JP2000300529A - 生体信号検出装置 - Google Patents

生体信号検出装置

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JP2000300529A
JP2000300529A JP11113033A JP11303399A JP2000300529A JP 2000300529 A JP2000300529 A JP 2000300529A JP 11113033 A JP11113033 A JP 11113033A JP 11303399 A JP11303399 A JP 11303399A JP 2000300529 A JP2000300529 A JP 2000300529A
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 呼吸に伴う生体信号と心拍に伴う生体信号と
を、単位時間当たりの呼吸数と心拍数とに算定して定量
的に表示できるようにする。 【解決手段】 被測定者17の微動に基づく生体信号を
検出し、電気信号を出力する検出手段10と、検出手段
10から出力された電気信号を処理する信号処理手段2
0とを備え、信号処理手段20は、電気信号を第一の観
測期間でフーリエ変換して第一の複数の周波数成分を出
力する第一のフーリエ変換手段25と、電気信号を第一
の観測期間よりも長い第二の観測期間でフーリエ変換し
て第二の複数の周波数成分を出力する第二のフーリエ変
換手段25と、第一の複数の周波数成分と第二の複数の
周波数成分とを算定してそれぞれ呼吸数を示すデータお
よび心拍数を示すデータを出力する算定手段26とを備
えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体信号検出装置
に関わり、特に、呼吸や心拍(脈拍)等の人体あるいは
動物の微動を、その微動に伴う靜磁界の変化として磁気
センサで検出する生体信号検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図17、図18は、本出願人の出願に関
わる特願平8ー240665に記載された従来の生体信
号検出装置における信号検出部の構成を示し、図17は
上面図、図18は側面図である。図17、図18に示さ
れるように、信号検出部は、アモルファス合金からなる
直方体形状の高透磁率シート部材51と、高透磁率シー
ト部材51の下に配置され、高透磁率シート部材51と
ほぼ同じ外形を有する変形補助部材52と、高透磁率シ
ート部材51の周縁部の直下に配置された第一磁気セン
サ53と、高透磁率シート部材51から離れた位置に配
置された第二磁気センサ54とからなっている。
【0003】そして、高透磁率シート部材51および変
形部材52は、ベッド56上に配置され、高透磁率シー
ト部材51および変形補助部材52上に被測定者55が
頭を東側に向けて寝た状態でのることが出来るもので、
いずれも幅が被測定者55の肩幅よりも幅広であり、長
さが被測定者55の胸部全域および腹部の一部をカバー
する程度の寸法に選ばれている。
【0004】また、第一磁気センサ53は、高透磁率シ
ート部材51の横方向の一方、すなわち南側における周
縁部の直下に当たるベッド56の下部に配置され、第二
磁気センサ54は、第一磁気センサ53と同じ幅方向の
高透磁率シート部材51から離れた位置のベッド56の
下部に配置されている。さらに、第一磁気センサ53と
第二磁気センサ54とは、床から同じ距離だけ離し、向
きを揃えて配置されており、両磁気センサ53、54の
特性は同じものを用いている。
【0005】以上の構成により、第一磁気センサ53は
被測定者55の微動(呼吸や心拍)を地磁気の変化とし
て検出する。一方、第二磁気センサ54は、被測定者5
5から離れていることから被測定者55の微動は検出し
ない。また、第一磁気センサ53、第二磁気センサ54
共に外来磁界等によるノイズ成分も検出する。
【0006】図19は、図17、図18に示した第一の
磁気センサ53、第二の磁気センサ54で得られた微動
をアナログ処理する信号処理部を示す構成図であり、第
一磁気センサ53に接続された第一処理回路57と、第
二磁気センサ54に接続された第二処理回路58と、減
算回路59とを備えている。第一処理回路57と第二処
理回路58とは同じ構成となっており、それぞれ、増幅
回路、検波回路、積分回路、ローパスフィルタ等(いず
れも図示せず)を備えている。そして、第一処理回路5
