜の断面図で、図6(c)は図
6(a)において、φ=0゜の断面図である。対称軸1
09に対して平行に見た場合の断面図は凹凸102の左
右で傾斜に違いが見られ、対称軸109に対して垂直に
見た場合には左右方向で傾斜の違いは見られない。
【0037】また、凹凸102の対称軸109には向き
があり、平面形状では凹凸の直線部分(図6(a)下
側)から円弧部分に向かう方向(図6(a)下側)とし
て定義した。つまり図6(b)では断面形状の角度変化
が急峻な方向(図6(b)左側)から、角度変化が緩やか
な方向(図6(b)右側)となる。(c)の場合には線
対称軸は紙面手前から紙面奥に向かっている。
【0038】図7(a),(b)に凹凸の平均傾きφu
90゜の場合の反射電極18の散乱特性を示す。前述の
平均傾きφu は同一反射電極内に形成した全ての凹凸の
対称軸の傾きφunの平均値である。また、反射板上には
液晶の屈折率1.5 にほぼ等しい媒質が接している。図
7(a)にはφ=0゜,90゜,180゜,270゜一定
とした場合のθL に対する散乱光強度の変化111,1
12,113,114を示し、図7(b)にはθ=30
゜一定とした場合のφL に対する散乱光強度の変化11
5を示している。反射電極下に形成した凹凸102の大
きさは対称軸に垂直方向で幅14〜16μm、対称軸1
09方向は幅9〜11μmと幅を持たせている。高さは
1μmとしている。また、反射電極18内に形成した個
々の凹凸の傾きφunはばらつきを持たせず全て90゜と
している。個々の凹凸は干渉による色付きを防止するた
めに不規則に配置している。この結果から分かるように
φ=90゜方向に光を強く反射し、その他の方位角方向
にはあまり光を反射しない特性となっている。また、φ
L =20〜160゜の範囲では標準拡散板の2倍以上の
散乱光強度がえられている。つまり、凹凸102の傾斜
角が緩やかな方向に光を強く返し、傾斜角が急峻な方向
に光をあまり反射しない特性となっている。また、この
特性はφu =90゜の凹凸を形成した反射電極の特性で
あるが、φu =0゜の凹凸を形成した反射電極の特性は
図7(a),(b)の特性はφL =−90゜だけシフトし
た特性となることは容易に推測される。
【0039】図8に視認位置121と反射型液晶表示装
置50内の観測点124,125,126,127との
なす極角131,132,133,134、及び方位角1
41,142,143,144を示す。反射型液晶表示
装置50内に含まれる反射電極の明るさはそれぞれ反射
電極から視認位置121方向へ出射する散乱光強度比に
比例し、散乱光強度は図7(a),(b)に示す特性と視
認位置121と反射電極の位置から算出される極角、及
び方位角から推測することができる。
【0040】図9に反射型液晶表示装置50内に含まれ
る全ての反射電極でφu =90゜の凹凸を形成した場合
の観測点124,125,126,127での散乱光強
度比、及び視認位置121と観測点124,125,1
26,127とのなす極角131,132,133,1
34、及び方位角141,142,143,144を示
す。散乱光強度比は視認位置121と各測定点とのなす
角度と図7(a),(b)の特性より求めたもので、標
準拡散板の散乱光強度を1とした比で表している。散乱
光強度比を求めるための極角131,132,133,
134、及び方位角141,142,143,144は
以下の仮定より算出した。反射型液晶表示装置50の画
面サイズは12インチ,視認位置121と反射型液晶表
示装置50の距離を60cm、視認位置121の反射型液
晶表示装置50に対する射影122は水平方向は中央
部,垂直方向は最上列とした。
【0041】この場合、観測点125と観測点126の
散乱光強度比は2倍以上異なる。この構成では面内で明
るさのばらつきの少ない反射型液晶表示装置を実現する
ことは難しい。
【0042】本実施例ではその問題を解決するために観
測点124、125,126,127に含まれる反射電極
の表面に形成する凹凸102の対称軸を図10(a),
(b),(c),(d)に示すように向け凹凸を形成した。前
述のような向きの凹凸を形成する形状とすることによ
り、視認位置121での観測点124,125,12
6,127での明るさのばらつきが少なく良好な表示を
実現することができる。具体的には各凹凸102の線対
称軸109を視認位置121と観測点124,125,
126,127とのなす方位角141,142,14
3,144と同一角度にする。つまり観測点124,1
