JP2000347277A - カメラ及び撮影方法 - Google Patents

カメラ及び撮影方法

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JP2000347277A
JP2000347277A JP11157159A JP15715999A JP2000347277A JP 2000347277 A JP2000347277 A JP 2000347277A JP 11157159 A JP11157159 A JP 11157159A JP 15715999 A JP15715999 A JP 15715999A JP 2000347277 A JP2000347277 A JP 2000347277A
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JP11157159A
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Inventor
Shuji Ono
修司 小野
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被写体が所定の撮影条件を満たしたときに自
動撮影するカメラを提供する。 【解決手段】 本発明のカメラは、撮影開始信号を出力
するレリーズスイッチ52と、被写体を撮像する入力部
20と、入力部20から受け取るアナログ信号をデジタ
ル信号に変換するA/D変換部30と、入力部20から
出力された画像を格納するメモリ40と、メモリ40に
格納された画像が所定の撮影条件を満たすかどうか判断
する制御ユニット50と、撮影者に通知信号を出力する
通知部54と、制御ユニット50が出力した画像を記録
する記録部90と、記録部90に記録された画像を出力
する出力部92とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラに関し、特
に被写体の変化が所定の撮影条件を満たしたときに自動
撮影するカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人物を被写体として撮影する場
合、撮影した写真を被写体である人物が満足する写真に
するために写真を修正する技術が知られている。しか
し、写真の修正は高度な技術を要し、しかも、例えば人
が瞬きしている瞬間の写真を瞬きしていない写真に修正
することや、笑っていない人の写真を笑っているように
修正することは難しい。
【0003】一方、従来、撮影タイミングをカメラが自
動で判断して撮影する技術が知られている(特開平5−
40303、特開平4−156526、特開平5−10
0148)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来は、撮影タ
イミングを判断するときの判断対象は撮影者の瞬きや視
線位置であった。したがって、最適な撮影のタイミング
を判断するのはあくまで撮影者であり、必ずしも被写体
となる人の希望にかなう撮影タイミングであるとは限ら
なかった。さらに、被写体が複数の人物である場合、そ
れら人物のうちの一人だけを見栄えよく撮影するのは高
度な撮影技術を要し、容易でなかった。
【0005】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできるカメラを提供することを目的とする。この目
的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み
合わせにより達成される。また従属項は本発明のさらな
る有利な具体例を規定する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の形態においては、被写体を結像した
画像を撮像する画像入力部と、複数の前記画像における
前記被写体の変化に関する所定の撮影条件を記憶する条
件記憶部と、前記画像に含まれる情報に基づいて複数の
前記画像における前記被写体の変化を検出する変化検出
部と、前記被写体の変化が前記撮影条件を満たしたとき
に撮影タイミング信号を出力する判定部とを備える。
【0007】複数の前記画像の各々から第一の条件に基
づいて主要被写体を抽出する抽出部をさらに備え、前記
撮影条件は、複数の前記画像における前記主要被写体の
変化に関する所定の撮影条件を含み、前記変化検出部
は、前記画像に含まれる情報に基づいて複数の前記画像
における前記主要被写体の変化を検出する手段を有し、
前記判定部は、前記主要被写体の変化が前記撮影条件を
満たしたときに前記撮影タイミング信号を出力する手段
を有してもよい。前記第一の条件は、前記被写体の各部
までの距離を示す奥行き分布情報に基づく所定の抽出条
件を含んでもよい。前記抽出部は、一つの前記画像から
複数体の前記主要被写体を抽出する手段をさらに有し、
前記変化検出部は、前記画像に含まれる情報に基づいて
複数の前記画像における複数体の前記主要被写体の変化
を検出する手段をさらに有し、前記判定部は、複数体の
前記主要被写体の変化が前記撮影条件を満たしたときに
前記撮影タイミング信号を出力する手段をさらに有して
もよい。
【0008】前記抽出部は、前記主要被写体の注目部位
を前記第一の条件と異なる第二の条件に基づいて複数の
前記画像の各々の前記主要被写体から検出する手段をさ
らに有し、前記撮影条件は、複数の前記画像における前
記注目部位の変化に関する所定の撮影条件を含み、前記
変化検出部は、前記画像に含まれる情報に基づいて複数
の前記画像における前記注目部位の変化を検出する手段
をさらに有し、前記判定部は、前記注目部位の変化が前
記撮影条件を満たしたときに前記撮影タイミング信号を
出力する手段をさらに有してもよい。前記撮影条件は、
前記注目部位の変化の前記検出を開始する所定の開始条
件をさらに含み、前記注目部位が前記開始条件を満たし
たときに開始信号を出力する開始判断部と、前記変化検
出部は、前記開始信号に基づいて前記注目部位の変化の
検出を開始する手段をさらに有してもよい。
【0009】前記抽出部は、複数体の前記主要被写体の
各々の注目部位を前記第一の条件と異なる第二の条件に
基づいて検出する手段をさらに有し、前記撮影条件は、
複数の前記画像における複数体の前記主要被写体の前記
注目部位の変化に関する所定の撮影条件を含み、前記変
化検出部は、前記画像に含まれる情報に基づいて複数の
前記画像における複数体の前記主要被写体ごとに前記注
目部位の変化を検出する手段をさらに有し、前記判定部
は、複数体の前記主要被写体の前記注目部位の変化が前
記撮影条件を満たしたときに前記撮影タイミング信号を
出力する手段とをさらに有してもよい。
