JP2000350140A - 録画予約装置及びプログラム記録媒体 - Google Patents

録画予約装置及びプログラム記録媒体

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JP2000350140A
JP2000350140A JP11160075A JP16007599A JP2000350140A JP 2000350140 A JP2000350140 A JP 2000350140A JP 11160075 A JP11160075 A JP 11160075A JP 16007599 A JP16007599 A JP 16007599A JP 2000350140 A JP2000350140 A JP 2000350140A
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programs
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JP11160075A
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English (en)
Inventor
Reigo Yanagisawa
玲互 柳澤
Hiroyuki Iizuka
飯塚  裕之
Masazumi Yamada
山田  正純
Shoichi Goto
昌一 後藤
Hideaki Takechi
秀明 武知
Takuya Nishimura
拓也 西村
Yoshiki Kuno
良樹 久野
Etsumi Sakaguchi
悦美 坂口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つの基準または複数の基準にかなうように
番組を録画予約するのは煩雑で煩わしくまた困難であ
る。 【解決手段】 録画予約する複数番組を選択する予約番
組選択手段6と、選択された複数番組の、複数の録画計
画候補を作成するスケジューリング手段7と、複数の録
画計画候補の中から、所定の基準に基づいて一つの録画
計画を特定する録画計画特定手段7と、特定された録画
計画に従って前記選択された複数番組の録画を制御する
録画制御手段9、10とを備えたことを特徴とするST
B1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のテレビ番組
を録画予約する録画予約装置及びプログラム記録媒体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビ番組の録画予約は以下のよ
うに行っていた。すなわち、新聞や雑誌などの番組表ま
たはEPG(Electronic Program
Guide:電子番組ガイド)が表示されている画面を
見て視聴したい番組を視聴者がまず決める。視聴したい
番組が決まったら、その番組を録画予約するために、録
画予約装置に録画するチャンネルと放送開始時刻と放送
終了時刻を設定する。これで一つの番組の録画予約が完
了する。続けて、他の番組も必要に応じて録画予約す
る。複数の番組を録画予約する場合、番組の放送時間帯
が重ならないように注意して録画予約する必要がある。
番組の放送開始時刻になると、録画予約装置がVCRな
どの録画機器を制御し、録画を実行することが出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ディジタルC
S(Communication Satelite)
放送などでは、番組を繰り返し再放送しているので、複
数の番組を録画予約する方法が何通りも存在する。視聴
者は、複数の番組の録画がなるべく早い時間に完了する
ように録画したいと思うが、何通りもの録画予約する方
法があるので、雑誌などの番組表やEPGが表示されて
いる画面を見て最短で録画が完了するように録画予約を
設定するのは困難である。
【0004】また、ディジタルCS放送は一般に有料放
送であり、新作の映画などは料金が高い。明日から料金
が値下げになるような番組なら今日録画しないで、明日
録画予約した方が、安上がりで録画出来る。しかし、番
組表やEPGで番組の料金を確認しながら、録画する時
間帯を決めるのは手間がかかる。
【0005】また、特に早く見たい番組があったとする
と、その番組を録画予約する場合には、すでに録画予約
されている番組の録画予約を取り消して、空いた時間帯
を利用して早く見たい番組を録画予約して、録画予約を
取り消した番組を別の時間帯に再度録画予約する必要が
ある。こういった作業は手間がかかる。
【0006】また、料金が安くかつなるべく最短時間で
録画が完了するように複数個の番組を録画予約したい場
合がある。また、それ以外にもいろいろな基準にかなう
ように録画予約したい場合がある。しかし、雑誌やEP
Gの番組表から一つまたは複数の基準にかなうように録
画予約するのは煩雑で難しい作業である。
【0007】本発明は、一つの基準または複数の基準に
かなうように番組を録画予約するのは煩雑で煩わしくま
た困難であるという課題を考慮し、一つまたは複数の基
準にかなうように複数の番組を録画予約するのに、手間
がかからず容易に行える録画予約装置及びプログラム記
録媒体を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、第1の本発明(請求項1に対応)は、録画予約
する複数番組を選択する予約番組選択手段と、前記選択
された複数番組の、複数の録画計画候補を所定の第1基
準に基づいて作成するスケジューリング手段と、前記複
数の録画計画候補の中から、所定の第2基準に基づいて
一つの録画計画を特定する録画計画特定手段と、前記特
定された録画計画に従って前記選択された複数番組の録
画を制御する録画制御手段とを備えたことを特徴とする
録画予約装置である。
【0009】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、前記所定の第2基準は複数個あり、いずれかの前記
所定の第2基準により前記複数の録画計画候補の絞り込
みを行い、更に他の前記所定の第2基準によって更に絞
り込み、あるいは一つの録画計画を特定することを特徴
とする第1の本発明に記載の録画予約装置である。
【0010】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、前記録画計画が変更されると、前記スケジューリン
グ手段は、前記録画計画を作成し直すことを特徴とする
第1〜2の本発明のいずれかに記載の録画予約装置であ
る。
【0011】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、前記録画計画が変更されるとは、視聴者が録画予約
していた番組の予約を取りやめることか、または視聴者
が録画予約していた番組以外の番組を録画予約するため
に追加することか、または視聴者が番組の録画予定時間
を変更することであることか、または録画予約した番組
の録画が正常に行えなかったためその番組の録画を再度
行うことであることか、または番組の放送時間帯が変更
になったため変更されることであることを特徴とする第
3の本発明に記載の録画予約装置である。
【0012】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、前記第1基準は、前記選択された複数の番組のうち
録画を禁止された番組を含まない録画計画候補を作成す
ることを含むことを特徴とする第1〜4の本発明のいず
れかに記載の録画予約装置である。
【0013】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、前記第1基準は、前記選択された複数の番組のうち
所定のチャンネルに属する番組を含まない録画計画候補
を作成することを含むことを特徴とする第1〜5の本発
明のいずれかに記載の録画予約装置である。
【0014】また、第7の本発明(請求項7に対応)
は、前記第1基準は、前記選択された複数の番組のう
ち、録画予約することで予め設定した料金を超える番組
を含まない録画計画の候補を作成することを含むことを