25,126,127内に含まれる反射電極において、
凹凸の対称軸が0゜,180゜,56゜,124゜とな
るように凹凸を形成する。このような配置とすることに
より、それぞれの反射電極の散乱特性は図7(a),(b)
の特性をそれぞれ、φ方向に−90゜,90゜,−34
゜,34゜だけシフトした特性となる。これにより、各
反射電極に形成した凹凸の傾斜の緩やかな部分が視認位
置に向く。つまり光を強く反射する方向が全ての反射電
極で視認位置に対して向くことになる。したがって、反
射型液晶表示装置50内に配置された反射電極18の散
乱光強度は視認位置121と反射電極18のなす方位角
によっては変化せずに、視認位置121と反射電極18
のなす極角によってのみ変化することになり、明るさの
ばらつきが少ない反射型液晶表示装置を実現することが
できる。図11に図10に示すような凹凸を形成した場
合の明るさの比と極角131,132,133,13
4、及び方位角141,142,143,144を示
す。極角131,132,133,134、及び方位角
141,142,143,144はφu =90゜の凹凸
を形成した場合と変わらないが、散乱光強度比は1.1
8 まで低減していることが分かる。また、明るさの比
が低減しているだけでなく、散乱光強度比もφu =90
゜の凹凸を形成した場合の観測点126でのそれよりも
高い値となっている。つまり、φu =90゜の凹凸を全
ての反射電極18で形成した場合よりも明るく、かつ明
るさの面内ばらつきの少ない反射型液晶表示装置50を
実現することができる。
【0043】また、本実施例で示した観測点以外の反射
電極18に形成する凹凸102の対称軸109も視認位
置121と反射電極18のなす角により決定される。例
えば、反射型液晶表示装置の左上端の反射電極を座標原
点(0,0)とし、視認位置の射影122の位置を(x
0 ,y0 )、任意の反射電極の位置を(x,y)とした
場合に前記反射電極表面に形成する凹凸の対称軸は、
【0044】を満たすような凹凸を形成することによ
り、標準拡散板の2倍以上の明るさを持ち、かつ明るさ
のばらつきの少ない反射型液晶表示装置を実現すること
ができる。
【0045】本実施例によれば、視認位置の射影122
が反射型液晶表示装置の上側中央部近傍にある場合、例
えば12インチ程度のパソコンモニタ等に反射型液晶表
示装置を採用する場合に、視認位置121と反射型液晶
表示装置内に含まれる反射電極とのなす角度に応じて、
反射電極表面に形成する凹凸の対称軸の傾きを変化させ
ることにより、明るく、かつ反射型液晶表示装置内で明
るさのばらつきの少ない反射型液晶表示装置を実現する
ことができる。
【0046】図12は本発明の第2の実施例を示す視認
位置161と観測点124,125,126,127の
なす角171,172,173,174及び181,1
82,183,184を示している。図13はφu =9
0゜の凹凸を形成した場合の観測点161での散乱光強
度比、及び視認位置と観測点のなす角度の値を示した表
である。図14は本実施例の観測点124,125,1
26,127でのスイッチング素子15を有する側の基
板の平面図である。図15は本実施例の観測点124,
125,126,127での散乱光強度比、及び視認位
置と観測点のなす角度の値を示した表である。
【0047】図12,図14において前述の実施例に示
したものと同一の構成要素には同じ番号をつけている。
【0048】図において、161は視認位置b、162
は視認位置の射影b、171は視認位置bと観測点aの
なす極角e、172は視認位置bと観測点bのなす極角
f、173は視認位置bと観測点cのなす極角g、17
4は視認位置bと観測点dのなす極角h、181は視認
位置bと観測点aのなす方位角e、182は視認位置b
と観測点bのなす方位角f、183は視認位置bと観測
点cのなす方位角g、184は視認位置bと観測点dの
なす方位角hである。
【0049】図12に視認位置161と反射型液晶表示
装置50内の観測点124,125,126,127と
のなす極角171,172,173,174、及び方位
角181,182,183,184を示す。反射電極の
明るさは実施例1と同様に反射電極18の視認位置16
1方向へ出射する散乱光強度比に比例し、その際の明る
さは図7(a),(b)に示す特性と視認位置161と反
射電極18のなす角度で推測することができる。
【0050】図13に全ての反射電極で図17に示すよ
うにφu =90゜の凹凸を反射電極表面に形成した場合
