【発明の詳細な説明】
眼鏡用ワイヤーフレーム
技術分野
本発明は、レンズリムを備えたまたは備えず、少なくとも部分的にワイヤーか
ら成る眼鏡用フレームに関するものである。また本発明はそのようなフレームを
備えた眼鏡に関するものである。
背景技術
眼鏡用フレームの製造においては、非常に軽くて強いフレームを作ることので
きる例えばチタン鋼のような金属ワイヤーを用いるのが益々普通となってきてい
る。この形式のフレームの一例は本出願人の名義のWO-A9602014に開示されてい
る。この刊行物には、側部とレンズ取付け部との間の幾つかの形式の継手が開示
されている。これらの継手のいくつかはヒンジ軸を画定するねじやボールの形態
の中間構成要素を備えている。他の形状のものにおいては、継手は二つの螺旋ワ
イヤーばね部分を寄合わせることにより得られる。
別の形式の眼鏡用ワイヤーフレームはEP-B-0256098に開示されている。この形
式のフレームはフレームの各側部と本体(すなわちレンズの取り付けられる部分
)との間にヒンジを備え、このヒンジは螺旋状ばねに巻かれた第1のワイヤー部
分と、上記螺旋状ばねに軸方向から嵌合するヒンジピンを形成するワイヤーの第
2のワイヤー部分とから成っている。上記の先行特許に開示されているように、
ヒンジピンは、レンズに取付けられたワイヤー部分に形成され、一方、螺旋状ば
ねは、眼鏡の側部の端部分で形成されている。螺旋状ばね及びヒンジピンを軸方
向に互いに締付けるために、ヒンジピンは、螺旋状ばねから突出しそして曲げら
れて二つの部分を不変的に締め付けるような長さをもっており、螺旋状ばねは、
ばねを通る軸方向ピンを形成するワイヤーの二つの曲った部分間に保持される。
この形式の継手は非常に簡単であるが、機能や製造の観点において重大な欠点
がある。機能上では、ヒンジピンの曲った端部は、美観的観点から美しくないだ
けでなく潜在的に危険である突起を形成する。製造に関しては、螺旋状ばねにピ
ンを通して曲げる必要があるために、複雑であり、組立てるのに特別の工具が必
要となる。フレームを傷めずに分解することはほとんど不可能である。その結果
ヒンジは二つの構成部分の間で機能しなくなる。これにより、レンズの平面と側
部とのなす角度を決める際に不確実性が伴う。このことは特に乱視を矯正するレ
ンズを装着する人にとっては視覚の問題につながる。
発明の開示
本発明の目的は、簡単で、美観的に優れており、組立て及び必要により分解が
容易で、しかも丈夫で信頼性の高い上記型のフレームを提供することにある。
以下の説明から当業者に明らかであるこれ及びその他の目的並びに利点は、レ
ンズの取付け部と、それぞれのヒンジによって上記取付け部に固定された一対の
テンプレートすなわち側部とを有し、上記ヒンジの各々が、螺旋状ばねに巻かれ
た第1のワイヤー部分と上記螺旋状ばねに嵌合するヒンジピンを形成する第2の
ワイヤー部分とで形成され、上記ワイヤー部分の一方がそれぞれの側部を形成す
るようにのび、他方のワイヤー部分が上記取付け部にヒンジを接続する接続部材
を備えているフレームによって達成される。本発明によれば、フレームの側部ま
たはテンプレートを形成するワイヤー部分は、ピンが螺旋状ばねから外れるのを
防止する、接続部材に対する第1の当接部と、ヒンジ軸の回りで揺動するように
される際に側部の最大開口を制限する第2の当接部とを画定する屈曲部を備えて
いる。本発明の可能な実施例についての以下の詳細な説明から明らかなように、
フレームの側部またはテンプレートの組立てはいかなる工具も用いずに行われ、
また元にも戻すことができ、すなわち、ヒンジは工具なしで容易に分解でき、そ
して同時に完全に信頼できる。
側部に螺旋状ばねを形成し、レンズの取付け部にピンを形成することは原理的
には可能であるが、螺旋状ばねを形成するワイヤー部分はレンズの取付け部と一
体であり、またヒンジピンを形成するワイヤー部分はフレームの側部またはテン
プレートの端部分で設けられる。
本発明の主題を成す、側部と取付け部との間の継手システムは、リムなし眼鏡
用のフレームに非常に有利に容易に用いられ得る。しかしながら、この継手シス
テムは、レンズを囲むリムを備えた眼鏡にも用いることができる。
本発明の可能な実施例において、フレームの側部またはテンプレートの端部分
で形成された屈曲はほぼ340-360°である。
本発明の特に有利な実施例によれば、それぞれのヒンジのピンを形成する第2
のワイヤー部分はフレームのそれぞれの側部またはテンプレートも形成し、そし
て上記ピンに対して傾斜し、上記ピンから離れしかも上記螺旋状ばねの巻回の表
面の周りにねじ込まれるワイヤー部分を備え、それにより軸方向締付け手段を形
成する。これにより、テンプレートとフレームとの間の付加的な保持作用が得ら
れる。この実施例によれば、第2のワイヤー部分は有利には、ヒンジピンを形成
するほぼ真っ直ぐなワイヤーの端部分を含み、ほぼ真っ直ぐな中間部分に対して
ほぼ80-90°の接続屈曲部が形成され、中間部分は、ワイヤー部分と螺旋状ばね
の巻回の外表面との間に摩擦力を発生するように上記ピンからある距離に位置決
めされかつ上記ピン端部分に対して傾斜される上記ワイヤー部分に上記屈曲部を
介して接続される。
第1、第2のワイヤー部分は硬さの異なるワイヤー、例えば鋼及びチタン合金
から成り得、フレームのレンズ取付け部分に対するテンプレートの回動による二
つの部分の摩耗や動かなくなるのが避けられまたは低減され得る。
本発明の可能な発展によれば、それぞれの側部を形成するようにのびるワイヤ
ー部分は弾性ばね部材として機能し、他方のワイヤー部分と共動して側部が開い
た状態にある時に側部の安定な平衡位置を画定する。これにより、フレームは特
に心地好く使用し実用できるようになる。
ワイヤーがばねとして機能する側部すなわちテンプレートを得るために、本発
明の特に有利な実施例によれば、上記ワイヤーで形成された屈曲部はヒンジの軸
線にほとんど平行である平面に位置し、また上記取付け部に接続する上記接続部
材を備えたワイヤー部分はヒンジピンにほぼ平行であるワイヤー部分を備えてい
る。それぞれの側部を形成すようにのびたワイヤー部分は、ヒンジピンに平行で
ある上記ワイヤー部分に位置している。
本発明によるフレームの付加的な有利な特徴及び実施例は以下に記載され請求
の範囲に記載される。
図面の簡単な説明
本発明は、本発明を限定しない例を示す添付図面及び以下の説明からより明ら
かに理解されよう。
図1は、本発明によるフレームを備えた眼鏡の正面図である。
図2は、側部とレンズ取付け手段との間の継手を示す、図1の一部分の拡大図
である。
図3は、図2の矢印III−IIIに沿った拡大側面図である。
図4は、図1のIV-IVに沿った局部平面図である。
図5は、図2の矢印V−Vに沿った局部断面図である。
図6、図7及び図8は、側部の組立における三つの段階を示す図である。
図9は、一実施例における二つのレンズ間の中間ブリッジを示す図である。
図10は、第2の実施例における二つのレンズの間の中間ブリッジを示す図であ
る。
図11は、図10における矢印XI−XIに沿った断面図である。
図12は、第3のブリッジを示す図である。
図13は、図12における矢印XIII−XIIIに沿った断面図である。
図14は、図13における矢印XIV-XIVに沿った局部断面図である。
図15は、ブリッジの別の実施例を示す図である。
図16は、図15における矢印XVI-XVIに沿った局部断面図である。
図17は、本発明の別の実施例によるフレームを備えた眼鏡の正面図である。
図18は、図17の拡大図である。
図19は、図17における線XIX-XIXに沿った側面図である。
図20、図21及び図22は、三つの異なった状態における図17のフレームのヒンジ
の平面図である。
図23は、本発明によるフレームのさらに別の実施例を示す側面図である。
図24は、側部を開いた状態で示す本発明のさらに別の実施例の側面図である。
図25は、図24における線XXV−XXVに沿った平面図である。
図26は、側部を閉じた状態で示す、図24と同様な側面図である。
図27は、図26における線XVII-XVIIに沿った平面図である。
発明を実施するための最良の形態
以下本発明を、リムなしフレームを参照して説明するが、本発明の概念はリム
型フレームやレンズの周りに半リムを備えたフレームにも適用できることが理解
される。
図1〜図16を参照すると、フレームは一対の側部1、3を有し、これらの側部
1、3はヒンジ5、7によって、眼鏡のレンズLを固定する中間構成要素9、11
に回動自在に取付けられている。レンズLは中間ブリッジ13によって互いに連結
