JP2000347961A - 電子機器及び通信プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

電子機器及び通信プログラムを記録した記録媒体

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JP2000347961A
JP2000347961A JP15673599A JP15673599A JP2000347961A JP 2000347961 A JP2000347961 A JP 2000347961A JP 15673599 A JP15673599 A JP 15673599A JP 15673599 A JP15673599 A JP 15673599A JP 2000347961 A JP2000347961 A JP 2000347961A
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JP15673599A
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Inventor
Katsunori Takeda
克典 竹田
Kazunori Ikeda
和則 池田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者の操作に基づいて、効率的なデータ通
信を実現する電子機器を提供すること。 【解決手段】 名前、自宅TEL、自宅住所、会社TE
L、会社住所等の項目37のそれぞれに対して項目別通
信時間57を表示して、それを参考にして、通信する項
目を項目選択39をチェックすることで選択する。選択
された通信する項目の合計の通信時間を合計通信時間4
3として表示する。通信が開始されると通信が終了した
項目について順次、通信終了59で表示して、まだ終了
していない通信項目の通信時間の合計を残り通信時間6
1として表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器及び通信プ
ログラムを記録した記録媒体に関し、特に、利用者の操
作に基づいて効率的なデータ通信処理を実現する電子機
器及び通信プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ、電子手帳等が
普及している。これらデータ通信装置相互間において、
データ通信処理が実行される。例えば、電子手帳により
作成された住所録データは、パーソナルコンピュータに
通信され、管理される。このデータ通信処理は、利用者
の操作に基づいて効率的に実行されることが望ましい。
【0003】従来のデータ通信においては、通信データ
内のすべての項目に対応するデータが通信処理の対象と
される。データ通信が開始された場合には、中央演算処
理装置(CPU)における処理が占有されてしまう。し
たがって、データ量が多い場合、利用者が操作できない
状態が長時間続く場合がある。データ通信装置では、通
信データ全体のファイルサイズと通信速度とに基づい
て、通信時間を算出し表示する機能が知られている。こ
の場合でも、表示される通信時間だけの待ち時間は生じ
てしまい、利用者には、中断のみが許される動作環境で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来技術
では、電子機器と電子機器との間でデータ通信を行う場
合、対象となるデータの、どの項目が、どれくらいの通
信時間を要するのか分からず、すべての項目が通信の対
象となり、効率的な通信ができないという問題がある。
【0005】また、従来技術では、対象となるデータに
より通信時間が決まり、使用者が待つことができる待ち
時間には関係なく、通信が終了するまで待たされるとい
う問題がある。さらに、従来技術では、すべての通信デ
ータの通信状態をまとめて表示するものであり、どの項
目が終了し、どの項目が残っており、あとどれくらいの
時間が必要なのかが分からないという問題がある。
【0006】また、通信途中まで待っていたが、どうし
ても都合によりこれ以上待てないという状況になった時
に、従来技術では、途中までのデータ通信をすべて無効
にして通信を中断するしかないという問題がある。本発
明は上記問題点に鑑み、利用者の操作に基づいて、効率
的なデータ通信を実現する電子機器及び通信プログラム
を記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電子機器は、通
信する複数の項目を表示する表示手段と、該表示手段に
よって表示された項目の内の通信する項目を選択する選
択手段と、該選択手段によって選択された項目毎の通信
時間の合計である合計通信時間を算出する算出手段と、
を備えるものであって、前記表示手段は前記算出手段に
よって算出された合計通信時間を表示するものである。
【0008】また、本発明の電子機器は、通信する複数
