JP2000510216A - 蒸気タービン - Google Patents

蒸気タービン

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JP2000510216A JP09540805A JP54080597A JP2000510216A JP 2000510216 A JP2000510216 A JP 2000510216A JP 09540805 A JP09540805 A JP 09540805A JP 54080597 A JP54080597 A JP 54080597A JP 2000510216 A JP2000510216 A JP 2000510216A
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カルバーグ,ラルス
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エービービー スタル アクチボラゲット
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Abstract

(57)【要約】 蒸気タービン1は長手方向軸線6の周りで回転可能なロータ4と、以下順次配置されている、蒸気入口2と、少なくとも1個のタービン段を有する第1のタービン部分8と、中間蒸気出口12と、蒸気通路手段14を有する仕切り壁13と、少なくとも1個のタービン段を有する第2のタービン部分16と、蒸気出口3とを含む。前記通路手段14はそこを通る蒸気の流量を制御するようにされた弁手段15が設けられている。前記制御を行なうために、前記弁手段は前記弁手段の近傍の蒸気の流れに対して基本的に垂直な軸線20の周りを回転可能な弁体15または前記長手方向軸線6に対して基本的に半径方向に運動可能な弁体を含む。

Description

【発明の詳細な説明】 蒸気タービン 発明の背景と従来技術 本発明は、長手方向軸線の周りで回転可能なロータと、以下のように順次配置 されている蒸気入口と、少なくとも1個のタービン段を有する第1のタービン部 分と、中間の蒸気出口と、蒸気通過手段を有する仕切り壁と、少なくとも1個の タービン段を有する第2のタービン部分と、蒸気出口とを含み、前記通過手段に は蒸気の流量を制御するようにされた弁手段が設けられている蒸気タービンに関 する。 そのような中間抽気出口を有する蒸気タービンは周知である。それらは所定圧 力または所定温の度蒸気を必要とする、例えば化学工業や、装置産業のような多 種の用途において利用されている。そのような一例にはパルプの処理には比較的 高温の蒸気が必要とされ、紙の乾燥には比較的低温の蒸気が必要とされる一貫製 紙工場がある。 抽気を制御出来るようにするために、弁機構を設けることが知られている。そ のため、内部で制御された抽気と外部で制御された抽気とを区別することができ る。外部制御抽気は単に抽気出口導管に設けられた弁機構を含み、内部制御抽気 は蒸気タービンのケーシング内に弁機構を含む。過去多数の種々の方法が提案さ れてきた。 その一方法によれば、第1のタービン部分からの蒸気は半径方向外方に案内さ れ、タービンの通常のケーシングの外側に半径方向に配置された室に集められる 。 抽気されていない蒸気は弁装置によって複雑な流路に沿って第2のタービン部 分の入口まで半径方向内方に導かれる。この方法では極めて嵩高く、蒸気の流れ が乱れ、その結果比較的圧力の損失が大きい。 別の方法によれば、多数の開口を有する回転可能なデイスクが抽気出口の下流 側であるが対応する多数の開口を有する仕切り壁の上流側に配置されている。前 記デイスクを回転させることにより、前記デイスクの開口は仕切り壁の開口と整 合し、第1のタービン部分から第2のタービン部分まで蒸気が流れうるようにす る。この方法の欠点は前記デイスクを回転させるには、蒸気の圧力が高い場合達 成が困難な力を必要とし、かつ可能な開口面積が仕切り壁の下流側のタービン部 分の入口面積の半分に制限されることである。また、この方法によれば、蒸気の 流れが乱され、その結果激しい圧力損失が生じる。 更に別の方法によれば、仕切り壁はタービンの長手方向軸線が直角をなす面に おいて、かつ抽気出口の下流側に設けられている。前記壁は前記面に対して垂直 な面において弁座に対して弁体が配置されている多数の通路を有する。弁体は接 線方向に弁座から持ち上げることができる。この方法も蒸気の流れ方向を数回変 えることを含む複雑な流路をもたらす。 