特徴とする第1〜6の本発明のいずれかに記載の録画予
約装置である。
【0015】また、第8の本発明(請求項8に対応)
は、前記第1基準は、前記選択された複数の番組のう
ち、所定の視聴者が録画予約した番組を含まない録画計
画候補を作成することを含むことを特徴とする第1〜7
の本発明のいずれかに記載の録画予約装置である。
【0016】また、第9の本発明(請求項9に対応)
は、前記第1基準及び/または前記第2基準は、録画す
る時間帯及び/または録画しない時間帯を考慮すること
を含むことを特徴とする第1〜8の本発明のいずれかに
記載の録画予約装置である。
【0017】また、第10の本発明(請求項10に対
応)は、前記第1基準及び/または前記第2基準は、前
記選択された複数の番組のうち録画機器の録画可能な残
り時間が短い場合、指定された番組を早く録画すること
を含むことを特徴とする第1〜9の本発明のいずれかに
記載の録画予約装置である。
【0018】また、第11の本発明(請求項11に対
応)は、前記第1基準は、同一トランスポンダーに属
し、同一時間帯に放送される複数の番組は、同一時間帯
に録画することを含むことを特徴とする第1〜10の本
発明のいずれかに記載の録画予約装置である。
【0019】また、第12の本発明(請求項12に対
応)は、前記第2基準は、前記選択された複数の番組の
録画が最も早く終了することを含むことを特徴とする第
1〜11の本発明のいずれかに記載の録画予約装置であ
る。
【0020】また、第13の本発明(請求項13に対
応)は、前記第2基準は、前記選択された複数の番組を
録画するのに要する料金が最小となることを含むことを
特徴とする第1〜12の本発明のいずれかに記載の録画
予約装置である。
【0021】また、第14の本発明(請求項14に対
応)は、前記第2基準は、前記選択された複数の番組の
うち早く視聴したい番組もしくは所定の時間に録画した
い番組を優先して録画することを含むことを特徴とする
第1〜13の本発明のいずれかに記載の録画予約装置で
ある。
【0022】また、第15の本発明(請求項15に対
応)は、前記第2基準は、前記選択された複数の番組の
うち複数の視聴者が選択した場合、最初に選択した視聴
者の録画の時間を早くすることを含むことを特徴とする
第1〜14の本発明のいずれかに記載の録画予約装置で
ある。
【0023】また、第16の本発明(請求項16に対
応)は、前記第2基準は、前記選択された複数の番組の
うち次回の放送で放送が終了する番組の録画を優先する
ことを含むことを特徴とする第1〜15の本発明のいず
れかに記載の録画予約装置である。
【0024】また、第17の本発明(請求項17に対
応)は、前記第2基準は、前記選択された複数の番組の
うち、所定の視聴者が選択した番組の録画を早くするこ
とを含むことを特徴とする第1〜16の本発明のいずれ
かに記載の録画予約装置である。
【0025】また、第18の本発明(請求項18に対
応)は、前記予約番組選択手段は、マニュアルで番組を
選択することを特徴とする第1〜17の本発明のいずれ
かに記載の録画予約装置である。
【0026】また、第19の本発明(請求項19に対
応)は、前記予約番組選択手段は、番組がジャンル別に
分類されている番組表を有し、その番組表から番組を選
択することを特徴とする第1〜18の本発明のいずれか
に記載の録画予約装置である。
【0027】また、第20の本発明(請求項20に対
応)は、前記予約番組選択手段は、視聴者に視聴してほ
しい番組の番組表を有し、その番組表から番組を選択す
ることを特徴とする第1〜19の本発明のいずれかに記
載の録画予約装置である。
【0028】また、第21の本発明(請求項21に対
応)は、前記予約番組選択手段は、所定の複数番組の視
聴で料金が割引になる番組を選択することを特徴とする
第1〜20の本発明のいずれかに記載の録画予約装置で
ある。
【0029】また、第22の本発明(請求項22に対
応)は、前記予約番組選択手段は、番組を紹介する映像
データが表示される無料チャンネルから番組を選択する
ことを特徴とする第1〜21の本発明のいずれかに記載
の録画予約装置である。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0031】(第1の実施の形態)まず第1の実施の形
態について説明する。
【0032】図1に本実施の形態のSTB1を示す。
【0033】STB1は、チューナー2、デスクランブ
ル3、多重分離4、全番組抽出手段5、予約番組選択手
段6、最適スケジューリング7、録画スケジュール記憶
手段8、録画予約制御9、チャンネル選択10、結果表
示手段11、番組変更手段12から構成される。
【0034】チューナー2は、一つのトランスポンダー
を選択し、選択したトランスポンダーの放送波を受信す
る手段である。デスクランブル3は、スクランブルされ
ている映像音声信号のスクランブルを解く手段である。
多重分離4は多重化されているデータを分離する手段で
ある。全番組表抽出5は、分離されたEPG情報から番
組表を抽出する手段である。予約番組選択手段6は、画
面を見ながら対話的に録画予約する番組を選択する手段
である。最適スケジューリング7は、選択された番組を
録画する時間帯が記述されている録画計画を作成する手
段である。録画スケジュール記憶手段8は、作成された
録画計画を記憶する手段である。録画予約制御9は、記
憶されている録画計画に従って録画動作を制御する手段
である。チャンネル選択10は、選ばれたトランスポン
ダーに多重されている複数のチャンネルから録画する番
組のチャンネルを選択する手段である。
【0035】また、STB1には、アンテナ13と記録
装置18が接続されている。
【0036】アンテナ13は、放送波を電気信号に変換
する手段である。記録装置18は、番組を録画する手段
である。
【0037】次にこのような本実施の形態の動作を説明
する。
【0038】放送局から送られてくる放送波は、アンテ
ナ13で電気信号に変換される。チューナー2は、この
電気信号を入力し、指定されているトランスポンダーの
データを受信する。受信されたデータは多重化されてお
り、多重分離4は、多重化されているデータを分離す
る。
【0039】全番組表抽出手段5は、多重分離4で分離
されたデータからEPG情報を得て、このEPG情報か
ら番組表を抽出する。すなわち番組表とは、番組と、番
組の放送開始時刻と終了時刻などが解る一覧表である。
【0040】図6に、全番組表抽出手段5で抽出された
番組表の例を示す。映画1は、放送開始時刻が10時0
0分であり、放送終了時刻が12時00分であり、視聴
するのに要する料金は500円であることが解る。また
ドラマ2は、放送開始時刻が18時00分であり、放送
終了時刻が19時00分であり、視聴するのに要する料
金は300円であることが解る。
【0041】また、放送局からは、視聴者に視聴をすす
めたい番組を掲載したおすすめ番組一覧、ジャンル別に
番組を分類したジャンル別番組一覧、複数の番組を視聴
すれば料金が割安になるパックもの番組一覧なども送ら
れてきている。全番組表抽出5はこれらの一覧も抽出す
る。
【0042】図7におすすめ番組一覧の例を示す。「今
週のおすすめタイトル」として、映画A、映画B、映画
C、映画D、映画E、映画Fが掲載されている。
【0043】図8にジャンル別番組一覧の例を示す。図
8(a)はジャンルの大分類である。大分類には映画、
スポーツ、ニュース、ドラマ等がある。このうちスポー
ツの小分類を図8(b)に示す。スポーツは、さらに野
球、相撲、サッカー、ボクシング、ゴルフ、テニスなど
に細分されている。図8(c)は野球の番組一覧であ
る。野球1は、放送開始時刻が17時00分、放送終了
時刻が20時00分、視聴に要する料金が300円であ
ることが解る。
【0044】図9にパックもの番組一覧の例を示す。映
画1、映画2、ドラマ1がパックとして販売され、これ
ら3つの番組を全て視聴すれば料金が割り引かれる。
【0045】予約番組選択手段6は、全番組表抽出手段
5で抽出された番組の一覧表、おすすめ番組一覧、ジャ
ンル別番組一覧、パックもの番組一覧をまずモニタ(図
示していない)に表示する。リモコン(図示していな
い)の操作により番組の一覧表、おすすめ番組一覧、ジ
