JP2000517081A - 加入者照合モジュール（ｓｉｍ）カードホルダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 包み込むための前カバーと後ろカバーおよび印刷回路基板とを有するセルラー電話機用のＳＩＭカードホルダであって、カバー内にベースが実装されていて、ベースは側壁と終端壁とにより仕切られているシェルフ上にＳＩＭカードを収納するためのスロットを有する。スロットは電話機のバッテリ室の中へと開いている。複数個の電気的導体がベースに搭載されていて、各々の導体はシェルフ上に設けられたカード接点と、電話機内の印刷回路基板と接続するためにベースから伸びている端子とを有する。ベース上を滑り移動させるためのイジェクタが配置されており、イジェクタはＳＩＭカードの端と合うための傾斜壁と、イジェクタを操作するためのボタンとを含み、ボタンはカバーのスロットから突き出ている。

Description

【発明の詳細な説明】 加入者照合モジュール（ＳＩＭ）カードホルダ 本発明は、たとえばセルラー電話機用の、無線通信移動ステーションに関する ものであり、特にセルラー電話機内のＳＩＭカードを保持するための装置に関す るものである。 背景と要約 加入者照合モジュール（ＳＩＭ）は実装装置によってセルラー電話機内の印刷 回路基板に接続されている電子メモリチップを含む。ＳＩＭカードは電話機を作 動させるのに必要な情報を有している。さらに、ＳＩＭカードは加入者に関する 個人情報、たとえば頻繁に使う電話番号のリスト、を含むこともできる。 セルラー電話機にＳＩＭカードを実装するための既知の装置は、電話機の印刷 回路基板に固定されているベースを含む。ベースはＳＩＭカード上のパッドと電 気的に接触するためのピン接点を含む。ベースはセルラー電話機内にあって、そ のピンはセルラー電話機の印刷回路基板に半田付けされている。カバー部分がヒ ンジを介してベースに付けられていて、ＳＩＭカードを挿入するためのスロット が設けられている。カバーをベースの方へ旋回させると、ピンがＳＩＭカードの パッドに接触するようになっている。 セルラー電話機の小型化が進行するにつれて、従来のＳＩＭカードホルダの構 造に難点が出てきた。たとえば、ＳＩＭカードホルダを印刷回路基板に半田付け することにより、印刷回路基板上の貴重なスペースが取られる。ＳＩＭカードホ ルダを交換しなければならない場合に、半田接続部を開放して新しいホルダと接 続しなければならない。ホルダのヒンジカバー部分もまたセルラー電話機構造内 で貴重なアクセススペースを必要とする。 本発明は従来技術のこれらの問題および他の問題を克服したＳＩＭカードホル ダを提供することである。 本発明によれば、ＳＩＭカードホルダはベースを含み、ベースはセルラー電話 機のカバーの中に実装されていて、電話機のバッテリ室を通ってアクセスするこ とができる。ＳＩＭカードホルダはＳＩＭカードホルダを印刷回路基板に電気的 に接続するための導体を含む。導体はＳＩＭカードの保持位置にあってＳＩＭカ ード上のパッドと接触するようになっている接点と、支持バーから伸びている端 子とを含む。セルラー電話機に前カバーと後ろカバーとが取りつけられると、端 子が印刷回路基板と接続されるような位置関係で、ＳＩＭカードホルダがカバー 内に実装される。 本発明によれば、ベースはＳＩＭカードが挿入軸に沿って挿入できるようにス ロットを含む。挿入軸上を滑って往復移動できるように、イジェクタがベース上 に設けられていて、使用者がイジェクタを操作できるように、ノブまたはボタン がスロットから外に突き出ている。ＳＩＭカードがホルダに挿入されると、カー ドがイジェクタを後部位置まで動かす。ノブを操作することにより、イジェクタ をスロットの前の方へ動かし、カードを外側に押してＳＩＭカードホルダからカ ードを除くことができる。 本発明によれば、ＳＩＭカードとホルダとはカードが確実に正しい向きで挿入 されるようにする手段を含む。ＳＩＭカードは１個の面取り角を含み、イジェク タはそれと合う傾斜壁部を含む。正しい向きの場合、面取り角が傾斜壁と接触す る。