JP2000295283A - データ転送方法およびデータ転送制御回路 - Google Patents

データ転送方法およびデータ転送制御回路

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JP2000295283A
JP2000295283A JP9934199A JP9934199A JP2000295283A JP 2000295283 A JP2000295283 A JP 2000295283A JP 9934199 A JP9934199 A JP 9934199A JP 9934199 A JP9934199 A JP 9934199A JP 2000295283 A JP2000295283 A JP 2000295283A
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Takahiro Uchida
尊博 内田
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NEC Computertechno Ltd
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NEC Computertechno Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ受け取り側装置のバッファ数がデータ
送出側装置数に関係なく1装置分ですみ、LSIの収容
性を改善するデータ転送方式およびその制御回路を提供
する。 【解決手段】 一のデータ送出側演算装置から送出され
た開始情報を付加したパケットを検出したときには、同
一のデータ送出側演算装置から送出される終了情報を付
加したパケットを検出するまでの複数パケットからなる
データを連続的にデータ受け取り側演算装置に転送する
ように競合調停を行う。その結果、データ送出側演算装
置数に関係なくデータ受け取り側演算装置のバッファを
1装置分だけにすることができ、LSIの収容性への影
響を少なくすることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スーパーコンピュ
ータなど複数のプロセッサ間で高速なデータ転送を行う
場合に用いられるデータ転送方法およびデータ転送制御
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】スーパーコンピュータのように、複数箇
所に対して高速なデータ転送を要求される装置では、高
速なシステムクロックに同期してスイッチングを行うク
ロスバスイッチが用いられる場合がある。このようなク
ロスバスイッチは、クロック毎に競合調停を行う競合調
停部と競合調停結果に基づきデータを選択するセレクタ
から構成される。競合調停を行う際の優先順位は、通
常、特開平7−87094号公報、特開平6−1953
13号公報、特開昭63−66662号公報などに記載
されているように、特定の入力箇所のみ優先することの
ないように複数の入力箇所の優先順位をクロック毎に変
更する方式を採ることが多い。
【0003】次に、図5を参照して従来のデータ転送方
式を説明する。図5は、従来のデータ転送制御回路のブ
ロック図である。15,16,17,18はデータを送
出するデータ送出側演算装置である。20,21,2
2,23は、それぞれデータ送出側演算装置15,1
6,17,18から送出されたデータを一時的に蓄積す
る入力バッファである。31は1クロック毎に競合調停
を行う競合調停回路であり、40は競合調停回路31か
らのセレクト信号により入力バッファ20〜23に格納
されているパケットを選択するデータセレクタ部であ
る。50はデータセレクタ部40から送られてきたパケ
ットを受信するデータ受け取り側演算装置である。6
0,61,62,63はそれぞれデータ送出側演算装置
15,16,17,18から受信したパケットを一時的
に格納するプロセッサ対応バッファであり、70はパケ
ットを受信するプロセッサである。80は受信したパケ
ットをプロセッサ対応バッファ60〜63に振り分ける
データ振り分け回路であり、81はプロセッサ対応バッ
ファ60〜63に格納されているパケットを選択するバ
ッファ選択回路である。
【0004】次に図5、図6および図7を参照して従来
のデータ転送方式によるパケットの送出順序を説明す
る。図6は図5の入力バッファ20〜23の動作状態を
示す図であり、図7は図5の主要部の動作状態を示す図
である。この場合のデータは、後述する本発明の実施の
形態の説明で用いるデータと同じデータである。従来の
データ転送方式では、入力バッファ20〜23に格納さ
れたデータを図6(a),(b),(c)〜(l)に示
すように1クロック毎にパケット単位で順次選択するよ
うに競合調停を行っている。
【0005】そのため、図7に示すようにデータAのパ
ケットは、クロック1におけるパケットA1とクロック
5におけるパケットA2に分割して転送される。このよ
うに、不連続で転送されてきたパケットを整列かつ連続
してデータ受け取り側演算装置50のプロセッサ70に
供給するために、データ受け取り側演算残装置50にデ
ータ送出側演算装置15〜18に対応したプロセッサ対
応バッファ60〜63を設け、一つのデータを構成する
パケットが全部揃うまでプロセッサ対応バッファ60〜
63に保存しておき、パケットが揃った後にプロセッサ
70にパケットを連続して送出しなければならなかっ
た。
【0006】以上述べたように、従来のデータ転送方式
およびその制御回路においては、データ受け取り側演算
装置のプロセッサ対応バッファ数をデータ送出側演算装
置数に比例して増やす必要があり、LSIの収容性に重大
な影響を与えているという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
に鑑みてなされたもので、データ送出側演算装置数に関
係なく1装置分のバッファのみですみ、LSIの収容性を
改善するデータ転送方法およびデータ転送制御回路を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、複数のデータ送出手段か
ら同一のデータ受信手段にそれぞれ単一パケットからな
る単一データまたは複数パケットからなる連続データを
1クロック毎に競合調停を行い転送するデータ転送方法
において、前記一のデータ送出手段から送出された開始
情報を付加したパケットを検出したときには、同一の前
記データ送出手段から送出された終了情報を付加したパ
ケットを検出するまでの複数パケットからなるデータを
連続的に前記データ受信手段に転送するように競合調停
を行うことを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のデータ転送方式において、前記連続データの開始情報