の観測点124,125,126,127での散乱光強
度比、及び視認位置161と観測点124,125,1
26,127とのなす極角171,172,173,1
74、及び方位角181,182,183,184を示
す。明るさを推測するための極角171,172,17
3,174、及び方位角181,182,183,18
4は以下の仮定より算出した。反射型液晶表示装置50
の画面サイズは20インチ、視認位置161と反射型液
晶表示装置50の距離を200cm,視認位置161の反
射型液晶表示装置50に対する射影162は水平方向,
垂直方向共に中央部とした。
【0051】この場合、各観測点の散乱光強度比は最大
2.39 倍異なる。これは角観測点での極角は同じにな
ったもの、方位角が異なり、かつ観測点124,125
の反射電極に対しては光があまり反射しない位置からの
観測となるためである。つまりこの構成では面内で明る
さのばらつきの少ない反射型液晶表示装置を実現するこ
とは難しい。
【0052】本実施例ではその問題を解決するために観
測点124,125,126,127に含まれる反射電極
の表面に形成する凹凸の形状を図14(a),(b),
(c),(d)に示すような形状とした。このようにする
と、視認位置での観測点での明るさのばらつきが少なく
良好な表示を実現することができる。具体的には各凹凸
102の線対称軸109を視認位置161と観測点12
4,125,126,127とのなす方位角181,1
82,183,184と同一角度にする。つまり観測点
181,182,183,184内に含まれる反射電極
において、凹凸102の対称軸が323゜,217゜,
37゜,143゜となるように凹凸102を形成する。こ
れにより、それぞれの反射電極の散乱特性は図7
(a),(b)の特性をそれぞれ、φ方向に233゜,1
27゜,−53゜,53゜だけシフトした特性となる。
このように対称軸を傾けることにより、各反射電極に形
成した凹凸の傾斜の緩やかな部分が視認位置に向く。つ
まり光を強く反射する方向が全ての反射電極で視認位置
に対して向くことになる。したがって、反射型液晶表示
装置50内に配置された反射電極の明るさは視認位置1
61と反射電極のなす方位角によっては変化せず、かつ
極角は同一角度であるため、各観測点で、明るさのばら
つきがない反射型液晶表示装置を実現することができ
る。図14に図15に示すような凹凸102を形成した
場合の明るさの比と極角171,172,173,17
4、及び方位角181,182,183,184を示
す。極角171,172,173,174、及び方位角
181,182,183,184は変化はないが明るさ
の比は1となっている。また、明るさの比の低減だけで
はなく、散乱光強度もφun=90゜の凹凸を形成した場
合の観測点126での明るさよりも明るい。つまり、反
射電極内に形成するφunを全て同一方向とした時よりも
明るく、かつ明るさの面内ばらつきの少ない反射型液晶
表示装置を実現することができる。
【0053】また、本実施例で示した領域以外の反射電
極に形成する凹凸の対称軸も視認位置161と反射電極
のなす角により決定される。例えば反射型液晶表示装置
の左上端の反射電極の位置を座標原点(0,0)とし、
視認位置の射影162の位置を(x0 ,y0 )、任意の
反射電極の位置を(x,y)とした場合に前記反射電極
表面に形成する凹凸の対称軸は
【0054】を満たすような凹凸を形成することによ
り、標準拡散板の2倍以上の明るさを持ち、かつ明るさ
のばらつきの少ない反射型液晶表示装置を実現すること
ができる。
【0055】本実施例によれば、視認位置の射影162
が反射型液晶表示装置50のほぼ中央部にある場合、例
えば20インチ以上の大画面TV等に反射型液晶表示装
置を採用する場合に、視認位置161と反射型液晶表示
装置内に含まれる反射電極とのなす角度に応じて、反射
電極表面に形成する凹凸の形状を変化させることによ
り、明るく、かつ反射型液晶表示装置内で明るさのばら
つきの少ない反射型液晶表示装置を実現することができ
る。
【0056】図16は本発明の第2の実施例を示す断面
図である。
【0057】図16において前述の実施例に示したもの
と同一の構成要素には同じ番号をつけている。
【0058】図において40は散乱性を有するフィルム
である。
【0059】散乱性を有するフィルム40はPET等の
フィルム表面にビーズを拡散したものが用いられ、その
フィルムは散乱性を有する。
【0060】本実施例の凹凸の形状,配置に関しては実