の項目を表示する表示手段と、該表示手段によって表示
された項目毎の通信時間を算出する算出手段と、を備え
るものであって、前記表示手段は前記算出手段によって
算出された項目毎の通信時間を表示するものである。こ
れにより、項目を絞り込む際に、どの項目がどれくらい
の通信時間を要するのか判断できる。
【0009】さらに、本発明の電子機器は、通信終了ま
での待ち時間を入力する時間入力手段と、該時間入力手
段によって入力された待ち時間に応じて、複数の項目の
内の前記待ち時間内に通信できる項目を自動選択する自
動選択手段と、を備えるものである。これにより、使用
者が待つことができる時間以内にデータ通信は終了する
ので、通信終了までの時間待ちのイライラの解消や、通
信終了後のスケジュールを立てることができる。
【0010】また、前記算出手段は、通信終了した残り
の通信時間を算出し、前記表示手段は、通信終了した項
目が通信終了したことを表示し、前記算出手段によって
算出された残りの通信時間を表示することで、通信終了
の過程と、残り通信時間がわかるので、通信終了後の仕
事の段取りなどを、効率よく準備することができる。
【0011】また、本発明の電子機器は、通信する複数
の項目を表示する表示手段と、該表示手段によって表示
された項目の内の通信する項目を選択する選択手段と、
通信中に通信が開始されていない項目に対して選択を解
除する解除手段と、を備えるものである。これにより、
通信途中で中断することにより、途中までのデータ通信
を無効にすることなく、通信途中までのデータ通信を有
効に活用することができる。
【0012】また、本発明は、コンピュータを、通信す
る複数の項目を表示する表示手段と、該表示手段によっ
て表示された項目の内の通信する項目を選択する選択手
段と、該選択手段によって選択された項目毎の通信時間
の合計を算出する算出手段と、を備え、前記表示手段は
前記算出手段によって算出された合計通信時間を表示す
る電子機器として機能させるための通信プログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照しながら本発
明の好適な実施の形態について詳細に説明する。図1
は、本発明の実施の形態による電子機器の構成を示すブ
ロック図である。本実施の形態の電子機器は表示部1
と、入力部3と、データ送信部5と、データ受信部7
と、通信制御部9と、通信時間算出部11と、時間以内
通信項目自動選択部13と、操作画面作成部15と、デ
ータ格納メモリ17、及び、CD−ROMドライバ19
とから構成される。
【0014】表示部1は、項目や通信時間など、本実施
の形態を実施する操作画面を表示する。入力部3は、通
信項目の選択や待ち時間の入力など本実施の形態の操作
を行う。データ送信部5は、通信相手となる電子機器ヘ
データを送信する。データ受信部7は、通信相手となる
電子機器からのデータを受信する。通信制御部9は、本
実施の形態を実現するために夫々の装置を制御する。通
信時間算出部11は、項目別通信時間や、合計通信時
間、残り通信時間などを算出する。時間以内通信項目自
動選択部13は、決められた時間以内に通信終了できる
項目を自動的に選択する。操作画面作成部15は、本実
施の形態を実施する操作画面を作成する。データ格納メ
モリ17は、データ送信部5から送信するデータや、デ
ータ受信部7から受信したデータ、設定データ等を格納
する。CD−ROMドライバ19は、通信プログラムを
記録したCD−ROM100の読み取り装置である。
【0015】図2は、データ格納メモリ17に格納され
る通信データの一例である住所録データを示す図であ
る。項目として、名前21、自宅TEL23、自宅住所
25、会社TEL27、会社住所29があり、31(山
田太郎、111−1111、東京都…、222−222
2、東京都…)、33、35のデータ例に示すような通
信データが格納される。
【0016】図3は、本発明の第1実施の形態の動作を
説明するフローチャートである。初めに、通信制御部9
は、データ格納メモリ17から、図2に例示した複数の
項目を読出して操作画面作成部15に出力する(ステッ
プS1)。操作画面作成部15は、読出された複数の項
目を入力して操作画面を作成する。
【0017】図4は、本実施の形態における操作画面を
示す図である。操作画面は、項目のリストである項目3
7、項目を選択するためのチェックマーク41を表示す
る項目選択39、通信する合計の時間を表示する合計通
信時間43、実行のためのボックスである実行45、及
び、キャンセルのためのボックスであるキャンセル47
を表示する。表示部1は、作成された操作画面を表示す
る(ステップS2)。
【0018】つぎに、利用者による入力部3からの操作
待ちの状態に移行する(ステップS3)。操作画面(図
4参照)に基づいて、マウスによってカーソルをキャン
セル47に移動してクリックすることによりキャンセル
47の操作が入力部3を介して実行された場合(ステッ
