JP2000327483A - 成膜装置 - Google Patents

成膜装置

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JP2000327483A JP11138174A JP13817499A JP2000327483A JP 2000327483 A JP2000327483 A JP 2000327483A JP 11138174 A JP11138174 A JP 11138174A JP 13817499 A JP13817499 A JP 13817499A JP 2000327483 A JP2000327483 A JP 2000327483A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成膜装置としての性能を損なうことなく、薄
膜成長表面をリアルタイムに観察/評価できる成膜装置
を提供する。 【解決手段】 被成長基板7の成膜面に紫外線を照射す
る紫外線照射装置20と、被成長基板7から放出された
光電子を結像するレンズ鏡筒10と、光電子の結像面で
の電子強度分布を表示する蛍光板16と、成膜面に対し
1°〜2°の角度で電子線を照射する電子銃8と、成膜
面からの反射電子線の回折パターンを写し出す蛍光板9
とを有し、かつ、レンズ鏡筒10先端の鏡筒を中心とす
る円周上にシャッタ付成膜用蒸発源を複数設置したこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子デバイスなど
の薄膜成長技術、特に半導体やセラミック薄膜の成長表
面のその場観察及び薄膜形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】分子線エピタキシー(MBE:Mole
cular beam epitaxy)装置は、超格
子を利用する半導体デバイスのように原子層単位で厚さ
が制御される素子の形成に広く利用されている。分子線
を発生させる分子線源は、成長させようとする物質に応
じて複数の元素を用意し、必要な分子線源を選択使用し
て所望の物質層を成長させる。
【0003】図3に従来の分子線エピタキシー装置の概
念図を示す。高真空に排気された真空チャンバー内にセ
ル2、ヒーター3、シャッター4からなる蒸発源を複数
個環状に配置し、セル2の中に収納されたGaやAs等
の金属材料をヒーター3によって加熱し、セル2から分
子線の形で飛び出させ、この分子線を真空チャンバー内
に設置され加熱ヒーター5を内包した基板ホルダー6で
加熱された被成長基板7上に衝突させ、それぞれの材料
の付着係数の違いを利用して化学量論的組成比を保って
エピタキシャル成長させるようになっている。また、S
iやGeのような単一元素から構成されるエピタキシャ
ル成長も行われている。シャッター4は蒸発源から被成
長基板7に向かう分子線を機械的に遮り、成長を中断さ
せることができるようにしたもので、各蒸発源毎に独立
して取り付けられている。
【0004】通常、薄膜成長表面の評価法として反射高
速電子線回折法(RHEED:Reflection
High Energy Electron Diff
raction)が用いられている。RHEEDは電子
銃8より出た電子線を被成長基板面に対し1〜2°の浅
い角度で被成長基板7に入射させ、その反射電子線によ
る回折パターンを蛍光板9上に写し出す方法で、表面の
原子配列に関する情報が得られるのみならず、薄膜成長
中にRHEEDパターンの回折点の強度変化を測定する
と成長速度に対応した振動が見られ、これを利用して成
長速度をモニタすることができる。この方法は“分子線
結晶成長装置”として特許登録第2643328号に開
示されている。近年では、走査型μ−RHEED顕微鏡
を使用して走査RHEED像を観察する方法もある。
【0005】上記以外の薄膜成長表面の評価法として
は、成長結晶表面に入射したレーザー光の反射光の強度
変化を検知することで薄膜結晶の表面状態を検出する方
法(特公平7−115990号公報に開示)や、透過電
子顕微鏡の試料台上の基板に直接成膜できるような構成
とし成膜過程を透過電子顕微鏡で観察する方法(特公平
7−8755号公報に開示)、成長結晶表面への電子線
照射により発したルミネッセンス光を分光測定すること
で薄膜表面を評価する方法(特公平6−280014号
公報に開示)などがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】薄膜成長表面を評価す
るためにはリアルタイムで形態や状態を観察できる必要
がある。特に表面の全体的な状態ではなく、表面の状態
分布像や形態像などの特定物理量の二次元分布像をリア
ルタイムで得られることが最も望ましい。
【0007】従来の薄膜成長表面を評価する方法のう
ち、RHEEDを使用する方法(特許登録第26433
28号)やレーザー光を使用する方法(特公平7−11
5990号公報に開示)、ルミネッセンス光を使用する
方法(特公平6−280014号公報に開示)は、リア
ルタイムで評価できるものの表面の全体的な状態を測定
しているにすぎない。また、走査型μ−RHEED顕微