7からはノイズ成分が重畳された被測定者55の微動に
伴う検出信号が出力され、第二処理回路58からはノイ
ズ成分が出力される。
【0007】第一処理回路57の出力信号と第二処理回
路58の出力信号とは減算回路59に入力され、減算回
路59ではそれらの差が求められる。従って、ノイズ成
分が除去され、減算回路59からは図20に示すよう
な、被測定者55の呼吸、心拍に伴う信号のみを含んだ
波形が得られる。図20において、横軸は時間を示し、
周期の長い(繰り返し周期T1)信号は呼吸によるもの
を示し、周期の短い(繰り返し周期T2)信号は心拍に
よるものを示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の生体信号
検出装置においては、呼吸、心拍を時間軸上の変化とし
て表示するので、呼吸数、心拍数を定量的に測定出来
ず、適切な判断を下せない等の問題を有していた。ま
た、呼吸に伴う検出信号に心拍に伴う検出信号が重畳さ
れていることから、特に周期の短い心拍の検出信号の視
認性に欠け、特にそのレベルを正確に判断することが困
難であった。
【0009】そこで、本発明の生体信号検出装置の目的
は、呼吸に伴う生体信号と心拍に伴う生体信号とを、単
位時間当たりの呼吸数と心拍数とに算定して定量的に表
示できるようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の生体信号検出装置は、被測定者の微動に基
づく生体信号を検出し、電気信号を出力する検出手段
と、前記検出手段から出力された前記電気信号を処理す
る信号処理手段とを備え、前記信号処理手段には、前記
電気信号を第一の観測期間でフーリエ変換して第一の複
数の周波数成分を出力する第一のフーリエ変換手段と、
前記電気信号を前記第一の観測期間よりも長い第二の観
測期間でフーリエ変換して第二の複数の周波数成分を出
力する第二のフーリエ変換手段と、前記第一の複数の周
波数成分と前記第二の複数の周波数成分とを算定してそ
れぞれ呼吸数を示すデータおよび心拍数を示すデータを
出力する算定手段とを備えた。
【0011】また、本発明の生体信号検出装置は、前記
第一の観測期間を5乃至30秒とし前記第二の観測期間
を30乃至120秒とした。
【0012】また、本発明の生体信号検出装置は、前記
第一の観測期間及び第二の観測期間を変えられるように
した。
【0013】また、本発明の生体信号検出装置は、前記
呼吸数を示すデータと前記心拍数を示すデータとを表示
するための表示手段を備えた。
【0014】また、本発明の生体信号検出装置は、前記
第一の複数の周波数成分に基づく呼吸数を示すデータ及
び心拍数を示すデータの表示態様と前記第二の複数の周
波数成分に基づく呼吸数を示すデータ及び心拍数を示す
データの表示態様とを異ならせて識別可能とした。
【0015】また、本発明の生体信号検出装置は、前記
第一の複数の周波数成分に基づく呼吸数を示すデータ及
び心拍数を示すデータと前記第二の複数の周波数成分に
基づく呼吸数を示すデータ及び心拍数を示すデータと
に、識別のための文字または記号を付加した。
【0016】また、本発明の生体信号検出装置は、前記
第一の複数の周波数成分に基づく呼吸数を示すデータ及
び心拍数を示すデータの表示色と前記第二の複数の周波
数成分に基づく呼吸数を示すデータ及び心拍数を示すデ
ータの表示色とを異ならせた。
【0017】また、本発明の生体信号検出装置は、前記
表示手段には前記第一の複数の周波数成分に基づく呼吸
数を示すデータおよび心拍数を示すデータを最初に表示
させるようにした。
【0018】また、本発明の生体信号検出装置は、前記
表示手段には前記第一の複数の周波数成分に基づく呼吸
数を示すデータ及び心拍数を示すデータと前記第二の複
数の周波数成分に基づく呼吸数を示すデータ及び心拍数
を示すデータとを同時に表示させるようにした。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の生体信号検出装置
を図1乃至図16に従って説明する。ここで、図1、図
2は、本発明の生体信号検出装置における生体信号の検
出を行う信号検出部の構成を示し、図1は断面図、図2
は上面図であり、図3は、被測定者がクッション部材上
に載置された状態を示し、図4は生体信号を処理するた
めの信号処理部の基本構成図、図5は本発明の生体信号
検出装置における信号処理部の動作を説明するフローチ
ャートを示し、図6乃至図9は本発明の生体信号検出装
置における信号処理部の波形を示し、図10乃至図16