されており、中間ブリッジ13には鼻を受けるパッド15が取付けられている。
中間構成要素9、11及び側部1、3はワイヤーから成り、また好ましくは中間
構成要素9、11を形成するワイヤーの硬度と側部1、3を形成するワイヤーの硬
度とを違えて、動かなく成る問題を避けるようにしている。
二つの中間構成要素9、11は本質的に対称であり、以下中間構成要素11につい
て詳しく説明する。中間構成要素11は(特に図4及び図5に示すように)ほぼ真
っ直ぐな端部11Aを備え、この端部11Aは、後で説明する仕方で特定のレンズLを
装着するのに用いられる。端部11Aに続いて真っ直ぐな中間部分11Bが端部11Aに
ほぼ直角にのび、そしてさらに別の部分11Cが、この説明に関して“ばね”と記
載する螺旋状巻回部分11D(図2及び図3)を形成する端部で終端している。部
分11Cは接続部材を構成し、フレームにレンズを取付ける後で説明する装置にヒ
ンジを接続する。巻回が相互に接触している螺旋状ばね11Dはヒンジ7の第1の
構成要素である。螺旋状ばね11Dには、組合さった側部3のワイヤーで形成され
たピン3Aが軸線方向に嵌合される。特に図2及び図3に見られるように、側部3
を形成するワイヤーの端部は,それの本質的に真っ直ぐな端部分がピン3Aを形成
するように構成されており、ピン3Aはこのピンに対してほぼ80-90°の角度を成
したほぼ真っ直ぐな中間部分3Bに接続される。中間部分3Bはほぼ360°の屈曲部3
Cを介してワイヤー部分3Dに接続され、このワイヤー部分3Dはヒンジピン端部分3
Aに対して傾斜しかつ螺旋状ばね11Dを形成するワイヤーの直径より僅かに小さい
距離だけピン3Aから離れて位置決めされている。
側部3と中間構成要素11とは、図6、図7及び図8に明瞭に示すように、次の
作業順序で接続される。すなわち、側部3は、それの最後方部分3X(使用時に耳
の後ろ側に係合する)を前方へ向け、言い換えればレンズL(図6)の前方へ向
けて、整合する中間構成要素11に向かって動かされる。この状態において、ピン
3Aは螺旋状ばね11Dの軸方向穴に(図6の矢印Fの方向から)挿入される。ピン3
Aは、側部3を形成しているワイヤー部分3Dが螺旋状ばね11Dの最初の巻回を越え
て最初の巻回と第2の巻回との間の溝に嵌まり込むまで螺旋状ばね11D内へ押し
込まれる(図7)。これは静かに力を加えることによって得られる。その理由は
、側部3を形成しているワイヤー部分3Dとピン3Aとの間の間隔が(前に述べたよ
うに)螺旋状ばね11Dを形成しているワイヤーの直径より僅かに小さいためで
ある。側部3のワイヤーの弾性によって、ワイヤー部分3D及びピン3Aを互いに僅
かに離れるように引いて、螺旋状ばね11Dの最初の巻回を越えてワイヤー部分3D
を押し込むことができる。
図7に示す状態に達したら、矢印F1(図7)で示すように約180°ピン3A及
び螺旋状ばね11Dの軸線の回りで側部3を時計回り方向に回して図8に示す状態
にする。
矢印F1で示す方向に回転させることにより、中間部分3Bは螺旋状ばね11Dの
外表面の周りにねじ込まれることになり、螺旋状ばね11Dの連続した巻回の溝は
螺旋状のねじ形通路を形成し、この通路に沿って側部3を形成しているワイヤー
部分3Dが移動する。
図8に示す状態は側部3を最大に開いた状態に相当している。それは、中間構
成要素11の部分11Cに対して屈曲部3Cを係止することによって限定される。側部
3はそれを反対方向にレンズLに向かって90°回すことによって閉じられる。
側部1は対称回転により同様にして組立てられる。
上記から明らかなように、側部3は工具及び補助ヒンジピンやねじを必要とせ
ずに素早くかつ簡単な操作で組立てることができる。螺旋状ばね11Dにおけるヒ
ンジピン3Aの軸方向保持は、ワイヤー部分3Dが螺旋状ばね11Dの隣接した巻回で
画定された螺旋状通路に係合されるので、側部3を形成しているワイヤーの弾性
で得られる。またこの弾性により、側部1、3を開閉する際に摩擦力が生じる。
いずれにしても軸方向保持は、ワイヤー部部分11Cに対する当接部を形成するワ
イヤー部分3Dによって得られる。この当接部部によりピン3Aが螺旋状ばね11Dの
巻回から外れないようにしている。
側部3をレンズLの下側を通して矢印F1と逆方向に回転させることにより、
修理や交換が必要な場合に、側部を容易に分解することができる。この作業もい
かなる種類の工具も用いずに行われる。
ここで説明した実施例において、それぞれのレンズLへの中間構成要素9、11
の取付けは、中間構成要素11に関して以下に説明する非常に有効で信頼できる装
置によって行われ、中間構成要素9は本質的に対称であり、同じ仕方で取付けら
れることが理解される。この装置は種々の種類のヒンジと組合わせて使用され得
る。
中間構成要素11のほぼ真っ直ぐな端部11Aは、符号21で示す結合要素における
横穴21F(図5)に挿入される。結合要素は二つの部分から成り、特に内ねじ付
きスリーブ23は工具を用いてねじ込むこのできる六角頭部23A(または同等のも
の)を備えている。スリーブ23のねじ穴にはねじ部材25が係合され、ねじ部材25
の頭部25Aには横穴21Fが形成されている。スリーブ23内にねじ部材25をねじ込む
ことによって、レンズLに中間構成要素11を固定することができる。中間構成要
素11の部分11AとレンズLの表面との間にワッシャー(弾性であり得る)を挿置
することにより、ワイヤーとレンズとの直接接触が避けられ、そしてレンズの損
傷が避けられる。また、ねじ部材25の頭部25AとレンズLの前表面との間に別の
ワッシャー(図示していない)が挿置され得る。両ワッシャーは金属製でもよい
。この取付け装置は、レンズLに対する中間構成要素11の相対位置を調整でき、
それにより、結合要素21用の穴をレンズにあける際に生じた誤差を補償すること
ができるので、非常に有効である。横穴21Fに中間構成要素11のほぼ真っ直ぐな
端部11Aを挿入し、レンズLの縁部に形成した横方向ノッチT(図2)に部分11B
を挿置するように中間構成要素11をレンズLに対して位置決めした後、構成要素
23、25は互いに締め付けられ、一度結合軸受21を締付けた時に中間構成要素11と
レンズとが相対的に全く動かない(角度を成してやその他の仕方で)ようにして
いる。
二つのレンズLに中間ブリッジ13を固定するのに同様な締付け装置が用いられ
る。
図10及び図11には、中間ブリッジ13が二つの対称端部13Bを備えている実施例
を示し、各対称端部13Bはねじ付き部材30の頭部31における横穴内に嵌合し、ね
じ付き部材30は相応したレンズLに形成された穴に通したねじ付きスリーブ33に
係合される。従って二つの構成要素31、33は、本質的に結合要素21と同じ結合要
素32を形成している。ねじ付き部材30には、鼻を受けるパッド15を支持する二つ
のブラケット35が一体的に設けられている。従って、これらのパッドはレンズに
対して調整され得ないが、レンズに対するブリッジの位置及びレンズ間の間隔は
、各ねじ付き部材30における横穴を通るいずれかの方向に中間ブリッジ13の端部
13Bを押しから、各結合要素32の構成要素30、33を相互に締付けることによって
調整され得る。
図9には、単一ワイヤーでブリッジ13とパッド15の取付けられる二つのブラケ
ットとを形成している実施例を示している。組立ては、図10及び図11に関して説
明してきたものと同様な二つの結合要素によって行われる。
図12、図13及び図14には、パッド15の支持ブラケット35が結合要素32に溶着さ
れてないが、代わりにブリッジ13の端部13Aを挿入する穴に嵌合する端部35Aを備
えている改良型の実施例を示している。この手段によって、ねじ付き部材30とね
じ付きスリーブ33とを互いに締付ける前に、ブリッジ13とレンズLとパッド15と
の相対位置を調整することができる。図13及び図14には、ブリッジ13の一つの端
部13Aの締付け結合を詳細に示している。これらの図面に見られるように、ブリ
ッジ13のそれぞれの端部13A及び各支持ブラケット35の端部35Aは、ブリッジ13及
び支持ブラケット35を形成しているワイヤーをねじ付き部材30における同じ横穴
に通すためにワイヤーの横断面を減少するようにして押圧される。ブリッジ13及
び支持ブラケット35の端部分の横断面は円弧と直線によって画定され、直線はそ
の特定のワイヤーの平坦さに相応している。ブリッジ13及び支持ブラケット35は
これらの平坦にされた部分上に接触する。
図15及び図16には、ブリッジ13を形成しているワイヤーを示し、結合要素32に