プS4,YES)、通信制御部9は、データ通信処理を
中止する。また、実行45の操作が入力部3を介して実
行された場合(ステップS5,YES)、通信制御部9
は、データ送信部5にデータ通信処理を実行させる。
【0019】さらに、項目が選択された場合、例えば、
項目「名前」21に対応するチェックボックス41にカ
ーソルを移動してクリックすると(ステップS6,YE
S)、ステップS7に進む。通信時間算出部11は、い
ま選択された項目に対応する通信時間を算出し(ステッ
プS7:詳細な動作は図19によって後述する)、さら
に選択されたすべての項目に対応する合計通信時間を算
出する(ステップS8:詳細な動作は図19によって後
述する)。
【0020】操作画面作成部15は、上記されたステッ
プS7の動作開始と実質的に同時に、選択した項目のチ
ェックボックス41にチェックマークを付けて、表示部
1が表示する(ステップS9)。このようにチェックマ
ークが表示されることにより、「名前」の項目が選択さ
れたことが分かる。さらに、操作画面作成部15は、ス
テップS8で算出した合計通信時間を表示する画面を作
成して、表示部1が表示する(ステップS10)。
【0021】図5は、ステップS10において表示され
る操作画面を示す図である。この場合、項目「名前」2
1のチェックボックス41のみにチェックマークが付加
されており、選択されている項目は「名前」だけである
ので、「名前」に対応する通信時間「3分」が、合計通
信時間43として表示される。ステップS10の後、ス
テップS3に戻って、操作待ちを継続する。
【0022】ステップS6において次の項目として「自
宅TEL」が選択された場合、上述したステップS7,
S8,S9,及びS10の処理により、図6に示される
操作画面が表示される。図6において、項目「自宅TE
L」に対応するチェックボックス53にチェックマーク
が付され、合計通信時間43は「8分」に更新される。
【0023】図7は、本発明の第2実施の形態の動作を
説明するフローチャートである。初めに、通信制御部9
は、データ格納メモリ17から、図2に例示した複数の
項目を読出して操作画面作成部15に出力する(ステッ
プS21)。通信時間算出部11は、読出された各項目
毎に通信時間を算出して操作画面作成部15に出力する
(ステップS22)。操作画面作成部15は、読出され
た複数の項目及び算出された各項目毎の通信時間を入力
して、操作画面を作成する。
【0024】図8は、本実施の形態における操作画面を
示す図である。操作画面は、図4に示した項目37、項
目選択39、合計通信時間43、実行45及びキャンセ
ル47に加えて、項目37と項目選択39との間に、ス
テップS22で算出された項目毎の通信時間である項目
別通信時間57を表示する。表示部1は、作成された操
作画面を表示する(ステップS23)。
【0025】以上の動作処理が完了された場合、通信制
御部9は、前述した第1実施の形態(図3参照)におけ
るステップS3以降の処理に移行する。ただし、本実施
の形態においては、各項目毎の通信時間が予め算出され
ているので、ステップS7(選択項目に対応する通信時
間の算出)は省略することができる。以上の処理によ
り、項目別の通信時間を確認しながら、通信する項目を
選択し、通信時間の合計を表示することができる。
【0026】図9は、本発明の第3実施の形態に係る動
作を説明するフローチャートである。本実施の形態にお
いては、利用者によって設定された待ち時間の範囲にお
いて選択項目が決定される。初めに、通信制御部9は、
データ格納メモリ17から、図2に例示した複数の項目
を読出して操作画面作成部15に出力する(ステップS
31)。操作画面作成部15は、読出された複数の項目
を入力して操作画面を作成する。
【0027】図10は、本実施の形態における操作画面
を示す図である。操作画面は、図4に示した項目37、
実行45及びキャンセル47に加え、項目選択39に代
えて、自動選択した結果を表示する自動選択73、及
び、合計通信時間43に代えて、待ち時間を入力する待
ち時間75を表示する。表示部1は、作成された操作画
面を表示する(ステップS32)。
【0028】次にステップS33で、入力部3からの操
作待ちとなる。入力部3からキャンセル47の操作が行
われると、ステップS34から中止となる。入力部3か
ら実行45の操作が行われると、ステップS35からス
テップS40へと進み、通信できる項目がある場合は、
通信実行となる。通信できる項目がない場合はステップ
S33へ戻る。
【0029】入力部3から、待ち時間を入力する位置で
ある75に待ち時間が入力されると、図11に示すよう
に入力した待ち時間を表示し、ステップS36からステ
ップS37へ進む。なお、待ち時間の入力は、例えばマ
ウス(入力部3)をクリックすることによりカーソルを
待ち時間入力位置75に移動して、キーボード(入力部
3)を介して待ち時間の数値を入力する。
【0030】これら「キャンセル」、「実行」及び「待