発明の要約 本発明の目的は前述の問題を克服し、蒸気タービンから中間抽気された蒸気の 流れを調整する改良された装置を提供することである。特に、前記装置はコンパ クトで簡単に作動可能である。 本目的は、最初に述べた蒸気タービンであって、前記弁手段が、該弁手段の近 傍で蒸気の流れに対して基本的に垂直な軸線の周りを回転可能な少なくとも1個 の弁体を含むことを特徴とする蒸気タービンによって達成される。そのような弁 手段により、弁体は基本的に軸線方向の蒸気の流路内に配置可能である。従って 、弁手段の構成寸法は小さく、弁体は余分の半径方向空間を必要としない。この ことは蒸気タービンの通常の外形を保持出来ることを意味している。更に、その ような回転可能な弁体により、該弁体に作用する蒸気の流れによる力を前記デイ スクの軸線に対して平衡にすることが可能であって、そのため弁の位置を調整す るに要する力は比較的小さい。更に、そのような弁手段の開度が比較的小さいた め、弁体は蒸気の流れ方向に向いた方向成分を有し、そのため蒸気の流れを絞る のではなく、むしろ蒸気の流れを案内する。そのような弁手段は広い流れ範囲内 で抽気される蒸気の一定圧力により外部プロセスに対する抽気を内部で制御でき るようにする。一実施例によれば、前記通路はそこを通る蒸気の方向が基本的に 軸線方向で、かつロータの回転方向の周辺にあるような形状にされている。この ように、比較的真っ直ぐの蒸気の流路が得られ圧力損失を最小にする。また、通 路手 段および弁手段を通して高速の蒸気を保持することが可能である。このように、 蒸気タービンの性能が向上しうる。特に前記弁体は基本的にラジアルとしうる。 弁体の軸線のそのような方向により、弁体は蒸気の流れを、弁体の角度とは関係 なく第2のタービン部分の入口に向って導く。 別の実施例によれば、前記弁手段は弁体の回転を制御するようにされた制御手 段を含む。前記制御手段は、前記通路手段を通る蒸気の流れ、従って中間蒸気出 口の蒸気の圧力を調整するよう弁体の回転を制御するようにしうる。 更に、前記目的は最初に述べた蒸気タービンであって、前記弁手段が、前記長 手方向軸線に対して基本的に半径方向に運動可能な少なくとも1個の弁体を含む ことを特徴とする蒸気タービンによって達成される。またそのような弁手段によ って、弁体は基本的に軸線方向の蒸気の流路内に配置することが可能であり、従 って弁手段の構成寸法はコンパクトであって、ケーシングの外径を保つことがで きる。そのような弁体の面積は広くする必要はなく、従って弁体に作用する蒸気 の流れによる力を適度のレベルに保つことが可能で、そのため弁体の作動は常に 保証される。また、そのような弁手段は広範囲の流れ範囲内で抽気された蒸気の 一定の圧力により外部プロセスに対する蒸気の抽出を内部制御可能にする。本発 明の実施例によれば、前記弁手段は弁体の前記基本的に半径方向の運動を制御す るようにされた制御手段を含む。前記制御手段は、弁体の前記基本的に半径方向 の運動を制御して前記通路手段を通る蒸気の流れを、従って中間蒸気出口での蒸 気の圧力を調整するようにされている。前記弁体は前記長手方向軸線が基本的に 直角をなす面において運動可能なことが好ましい。本発明の更に別の実施例によ れば、前記通路手段は、そこを通る蒸気の流れ方向は基本的に軸線方向であって そのため直線の蒸気の流路が得られ、圧力損失を最小にし、高速の蒸気が得られ 、蒸気タービンの性能を向上させるような形状にされている。 本発明の別の実施例によれば、前記弁体の軸線は基本的に前記長手方向の軸線 に対して垂直である。 本発明の別の実施例によれば、前記通路手段が1個の弁体と第2のタービン部 分の一部の間を各々延びる個々の室を形成している。そのような実施例によって 、蒸気タービンは流れの一部により効率的に作動することができる。 別の実施例によれば、前記通路手段が、その蒸気出口の断面積が第2の蒸気タ ービン部分の入口の断面積に基本的に一致するような形状にされている。このよ うに、第2のタービン部分に導入された蒸気は前記タービン部分の入口面積の全 体に亘って分配しうる。 本発明の別の実施例によれば、前記通路手段は仕切り壁を貫通して2個以上の 通路からなる。 本発明の別の実施例によれば、前記長手方向軸線から第1のタービン部分の出 口側までの半径方向の距離は基本的には前記通路手段の入口側までの距離と同じ である。 本発明の別の実施例によれば、蒸気タービンは前記構成要素を密閉するケーシ ングを含む。