鏡や走査型電子顕微鏡を使用する方法では、表面の状態
分布像を得られるが走査型であるためにリアルタイムの
評価は難しい。唯一、透過電子顕微鏡で観察する方法
(特公平7−8755号公報に開示)が成膜過程を像と
してリアルタイムに観察できるが、かかる方法を分子線
エピタキシー装置に応用しようとすると、被成長基板や
その大きさ、厚さ、蒸発源の数など分子線エピタキシー
装置としての性能に制限が生じてしまう。
【0008】そこで本発明では、成膜装置、特には分子
線エピタキシー装置の性能に制限を与えることなく、薄
膜成長表面をリアルタイムに観察/評価できる機構を備
えた成膜装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】平坦な表面からの電子放
出像を観察する方法として、光電子顕微鏡に代表される
エミッション顕微鏡法が知られている(W.Enge
l,M.E.Kordesch H.H.Roterm
und,S.Kubala and A.vonOer
tzen Ultramicroscopy,36(1
991)148−153.)。エミッション顕微鏡法は
平面状の試料表面から放出される電子(熱電子、光電子
等)を加速し、電子レンズで結像して表面を観察する方
法であり、その空間分解能は走査型電子顕微鏡等には及
ばないものの、リアルタイムで像を観察できるので、放
出強度の空間分布のみならず、時間変化も高い時間分解
能で観測できることが大きな特徴である(M.mund
schau,M.E.Kordesch,B.Raus
enberger,W.Engel,A.M.Brad
shaw and E.Zeitler,Surfac
e Science,227(1990)246−26
0.)。特に、単色化されていない光を固体表面に照射
した場合、表面の仕事関数の場所的変化によって、光電
子放出が変わるため、表面状態の差をコントラストとし
た拡大像をリアルタイムで得ることができる。
【0010】本発明は、成膜装置、特には分子線エピタ
キシー装置に上記エミッション顕微鏡の原理を応用し、
薄膜成長表面をリアルタイムに観察/評価できるように
したものである。
【0011】すなわち、本発明の成膜装置は、基板上に
所望の材料を形成する成膜手段と、該基板上に形成され
た成膜面に光を照射するための光源と、該光源から照射
された光により、該成膜面から放出された光電子を検出
する電子検出手段と、を有することを特徴とする。
【0012】上記本発明の成膜装置は、さらなる特徴と
して、「前記検出手段は、前記成膜面から放出された光
電子を結像するためのレンズ鏡筒と、結像面での電子強
度分布を表示および、または記録する手段とを有する」
こと、「前記成膜手段は、前記所望の材料を蒸発させる
蒸発源を有し、該蒸発源が前記レンズ鏡筒の周囲に配置
されている」こと、「前記蒸発源が複数配置され、該複
数の蒸発源が、前記レンズ鏡筒を中心とする円周上に配
置される」こと、「前記蒸発源は、前記蒸発源から前記
成膜面に向かう分子線を遮るためのシャッターを有す
る」こと、「前記成膜装置は、さらに、前記成膜面に対
し、電子線を照射する電子線照射手段と、該電子線照射
手段から照射された電子が前記成膜面において反射され
た電子を検出する反射電子検出手段とを有する」こと、
「前記反射電子検出手段は、前記反射電子の回折パター
ンを可視化する可視化手段を有する」こと、「前記可視
化手段は、蛍光体を有する基板である」こと、「前記成
膜装置が、分子線エピタキシー装置である」こと、を含
むものである。
【0013】本発明の成膜装置によれば、成膜装置とし
ての性能を損なうことなく、薄膜成長表面を成膜の各段
階で試料(被成長基板)を移動させることなくリアルタ
イムに観察/評価できる。特に、薄膜成長表面の原子配
列の周期構造と同時に、薄膜成長表面の二次元像をも観
察することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下では、成膜手段として、分子
線エピタキシー装置を用いた場合を例に説明する。
【0015】分子線エピタキシー装置における被成長基
板の成膜面に光を照射する手段は、エミッション顕微鏡
の原理により被成長基板上の薄膜成長表面を観察するた
めのものである。かかる光としては単色化されておらず
エネルギーの低い水銀ランプや重水素ランプの紫外線を
使用するのが好ましい。HeやNeの共鳴線などの単色
化した紫外線を使用すると、エネルギーが高いため、拡
大像の空間分解能が低下してしまう。一方、単色化され
ていない紫外線の照射では、表面の仕事関数の場所的変
化によって、光電子放出が変わるため、表面状態の差を
コントラストとした拡大像を得ることができる。また水
銀ランプを使用する場合には、真空外に紫外線照射装置
を設置できるため、シャッターなどの機構をつければ簡
単に紫外線照射のオンオフが可能になる。
【0016】分子線エピタキシー装置においては、成膜
時には各蒸発源と被成長基板の間に適当な間隔が存在し
た方が均一に成膜できる。一方、薄膜成長表面の観察/
評価時には、レンズ鏡筒と被成長基板の間隔を狭め高電
圧を印加した方が、拡大率と解像度の高い像を得ること
ができる。
【0017】このため、本発明の成膜手段として分子線
