JP2000317609A - ブレーキ用ベンチレーティドディスクの製造方法 - Google Patents

ブレーキ用ベンチレーティドディスクの製造方法

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JP2000317609A
JP2000317609A JP11130536A JP13053699A JP2000317609A JP 2000317609 A JP2000317609 A JP 2000317609A JP 11130536 A JP11130536 A JP 11130536A JP 13053699 A JP13053699 A JP 13053699A JP 2000317609 A JP2000317609 A JP 2000317609A
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matrix composite
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cavity
disc
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Yasuhiro Nakao
靖宏 中尾
Hiroto Shoji
広人 庄子
Aritoshi Sugaya
有利 菅谷
Takashi Kato
崇 加藤
Takaharu Echigo
隆治 越後
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属マトリックス複合材料製のブレーキ用ベ
ンチレーティドディスクの生産性を高めることができる
技術を提供する。 【解決手段】 金型のキャビティ62に、鋳抜きピン7
6…を放射状に金型の外側から差込み、キャビティ62
に、アルミナを含有する金属マトリックス複合材料の流
動物57を充填し、流動物57内に鋳抜きピン76…を
埋め込み、流動物57が凝固した後、キャビティ62か
ら鋳抜きピン76…を抜き取ることで、冷却用の通風孔
を放射状に備えたベンチレーティドディスクを成形す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブレーキ用ベンチレ
ーティドディスクを金属マトリックス複合材料で製造す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のディスクブレーキは、車輪と一体
に回転するブレーキ用ディスクの両面にブレーキパッド
を押し付けて制動力を発生させるものであり、ブレーキ
用ディスクのなかには冷却性に優れた通風型のもの(以
下、「ベンチレーティドディスク」という)がある。次
図でベンチレーティドディスクを説明する。
【0003】図8は従来の代表的な車両用のディスクブ
レーキ装置の断面図であり、ドライブシャフト100に
ハブ101を取り付け、ハブ101にディスクブレーキ
装置102のベンチレーティドディスク103を取り付
け、このベンチレーティドディスク103をキャリパ1
07に差込んだ状態を示す。ベンチレーティドディスク
103は、ディスク部104に通風孔105…を放射状
に開けることで、通風孔105…に矢印a,aの如く空
気を通してディスク部104を効率よく冷却することが
できる。従って、キャリパ107のシリンダ(図示せ
ず)に供給流路110から油圧を伝えて、ブレーキパッ
ド108,108をディスク部104に押し付けて、車
輪109を制動するときに摩擦熱が発生するが、この熱
を速やかに除去することができる。
【0004】一方、このディスクブレーキ装置は、回転
中のベンチレーティドディスク103にブレーキパッド
108,108を押し付けてベンチレーティドディスク
103を制御するので、ベンチレーティドディスク10
3は高強度で、耐摩耗性に優れた材料で構成することが
望ましい。このため、ベンチレーティドディスク103
を、例えばAl合金マトリックス複合材料のような金属
マトリックス複合材料(MMC(metal matrix composi
te))で製造したものがある。
【0005】Al合金マトリックス複合材料は、アルミ
ニウム(Al)合金を金属マトリックスとして、この金
属マトリックスにアルミナ(Al23)繊維などの強化
材料を含有させたものである。Al合金を使用すること
でベンチレーティドディスクの軽量化を図ることがで
き、またアルミナ繊維を含有することでベンチレーティ
ドディスクの強度や耐摩耗性を高めることができる。以
下、Al合金マトリックス複合材料製のベンチレーティ
ドディスクについて説明する。
【0006】Al合金マトリックス複合材料製のベンチ
レーティドディスクとして、特開平3−249436号
公報「ベンチレーテッィド型Al合金製ディスクブレー
キロータ」が提案されており、この技術の代表的なもの
は、ディスクブレーキロータを構成する一対の環状板及