は本発明の生体信号検出装置によるデータの表示例を示
す。
【0020】先ず、図1、図2において、生体信号の検
出手段となる信号検出部10は、被測定者が載置される
クッション部材11と、シート状の高透磁率部材12
と、スペーサ部材13と、スペーサ部材13に設けた一
個以上の孔13a(図2では二個を示し、複数個である
ことが望ましい)と、スペーサ部材13に設けた導体挿
通用溝13bと、少なくとも一個の孔13a内に配置さ
れた磁気センサ14と、固定板15と、接続導体16と
からなっている。
【0021】クッション部材11は、長方形状をなし、
内部に非磁性材料からなる綿等が充填されている。高透
磁率部材12は、鉄系のアモルファス合金からなる長方
形状のもので、クッション部材11の下側に配置され
る。スペーサ部材13は、発砲スチロールと呼ばれてい
る発砲ポリスチレン等の非磁性材料からなり、高透磁率
部材12の変形を補助するもので、厚さが2乃至4cm
程度で、クッション部材11より若干小さい長方形状の
ものからなり、1辺が3乃至5cm程度の長方形状のま
たは正方形状もしくは直径が3乃至5cm程度の円形の
孔13aが開けられ、下面側に、孔13aに連通した導
体挿通用溝13bが設けられる。
【0022】磁気センサ14は、孔13a内で、スペー
サ部材13の下側に配置された固定板15に装着され、
磁気センサ14と高透磁率部材12との間に1乃至5m
m程度の狭いギャップ、好ましくは1乃至2mm程度の
ギャップgが形成されるように、磁気センサ14の高さ
およびスペーサ部材13の厚みが選定される。
【0023】固定板15はスペーサ部材13よりも固い
アルミニウム等の非磁性材料からなり、クッション部材
11より一回り小さく、スペーサ部材13よりも一回り
大きな長方形状をなしたもので、磁気センサ14と固定
板15との接着には両面粘着テープ等が用いられる。
【0024】接続導体16は、一端が磁気センサ14に
接続され、スペーサ部材13の導体挿通用溝13bを挿
通して外部の信号処理回路部20(図4参照)に接続さ
れる。この場合、高透磁率部材12の下面とスペーサ部
材13の上面は、高透磁率部材12が変形できるように
接着剤等によって部分的に接合されており、また、スペ
ーサ部材13の下面と固定板15の上面は同様に接着剤
等によって接合されている。
【0025】高透磁率部材12は、純鉄よりも透磁率が
高い高透磁率材料、例えば、非透磁率が8000程度ま
たはそれ以上の鉄系、鉄/ニッケル系、コバルト系合金
等からなるアモルファス合金、または、鉄/ニッケル合
金でニッケルの含有比率(重量比率)が35乃至80%
のパーマロイ等の材料のものが選ばれる。前記アモルフ
ァス合金には、鉄、ニッケル、コバルトを主成分とし、
ボロン(B)、クロム、モリブデン(Mo)、カーボン
等を若干量含有している市販のものが含まれる。このよ
うなアモルファス合金は、透磁率が高く、シート状に形
成する際に、比較的薄くできるため、外部の力によって
変形し易い。一方、パーマロイは透磁率が純鉄に比べて
高いものの、シート状に形成する際の薄膜化が制限され
るので、アモルファス合金と比べると、柔軟性や外部か
らの力による変形の度合いはやや劣るが、コスト面で有
利である。
【0026】また、高透磁率部材12の厚さは、被測定
者がクッション部材11上に載置された際に、被測定者
の呼吸や心拍等の微動に応答して変形することが必要で
あるため、実用上、0.2mmまたはそれ以下の厚さで
あればよい。
【0027】また、磁気センサ14は、靜磁場となる地
磁気のような弱い靜磁界を検出するものであるため、高
感度磁気センサ、例えば、トロイダルコアに一次コイル
および二次コイルを巻き回したフラックスゲート方式の
磁気センサ(FGSという)等が用いられる。FGS
は、複数枚のパーマロイリングを積層してトロイダルコ
アを形成し、トロイダルコアに沿って一次コイルをほぼ
均一に巻き回し、トロイダルコアの経方向に方向性持た
せて二次コイルを巻き回した構造のものである。
【0028】FGSの動作は、地磁気がトロイダルコア
を通るとき、一次コイルに供給する電流量を増加させる
と、トロイダルコアが磁気飽和するまで増加するが、地
磁気の影響により、トロイダルコアの一つの直径上にあ
る一方領域が他方領域に比べて一瞬早く磁気飽和する。
この時点に、二次コイル内の上向きの磁束と下向きの磁
束との増加のバランスが崩れ、見かけ上、二次コイルを
通る磁束が変化し、二次コイルからパルス電圧が出力さ
れる。このパルス電圧の大きさは、トロイダルコアを通