ち時間入力」以外の操作が行われると、ステップS36
からステップS33へ戻る。ステップS37で、通信時
間算出部11は、項目毎の通信時間を算出する。ステッ
プS38で、時間以内通信項目自動選択部13は、入力
された待ち時間以内に通信できる項目を求めて、通信す
る項目として自動的に選択する。ステップS39で、操
作画面作成部15は、図12に示すように、ステップS
38で算出した待ち時間以内に通信できる項目のチェッ
クボックス79、81、83にチェックマークを付け
て、表示部1が表示する。これにより自動選択された項
目が分かる。つぎに、ステップS33へ戻り、通信実行
の操作待ちとなる。
【0031】以上の処理により、使用者が通信終了まで
待つことができる待ち時間を入力し、待ち時間以内に通
信できる項目を自動選択することができる。図13は、
本発明の第4実施の形態の通信実行(図3参照)の動作
を説明するフローチャートである。初めに、ステップS
51において、通信制御部9は、項目選択の有無を判断
し、項目選択が有ると判断した場合にステップS52の
処理に移行し、項目選択が無いと判断した場合には通信
処理を終了する。
【0032】つぎに、ステップS52で、通信制御部9
は、データ格納メモリ17から選択項目に対応する通信
データを読出して、データ送信部5によって通信相手と
なる電子機器へ送信する。通信制御部9は、送信された
通信データに対応する選択項目を操作画面作成部15に
出力する。操作画面作成部15は、その送信された項目
を入力して操作画面を作成する。
【0033】図14は、本実施の形態における操作画面
を示す図である。操作画面は、図8に示した項目37、
項目選択39、合計通信時間43、実行45、キャンセ
ル47及び項目別通信時間57に加えて、項目選択39
の下に項目毎に通信終了を報知する通信終了59、及
び、合計通信時間43の下に送信が完了していないデー
タの通信時間である残り通信時間61を表示する。
【0034】ステップS53で、通信終了した項目であ
る例えば「名前」21のチェックボックス63(図15
参照)にチェックマークを付けて、表示部1は「名前」
21の通信が終了したことを表示する。ステップS54
では、通信時間算出部11は、いま送信した項目「名
前」21の通信時間「3分」を算出する。ステップS5
5では、通信時間算出部11は、残り通信時間61「8
分」から、いま送信した項目の通信時間「3分」を引い
て、残り通信時間「5分」を算出する。ステップS56
で、操作画面作成部15は、図15の65に示すよう
に、残り通信時間61「5分」を表示する画面を作成
し、表示部1が表示する。ステップS57で、次の選択
された項目があるか否かを判断し、次の項目がある場合
はステップS52へ戻り、項目データの送信を繰り返
す。次の項目がない場合は、通信終了となる。
【0035】以上の処理により、項目別の通信時間を確
認しながら、通信する項目を選択し、通信時間の合計
と、項目別に通信終了していく過程と、残りの通信時間
を確認することができる。図16は、本発明の第5実施
の形態の通信実行(図3参照)の動作を説明するフロー
チャートである。初めに、ステップS61において、通
信制御部9は、項目選択の有無を判断し、項目選択が有
ると判断した場合にステップS62の処理に移行し、項
目選択が無いと判断した場合には通信処理を終了する。
【0036】つぎに、ステップS62で、通信制御部9
は、データ格納メモリ17から選択されている項目のデ
ータを読出して、データ送信部5によって通信相手とな
る電子機器へ送信する。ステップS63で、選択された
項目の解除操作があったのか否かを判断する。送信中に
入力部3から選択された項目の解除繰作、例えば図17
において「自宅住所」を解除する場合は、マウスにてチ
ェックボックス67にカーソルを移動しクリックする
と、解除されたこととなり、ステップS63からステッ
プS64へ進む。解除操作がなかった場合はステップS
69へ進む。ステップS64では、解除した項目が既に
送信済みか否かを判断し、既に送信済みの場合は解除操
作は無効でありステップS69へ進む。送信済みでない
場合はステップS65へ進む。ステップS65では、解
除した項目が現在送信中か否かを判断し、現在送信中の
場合は解除操作は無効でありステップS69へ進む。現
在送信中でない場合はステップS66へ進む。ステップ
S66で、操作画面作成部15は、操作画面を作成す
る。
【0037】図17及び図18は、本実施の形態におけ
る操作画面を示す図である。操作画面は、図14及び図
15と同様であるが、項目「名前」、「自宅TEL」及
び「自宅住所」が選択され、これら選択項目に該当する
合計通信時間43「15分」及び残り通信時間61「1
5分」が表示され、項目選択39の自宅住所のチェック
ボックス67にチェックマークが付いている状態から上
記解除操作によって、図18に示すように、解除した項
目のチェックボックス67のチェックマークを消して、