嵌合するブリッジの部分13Aはブラケット35を形成するようにのび、このブラケ
ット35に鼻支持パッドが取付けられている。この実施例では、レンズLとブリッ
ジ13との位置を調整することができるが、パッド15とブリッジ13の相対位置は、
ブラケット35の変形可能性による調整を除いて一定のままである。
結合要素32の軸線の周りにおけるレンズとブリッジの相対回転運動を避けるた
めにレンズLには、ノッチTと同様なブリッジ13に対するノッチを備えているの
で、ここで説明した装置は、レンズLの縁部に対する、結合要素32の通る穴の位
置決めにおける全ての誤差を補償することができる。
図17〜図22には、本発明による眼鏡フレームの変形実施例を示す。またこの場
合、フレームはリムなし型であるが、これは単に本発明を限定しない例であるに
すぎないことが理解されるべきである。
フレームは一対の側部すなわちテンプレート101、103を備え、これらの側部10
1、103はヒンジ105、107によって、眼鏡のレンズLを固定する中間構成要素109
、111に回動自在に支持されている。レンズLは中間ブリッジ113によって互いに
リンク結合され、中間ブリッジ113には鼻を受けるパッド15が取付けられる。中
間構成要素109、111及び側部101、103は、動かなくなったり摩耗するのを避ける
ために、必要ならば二つの異なる合金のワイヤーで構成される。
二つの中間構成要素109、111は任意の所望の形状であり得、詳細には説明しな
いが、側部101、103に対するヒンジに関してのみ説明する。中間構成要素は、レ
ンズのリムを形成するワイヤーまたは他の材料の端部分によって形成され得る。
それらは、レンズを装着するプラスチックまたはその他の材料(例えば曲ったヤ
イヤーではなくむしろ溶着金属)製のリムと一体のワイヤーの部分であってもよ
い。
二つの中間構成要素109、111は対称形であり、簡単にするために中間構成要素
111についてのみ説明する。特に図19に示すように、中間構成要素111を形成して
いるワイヤー部分は、ほぼ真っ直ぐなワイヤー部分111Aとそれに平行なワイヤー
部分111Bとをもつ逆U字型の端子部分を備えており、この端子部分はそれぞれの
ヒンジ107のピンを形成し、それの軸線はA−Aで示している。ワイヤー部分111
Cは、レンズLの取付けられるフレームの前方部分に対するヒンジの接続部材と
して機能する。
各側部101、103は整形ワイヤーから成っている。しかしながら、本発明の目的
のためには、それぞれのヒンジに近い各側部の部分はワイヤーで構成すれば十分
であることが理解されるべきである。二つの側部は対称形状であり、側部103に
ついてのみ詳細に説明する。図19に詳細に示すように、側部103を形成している
ワイヤー部分はほぼ360°の屈曲部103Aを備えている。103B及び103Cは、屈曲部1
03Aに収束するワイヤーの二つのほぼ真っ直ぐな部分を表している。部分103Cは
、実際に一連の螺旋状巻回で形成された穴形成部103Dで終端し、螺旋状巻回は相
互に接触し、本質的に圧縮螺旋状ばねを形成している。取付ける際には、中間構
成要素111のワイヤー部分で形成したピン111Bは螺旋状ばね103Dの内側に配列さ
れる。部材103、111Bは中間構成要素111と側部103とを接続するヒンジを構成し
ている。
特に図20〜図22に示すように、側部103を形成するワイヤーは、側部自体の部
分103Bと中央部分との間の103Eで僅かに湾曲している。側部103を形成するワイ
ヤーは、湾曲部分103Eがワイヤー部分111Aに当接し、そして側部103を開放位置
に向かって回転すると、ワイヤー部分111Aに押圧される。開放の動きは図20〜図
22に順に示され、図20においては側部103は閉じられており、図21においては側
部103は中間位置にあり、そして図22では側部103は開いている。これらの図面に
明瞭に示すように、矢印f103に従って回転すると、屈曲部103Aは、ワイヤー部分
103B、103Cで形成された角度が最小(図20)から最大(図21)まで変化しそして
再び減少する(図22)ので、弾性的に変形する。従って、図22の開いた状態は安
定した平衡状態である。図21の状態から、側部103は、それを位置方向または他
方向に僅かに押すことによって図22の開いた状態または図20の閉じた状態に解放
され得る。最大開放位置(図22)は、中間構成要素111に当接する屈曲部103Aに
よって形成された当接部によって画定される。
図23は図17〜図22の変形実施例を示し、螺旋状ばねすなわち穴形成部は中間構
成要素111を形成しているワイヤーによって形成され、またヒンジのピンは側部1
03のワイヤーによって形成される。図23において、ピンは103Fで示され、穴形成
部は111Eで示されている。
また図17〜図23の実施例において、側部は、図6〜図8に示すものと同様な動
きの順序に従ってしかも側部をレンズ下側ではなく上側を通してほぼ180°回転
させることにより取付けられる。これにより、工具を用いずに、側部を組立てた
り分解したりすることができる。103Aで曲ったワイヤー103が接続部材111Cを取
り囲むので、側部が分離するのは防止される。側部が弾性的に変形され、そして
レンズ上を通るようにされる場合にのみ分解することができる。
図24〜図27には本発明の別の実施例を示す。図17〜図22のものに相応した部分
は図17〜図22における符号に100を加えた符号で表している。この実施例におい
て、フレームはレンズLの周りにリムRを備えた形式のものである。この場合、
中間構成要素211は、レンズLの周りのリムRにヒンジ207のピン211Bを接続する
接続部材211Cを備えている。側部すなわちテンプレート203を形成するワイヤー
は屈曲部203A及び螺旋状ばね203Dを形成している。
この実施例において、側部203を形成するワイヤーのばね作用はない。組立て
及び分解は図6〜図8に示すものと同様にして側部すなわちテンプレート203を
図6〜図8に示すようにレンズLの下側ではなく上側通すことにより行うことが
できる。
図面は単に本発明を実施するための例を示すにすぎず、本発明は本発明の概念
の範囲から逸脱せずに形状及び装置に関して変形できることが理解される。請求
の範囲で使用した符号は、図面及び説明を参照して請求の範囲の理解を容易にす
るためのものであり、請求の範囲で定義された保護の範囲を限定するものではな
い。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Eyeglass wire frame
Technical field
The present invention relates to a method of manufacturing a device with or without a lens rim, at least in part with a wire.
The present invention relates to an eyeglass frame comprising the same. The present invention also provides such a frame.
The present invention relates to provided glasses.
Background art
In manufacturing eyeglass frames, we make very light and strong frames.
It is becoming increasingly common to use metal wires such as titanium steel
You. An example of a frame of this type is disclosed in WO-A9602014 in the name of the applicant.
You. This publication discloses several types of joints between the sides and the lens mount
Have been. Some of these joints are in the form of screws or balls that define the hinge axis
Intermediate components. For other configurations, the joint is
It is obtained by aligning the ear spring parts.