【0010】前記判定部は、複数体の前記主要被写体の
前記注目部位のうち、その変化が前記撮影条件を満たし
た前記注目部位を選択し、選択された前記注目部位を含
む前記主要被写体に関する被写体情報を出力する手段を
さらに有し、前記被写体情報に基づいて所定の画像入力
条件を決定する入力条件決定部と、前記入力部に対し、
前記画像入力条件に基づいて前記被写体を結像させる結
像制御部とをさらに備えてもよい。前記判定部は、複数
体の前記主要被写体の前記注目部位のうち、その変化が
前記撮影条件を満たした前記注目部位を選択し、選択さ
れた前記注目部位を含む前記主要被写体に関する被写体
情報を出力する手段をさらに有し、前記被写体情報に基
づいて前記画像に対し画像処理をする画像処理部をさら
に備えてもよい。
【0011】前記入力部に対し、前記撮影タイミング信
号に基づいて前記画像を撮像させる撮像制御部をさらに
備えてもよい。前記撮影タイミング信号に基づいて前記
画像を交換可能な不揮発性の記録媒体に記録する記録部
をさらに備えてもよい。前記被写体が前記撮影条件を満
たしたかどうかを撮影者に知らせる通知信号を出力する
通知部をさらに備えてもよい。前記条件記憶部は、複数
の前記撮影条件を記憶し、さらに、複数の前記撮影条件
の中から所望の条件を少なくとも一つ選択して予め設定
する手段を有してもよい。
【0012】本発明の第2の実施形態においては、被写
体を結像した画像に含まれる情報に基づいて複数の前記
画像における前記被写体の変化を検出する変化検出段階
と、前記被写体の変化が所定の撮影条件を満たしたとき
に撮影タイミング信号を出力する判定段階とを備える。
【0013】複数の前記画像の各々から第一の条件に基
づいて主要被写体を抽出する抽出段階をさらに備え、前
記撮影条件は、複数の前記画像における前記主要被写体
の変化に関する所定の撮影条件を含み、前記変化検出段
階は、前記画像に含まれる情報に基づいて複数の前記画
像における前記主要被写体の変化を検出する段階を有
し、前記判定段階は、前記主要被写体の変化が前記撮影
条件を満たしたときに前記撮影タイミング信号を出力す
る段階を有してもよい。前記抽出段階は、前記主要被写
体の注目部位を前記第一の条件と異なる第二の条件に基
づいて複数の前記画像の各々の前記主要被写体から検出
する段階を有し、前記撮影条件は、複数の前記画像にお
ける前記注目部位の変化に関する所定の撮影条件を含
み、前記変化検出段階は、前記画像に含まれる情報に基
づいて複数の前記画像における前記注目部位の変化を検
出する段階をさらに有し、前記判定段階は、前記注目部
位の変化が前記撮影条件を満たしたときに前記撮影タイ
ミング信号を出力する段階をさらに有してもよい。
【0014】前記撮影条件は、前記注目部位の変化の前
記検出を開始する所定の開始条件をさらに含み、前記注
目部位が前記開始条件を満たしたときに開始信号を出力
する開始判断段階と、前記変化検出段階は、前記開始信
号に基づいて前記注目部位の変化の検出を開始する段階
をさらに有してもよい。前記撮影タイミング信号に基づ
いて前記画像を撮像させる段階をさらに備えてもよい。
【0015】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションもまた発明となりうる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲
に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中
で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決
手段に必須であるとは限らない。
【0017】図1は、本発明の第1実施形態におけるデ
ジタルカメラの構成図である。本実施形態のカメラは、
被写体の画像を予備撮影し、予備撮影した画像(副画
像)が所定の撮像条件を満たしたときに所定の画像入力
条件に基づいて本撮影をする。そして、本撮影した画像
(主画像)は所定の画像処理条件に基づいて画像処理さ
れる。なお、自動的に撮影タイミングを判断させずに、
撮影者の所望のタイミングで通常の撮影をすることもで
き、自動撮影モードと通常撮影モードとをユーザが所定
の方法で切り換えることができる。
【0018】本実施形態のカメラは、入力部20とA/
D変換部30とメモリ40と制御ユニット50とレリー
ズスイッチ52と通知部54と記録部90と出力部92
とを備える。本実施形態のカメラには、例えばデジタル
スチールカメラや静止画を撮影可能なデジタルビデオカ
メラ等が含まれる。
【0019】入力部20は、視差画像入力手段22と画
像入力手段24とを有する。視差画像入力手段22は、
被写体を異なる視点から撮像する視差画像を入力する。
視差画像入力手段22は、視差用レンズ32と視差用シ
ャッター34と視差用CCD(Charge coupled device:
電荷結合素子)36とを含む。視差用レンズ32は、被
写体を結像する。視差用シャッター34は、視点となる
開閉自在な複数の開閉部を含み、いずれかの開閉部が開
く。視差用CCD36は、視差用レンズ32により結像
された被写体の画像を受光して電気信号に変換する。
【0020】視差用シャッター34に含まれる複数の開
閉部のうちいずれかの開閉部を開けることにより、視差
用レンズ32と開いているいずれかの開閉部とを介し
て、被写体の像が視差用CCD36に結ばれる。次い
で、他の開閉部を開けることにより、視差用レンズ32
と開いている開閉部とを介して、被写体の像が視差用C
CD36に結ばれる。このようにして撮像された画像は
異なる視点から被写体を撮像した視差画像となる。
【0021】画像入力手段24は、被写体を一つの視点
から撮像する画像を入力する。画像入力手段24は、レ
ンズ25と絞り26とシャッター27とカラーフィルタ
28とCCD29とを含む。レンズ25は被写体を結像
し、絞り26は絞り量を調整し、シャッター27は露光
時間を調整する。カラーフィルタ28はレンズ25を通
して受光される光のRGB成分を分解する。CCD29
はレンズ25によって結像された被写体の画像を受光し
て電気信号に変換する。
【0022】A/D変換部30は、視差画像入力手段2
2と画像入力手段24とから受け取ったアナログ信号を
デジタル信号に変換し、メモリ40に出力する。メモリ
40は入力されたデジタル信号を格納する。即ち、メモ
リ40は、視差画像入力手段22が撮像した被写体の視
差画像、及び、画像入力手段24が撮像した画像を記憶
する。
【0023】制御ユニット50は、被写体の変化が所定
の撮影条件を満たしたときに撮影タイミング信号を発生
