JP2000503830A - 顧客宅内広帯域インタフェースシステムおよび方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 広帯域顧客宅内装置「CPE」のインタフェース装置１００は、従来の電話器１５２、スクリーン電話器１５４、および、広帯域データビデオ装置との間でインタフェースをとる。このインタフェース装置は、第１の電話接続回線１０４を介して電話ネットワーク１０２と接続された回路と、第２の広帯域接続回線１０８を介して広帯域ネットワーク１０６と接続された回路とを含む。また、インタフェース装置１００は、 ADSI オフフック警告回路「 AOHA 」を含み、さらに ADSIスクリプト管理サーバー「ASMS」回路を付加することにより、スクリーンタイプのCPE 装置１５４の非侵襲プログラムを提供する。 CPE 装置１５４のASMS プログラム情報は、広帯域ネットワーク１０６を介してインタフェース装置１００に転送され、該インタフェース装置内に記憶される。 AOHA およびASMS 回路は、従来の電話呼び出しのように CPE 装置１５４をベルで鳴らすのではなく、非稼働状態のとき CPE 装置１５４をオフフックさせるように要求する。 CPE 装置１５４が非稼働のとき、 AOHA および ASMS 回路は、記憶媒体１４２から CPE装置１５４へプログラム情報を送るように経路を定める。

Description

【発明の詳細な説明】 顧客宅内広帯域インタフェースシステムおよび方法 発明の背景 本発明は、一般に、電話ネットワークのための顧客宅内装置「"CPE２"」の分野 に関し、さらに詳しく言えば、電話および広帯域のネットワークとの間でインタ フェースをとることが可能な CPE 装置に関する。 今日の電話ネットワークにおいて使用される CPE 装置は、常に、より高度な 処理能力をもって進歩している。今日、スクリーン電話タイプの CPE 装置は、 電話ネットワークを通して洗練された顧客サービスを可能としている。例えば、 スクリーン電話タイプの CPE は、今日の電話ネットワーク構成要素と他のコン ピュータとのインタフェースをとり、アナログ表示サービスインタフェース「ADS I」規格に従って、声およびデータの送受信を行う。 ADSI は、ベルコア(Bellcore)、現出願人によって提示された工業規格である 。これらの CPE は、「スマート電話」とも述べられ、電話ネットワークを通じ てデータとプログラム情報を受け取り、電話サービスを拡大する。 プログラム情報を修正するか、あるいは顧客に他の情報を送るような処理を望 んでいるサービスプロバイダは、電話の通話量が最小限でコストがより安くなる 時間帯の空き時間において、そのような処理を好んで行う。なぜなら CPE が電 話ネットワークで稼働するからである。しかしながら、 CPE とインタフェース をとるために、コンピュータあるいはネットワーク構成要素は、従来の呼び出し 処理プロトコルに従って CPE を呼び出さなくてはならない。このため、 CPE、 その電話に応答してベルを鳴らすことになり、顧客の邪魔をする結果となる。聞 きとれない警告音に対して割り当てるために、電話ネットワーク構成要素を CPE 装置に変更しようとする動きがあるが、しかしそれら装置の変更は、非常にコス トがかかり、また、何年も先のことである。 同時に、新しい CPE 装置が開発されており、新しいネットワーク構成要素お よびサービスもまた開発されている。例えば、今日においては、顧客宅にビデオ 情報を供給するために、広帯域ネットワークの開発に力を入れている。これらの 広帯域ネットワークは、大量のデジタル情報の経路を迅速にしかも効率良く定め るために、例えば、デジタル非同期転送モード「ATM」スイッチを含んでいる。広 帯域ネットワークは、例えば、需要およびこの他の、対話型の TV 、高画質テレ ビ「HDTV」、グラフィックスデータベース、マルチメディアデータ、超高速スーパ ーコンピュータとの間で受け渡しされるデータの形式についてのビデオプログラ ムを含む顧客および顧客サービスのために、さらに他の情報源を供給する。