Another type of eyeglass wire frame is disclosed in EP-B-0256098. This shape
The frame is of the type with a frame on each side and the body (ie
) And a first wire portion wound around a helical spring.
And a wire of a wire forming a hinge pin fitted to the helical spring from the axial direction.
And two wire parts. As disclosed in the preceding patent,
The hinge pin is formed on the wire section attached to the lens, while the helical pin
The eye is formed at the end of the side of the glasses. Spiral spring and hinge pin
Hinge pins project from the helical spring and bend
Helical spring has a length such that the two parts are permanently tightened.
It is held between two bent sections of wire forming an axial pin through the spring.
This type of fitting is very simple, but has significant disadvantages in terms of function and manufacturing
There is. Functionally, the bent end of the hinge pin is not aesthetically pleasing
In addition to forming potentially dangerous projections. For manufacturing, spiral springs
Complex and requires special tools to assemble
It becomes important. It is almost impossible to disassemble the frame without damaging it. as a result
The hinge fails between the two components. This allows the plane and side of the lens
There is uncertainty in determining the angle between the part. This is especially true for astigmatism correction.
This leads to visual problems for the person wearing the lens.
Disclosure of the invention
The object of the present invention is simple, aesthetically pleasing and easy to assemble and disassemble if necessary.
An object of the present invention is to provide a frame of the above type which is easy, strong and reliable.
This and other objects and advantages that will be apparent to those skilled in the art from the following description are set forth in the appended claims.
And a pair of hinges fixed to the mounting part by respective hinges
Template or sides, each of said hinges being wound on a helical spring
A second wire forming a hinge pin fitted to the first wire portion and the helical spring.
Wire portions, one of the wire portions forming a respective side.
Connecting member for extending the other wire portion to connect the hinge to the mounting portion
Achieved by a frame comprising: According to the invention, the sides of the frame are
Or the wire that forms the template keeps the pin from coming off the helical spring.
Prevent the first abutment against the connecting member and swing about the hinge axis
A bent portion defining a second contact portion that limits the maximum opening of the side portion when the
I have. As will be apparent from the following detailed description of possible embodiments of the invention,
The assembly of the sides of the frame or the template is done without any tools,
It can also be replaced, i.e. the hinge can be easily disassembled without tools and
And at the same time completely reliable.
Forming a helical spring on the side and forming a pin on the lens mount is fundamental
Although the wire portion forming the helical spring can be
Body and the wires forming the hinge pins are on the sides or frames of the frame.
It is provided at the end of the plate.
The joint system between the side and the mounting part, which forms the subject of the present invention, is a rimless eyeglass
Can be very easily and easily used in a frame for use. However, this joint system
The tem can also be used in eyeglasses with a rim surrounding the lens.
In a possible embodiment of the invention, the side of the frame or the end of the template
The bend formed at is approximately 340-360 °.
According to a particularly advantageous embodiment of the invention, the second pin forming the pin of each hinge is provided.