させ、撮影タイミング信号に基づいて撮影動作を制御す
る。また、制御ユニット50は、撮影した被写体の画像
を画像処理して出力する。制御ユニット50は、レンズ
25のフォーカス、絞り26の絞り量、シャッター27
の露光時間、CCD29の信号出力、視差用シャッター
34の開閉及び視差用CCD36の信号出力のうち少な
くとも一つを制御する。
【0024】レリーズスイッチ52は、制御ユニット5
0に撮影動作の制御を開始させる信号を出力する。即
ち、撮影者がレリーズスイッチ52をオンにすると、制
御ユニット50が入力部20を制御して被写体を撮影す
る。通知部54は、制御ユニット50から受け取る信号
に基づいて、被写体が所定の撮影条件を満たしたかどう
かを撮影者に知らせる通知信号を出力する。通知部54
としては、例えばアラーム音発生器やランプ等が考えら
れる。
【0025】記録部90は、制御ユニット50から受け
取った画像を記録媒体に記録する。記録部90が画像を
記録する記録媒体は、例えばフロッピーディスク等の磁
気記録媒体やフラッシュメモリ等の交換可能な不揮発性
メモリであってもよい。出力部92は、記録部90に記
録された画像を外部に出力する。出力方法としては、プ
リンタによるプリント出力やモニタによる画像出力等が
ある。例えば、カメラが液晶小型モニタを内蔵する場
合、ユーザは制御ユニット50により画像処理された処
理結果の画像を直ちに確認することができる。
【0026】図2は、本実施形態の制御ユニット50を
詳細に示すブロック図である。本実施形態の制御ユニッ
ト50は、撮像制御部56と結像制御部58と抽出部6
0と条件記憶部70と撮影条件判断部80と入力条件決
定部82と画像処理部84とを備える。
【0027】抽出部60は、視差画像入力手段22によ
り撮像された視差画像、及び、画像入力手段24により
撮像された副画像をメモリ40から受け取る。抽出部6
0は、視差画像及び副画像に含められた情報に基づい
て、副画像から主要被写体を抽出する。ここでいう主要
被写体とは、撮影する被写体のうち、撮影者が意識的に
撮影する独立した対象物である。例えば、部屋の中の人
物を撮影するときの当該人物、水槽の中を泳ぐ魚を撮影
するときの当該魚、木の枝に止まった鳥を撮影するとき
の当該鳥等が主要被写体である。本実施形態では、特に
人物を被写体にして撮影する場合に抽出部60がその人
物の顔部分を主要被写体として抽出する。抽出部60
は、主要被写体に関する情報を入力条件決定部82と画
像処理部84とに出力する。
【0028】抽出部60は顔部分の情報に基づいて注目
部位を検出する。ここでいう注目部位とは、撮影する主
要被写体に含まれる部位のうち、主要被写体が所定の撮
影条件を満たすかどうかを判断するときに特に注目する
部分であり、判断の条件が割り振られた部位である。例
えば、人物を撮影するときの当該人物の目、鳥を撮影す
るときの当該鳥の羽根等が注目部位である。本実施形態
では、特に人物を被写体にして撮影する場合に抽出部6
0がその人物の目や口の形や色を検出する。
【0029】条件記憶部70は、被写体を撮像した副画
像に含まれる主要被写体に関する所定の撮影条件を記憶
する。本実施形態においては、副画像中の主要被写体が
所定の動作をすること、即ち複数の副画像において主要
被写体が所定の変化を見せることを撮影条件とする。条
件記憶部70は、複数の撮影条件を記憶してもよい。複
数の撮影条件の中から所望の条件を少なくとも一つユー
ザに選択させて、条件記憶部70に設定させてもよい。
【0030】撮影条件判断部80は撮影タイミング信号
を出力する。即ち、抽出部60により抽出された注目部
位の変化が条件記憶部70に記憶された所定の撮影条件
を満たしたときに、撮影条件判断部80が撮影タイミン
グ信号を出力する。複数の人物を被写体とする場合、撮
影条件判断部80は、複数の人物の注目部位のうち、そ
の変化が撮影条件を満たした注目部位を選択し、選択さ
れた注目部位を含む人物(主要人物)に関する被写体情
報を入力条件決定部82と画像処理部84とに出力す
る。
【0031】入力条件決定部82は、抽出部60から受
け取る主要被写体に関する情報と撮影条件判断部80か
ら受け取る被写体情報とに基づいて、画像入力条件を決
定する。入力条件決定部82は、画像入力条件を結像制
御部58へ出力する。画像入力条件としては、例えば、
複数の人物を被写体として撮影する場合に、複数の人物
のうち、主要人物にフォーカスを合わせる等の条件が考
えられる。このように、入力条件決定部82がフォーカ
ス等の画像入力条件を決定し、決定された画像入力条件
に基づいて入力部20が主画像を入力するので、所望の
被写体を見栄えよく撮影することができる。
【0032】結像制御部58は、入力部20に画像入力
条件に基づいて被写体を結像させる。即ち、結像制御部
58は、レンズ25のフォーカス、絞り26の絞り量、
シャッター27の露光時間、及び、視差用シャッター3
4の開閉のうち少なくとも一つを画像入力条件に基づい
て制御する。
【0033】撮像制御部56は、入力部20に画像を撮
像させる。即ち、撮像制御部56は、CCD29の信号
出力、視差用CCD36の信号出力のうち少なくともい
ずれかを制御する。また、撮像制御部56は、撮影タイ
ミング信号に基づいて入力部20に主画像を撮像させ、
画像処理部84に主画像の画像処理をさせる。
【0034】画像処理部84は、画像入力手段24によ
り撮像された主画像をメモリ40から受け取る。そし
て、画像処理部84は、抽出部60から受け取る主要被
写体に関する情報と撮影条件判断部80から受け取る被
写体情報とに基づいて主画像を画像処理する。
【0035】画像処理方法としては、以下の方法が考え
られる。例えば、画像処理部84は、複数の人物を被写
体として撮影する場合に、複数の人物のうち、主要人物
とそれ以外の人物とをそれぞれ最適な階調に処理して合
成してもよい。また、主要人物の画質を劣化させずに主
画像全体の画像データサイズを圧縮したい場合に、画像
処理部84は、主要人物とそれ以外の人物とで異なる減
色(色圧縮)をして合成してもよい。さらに、画像処理
部84は、主要人物の画像を拡大して強調した画像を主
要人物以外の部分と合成させたり、主要人物の画像を任
意の背景画像と合成してもよい。このように、撮影条件
判断部80が所望の被写体を選択するので、所望の被写
体とそれ以外の被写体とで別々に画像処理することがで
きる。
【0036】図3は、抽出部60の機能ブロック図であ
る。カメラで撮影される被写体の大半は人物であると言
われている。そこで、被写体である人物が所定の動作を
したかどうかを撮影タイミングの判断基準とすることが
考えられる。本実施形態においては、人物を被写体にし