る地磁気の大きさに依存するので、パルス電圧の大きさ
を検出することにより地磁気を検出することが出来る。
【0029】なお、磁気センサ14は、FGSを用いた
ものに限られるものではなく、例えば、特開平7ー18
1239に開示されているような磁気インピーダンス効
果素子(MI素子という)を用いてもよい。
【0030】図3は、図1、図2に示した信号検出部1
0において、被測定者17の例えば頭部17aがクッシ
ョン部材11上に載置されて頭部17aがクッション部
材11に当接した際の高透磁率部材12の変形状態を示
し、クッション部材11に被測定者17の頭部17aが
載置されると、被測定者17の頭部17aの重みによっ
てクッション部材11が部分的に沈み、それによってク
ッション部材11の下側にある高透磁率部材12も部分
的に僅かに沈下変形する。この沈下変形の度合いは、ス
ペーサ部材13の孔13aが設けられている部分でやや
大きく、それ以外の部分で小さくなる。このため、高透
磁率部材12と磁気センサ14との間のギャップg’は
クッション部材11に被測定者の頭部が載置されていな
いときのギャップgに比べて若干狭くなる(g’<
g)。このとき、磁気センサ14は、被測定者の呼吸や
心拍等の微動に伴う高透磁率部材12の微少変化によっ
て、靜磁界の変化として生体信号が検出され、これが電
気信号として以下に述べる信号処理部20によって処理
して呼吸数のデータや心拍数のデータとして得るように
している。
【0031】図4は、FGSあるいはMI素子からなる
磁気センサ14で得られた電気信号(アナログ信号)を
処理する信号処理手段である信号処理部20の基本構成
を示すブロック図であり、磁気センサ14で得られた、
呼吸や心拍の微動に伴う微少レベルの電気信号に含まれ
る直流分をキャンセルするオフセット調整回路21と、
電気信号を増幅する増幅器(AMP)22と、商用電源
の周波数をカットオフするローパスフィルタ(LPF)
23と、0.01秒のサンプリング周期で電気信号をデ
ジタル変換するA/D(アナログ/デジタル)変換器2
4と、入力された所定の観測期間のデジタル信号を周波
数分析してそれに含まれる周波数成分を出力するための
フーリエ変換動作をするデジタル信号処理装置(以下D
SPという)25と、上記オフセット調整回路21乃至
DSP25の動作を制御すると共に、DSP25から出
力される周波数成分を処理する制御用マイクロコンピュ
ータ(以下マイコンという)26と、インターフェイス
回路27と、表示装置28とを有し、これらは図4に示
されるように互いに接続されている。
【0032】DSP25は内部に記憶手段を有し、プロ
グラム可能であると共に、A/D変換器24から出力さ
れるデジタル信号を一時的に記憶し、それを、マイコン
26のプログラムに従ってフーリエ変換して周波数成分
を出力する。また、マイコン26は、DSP25から出
力された周波数成分を一時的に記憶するとともに、周波
数成分を処理して呼吸数および心拍数等のデータとして
出力し、それらのデータはインターフェイス回路27を
介して表示手段である表示装置28に入力されるように
なっている。
【0033】次に図5を併用して動作を説明する。先
ず、図5に示すように、A/D変換器24に入力された
電気信号(アナログ信号)は、ステップ1(以下S1の
如く記す)に示す所定時間(即ちサンプリング周期であ
る例えば0.01秒)経過毎に、デジタル変換の処理が
なされ(S2)、デジタル信号がDSP25に入力され
る。DSP25は、デジタル信号を記憶手段に取り込
み、マイコン26の命令を受けて、予め記憶されている
DSP25内のプログラムによって同じ周期(0.01
秒)で所定の観測期間10.24秒(=0.01秒×1
024回でこれを第一の観測期間という)のフーリエ変
換を行い第一の複数の周波数成分を出力し、以後、所定
期間(0.01秒)毎に第一の複数の周波数成分を出力
することを繰り返す(S3)。従って、DSP25は第
一のフーリエ変換手段として機能する。また、A/D変
換器24では電気信号が、第一の観測期間の間に102
4ポイントでサンプリングされことになる。
【0034】マイコン26に入力された第一の複数の周
波数成分は、マイコン26内のソート手段等によって処
理され、第一の呼吸数及び第一の心拍数のデータとして
算定される(S4)。従って、マイコン26は第一の算
定手段として機能する。
【0035】一方、DSP25は、マイコン26の命令
を受けて、DSP内のプログラムによって同じ周期
(0.01秒)で所定の観測期間81.92秒(=0.