表示部1が表示する。これにより、選択解除したことが
分かる。最初の残り通信時間61は、合計通信時間43
「15」の表示と同じ初期条件「15分」が表示され
る。ステップS67で、通信時間算出部11は、選択解
除後の合計通信時間を算出し、43に示すように表示す
る。ステップS68で、通信時間算出部11は、選択解
除後の残り通信時間を算出し、61に示すように表示す
る。ステップS69で、操作画面作成部15は、通信し
た項目のチェックボックス63にチェックマークを付け
て、表示部1が表示する。これにより、通信終了したこ
とが分かる。ステップS70で、通信時間算出部11
は、通信終了後の残り通信時間を算出し、表示部1が表
示する。ステップS71で、次の選択された項目がある
か否かを判断し、次の項目がある場合はステップS62
へ戻り、項目データの送信を繰り返す。次の項目がない
場合は、通信終了となる。
【0038】以上の処理により、通信が開始されていな
い項目に対して選択を解除することができる。図19
は、通信時間算出部11の動作の詳細を説明するフロー
チャートである。通信時間算出部11は、3つの算出処
理を備えており、項目別通信時間の算出と、合計通信時
間の算出と、残り通信時間の算出を行うことができる。
【0039】まず、ステップS81で項目別通信時間の
算出と判断するとステップS82へ進み、データ格納メ
モリ17に格納されている対象となる項目のバイト数を
算出する。つぎにステップS83で、バイト数から総ビ
ット数を算出する。ここでは例として、1バイトの通信
データに、スタートビット(1ビット)とストップビッ
ト(1ビット)とパリティビット(1ビット)を付加し
て通信したとすると、次の計算式で算出される。 総ビット数=(バイト数)×(8ビット+3ビット)
【0040】つぎにステップS84で、通信速度と総ビ
ット数より通信時間を算出する。ここでは例として、一
般的な通信速度である9600bpsで通信したとする
と、1秒間に9600ビットを通信できる速度であるた
め、次の計算式で算出される。時間単位は秒である。 通信時間=(1/9600)×(総ビット数)
【0041】つぎにステップS85で、先程算出した
「秒単位」の通信時間を、本発明の説明で使用している
時間単位である「分単位」に変換する。この場合、端数
は繰り上げる。つぎにステップS86で、上記処理で算
出した通信時間を、図21に示す項目別通信時間を格納
するメモリL1〜L5(名前通信時間メモリL1、自宅
TEL通信時間メモリL2、自宅住所通信時間メモリL
3、会社TEL通信時間メモリL4、会社住所通信時間
メモリL5)の対象項目位置へ格納する。以上の処理に
より、項目別通信時間を算出することができる。
【0042】つぎに、合計通信時間の算出処理について
説明する。合計通信時間の算出の場合は、ステップS8
1からステップS87(YES)を通り、ステップS8
8へ進む。ステップS88で、図21に示す項目別通信
時間を格納しているメモリL1〜L5から、対象項目の
通信時間を読出す。ステップS89で、合計通信時間を
格納している合計通信時間メモリL6の値と、上記処理
で読出した対象項目の通信時間を加算し、合計通信時間
メモリL6へ格納する。以上の処理により、合計通信時
間を算出することができる。
【0043】つぎに、残り通信時間の算出処理について
説明する。残り通信時間の算出の場合は、ステップS8
1からステップS87(NO)、ステップS90(YE
S)を通り、ステップS91へ進む。ステップS91
で、図21に示す項目別通信時間を格納しているメモリ
L1〜L5より、対象項目の通信時間を読出す。ステッ
プS92で、残り通信時間を格納している残り通信時間
メモリL7の値から、上記処理で読出した対象項目の通
信時間を減算し、残り通信時間メモリL7へ格納する。
以上の処理により、残り通信時間を算出することができ
る。
【0044】図20は、時間以内通信項目自動選択部1
3の動作の詳細を説明するフローチャートである。ま
ず、ステップS101で、入力された待ち時間を、待ち
時間メモリL8に格納する。ステップS102で、図2
1に示す項目別通信時間を格納しているメモリL1〜L
5より、最も短い通信時間を選び出す。ステップS10
3で、待ち時間を格納している待ち時間メモリL8の値
から、上記処理で選び出した最も短い通信時間を減算
し、待ち時間メモリL8へ格納する。
【0045】つぎに、ステップS104で、減算処理し
た結果がマイナスとなるか否かをチェックし、マイナス
となる場合は、待ち時間の方が小さいためであり、通信
できないと判断し、フローを終了する。マイナスとなら
ない場合は、待ち時間の方が大きいか等しいためであ
り、通信できると判断し、ステップS105へ進む。ス
テップS105で、最も短い通信時間の項目を、通信で
きる項目と認識する。ステップS106で、図21に示
す項目別通信時間を格納しているメモリL1〜L5よ
り、残りの項目の中で次に短い通信時間を選び出す。ス