た場合に人物の注目部位が所定の変化を見せたときに撮
影する。所定の変化としては、例えば、「約2秒以上目
を閉じた後に目を開いた」、「視線が所定の軌跡を描い
た」等が考えられる。
【0037】抽出部60は、奥行き情報抽出手段62と
画像情報抽出手段64と主要被写体抽出手段66と注目
部位検出手段68とを含む。
【0038】奥行き情報抽出手段62は、メモリ40か
ら受け取る視差画像に基づいて、被写体の各部までの距
離を示す奥行き分布情報を抽出する。即ち、奥行き情報
抽出手段62は、視差画像に基づいて、所定の被写体に
ついて対応点決定処理を行うことにより視差量を求め、
求めた視差量に基づいて奥行き分布情報を抽出する。対
応点決定処理は、従来から知られている技術であるので
説明を省略する。また、視差量に基づいて奥行き分布情
報を抽出する処理は、従来から知られている三角測量の
原理に基づいて行うことができるのでここでは説明を省
略する。
【0039】画像情報抽出手段64は、メモリ40から
受け取る副画像に基づいて、画像の画像情報、例えば輝
度分布情報、色分布情報、テクスチュア分布情報、動き
の分布情報等を抽出する。
【0040】主要被写体抽出手段66は、奥行き分布情
報と画像情報とに基づいて副画像から顔部分を主要被写
体として抽出する。ここで、主要被写体の抽出条件は、
奥行き分布情報と画像情報との単純な多数決や平均のみ
でなく、他の計算方法で抽出してもよい。例えば、奥行
き分布情報に基づいて画像に含まれる複数の被写体を抽
出した上で、以下の判断要素に基づいて複数の被写体か
ら主要被写体を選択する。
【0041】主要被写体を選択するための判断要素とし
ては、例えば被写体が、カメラの近くに位置するか、画
像の中央近くに位置するか、画像に写った被写体の高さ
が画像縦幅に対し所定の範囲の比率であるか等がある。
この場合、各被写体からカメラまでの距離を奥行き分布
情報に基づいて数値化し、さらに各被写体の画像中央か
らの距離、各被写体の高さの画像縦幅に対する比率を画
像情報に基づいて数値化する。数値化した各判断要素に
異なる重み付けをした数値の和を算出し、算出した和を
各被写体の加重平均値とする。そして、算出した加重平
均値のうち最大の加重平均値を有する被写体を主要被写
体とする。
【0042】各判断要素の中で特に重視する判断要素が
ある場合、その判断要素の数値に対する重み付けを大き
くしてもよい。人物を被写体とする本実施形態において
は、主要被写体抽出手段66が被写体となる人物の顔部
分を主要被写体として抽出する。顔部分を抽出する場
合、肌色の部分があるか等をさらに判断要素としてもよ
い。この場合、肌色量を画像情報に基づいて数値化し、
かかる肌色量の重み付けを特に大きくしてもよい。画像
の中に複数の人物が含まれる場合、複数の人物全員の顔
部分を抽出する。主要被写体抽出手段66は、主要被写
体に関する情報を入力条件決定部82と画像処理部84
とに出力する。
【0043】主要被写体抽出手段66は、奥行き分布情
報と画像情報とに基づいて主要被写体を抽出する。これ
により、例えば、複数の人物の顔画像が前後に一部重な
っていても、画像情報だけに基づいて抽出する場合と異
なり、奥行き分布情報に基づいて高い精度で前の人の顔
と後ろの人の顔を抽出することができる。
【0044】注目部位検出手段68は、主要被写体抽出
手段66により抽出された顔部分から、副画像に含まれ
る画像情報に基づいて注目部位を検出する。本実施形態
においては、主要被写体抽出手段66における抽出条件
とは異なる条件で、顔部分から目や口を検出する。以
下、注目部位検出手段68における目や口を検出する条
件を説明する。
【0045】人間の目は、その色、形、顔に対する相対
位置に個人差が少ない。従って、予め目の色、形、相対
位置等をパターン化しておき、その目のパターンに近似
する形状を顔部分から認識する。人間の口の色、形、顔
に対する相対位置も個人差が少なく、目と同様に予めパ
ターン化しておくことにより口の形状を顔部分から認識
する。抽出部60は、まず顔部分を抽出し、抽出した顔
部分から目や口等の顔の一部品を検出するので、背景等
の画像から誤って目や口に近似した模様を検出してしま
うのを防ぐことができる。
【0046】画像に複数の人物が含まれる場合、注目部
位検出手段68は、各人物ごとの注目部位を各顔部分か
ら検出する。そして、注目部位検出手段68は、注目部
位に関する情報を撮影条件判断部80に出力する。
【0047】図4は、撮影条件判断部80の機能ブロッ
ク図である。撮影条件判断部80は、開始判断手段85
と変化検出手段86と判定手段88とを有する。撮影条
件には、主要被写体の注目部位の変化に関する所定の撮
影条件と、注目部位の変化の検出を開始する所定の開始
条件とが含まれる。
【0048】開始判断手段85は、抽出部60が検出し
た注目部位が所定の開始条件を満たしたときに開始信号
を出力する。変化検出手段86は、開始判断手段85か
ら開始信号を受け取ると、注目部位の変化の検出を開始
する。判定手段88は、変化検出手段86により検出さ
れた注目部位の変化が撮影条件を満たしたときに撮影タ
イミング信号を出力する。
【0049】撮影条件としては、例えば、「約2秒以上
目を閉じた後に目を開いた」、「視線が所定の軌跡を描
いた」等が考えられる。これらの撮影条件のように、被
写体となる人物が通常のカメラ撮影ではカメラの前で到
底行わないような動作や変化を撮影条件とするのが望ま
しい。これは、撮影条件に含まれる動作を被写体である
人物が偶然行ってしまわないようにして誤撮影を防ぐた
めである。
【0050】注目部位が撮影条件を満たすかどうかの判
断手法は、撮影条件により異なる。以下、撮影条件ごと
の判断手法について説明する。「瞬き」、「視線」に関
する撮影条件の場合、目の色、形、大きさ等を判断材料
とする。判断材料が撮影条件を満たすかどうかは、撮影
条件ごとの経験則に基づいた所定のアルゴリズムにより
判断する。
【0051】目が「約2秒以上目を閉じた後に目を開い
た」ことを撮影条件とする場合、以下のように判断す
る。人は瞬きをすると眼球が瞼で隠される。また、瞬き
動作の途中で目が半分だけ閉じた状態であっても、眼球
表面のうち特に白目の部分が外部から見えにくくなる。
そこで、注目部位検出手段68が検出した目の白色部分
の面積を画像情報に基づいて算出し、その面積の大小に
よって目が開いているか閉じているかを判断することと
する。
【0052】本条件は「約2秒間目を閉じること」が条
件の一つとなっているので、「目が閉じられているこ
と」を変化の検出を開始する条件とする。開始判断手段
85が閉じられている目を検出すると開始信号を出力
し、開始信号を受け取った変化検出手段86が目の変化