ャンル別番組一覧、パックもの番組一覧の表示を切り替
えることが出来る。またジャンル別番組を表示している
時、図8(a)の大分類の中からリモコンを用いていず
れかの項目を選択すれば、選択した項目の小分類が表示
され、さらに小分類の項目を選択すれば、選択した項目
の番組一覧表が表示される。例えば、図8(a)でスポ
ーツを選択すれば、スポーツの小分類が図8(b)のよ
うに表示され、さらに野球を選択すれば、図8(c)の
ように野球に関する番組の一覧が表示される。
【0046】また、上記とは別に放送される番組を紹介
するための専用のチャンネル(以下プロモーションチャ
ンネルと呼ぶ)があり、この専用のチャンネルを見なが
ら、番組を選択することもできる。プロモーションチャ
ンネルを用いて番組を選択する場合は後述する。
【0047】リモコンを用いてこれらの一覧から対話的
に録画予約したい番組を選択する。録画予約する番組は
番組選択入力14として予約番組選択手段6に通知され
る。
【0048】このようにして映画A、B、Cの3つの番
組を選択したとする。さらに映画A、B、Cは別々のト
ランスポンダーで放送されるとする。従って、映画A、
B、Cを同時に録画することは出来ない。
【0049】最適スケジューリング7は、まず、図11
に示すような予約番組表を作成する。予約番組表とは、
予約選択手段6で選択した番組が放送される時間帯を示
したものである。今、映画A、B、Cの3つの番組が選
択されているので、映画A、B、Cの3つの番組が放送
される時間帯が示されている、図11から明らかなよう
に映画A、B、Cはそれぞれ複数回放送されている。映
画Aを録画するのにいずれの時間帯の放送で録画予約す
るかを選択する余地がある。同様に映画B、Cを録画す
るのにもいずれの時間帯の放送で録画予約するかを選択
する余地がある。従って映画A、B、Cを録画予約する
時間帯の選択方法は複数通りある。どの番組をどの時間
帯に録画するかを示す計画を以下録画計画と呼び、まだ
確定していない録画計画を録画計画の候補と呼ぶことに
する。前述したように録画計画の候補は一般に複数個存
在する。
【0050】最適スケジューリング7は、予約番組表を
作成した後、予約番組表から録画計画の候補を作成し、
次に録画計画の候補から録画計画を決定し、決定した録
画計画を録画スケジュール記憶手段8に格納するという
動作をする。そのために、録画計画の候補を作成する基
準及び録画計画を決定する基準であるパラメータをパラ
メータ入力16として入力する。パラメータ入力16の
入力のタイミングは、番組を録画予約するたびに入力す
る必要はなく、最適スケジューリング7は、一度入力さ
れたパラメータを保持し、別の組み合わせのパラメータ
を入力するまで以前に入力されたパラメータを使用す
る。
【0051】図10にパラメータの例を示す。図10で
は、パラメータを第1群22、第2群23に分類してい
る。この分類はパラメータをいつ考慮するかに基づいて
分類している。本実施の形態では、第1群22のパラメ
ータを録画計画の候補を作成する際に考慮し、第2群2
3のパラメータを録画計画の候補を評価し、録画計画を
決定する際に考慮する。
【0052】以下に、予約番組表を作成してからの最適
スケジューリング7と結果表示手段11の詳細な動作を
説明する。
【0053】図4と図5に最適スケジューリング7の動
作を示す概念図を示す。
【0054】図4は、最適スケジューリング7が入力し
たパラメータが一つの場合の動作であり、図5は、入力
されたパラメータが複数個ある場合の動作である。
【0055】図4または図5に示すように、最適スケジ
ューリング7は、予約番組選択手段6で選択された番組
が放送される時間帯を示す予約番組表を作成する。予約
番組選択手段6では、映画A、B、Cが選択された。こ
の場合の予約番組表は、前述したように図11のように
なる。すなわち映画Aは9時00分から11時00分ま
での時間帯、11時10分から13時10分までの時間
帯、13時20分から15時20分までの時間帯、15
時30分から17時30分までの時間帯に放送される。
同様に映画B、Cも図12に示すような時間帯に放送さ
れる。
【0056】まず、入力されたパラメータが一つである
場合を説明する。その後、入力されたパラメータが二つ
以上の場合についても説明する。
【0057】入力されたパラメータが一つの場合、その
入力されたパラメータが図10の第2群23の「最も早
く、全ての録画予約を終了する」であるとする。
【0058】さらに、最適スケジューリング7は、予約
番組表から、録画計画の候補を作成する。図11の予約
番組表から作成した録画計画の候補は図12のようにな
る。図12では録画計画の候補が6つ作成されている。
第1行目の録画計画の候補は、映画A、B、Cの順に録
画することを示しており、全ての番組の録画が完了する
時刻が18時00分であり、録画に要する料金が130
0円であることを示している。具体的には映画Aは、9
時00分から11時00分の時間帯に録画される予定で
あり、次に映画Bは、12時10分から15時20分の
時間帯に録画される予定であり、最後に映画Cは、16
時30分から18時00分の時間帯に録画される予定で
ある。映画Cの録画が完了するとすべての映画の録画が
完了し、その時刻は前述したように18時00分であ
る。第2行目の録画計画の候補は、映画A、C、Bの順
に録画することを示しており、全ての番組の録画が完了
する時刻が18時30分であり、録画に要する料金が1
300円であることを示している。具体的には映画A
は、9時00分から11時00分の時間帯に録画される
予定であり、次に映画Cは、12時00分から13時3
0分の時間帯に録画される予定であり、最後に映画Bは
15時30分から18時30分の時間帯に録画される予
定である。映画Bの録画が完了するとすべての映画の録
画が完了し、その時刻は前述したように18時30分で
ある。第3行目以降も第1行目、第2行目で示したのと
同様に録画計画の候補を示している。
【0059】最適スケジューリング7は、図4に示すよ
うに録画計画の候補をパラメータを考慮して、評価関数
で評価する。そして評価結果として、各録画計画の候補
に点数を与える。この点数は、録画予約を終了する時間
が早い録画計画の候補ほど高得点になっている。最適ス
ケジューリング7は、この評価結果を結果表示手段11
に通知する。
【0060】具体的に説明すると、最適スケジューリン
グ7は、図12の録画計画の候補を録画完了するのが最
も早いという基準で評価する。評価の結果与えられた点
数の高い録画計画の候補から録画計画の候補を並べると
図13のようになる。すなわち図13では、録画完了時
刻が早い順に録画計画の候補が並べられる。第1候補で
あるB、C、Aの順に録画する録画計画の候補は17時
30分に録画が完了する。また第2候補であるC、B、
Aの順に録画する録画計画の候補も17時30分に録画
が完了する。また第3候補であるA、B、Cの順に録画
する録画計画の候補は18時00分に録画が完了する。
以下第4候補はB、A、Cの順に録画し、第5候補は
A、C、Bの順に録画し、第6候補はC、A、Bの順に
録画する。
【0061】結果表示手段11は、最適スケジューリン
グ7から通知された評価結果に基づき最適スケジューリ
ング結果確認画面をモニタに表示する。最適スケジュー
リング結果確認画面は図14のようになる。結果表示手
段11は、最適スケジューリング7で評価された際に与
えられて点数が高い候補から順に録画計画の候補を表示
する。すなわち図14において、まず録画完了時刻が最
も早い第1候補として、B、C、Aの順に録画する録画
計画の候補が示される。この録画計画の候補では、すべ
ての番組の録画が終了する時刻が17時30分であり、
録画に要する料金が1300円である。また、リモコン
または操作パネルから候補を選択するか次候補を表示す
ることが出来る。候補を選択した場合、録画計画が確定
する。最適スケジューリング7は、確定した録画計画を
録画スケジュール記憶手段8に格納する。次候補を表示
するよう操作した場合は、第2候補、第3候補・・・の
順に録画計画の候補が表示される。各候補が表示されて
いるときその候補を選択し確定することが出来る。ここ
では、第1候補を選択したとする。そうすると第1候補