The wire sections also form each side of the frame or template, and
Table of the winding of the helical spring, inclined with respect to the pin, away from the pin and
A wire section that is screwed around a surface, thereby forming an axial clamping means.
To achieve. This provides additional retention between the template and the frame.
It is. According to this embodiment, the second wire portion advantageously forms a hinge pin
Includes a nearly straight end of the wire
A connection bend of approximately 80-90 ° is formed, and the middle part is a spiral spring with a wire part
At a distance from the pin to create a frictional force with the outer surface of the winding
The bent portion is attached to the wire portion inclined with respect to the pin end portion.
Connected via.
The first and second wire portions are wires of different hardness, for example, steel and titanium alloy
The rotation of the template with respect to the lens mounting portion of the frame.
Wear and stuck in one part can be avoided or reduced.
According to a possible development of the invention, wires extending to form respective sides
-The part functions as an elastic spring member and cooperates with the other wire part to open the side.
When in the upright position, it defines a stable equilibrium position for the sides. This makes the frame special
It can be used comfortably for practical use.
In order to get the side or template where the wire acts as a spring,
According to a particularly advantageous embodiment of the invention, the bend formed by the wire is a hinge shaft.
The connection, which lies in a plane substantially parallel to the line and connects to the mounting
The wire section with the material has a wire section that is approximately parallel to the hinge pin.
You. The wires that extend to form each side are parallel to the hinge pins
It is located at a certain wire part.
Additional advantageous features and embodiments of the frame according to the invention are described below and claimed.
Is described in the range.
BRIEF DESCRIPTION OF THE FIGURES
The invention will be more apparent from the accompanying drawings and the following description, which show non-limiting examples of the invention.
It will be understood.
FIG. 1 is a front view of spectacles provided with a frame according to the present invention.
FIG. 2 is an enlarged view of a portion of FIG. 1 showing the joint between the side and the lens mounting means.
It is.
FIG. 3 is an enlarged side view taken along arrows III-III in FIG.
FIG. 4 is a local plan view along IV-IV in FIG.
FIG. 5 is a local sectional view taken along arrow VV in FIG.
FIGS. 6, 7 and 8 show three stages in the side assembly.
FIG. 9 is a diagram showing an intermediate bridge between two lenses in one embodiment.
FIG. 10 is a diagram showing an intermediate bridge between two lenses in the second embodiment.
You.
FIG. 11 is a cross-sectional view along the arrow XI-XI in FIG.
FIG. 12 is a diagram illustrating the third bridge.
FIG. 13 is a sectional view taken along arrows XIII-XIII in FIG.
FIG. 14 is a local cross-sectional view along the arrow XIV-XIV in FIG.
FIG. 15 is a diagram showing another embodiment of the bridge.
FIG. 16 is a local cross-sectional view along the arrow XVI-XVI in FIG.
FIG. 17 is a front view of spectacles provided with a frame according to another embodiment of the present invention.
FIG. 18 is an enlarged view of FIG.
FIG. 19 is a side view along the line XIX-XIX in FIG.
20, 21 and 22 show the hinge of the frame of FIG. 17 in three different states.
FIG.
FIG. 23 is a side view showing still another embodiment of the frame according to the present invention.
FIG. 24 is a side view of yet another embodiment of the present invention with the sides open.
FIG. 25 is a plan view along the line XXV-XXV in FIG.
FIG. 26 is a side view similar to FIG. 24, showing a state in which the sides are closed.
FIG. 27 is a plan view along the line XVII-XVII in FIG.
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described with reference to a frame without a rim.
Applicable to mold frame and frame with half rim around lens
Is done.
Referring to FIGS. 1-16, the frame has a pair of sides 1, 3 which are
1, 3 are intermediate components 9, 11 for fixing the lens L of the glasses by hinges 5, 7;
Is mounted to be rotatable. The lenses L are connected to each other by the intermediate bridge 13.
A pad 15 for receiving a nose is attached to the intermediate bridge 13.
The intermediate components 9, 11 and the sides 1, 3 consist of wires and preferably
The hardness of the wire forming the components 9 and 11 and the hardness of the wire forming the sides 1 and 3
I try to avoid getting stuck, again.
The two intermediate components 9 and 11 are essentially symmetrical and will
Will be described in detail. The intermediate component 11 is substantially true (especially as shown in FIGS. 4 and 5).
It has a straight end 11A which, in a manner to be described later,
Used to attach. Following the end 11A, a straight intermediate portion 11B is attached to the end 11A.
Extending approximately at a right angle, and yet another portion 11C is referred to as a "spring" for this description.
It terminates at the end forming the helical winding portion 11D to be mounted (FIGS. 2 and 3). Department
The component 11C constitutes a connecting member, and is attached to a device to be described later for mounting the lens on the frame.
Connect the sensor. The helical spring 11D whose windings are in contact with each other
It is a component. The helical spring 11D is formed by the wire of the combined side 3
The pin 3A is fitted in the axial direction. As can be seen in particular in FIGS.
The end of the wire that forms the pin has an essentially straight end that forms pin 3A
Pin 3A forms an angle of approximately 80-90 ° with respect to this pin.
Connected to the substantially straight intermediate portion 3B. The middle part 3B is a bent part 3 of almost 360 °
C is connected to the wire part 3D via C, and this wire part 3D is connected to the hinge pin end part 3
Slightly smaller than the diameter of the wire that slopes with respect to A and forms the helical spring 11D
It is positioned a distance away from pin 3A.
The side part 3 and the intermediate component 11 are, as clearly shown in FIGS.
Connected in work order. That is, the side 3 has its rearmost portion 3X (the ear
To the front of the lens L (FIG. 6).
And is moved towards the matching intermediate component 11. In this state, the pin
3A is inserted (from the direction of arrow F in FIG. 6) into the axial hole of the spiral spring 11D. Pin 3
A indicates that the wire portion 3D forming the side portion 3 exceeds the first turn of the spiral spring 11D.
Push into the helical spring 11D until it fits into the groove between the first and second turns
(FIG. 7). This is obtained by gentle application of force. The reason is
The distance between the wire portion 3D forming the side portion 3 and the pin 3A is as described above.
U)) Because it is slightly smaller than the diameter of the wire forming the helical spring 11D
is there. Due to the elasticity of the wire of the side part 3, the wire part 3D and the pin 3A are slightly separated from each other.
Pull the wire part 3D beyond the first turn of the spiral spring 11D
Can be pushed.
When the state shown in FIG. 7 is reached, as shown by arrow F1 (FIG. 7), about 180 ° pin 3A and
Turning the side part 3 clockwise around the axis of the spiral spring 11D as shown in FIG.
To
By rotating in the direction indicated by the arrow F1, the intermediate portion 3B is brought into contact with the helical spring 11D.
Will be screwed around the outer surface, the continuous winding groove of the helical spring 11D will be
A wire forming a helical screw-shaped passage and forming a side 3 along this passage
Part 3D moves.