前記弁手段は前記ケーシングの外側に設けられ、前記ケーシングを 貫通するシャフトによって弁体に接続されている駆動手段を含みうる。 図面の簡単な説明 本発明を種々の実施例の説明により、かつ添付図面を参照して詳細に以下説明 する。 図1は本発明の実施例による蒸気タービンの長手方向断面図、 図2は図1に示す蒸気タービンの断面図、 図3は図2の線III−IIIに沿って見た断面図、 図4は本発明の別の実施例による蒸気タービンの図2と類似の断面図である。 各種実施例の詳細説明 概略図示の入口2と概略図示の出口3とを有する蒸気タービン1を示す。図1 においては、蒸気タービン1の端部分を省略していることに注目すべきである。 蒸気タービン1はケーシング5に支持され、かつ長手方向軸線6の周りを回転可 能なロータ4を含む。蒸気の入口2の下流側には入口室7が設けられ、それに続 いて、各々固定案内羽根リム9と動翼車10とからなる多数のタービン段を有す る第1のタービン部分8が設けられている。入口室7は部分作動を可能にするた め2個以上の個々に制御される入口室に分割しうることを注目すべきである。タ ービン部分8の下流には、中間蒸気出口12を有する空間11が設けられている 。前記空間11の下流には、4個の貫通した通路14を有する仕切り壁13が設 け られている。図2および図3を参照されたい。前記通路14の入口側は後述する 弁体15の形態の弁手段を含み、前記通路14の出口側には、各々固定案内羽根 リム17と動翼車18とからなる、多数のタービン段を有する第2のタービン部 分16が続いている。第2のタービン部分16の下流に出口3が続く。更に、蒸 気タービン1は種々寸法で種々目的を有する、19で指示する数個の中間蒸気出 口を含みうる。 図1から図3までを参照すれば、軸線20の周りで回転可能で、所謂バタフラ イ弁としての弁体15が各通路14に設けられていることが判る。軸線20は基 本的に弁体15の中心を延びており、そのため弁体15に作用する蒸気の流れの 力は平衡可能で、軸線20の各側の力は均等している。従って、弁体15は比較 的小さい力で回転可能で、弁体15の作動を促進する。軸線20の方向から見る と、各弁体15は、軸線20を含む面を密閉する凸型形状を有する。そのような 形状は通路を通して流れを案内する上で有利である。しかしながら、弁体は、ま た軸線20の方向から見てその他の形状にしてもよい。例えば、弁体は基本的に 平坦でよく、または一方の側を凸型に、他方の側を凹型に湾曲させてもよい。通 路14の方向から見て、各弁体15は図示実施例においては円形である。しかし ながら、例えば楕円形、長円形、または長方形、またはその他の多角形のような その他の形状も可能である。各弁体15は回転軸22によって各駆動手段21に 接続されている。個々の各駆動手段21は、23で概略図示する蒸気タービン1 の制御装置に接続可能である。図1と図2とから判るように、駆動手段21がケ ーシング5の外側に設けられており、回転軸22が基本的に半径方向に軸線20 に沿ってケーシングを貫通している。軸線20は、また、半径方向以外、例えば 接線方向に向けて良いことを注目すべきである。軸線20は、また蒸気タービン の長手方向軸線6に対して前方向または後方向に傾斜させてもよい。 図2および図3から判るように、通路14は、ロータ4の回転方向において、 基本的に軸線方向で、周囲方向に延びている。各通路14は1個の弁体15と第 2のタービン部分16の入口17との間で個別の室を形成している。第2のター ビン部分の入口は案内羽根リム17によって形成されている。図3参照。図2か ら判るように、各通路14と関連の弁体とは案内羽根リム17の入口全面積の基 本的に4分の1にわたっている。各室は隣接の室に対して閉鎖されており、その ため蒸気が一方の室から他方の室まで進まないようにしていることを指摘すべき である。このような配置は、例えば1個の弁体15を開放位置に、他の3個の弁 体15を閉鎖位置に位置させるように、効率的な部分負荷作動を可能にする。 通路14の断面積は蒸気の流れ方向に減少している。また、これらの図面から 、通路14の出口の断面積は基本的には第2のタービン部分16の入口の断面積 と対応していることが判る。 中間蒸気出口12を通して蒸気タービン1を出て行く蒸気の圧力を一定に保つ ことが望ましいことがよくある。このことは、弁体15の回転または開度を制御 することにより図1から図3までに示す弁手段によって達成することが可能であ る。全ての弁体15が閉鎖している場合、中間蒸気出口12を通して最大流量の 蒸気が案内される。