が録画計画となる。すなわちB、C、Aの順に録画され
る。映画Bは、9時00分から12時00分までの時間
帯に録画され、映画Cは12時00分から13時30分
までの時間帯に録画され、映画Aは15時30分から1
7時30分までの時間帯に録画される。
【0062】このようにして、最適スケジューリング7
は、録画計画を作成すると、作成した録画計画を録画ス
ケジュール記憶手段8に格納する。
【0063】次に入力されたパラメータが二つ以上の場
合について説明する。この場合入力されたパラメータが
図10の第1群22の「特定のチャンネルに属する番組
は予約できない」と第2群23の「最も早く、全ての録
画予約を終了する」であるとする。
【0064】図10に示すように、「特定のチャンネル
に属する番組は予約できない」というパラメータは第1
群22に属するパラメータであり、「最も早く、全ての
録画予約を終了する」は第2群23に属するパラメータ
である。そして前述したように、本実施の形態では第1
群22に属するパラメータは録画計画の候補を作成する
際に考慮され、第2群23に属するパラメータは録画計
画の候補を評価する際に考慮される。まず最適スケジュ
ーリング7は、図5に示すように録画計画の候補を作成
する際に、第1群22に属する「特定のチャンネルに属
する番組は予約できない」というパラメータを考慮す
る。今特定のチャンネルに属する予約できない番組が映
画Aであるとする。そうすると、最適スケジューリング
7は映画Aを含まない録画計画の候補を作成する。最適
スケジューリング7は、番組Aを録画出来ないことを警
告メッセージとしてモニタに表示する。図5では、「特
定のチャンネルに属する番組は予約できない」というパ
ラメータはパラメータAに相当している。
【0065】次に映画Aを含まない録画計画の候補を
「最も早く、全ての録画予約を終了する」というパラメ
ータで評価する。図5で、「最も早く、全ての録画予約
を終了する」というパラメータはパラメータBに相当す
る。
【0066】評価結果として、各録画計画の候補に点数
を与える。この点数は、録画予約を終了する時間が早い
録画計画の候補ほど高得点になるように与えられる。最
適スケジューリング7は、この評価結果を結果表示手段
11に通知する。結果表示手段11は、最適スケジュー
リング7から通知された評価結果に基づき、最適スケジ
ューリング結果確認画面をモニタに表示する。最適スケ
ジューリング結果確認画面には高得点の録画計画の候補
から順に表示される。最適スケジューリング7は、最適
スケジューリング結果確認画面に表示されている候補を
選択することによって、録画計画を決定する。
【0067】このようにして、最適スケジューリング7
は、録画計画を決定すると、決定した録画計画を録画ス
ケジュール記憶手段8に格納する。
【0068】上述した説明では二つのパラメータが入力
されている場合を説明したが、パラメータは2つ以上入
力されている場合も二つのパラメータが入力されている
場合と同様である。この場合、第1群22に属するパラ
メータは予約番組表から録画計画の候補を作成する際に
考慮され、第2群23に属するパラメータは、一つづつ
評価関数により評価される。
【0069】例えば、第1群22に属するパラメータと
して「特定のチャンネルに属する番組は予約できない」
と「特定の人は予約できない」が入力されており、第2
群23に属するパラメータとして「最も早く、全ての録
画予約を終了する」と「トータル金額が最も安い」が入
力されているとする。まず、最適スケジューリング7
は、第1群22に属するパラメータを考慮して、予約番
組表から録画計画の候補を作成する。すなわち、予約番
組表に載っている番組から、特定のチャンネルに属する
番組と特定の人が予約した番組をはずして録画計画の候
補を作成する。このとき、録画計画の候補に含むことが
出来ない番組の番組名を警告メッセージとしてモニタに
表示する。次に「最も早く、全ての録画予約を終了す
る」というパラメータに基づき録画計画の候補を評価す
る。評価結果として、各録画計画の候補に点数を与え
る。この点数は、録画予約を終了する時間が早い録画計
画の候補ほど高得点になっている。その後、「トータル
金額が最も安い」というパラメータに基づき録画計画の
候補を評価する。番組が新作映画であるため、今日まで
は録画する際に必要となる料金が500円であるが、明
日からは300円に値下げされる場合には、今日録画す
るのではなく明日録画する方が料金が安くなる。このパ
ラメータはこのように録画に要する料金が安くなるよう
にするためのものである。評価結果として、各録画計画
の候補に点数を与える。この点数は、録画する際に必要
になる料金の合計が安い録画計画の候補ほど高得点にな
っている。最後に各録画計画の候補について、「最も早
く、全ての録画予約を終了する」というパラメータと
「トータル金額が最も安い」というパラメータに基づく
評価の結果与えられた得点の和を各録画計画の候補の最
終的な得点とする。この得点を評価結果とし、結果表示
手段11に通知する。これ以降は、パラメータが二つ入
力されている場合と同様である。このように二つ以上の
パラメータが入力された場合にも二つパラメータが入力
された場合と同じように処理できる。
【0070】以上最適スケジューリング7と結果表示手
段11の詳細な説明を行った。
【0071】今、録画スケジュール記憶手段8には、映
画Bを9時00分から12時00分までの時間帯に録画
し、次に映画Cを12時00分から13時30分までの
時間帯に録画し、最後に映画Aを15時30分から17
時30分までの時間帯に録画する録画計画が格納されて
いるとする。
【0072】録画予約制御9は、録画スケジュール記憶
手段8に格納されている録画計画に従って、録画を制御
する。すなわち、時刻が9時00分になると録画予約制
御9は、映画Bが放送されるチャンネルを含むトランス
ポンダーを選択するよう、チューナー2を制御する。次
に録画予約制御9は、チャンネル選択10に映画Bが放
送されるチャンネルを選択するよう指示する。これを受
けてチャンネル選択10は、現在選ばれているトランス
ポンダーに多重されている複数のチャンネルから映画B
が放送されるチャンネルを抜き出す。さらに録画予約制
御9は、記録装置18が録画開始するよう制御する。映
画Bはこのようにして記録装置18に録画される。やが
て時刻が12時00分になると、録画予約制御9は記録
装置18に録画を停止するよう制御し、映画Bの録画が
完了する。さらに、録画予約制御9は、映画Cの録画を
開始する。すなわち録画予約制御9は、映画Cの放送さ
れるチャンネルを含むトランスポンダーを選択するよ
う、チューナー2を制御する。次に録画予約制御9は、
チャンネル選択10に映画Cが放送されるチャンネルを
選択するよう指示する。これを受けてチャンネル選択1
0は、現在選ばれているトランスポンダーに多重されて
いる複数のチャンネルから映画Cが放送されるチャンネ
ルを抜き出す。さらに録画予約制御9は、記録装置18
が録画開始するよう制御する。映画Cはこのようにして
記録装置18に記録される。同様にして映画Aも記録装
置18に記録される。
【0073】このようにして、入力されたパラメータに
適うような録画計画で選択した番組を録画することが出
来る。
【0074】また上述したようにして録画計画を作成し
た後、番組変更手段12で録画計画を変更することも出
来る。例えば録画予約をとりやめたい番組をリスケジュ
ール入力17として番組変更手段12に入力すると、番
組変更手段12は録画計画に入っている番組から録画予
約をとりやめたい番組を削除する。さらに番組変更手段
12は、録画予約する番組を最適スケジューリング7に
通知する。これを受けて最適スケジューリング7は上述
したようにして録画計画を再度作成する。
【0075】また録画予約をとりやめる場合だけでな
く、番組変更手段12と最適スケジューリング7は、録
画予約している番組以外の番組を録画予約のために追加
する場合、番組の録画予定時間を変更する場合、番組の
放送時間帯が変更になった場合にも録画計画を作成し直
す。このように録画計画を変更すると、録画計画を自動
的に作成し直すので、録画予約の変更を容易に行うこと
が出来る。