もしカードがこの向きに挿入されなかったならば、傾斜壁はカードがホルダ に完全に挿入されるのを阻止するので、ＳＩＭカード上の接触用パッドは導体と 接触せず、ＳＩＭカードの一部はスロットから外に突き出る。 本発明の別の態様によれば、ＳＩＭカードホルダはスロットが電話機のバッテ リ室に面するようにセルラー電話機のカバーの中に実装される。バッテリがバッ テリ室に実装されると、バッテリがスロットの入り口を塞いで、ＳＩＭカードへ のアクセスを妨げるので、ＳＩＭカードはホルダの中に確保される。 図面の簡単な説明 以下付属の図面を用いて詳細に説明するので、それを参照することにより本発 明がよりよく理解されるであろう。図では同様の要素には同じ参照符号をつけて ある。 図１は本発明によるＳＩＭカードホルダの斜視図である。 図２はＳＩＭカードの形を示す。 図３は図１のＳＩＭカードホルダで、ＳＩＭカードを点線で示してある。 図４は図１のＳＩＭカードホルダのイジェクタの斜視図である。 図５は図１のＳＩＭカードホルダの上面図である。 図６は図５の６−６線に沿ったＳＩＭカードホルダの断面図である。 図７はＳＩＭカードホルダの底面図である。 図８はＳＩＭカードホルダを実装したときのセルラー電話機の後ろカバーの底 面図である。 図９はセルラー電話機の後ろカバーの上面図である。 図１０は図８の後ろカバーの１０−１０線に沿った断面図である。 詳細な説明 図１の斜視図に本発明によるＳＩＭカードホルダ１０を示す。図２にＳＩＭカ ード１５を示す。ＳＩＭカード１５は実質的に矩形形の平たい素子であって、カ ードをカードホルダに案内するために面取りした角１６をひとつ有する。複数個 の電気的接触用パッド１８がＳＩＭカード１５の表面に形成されていて、セルラ ー電話機を作動するための情報を有する電子チップ（図示せず）と接続する。 ＳＩＭカードホルダ１０はトレイ状のベース１２として作られていて、両側の 壁２２，２４と終端の壁２６とにより区切られている矩形状のシェルフ２０を有 する。シェルフ２０の前縁部２８は開いていて、ＳＩＭカードを前縁部から終端 壁２６へと挿入軸に沿って受け入れるためのスロットを形成している。 図８−１０に示すように、ＳＩＭカードホルダ１０はセルラー電話機のカバー ９０の中に実装されている。図示した実施例では後部カバー９０が示してあるが 、本発明のホルダは前カバー、後ろカバーいずれでも同じ利点を有することがで きる。ＳＩＭカード１５をセルラー電話機内の印刷回路基板８０に接続するため の電気的導体６０が設けられている。この点は後で詳細に説明する。ＳＩＭカー ドホルダ１０は、シェルフ２０の前縁部２８がバッテリー９６の収納室内で開い ているようにして、カバー９０の中に実装される。図９，１０に示すようにバッ テリ９６が適所に置かれているとき、ＳＩＭカード１５へのアクセスと取り外し が阻止される。バッテリーも除かれているときのみ、すなわち電話機が作動中で ないときのみＳＩＭカードを取り外しできる、という点において、このことは安 全 措置になっているのである。 挿入軸に沿って往復スライド動作をするために、イジェクタ４０がＳＩＭカー ドホルダ１０に設置されている。図１に示すイジェクタ４０はシェルフ２０の前 縁部２８に最も近く、カードが挿入されてないときの位置にある。図３はＳＩＭ カード１５が点線で示すように挿入されたときのＳＩＭカードホルダ１０を示す 。イジェクタ４０はＳＩＭカード１５により後ろの方に押されて、カード挿入位 置にあることが見えるであろう。 図３と図４とを見ると、イジェクタ４０のボディ４２は、挿入位置にあるとき 、ＳＩＭカード１５の面取り角１６と整合するための傾斜壁４４と、ＳＩＭカー ドの終端縁１９と整合するために翼部４８に形成されている直線壁４６とを含む 。傾斜壁４４と面取り角１６とが相互に合うことにより、ＳＩＭカードは確実に 正しい向きでホルダに挿入される。図３を見れば理解されるように、もしＳＩＭ カード１５の面取りのない角がイジェクタ４０と接触しながらＳＩＭカード１５ が挿入されれば、ＳＩＭカード１５が完全にシェルフ２０の中に挿入されること を傾斜壁４４が阻止するであろう。カード１５の一部が前縁部２８から外に出て いることにより、向きが正しくないことを使用者に知らせるであろう。