1個以上の弁体15を僅かに開くことにより、蒸気の一部は 対応する通路14を介して第2のタービン部分16まで案内され、そのため中間 蒸気出口12での蒸気の流量と圧力とを低減する。このように、、蒸気タービン 1を通る蒸気の流量が広範囲にわたって変動するとしても、出口12を介して抽 気される蒸気の圧力は一定にしうる。 図4は本発明による蒸気タービン1の第2の実施例を示す。対応する構造や機 能を有する構成要素は全ての実施例において同じ参照番号を付していることを注 目すべきである。本実施例による弁手段は、円形に配置され、各々基本的に半径 方向に延びている軸線20に沿って摺動可能な5個の摺動可能な弁体25を含む 。弁体25は、リング状断面を備え、基本的に蒸気タービン1の長手方向軸線6 に対して基本的に同心状である通路27を有する仕切り壁26の上流に配置され ている。弁体25が後退し、通路27が全開すると、その断面積は案内羽根リム 17の入口の面積と対応する。そのような通路27により、蒸気の流れの少なく とも一部は第1のタービン部分8から第2のタービン部分16まで基本的に真直 の軸線方向に案内される。仕切り壁26は通路27の両側で周方向に延びている 突出した弁座28を含む。更に、弁体25を案内し、支持するための突出したリ ブ29が設けられている。リブ29と弁座28の双方は基本的に同じ高さまで後 方に突出している。開閉運動の間、弁体25は、蒸気タービンの長手方向軸線が 基 本的に直角をなす面において弁座28とリブ29の上を摺動する。各弁体25は 軸31によって各駆動手段30に接続されている(1個のみ図4に示している) 。図1から図3までに示す実施例のように、個々の駆動装置30の各々は蒸気タ ービンの制御装置に接続可能である。図4から判るように、駆動手段30はケー シング5の外側に設けられ、シャフト31は軸線20に沿って基本的に半径方向 にケーシング5を貫通している。蒸気タービン1の軸線方向から見て、弁体25 は概ね三角形の形状であり、そのため弁体25が閉鎖されると完全に被覆される 。その他の形状も可能である。弁体25は蒸気タービン1の軸線方向から見て比 較的断面積は小さいので、弁体25に作用する蒸気の流れの力を通常の駆動手段 30が上回ることが可能である。しかしながら、突出リブ29と該リブの間の空 間とにより、仕切り壁26の上流の室における圧力は、また各弁体25の後ろ側 の著しい部分に対しても作用し、従って弁座28とリブ29とに対する摩擦を低 減することが可能である。 このように、1個以上の弁体25を開放することにより、出口導管12を介し て抽気された蒸気の圧力は、図1から図3までに示す第1の実施例と同様に例え ば、基本的に一定レベルに制御可能である。 本発明は図示実施例に限定されるのでなく請求の範囲に規定の範囲内で変更や 修正が可能である。例えば、摺動可能な弁体25は小型化し、図1から図3まで に示す通路の開口を覆うように設けることができる。更に、蒸気タービン1は、 例えばタービン部分が各抽気装置の間に少なくとも1個のタービン段を含むよう にして、1個以上の抽気出口12と弁手段15とを含むようにしうる。特に、上 流側の弁手段は第1の実施例に示すように弁体15を含み、下流側弁手段が第2 の実施例に示す弁体25を含みうることを注目すべきである。別の実施例によれ ば、第1の案内羽根リム17と第1の動翼リム18とを通して蒸気の流れを分岐 させる分岐流路を1個以上設けることが出来る。そのようにして第2のタービン 部分16をより多くの蒸気が流れることができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年6月10日(1998.6.10) 【補正内容】 請求の範囲 1. 長手方向軸線(6)の周りで回転可能なロータ(4)と、以下順次配置 された、蒸気入口(2)と、少なくとも1個のタービン段を有する第1のタービ ン部分(8)と、中間蒸気出口(12)と、蒸気通路手段(14)を有する仕切 り壁(13)と、少なくとも1個のタービン段を有する第2のタービン部分(1 6)と、蒸気出口(3)とを含み、前記通路手段(14)はそこを流れる蒸気の 流量を制御するようにされた弁手段(15)を備えている蒸気タービンにおいて 、前記弁手段が、該弁手段に隣接した蒸気の流れに対して基本的に垂直でかつ前 記長手方向軸線(6)に関して基本的に半径方向の軸線(20)の周りで回転可 能な少なくとも1個の弁体(15)を含むことを特徴とする蒸気タービン。 