テップS107で、待ち時間を格納している待ち時間メ
モリL8の値から、上記処理で選び出した残りの項目の
中で次に短い通信時間を減算し、待ち時間メモリL8へ
格納する。
【0046】つぎに、ステップS108で、減算処理し
た結果がマイナスとなるか否かをチェックし、マイナス
となる場合は、待ち時間の方が小さいためであり、通信
できないと判断し、フローを終了する。マイナスとなら
ない場合は、待ち時間の方が大きいか等しいためであ
り、通信できると判断し、ステップS109へ進む。ス
テップS109で、残りの項目の中で次に短い通信時間
の項目を、通信できる項目と認識する。ステップS10
6へ戻り、ステップS106、S107、S108、S
109の処理を繰り返すことにより、入力された待ち時
間以内に通信できる項目を求めることができる。なお、
本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
【0047】以上説明した電子機器は、この電子機器を
機能させるためのプログラムでも実現される。このプロ
グラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納
されている。本発明では、この記録媒体として、図1に
示されているデータ格納メモリ17そのものがプログラ
ムメディアであってもよいし、また外部記憶装置として
CD−ROMドライバ19等のプログラム読み取り装置
が設けられ、そこに記録媒体を挿入することで読み取り
可能なCD−ROM100等のプログラムメディアであ
ってもよい。いずれの場合においても、格納されている
プログラムはCPUがアクセスして実行させる構成であ
ってもよいし、あるいはいずれの場合もプログラムを読
出し、読出されたプログラムは、図示されていないプロ
グラム記憶エリアにダウンロードされて、そのプログラ
ムが実行される方式であってもよい。このダウンロード
用のプログラムは予め本体装置に格納されているものと
する。
【0048】ここで、上記プログラムメディアは、本体
と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープや
カセットテープ等のテープ系、フロッピーディスクやハ
ードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/
MD/DVD等の光ディスクのディスク系、ICカード
/光カード等のカード系、あるいはマスクROM、EP
ROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導
体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体で
あってもよい。
【0049】さらに、データ受信部7を介して通信ネッ
トワークからプログラムをダウンロードするように、流
動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。な
お、このように通信ネットワークからプログラムをダウ
ンロードする場合には、そのダウンロード用プログラム
は予め本体装置に格納しておくか、あるいは別な記録媒
体からインストールされるものであってもよい。なお、
記録媒体に格納されている内容としてはプログラムに限
定されず、データであってもよい。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、データ通信ですべての
項目を通信の対象とする必要がなく、項目の絞り込みに
より効率的なデータ通信ができる。また、絞り込んだ項
目の合計通信時間が分かるので、通信終了までの時間待
ちのイライラの解消や、通信終了までに他の仕事を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による電子機器の構成を示
すブロック図である。
【図2】本発明の電子機器において採用される通信デー
タの例を示す図である。
【図3】第1実施の形態の動作を説明するフローチャー
トである。
【図4】第1実施の形態における操作画面を示す図(そ
の1)である。
【図5】第1実施の形態における操作画面を示す図(そ
の2)である。
【図6】第1実施の形態における操作画面を示す図(そ
の3)である。
【図7】第2実施の形態の動作を説明するフローチャー
トである。
【図8】第2実施の形態における操作画面を示す図であ
る。
【図9】第3実施の形態の動作を説明するフローチャー
トである。
【図10】第3実施の形態における操作画面を示す図
(その1)である。
【図11】第3実施の形態における操作画面を示す図
(その2)である。
【図12】第3実施の形態における操作画面を示す図
(その3)である。
【図13】第4実施の形態の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図14】第4実施の形態における操作画面を示す図
