JP2001004484A - 風洞実験設備における横方向風速変動制御方法 - Google Patents

風洞実験設備における横方向風速変動制御方法

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JP2001004484A JP17399799A JP17399799A JP2001004484A JP 2001004484 A JP2001004484 A JP 2001004484A JP 17399799 A JP17399799 A JP 17399799A JP 17399799 A JP17399799 A JP 17399799A JP 2001004484 A JP2001004484 A JP 2001004484A
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清之 永井
Nobuko Mizumoto
伸子 水本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自然風の横方向のパワースペクトルとコヒー
レンスを再現できるようにする。 【解決手段】 幅方向に複数配置した各翼30を、独自
に備えた駆動装置39により揺動する独立可動翼とし、
各駆動装置39の駆動を演算制御装置41にて制御する
ようにし、自然風の横方向の風速のパワースペクトル
と、横方向のコヒーレンスと、フェーズ関数とを用いて
赤池の多次元自己回帰式の重み係数を演算制御装置41
により演算し、演算した重み係数を多次元自己回帰式に
代入することにより各駆動装置39の任意の時刻での各
翼30の角度を演算し、各翼30が演算した角度になる
ように制御信号によって各駆動装置39を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、風洞実験設備にお
ける横方向風速変動制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】発電所や各種プラントからの排出物や、
橋梁や、超高層建築物などが環境に与える影響を解析す
るため、風洞実験設備などが用いられている。
【0003】このような、風洞実験設備は、図5〜図7
に示すように、モータ1とファン2を備えた風発生部3
で風4を発生し、発生された風4を、拡がり部5や絞り
部6を備えた風均一化部7へ通して均一な流れとし、得
られた均一な流れを風調整部8でクーニハムの乱流発生
装置9を用いて自然の風4に近い流れに調整してから、
測定対象やその周囲の環境などをミニチュア化した模型
10が配置された測定部11へ通し、測定部11で必要
な測定を行った後、風排出部12から排出させるように
したものである。
【0004】そして風調整部8に設けられたクーニハム
の乱流発生装置9は、図6、図7に示すように、上流側
から順に、キャッスル13、ボルテックスジェネレータ
14、ラフネス15と呼ばれる障害物をセットにして床
面16に設けたものであり、キャッスル13は、風調整
部8の幅方向17へ延びて上面に複数の凹凸部18が形
成された低い壁状体であり、測定部11の低空部に縦渦
19を発生させるためのものである。
【0005】又、ボルテックスジェネレータ14は、風
調整部8の風送り方向20へ向けて固定された、小型
(天井に達しない大きさ)の翼21を風調整部8の幅方
向17へ多数枚配置して、測定部11の低空部に横渦2
2を発生させるようにしたものである。
【0006】そして、ラフネス15は、風調整部8の幅
方向17へ延びる角材23を、風調整部8に風送り方向
20へ多段に配置して、測定部11の低空部に、より細
かな渦24を多数発生させるようにしたものである。
【0007】そして、上記クーニハムの乱流発生装置9
によって、上空部は風速が大きくなって、低空部は風速
が小さくなるという、自然の分布に近い風4を、測定部
11で得られるようにしている。
【0008】尚、図中、25は測定部11に設けられた
模型10のうちの煙突、26は煙突25から出た煙、2
7は建物、28は山である。又、29は煙26の濃度を
検出するための濃度検出器であり、図示しない天井クレ
ーンなどによって、測定部11の風送り方向20や幅方
向17へ変位させ得るようになっている。
【0009】ところで、上記したような風洞実験設備に
おける煙26の幅方向17への拡がり方を、煙突25か
ら離れた位置に配置した濃度検出器29を用いて調べて
見ると、測定部11内では、図8に示すように、煙26
はほとんど幅方向17へは拡がらないことがわかる。ま
た、幅方向に離れた2点の煙源1、煙源2からの煙26
は、低周波の乱流成分を発生することができないために
蛇行することなく殆ど平行に下流に流れる。
【0010】しかるに、自然環境では、図9に示すよう