さらに、 図１０を見てわかるように、不適当に挿入されたＳＩＭカード１５の一部がホル ダ１０のスロットからバッテリ室の中にとびだしているから、バッテリの搭載が 妨げられる。このことによってもまた、ＳＩＭカードの向きが正しくないことが 使用者に知らされる。 ＳＩＭカードホルダ１０のベース１２はイジェクタ４０が挿入軸に沿ってシェ ルフ上を移動する際の案内手段を含む。図３と図５に示すように、案内手段はシ ェルフ２０の凹部３０と側壁２２に形成された肩部３２とを含む。ボディ４２の 底面５０と翼部４８とはシェルフ２０の凹部３０で合う。ボディ４２から横に伸 びているリップ５２が側壁２２の肩部３２とはまり合う。 イジェクタ４０はイジェクタを操作することができるボタン５４を含む。ボタ ン５４は図９に示すように、セルラー電話機のカバーの穴５６から外に突き出て いる。 前述のように、ＳＩＭカードホルダ１０はカード１５をセルラー電話機内の印 刷回路基板に接続するための手段を含む。複数個の電気的導体６０がベース１２ に搭載されている。各導体６０はＳＩＭカード１５上の接触用パッド１８（図２ ）と接触するためにシェルフ２０上に配置された接点６２を含む。６個の接点６ ２と接触用パッド１８とが図示されているが、都合に応じて別の数のパッドと接 点を含んでよい。各電気的導体６０に形成されている端子６４は、バー６６を介 してベース１２の前縁部２８の下まで伸びている。ホルダ１２の底面に搭載され たブロック６８はシェルフ２０とバー６６間の電気的導体６０を支えている。Ｓ ＩＭカード１５をセルラー電話機に実装するとき、図１０に示すように、導体６ ０の端子６４が印刷回路基板８０上のコネクタ８２に接触して、ＳＩＭカード１ ５を印刷回路基板８０に接続する。 好ましい実施例によれば、導体６０は各々導電性材料、たとえば金属、の薄い ストリップから作られる。あるいは、ワイヤ、導電性フィルムまたは別の適当な 形状に作られた材料から作ってもよい。図１と図５とを参照すると、各導体６０ の接点６２は導体の弧状端部である。接点６２は各々シェルフ２０内の穴７０か ら突き出していて、シェルフの表面に凸面側を形成している。接点が曲面である ことによって弾力性が提供され、接点６２が曲げられる、または穴７０の中に押 し込まれことによって、シェルフ面に対するばね力が生まれるであろう。このこ とによって、接点６２がＳＩＭカード１５の接触用パッドと確実に積極的に接触 するようになる。さらに、図１０からわかるように、接点６２から生ずるばね力 はＳＩＭカード１５に作用して、カードをＳＩＭカードホルダ１０とカバー９０ 内に形成されたリブ９２との間の適所に保持する。 あるいはまた、導体６０を導電性のエラストマで作ってもよい。その種の実施 例では、エラストマ導体はシェルフ２０の穴７０を通って伸びる弾力性のパッド を用いて作ることができる。エラストマ材料の弾力性により、ＳＩＭカードの接 触用パッド１８に作用するばね力が生じる。 図８に示すように、ＳＩＭカードホルダ１０はばねクリップ９８によりカバー ９０の中に実装されている。ばねクリップ９８はたとえば弾力性の指部として、 各指部が自由端に形成されたあご部を有するように作ることができる。指部９８ が曲がることにより、ＳＩＭカードホルダ１０が指部間に仕切られた空間に挿入 できるようになり、あご部はホルダのベースを捕らえて、ホルダをカバー９０に 留める。 また、カバー９０の適切な位置に直立ピンを立てて、それがＳＩＭカードホル ダ１０の中に形成された実装用の穴に合うようにしてもよい。ＳＩＭカードホル ダ１０をピンに押し付けて、ピンの頭部を熱して変形させ、ピンをホルダの穴に 留める。 図１０に示すように、導体６０の端子６４は印刷回路基板８０のコネクタ８２ と接触する。印刷回路基板８０は前カバー（図示せず）の中に固定されるかまた は置かれていて、前カバーと後ろカバーとが組み立てられたとき、端子６４が印 刷回路基板８０と接触するだろう。あるいはまた、印刷回路基板をカバーに取り つけてもよい。図６に最も明快に示してあるように、端子６４は曲がっていて、 印刷回路基板８０と接触するための表面を形成している。