び複数のリブをそれぞれ準備し、一対の環状板の間に複
数のリブを一定間隔をおいて組み立てることで通風孔を
形成するものである。一対の環状板及び複数のリブを組
み立てて通風孔を形成する理由は、ベンチレーティドデ
ィスクを金属マトリックス複合材料で製造するときに、
例えば機械加工で通風孔を形成することが難しいからで
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記技術によれば、一
対の環状板及び複数のリブをそれぞれ別々の製造ライン
で個別に製造し、製造した一対の環状板及び複数のリブ
を一箇所に集めて組み立てる必要があるので、製造工程
が煩雑になり生産性を高め難い。
【0008】そこで、本発明の目的は、ブレーキ用ベン
チレーティドディスクを金属マトリックス複合材料で製
造する際に、生産性を高めることができる技術を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、金型のキャビティに、複数の鋳抜きピン
を放射状に金型の外側から差込み、キャビティに、強化
材料を含有する金属マトリックス複合材料の流動物を充
填し、この流動物内に鋳抜きピンを埋め込み、流動物が
凝固した後、キャビティから複数の鋳抜きピンを抜き取
ることで、冷却用の通風孔を放射状に備えたベンチレー
ティドディスクを成形し、金型を型開きしてベンチレー
ティドディスクを取り出すことを特徴とする。
【0010】金型のキャビティに複数の鋳抜きピンを差
込み、金属マトリックス複合材料の流動物をキャビティ
に充填した後、鋳抜きピンを抜き取ることで冷却用の通
風孔を開けることができる。このため、従来技術のよう
に複数の部材を組み立てて通風孔を形成する必要がない
ので、ブレーキ用ベンチレーティドディスクの製造工程
を簡単にすることがことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係るブレーキ用ベンチレー
ティドディスクの斜視図である。ブレーキ用ベンチレー
ティドディスク10は、図示しないアクスル側に取付け
る円筒形のハブ部11と、ハブ部11に一体に成形した
円盤状のディスク部20とからなり、一例としてAl合
金マトリックス複合材料で成形した部材である。
【0012】ハブ部11は、周壁12の外側端に蓋13
を一体成形したもので、蓋13の中央に開口14を開
け、開口14の周囲にボルト孔15…(…は複数個を示
す。以下、同様。)及びスタッド孔16…(1個のみを
示す)を開けたものである。ボルト孔15…から図示し
ないボルトを差込み、これらのボルトでベンチレーティ
ドディスク10をドライブシャフト(図示しない)側に
取り付ける。なお、スタッド孔16…は、ディスクロー
タ10に車輪を取り付けるために、図示しないスタッド
を圧入する孔である。
【0013】ディスク部20は、図示しないキャリパの
ブレーキパッドに臨み、両側からブレーキパッドを押し
付ける部分であり、複数の通風孔23…を内周面21か
ら外周面22に向って放射状に開けたものである。
【0014】図2は本発明に係るブレーキ用ベンチレー
ティドディスクの断面図であり、ディスク部20に開け
た通風孔23…に空気を矢印,の如く流す状態を示
す。このため、ディスク部20の両側にブレーキパッド
25を押し付けて、ベンチレーティドディスク10を制
動する際に、ディスク部20に発生する摩擦熱を効果的
に除去することができる。
【0015】図3は本発明に係るブレーキ用ベンチレー
ティドディスクを製造するAl合金マトリックス複合材
料の製造装置の断面図であり、Al合金マトリックス複
合材料の製造装置30は、雰囲気炉31と、この雰囲気
炉31の壁部32外側に配置した加熱手段33と、雰囲
気炉31に不活性ガスを供給するガス供給手段40と、
雰囲気炉31内を減圧する真空ポンプ46とからなる。
47及び48は坩堝(るつぼ)である。
【0016】加熱手段33は、一例として、雰囲気炉3
1を加熱する加熱コイル34と、雰囲気炉31内の温度
を検出する温度センサ35と、温度センサ35からの検
知信号に基いて雰囲気炉31内の温度を設定値に調整す
る制御部36とからなる。ガス供給手段40は、アルゴ
ンガス(Ar)のAr用ボンベ41と、窒素ガス
(N2)のN2用ボンベ42と、これらのボンベ41,4
2のガスを雰囲気炉31へ供給するガス供給管43と、
このガス供給管43に設けた圧力ゲージ44,44とか
らなる。
【0017】坩堝47は、一例として強化材料としての
アルミナ(Al23)50や、金属マトリックスとして
のAl合金51を入れる容器であり、坩堝48はマグネ
シウム(Mg)52を入れる容器である。Al合金51
は、例えばA6061である。マグネシウム52はマグ
ネシウム合金でもよい。
【0018】図4は本発明に係るブレーキ用ベンチレー
ティドディスクの製造装置の断面図であり、ブレーキ用
ベンチレーティドディスクの製造装置60は、昇降自在