The state shown in FIG. 8 corresponds to a state in which the side part 3 is opened to the maximum. It is an intermediate structure
It is limited by locking the bent portion 3C to the portion 11C of the component 11. side
3 is closed by turning it 90 ° in the opposite direction towards the lens L.
The sides 1 are likewise assembled by symmetric rotation.
As is apparent from the above, the side 3 requires tools and auxiliary hinge pins and screws.
It can be assembled quickly and easily without any operation. H in the helical spring 11D
The axial holding of the pin 3A is performed by the wire portion 3D being wound adjacent to the spiral spring 11D.
The elasticity of the wire forming side 3 is engaged by the defined helical passage
Is obtained. Further, due to this elasticity, a frictional force is generated when the side parts 1 and 3 are opened and closed.
In any case, the axial holding is performed by a wire forming a contact portion with the wire portion 11C.
Obtained by ear part 3D. The pin 3A of the helical spring 11D is
I keep it from coming off the winding.
By rotating the side 3 through the lower side of the lens L in the direction opposite to the arrow F1,
The side can be easily disassembled if repair or replacement is required. This work too
This is done without using any kind of tool.
In the embodiment described here, the intermediate components 9, 11 to each lens L
Installation is very effective and reliable as described below with respect to the intermediate component 11.
The intermediate component 9 is essentially symmetric and is mounted in the same way.
It will be understood that This device can be used in combination with various types of hinges.
You.
The substantially straight end 11A of the intermediate component 11
It is inserted into the side hole 21F (FIG. 5). The coupling element consists of two parts, especially with internal threads
The sleeve 23 is a hexagonal head 23A (or equivalent) that can be screwed using a tool.
)). The screw member 25 is engaged with the screw hole of the sleeve 23, and the screw member 25
The head 25A has a horizontal hole 21F. Screw the screw member 25 into the sleeve 23
Thus, the intermediate component 11 can be fixed to the lens L. Intermediate configuration required
Insert a washer (which may be elastic) between the part 11A of the element 11 and the surface of the lens L
By doing so, direct contact between the wire and the lens is avoided and lens damage
Scratches are avoided. Further, another head is provided between the head 25A of the screw member 25 and the front surface of the lens L.
Washers (not shown) can be inserted. Both washers may be made of metal
. This mounting device can adjust the relative position of the intermediate component 11 with respect to the lens L,
Thereby compensating for any errors that occur when drilling holes for the coupling element 21 in the lens.
Is very effective. Almost straight intermediate component 11 in side hole 21F
The end 11A is inserted and a portion 11B is inserted into a lateral notch T (FIG. 2) formed at the edge of the lens L.
After the intermediate component 11 is positioned with respect to the lens L so that
23 and 25 are tightened to each other, and once the coupling bearing 21 is tightened, the intermediate component 11 and
Make sure the lens does not move at all (at an angle or otherwise)
I have.
A similar clamping device is used to fix the intermediate bridge 13 to the two lenses L.
You.
FIGS. 10 and 11 show an embodiment in which the intermediate bridge 13 has two symmetrical ends 13B.
And each symmetrical end 13B fits into a lateral hole in the head 31 of the threaded member 30,
The threaded member 30 is screwed into a threaded sleeve 33 through a hole formed in the corresponding lens L.
Engaged. Therefore, the two components 31, 33 are essentially the same coupling element as coupling element 21.
Element 32 is formed. The threaded member 30 has two supporting pads 15 for receiving the nose.
Bracket 35 is integrally provided. Therefore, these pads are attached to the lens
The position of the bridge with respect to the lens and the distance between the lenses can not be adjusted for
The end of the intermediate bridge 13 in either direction through the transverse hole in each threaded member 30
By pressing 13B and fastening the components 30, 33 of each coupling element 32 together
Can be adjusted.
FIG. 9 shows two brackets for attaching the bridge 13 and the pad 15 with a single wire.
2 shows an embodiment in which a socket is formed. Assembly is described with respect to FIGS. 10 and 11.
This is done by two coupling elements similar to those described.
12, 13 and 14, the support bracket 35 of the pad 15 is welded to the coupling element 32.
Not provided, but instead has an end 35A that fits into the hole to insert the end 13A of the bridge 13.
5 shows an improved embodiment of the present invention. By this means, the threaded member 30
Before tightening the fastening sleeve 33 with each other, the bridge 13, the lens L and the pad 15
Relative position can be adjusted. 13 and 14 show one end of the bridge 13.
The fastening connection of the part 13A is shown in detail. As can be seen in these drawings,
The end 13A of each bridge 13 and the end 35A of each support bracket 35 are
And the wire forming the support bracket 35 with the same lateral hole in the threaded member 30
To reduce the cross-section of the wire. Bridge 13 and
The cross section of the end portion of the support bracket 35 is defined by an arc and a straight line, and the straight line is
Corresponds to the specific wire flatness. Bridge 13 and support bracket 35
Contact on these flattened parts.
FIGS. 15 and 16 show the wires forming the bridge 13 and the connecting element 32
The mating bridge portion 13A extends to form a bracket 35, and this bracket
A nose support pad is attached to the pit 35. In this embodiment, the lens L and the bridge
The position of the pad 13 and the bridge 13 can be adjusted.
Except for adjustments due to the deformability of the bracket 35, it remains constant.
To avoid relative rotational movement of the lens and bridge about the axis of the coupling element 32
The lens L has a notch for the bridge 13 similar to the notch T.
Thus, the device described here is designed for the position of the hole through which the coupling element 32 passes with respect to the edge of the lens L.
All errors in the placement can be compensated.
17 to 22 show modified embodiments of the eyeglass frame according to the present invention. This place
In this case, the frame is of the rimless type, but this is only an example which does not limit the invention.
It should be understood that this is not the case.
The frame comprises a pair of sides or templates 101, 103, these sides 10
1, 103 are intermediate components 109 for fixing the lens L of the spectacles by hinges 105, 107.
, 111 are rotatably supported. The lenses L are mutually connected by the intermediate bridge 113.
A pad 15 for receiving the nose is attached to the intermediate bridge 113 by linking. During ~
Inter-elements 109, 111 and sides 101, 103 avoid getting stuck or worn
Therefore, if necessary, it is composed of wires of two different alloys.
The two intermediate components 109, 111 can be of any desired shape and will not be described in detail.
However, only the hinges for the sides 101 and 103 will be described. Intermediate components are
May be formed by an end portion of wire or other material forming the rim of the lens.
They can be made of plastic or other material (eg, curved
It may be a wire part that is integrated with the rim made of welded metal instead of the ear
No.
The two intermediate components 109, 111 are symmetric, and for simplicity the intermediate components
Only 111 will be described. In particular, as shown in FIG. 19, forming the intermediate component 111
The wire part that is almost straight wire part 111A and the wire parallel to it
And an inverted U-shaped terminal portion having a portion 111B.
The pin of the hinge 107 is formed, the axis of which is indicated by AA. Wire part 111
C is a hinge connection member for the front part of the frame to which the lens L is attached.
Function.