を検出し始める。変化検出手段86は、連続的に入力さ
れる複数の副画像に基づいて、検出開始から何秒間目を
閉じたままであるかを検出する。目を閉じたままの時間
が約2秒以上であった場合、判定手段88が撮影タイミ
ング信号を出力する。なお、目が完全に開かれた状態で
撮影するためには、目が開かれた瞬間ではなく目が開か
れてから約1秒後に撮影タイミング信号を出力するのが
望ましい。
【0053】「視線が所定の軌道を描いた」ことを撮影
条件とする場合、以下のように判断する。まず、目の虹
彩(黒目)の法線ベクトルを検出して視線の軌道を検出
する方法が考えられる。注目部位検出手段68が検出し
た目の中に少なくとも円周付近が茶褐色等である略円形
又は略楕円形の部分を虹彩として認識した後、虹彩の中
心点を画像情報に基づいて検出する。そして、奥行き分
布情報に基づいて虹彩の中心点の法線ベクトルを求め
る。
【0054】本条件における視線の所望の軌道を、例え
ば「被写体から見て左上、右下、カメラ方向の順に移
動」と定める場合、視線が「被写体から見て左上に向い
ていること」を変化の検出を開始する条件とする。開始
判断手段85は、被写体から見て左上を向いている視線
を検出したときに開始信号を出力する。変化検出手段8
6は、開始信号を受け取ると視線の変化を検出し始め
る。変化検出手段86は、連続的に入力される複数の副
画像に基づいて、視線が左上からどのような軌跡を描く
かを検出する。描かれた軌跡が「左上、右下、カメラ方
向」という軌跡だった場合、判定手段88が撮影タイミ
ング信号を出力する。
【0055】このように、本実施形態においては、制御
ユニット50が副画像及び副画像に関する情報に基づい
て顔部分を抽出し、抽出した顔部分から注目部位を検出
する。さらに制御ユニット50は、注目部位の変化を検
出し、検出された注目部位の変化が撮影条件を満たした
ときに撮影することとしたので、被写体である人物が希
望するタイミングで自動的に撮影することができる。
【0056】複数の人物を被写体とする場合、変化検出
手段86は、副画像に含まれる情報に基づいて複数の副
画像における複数体の主要被写体ごとに注目部位の変化
を検出する。判定手段88は、複数体の主要被写体の注
目部位の変化が撮影条件を満たしたときに撮影タイミン
グ信号を出力する。また、判定手段88は、複数体の主
要被写体の注目部位のうち、その変化が撮影条件を満た
した注目部位を選択し、選択された注目部位を含む主要
被写体に関する被写体情報を入力条件決定部82と画像
処理部84とに出力する。
【0057】図5は、本実施形態における撮影方法を示
すフローチャートである。まず、レリーズスイッチ52
を操作することにより撮影動作が開始される(S10
0)。撮影動作が開始されると、視差画像入力手段22
により視差画像が入力され(S102)、また、画像入
力手段24により副画像が連続的に入力される(S10
4)。次に、主要被写体抽出手段66が、被写体である
人物の顔部分を主要被写体として抽出する(S10
6)。次に、注目部位検出手段68が、顔部分に関する
情報に基づいて注目部位を検出する(S108)。次
に、撮影条件判断部80は、注目部位の変化が撮影条件
を満たしたしたときに撮影タイミング信号を出力する
(S110)。撮影タイミング信号を受け取った撮像制
御部56は、入力部20に本撮影させる(S112)。
【0058】次に、画像処理部84が、本撮影により得
られた主画像に対し、合成等の画像処理を施す(S11
4)。画像処理がなされた処理結果画像は、記録部90
により記録媒体に記録される(S116)。出力部92
が処理結果画像を出力し(S118)、撮影動作が終了
する(S120)。
【0059】図6は、図5における顔部分の抽出段階
(S106)の詳細な動作を示すフローチャートであ
る。まず、奥行き情報抽出手段62が、視差画像に基づ
いて奥行き分布情報を抽出し(S130)、また、画像
情報抽出手段64が、副画像に基づいて画像情報を抽出
する(S132)。次に、主要被写体抽出手段66が、
奥行き分布情報と画像情報とに基づいて顔部分を抽出す
る。複数の人物を被写体とする場合には、複数の人物全
員の顔部分が抽出されるまで、主要被写体抽出手段66
が顔部分の抽出(S134)を繰り返す(S136)。
【0060】図7は、図5における注目部位の検出段階
(S108)の詳細な動作を示すフローチャートであ
る。まず、顔部分に関する情報に基づいて注目部位検出
手段68が注目部位を検出する(S150)。複数の人
物を被写体とする場合には、注目部位検出手段68は複
数の人物全員の顔部分から注目部位を検出する(S15
2、S150)。
【0061】図8は、図5における撮影タイミング信号
発生段階(S110)の詳細な動作を示すフローチャー
トである。まず、開始判断手段85は注目部位が開始条
件を満たすかどうか判断する(S160)。撮影条件判
断部80の動作開始から少なくとも所定の時間を経過す
るまで、注目部位が開始条件を満たすかどうかの判断を
繰り返す(S160、S162)。注目部位が開始条件
を満たす場合、変化検出手段86が注目部位の変化の検
出を開始する(S161)。撮影条件判断部80の動作
開始から所定の時間を経過しても、注目部位が開始条件
を満たさない場合、撮像制御部56が入力部20による
画像の撮像を停止させる(S162、S163)。
【0062】次に、判定手段88は、注目部位の変化が
撮影条件を満たすかどうか判断する(S164)。注目
部位の変化が撮影条件を満たす場合、判定手段88が撮
影タイミング信号を出力する(S165)。注目部位の
変化が撮影条件を満たさない場合、撮影条件判断部80
の動作開始から所定の時間を経過していなければ、再び
注目部位が開始条件を満たすかどうか判断する(S16
6、S160)。撮影条件判断部80の動作開始から所
定の時間を経過していれば、撮像制御部56が入力部2
0による画像の撮像を停止させる(S166、S16
7)。
【0063】図9は、図5における本撮影段階(S11
2)の詳細な動作を示すフローチャートである。撮影タ
イミング信号発生段階(S110)において出力された
撮影タイミング信号に基づいて、撮像制御部56は入力
部20に主画像を撮像させて自動撮影する(S17
0)。そして、入力部20により主画像が入力される
(S172)。
【0064】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。本実施形態は、通知部54が撮影タイミング信号
に基づいてアラーム音やランプの点灯等の通知信号を出
力する点で第1実施形態と異なる。通知信号を感知した
撮影者は、手動でレリーズスイッチ52をオンにする。