これ により、今日の既存の電話ネットワーク構成要素のみならず、広帯域ネットワー ク構成要素との間でインターフェースをとる CPE 装置を用いて、重要な利益を 得ることができる。 従って、 CPE システム、および、今日の既存の電話ネットワークのみならず 広帯域ネットワークとインターフェースをとることが可能な方法を提供すること が望ましい。 下記に、発明の願望とする内容が記載されている。また、発明の一部がその記 載内容から明らかにされ、あるいは発明の実行によって学ばれる。発明の利点は 、装置および添付されたクレームで特に指摘された内容の組合せによって得られ る。 発明の開示 前述した願望および目的を達成するために、また、発明の目的に一致させて具 体的にかつ統括的に記述するために、本発明は、顧客宅内装置のためのインタフ ェース装置を提供するものである。ここで、前記顧客宅内装置は、電話ネットワ ークとの間で電話情報の受け渡しを行う第１のチャネル手段と、該第１のチャネ ル手段と分離され広帯域ネットワークとの間で広帯域情報の受け渡しを行う第２ のチャネル手段と、当該インタフェース装置に接続された前記顧客宅内装置に前 記電話情報を送るための経路を定める手段と、前記広帯域ネットワークからの予 め定められた信号に応答して前記顧客宅内装置に広帯域情報を送るための経路を 定める経路制御手段とから構成されるスクリーン電話装置を有する。図面の簡単な説明 添付図面は明細書の一部に含まれ、本発明に好適な例を図示するものである。 そして、上述した一般的な記載内容および以下に示す詳細な記載内容は、発明の 原理を説明するのに好適なものである。 図１は、本発明の実施の形態に対応するものであり、 CPE 装置を用いて電話 ／広帯域ネットワークを結合させるブロック図である。 図２は、本発明の実施の形態に対応するものであり、広帯域な CPE インタフ ェース装置の詳細を示すブロック図である。 本発明の実施の形態 本例は、添付図面に記載された本発明に好適な構成および動作を詳細に説明す る。 下記に示す本発明に好適な記載内容は、発明の典型的な例である。本発明は、 これらの例に限定されるものではなく、その他の例によっても実現されるもので ある。 図１は、本発明に好適な実施の形態に対応するものであり、広帯域な CPE イ ンタフェース装置「BCID」１００を用いて電話／広帯域ネットワークを結合させる ブロック図を示す。 BCID１００は、エンドユーザの電話、ＴＶ、コンピュータ などの装置１０１と、電話ネットワークとしての公衆電話回線網「PSTN」１０２と の間においてインタフェースをとる。BCIDＩＯＯは、標準アナログ電話回線を介 して PSTN １０２と接続され、また、広帯域アクセスループ１０８を介して広帯 域ネットワーク１０６と接続されている。 広帯域アクセスループ１０８は、広帯域ネットワークからの広帯域デジタル伝 送信号を処理することが可能な、例えば、ファイバ、同軸ケーブルループ、ある いは、その他の手段によって構成される。その他の手段は、サポートアプリケー ション、非同期デジタル加入者回線「ADSL」、広帯域統合化サービスデジタルネッ トワーク「B-ISDN」アクセス回線、無線ベースのアクセス、および、対話型有線テ レビ「ＴＶ」チャネルのために必要な帯域幅に依存する。 図２は、発明の実施の形態に好適なものであり、 BCID とネットワークの構成 をより詳細に示したものである。 BCID１００は、高速のデジタルデータ、ビデオ、および、高品位テレビアプリ ケーションへのアクセスを提供する。 広帯域ネットワーク１０６は、このタイプの情報を、広帯域ビデオサーバー１ １０、広帯域データサーバー１１２、サービス制御ポイント「SCP」１１６のよう なインテリジェントネットワーク素子を含む多様な資源から受け取り、転送する 。広帯域ビデオサーバー１１０は、例えば、映画あるいは他のプログラムのよう なビデオ情報のライブラリにより構成される。広帯域データサーバー１１２は、 例えば、テキストやデジタルオーディオと組み合わせたマルチメディアを含むグ ラフィックスのような、高速あるいは高密度データの資源から構成される。 