に、離れた煙源1と煙源2から放出された煙26は、幅
方向17へ拡がって行くと共に、2点間の距離に応じて
煙26の拡がりの形状が変化している。
【0011】例えば自然の環境を1/1000に縮小し
た風洞実験設備で自然風を再現しようとした場合には、
風洞実験設備で1メートル横方向にズレた位置は、実際
には1キロメートル離れた距離にあり、このように自然
の環境で1キロメートル離れた位置では、風洞実験設備
での観測結果とは異なる観測結果となるのが一般的であ
る。このように、2点の煙源1と煙源2の下流の任意地
点で観測される濃度変動は、コヒーレンス(相関性)の
違いによって夫々異なると考えられる。
【0012】このため、より精密な測定結果が得られる
ようにするには、煙26の幅方向17への拡がりを自然
の風に近い状態に再現できるようにしなければならな
い。
【0013】そのため、本発明者等は、図10に示すよ
うに、左右へ風を拡散できるようにした風洞実験設備を
発明し出願した。
【0014】この既出願の発明は、測定部11(図7)
の入側に設けられる風調整部8の床面に、ボルテックス
ジェネレータ14として、風調整部8の天井へ達しない
大きさの小型の翼30を幅方向に対し複数枚配置すると
共に、各翼30を上下方向へ延びる回転軸31を中心と
して左右に往復揺動自在に取付け、各翼30に連結リン
ク32を介して、各翼30を同時に往復揺動させるよう
にした減速機構を有する駆動装置33を接続した構成と
している。
【0015】さらに、翼30を左右に同時に往復揺動さ
せるための制御指令(デジタル)を発生するコンピュー
タなどの演算制御装置34を設け、該演算制御装置34
からの制御指令をDA変換器35及び制御電源を持つモ
ータドライバ36に接続し、駆動装置33のモータ37
に制御信号38を出力するようにしている。
【0016】図11に示した構成によれば、幅方向に備
えた複数枚の翼30を連結リンク32を介して1台の駆
動装置33により揺動させるようにした同時可動翼列装
置の構成としているので、複数枚の翼30を同時に同方
向に同一の揺動角で揺動することができ、これにより風
を横方向へ一様なスペクトルの分布で拡散することがで
きる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図11の装置
では、例えば図10に示すように、離れた2点の煙源1
と煙源2から放出された煙26は、同時可動翼列装置の
翼30の揺動によって蛇行するが、複数の翼30が同時
に同方向に同一の揺動角で揺動するために、2つの煙2
6が同じ形で拡がることになる。これは、図9に示す自
然風の場合のように2点間の距離に応じて所要のコヒー
レンスを有して拡がる煙26の形状とは異なり、よって
図11の装置では、自然風の場合とは異なった測定結果
となることが考えられる。
【0018】このように、図7に示した風洞実験設備、
及び図11に示した同時可動翼列装置を備えた風洞実験
設備の何れにおいても、自然風の低周波成分まで含んだ
横方向の乱流のコヒーレンスを再現することはできなか
った。
【0019】本発明は、上述の実情に鑑み、自然風の横
方向のパワースペクトルとコヒーレンスとを同時に再現
することができるようにした風洞実験設備における横方
向風速変動制御方法を提供することを目的とするもので
ある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、測定部の入側
に設けられる風調整部の床面に、風調整部の天井へ達し
ない大きさの小型の翼を幅方向に対し複数枚配置し、風
調節部に風を送って各翼を左右に往復揺動させることに
より翼下流の横方向の風速を制御する風洞実験設備にお
ける横方向風速変動制御方法であって、各翼を独自に備
えた駆動装置により揺動する独立可動翼とし、且つ各駆
動装置の駆動を演算制御装置にて制御するようにし、自
然風の横方向の風速のパワースペクトルと、横方向のコ
ヒーレンスと、フェーズ関数とを用いて式I
【数2】 左辺 i地点での時刻tでのフィン角度v 右辺第1Σ 過去1時間からM時間まで(時間は無次元時間) 右辺第2Σ 1地点からk地点までの線形結合とランダム成分の和 Aij(m) i地点とj地点でのm時間差時の風速にかかる重み係数 εi(t) i地点でのt時刻の風速に含まれるランダム風速成分 の重み係数Aij(m)を演算制御装置により演算すると
共に、演算した重み係数Aij(m)を式Iに代入するこ
とにより各駆動装置の任意の時刻tでの各翼の角度vを
演算し、各翼が演算した角度vになるように制御信号に
よって各駆動装置を制御することにより、翼の下流に、
自然風と同様の横方向のパワースペクトルとコヒーレン
スの風を再現することを特徴とする風洞実験設備におけ