2. 前記弁手段(15)が弁体(15)の回転を制御するようにされた制御 手段(21、23)を含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の蒸気ター ビン。 3. 前記制御手段(21、23)が前記通路手段(14)を通る蒸気の流量 を、従って中間の蒸気出口(12)の蒸気の圧力を調整するように弁体(15) の回転を制御するようにされていることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の 蒸気タービン。 4. 前記通路手段(14)が、そこを通る蒸気の流れ方向が基本的に軸線方 向で、かつロータ(4)の回転方向の周方向であるような形状にされていること を特徴とする請求の範囲第1項から第3項までのいずれか1項に記載の蒸気ター ビン。 5. 長手方向軸線(6)の周りを回転可能なロータ(4)と、以下順次配置 されている、蒸気入口(2)と、少なくとも1個のタービン段を有する第1のタ ービン部分(8)と、中間の蒸気出口(12)と、蒸気通路手段(27)を有す る仕切り壁(13)と、少なくとも1個のタービン段を有する第2のタービン部 分(16)と、蒸気出口(3)とを含み、前記通路手段(27)はそこを通る蒸 気の流量を制御するようにされた弁手段(25)を備えている蒸気タービンにお いて、前記通路手段(27)はそこを通る蒸気の流れが基本的に軸線方向である ような形状にされ、前記弁手段が前記長手方向軸線に対して基本的に半径方向に 運動可能である少なくとも1個の弁体(25)を含むことを特徴とする蒸気ター ビン。 6. 前記弁手段(25)が弁体(25)の前記基本的に半径方向の運動を制 御するようにされた制御手段(30、23)を含むことを特徴とする請求の範囲 第5項に記載の蒸気タービン。 7. 前記制御手段(30、23)が前記通路手段(27)を通る蒸気の流量 を、従って中間の蒸気出口の蒸気の圧力を調整するために弁体(25)の前記基 本的に半径方向の運動を制御するようにされていることを特徴とする請求の範囲 第6項に記載の蒸気タービン。 8. 前記弁体(25)が、前記長手方向の軸線(6)が基本的に直角をなす 面において運動可能であることを特徴とする請求の範囲第5項から第7項までの いずれか1項に記載の蒸気タービン。 9. 前記弁体の軸線(20)が前記長手方向の軸線(6)に対して基本的に 垂直であることを特徴とする第1項から第8項までのいずれか1項に記載の蒸気 タービン。 10. 前記通路手段(14)が1個の弁体(15、25)と第2のタービン 部分(16)の入口(17)の一部との間を各々が延びている個々の室を形成す ることを特徴とする請求の範囲第1項から第9項までのいずれか1項に記載の蒸 気タービン。 11. 前記通路手段(14、27)が、その蒸気出口の断面積が第2の蒸気 タービン部分(16)の入口の断面積に基本的に一致するような形状にされてい ることを特徴とする請求の範囲第1項から第10項までのいずれか1項に記載の 蒸気タービン。 12. 前記通路手段(14)が仕切り壁を貫通する2個以上の通路を含むこ とを特徴とする請求の範囲第1項から第11項までのいずれか1項に記載の蒸気 タービン。 13. 前記長手方向軸線(6)から第1のタービン部分(8)の出口側まで の半径方向距離が前記通路手段(14、27)の入口側までの距離と基本的に同 じであることを特徴とする請求の範囲第1項から第12項までのいずれか1あ項 に記載の蒸気タービン。 14. 前記構成要素を密閉しているケーシング(5)を含むことを特徴とす る請求の範囲第1項から第13項までのいずれか一つの項に記載の蒸気タービン 。 15. 前記弁手段(14、27)が、前記ケーシング(5)の外側に設けら れ、前記ケーシング(5)を貫通するシャフト(22、31)によって弁体(1 5、25)に接続されている駆動手段(21、30)を含むことを特徴とする請 求の範囲第14項に記載の蒸気タービン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 長手方向軸線(6)の周りで回転可能なロータ(4)と、以下順次配置 された、蒸気入口(2)と、少なくとも1個のタービン段を有する第1のタービ ン部分(8)と、中間蒸気出口(12)と、蒸気通路手段(14)を有する仕切 り壁(13)と、少なくとも1個のタービン段を有する第2のタービン部分(1 6)と、蒸気出口(3)とを含み、前記通路手段(14)はそこを流れる蒸気の 流量を制御するようにされた弁手段(15)を備えている蒸気タービンにおいて 、前記弁手段が、該弁手段に隣接した蒸気の流れに対して基本的に垂直な軸線( 20)の周りで回転可能な少なくとも1個の弁体(15)を含むことを特徴とす る蒸気タービン。 