ビデオサーバー１１４は、 PSTN １０２と広帯域ネットワーク１０６との間の インタフェースをとり、 PSTN １０２を介して BCID１００との間でデータおよ び制御信号のやりとりを行い、一方、広帯域ネットワーク１０６を介して BCID １００にビデオあるいは他の広帯域情報を伝達する。 PSTN １０２は、 SS ７線 １０２Ａを介してSCP １１６と接続されている。広帯域ネットワーク１０６は、 SCP 接続１０６Ａ内のコントロールチャンネルを介して SCP １１６と接続さ れている。 SCP１１６は、ある種の呼び出し処理およびネットワーク補足サービ ス情報を、内部あるいは外部のデータベースから PSTN １０２あるいは広帯域ネ ットワーク１０６へ提供する。 また、 PSTN １０２は、標準の ADSI および／または対話型音声応答「IVR」サ ーバー１２０と接続されている。 ADSI および IVR サーバー１２０のADSI機能 は、 BCID １００に接続されたスマート電話タイプの CPE １５４のために、従 来の対話型のデータを提供する。 ADSI および／または IVR サーバー１２０の IVR 機能は、対話型の声を、 BCID １００に接続されたスマート電話タイプの CPE １５４および標準電話タイプの CPE １５２に即座に提供する。 PSTN１０２および広帯域ネットワーク１０６は、従来の ADSI スクリプト管理 サーバー「ASMS」１１８と接続されている。 ASMS １１８は、例えば、ベルコア(B ellcore)によって ADSI スクリプト管理のために発表された従来技術に対応して 、スマート電話タイプ CPE １５４のためのプログラム情報を記憶する。通常、 ASMS スクリプトは、 PSTN １０２を介して、スマート電話タイプ CPE１５４ に伝達される。 しかしながら、本発明によれば、以下に詳細に記述されているように、 ASMS スクリプトは、 BCID １００および広帯域ネットワーク１０６を介して、スマー ト電話タイプCPE１５４に伝達することが可能である。 本発明によれば、 BCID １００は、ネットワークトリガ検波回路１３０、広帯 域の符号器／復号器およびモデム１３２、アナログ電話回路１３４、ルーティン グおよび制御回路１３６を備えており、これら各部品は、ソフトウェアによって 制御され、ユーザ入力に応答して他の BCID 部品（全ての制御接続は図示せず） の選択および機能を制御を行うことができる。また、 BCID は、 ADSI オンフッ ク警告「AOHA」および ASMS 回路１３８、スイッチ１４０、記憶媒体１４２、Ａ− Ｄ／Ｄ−Ａのコンバータ１４４、標準および放送テレビビデオ回路１４６、デジ タルポート１４８、および、アナログ電話ポート１５０を備えている。 BCID１００は、アナログ電話ポート１５０を介して、従来のアナログ電話器１ ５２および／またはスクリーン電話タイプあるいはスマート電話タイプの CPE１ ５４と接続されており、また、デジタルポート１４８を介して、デジタル CPE１ ６０、ＰＣ１６２および／またはハイビジョンテレビ「HDTV」１６４と接続されて いる。 NTSC ビデオ回路１４６は、ビデオカセットレコーダ「ＶＣＲ」１５６お よび標準ＴＶ１５８のような、外部ビデオ機器と接続され、情報を提供する。 BCID１００は、外光、隣接電力線へのショート、風害、雨による損害、他の外 的危険に対して保護（図示せず）を行うために顧客宅に設けられた外壁に設置さ れる。その代わりとして、 BCID １００は、例えば、デジタルループキャリアあ るいは他の電話配線、宅内に引き込まれる１０４あるいはテレビセット上部のボ ックス内、多くの家庭用ケーブルＴＶ装置内での似たような構造物などの顧客 宅内に設置することができる。提供される装置の性能は、正確に設置されたポイ ントあるいはその形状に依存されることはない。 広帯域 CPE １００内において、広帯域ネットワークアクセスループ１０８は 、広帯域符号器／復号器およびモデム１３２を端末としている。広帯域符号器／ 復号器およびモデム１３２は、デジタル符号器／復号器、あるいは、適切なモデ ム機能を有するアナログ伝送および受信回路を有している。広帯域符号器／復号 器およびモデム１３２は、到来する広帯域情報を受信し、および／または、Ａ− Ｄ／Ｄ−Ａのコンバータ１４４へ情報を送る。 