る横方向風速変動制御方法、に係るものである。
【0021】上記手段によれば、翼の下流に、自然の風
と同じ横方向のパワースペクトルとコヒーレンスの風を
再現でき、従って、より実際に近い精度の高い風洞試験
を実施できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面を参照しつつ説明する。
【0023】図1は、本発明を実施する形態の一例を示
したものであり、風洞実験設備の基本構造については図
5〜図7と同様であるため、必要に応じてこれらの図を
参照する。
【0024】図1に示すように、風調整部8の床面16
に幅方向17へ多数枚配置された、ボルテックスジェネ
レータ14における天井に達しない大きさの小型の翼3
0を、床面16を貫通する垂直な回転軸31によって水
平方向へ回転可能に支持し、各回転軸31に、サーボモ
ータなどの駆動装置39を連結して、各翼30を単独に
揺動させ得るようにした独立可動翼列装置40を構成す
る。
【0025】尚、ボルテックスジェネレータ14の翼を
可動化することに代えて、ボルテックスジェネレータ1
4を図6、図7と同じ固定の翼21とし、別の可動の翼
30を新たに設けるようにしても良い。
【0026】各翼30を単独で左右に往復揺動させるた
めの制御指令(デジタル)を発生するコンピュータなど
の演算制御装置41を設け、該演算制御装置41をDA
変換器42及び制御電源を持つモータドライバ43に接
続し、各駆動装置39に制御信号44を出力するように
している。
【0027】前記演算制御装置41は、自然風の横方向
の風速のパワースペクトルと、横方向のコヒーレンス
と、フェーズ関数(乱数)とを入力することにより、岩
谷に基づく計算プログラムにより横方向の風速変動を演
算し、且つ各翼30の駆動波形を演算して出力するよう
になっている。
【0028】次に、作動について説明する。
【0029】風洞実験設備の作動や、風洞実験設備を用
いて発電所や各種プラントからの排出物や、橋梁や、超
高層建築物などが環境に与える影響を解析するための測
定については図6、図7と同様なので説明を省略する。
【0030】本発明では、図1及び図4に示すように、
演算制御装置41に、自然風の風速のパワースペクトル
と、自然風のコヒーレンスと、フェーズ関数(乱数)と
を仮定して入力することにより、横方向の風速変動を演
算し、且つこの風速変動を発生させる各翼30の駆動波
形を演算する。
【0031】平坦面での自然風の横方向の風速のパワー
スペクトルは、例えば図2のカルマンが提案した乱流の
パワースペクトルから明らかなように、無次元周波数に
対する無次元パワースペクトル45は変化せず、普遍的
な形状を有している。
【0032】又、水平方向横2点間の普遍的なコヒーレ
ンスについては、図3に示すようにダベンポートが提案
している。図3では、横方向に1150mm離れた2地
点間での横方向成分同士のコヒーレンスの値について示
している。図中46は自然風の場合におけるコヒーレン
スを示し、又、図中47は図11に示した同時可動翼列
装置の場合におけるコヒーレンスを示している。図3か
ら明らかなように、自然風は低周波域においてコヒーレ
ンス46が大きく変化しているのに対し、同時可動翼列
装置の場合には、揺動可能な低周波域の加振周波数範囲
の全域においてコヒーレンス47が略1(正確に相関し
た状態)であり、加振周波数範囲を越えるとコヒーレン
ス47が零の(全く相関しない)状態になっている。
【0033】従って、上記図2に示した既知の自然風の
風速のパワースペクトル45と、図3に示した既知の自
然風のコヒーレンス46とを用いて、岩谷が提案した駆
動波形を作成する。
【0034】自然に近い横方向の風速変動を得るには、
赤池が提案した多次元自己回帰式による方法を採用し、
その多次元自己回帰式における重み係数を求める。
【0035】即ち、現時点での横方向に隔てた各点の横
方向の風速(風向)は多地点の過去M個の時点での横方
向の風速の全ての1次結合と仮定すると、下記式Iで与
えられる。
【0036】
【数3】 左辺 i地点での時刻tでのフィン角度v 右辺第1Σ 過去1時間からM時間まで(時間は無次元時間) 右辺第2Σ 1地点からk地点までの線形結合とランダム成分の和 Aij(m) i地点とj地点でのm時間差時の風速にかかる重み係数 εi(t) i地点でのt時刻の風速に含まれるランダム風速成分
【0037】上記式Iにおいて、i地点とj地点でのm
時間差時の風速における重み係数A ij(m)が求まる
と、各駆動装置39による時刻tでの各翼30の角度v
を演算により求めることができる。
【0038】重み係数Aij(m)を求めるために、式I
を行列の形に変形すると、下記式IIとなる。
【0039】
【数4】
【0040】即ち、相関関数Rij(m−r)がi,j,