01秒×8192回で、第二の観測期間という)のフー
リエ変換を行い第二の複数の周波数成分を出力し、以
後、所定期間(0.01秒)毎に第二の複数の周波数成
分を出力することを繰り返す(S5)。従って、DSP
25は第二のフーリエ変換手段としても機能する。ま
た、A/D変換器24では電気信号が、第二の観測期間
の間に8192ポイントでサンプリングされことにな
る。
【0036】マイコン26に入力された第二の複数の周
波数成分は、同様に、マイコン26内のソート手段等に
よって処理され、第二の呼吸数及び第二の心拍数のデー
タとして算定される(S6)。従って、マイコン26は
第二の算定手段としても機能する。
【0037】ここで、図6は第一の観測期間(10.2
4秒)におけるサンプリングポイント(1024ポイン
ト)のデジタル信号のレベルを示す波形であり、図7は
第一の観測期間のデジタル信号がフーリエ変換されて出
力される第一の複数の周波数成分のレベルを示す波形で
ある。 また、図8は第二の観測期間(81.92秒)
におけるサンプリングポイント(8192ポイント)の
デジタル信号のレベルを示す波形であり、図9は第二の
観測期間のデジタル信号がフーリエ変換されて出力され
る第二の複数の周波数成分のレベルを示す波形である。
【0038】前述のように、第二の観測期間は第一観測
期間よりも長く、その分サンプリングポイントが多いの
で周波数分解能が高くなっており、図7と図9を比較し
て明らかなように、細かい周波数成分まで観測出来る。
因みに、図7における周波数分解能は0.098Hz
(=1/10.24秒)、図9における周波数分解能は
0.012Hz(=1/81.92秒)である。なお、
第一の観測期間および第二の観測期間は上述のように、
それぞれ10.24秒、81.92秒に設定したが、こ
れに限られることはなく、第一の観測期間を5乃至30
秒とし、第二の観測期間を30乃至120秒とすればよ
い。また、各観測期間を変えられるようにしてもよい。
【0039】そして、図7の波形からは、およそ、17
拍/分の成分(図7のA)と64拍/分の成分(図7の
B)の振幅(レベル)が際だって大きくなっていること
がわかり、また、図9の波形からは、およそ、14拍/
分の成分(図9のC)と60拍/分の成分(図9のD)
の振幅(レベル)が際だって大きくなっていることがわ
かり、それぞれ呼吸数のデータ、心拍数のデータとして
算定される。
【0040】次に、DSP25による第二のフーリエ変
換動作が確定するまで(例えば、8192回まで)変換
回数が達していなければ(S7)、DSP25による第
一のフーリエ変換動作が確定するまで(例えば、102
4回まで)変換回数が達しているかどうかが判断され
(S8)、ここで、達していれば、第一の複数の周波数
成分に基づく呼吸数データ1と心拍数データ1とが図1
0に示すように表示装置28で表示される(S9)。一
方、S7で、DSP25による第二のフーリエ変換動作
が確定するまで変換回数が達していれば(S7)、第二
の複数の周波数成分に基づく呼吸数データ2と心拍数デ
ータ2とが図11に示すように表示装置28で表示され
る(S10)。なお、図7に示す第一の複数の周波数成
分は図9に示す第二の複数の周波数成分よりも時間的に
早く、測定の初期の段階でDSP25から出力され、ま
た、第二の複数の周波数成分は分解能が高いので、呼吸
数データ1と心拍数データ1は高速表示となり、呼吸数
データ2と心拍数データ2は精細表示となる。
【0041】ここで、”高速表示”の文字は第一の複数
の周波数成分に基づく表示であることを意味し、”精細
表示”の文字は第二の複数の周波数成分に基づく表示で
あることを意味するインジケータである。なお、インジ
ケータとして、図12、図13に示すように、”高速表
示”の代わりに”○”、”精細表示”の代わりに”●”
等の記号を用いても良い。このように、第一の複数の周
波数成分に基づく表示と第二の複数の周波数成分に基づ
く表示との表示態様を異ならせることで容易に識別可能
となる。
【0042】また、第一の複数の周波数成分に基づく表
示と第二の複数の周波数成分に基づく表示とを同時に表
示し、例えば、S9では図14のように表示し、S10
では図15または図16のように表示してもよい。さら
に、表示色を異ならせたり、一方を点滅表示にしたり、
表示濃度をかえて識別できるようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明の生体信号検出装