記憶媒体１４２は、あとの時間帯で装置へ遅延して送るためのダウンロードデ ータの一時記憶場所としてのみならず、データ経路が決められている装置と互換 性があるデータ転換（データバッファリング）速度でデジタルデータを記憶する 。また、記憶媒体１４２は、スクリーンベースの CPE １５４上で走るプログラ ムを自動的に更新するために、特徴あるスクリプトおよびその関連データを一時 的に記憶する。例えば、下記に詳細に記述されているように、BCID１００は、AS MS 1１８から広帯域ネットワーク１０６を介して記憶媒体１４２内に、 CPE居住 用の特徴あるプログラムのスクリプトおよびその関連データ、アナログの制御お よびルーティング情報を安価にかつ早急にダウンロードするために使うことがで きる。制御およびルーティング情報には、いずれの CPE １５４がその対応する プログラムのスクリプトを受け取るようにするのか、自動更新情報をアイドル状 態の CPE １５４に聞こえない状態で届けるべきなのかあるいは警告信号のよう に聞こえる状態で届けるべきなのかどうかを示す内容が含まれている。 より正確には、 ASMS サービスを予約するために、スマート電話タイプの CPE １５４の所有者が ASMS サーバー１１８に最初に電話をかけるとき、 CPE１５４ と関連付けされたあるＩ．Ｄ．コードは ASM Sサーバー１１８に記憶される。 A SMS１１８は、本発明に係る BCID １００を用いることなく、 PSTN １０２を通 じて所望とするスマート電話１５４の顧客宅を呼び出す。 PSTN １０２は、その 作業を行うために広範囲に渡って修正されなければならず、特殊コード、呼び出 し用の AOHA コード、スマート電話と関連付けされたアナログのＩ．Ｄ．コード 、および、 ASMS からの更新のプログラム又はデータといった情報を伝達す る。このような情報は、うるさく鳴り響く信号音無しの状態で、関連したスマー ト電話に伝達することができない。これに対して、本発明に係るBCID １００お よび広帯域ネットワーク１０８は、下記に示すように、更新情報が ASMS １１８ から改善されたスマート電話１５４に提供できるように使用されるものである。 本発明によれば、Ｉ．Ｄ．コードによって優先される CPE １５４用のどのプ ログラミング更新情報も、広帯域ネットワーク１０６を介して BCID １００に送 られる。スマート電話タイプの CPE １５４を更新にするために、 ASMS サーバ ーは、 BCID １００に接続された特定の CPE １５４が受話器をはずし（オフフ ック）てプログラム情報を受け取るように指示するための AOHA コードおよびＩ ．Ｄ．コードを送る。 A0HA コードは、 CPE １５４が従来の呼び出しのように ベルを鳴らせることを要求しないことを示す非障害警告コードであり、このコー ドが CPE １５４へ提供される。 本提案の BCID １００は、 CPE の更新をサポートするために、広帯域符号器 ／復号器モデム１３２において受信された情報を解読し、 CPE プログラム更新 ダウンロードとして受信された情報を識別して、特定のアプリケーション情報を 記憶媒体１４２にダウンロードする。そして、 AOHA および ASMS 回路１３８が 稼動していない（アイドル）状態の CPE １５４をテストした後、BCID１００は 、そのテスト結果がアイドル状態を示すとき、目標とする CPE １５４に更新ス クリプトおよび／またはデータをダウンロードする。 ADSI と互換性のあるスマ ート電話タイプの CPE １５４のために、 BCID １００は、例えば、ベルコア関 連の記録文書 FR-12、1993年版に記載されているような、 AOHA の将来性および ダウンロードプロトコルの特徴を使用する。 また、本発明によれば、 BCID １００は、他の広帯域および音声帯域との相互 作用の機能を提供する。その好適な例として、 BCID １００は、広帯域の機能を 制御するアナログ電話機能、例えば、ユーザにより選択された所望とする目的地 への広帯域ネットワーク搬送波を通して伝送経路を決めることができる外部伝送 といった機能、を提供することを可能とする。 