Each side 101, 103 consists of a shaping wire. However, the object of the present invention
For that, it is enough to make each side part near each hinge with wire
It should be understood that The two sides are symmetrical and have a side 103
Only the details will be described. As shown in detail in FIG. 19, a side portion 103 is formed.
The wire portion has a bent portion 103A of approximately 360 °. 103B and 103C are bent portion 1
Represents two nearly straight sections of wire converging on 03A. Part 103C is
Ends in a hole forming portion 103D actually formed by a series of spiral windings, and the spiral windings are
They are in contact with each other and essentially form a compression helical spring. When mounting, make sure
The pin 111B formed by the wire portion of the component 111 is arranged inside the spiral spring 103D.
It is. The members 103 and 111B constitute a hinge connecting the intermediate component 111 and the side portion 103.
ing.
In particular, as shown in FIGS. 20 to 22, the wire forming the side portion 103 is a portion of the side portion itself.
It is slightly curved at 103E between the minute 103B and the central part. Ye forming side 103
The bent portion 103E abuts the wire portion 111A, and the side portion 103 is opened.
When rotated toward, it is pressed by the wire portion 111A. Opening movement
22, the side portion 103 is closed in FIG. 20, and the side portion is shown in FIG.
The part 103 is in an intermediate position and in FIG. 22 the side 103 is open. In these drawings
As clearly shown, when rotated according to arrow f103, the bent portion 103A
The angle formed by 103B, 103C varies from minimum (FIG. 20) to maximum (FIG. 21) and
Since it decreases again (FIG. 22), it is elastically deformed. Therefore, the open state in FIG. 22 is safe.
The equilibrium state is established. From the state of FIG. 21, the side portion 103 moves the
Release to the open position in Figure 22 or the closed position in Figure 20 by slightly pushing in the direction
Can be done. The maximum open position (FIG. 22) is at the bent portion 103A that abuts the intermediate component 111.
Thus, it is defined by the formed contact portion.
FIG. 23 shows a modified embodiment of FIGS. 17 to 22, in which the helical spring or hole forming portion has an intermediate structure.
Formed by the wires forming the component 111, and the hinge pins
Formed by 03 wires. In FIG. 23, the pin is indicated by 103F, and a hole is formed.
The part is indicated by 111E.
Also, in the embodiment of FIGS. 17 to 23, the side portions are similar to those shown in FIGS.
Rotate approximately 180 ° through the upper side of the lens instead of the lower side
It is attached by letting it do. As a result, the side parts were assembled without using tools.
Can be disassembled. The wire 103 bent by 103A takes the connecting member 111C
The side parts are prevented from separating. The sides are elastically deformed, and
It can only be disassembled if it is passed over the lens.
24 to 27 show another embodiment of the present invention. Parts corresponding to those in FIGS. 17 to 22
Is represented by a code obtained by adding 100 to the code in FIGS. In this example
The frame is of the type having a rim R around a lens L. in this case,
Intermediate component 211 connects pin 211B of hinge 207 to rim R around lens L
A connection member 211C is provided. Wire forming the side or template 203
Form a bent portion 203A and a spiral spring 203D.
In this embodiment, there is no spring action of the wire forming side 203. Assembly
The disassembly is performed in the same manner as shown in FIGS.
As shown in FIG. 6 to FIG.
it can.
The drawings are merely examples for carrying out the present invention, and the present invention is not limited to the concept of the present invention.
It is understood that variations can be made in shape and apparatus without departing from the scope of Claim
Reference numerals used in the range are used to facilitate understanding of the claims with reference to the drawings and description.
It is not intended to limit the scope of protection defined in the claims.
No.
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】平成10年6月24日(1998.6.24)
【補正内容】
請求の範囲
1.レンズ(L)の取付け部(9、11、25;109、111;211)と、回転軸線(A
−A)をもつそれぞれのヒンジ(5、7;105、107;207)によって上記取付け
部に固定された一対の側部(1、3;101、103;203)とを有し、上記ヒンジの
各々が、螺旋状ばね(11D;103D;111E;203D)に巻かれた第1のワイヤー部分
と上記螺旋状ばねに嵌合するヒンジピン(3A:111B;103F;211B)を形成する第
2のワイヤー部分とで形成され、上記ワイヤー部分の一方がそれぞれの側部(1
、3;101、103;203)を形成するようにのび、他方のワイヤー部分が上記取付
け部(9、11、25;109、111;211)に接続する接続部材(11C;111C;211C)を
備え、側部(1、3;101、103;203)を形成するワイヤー部分が、上記側部の
最大開口を制限する第1の当接部を画定する屈曲部(3C;103A;203A)を備えて
いる眼鏡フレームにおいて、
側部を形成するワイヤー部分の屈曲部(3C;103A;203A)が、ピン(3A;111B
;103F)を螺旋状ばね(11D;103D;111E;203D)に係合して保持するために、
接続部材に対する第2の当接部を画定し、側部が、上記ピン(3A;111B;103F)
を上記螺旋状ばね(11D;103D;111E;203D)に導入しそして眼鏡フレームの使
用時に上記側部の占める位置に向かって約180°上記ピンのまわりで上記側部を
回転させることにより取付け部に可逆的に接続されることを特徴とする眼鏡フレ
ーム。
2.屈曲部が、U字形であることを特徴とする請求の範囲1に記載の眼鏡フレー
ム。
3.第2のワイヤー部分がそれぞれの側部(1、3)を形成し、そしてヒンジピ
ン(3A)に対して傾斜され、螺旋状ばねを形成しているワイヤーの直径より僅か
に小さいヒンジピン(3A)からの距離に位置し、かつ螺旋状ばねの巻回の外表面
のまわりにねじ込まれるワイヤーセグメント(3D)を備え、それによりピン及び
螺旋状ばねを相互係合状態に保持しかつピン及び螺旋状ばねの軸方向分離を防止
する締付け手段を形成していることを特徴とする請求の範囲1または2に記載の
眼鏡フレーム。
4.第2のワイヤー部分がヒンジピン(3A)を形成するほぼ真っ直ぐなワイヤー
の端部分を備え、ほぼ真っ直ぐな中間部分(3B)に対してほぼ80-90°の接続屈
曲部が形成され、中間部分(3B)が、ワイヤーセグメント(3D)と螺旋状ばね(
11D)の巻回の外表面との間に摩擦力を発生するように上記ピンからある距離に
位置決めされかつ上記ピン(3A)に対して傾斜されるワイヤーセグメント(3D)
に上記屈曲部(3C)を介して接続されることを特徴とする請求の範囲3に記載の
眼鏡フレーム。
5.螺旋状ばね(11D;111E)を形成する第1のワイヤー部分がそれぞれの取付
け部(9、11;109、111)と一体であり、また、ヒンジピン(3A;103F)を形成
する第2のワイヤー部分がそれぞれの側部(1、3;101、103)の一端に形成さ
れていることを特徴とする請求の範囲1〜4のいずれか一項に記載の眼鏡フレー
ム。
6.第1のワイヤー部分及び第2のワイヤー部分が硬さの異なるワイヤーから成
ることを特徴とする請求の範囲1〜5のいずれか一項に記載の眼鏡フレーム。
7.取付け部がレンズ(L)と側部(1、3;101、103)との間に二つの接続構
成要素(9、11;109、111)を備え、各接続構成要素が一端にそれぞれのレンズ
に接続する手段(11A)を備え、他端が螺旋状ばね(11D;111E)またはピン(11