端子６４はまた接触圧 が端子６４と印刷回路基板８０上のコネクタ８２間に加わるように、弾力性を持 たせてある。あるいはまた、もし好都合ならば、端子６４を印刷回路基板８０に 半田付けしてもよい。 以上本発明を好ましい実施例、原理および部品に関して説明した。しかし当業 者ならば、請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、ここに述べた以外 の代替物と均等物を用いて本発明を実行することができるであろう。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】平成１０年１０月７日（１９９８．１０．７） 【補正内容】 あるいは、ワイヤ、導電性フィルムまたは別の適当な形状に作られた材料から作 ってもよい。図１と図５とを参照すると、各導体６０の接点６２は導体の弧状端 部である。接点６２は各々シェルフ２０内の穴７０から突き出していて、シェル フの表面に凸面側を形成している。接点が曲面であることによって弾力性が提供 され、接点６２が曲げられる、または穴７０の中に押し込まれることによって、 シェルフ面に対するばね力が生まれるであろう。このことによって、接点６２が ＳＩＭカード１５の接触用パッドと確実に積極的に接触するようになる。さらに 、図１０からわかるように、接点６２から生ずるばね力はＳＩＭカード１５に作 用して、カードをＳＩＭカードホルダ１０とカバー９０内に形成されたリブ９２ との間の適所に保持する。 あるいはまた、導体６０を導電性のエラストマで作ってもよい。その種の実施 例では、エラストマ導体はシェルフ２０の穴７０を通って伸びる弾力性のパッド を用いて作ることができる。エラストマ材料の弾力性により、ＳＩＭカードの接 触用パッド１８に作用するばね力が生じる。 図８に示すように、ＳＩＭカードホルダ１０はばねクリップ９８によりカバー ９０の中に実装されている。ばねクリップ９８はたとえば弾力性の指部として、 各指部が自由端に形成されたあご部を有するように作ることができる。指部９８ が曲がることにより、ＳＩＭカードホルダ１０が指部間に仕切られた空間に挿入 できるようになり、あご部はホルダのベースを捕らえて、ホルダをカバー９０に 留める。 また、カバー９０の適切な位置に直立ピンを立てて、それがＳＩＭカードホル ダ１０の中に形成された実装用の穴に合うようにしてもよい。それからＳＩＭカ ードホルダ１０をピンに押し付けて、ピンの頭部を熱して変形させ、ピンをホル ダの穴に留める。 図１０に示すように、導体６０の端子６４は印刷回路基板８０のコネクタ８２ と接触する。印刷回路基板８０は前カバー（図示せず）の中に固定されるかまた は置かれていて、前カバーと後ろカバーとが組み立てられたとき、端子６４が印 刷回路基板８０と接触するだろう。あるいはまた、印刷回路基板を後ろカバーに 取りつけてもよい。図６に最も明快に示してあるように、端子６４は曲がってい て、印刷回路基板８０と接触するための表面を形成している。端子６４はまた接 触圧が端子６４と印刷回路基板８０上のコネクタ８２間に加わるように、弾力性 を持たせてある。あるいはまた、もし好都合ならば、端子６４を印刷回路基板８ ０に半田付けしてもよい。 以上本発明を好ましい実施例、原理および部品に関して説明した。しかし当業 者ならば、請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、ここに述べた以外 の代替物と均等物を用いて本発明を実行することができるであろう。 請求の範囲 １．包み込むための前カバーと後ろカバーおよび印刷回路基板とを有するセル ラー電話機内のＳＩＭカードホルダであって、該ＳＩＭカードホルダは、 カバー内に実装されていて、軸方向に沿って挿入されたＳＩＭカードを収納す るためのスロットを有し、ＳＩＭカードを支持するためのシェルフを形成してい るベースにして、該ＳＩＭカードは該スロットから後部壁へ伸びている軸に沿っ て挿入可能であり、該スロットは該電話機のバッテリ室内で開いていて、該スロ ットは該バッテリ室内にバッテリが配置されることによりふさがれる、ベースと 該ベース内に実装されていて、各々が該シェルフ上に設けられたカード接点と 、該印刷回路基板と接続するために該ベースから伸びている端子とを有する複数 個の電気的導体と、 該ベース上を滑り移動させるように配置されているイジェクタにして、該ＳＩ Ｍカードの端と合うための傾斜壁を有するボディと、イジェクタを操作するため に該カバーのスロットから突き出ているボタンとを含むイジェクタと、 を含むＳＩＭカードホルダ。 ２．請求項１記載のホルダにおいて、前記カード接点が前記シェルフの穴から 弾力的に突き出ている、ＳＩＭカードホルダ。 ３．請求項２記載のホルダにおいて、前記カード接点は各々弧状に曲げられた 導電性ストリップ端部としてつくられている、ＳＩＭカードホルダ。 ４．請求項１記載のホルダにおいて、前記導体は導電性の金属ストリップから つくられている、ＳＩＭカードホルダ。 ５．請求項１記載のホルダにおいて、前記導体は導電性のエラストマ材料から つくられている、ＳＩＭカードホルダ。 ６．請求項１記載のホルダにおいて、前記導体は導電性の柔軟性フィルムから つくられている、ＳＩＭカードホルダ。 ７．請求項１記載のホルダにおいて、前記カバーは前記ベースを前記カバーに 固定するためのスナップファスナを含む、ＳＩＭカードホルダ。 ８．請求項１記載のホルダにおいて、前記カバーは直立ピンを含み、前記ベー スは該ピンと合うための実装用穴を含み、前記ベースは該ピンに押し付けられて 、該ピンが曲げられて前記ベースを前記カバーに留めるようになっている、ＳＩ Ｍカードホルダ。 ９．請求項１記載のホルダにおいて、前記ベースは前記シェルフの両端 部に側壁を、前記シェルフの終端部に終端壁を含む、ＳＩＭカードホルダ。 １０．請求項１記載のホルダにおいて、前記カバーは前記ＳＩＭカードを保持 するためのスペースを前記シェルフと共に定めるために、前記シェルフのほうへ 向かって伸びるリブを含む、ＳＩＭカードホルダ。 １１．請求項１記載のホルダにおいて、前記ベースは前記ベースの長手方向に 滑り移動させるための前記イジェクタの案内手段を含む、ＳＩＭカードホルダ。 １２．請求項１１記載のホルダにおいて、前記案内手段は前記シェルフ内に形 成された凹部と、前記シェルフの側端に形成された肩部とを含む、ＳＩＭカード ホルダ。 １３．請求項１記載のホルダにおいて、前記イジェクタの前記ボディはＳＩＭ カードの面取り角と合う傾斜壁部を含み、該傾斜壁部は正しくない向きで挿入さ れたＳＩＭカードを排除するために、前記ベースの挿入方向に対して斜めに設定 されている、ＳＩＭカードホルダ。 １４．請求項１記載のホルダにおいて、前記ベースはバッテリ室に向けて前記 スロットが開くように配置されて、前記カバーの中に実装されている、ＳＩＭカ ードホルダ。 １５．囲まれる空間を定める前後のカバーと、 該囲まれた空間の中に置かれた印刷回路基板と、 前記カバーの内の一方の中に実装されていて、ＳＩＭカードを挿入方向に沿っ て収納するためのスロットを有し、該ＳＩＭカードを支持するためのシェルフを 形成していて、該スロットと該シェルフとは挿入軸上に並んでいるベースと、該 ベース内に実装されていて、各々が該シェルフ上に設けられているカード接点と 、該印刷回路基板と接続するために該ベースから伸びている端子とを有する複数 個の電気的導体と、該ベース上を滑り移動させるように配置されているイジェク タにして、該ＳＩＭカードの端と合うための傾斜壁と、イジェクタを操作するた め に該カバーのスロットから突き出ているボタンとを含むイジェクタとを含み、該 スロットが該前カバーと該後ろカバーとで区切られるバッテリ室に向かって開い ていて、該バッテリ室内のバッテリが該スロットをふさぐように配置されている ＳＩＭカードホルダと、 を含むセルラー電話機。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ， ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，Ｆ Ｉ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ， ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，Ｍ Ｘ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ， ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．