また、 BCID １００は、広帯域ネットワーク１０６を介して、データおよび制 御コマンドを PSTN のアドバンスインテリジェントネットワーク「AIN」ノード、 例えば SCP １１６に送ることができ、これにより、 PSTN の AIN と互換性が ある交換システムとの間で、通常は利用できない特別な電話処理機能の制御のや りとりすることができる。 本発明に対応した BCID １００を用いて実行することが可能な広帯域ベースの サービスの１例として、搬送波選択サービスがある。この搬送波選択サービスの ために、ユーザのスクリーンベースの CPE １５４は、所定の日のある決まった 時刻において PSTN の特定地域で交換可能な搬送波のリストを表示し、また、呼 び出しのあった電話に対して分単位の最新の料金を表示する。 PSTN で電話をす ることを望んでいるユーザは、搬送波をもっと良い価格を提供しているところへ 変えるような選択を行うことができる。これにより、ユーザは、所望とする搬送 波を選んで、いつもの方法で電話帳の番号にダイヤルをする。アナログ電話回路 １３４は、所定の順序で、搬送波識別コードを含めて、ダイヤルコール番号を発 生するためにプログラムされており、 DTMF 信号を PSTN １０２へ向けてパルス 送出する。 また、搬送波選択サービスは、ユーザに対して１日当たりの時間および料金に 応じて広帯域搬送波のリストを表示するというような、 PSTN を超えた範囲のサ ービスを提供する。ユーザが、所望とする搬送波を選択して、所望とするサービ スの広帯域の行き先アドレスを提供したとき、全広帯域ネットワーク行き先アド レスが定式化され、広帯域ネットワークが CPE と所望とする搬送波のサービス プロバイダとの間の伝送経路を決められるようにするために、その CPE から所 定のアドレスが伝達される。 PSTN サービスは、ユーザによってあるいは自動的 に CPE プログラミングによって、電話を切ることができる。 再び、図２を参照して、 PSTN アナログループ１０４は、 BCID １００に入力 されており、ネットワークトリガ検波回路「 NTDC 」と接続されている。スイッ チ１４０は、 NTDC およびアナログ電話回路１３４を、アナログ電話１５２およ び１５４と論理的に接続する。通常の操作の間は、スイッチ１４０は、 PSTN ア ナログループ１０４をアナログ電話回路と接続し、従来の方法で PSTN 電話の処 理を行う。しかし、 BCID １００からのコマンドによって、スイッチ１４０は、 NTDC からアナログ電話回路の接続を切る。このようにして、 ADSI と互換性の あるスクリーンベースの CPE １５４は、 AOHA および ASMS １３８から、特徴 あるダウンロード情報を自動的に受け取ることができる。 ここで、上述したように、 AOHA および ASMS １３８によってダウンロードさ れている情報は、 ASMS サーバーから広帯域ネットワーク１０６を通じて前もっ て受信されており、また、 CPE １５４が稼働しない状態となるまで、記憶媒体 １４２内に一時的に保存される。 ADSI CPE １５４は、 CPE 居住の特徴あるス クリプトまたは更新のデータを受信するために、受話器をはずさなければならな い（オフフック）ので、アナログ PSTN ループ１０４は、ローカルなアナログ電 話回路１３４から接続を切り離さなければならない。もし、アナログ PSTN ルー プ１０４が切り離なされていない場合、オフフック ADSI CPE １５４の電話をか けるためのリクエスト情報がサービス用 PSTN 交換システムによって解釈され、 ADSI 電話がそれに代わって特徴ある更新情報を受けるためにオフフックされる 。 ADSI CPE１５４のオフフック状態を支援するために、 AOHA およびASMS１３８ は、顧客宅においてローカルなアナログ伝送パス上に直流検波に基づく標準 PST N オフフック管理を提供する。もし、デュアルトーンマルチ周波数「DTMF」信号、 切断信号、あるいはフラッシュ信号（すべて PSTN のために定義される）がダウ ンロードの間に検出されるならば、 AOHA ASMS 回路は、アナログ電話ポート１ ５０にダウンロード情報を伝達するのをやめ、顧客に発信音を提供するために伝 達経路をスイッチ１４０を介して PSTN ループ１０４と接続する。 