2. 前記通路手段(14)が、そこを通る蒸気の流れ方向が基本的に軸線方 向で、かつロータ(4)の回転方向の周方向であるような形状にされていること を特徴とする請求の範囲第1項に記載の蒸気タービン。 3. 前記弁体の軸線(20)が基本的に半径方向であることを特徴とする請 求の範囲第1項または第2項に記載の蒸気タービン。 4. 前記弁手段(15)が該弁体(15)の回転を制御するようにされた制 御手段(21、23)を含むことを特徴とする請求の範囲第1項から第3項まで のいずれか1項に記載の蒸気タービン。 5. 前記制御手段(21、23)が前記通路手段(14)を通る蒸気の流量 を、従って中間の蒸気出口(12)の蒸気の圧力を調整するように弁体(15) の回転を制御するようにされていることを特徴とする請求の範囲第4項に記載の 蒸気タービン。 6. 長手方向軸線(6)の周りを回転可能なロータ(4)と、以下順次配置 されている、蒸気入口(2)と、少なくとも1個のタービン段を有する第1のタ ービン部分(8)と、中間の蒸気出口(12)と、蒸気通路手段(27)を有す る仕切り壁(13)と、少なくとも1個のタービン段を有する第2のタービン部 分(16)と、蒸気出口(3)とを含み、前記通路手段(27)はそこを通る蒸 気の流量を制御するようにされた弁手段(25)を備えている蒸気タービンにお いて、前記弁手段が、前記長手方向軸線に対して基本的に半径方向に運動可能で ある少なくとも1個の弁体(25)を含むことを特徴とする蒸気タービン。 7. 前記弁手段(25)が弁体(25)の基本的に半径方向の運動を制御す るようにされた制御手段(30、23)を含むことを特徴とする請求の範囲第6 項に記載の蒸気タービン。 8. 前記制御手段(30、23)が前記通路手段(23)を通る蒸気の流量 を、従って中間の蒸気出口の蒸気の圧力を調整するために弁体(25)の前記基 本的に半径方向の運動を制御するようにされていることを特徴とする請求の範囲 第7項に記載の蒸気タービン。 9. 前記弁体(25)が、前記長手方向の軸線(6)が基本的に直角をなす 面において運動可能であることを特徴とする請求の範囲第6項から第8項までの いずれか1項に記載の蒸気タービン。 10. 前記通路手段(27)が、そこを通る蒸気の流れ方向が基本的に軸線 方向であるような形状にされていることを特徴とする請求の範囲第6項から第9 項までのいずれか1の項に記載の蒸気タービン。 11. 前記弁体の軸線(20)が前記長手方向の軸線(6)に対して基本的 に垂直であることを特徴とする第1項から第10項までのいずれか1項に記載の 蒸気タービン。 12. 前記通路手段(14)が1個の弁体(15、25)と第2のタービン 部分(16)の入口(17)の一部との間を各々が延びている個々の室を形成す ることを特徴とする請求の範囲第1項から第11項までのいずれか1項に記載の蒸 気タービン。 13. 前記通路手段(14、27)が、その蒸気出口の断面積が第2の蒸気 タービン部分(16)の入口の断面積に基本的に一致するような形状にされてい ることを特徴とする請求の範囲第1項から第12項までのいずれか1項に記載の 蒸気タービン。 14. 前記通路手段(14)が仕切り壁を貫通する2個以上の通路を含むこ とを特徴とする請求の範囲第1項から第13項までのいずれか1項に記載の蒸気 タービン。 15. 前記長手方向軸線(6)から第1のタービン部分(8)の出口側まで の半径方向距離が前記通路手段(14、27)の入口側までの距離と基本的に同 じであることを特徴とする請求の範囲第1項から第14項までのいずれか1項に 記載の蒸気タービン。 16. 前記構成要素を密閉しているケーシング(5)を含むことを特徴とす る請求の範囲第1項から第15項までのいずれか1項に記載の蒸気タービン。 17. 前記弁手段(14、27)が、前記ケーシング(5)の外側に設けら れ、前記ケーシング(5)を貫通するシャフト(22、31)によって弁体(1 5、25)に接続されている駆動手段(21、30)を含むことを特徴とする請 求の範囲第16項に記載の蒸気タービン。
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