エピタキシー装置を用いた場合では、レンズ鏡筒と被成
長基板の相対位置を成膜面の法線方向に変化させる機構
を有することが好ましい。これにより、成膜時には各蒸
発源と被成長基板との距離を大きくして均一に成膜をで
きると共に、観察/評価時にはかかる距離を小さくして
電圧を印加することにより拡大率と解像度の高い像を得
ることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0019】(実施例1)本発明の第一の実施例を図1
を用いて説明する。
【0020】1は高真空チャンバーであり排気部22か
ら真空ポンプにより排気して、セル2、ヒーター3、シ
ャッター4の組み合わせからなる複数個の蒸発源、基板
ホルダー6、被成長基板7、電子銃8、蛍光板9、レン
ズ鏡筒10を1.3×10-7〜1.3×10-9Paの真
空度に保っており、四重極質量分析器21により高真空
チャンバー1内のガス成分の分析ができるようになって
いる。
【0021】被成長基板7は基板ホルダー6に保持され
ており、基板ホルダー6内には保持された被成長基板7
を所定温度に加熱するためのヒーター5が備えられてい
る。また、基板ホルダー6はマニピュレータ(不図示)
により3軸方向の粗動および微動と連続回転動作、傾斜
動作ができるようになっている。基板ホルダー6の周囲
は液体窒素シュラウド(不図示)で覆われており、基板
を不純物から保護している。
【0022】基板ホルダー6上の被成長基板7保持面に
対向してレンズ鏡筒10が設置され、レンズ鏡筒10先
端の鏡筒を中心とする円周上には蒸発源が複数配置され
ている。各蒸発源にはセル2を設定温度に加熱するヒー
ター3が設けられており、また、蒸発口には蒸発口を開
閉して蒸発分子の放出を制御するためのシャッター4が
設けられている。ヒーター3とシャッター4は真空外に
接続された不図示の制御装置により制御されている。各
蒸発源はヒーターによって高温度に加熱されることによ
りセル周囲から生じる放出ガスを抑えるために液体窒素
シュラウド(不図示)で覆われている。
【0023】高真空チャンバー1の所定の対角位置に
は、基板ホルダー6上の被成長基板7面に対し所定の微
小角度をなしてRHEED用の電子銃8と蛍光板9が設
けられており、電子銃8から放射された10keV程度
の高エネルギー電子線が基板ホルダー6上の被成長基板
7の表面に当たり、表面にて反射された電子線が蛍光板
9に当たって回折パターンが得られる。回折パターンは
ビューポート18を介して観察/記録される。通常、回
折パターンの回折点の強度を測定すると成長速度に対応
した振動が見られ、これを利用して成長速度をモニタす
ることができる。
【0024】基板ホルダー6上の被成長基板7保持面に
対向して設置されたレンズ鏡筒10内には、対物レンズ
11、中間レンズ12、投影レンズ13、対物絞り1
4、マルチチャンネルプレート15、蛍光板16が設け
られている。また、被成長基板7表面に紫外線を照射す
るための紫外線照射装置20が被成長基板7を望む位置
に設置されている。
【0025】被成長基板7上の薄膜成長表面を観察する
際には、単色化されておらずエネルギーの低い水銀ラン
プや重水素ランプの紫外線を使用する。
【0026】紫外線照射により被成長基板7上の薄膜成
長表面より放出された光電子は、被成長基板7とレンズ
鏡筒10の間に印加される加速電圧により数keVから
数十keVに加速され、対物レンズ11の後焦点面に配
置された対物絞り14を通過した電子が中間レンズ1
2、投影レンズ13によって拡大され、マルチチャンネ
ルプレート15に結像する。この時、対物レンズ11は
主としてフォーカス調整用として、中間レンズ12は主
として倍率設定用として機能する。マルチチャンネルプ
レート15で増幅された電子は蛍光板16に像を表示
し、この像はビューポート17を介して観察/記録され
る。
【0027】次に上記の様に構成した本実施例の分子線
エピタキシー装置において、実際のエピタキシャル膜の
成長を説明する。
【0028】基板ホルダー6に被成長基板7としてGa
As基板を取り付け、蒸着源セル2の一つにGaを、他
のセルにAsを封入しておく。チャンバー1内が排気系
により高真空状態に維持されていることを確認後、基板
ホルダー6および各セル2を所定の設定温度(例えば、
基板ホルダー6を590℃、Ga蒸発源セルを970
℃、As蒸発源セルを290℃)に加熱する。最初にA
s蒸発源セルのシャッターを開放し、続いてGa蒸発源
セルのシャッターを開放することで、Ga分子とAs分
子がGaAs基板表面に向けて放出され、GaAs基板
表面にGaAsエピタキシャル膜が成膜される。この
時、RHEED回折パターンの振動(回折点の強度変
化)を測定すると、振幅の減衰が観察された。また、重
水素ランプによる紫外線をGaAsエピタキシャル膜に
照射し、レンズ鏡筒に5kVの電圧を印加して光電子像
を観察することもできた。
【0029】(実施例2)本実施例では図2に示すよう
に、蒸発源を含むレンズ鏡筒10と被成長基板7の距離
を成膜面の法線方向に変化させる機能を具備したことを
特徴とする構成について説明する。
【0030】成膜時には各蒸発源と被成長基板の間に適