BCID 機能は 、ユーザが PSTN 電話をする必要があって、ダウンロードの完成を待つことがで きないとき、ADSI CPE １５４に自動ダウンロード操作の中止情報を即座に与え る。 NTDC １３０は、 AIN CPE ネットワークインテグレーターを有しており、そ の中身については、例えば、米国特許申請書通し番号 No.08/204,106、ベルコア によって具体的に記述されている。 アナログ電話回路１３４は、外部の電話１５２および CPE １５４と同じ方法 によって、従来の電話および視覚表示、ユーザ用キーパッド、ソフトキー、およ び、内部のスクリーン電話のキーボード機能を提供する。また、 ADSI 電話に含 められた表示情報は、アクセスビデオチャネル１７０を通してアナログあるいは デジタルのＴＶ１５８または１６４へ伝搬され、他方、声は、音声チャネル１７ ２を通して本装置に伝搬される。 リモートコントロール装置（図示せず）は、ユーザ入力、および、音声または 表示情報に対する応答を受信し、そして、処理のために、また必要に応じてPSTN １０２要素あるいは PSTN １０２に接続されたサーバーに伝送するために、内 部のアナログ電話回路１３４にそれら入力情報を送る。 ある種のサービスとして、例えば １０６A を介して１１０あるいは１１２あ るいは１１６は、前方および後方の伝送チャネル用として広帯域ネットワークを 使うことが可能である。本発明によれば、アナログ電話回路１３４および／また は外部アナログ電話１５２および CPE １５４は、サーバーおよびサービスプロ バイダに、バックチャネルとして PSTN １０２を使用させることを許可し、これ により、制御設定、ユーザ入力、その他の応答をその PSTN を介してビデオサー バー１１４へ送ることができ、他方、広帯域ネットワーク１０６はビデオあるい は高速のデータの内容を BCID １００へ送る。 ADSI 機能は、例えば１１４のよ うなユーザ管理によるサービスを設定するための優れた手段を提供する。 しかしながら、標準アナログ電話を示す信号、例えば、 BCID の内部のアナロ グ電話回路１３４と関連付けされた DTMF キーパッド（図示せず）からの信号は 、対話型のビデオ１１４あるいはデータサービス（図示しないが、１１４のよう に接続されたもの）を管理するために使用することもできる。そのようなPSTN バックチャネルを設定するために、サーバー１１４の PSTN アドレスは、ADSI ソフトキーコマンドに応答して BCID １００によってダイヤルすることができる 。 サーバーの数は、記憶媒体１４２に記憶させることができ、また、その数はア ナログ電話回路１３４の一部を形成する自動ダイヤル装置（図示せず）に送るこ とができる。 サーバ−１１４は、 PSTN 接続１０２および１０４を介して、 BCID １００に 接続されたスマート電話１５４あるいはＴＶスクリーン１５８または１６４を通 じて、ユーザに利用可能なビデオあるいはデータベースのメニューを表示する。 ユーザは、 PSTN １０２を通してサーバー１１４へ伝達される所望の選択情報を 作る。サーバーは、その所望とする情報を選び、広帯域ネットワーク１０６の接 続を介してその選択された情報を、 BCID １００に接続されたユーザ観察用のど のビデオあるいはデータ端子１５８，１６４，１６０，あるいは１６２にも伝送 する。ユーザは、もし、これ以上の選択をしないか、あるいは、さらなる選択の ために PSTN を介して接続されたままの状態でいるならば、サーバー１１４への PSTN呼び出しの接続を切ることができる。 本発明によれば、 NTDC １３０は、基本的 AIN トリガ性能を越えるトリガ選 択基準およびトリガ機能を伴い、前述した広帯域ネットワークダウンロード性能 の変形を通じて、大胆にプログラムがなされる。このように、 BCID １００は、 現時点で PSTN を介して技術的にあるいは経済的に実行不可能な場合にも、特別 な、 AIN のような呼び出し処理を要求するサービスを可能としている。 