施例1、もしくは2と同じである。本実施例では平面形
状が半円状の凹凸を形成しているため、底面形状が円形
の凹凸を形成した場合と比べて、凹凸の充填率が悪く、
平坦部が多い反射電極となる。平坦部が多いと背景や顔
が写り込み見にくい表示となる。そこで、偏光板34上
に散乱性を有するフィルム40を配置することにより、
映り込みが少なく、かつ明るく、面内で明るさのばらつ
きの少ない反射型液晶表示装置を実現することができ
る。
【0061】本実施例において、散乱性を有するフィル
ム40は偏光板の上側に配置されているが、位相差を持
たないフィルムである場合には偏光板34と反射電極1
8の間であればどの位置に配置しても同様の効果が得ら
れることは容易に推測できる。
【0062】上に示した全ての実施例に対して、凹凸、
及び反射電極はスイッチング素子上に形成していない
が、凹凸をスイッチング素子上に形成し、反射電極をそ
の上に形成することにより、開口率が向上し、さらに明
るい反射型液晶表示装置を実現することができる。
【0063】上に示した全ての実施例に対し、個々の凹
凸対称軸の傾きは同一反射電極内で全て同じ方向を向け
ているが、多少のばらつきを持たせても同様の効果が得
られることは容易に推測できる。
【0064】上に示した全ての実施例に対し、凹凸の底
面形状を半円状としているが、三日月状,三角形等の形
状でも、少なくても1軸に対して断面形状が非対称とな
る凹凸であれば同様の効果が得られることは容易に推測
できる。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、明るく、かつ反射型液
晶表示装置内で明るさのばらつきの少ない反射型液晶表
示装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の反射型液晶表示装置における反射
型液晶表示装置の全体図とその中に含まれるスイッチン
グ素子を有する側の基板の平面図である。
【図2】第1実施例の反射型液晶表示装置における断面
図である。
【図3】図2における凹凸の作成方法を説明する製造工
程図である。
【図4】図3における現像工程で使用する凹凸形成マス
クの平面図である。
【図5】散乱光出射角度の定義を説明する図である。
【図6】凹凸の対称軸を説明する図である。
【図7】φu =90゜の凹凸を有する反射板の散乱特性
である。
【図8】第1実施例における視認位置と観測点のなす角
度を説明する図である。
【図9】図8においてφu =90゜の凹凸を反射電極表
面に形成した場合の観測点での散乱光強度比、及び視認
位置と観測点のなす角を示した表である。
【図10】第1実施例における観測点内に含まれるスイ
ッチング素子を有する側の基板の平面図である。
【図11】第1実施例において、図10に示す凹凸を形
成した場合の観測点での散乱光強度比、及び視認位置と
観測点のなす角を示した表である。
【図12】第2実施例における視認位置と観測点のなす
角度を説明する図である。
【図13】図12において、φu =90゜の凹凸を反射
電極表面に形成した場合の観測点での散乱光強度比、及
び視認位置と観測点のなす角を示した表である。
【図14】第2実施例における観測点内に含まれるスイ
ッチング素子を有する側の基板の平面図である。
【図15】第2実施例において、図14に示す凹凸を形
成した場合の観測点での散乱光強度比、及び視認位置と
観測点のなす角を示した表である。
【図16】第3実施例の反射型液晶表示装置における断
面図である。
【図17】従来スイッチング素子を有する側の基板の平
面図である。
【図18】従来例における凹凸の作成方法を説明する製
造工程図である。
【符号の説明】
11…絶縁基板、12…透明絶縁基板、13…ゲーート
バス配線、14…ドレイン信号線、15…スイッチング
素子、16…絶縁層、17…コンタクトホール、18…
反射電極、31…ブラックマトリクス、32…カラーフ
ィルタ、33…透明電極、34…偏光板、35…液晶
層、40…散乱性を有するフィルム、50…反射型液晶
表示装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊東 理 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 2H042 BA03 BA04 BA15 BA20 2H091 FA16Y FB04 FB08 FC02 FC10 FC26 FC29 FD04 FD23 GA13 HA07 LA18 2H092 HA05 JA26 JA29 JA38 JA42 JA44 JB13 JB23 JB32 JB33 JB38 JB56 KB25 MA04 MA13 MA35 MA37 NA25 NA29 PA01 PA12 QA07 RA05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明電極を配置した透明絶縁基板と、反射