本実施形態におけるデジタルカメラの構成は第1実施形
態と同様なので構成の説明を省略する。
【0065】本実施形態における撮影方法は、第1実施
形態における撮影方法とほぼ同様であり、詳細な動作を
除いては図5に示すフローチャートの通りである。図1
0は、図5における本撮影段階(S112)の詳細な動
作を示すフローチャートである。撮影タイミング信号発
生段階(S110)において出力された撮影タイミング
信号に基づいて、通知部54がアラーム音やランプの点
灯等の通知信号を出力する(S190)。通知信号を感
知した撮影者が手動でレリーズスイッチ52をオンにし
て撮影すると(S192)、主画像が入力される(S1
94)。
【0066】本実施形態によれば、通知部54が撮影タ
イミング信号に基づいてアラーム音やランプの点灯等の
通知信号を出力するので、撮影者は最適な撮影タイミン
グを判断せずに撮影することができる。また、被写体と
なる人物も撮影タイミングを音や光で確認することがで
きる。
【0067】次に、本発明の第3実施形態について説明
する。本実施形態は、通知部54が撮影開始から所定の
時間内に撮影タイミング信号を受け取らなかったときに
アラーム音やランプの点灯等の通知信号を出力する点で
第1及び第2実施形態と異なる。本実施形態におけるデ
ジタルカメラの構成は第1及び第2実施形態と同様なの
で構成の説明を省略する。
【0068】図11は、図5における本実施形態の撮影
タイミング信号発生段階(S110)の詳細な動作を示
すフローチャートである。まず、開始判断手段85は注
目部位が開始条件を満たすかどうか判断する(S20
0)。撮影条件判断部80の動作開始から少なくとも所
定の時間を経過するまで、注目部位が開始条件を満たす
かどうかの判断を繰り返す(S200、S204)。注
目部位が開始条件を満たす場合、変化検出手段86が注
目部位の変化の検出を開始する(S202)。撮影条件
判断部80の動作開始から所定の時間を経過しても、注
目部位が開始条件を満たさない場合、通知部54がアラ
ーム音やランプの点灯等の通知信号を出力する(S20
4、S206)。そして、撮像制御部56が入力部20
による画像の撮像を停止させる(S208)。
【0069】次に、判定手段88は、注目部位の変化が
撮影条件を満たすかどうか判断する(S210)。注目
部位の変化が撮影条件を満たす場合、判定手段88が撮
影タイミング信号を出力する(S212)。注目部位の
変化が撮影条件を満たさない場合、撮影条件判断部80
の動作開始から所定の時間を経過していなければ、再び
注目部位が開始条件を満たすかどうか判断する(S21
4、S200)。撮影条件判断部80の動作開始から所
定の時間を経過していれば、通知部54がアラーム音や
ランプの点灯等の通知信号を出力する(S214、S2
16)。そして、撮像制御部56が入力部20による画
像の撮像を停止させる(S218)。
【0070】本実施形態においては、通知部54が撮影
開始から所定の時間内に撮影タイミング信号を受け取ら
なかったときにアラーム音やランプの点灯等の通知信号
を出力するので、被写体が撮影条件を満たさなかったこ
とを撮影者及び被写体の双方が音や光で確認することが
できる。
【0071】次に、本発明の第4実施形態について説明
する。図12は、本実施形態における銀塩カメラの構成
図である。本実施形態のカメラは、被写体の画像を予備
撮影し、予備撮影した画像(副画像)が所定の撮像条件
を満たしたときに所定の画像入力条件に基づいて本撮影
をする。図12の銀塩カメラは、入力部20とA/D変
換部30とメモリ40と制御ユニット50とレリーズス
イッチ52と通知部54とを備える。A/D変換部3
0、メモリ40、制御ユニット50、レリーズスイッチ
52及び通知部54は、第1実施形態とほぼ同様の構成
であるため説明を省略する。
【0072】入力部20は、視差画像入力手段122と
副画像入力手段124と主画像入力手段130とを有す
る。視差画像入力手段122及び副画像入力手段124
は、第1実施形態の視差画像入力手段22及び画像入力
手段24とそれぞれ同様の構成である。主画像入力手段
130は、レンズ132と絞り134とシャッター13
6と撮影部138とを含む。レンズ132と絞り134
とシャッター136とは図1におけるレンズ25と絞り
26とシャッター27とそれぞれ同様の構成である。撮
影部138は、被写体の画像を光化学反応によって銀塩
感光フイルム等に撮像させる。
【0073】第1実施形態のデジタルカメラでは、予備
撮影と本撮影との双方を画像入力手段24が行うが、本
実施形態の銀塩カメラでは、予備撮影は副画像入力手段
124が行い、本撮影は主画像入力手段130が行う点
で異なる。
【0074】図13は、本実施形態の制御ユニット50
を詳細に示すブロック図である。本実施形態の制御ユニ
ット50は、撮像制御部56と結像制御部58と抽出部
60と条件記憶部70と撮影条件判断部80と入力条件
決定部82とを備える。本実施形態の抽出部60と条件
記憶部70と撮影条件判断部80と入力条件決定部82
とは第1実施形態と同様の構成なので説明を省略する。
【0075】結像制御部58は、入力部20に被写体を
結像させる。また、結像制御部58は、画像入力条件に
基づいてレンズ132のフォーカス、絞り134の絞り
量、シャッター136の露光時間のうち少なくとも一つ
を画像入力条件に基づいて制御する。撮像制御部56
は、入力部20に画像を撮像させる。また、撮像制御部
56は、画像入力条件に基づいて撮影部138に主画像
を撮像させる。
【0076】本実施形態においては、本撮影における画
像入力手段にだけ銀塩式の撮像部を用いている。これに
より、高価なフイルムを使用する銀塩写真を多数枚撮影
せずに、最適な写真を撮影することができる。
【0077】以上のように、第1実施形態によれば、主
要被写体抽出手段66が奥行き分布情報と画像情報とに
基づいて主要被写体を抽出する。これにより、例えば、
複数の人物の顔画像が前後に一部重なっていても、画像
情報だけに基づいて抽出する場合と異なり、奥行き分布
情報に基づいて高い精度で前の人の顔と後ろの人の顔を
別々に抽出することができる。
【0078】また、第1実施形態によれば、抽出部60
が、まず顔部分を抽出し、抽出した顔部分から目や口等
の顔の一部品を検出するので、背景等の画像から誤って
目や口に近似した模様を検出してしまうのを防ぐことが
できる。
【0079】また、第1実施形態によれば、制御ユニッ
ト50が副画像及び副画像に関する情報に基づいて顔部
分を抽出し、抽出した顔部分から注目部位を検出し、さ
らに注目部位の変化を検出する。そして、検出された注
目部位の変化が撮影条件を満たしたときに撮影すること