【0076】図10に戻って、最適スケジューリング7
が入力するパラメータの意味と処理方法についてまとめ
て説明しておく。これらのパラメータのうちいくつかの
パラメータは第2の実施の形態以降で再度説明する。
【0077】まず第1群22のパラメータについて説明
する。前述したように第1群22のパラメータは、最適
スケジューリング7が、予約番組表から録画計画の候補
を作成するときに考慮される。
【0078】「録画を禁止された番組は予約できない」
は、視聴のみ許可されている番組や視聴も録画も許可さ
れていない番組は予約出来ないというパラメータであ
る。このパラメータが入力されている時に、録画を禁止
された番組が予約番組選択手段6で選択された場合、最
適スケジューリング7は、録画を禁止された番組を含ま
ない録画計画の候補を作成する。「特定のチャンネルに
属する番組は予約できない」は、例えばアダルトものが
放送されるチャンネルの番組は予約できないようにする
パラメータである。このパラメータが入力されている時
に、特定のチャンネルに属する番組が予約番組選択手段
6で選択された場合、最適スケジューリング7は、この
番組を含まない録画計画の候補を作成する。「予約する
ことで設定した料金を超える場合、予約できない」は、
番組を予約することによって予め設定した料金を超えた
場合、その番組を予約することができないようにするも
のである。このパラメータが入力されている時に、最適
スケジューリング7は、予約番組選択手段6で選択され
た順に、番組を録画するのに必要な料金の合計を計算し
ていき、この合計が予め設定されている料金を超えた場
合、それ以降の番組を録画計画の候補に含まないように
する。「特定の人は予約できない」は、正当なパスワー
ドを入力した人のみが予約でき、正当なパスワードを入
力しなかった人は予約できないようにするパラメータで
ある。例えばパスワードを知らない子供は予約できな
い。このパラメータが入力されている時に、最適スケジ
ューリング7は、正当なパスワードが入力されずに予約
番組選択手段6で選択された番組を、含まないようにし
て録画計画の候補を作成する。「同じトランスポンダー
で同時間帯に放送される番組を予約した場合、予約した
番組のみストリームより抜き出して、同時に複数番組記
録する」は、同じトランスポンダーで同じ時間帯に放送
される番組を予約した場合、予約した番組を同時に複数
番組記録するようにするパラメータである。このパラメ
ータが入力されている時に、最適スケジューリング7
は、予約番組選択手段6で選択された番組をチェック
し、同じトランスポンダーで同じ時間帯に放送される番
組を検出し、これらの番組を同じ時間帯に録画する録画
計画の候補を作成する。なお番組が同じトランスポンダ
ーで放送され、かつ同じ時間帯に放送されるかどうか
は、全番組表抽出手段5で抽出された番組表を参照する
ことによって判定することが出来る。なお、同じトラン
スポンダーで同じ時間帯に放送される番組を録画する際
には、チャンネル選択10が録画するチャンネルを多重
し、記録装置18は多重されたデータを記録する。
【0079】次に第2群23のパラメータについて説明
する。
【0080】「録画しない時間帯または録画する時間帯
が設定できる」は、予約した番組が放送されていても設
定された時間帯ではその番組を録画しないようにし、ま
た逆に設定された時間帯にのみ番組を録画するようにす
るパラメータである。例えば録画された番組や放送され
る番組を視聴するので、休日には録画せず平日に録画す
るようにするものである。このパラメータが入力されて
いる時に、最適スケジューリング7は、録画計画の候補
を評価する際、録画しない時間帯に録画される場合また
は録画する時間帯以外の時間帯に録画される録画計画の
候補に対して録画計画に決定出来ない得点を与える。録
画計画に決定出来ない得点を与えられた録画計画の候補
は、最適スケジューリング結果確認画面に表示されなく
なる。「録画機器の録画可能な残り時間が短い時、どの
番組を時間を早く録画するかが指定できる」は、記録装
置18が録画できる残り時間が一定の時間より少なくな
ったとき、予約番組選択手段6で選択された番組のうち
どの番組を早く録画するかを指定でき、指定された番組
から録画するようにするパラメータである。このパラメ
ータが入力されている時に、最適スケジューリング7
は、指定されている番組の録画が早く行われる録画計画
の候補ほど高得点を与える。「最も早く、全ての録画予
約を終了する」は、前述したように、予約番組選択手段
6で選択された番組全ての録画を終了する時間が、最も
早くなるようにするパラメータである。このパラメータ
が入力されている時に、最適スケジューリング7は、全
ての番組の録画が早く終了する録画計画の候補ほど高得
点を与える。「トータル金額が最も安い」は、前述した
ように、予約番組選択手段6で選択された番組の料金が
最も安くなるような時間帯に録画するようにするパラメ
ータである。例えば、新作映画などの番組で、今日録画
するのに必要な料金は500円であり、明日から300
円に値下げされる時は、今日録画しないで、明日録画す
るようにする。このパラメータが入力されている時に、
最適スケジューリング7は、録画に要する料金が安い録
画計画の候補ほど高得点を与える。「早く見たいかまた
はこの時間に取りたい番組を最優先して録画する」は、
予約番組選択手段6で番組を選択した際に、早く見たい
番組や決まった時間帯に録画したい番組については録画
優先順位を予め入力しておけば、その優先順位に従って
録画するようにするパラメータである。このパラメータ
が入力されている時に、最適スケジューリング7は、指
定された優先順位に従った録画計画の候補に高得点を与
える。「複数で共用する場合、最初に予約した人の予約
を早く録画する」は、複数の人でSTB1を共用する場
合、最初に予約した人の予約を後から予約した人の予約
より早く録画するようにするパラメータである。この場
合、STB1を共用する人の区別はSTB1を使用する
際にユーザー名を入力することによって行う。このパラ
メータが入力されている時に、最適スケジューリング7
は、録画する順序が最初に番組を選択した人の方が後か
ら番組を選択した人より先になっている場合、録画計画
の候補に高得点を与える。「放送が今日で終了する番組
がある場合、その番組を必ず録画する」は、再放送がこ
れ以上行われない番組については、必ず再放送が行われ
ている間に録画するようにするパラメータである。例え
ば、放送が今日で終了する番組については、必ず今日中
に録画するようにする。このパラメータが入力されてい
る時に、最適スケジューリング7は、放送が今日で終了
する番組を早い時間帯に録画する録画計画の候補ほど高
得点を与える。「特定の人が予約した番組を早く録画す
る」は、特定の人が、予約番組選択手段6で選択した番
組を、それ以外の人が選択した番組より早く録画するよ
うにするパラメータである。ここで、特定の人を識別す
るためには、ユーザー名をSTB1に入力することによ
って行う。このパラメータが入力されている時に、最適
スケジューリング7は、特定の人が選択した番組が早い
時間帯に録画されている録画計画の候補ほど高得点を与
える。
【0081】以上パラメータの意味と処理方法を説明し
た。
【0082】なお、図10に示した本実施の形態のパラ
メータのうち第1群22に属するパラメータは本発明の
第1基準の例であり、本実施の形態のパラメータのうち
図10の第2群23に属するパラメータは本発明の第2
基準の例である。
【0083】さらに、図10に示した本実施の形態のパ
ラメータのうち第1群22に属するいくつかのパラメー
タは第2群23に属するとしても処理することが出来
る。また第2群23に属するいくつかのパラメータは第
1群22に属するとしても処理することが出来る。
【0084】さらに、図10に示した本実施の形態のパ
ラメータのいくつかは第1群22と第2群23に同時に
属するとして処理することも出来る。この場合、最適ス
ケジューリング7は、録画計画の候補を作成する際にこ
のパラメータを考慮し、さらに録画計画の候補から録画
計画を決定する際にもう一度このパラメータを考慮す
る。
【0085】さらに、本実施の形態では、最適スケジュ