    機能を持つ反射電極を配置した絶縁基板と、前記透明絶
    縁基板,前記絶縁基板間に狭持された液晶層を有する反
    射型液晶表示装置において、前記反射電極は散乱性を有
    し、その表面は凹凸形状であり、この凹凸は配置位置に
    応じて形状が異なる反射型液晶表示装置。
  2. 【請求項2】透明電極を配置した透明絶縁基板と、反射
    機能を持つ反射電極を配置した絶縁基板と、前記透明絶
    縁基板,前記絶縁基板間に狭持された液晶層とを有する
    反射型液晶表示装置において、前記反射電極は、視野方
    向に対して指向性を付与した反射型液晶表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1もしくは2のいずれかに記載の液
    晶表示装置において、前記反射電極は、表面に形成する
    凹凸の断面形状は、前記凹凸の一軸方向に対して左右非
    対称である反射型液晶表示装置。
  4. 【請求項4】請求項1もしくは2のいずれかに記載の液
    晶表示装置において、前記反射電極は、表面に形成され
    る個々の凹凸底面形状が線対称であり、かつ非回転対称
    である反射型液晶表示装置。
  5. 【請求項5】請求項1もしくは2のいずれかに記載の反
    射型液晶表示装置において、前記反射電極は、表面の個
    々の凹凸底面形状がほぼ半円である反射型液晶表示装
    置。
  6. 【請求項6】請求項4もしくは5のいずれかに記載の反
    射型液晶表示装置において、同一反射電極内に含まれる
    個々の凹凸の線対称軸の向きはほぼ同じで、かつ異なる
    画素間では複数の線対称軸を有することを特徴とする反
    射型液晶表示装置。
  7. 【請求項7】請求項4に記載の液晶表示装置において、
    反射型液晶表示装置の左上を座標原点(0,0)とし、
    水平方向右向きをx、垂直方向下向きをyとした直交座
    標において、基準点を(x0 ,y0 )とし、各反射電極
    の位置を(x,y)、反射型液晶表示装置の水平方向右
    向きを0゜としそこから反時計周りに角度φを規定した
    場合に、1つの反射電極内に形成した全凹凸の線対称軸
    の向きの平均値φu が、 を満たしていることを特徴とする反射型液晶表示装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の反射型液晶表示装置にお
    いて、反射型液晶表示装置の大きさを(k,0.75k)
    とした場合に(0,0)にある反射電極内に形成した全
    凹凸の線対称軸の向きの平均値φua、及び(k,0)に
    ある反射電極内に形成した全凹凸の線対称軸の向きの平
    均値φubが、 −107゜φ ua107゜,73φ ub287 内に含まれていることを特徴とする反射型液晶表示装
    置。
  9. 【請求項9】請求項7に記載の反射型液晶表示装置にお
    いて、反射型液晶表示装置の大きさを(k,0.75k)
    とした場合に(0,0)にある反射電極内に形成した全
    凹凸の線対称軸の向きの平均値φua、及び(k,0)に
    ある反射電極内に形成した全凹凸の線対称軸の向きの平
    均値φubが、 −127゜φ ua49゜,131φ ub307 内に含まれていることを特徴とする反射型液晶表示装
    置。
  10. 【請求項10】請求項1から9のいずれかに記載の反射
    型液晶表示装置において液晶がねじれ配向を有するネマ
    ティック液晶であり、かつツイスト角が0゜以上90゜
    未満であることを特徴とする反射型液晶表示装置。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の反射型液晶表示装置
    において液晶の立ち上がり方向が反射型液晶表示装置の
    下側に向いていることを特徴とする反射型液晶表示装
    置。
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