(その1)である。
【図15】第4実施の形態における操作画面を示す図
(その2)である。
【図16】第5実施の形態の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図17】第5実施の形態における操作画面を示す図
(その1)である。
【図18】第5実施の形態における操作画面を示す図
(その2)である。
【図19】本発明の通信時間算出部の動作の詳細を説明
するフローチャートである。
【図20】本発明の時間以内通信項目自動選択部の動作
の詳細を説明するフローチャートである。
【図21】本発明のデータ格納メモリの内容例を示す図
である。
【符号の説明】
1 表示部 3 入力部 5 データ送信部 7 データ受信部 9 通信制御部 11 通信時間算出部 13 時間以内通信項目自動選択部 15 操作画面作成部 17 データ格納メモリ 21,23,25,27,29 項目 31、33、35 データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA21 JA32 KA02 KA13 KB11 KC23 KC29 KC59 LB01 LB04 LB07 LB15 5E501 AA02 BA03 BA05 CA02 CB02 CB07 EA05 EA10 EB01 EB02 EB05 EB08 FA23 FA46

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信する複数の項目を表示する表示手段
    と、該表示手段によって表示された項目の内の通信する
    項目を選択する選択手段と、該選択手段によって選択さ
    れた項目毎の通信時間の合計である合計通信時間を算出
    する算出手段と、を備える電子機器であって、前記表示
    手段は前記算出手段によって算出された合計通信時間を
    表示することを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 通信する複数の項目を表示する表示手段
    と、該表示手段によって表示された項目毎の通信時間を
    算出する算出手段と、を備える電子機器であって、前記
    表示手段は前記算出手段によって算出された項目毎の通
    信時間を表示することを特徴とする電子機器。
  3. 【請求項3】 通信終了までの待ち時間を入力する時間
    入力手段と、該時間入力手段によって入力された待ち時
    間に応じて、複数の項目の内の前記待ち時間内に通信で
    きる項目を自動選択する自動選択手段と、を備えること
    を特徴とする電子機器。
  4. 【請求項4】 前記算出手段は、通信終了した残りの通
    信時間を算出し、前記表示手段は、通信終了した項目が
    通信終了したことを表示し、前記算出手段によって算出
    された残りの通信時間を表示することを特徴とする請求
    項2記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 通信する複数の項目を表示する表示手段
    と、該表示手段によって表示された項目の内の通信する
    項目を選択する選択手段と、通信中に通信が開始されて
    いない項目に対して選択を解除する解除手段と、を備え
    ることを特徴とする電子機器。
  6. 【請求項6】 コンピュータを、通信する複数の項目を
    表示する表示手段と、該表示手段によって表示された項
    目の内の通信する項目を選択する選択手段と、該選択手
    段によって選択された項目毎の通信時間の合計を算出す
    る算出手段と、を備え、前記表示手段は前記算出手段に
    よって算出された合計通信時間を表示する電子機器とし
    て機能させるための通信プログラムを記録したことを特
    徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP15673599A 1999-06-03 1999-06-03 電子機器及び通信プログラムを記録した記録媒体 Pending JP2000347961A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7313516B2 (en) 2002-07-24 2007-12-25 Casio Computer Co., Ltd. Electronic dictionary client connectable to an electronic dictionary server to search a dictionary on the electronic dictionary server

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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