な可動型61と、可動型61とともにキャビティ62を
形成する固定型63と、固定型63に取付けた通風孔成
形手段70と、固定型63のゲート64に先端を押し付
けた射出シリンダ80と、射出シリンダ80内に昇降自
在に取り付けたピストン81と、射出シリンダ80にA
l合金マトリックス複合材料を供給するMMC供給手段
84と、MMC供給手段84を射出シリンダ80につな
ぐ供給路85と、供給路85の出口側85aに取り付け
た開閉弁86とからなる。
【0019】固定型63は、キャビティ62と射出シリ
ンダ80とをつなぐゲート64を形成し、側壁65の上
端に複数の案内孔66…を放射状に形成し、側壁65の
略中央に通風孔成形手段70を取付けたものである。通
風孔成形手段70は、固定型63の側壁65に取付けた
取付け台71と、取付け台71にピン72…で放射状に
取付けた複数のシリンダユニット73…と、各々のシリ
ンダユニット73…のロッド74…に連結ピン75…で
繋ぎ且つ固定型63の案内孔66…に差込んだ複数の鋳
抜きピン76…とからなる。この通風孔成形手段70
は、シリンダユニット73のロッド74を前進すること
でキャビティ62に鋳抜きピン76…を放射状に差込
み、シリンダユニット73のロッド74を後退すること
でキャビティ62から鋳抜きピン76…を抜き出すもの
である。
【0020】ピストン81は、射出シリンダ80内に移
動自在に配置して射出シリンダ80内のAl合金マトリ
ックス複合材料の流動物をゲート64を通してキャビテ
ィ62に押し出す部材であり、押出しシリンダユニット
82のロッド83に取り付けた部材である。押出しシリ
ンダユニット82のロッド83を前進、後退させること
でピストン81を白抜き矢印の如く移動する。MMC供
給手段84は、開閉弁86を開にした状態で、Al合金
マトリックス複合材料を溶融した流動物を射出シリンダ
80の供給孔80aから射出シリンダ80内に供給する
ものである。
【0021】次に、ブレーキ用ベンチレーティドディス
ク10の製造方法を説明する。図5(a),(b)は本
発明に係るブレーキ用ベンチレーティドディスクの製造
方法の第1説明図である。(a)において、坩堝47に
アルミナ50を入れ、アルミナ50にAl合金51を載
せ、坩堝48にマグネシウム52を入れる。
【0022】次に、雰囲気炉31内の空気を除去するた
めに真空ポンプ46で真空引きして一定の真空度に達し
たとき真空ポンプ46を止める。次いで、雰囲気炉31
にアルゴンガス(Ar:「×」で示す)53を矢印の
如く供給する。雰囲気炉31がアルゴンガス(Ar)5
3の雰囲気になり、Al合金51及びマグネシウム52
が酸化することはない。同時に、加熱コイル34でアル
ミナ50、Al合金51及びマグネシウム52を所定温
度(例えば、約750℃〜約900℃)まで加熱して、
Al合金51を溶解すると共にマグネシウム52(「白
抜き三角」で示す)を矢印の如く蒸発する。
【0023】(b)において、雰囲気炉31に窒素ガス
(N2:「黒丸」で示す)54を矢印の如く供給しつ
つ加圧(例えば、大気圧+約0.5kg/cm2)し、
雰囲気炉31内の雰囲気を窒素ガス54に置換する。雰
囲気炉31が窒素ガス54の雰囲気になると、窒素ガス
54は、マグネシウム52と反応して窒化マグネシウム
(Mg32:「黒三角」で示す)55を生成する。この
窒化マグネシウム55は還元作用を有するため、アルミ
ナ50をアルミニウムに変える働きをなす。生成したア
ルミニウムは濡れ性が良好である。
【0024】このため、アルミナ50から変化したアル
ミニウムにAl合金51の溶湯が浸透し、浸透したAl
合金51が凝固することで金属マトリックス複合材料と
してのAl合金マトリックス複合材料56を得る。な
お、浸透過程において、雰囲気炉31を加圧雰囲気にす
ると、浸透が早くなり、短時間でAlマトリックス複合
材料56を得ることができる。また、雰囲気炉31を真
空ポンプ46で減圧し、減圧窒素雰囲気でも短時間で浸
透させることもできる。
【0025】次に、Al合金マトリックス複合材料56
を溶融して流動物とし、この流動物をMMC供給手段8
4(図4に示す)に供給する。流動物は、溶融状態のA
l合金にアルミナを含んだものである。なお、Al合金
マトリックス複合材料56を溶融しない状態でMMC供
給手段84に供給し、MMC供給手段84でAl合金マ
トリックス複合材料56を溶融することで流動物にして
もよい。
【0026】図6(a),(b)は本発明に係るブレー
キ用ベンチレーティドディスクの製造方法の第2説明図
である。(a)において、開閉弁86を開にして、MM
C供給手段84でAl合金マトリックス複合材料56
(図5(b)に示す)の流動物57を供給孔80aから
矢印の如く射出シリンダ80内に供給する。
【0027】(b)において、開閉弁86を閉にした
後、シリンダユニット82のロッド83を進出させるこ
とでピストン80を固定型63の下端63aまで移動す