としたので、被写体である人物の所望のタイミングで自
動的に撮影することができる。
【0080】また、第1実施形態によれば、入力条件決
定部82がフォーカス等の画像入力条件を決定し、決定
された画像入力条件に基づいて入力部20が画像を入力
するので、見栄えのよい画像を撮影することができる。
しかも、入力条件決定部82は、判定手段88から受け
取る被写体情報に基づいて画像入力条件を決定するの
で、所望の被写体を見栄えよく撮影することができる。
【0081】また、第1実施形態によれば、抽出部60
により抽出された主要被写体に基づいて画像処理部84
が画像処理するので、主要被写体とそれ以外の被写体と
で別々に画像処理することができる。しかも、画像処理
部84は、判定手段88から受け取る被写体情報に基づ
いて画像処理するので、所望の被写体とそれ以外の被写
体とで別々に画像処理することができる。
【0082】また、第2実施形態によれば、通知部54
が撮影タイミング信号に基づいてアラーム音やランプの
点灯等の通知信号を出力するので、撮影者は最適な撮影
タイミングを通知信号だけで判断して撮影することがで
きる。また、被写体となる人物も撮影タイミングを音や
光で確認することができる。
【0083】また、第3実施形態によれば、通知部54
が撮影開始から所定の時間内に撮影タイミング信号を受
け取らなかったときにアラーム音やランプの点灯等の通
知信号を出力するので、被写体が撮影条件を満たさなか
ったことを撮影者及び被写体の双方が音や光で確認する
ことができる。
【0084】また、第4実施形態によれば、本撮影にお
ける画像入力手段にだけ銀塩式の撮像部を用いている。
これにより、高価なフイルムを使用する銀塩写真を多数
枚撮影せずに、最適な写真を撮影することができる。
【0085】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又
は改良を加えることができることが当業者に明らかであ
る。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術
的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から
明らかである。
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば被写体が所定の撮影条件を満たしたときに撮影す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルカメラの構成図である。
【図2】制御ユニット50のブロック図である。
【図3】抽出部60の機能ブロック図である。
【図4】撮影条件判断部80の機能ブロック図である。
【図5】撮影方法を示すフローチャートである。
【図6】図5における顔部分の抽出段階(S106)の
詳細な動作を示すフローチャートである。
【図7】図5における注目部位の検出段階(S108)
の詳細な動作を示すフローチャートである。
【図8】図5における撮影タイミング信号発生段階(S
110)の詳細な動作を示すフローチャートである。
【図9】図5における本撮影段階(S112)の詳細な
動作を示すフローチャートである。
【図10】図5における本撮影段階(S112)の詳細
な動作を示すフローチャートである。
【図11】図5における撮影タイミング信号発生段階
(S110)の詳細な動作を示すフローチャートであ
る。
【図12】銀塩カメラの構成図である。
【図13】制御ユニット50を詳細に示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
20 入力部 22 視差画像入力手段 24 画像入力手段 25 レンズ 26 絞り 27 シャッター 28 カラーフィルタ 29 CCD 30 A/D変換部 32 視差用レンズ 34 視差用シャッター 36 視差用CCD 40 メモリ 50 制御ユニット 52 レリーズスイッチ 54 通知部 56 撮像制御部 58 結像制御部 60 抽出部 62 奥行き情報抽出手段 64 画像情報抽出手段 66 主要被写体抽出手段 68 注目部位検出手段 70 条件記憶部 80 撮影条件判断部 82 入力条件決定部 84 画像処理部 85 開始判断手段 86 変化検出手段 88 判定手段 90 記録部 92 出力部 122 視差画像入力手段 124 副画像入力手段 130 主画像入力手段 132 レンズ 134 絞り 136 シャッター 138 撮影部

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を結像した画像を撮像する画像入
    力部と、 複数の前記画像における前記被写体の変化に関する所定
    の撮影条件を記憶する条件記憶部と、 前記画像に含まれる情報に基づいて複数の前記画像にお
    ける前記被写体の変化を検出する変化検出部と、 前記被写体の変化が前記撮影条件を満たしたときに撮影
    タイミング信号を出力する判定部とを備えることを特徴
    とするカメラ。
  2. 【請求項2】 複数の前記画像の各々から第一の条件に
    基づいて主要被写体を抽出する抽出部をさらに備え、 前記撮影条件は、複数の前記画像における前記主要被写
    体の変化に関する所定の撮影条件を含み、 前記変化検出部は、前記画像に含まれる情報に基づいて
    複数の前記画像における前記主要被写体の変化を検出す
    る手段を有し、 前記判定部は、前記主要被写体の変化が前記撮影条件を
    満たしたときに前記撮影タイミング信号を出力する手段
    を有することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記第一の条件は、前記被写体の各部ま
    での距離を示す奥行き分布情報に基づく所定の抽出条件
    を含むことを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記抽出部は、一つの前記画像から複数
    体の前記主要被写体を抽出する手段をさらに有し、 前記変化検出部は、前記画像に含まれる情報に基づいて
    複数の前記画像における複数体の前記主要被写体の変化
    を検出する手段をさらに有し、 前記判定部は、複数体の前記主要被写体の変化が前記撮
    影条件を満たしたときに前記撮影タイミング信号を出力
    する手段をさらに有することを特徴とする請求項2又は
    3に記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 前記抽出部は、前記主要被写体の注目部
    位を前記第一の条件と異なる第二の条件に基づいて複数