包み込むための前カバーと後ろカバーおよび印刷回路基板とを有するセル ラー電話機用のＳＩＭカードホルダであって、該ＳＩＭカードホルダは、 カバー内に実装されていて、ＳＩＭカードを挿入方向に沿って収納するための スロットを有し、ＳＩＭカードを支持するためのシェルフを形成しているベース と、 該ベース内に実装されていて、各々が該シェルフ上に設けられたカード接点と 、該印刷回路基板と接続するために該ベースから伸びている端子とを有する複数 個の電気的導体と、 該ベース上を滑り移動させるように配置されているイジェクタにして、該ＳＩ Ｍカードの端と合うための傾斜壁を有するボディと、イジェクタを操作するため に該カバーのスロットから突き出ているボタンとを含むイジェクタと、 を含むＳＩＭカードホルダ。 ２．請求項１記載のホルダにおいて、前記カード接点が前記シェルフの穴から 弾力的に突き出ている、ＳＩＭカードホルダ。 ３．請求項２記載のホルダにおいて、前記カード接点は各々弧状に曲げられた 導電性ストリップ端部としてつくられている、ＳＩＭカードホルダ。 ４．請求項１記載のホルダにおいて、前記導体は導電性の金属ストリップから つくられている、ＳＩＭカードホルダ。 ５．請求項１記載のホルダにおいて、前記導体は導電性のエラストマ材料から つくられている、ＳＩＭカードホルダ。 ６．請求項１記載のホルダにおいて、前記導体は導電性の柔軟性フィルムから つくられている、ＳＩＭカードホルダ。 ７．請求項１記載のホルダにおいて、前記カバーは前記ベースを前記カバーに 固定するためのスナップファスナを含む、ＳＩＭカードホルダ。 ８．請求項１記載のホルダにおいて、前記カバーは直立ピンを含み、前記ベー スは該ピンと合うための実装用穴を含み、前記ベースは該ピンに押し付けられて 、該ピンが曲げられて前記ベースを前記カバーに留めるようになっている、ＳＩ Ｍ カードホルダ。 ９．請求項１記載のホルダにおいて、前記ベースは前記シェルフの両端部に側 壁を、前記シェルフの終端部に終端壁を含む、ＳＩＭカードホルダ。 １０．請求項１記載のホルダにおいて、前記カバーは前記ＳＩＭカードを保持 するためのスペースを前記シェルフと共に定めるために、前記シェルフのほうへ 向かって伸びるリブを含む、ＳＩＭカードホルダ。 １１．請求項１記載のホルダにおいて、前記ベースは前記ベースの長手方向に 滑り移動させるための前記イジェクタの案内手段を含む、ＳＩＭカードホルダ。 １２．請求項１１記載のホルダにおいて、前記案内手段は前記シェルフ内に形 成された凹部と、前記シェルフの側端に形成された肩部とを含む、ＳＩＭカード ホルダ。 １３．請求項１記載のホルダにおいて、前記イジェクタの前記ボディはＳＩＭ カードの面取り角と合う傾斜壁部を含み、該傾斜壁部は正しくない向きで挿入さ れたＳＩＭカードを排除するために、前記ベースの挿入方向に対して斜めに設定 されている、ＳＩＭカードホルダ。 １４．請求項１記載のホルダにおいて、前記ベースはバッテリ室に向けて前記 スロットが開くように配置されて、前記カバーの中に実装されている、ＳＩＭカ ードホルダ。 １５．囲まれる空間を定める前後のカバーと、 該囲まれた空間の中に置かれた印刷回路基板と、 前記カバーの内の一方の中に実装されていて、ＳＩＭカードを挿入方向に沿っ て収納するためのスロットを有し、該ＳＩＭカードを支持するためのシェルフを 形成しているベースと、該ベース内に実装されていて、各々が該シェルフ上に設 けられているカード接点と、該印刷回路基板と接続するために該ベースから伸び ている端子とを有する複数個の電気的導体と、該ベース上を滑り移動させるよう に配置されているイジェクタにして、該ＳＩＭカードの端と合うための傾斜壁と 、イジェクタを操作するために該カバーのスロットから突き出ているボタンとを 含むイジェクタと、を含むＳＩＭカードホルダと、 を含むセルラー電話機。