1B)を形成していることを特徴とする請求の範囲1〜6のいずれか一項に記載の
眼鏡フレーム。
8.それぞれの側部(101、103)を形成するようにのびたワイヤー部分が、開い
た状態にある時に、他方のワイヤー部分と共動して側部(101、103)の安定した
平衡位置を画定する弾性部材として機能することを特徴とする請求の範囲1また
は2に記載の眼鏡フレーム。
9.屈曲部(103A)がヒンジ(105、107)の軸線(A−A)にほぼ平行な平面内
にあり、取付け部に接続する接続部材(111C)を備えたワイヤー部分がヒンジピ
ン(111B;103F)にほぼ平行なワイヤー部分(111A)を備え、またそれぞれの側
部(101、103)を形成するようにのびたワイヤー部分がヒンジピン(111B;103F
)に平行なワイヤー部分(111A)に当接していることを特徴とする請求の範囲2
または8に記載の眼鏡フレーム。
10.それぞれの側部(101、103)を形成するようにのびたワイヤー部分がヒンジ
(105、107)の軸線(A−A)に直交する平面に位置している湾曲部(103E)を
備えていることを特徴とする請求の範囲9に記載の眼鏡フレーム。
11.それぞれの側部(101、103)を形成するようにのびたワイヤー部分が湾曲部
(103E)に応じてヒンジピン(111B;103F)に平行なワイヤー部分(111A)に接
触していることを特徴とする請求の範囲10に記載の眼鏡フレーム。
12.螺旋状ばね(103D)が側部(101、103)を形成するようにのびたワイヤー部
分で形成され、またヒンジピン(111B)が取付け部に接続したワイヤー部分で形
成されることを特徴とする請求の範囲1〜4、6〜11のいずれか一項に記載の眼
鏡フレーム。
13.一対のレンズ(L)及び請求の範囲1〜12のいずれか一項に記載の眼鏡フレ
ームをから成ることを特徴とする眼鏡。[Procedure of Amendment] Article 184-8, Paragraph 1 of the Patent Act
[Submission date] June 24, 1998 (June 24, 1998)
[Correction contents]
The scope of the claims
1. The lens (L) mounting portion (9, 11, 25; 109, 111; 211) and the rotation axis (A
Mounting by means of respective hinges (5, 7; 105, 107; 207) with -A)
A pair of side portions (1, 3; 101, 103; 203) fixed to the
First wire sections each wound on a helical spring (11D; 103D; 111E; 203D)
And a hinge pin (3A: 111B; 103F; 211B) which is fitted to the helical spring.
2 wire portions, one of the wire portions being on each side (1
, 3; 101, 103; 203), and the other wire part is
Connecting members (11C; 111C; 211C) connected to the connecting portions (9, 11, 25; 109, 111; 211).
The wire portion forming the side portion (1, 3; 101, 103; 203) is provided on the side portion.
With a bend (3C; 103A; 203A) defining a first abutment that limits the maximum opening
In a spectacle frame,
The bent part (3C; 103A; 203A) of the wire part forming the side part is a pin (3A; 111B).
103F) to engage and hold the helical spring (11D; 103D; 111E; 203D);
A second abutment for the connecting member is defined, and the side is the pin (3A; 111B; 103F).
Into the helical spring (11D; 103D; 111E; 203D) and use the eyeglass frame.
In use, about 180 ° toward the position occupied by the side
The eyeglass frame is reversibly connected to the mounting portion by being rotated.
Home.
2. The eyeglass frame according to claim 1, wherein the bent portion is U-shaped.
M
3. A second wire section forms each side (1,3) and the hinge pin
(3A), slightly less than the diameter of the wire forming the helical spring
Located at a distance from the small hinge pin (3A) and the outer surface of the spiral spring winding
With a wire segment (3D) that is screwed around the
Holds helical springs in mutual engagement and prevents axial separation of pins and helical springs
3. A tightening means as claimed in claim 1, wherein
Eyeglass frames.
4. An almost straight wire where the second wire part forms a hinge pin (3A)
With approximately 80-90 ° connection to the almost straight middle part (3B)
A curved part is formed, and the middle part (3B) is composed of a wire segment (3D) and a spiral spring (
11D) at a distance from the pin to generate frictional force with the outer surface of the winding
Wire segment (3D) positioned and tilted with respect to the pin (3A)
4. The device according to claim 3, wherein the connection is made through the bent portion (3C).
Eyeglass frames.
5. The first wire section forming the helical spring (11D; 111E) is attached to each
(9, 11; 109, 111) and form a hinge pin (3A; 103F)
A second wire section is formed at one end of each side (1, 3; 101, 103).
The eyeglass frame according to any one of claims 1 to 4, wherein
M
6. The first wire portion and the second wire portion are made of wires having different hardness.
The spectacle frame according to any one of claims 1 to 5, wherein
7. The mounting portion has two connection structures between the lens (L) and the side portions (1, 3; 101, 103).
Components (9, 11; 109, 111), each connection component at one end a respective lens
To the helical spring (11D; 111E) or the pin (11
1B) according to any one of claims 1 to 6, characterized in that
Eyeglass frames.
8. Open the wires that extend to form the sides (101, 103)
When in the retracted state, the side (101, 103)
Claim 1 or Claim 2 functioning as an elastic member defining an equilibrium position.
Is the eyeglass frame according to 2.
9. The bent part (103A) is in a plane substantially parallel to the axis (AA) of the hinge (105, 107).
And a wire part with a connecting member (111C) that connects to the mounting
(111B) and a wire section (111A) almost parallel to the
Wires extending so as to form portions (101, 103) are hinge pins (111B; 103F).
3) abutting on a wire portion (111A) parallel to (2).
Or the spectacle frame according to 8.
Ten. The wires that extend to form each side (101, 103) are hinged
The bending portion (103E) located on a plane orthogonal to the axis (AA) of (105, 107)
The eyeglass frame according to claim 9, wherein the eyeglass frame is provided.
11. The wire sections that extend to form each side (101, 103) are curved
(103E) and connected to the wire part (111A) parallel to the hinge pin (111B; 103F)
11. The spectacle frame according to claim 10, wherein the spectacle frame is touched.
12. Wire section with helical spring (103D) extended to form sides (101, 103)
And the hinge pin (111B) is formed by the wire connected to the mounting part.
An eye according to any one of claims 1 to 4, 6 to 11 characterized by being formed.
Mirror frame.
13. The pair of lenses (L) and the spectacle frame according to any one of claims 1 to 12.
Eyeglasses, comprising:
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DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
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