置は、信号処理手段には、電気信号を第一の観測期間で
フーリエ変換して第一の複数の周波数成分を出力する第
一のフーリエ変換手段と、電気信号を第一の観測期間よ
りも長い第二の観測期間でフーリエ変換して第二の複数
の周波数成分を出力する第二のフーリエ変換手段と、第
一の複数の周波数成分と第二の複数の周波数成分とを算
定してそれぞれ呼吸数を示すデータおよび心拍数を示す
データを出力する算定手段とを備えたので、これらのデ
ータを定量的に応答の早い高速表示と精度を高めた精細
表示とをさせることができ、これらのデータを目的に応
じて適宜に使用できる。
【0044】また、本発明の生体信号検出装置は、第一
の観測期間を5乃至30秒とし第二の観測期間を30乃
至120秒としたので、データの出力速度と精度とを明
確に区別して出力させることが出来る。
【0045】また、本発明の生体信号検出装置は、第一
の観測期間及び第二の観測期間を変えられるようにした
ので、データの速度と精度を適宜に設定して表示させる
ことが出来る。
【0046】また、本発明の生体信号検出装置は、呼吸
数を示すデータと心拍数を示すデータとを表示するため
の表示手段を備えたので、即座に定量的な観測が出来
る。
【0047】また、本発明の生体信号検出装置は、第一
の複数の周波数成分に基づく呼吸数を示すデータ及び心
拍数を示すデータの表示態様と第二の複数の周波数成分
に基づく呼吸数を示すデータ及び心拍数を示すデータの
表示態様とを異ならせて識別可能としたので、いずれが
高速表示であるかまたは精細表示であるかが一目で判断
できる。
【0048】また、本発明の生体信号検出装置は、第一
の複数の周波数成分に基づく呼吸数を示すデータ及び心
拍数を示すデータと第二の複数の周波数成分に基づく呼
吸数を示すデータ及び心拍数を示すデータとに、識別の
ための文字または記号を付加したので、いずれが高速表
示であるかまたは精細表示であるかが容易に判断でき
る。
【0049】また、本発明の生体信号検出装置は、第一
の複数の周波数成分に基づく呼吸数を示すデータ及び心
拍数を示すデータの表示色と第二の複数の周波数成分に
基づく呼吸数を示すデータ及び心拍数を示すデータの表
示色とを異ならせたので、いずれが高速表示であるかま
たは精細表示であるかが視覚的に判断できる。
【0050】また、本発明の生体信号検出装置は、表示
手段には第一の複数の周波数成分に基づく呼吸数を示す
データおよび心拍数を示すデータを最初に表示させるよ
うにしたので、算定結果が早く分かる。
【0051】また、本発明の生体信号検出装置は、表示
手段には第一の複数の周波数成分に基づく呼吸数を示す
データ及び心拍数を示すデータと第二の複数の周波数成
分に基づく呼吸数を示すデータ及び心拍数を示すデータ
とを同時に表示させるようにしたので、二種類のデータ
を比較しながら観測出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生体信号検出装置における信号検出部
の構成を示す断面図である。
【図2】本発明の生体信号検出装置における信号検出部
の構成を示す上面図である。
【図3】本発明の生体信号検出装置における信号検出部
上に被測定者が載置された状態を示す断面図である。
【図4】本発明の生体信号検出装置における信号処理部
の基本構成図である。
【図5】本発明の生体信号検出装置における信号処理部
の動作を説明するフローチャートである。
【図6】本発明の生体信号検出装置における信号処理部
の波形である。
【図7】本発明の生体信号検出装置における信号処理部
の波形である。
【図8】本発明の生体信号検出装置における信号処理部
の波形である。
【図9】本発明の生体信号検出装置における信号処理部
の波形である。
【図10】本発明の生体信号検出装置におけるデータの
表示例を示す図である。
【図11】本発明の生体信号検出装置におけるデータの
表示例を示す図である。
【図12】本発明の生体信号検出装置におけるデータの
表示例を示す図である。
【図13】本発明の生体信号検出装置におけるデータの
表示例を示す図である。
【図14】本発明の生体信号検出装置におけるデータの
表示例を示す図である。
【図15】本発明の生体信号検出装置におけるデータの
表示例を示す図である。
【図16】本発明の生体信号検出装置におけるデータの
表示例を示す図である。
【図17】従来の生体信号検出装置における信号検出部
の構成を示す上面図である。