ーリング7で録画計画の候補を評価することによって録
画計画の候補に得点を与え、結果表示手段11は、その
得点の高い録画計画の候補から最適スケジューリング結
果確認画面に録画計画の候補を表示し、最適スケジュー
リング7が候補を選択することによって録画計画を決定
したが、これに限らない。結果表示手段11を設けず、
最適スケジューリング7で録画計画の候補を評価した際
に与えられる得点の最も高い録画計画の候補を自動的に
録画計画に決定しても構わない。
【0086】さらに、本実施の形態では、録画計画の候
補を複数回評価した場合、最終的な録画計画の候補に与
えられる点数を各回の評価で与えられる点数の和とした
がこれに限らない。最終的に録画計画の候補に与えられ
る点数を各回の評価で与えられる点数の加重平均として
も構わない。この場合、加重平均の係数は経験的に求め
ればよい。また、最終的に録画計画の候補に与えられる
点数を各回の評価で与えられる点数から求めるために人
工知能もしくはニューラルネットワークなどの知識工学
的手法を用いても構わない。この場合、知識工学的な手
法で各回の評価で与えられる点数のパターンから、複数
のパラメータが入力されていても各パラメータの意味す
るところを可能な限り満足するような録画計画を決定す
ることが出来る。さらに知識工学的手法を用いて録画計
画の候補の最終的な点数を決定する際に、各回の評価で
与えられる点数に加えて、EPG情報、記録装置の状況
を示す情報などの付加情報も用いればさらに適切な録画
計画を決定することが出来る。
【0087】さらに、本実施の形態では、図10に示し
たパラメータ以外のパラメータが入力されていても、図
10に示したパラメータと同様に最適な録画計画を決定
することができる。
【0088】(第2の実施の形態)次に第2の実施の形
態について説明する。
【0089】本実施の形態では、第1の実施の形態で触
れたようにプロモーションチャンネルを視聴しながら番
組を選択する場合を説明する。
【0090】図1に本実施の形態のSTB1を示す。
【0091】本実施の形態の構成は、第1の実施の形態
の構成と同一であるので説明を省略する。
【0092】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。
【0093】この場合、プロモーションチャンネルか
ら、これから放送される番組の予告編が放送される。こ
の予告編を視聴して、予約番組選択手段6で録画したい
番組を選択する。ところが、プロモーションチャンネル
で放送される予告編は一つの番組の予告編が終了してか
ら次の番組の予告編が放送される。この予告編を見なが
ら番組を選択するため、例えば一つの番組を選択した
後、プロモーションチャンネルから放送される次の予告
編を見終わってから次の番組を選択するというように、
番組が一度に全て選択されない。このような場合、図1
において、予約番組選択手段6は、選択された現時点ま
での番組を、最適スケジューリング7に通知する。そし
て最適スケジューリング7はそれらの番組について前述
したような方法で録画計画を決定し、決定した録画計画
を録画スケジュール記憶手段8に格納する。すなわち、
プロモーションチャンネルを見て予約番組選択手段6で
番組選択入力14が新たに行われた場合は、これまで選
択された番組に新たに選択された番組を追加して、選択
された番組全てを最適スケジューリング7に通知する。
これを受けて、最適スケジューリング7は再度新しい録
画計画を決定し、録画スケジュール記憶手段8に格納す
る。
【0094】このように、プロモーションチャンネルを
視聴しながら番組を選択する場合は、番組を選択する度
に、最適スケジューリング7が録画計画を決定する。
【0095】(第3の実施の形態)次に第3の実施の形
態について説明する。
【0096】本実施の形態では、第1の実施の形態の図
10を用いて説明したパラメータのうち、「早く見たい
かまたはこの時間に取りたい番組を最優先して録画す
る」、「放送が今日で終了する番組がある場合、その番
組を必ず録画する」のパラメータの処理に関して説明す
る。
【0097】図1に本実施の形態のSTB1を示す。
【0098】本実施の形態の構成は第1の実施の形態と
同一であるので、説明を省略する。
【0099】次にこのような本実施の形態の動作を説明
する。
【0100】まず、「早く見たいかまたはこの時間に取
りたい番組を最優先して録画する」というパラメータを
最適スケジューリング7が入力している時には、選択さ
れている番組のなかで早く録画したい特定の番組かまた
は指定した時間に録画したい特定の番組を指定する必要
がある。このように選択した番組のうち最適スケジュー
リング7で優先的に扱う番組を指定し、指定した番組を
録画する時間帯を入力する場合について説明する。
【0101】図1において、最適スケジューリング7
は、パラメータ入力16としてパラメータが入力される
と、入力されたパラメータに「早く見たいかまたはこの
時間に取りたい番組を最優先して録画する」が含まれて
いるかどうかをチェックする。そしてこのパラメータが
入力されている場合には、その旨を予約番組選択手段6
に通知する。そうすると、予約番組選択手段6は、録画
したい番組を選択する際に、各番組に対応して、「選
択」というチェックボックスに加えて、「早く見た
い」、「時間を指定して録画したい」というチェックボ
ックスをモニタに表示する。「選択」というチェックボ
ックスを選択すると、対応する番組を選択することにな
る。また「早く見たい」を選択すると、対応する番組が
選択されている場合には、その番組を他の番組より早く
録画するよう指定したことになる。また「時間を指定し
て録画したい」というチェックボックスを選択すると、
対応する番組が選択されている場合には、その番組を録
画する時間帯を指定して録画するよう指定したことにな
る。この場合さらにモニタに「録画する時間帯を選択し
てください」というメッセージとともに、指定された番
組が放送される時間帯がモニタに表示される。その中か
ら特定の時間帯を選択することによって、録画する時間
帯が指定できる。このように予約番組選択手段6で指定
された早く見たい番組や、指定した時間帯に録画したい
番組と録画する時間帯の情報は、録画優先順位入力15
として入力され、最適スケジューリング7に通知され
る。
【0102】次に最適スケジューリング7は、「早く見
たいかまたはこの時間に取りたい番組を最優先して録画
する」というパラメータを評価するときにこれらの情報
を用いる。すなわち早く見たい番組が早い時間に録画さ
れる録画計画の候補ほど、録画計画の候補に与える得点
を高くする。また、録画する時間帯が指定されている番
組については、その番組を録画する時間帯が指定された
時間帯である場合には、その録画計画の候補を録画計画
とすることが出来ることを示す得点を与え、その番組を
録画する時間帯が指定された時間帯でない場合にはその
録画計画の候補を録画計画とすることが出来ないことを
示す得点を与える。
【0103】ここで、録画計画の候補を録画計画とする
ことができるか否かを示す得点とは、例えば真か偽を表
すマークまたは数値である。得点が真の場合、その録画
計画の候補を録画計画と決定することが出来、また得点
が偽である場合は、他のパラメータに基づく評価の得点
が高くても、その録画計画の候補を録画計画と決定する
ことができないものである。この得点は、通常の評価に
よる得点とは別に保持しておく。
【0104】次に、「放送が今日で終了する番組がある
場合、その番組を必ず録画する」というパラメータを最
適スケジューリング7が入力している時の処理について
説明する。
【0105】最適スケジューリング7が、このパラメー
タを評価する際、放送が今日で終了する番組について
は、可能な限り早い時間帯に録画する録画計画の候補ほ
ど高い得点を与える。放送が今日で終了するかどうかの
判断は、最適スケジューリング7が番組表を参照するこ
とによって自動的に行う。従って、放送が今日で終了す
る番組は可能な限り早い時間帯に録画するような録画計
画が決定されるので、例えば記録装置18の録画可能時
間が短い場合などでも放送が今日で終了する番組を必ず
録画することができる。
【0106】(第4の実施の形態)次に第4の実施の形