この AIN のような呼び出し処理を提供するために、例えば SCP １１６のよ うな AIN サービスノードは、相補的な機能をもってプログラム化され、これに より、要求されたサービスを実行することができる。 本実施の形態において、BCID １００は、一旦ある種のネットワークあるいは ユーザイベントによってトリガーされると、その PSTN 呼び出し処理を中止し、 １３２および１０８から広帯域ネットワーク１０６を通じて SCP １１６へ送る AIN のような問合わせメッセージを生成する。 SCP １１６は、その問合わせ メッセージに応答して所望とする呼び出し処理を実行し、そして、その結果生じ る呼び出し命令を、広帯域ネットワーク１０６を介して BCID １００へ送り返す かあるいはサービス機能を完了するために適切な PSTN スイッチに送る。例えば 、１１６は、ユーザからのリクエスト情報を、広帯域ネットワーク１０６を介し て送り返す。ユーザは、例えばリモートコントローラキーパッド（図示せず）を 通じてそのリクエスト情報を入力し、その応答が広帯域ネットワーク１０６を介 して SCP １１６に送り返される。 PSTN１０２よりも BCID １００を介して一層容易に実行できるサービスのいく つかの例として、アナログ電話フックフラッシュ、住宅の電話転送サービス、電 話端末上で前もって選択された電話パーティへ自動的に入会する電話、あるいは 、話し中または返事のないことを積極的に検出する特別機構よりも、一段と信頼 のあるユーザ入力に応答する３方式電話機構がある。トリガ装置は、定義されて はいるが、何年もの間 PSTN １０２に実装されておらず、本発明な適用するなら ば、 PSTN アクセスループ１０４へのインターフェースにおける NTDC １３０の 機能によって実行できる。 PSTN１０２における外部への電話は、PSTN １０２に申し出がある以前に SCP １１６によって特別処理をさせることができ、また、内部への電話は、 PSTN１ ０２によって BCID １００に申し出があった後で特別処理をさせることができる 。 本発明に好ましい実施の形態および方法を考慮したものが例証され、記述され ているが、種々の変更および変形がなされ、また、その同等のものが本発明の本 質からはずれることなく構成要素に代替されることが当業者によって理解される 。 例えば、その構成要素は、図２に示される BCID １００中で示され、電気回路 として記述されている。本発明によれば、これらの構成要素は、ソフトウェアア プリケーションあるいはマイクロコードあるいは、ソフトウェアあるいはマイク ロコードと電気回路との組み合わせによって構成されるものであり、これにより 開示された機能を実行することができる。 加えて、多くの変形は、特定の構成要素、技術、またはその履行を、本発明の 主要な範囲から逸脱させることなく、本発明の教示として適合させることができ るものである。従って、本発明は、ここに開示された特定の実施の形態および方 法に限定されるものではなく、付加されたクレームの範囲内における全ての実施 の形態に含まれるものである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リンク，フレデリック，チャールズ. アメリカ合衆国 07701 ニュージャージ ー州 レッド バンク ウォルナット ス トリート 11 (72)発明者 シュワルツ，バリー，クーン. アメリカ合衆国 08559 ニュージャージ ー州 ストックトン アッパー クリーク ロード 31 【要約の続き】 グラム情報を送るように経路を定める。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．