る。これにより、Al合金マトリックス複合材料の流動
物57をゲート64を通してキャビティ62に供給す
る。Al合金マトリックス複合材料の流動物57が凝固
した後、通風孔成形手段70のシリンダユニット73…
を操作することで、ロッド74…を矢印の如く後退さ
せて鋳抜きピン76…をキャビティ62から引き抜く。
【0028】図7(a),(b)は本発明に係るブレー
キ用ベンチレーティドディスクの製造方法の第3説明図
である。(a)において、ブレーキ用ベンチレーティド
ディスク10のディスク部20に通風孔23…が開く。
次に、可動型61を白抜き矢印,の如く移動して型
開きする。(b)において、通風孔23…を形成したブ
レーキ用ベンチレーティドディスク10を型開きした金
型から取り出す。
【0029】なお、前記実施の形態では、金属マトリッ
クス複合材料をAl合金マトリックス複合材料とした
が、その他の金属材料をマトリックスとすることも可能
である。また、金属マトリックス複合材料の強化材料を
アルミナとしたが、その他の強化材料(例えば、Si
C)を使用することも可能である。さらに、強化材料と
してアルミナの繊維を使用したが、繊維に限らないで、
粒子状又は板状の強化材料を使用してもよい。
【0030】また、マグネシウムを坩堝48に入れて、
このマグネシウムを窒素ガスと反応させて窒化マグネシ
ウムを生成させたが、例えばAl合金51にマグネシウ
ムを含ませて、このマグネシウムと雰囲気炉31内の窒
素ガスとを反応させることで窒化マグネシウムを生成さ
せてもよい。さらに、前記実施の形態では、生成した窒
化マグネシウムでアルミナ(強化材料)を還元した例を
説明したが、その他に強化材料を還元しないで、強化材
料に金属マトリックスを含浸させてもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、金型のキャビティに複数の鋳抜きピ
ンを差込み、金属マトリックス複合材料の流動物をキャ
ビティに充填した後、鋳抜きピンを抜き取ることで冷却
用の通風孔を開けることができる。このため、従来技術
のように複数の部材を組み立てて通風孔を形成する必要
がないので、ブレーキ用ベンチレーティドディスクの製
造工程を簡単にすることがことができる。この結果、ブ
レーキ用ベンチレーティドディスクの生産性を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブレーキ用ベンチレーティドディ
スクの斜視図
【図2】本発明に係るブレーキ用ベンチレーティドディ
スクの断面図
【図3】本発明に係るブレーキ用ベンチレーティドディ
スクを製造するAl合金マトリックス複合材料の製造装
置の断面図
【図4】本発明に係るブレーキ用ベンチレーティドディ
スクの製造装置の断面図
【図5】本発明に係るブレーキ用ベンチレーティドディ
スクの製造方法の第1説明図
【図6】本発明に係るブレーキ用ベンチレーティドディ
スクの製造方法の第2説明図
【図7】本発明に係るブレーキ用ベンチレーティドディ
スクの製造方法の第3説明図
【図8】従来の代表的な車両用のディスクブレーキ装置
の断面図
【符号の説明】
10…ブレーキ用ベンチレーティドディスク、23…通
風孔、30…金属マトリックス複合材料の製造装置、5
0…アルミナ(強化材料)、56…金属マトリックス複
合材料(Al合金マトリックス複合材料)、57…流動
物、61…可動型、62…キャビティ、63…固定型、
76…鋳抜きピン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅谷 有利 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 加藤 崇 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 越後 隆治 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3J058 AA41 BA62 BA63 CB23 CD20 DD11 EA08 FA01 FA11 FA21 4E093 NB03 VA04

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型のキャビティに、複数の鋳抜きピン
    を放射状に金型の外側から差込み、 前記キャビティに、強化材料を含有する金属マトリック
    ス複合材料の流動物を充填し、この流動物内に鋳抜きピ
    ンを埋め込み、 流動物が凝固した後、前記キャビティから複数の鋳抜き
    ピンを抜き取ることで、冷却用の通風孔を放射状に備え
    たベンチレーティドディスクを成形し、 金型を型開きしてベンチレーティドディスクを取り出す
    ことを特徴としたブレーキ用ベンチレーティドディスク
    の製造方法。
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