態について説明する。
【0107】本実施の形態では、記録装置の記録可能時
間が短い場合について説明する。
【0108】図2に本実施の形態のSTB19を示す。
【0109】本実施の形態の構成で第1の実施の形態の
構成との相違点は、記録装置18が記録可能な残り時間
を予約番組選択手段6に通知する点である。それ以外は
第1の実施の形態と同一である。
【0110】次にこのような本実施の形態の動作を説明
する。
【0111】図2において、記録装置18は記録可能な
残り時間を予約番組選択手段6に通知する。予約番組選
択手段18は、録画したい番組を選択するための画面に
記録装置18の記録可能な残り時間を表示する。従っ
て、記録装置18の記録可能な残り時間を参考にして、
予約番組選択手段18で録画したい番組を選択すること
ができる。つまり記録装置18の記録可能な残り時間が
短いことが番組選択時にわかるので、記録装置の記録可
能な残り時間内で録画できない番組を選択することを避
けることができる。
【0112】また、図10の「録画機器の録画可能な残
り時間が短い時、どの番組を時間を早く録画するかが指
定できる」というパラメータを最適スケジューリング7
が入力している場合には、予約番組選択手段6で、第3
の実施の形態と同様に選択された番組から時間を早く録
画する番組を指定することが出来る。また、最適スケジ
ューリング7では、指定された番組を早く録画する録画
計画が作成される。
【0113】さらに、「録画機器の録画可能な残り時間
が短い時、どの番組を時間を早く録画するかが指定でき
る」というパラメータが入力されている場合、録画計画
に基づいて録画する際に、記録装置18は、録画可能な
残り時間が短いときには、早く録画する番組は通常通り
録画し、早く録画しない番組は、長時間モード(アナロ
グ記録装置の場合は3倍速による録画、デジタ記録装置
の場合はビットレートを落とした録画)で録画する。
【0114】(第5の実施の形態)次に第5の実施の形
態について説明する。
【0115】本実施の形態では、降雨などでうまく録画
出来なかった場合に、録画計画を再度作成して録画する
場合について説明する。
【0116】図3に本実施の形態のSTB21を示す。
【0117】本実施の形態の構成で第1の実施の形態と
の相違点は、本実施の形態では受信状態監視手段20を
設け、番組変更手段がない点である。
【0118】受信状態監視手段20は、チューナー2の
受信状態を監視しており、受信状態が悪くなった時、記
録装置18を録画停止するよう録画予約制御9に命じ、
さらに最適スケジューリング7に再度録画計画を作成し
直すよう命じる手段である。
【0119】次にこのような本実施の形態の動作を説明
する。
【0120】第1の実施の形態で説明したのと同様にし
て録画計画が作成され、この録画計画に従って記録装置
18が放送されている番組を記録しているとする。
【0121】そのとき、受信状態監視手段20はチュー
ナー2の受信状態を監視し続ける。そして降雨等の影響
により受信状態が悪くなった時、受信状態監視手段20
は、録画予約制御9に録画を停止するよう命令を発す
る。この命令を受けて、録画予約制御9は、記録装置1
8の録画を停止する。さらに受信状態監視手段20は、
最適スケジューリング7に録画計画を作成し直すよう命
じる。これを受けて、最適スケジューリング7は、録画
スケジュール記憶手段8から録画計画を読み出し、この
録画計画参照し、すでに録画済みの番組を除いて録画計
画を作成する。選択されている番組がすでに録画済みか
どうかの判断は次のようにして行うことが出来る。すな
わち、受信状態監視手段20が録画計画を作成し直すよ
う命令を発した時刻が録画スケジュール記憶手段8から
読み出した録画計画の録画する時間帯に含まれている番
組とその時刻が録画する時間帯より以前である番組はま
だ録画済みでない番組である。そしてそれ以外の番組は
録画済みの番組となる。
【0122】最適スケジューリング7は作成した録画計
画を録画スケジュール記憶手段8に記憶する。録画予約
制御9は新しい録画計画に従って記録装置18が録画を
実行するよう制御する。
【0123】このように降雨等の影響でうまく録画出来
なかった場合、自動的に録画計画を作成し直して録画を
行うことが出来る。
【0124】なお、本実施の形態のSTBは本発明の録
画予約装置の例であり、本実施の形態の最適スケジュー
リング7は本発明のスケジューリング手段の例であり、
本実施の形態の最適スケジューリング7は本発明の録画
計画特定手段も兼ねており、本実施の形態の録画予約制
御9、チャンネル選択10は本発明の録画制御手段の例
である。
【0125】さらに、本発明の録画予約装置は、本実施
の形態におけるSTBに限らず、STBと記録装置が一
体として構成されていても構わない。
【0126】さらに、本発明の録画予約装置の各手段の
全部または一部の機能を専用のハードウェアで実現して
も構わないし、コンピュータのプログラムを用いてソフ
トウェア的に実現しても構わない。
【0127】さらに、本発明の録画予約装置の各手段の
全部または一部の機能をコンピュータに実行させるため
のプログラムを格納していることを特徴とするプログラ
ム記録媒体も本発明に属する。
【0128】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、一つまたは複数の基準にかなうように複数の番組を
録画予約するのに、手間がかからず容易に行える録画予
約装置及びプログラム記録媒体を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜3、6の実施の形態におけるS
TBの構成を示すブロック図
【図2】本発明の第4の実施の形態におけるSTBの構
成を示すブロック図
【図3】本発明の第5の実施の形態におけるSTBの構
成を示すブロック図
【図4】本発明の第1の実施の形態における最適スケジ
ューリングがパラメータが一つ入力されている場合に行
う処理の概要を説明する図
【図5】本発明の第1の実施の形態における最適スケジ
ューリングがパラメータが複数個入力されている場合に
行う処理の概要を説明する図
【図6】本発明の第1の実施の形態における全番組表の
例を示す図
【図7】本発明の第1の実施の形態におけるおすすめ番
組一覧の例を示す図
【図8】(a)本発明の第1の実施の形態におけるジャ
ンル別番組一覧の大分類の例を示す図 (b)本発明の第1の実施の形態におけるジャンル別番
組一覧の小分類の例を示す図 (c)本発明の第1の実施の形態におけるジャンル別番
組一覧の小分類の項目の番組一覧を示す図
【図9】本発明の第1の実施の形態におけるパックもの
一覧の例を示す図
【図10】本発明の第1の実施の形態におけるパラメー
タとパラメータの分類を示す図
【図11】本発明の第1の実施の形態における予約番組
表の例を示す図
【図12】本発明の第1の実施の形態における録画計画
の候補の例を示す図
【図13】本発明の第1の実施の形態における最適スケ
ジューリングで評価済みの録画計画の候補を高く評価さ
れた順に並べた例を示す図
【図14】本発明の第1の実施の形態における最適スケ
ジューリング結果確認画面の例を示す図
【符号の説明】
1 STB 2 チューナー 3 デスクランブル 4 多重分離 5 全番組表抽出手段 6 予約番組選択手段 7 最適スケジューリング 8 録画スケジュール記憶手段 9 録画予約制御 10 チャンネル選択 11 結果表示手段 12 番組変更手段 13 アンテナ 14 番組選択入力 15 録画優先順位入力 16 パラメータ入力 17 リスケジュール入力 18 記録装置 19 STB 20 受信状態監視手段 21 STB 22 第1群 23 第2群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 正純 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 後藤 昌一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 武知 秀明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 西村 拓也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 久野 良樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 坂口 悦美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C018 FA04 HA08 HA10