m,Mに対してすべて既知であれば、Rij(r)はk*
k*m元の連立1次方程式になり解くことができる。
【0041】前記相関関数Rij(m−r)は次のように
して求まる。
【0042】自己相関関数Rii(m)は、与えられたパ
ワースペクトルの逆フーリエ変換から求められる。
【0043】相互相関関数Rij(m)は、i,jクロス
スペクトルと与えられたi,jフェーズ関数から求めら
れる。但し、i,jクロススペクトルは与えられたi,
jコヒーレンスに与えられたi地点パワースペクトルと
j地点パワースペクトルをかけることで求められる。
【0044】上記によって求めた重み係数Aij(m)を
式Iに代入することにより、各駆動装置39による時刻
tでの各翼の角度vを演算できるので、この駆動波形を
演算制御装置からDA変換器42に出力して電圧変換す
る。これにより、モータドライバ43は各翼30が演算
された角度vになるように各駆動装置39に制御信号4
4を出力し、各翼30を別個に揺動する。これにより、
翼30の下流には、自然風の横方向のパワースペクトル
とコヒーレンスと全く同様の風が再現されることにな
る。
【0045】即ち、横方向のパワースペクトルが図2の
パワースペクトル45に沿い、且つ横方向のコヒーレン
スが図3のコヒーレンス46に沿うように一致し、これ
によって、自然風に極めて近い風を再現して、より実際
にマッチした精度の高い風洞試験を実施することができ
る。
【0046】尚、本発明は、上述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の風洞実験
設備における横方向風速変動制御方法によれば、翼の下
流に、自然の風と同じ横方向のパワースペクトルとコヒ
ーレンスの風を再現でき、従って、より実際に近い精度
の高い風洞試験を実施できるという優れた効果を奏し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施する形態の一例を示す部分
拡大斜視図である。
【図2】カルマンが提案した乱流のパワースペクトルを
示すグラフである。
【図3】横方向に離れた2地点間での横方向成分同士の
コヒーレンスを示すグラフである。
【図4】本発明の方法を説明するためのブロック図であ
る。
【図5】一般的な風洞実験設備の全体概略斜視図であ
る。
【図6】図5の風調整部及び測定部を風送り方向上流側
から見た斜視図である。
【図7】図5の風調整部及び測定部の概略側方断面図で
ある。
【図8】図7の場合の測定部での煙の拡がり方を示す平
面図である。
【図9】自然風の測定部での煙の拡がり方を示す平面図
である。
【図10】図11の場合での煙の拡がり方を示す平面図
である。
【図11】既出願の発明における同時可動翼列装置が備
えられた風調整部を風送り方向上流側から見た斜視図で
ある。
【符号の説明】
8 風調整部 11 測定部 12 風排出部 16 床面 17 幅方向 30 翼 39 駆動装置 41 演算制御装置 44 制御信号 45 自然風のパワースペクトル 46 自然風のコヒーレンス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定部の入側に設けられる風調整部の床
    面に、風調整部の天井へ達しない大きさの小型の翼を幅
    方向に対し複数枚配置し、風調節部に風を送って各翼を
    左右に往復揺動させることにより翼下流の横方向の風速
    を制御する風洞実験設備における横方向風速変動制御方
    法であって、各翼を独自に備えた駆動装置により揺動す
    る独立可動翼とし、且つ各駆動装置の駆動を演算制御装
    置により制御するようにし、自然風の横方向の風速のパ
    ワースペクトルと、横方向のコヒーレンスと、フェーズ
    関数とを用いて式I 【数1】 左辺 i地点での時刻tでのフィン角度v 右辺第1Σ 過去1時間からM時間まで(時間は無次元時間) 右辺第2Σ 1地点からk地点までの線形結合とランダム成分の和 Aij(m) i地点とj地点でのm時間差時の風速にかかる重み係数 εi(t) i地点でのt時刻の風速に含まれるランダム風速成分 の重み係数Aij(m)を演算制御装置により演算すると
    共に、演算した重み係数Aij(m)を式Iに代入するこ
    とにより各駆動装置の任意の時刻tでの各翼の角度vを
    演算し、各翼が演算した角度vになるように制御信号に
    て各駆動装置を制御することにより、翼の下流に、自然
    風と同様の横方向のパワースペクトルとコヒーレンスの
    風を再現することを特徴とする風洞実験設備における横
    方向風速変動制御方法。
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