電話ネットワークおよび広帯域ネットワークから分離され、スクリーン電 話装置を有する顧客宅内装置「CPE」へ接続するためのインタフェース装置であっ て、 当該インタフェース装置は、 CPE と電話ネットワークとの間で電話情報を伝達する第１のチャネル手段と、 前記第１のチャネル手段と分離され、 CPE と広帯域ネットワークとの間で広 帯域情報を伝達する第２のチャネル手段と、 当該インタフェース装置を介して顧客宅内装置へ電話情報を送るための経路を 定める手段と、 広帯域ネットワークからの予め定められた信号に応答して CPE へプログラム 情報を送るための経路を定める経路制御手段とを具え、 ここで、 前記経路制御手段は、べルを鳴らすことなくオフフックを行うために、 CPE 警告するインタフェース標準オンフック警告回路を提供するアナログ表示装置を 含み、 前記広帯域情報は、 CPE のためのプログラム情報を含むことを特徴とするイ ンタフェース装置。 ２． CPE が前記プログラム情報を受信する準備ができるまで当該プログラム 情報を記憶するための記憶手段を、当該インタフェース装置内にさらに具えたこ とを特徴とする請求項１記載のインタフェース装置。 ３．広帯域情報の伝送を制御するために、ビデオあるいはデータ表示装置のた めのインタフェース装置であって、 当該インタフェース装置を１つ又はそれ以上のビデオあるいはデータ表示装置 に接続する入出力ポートと、 電話ネットワークと通信を行う第１のチャネル手段と、 広帯域ネットワークと通信を行う第２のチャネル手段と、 制御信号を発生し、当該制御信号を電話ネットワークを介して広帯域情報プロ バイダに送る手段と、 広帯域ネットワークを介して前記広帯域情報を受信および処理する手段と、 ベルを鳴らすことなくオフフックを行うために、前記ビデオあるいはデータ表 示装置を警告する ADSI オンフック警告回路を有する経路手段と を具えたことを特徴とするインタフェース装置。 ４．広帯域情報を遠隔装置へ伝達するためのシステムであって、 電話ネットワークと、 広帯域ネットワークと、 前記電話ネットワークおよび前記広帯域ネットワークと接続された広帯域情報 プロバイダと、 前記遠隔装置と接続され、前記電話ネットワークおよび前記広帯域ネットワー クとそれぞれ分離して接続されたインタフェース装置とを具え、 前記インタフェース装置は、 制御信号を、前記遠隔装置から前記電話ネットワークを介して前記広帯域情報 プロバイダへ伝送する手段と、 前記広帯域情報を、前記広帯域情報プロバイダから前記広帯域ネットワークを 介して前記遠隔装置へ配送する手段であって、 ベルを鳴らすことなくオフフックを行うために、遠隔装置を警告するインタフ ェースオンフック警告回路を提供するアナログ表示装置を含む手段と を具えたことを特徴とするシステム。 ５．前記遠隔装置は、表示装置を含むことを特徴とする請求項４記載のシステ ム。 ６．情報を顧客宅内装置「CPE」へ提供する方法であって、 広帯域ネットワークを介して前記 CPE へプログラム情報を送る工程と、 前記広帯域ネットワークとは分離され前記 CPE と接続されたインタフェース 装置において、プログラム情報を記憶する工程と、 前記 CPE が稼働していない状態か否かを決定する工程と、 前記 CPE が稼働していない時間帯において、オフフックを行うことを当該 C PE に要求する工程と、 前記 CPE がオフフックされた後において、当該 CPE にプログラム情報を送 るための経路を定める工程と を具えたことを特徴とする情報提供方法。 ７．遠隔装置に対して広帯域情報の配送を制御する方法であって、 前記遠隔装置へ配送される広帯域情報を制御するための第１の制御信号群を、 当該遠隔装置と接続されたインタフェース装置において広帯域情報プロバイダか ら受信する工程と、 電話ネットワークを通した電話通信リンクによって、前記インタフェース装置 から前記広帯域情報プロバイダに第２の制御信号群を送るための経路を定める工 程と、 前記第２の制御信号群に応答して、広帯域ネットワークを通して広帯域通信リ ンクによって前記インタフェース装置に広帯域情報を配送する配送工程とを具え 、 前記配送工程は、 前記広帯域情報プロバイダから前記広帯域ネットワークを介して前記遠隔装置 へプログラム情報を送る工程と、 前記広帯域ネットワークとは分離され前記遠隔装置に接続されたインタフェー ス装置において、前記プログラム情報を記憶する工程と、 ベルを鳴らすことなくオフフックするために前記遠隔装置を警告することによ って、当該遠隔装置へ前記プログラム情報を送るための経路を定める工程と を含むことを特徴とする配送制御方法。