当な間隔が存在した方が、均一に成膜できる。従って成
膜時には図2(a)に示す通り、レンズ鏡筒10と被成
長基板7の距離を離しておく。また、成膜時の各蒸発源
と被成長基板の間には成膜用の各分子が存在し、この状
態でレンズ鏡筒と被成長基板の間に高電圧を印加する
と、放電の危険性がある。そこで成膜のモニタとしては
RHEED振動を使用する。
【0031】一方、観察時には、レンズ鏡筒と被成長基
板の間隔を狭め高電圧を印加した方が、拡大率と解像度
の高い像を得ることができる。従って成膜の各段階で表
面を観察する際には図2(b)に示す通り、レンズ鏡筒
10と被成長基板7の距離を近づけ、レンズ鏡筒に15
kV以上の電圧を印加して観察する。
【0032】本実施例の図2(b)では、蒸発源を含む
レンズ鏡筒10を被成長基板7に近づけているが、被成
長基板7をレンズ鏡筒10に近づける構成としてもよ
い。
【0033】
【発明の効果】本発明の成膜装置によれば、成膜装置と
しての性能を損なうことなく、薄膜成長表面をリアルタ
イムに観察/評価できる。特に、薄膜成長表面の原子配
列の周期構造と同時に、薄膜成長表面の二次元像をも観
察することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施例1を説明する分子線エピ
タキシー装置の概略図である。
【図2】本発明における実施例2を説明する分子線エピ
タキシー装置の概略図である。
【図3】従来の分子線エピタキシー装置の概略図であ
る。
【符号の説明】
1 高真空チャンバー 2 セル 3 ヒーター 4 シャッター 5 加熱ヒーター 6 基板ホルダー 7 被成長基板 8 電子銃 9 蛍光板 10 レンズ鏡筒 11 対物レンズ 12 中間レンズ 13 投影レンズ 14 対物絞り 15 マルチチャンネルプレート 16 蛍光板 17、18、19 ビューポート 20 紫外線照射装置 21 四重極質量分析器 22 排気系
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01J 37/295 H01L 21/203 M H01L 21/203 G01N 1/28 N Fターム(参考) 2G001 AA03 AA07 AA09 BA08 BA14 CA03 GA06 HA12 HA13 KA08 MA05 RA03 RA08 SA04 4G077 AA03 BE46 DA07 EH03 EJ04 SC06 SC13 4K029 AA02 AA24 BA21 BB09 DB03 DB17 DB18 5F103 AA04 BB16 BB51 BB55 DD03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に所望の材料を形成する成膜手段
    と、該基板上に形成された成膜面に光を照射するための
    光源と、該光源から照射された光により、該成膜面から
    放出された光電子を検出する電子検出手段と、を有する
    ことを特徴とする成膜装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、前記成膜面から放出さ
    れた光電子を結像するためのレンズ鏡筒と、結像面での
    電子強度分布を表示および、または記録する手段とを有
    することを特徴とする請求項1に記載の成膜装置。
  3. 【請求項3】 前記成膜手段は、前記所望の材料を蒸発
    させる蒸発源を有し、該蒸発源が前記レンズ鏡筒の周囲
    に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の成
    膜装置。
  4. 【請求項4】 前記蒸発源が複数配置され、該複数の蒸
    発源が、前記レンズ鏡筒を中心とする円周上に配置され
    ることを特徴とする請求項3に記載の成膜装置。
  5. 【請求項5】 前記蒸発源は、前記蒸発源から前記成膜
    面に向かう分子線を遮るためのシャッターを有すること
    を特徴とする請求項3または4に記載の成膜装置。
  6. 【請求項6】 前記成膜装置は、さらに、前記成膜面に
    対し、電子線を照射する電子線照射手段と、該電子線照
    射手段から照射された電子が前記成膜面において反射さ
    れた電子を検出する反射電子検出手段とを有することを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の成膜装
    置。
  7. 【請求項7】 前記反射電子検出手段は、前記反射電子
    の回折パターンを可視化する可視化手段を有することを
    特徴とする請求項6に記載の成膜装置。
  8. 【請求項8】 前記可視化手段は、蛍光体を有する基板
    であることを特徴とする請求項7に記載の成膜装置。
  9. 【請求項9】 前記成膜装置が、分子線エピタキシー装
    置であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに
    記載の成膜装置。
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