【図18】従来の生体信号検出装置における信号検出部
の構成を示す側面図である。
【図19】従来の生体信号検出装置における信号処理部
のブロック構成図である。
【図20】従来の生体信号検出装置における波形であ
る。
【符号の説明】
10 信号検出部 11 クッション部材 12 高透磁率部材 13 スペーサ部材 13a 孔 13b 導体挿通用溝 14 磁気センサ 15 固定板 16 接続導体 17 被測定者 17a 頭部 20 信号処理部 21 オフセット調整回路 22 増幅器 23 ローパスフィルタ 24 A/D変換器 25 デジタル信号処理回路 26 制御用マイクロコンピュータ 27 インターフェイス回路 28 表示装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定者の微動に基づく生体信号を検出
    し、電気信号を出力する検出手段と、前記検出手段から
    出力された前記電気信号を処理する信号処理手段とを備
    え、前記信号処理手段には、前記電気信号を第一の観測
    期間でフーリエ変換して第一の複数の周波数成分を出力
    する第一のフーリエ変換手段と、前記電気信号を前記第
    一の観測期間よりも長い第二の観測期間でフーリエ変換
    して第二の複数の周波数成分を出力する第二のフーリエ
    変換手段と、前記第一の複数の周波数成分と前記第二の
    複数の周波数成分とを算定してそれぞれ呼吸数を示すデ
    ータおよび心拍数を示すデータを出力する算定手段とを
    備えたことを特徴とする生体信号検出装置。
  2. 【請求項2】 前記第一の観測期間を5乃至30秒とし
    前記第二の観測期間を30乃至120秒としたことを特
    徴とする請求項1記載の生体信号検出装置。
  3. 【請求項3】 前記第一の観測期間及び第二の観測期間
    を変えられるようにしたことを特徴とする請求項2記載
    の生体信号検出装置。
  4. 【請求項4】 前記呼吸数を示すデータと前記心拍数を
    示すデータとを表示するための表示手段を備えたことを
    特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の生体信号検
    出装置。
  5. 【請求項5】 前記第一の複数の周波数成分に基づく呼
    吸数を示すデータ及び心拍数を示すデータの表示態様と
    前記第二の複数の周波数成分に基づく呼吸数を示すデー
    タ及び心拍数を示すデータの表示態様とを異ならせて識
    別可能としたことを特徴とする請求項4記載の生体信号
    検出装置。
  6. 【請求項6】 前記第一の複数の周波数成分に基づく呼
    吸数を示すデータ及び心拍数を示すデータと前記第二の
    複数の周波数成分に基づく呼吸数を示すデータ及び心拍
    数を示すデータとに、識別のための文字または記号を付
    加したことを特徴とする請求項5記載の生体信号検出装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第一の複数の周波数成分に基づく呼
    吸数を示すデータ及び心拍数を示すデータの表示色と前
    記第二の複数の周波数成分に基づく呼吸数を示すデータ
    及び心拍数を示すデータの表示色とを異ならせたことを
    特徴とする請求項5記載の生体信号検出装置。
  8. 【請求項8】 前記表示手段には前記第一の複数の周波
    数成分に基づく呼吸数を示すデータおよび心拍数を示す
    データを最初に表示させるようにしたことを特徴とする
    請求項5乃至7の何れかに記載の生体信号検出装置。
  9. 【請求項9】 前記表示手段には前記第一の複数の周波
    数成分に基づく呼吸数を示すデータ及び心拍数を示すデ
    ータと前記第二の複数の周波数成分に基づく呼吸数を示
    すデータ及び心拍数を示すデータとを同時に表示させる
    ようにしたことを特徴とする請求項5乃至7のいずれか
    に記載の生体信号検出装置。
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JP7472741B2 (ja) 2020-09-28 2024-04-23 サクサ株式会社 脈拍数測定装置及びプログラム

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