    の前記画像の各々の前記主要被写体から検出する手段を
    さらに有し、 前記撮影条件は、複数の前記画像における前記注目部位
    の変化に関する所定の撮影条件を含み、 前記変化検出部は、前記画像に含まれる情報に基づいて
    複数の前記画像における前記注目部位の変化を検出する
    手段をさらに有し、 前記判定部は、前記注目部位の変化が前記撮影条件を満
    たしたときに前記撮影タイミング信号を出力する手段を
    さらに有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれ
    かに記載のカメラ。
  6. 【請求項6】 前記撮影条件は、前記注目部位の変化の
    前記検出を開始する所定の開始条件をさらに含み、 前記注目部位が前記開始条件を満たしたときに開始信号
    を出力する開始判断部と、 前記変化検出部は、前記開始信号に基づいて前記注目部
    位の変化の検出を開始する手段をさらに有することを特
    徴とする請求項5に記載のカメラ。
  7. 【請求項7】 前記抽出部は、複数体の前記主要被写体
    の各々の注目部位を前記第一の条件と異なる第二の条件
    に基づいて検出する手段をさらに有し、 前記撮影条件は、複数の前記画像における複数体の前記
    主要被写体の前記注目部位の変化に関する所定の撮影条
    件を含み、 前記変化検出部は、前記画像に含まれる情報に基づいて
    複数の前記画像における複数体の前記主要被写体ごとに
    前記注目部位の変化を検出する手段をさらに有し、 前記判定部は、複数体の前記主要被写体の前記注目部位
    の変化が前記撮影条件を満たしたときに前記撮影タイミ
    ング信号を出力する手段とをさらに有することを特徴と
    する請求項4乃至6のいずれかに記載のカメラ。
  8. 【請求項8】 前記判定部は、複数体の前記主要被写体
    の前記注目部位のうち、その変化が前記撮影条件を満た
    した前記注目部位を選択し、選択された前記注目部位を
    含む前記主要被写体に関する被写体情報を出力する手段
    をさらに有し、 前記被写体情報に基づいて画像入力条件を決定する入力
    条件決定部と、 前記入力部に対し、前記画像入力条件に基づいて前記被
    写体を結像させる結像制御部とをさらに備えることを特
    徴とする請求項7に記載のカメラ。
  9. 【請求項9】 前記判定部は、複数体の前記主要被写体
    の前記注目部位のうち、その変化が前記撮影条件を満た
    した前記注目部位を選択し、選択された前記注目部位を
    含む前記主要被写体に関する被写体情報を出力する手段
    をさらに有し、 前記被写体情報に基づいて前記画像に対し画像処理をす
    る画像処理部をさらに備えることを特徴とする請求項7
    又は8に記載のカメラ。
  10. 【請求項10】 前記入力部に対し、前記撮影タイミン
    グ信号に基づいて前記画像を撮像させる撮像制御部をさ
    らに備えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか
    に記載のカメラ。
  11. 【請求項11】 前記撮影タイミング信号に基づいて前
    記画像を交換可能な不揮発性の記録媒体に記録する記録
    部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至10の
    いずれかに記載のカメラ。
  12. 【請求項12】 前記被写体が前記撮影条件を満たした
    かどうかを撮影者に知らせる通知信号を出力する通知部
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至11のい
    ずれかに記載のカメラ。
  13. 【請求項13】 前記条件記憶部は、複数の前記撮影条
    件を記憶し、さらに、複数の前記撮影条件の中から所望
    の条件を少なくとも一つ選択して予め設定する手段を有
    することを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記
    載のカメラ。
  14. 【請求項14】 被写体を結像した画像に含まれる情報
    に基づいて複数の前記画像における前記被写体の変化を
    検出する変化検出段階と、 前記被写体の変化が所定の撮影条件を満たしたときに撮
    影タイミング信号を出力する判定段階とを備えることを
    特徴とする撮影方法。
  15. 【請求項15】 複数の前記画像の各々から第一の条件
    に基づいて主要被写体を抽出する抽出段階をさらに備
    え、 前記撮影条件は、複数の前記画像における前記主要被写
    体の変化に関する所定の撮影条件を含み、 前記変化検出段階は、前記画像に含まれる情報に基づい
    て複数の前記画像における前記主要被写体の変化を検出
    する段階を有し、 前記判定段階は、前記主要被写体の変化が前記撮影条件
    を満たしたときに前記撮影タイミング信号を出力する段
    階を有することを特徴とする請求項14に記載の撮影方
    法。
  16. 【請求項16】 前記抽出段階は、前記主要被写体の注
    目部位を前記第一の条件と異なる第二の条件に基づいて
    複数の前記画像の各々の前記主要被写体から検出する段
    階を有し、 前記撮影条件は、複数の前記画像における前記注目部位
    の変化に関する所定の撮影条件を含み、 前記変化検出段階は、前記画像に含まれる情報に基づい
    て複数の前記画像における前記注目部位の変化を検出す
    る段階をさらに有し、 前記判定段階は、前記注目部位の変化が前記撮影条件を
    満たしたときに前記撮影タイミング信号を出力する段階
    をさらに有することを特徴とする請求項15に記載の撮
    影方法。
  17. 【請求項17】 前記撮影条件は、前記注目部位の変化
    の前記検出を開始する所定の開始条件をさらに含み、 前記注目部位が前記開始条件を満たしたときに開始信号
    を出力する開始判断段階と、 前記変化検出段階は、前記開始信号に基づいて前記注目
    部位の変化の検出を開始する段階をさらに有することを
    特徴とする請求項16に記載の撮影方法。
  18. 【請求項18】 前記撮影タイミング信号に基づいて前
    記画像を撮像させる段階をさらに備えることを特徴とす
    る請求項14乃至17のいずれかに記載の撮影方法。
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