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 録画予約する複数番組を選択する予約番
    組選択手段と、 前記選択された複数番組の、複数の録画計画候補を所定
    の第1基準に基づいて作成するスケジューリング手段
    と、 前記複数の録画計画候補の中から、所定の第2基準に基
    づいて一つの録画計画を特定する録画計画特定手段と、 前記特定された録画計画に従って前記選択された複数番
    組の録画を制御する録画制御手段とを備えたことを特徴
    とする録画予約装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の第2基準は複数個あり、いず
    れかの前記所定の第2基準により前記複数の録画計画候
    補の絞り込みを行い、更に他の前記所定の第2基準によ
    って更に絞り込み、あるいは一つの録画計画を特定する
    ことを特徴とする請求項1記載の録画予約装置。
  3. 【請求項3】 前記録画計画が変更されると、前記スケ
    ジューリング手段は、前記録画計画を作成し直すことを
    特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の録画予約装
    置。
  4. 【請求項4】 前記録画計画が変更されるとは、視聴者
    が録画予約していた番組の予約を取りやめることか、ま
    たは視聴者が録画予約していた番組以外の番組を録画予
    約するために追加することか、または視聴者が番組の録
    画予定時間を変更することであることか、または録画予
    約した番組の録画が正常に行えなかったためその番組の
    録画を再度行うことであることか、または番組の放送時
    間帯が変更になったため変更されることであることを特
    徴とする請求項3記載の録画予約装置。
  5. 【請求項5】 前記第1基準は、前記選択された複数の
    番組のうち録画を禁止された番組を含まない録画計画候
    補を作成することを含むことを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載の録画予約装置。
  6. 【請求項6】 前記第1基準は、前記選択された複数の
    番組のうち所定のチャンネルに属する番組を含まない録
    画計画候補を作成することを含むことを特徴とする請求
    項1〜5のいずれかに記載の録画予約装置。
  7. 【請求項7】 前記第1基準は、前記選択された複数の
    番組のうち、録画予約することで予め設定した料金を超
    える番組を含まない録画計画の候補を作成することを含
    むことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の録
    画予約装置。
  8. 【請求項8】 前記第1基準は、前記選択された複数の
    番組のうち、所定の視聴者が録画予約した番組を含まな
    い録画計画候補を作成することを含むことを特徴とする
    請求項1〜7のいずれかに記載の録画予約装置。
  9. 【請求項9】 前記第1基準及び/または前記第2基準
    は、録画する時間帯及び/または録画しない時間帯を考
    慮することを含むことを特徴とする請求項1〜8のいず
    れかに記載の録画予約装置。
  10. 【請求項10】 前記第1基準及び/または前記第2基
    準は、前記選択された複数の番組のうち録画機器の録画
    可能な残り時間が短い場合、指定された番組を早く録画
    することを含むことを特徴とする請求項1〜9のいずれ
    かに記載の録画予約装置。
  11. 【請求項11】 前記第1基準は、同一トランスポンダ
    ーに属し、同一時間帯に放送される複数の番組は、同一
    時間帯に録画することを含むことを特徴とする請求項1
    〜10のいずれかに記載の録画予約装置。
  12. 【請求項12】 前記第2基準は、前記選択された複数
    の番組の録画が最も早く終了することを含むことを特徴
    とする請求項1〜11のいずれかに記載の録画予約装
    置。
  13. 【請求項13】 前記第2基準は、前記選択された複数
    の番組を録画するのに要する料金が最小となることを含
    むことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の
    録画予約装置。
  14. 【請求項14】 前記第2基準は、前記選択された複数
    の番組のうち早く視聴したい番組もしくは所定の時間に
    録画したい番組を優先して録画することを含むことを特
    徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の録画予約装
    置。
  15. 【請求項15】 前記第2基準は、前記選択された複数
    の番組のうち複数の視聴者が選択した場合、最初に選択
    した視聴者の録画の時間を早くすることを含むことを特
    徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の録画予約装
    置。
  16. 【請求項16】 前記第2基準は、前記選択された複数
    の番組のうち次回の放送で放送が終了する番組の録画を
    優先することを含むことを特徴とする請求項1〜15い
    ずれかに記載の録画予約装置。
  17. 【請求項17】 前記第2基準は、前記選択された複数
    の番組のうち、所定の視聴者が選択した番組の録画を早
    くすることを含むことを特徴とする請求項1〜16のい
    ずれかに記載の録画予約装置。
  18. 【請求項18】 前記予約番組選択手段は、マニュアル
    で番組を選択することを特徴とする請求項1〜17のい
    ずれかに記載の録画予約装置。
  19. 【請求項19】 前記予約番組選択手段は、番組がジャ
    ンル別に分類されている番組表を有し、その番組表から
    番組を選択することを特徴とする請求項1〜18のいず
    れかに記載の録画予約装置。
  20. 【請求項20】 前記予約番組選択手段は、視聴者に視
    聴してほしい番組の番組表を有し、その番組表から番組
    を選択することを特徴とする請求項1〜19のいずれか
    に記載の録画予約装置。
  21. 【請求項21】 前記予約番組選択手段は、所定の複数
    番組の視聴で料金が割引になる番組を選択することを特
    徴とする請求項1〜20のいずれかに記載の録画予約装
    置。
  22. 【請求項22】 前記予約番組選択手段は、番組を紹介
    する映像データが表示される無料チャンネルから番組を
    選択することを特徴とする請求項1〜21のいずれかに
    記載の録画予約装置。
  23. 【請求項23】 請求項1〜22のいずれかに記載の録
    画予約装置の各手段の全部または一部の機能をコンピュ
    ータに実行させるためのプログラムを格納していること
    を特徴とするプログラム記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002218363A (ja) * 2001-01-22 2002-08-02 Nec Corp 放送自動記録方法、装置、プログラム及び記録媒体
JP2011112489A (ja) * 2009-11-26 2011-06-09 Hitachi High-Technologies Corp 動的搬送計画装置及び動的搬送計画方法

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