および終了情報は、それぞれ連続データを構成する最初
のパケットの直前および最後のパケットの直後に送出さ
れることを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、複数のデータ送
出手段からクロスバスイッチ手段を介して同一のデータ
受信手段にそれぞれ単一パケットからなる単一データま
たは複数パケットからなる連続データを1クロック毎に
競合調停を行い転送するデータ転送制御回路において、
複数パケットからなる連続データの最初のパケットに開
始情報を付加し最後のパケットに終了情報を付加して送
出するデータ送出手段と、一の前記データ送出手段から
送出された前記開始情報を付加したパケットを検出した
ときには同一の前記データ送出手段から送出された前記
終了情報を付加したパケットを検出するまでの複数のパ
ケットで構成されるデータを連続的に前記データ受信手
段に転送するように競合調停を行うクロスバスイッチ手
段と、前記クロスバスイッチ手段からの前記パケットを
バッファリングして受信するデータ受信手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
データ転送方式およびその制御回路を図1および図2を
参照して説明する。図1は同実施の形態によるデータ転
送制御回路のブロック図である。本図はデータ送出側演
算装置が4つある場合の構成例を示す。図1において、
図5と同一部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。10,11,12,13はデータを送出するデータ
送出側演算装置である。30は入力バッファから送られ
てくるStart/End信号をもとに競合調停を行
い、セレクト信号およびHold信号を出力する競合調
停回路である。60はデータセレクタ部からの連続デー
タを構成する複数パケットを一時的に格納するバッファ
である。
【0012】図2は図1における競合調停回路30の構
成を示すブロック図である。図2において、100,1
01,102,103は入力されるStart/End
信号を識別し、Start信号を検出した場合にはそれ
ぞれ信号線130,131,132,133に有効信号
("1")を出力し、End信号を検出した場合にはそれ
ぞれ信号線120,121,122,123に有効信号
("1")を出力するStart/End信号検出回路であ
る。200,201,202,203は2つの入力の一
方を選択して出力する2Wayセレクタである。30
0,301,302,303は、Start/End信
号検出回路100〜103でEnd信号が検出された際
にレジスタ400,401,402,403をリセット
するための論理積回路である。レジスタ400,40
1,402,403は競合情報を保持する競合情報保持
レジスタである。500は競合情報保持レジスタ400
〜403から出力される競合情報を入力して論理和をと
ることにより処理中のパケットが無いことを検出する4
入力の論理和回路である。600はパケット間で競合が
起こっている場合に予め定められた優先順位に従って最
優先のパケットを選択する固定順位式のプライオリティ
エンコーダーである。700,701,702,703
は、プライオリティエンコーダー600で選択した情報
からHold信号を生成するためのインバーターであ
る。
【0013】次に、図1、図2、図3および図4を参照
して本発明の実施形態の動作を説明する。図3は図1の
入力バッファ20〜23に一時的に格納されているパケ
ットの1クロック毎の状態を、図4は図1、図2の主要
部の1クロック毎の状態値を示す図である。本実施例を
説明するに当たり初期状態として、競合情報保持レジス
タ400〜403の値はそれぞれ"0"であり、入力バッ
ファ20〜23には図3(a)に示すデータが格納されて
いるものとする。
【0014】最初に、クロック1の状態を説明する。図
2の競合情報保持レジスタ400〜403の値が初期状
態として全て"0"であるため、論理和回路500の出力
線510の値は"0"となる。図1の入力バッファ20〜
23は、それぞれ、パケットA1,B1,C1,D1に
付加して送られてきたStart情報を競合調停回路3
0に送出し、パケットA1,B1,C1,D1の通信デ
ータ部をデータセレクト部40に送出する。
【0015】図2の競合調停回路30では、入力バッフ
ァ20〜23に対応するStart/End信号検出回
路100〜103でそれぞれStart信号を認識し、
信号線130〜133に有効信号("1")を出力する。
2Wayセレクタ200〜203は、それぞれ、信号線
510の値が"0"であれば信号線130〜133の値を
選択し、信号線510の値が"1"であれば競合情報保持
レジスタ400〜403の値を選択して出力するように
動作する。クロック1では信号線510の値が"0"であ
るため、2Wayセレクタ200〜203は、それぞれ
信号線130〜133の値を選択する。2Wayセレク
タ200〜203で選択された信号線130〜133の
各値"1"は、論理積回路300〜303を経て、競合情
報保持レジスタ400〜403に入力される。
【0016】一方、プライオリティエンコーダー600
は、2Wayセレクタ200〜203からの出力の値
が"1"である信号線のうち若い番号の入力ポート(この
実施形態では若番の記号の2Wayセレクタ)に対応す
る信号線を最優先とする固定優先順位のプライオリティ
エンコーダーである。クロック1では2Wayセレクタ
200〜203の出力は全て"1"であるため、プライオ
リティエンコーダー600の4ビットの出力値は"1000"
となり、この値がセレクト信号としてデータセレクタ部
40に出力される。同時に、プライオリティエンコーダ
ー600の出力はインバーター700〜703で"1"と"
0"が反転されて、4bitの"0111"のHold信号が生
成され、入力バッファ20〜23に送出される。その結
果、入力バッファ20のみがHoldを解除され、デー
タセレクタ部40は、セレクト信号が"1"に対応した入
力バッファ20に格納されているパケットA1を選択
し、データ受け取り側演算装置50に出力する。このク
ロック1における主要部の状態を図3(a)、および図4
のクロック1に示す。
【0017】次に、クロック2の状態を説明する。競合
情報保持レジスタ400〜403の値がクロック1でそ
れぞれ値"1"に設定されているため、論理和回路500
の出力線510の値は"1"となる。また、値が"0111"の
Hold信号により入力バッファ21〜23はHold
され、入力バッファ20のみがHoldを解除されてい
るため、次のパケットA2に付加されたEnd信号が競
合調停回路30に送出される。Start/End信号
検出回路100ではEnd信号を検出し、信号線120
に有効信号("1")を出力する。また、Start/En
d信号検出回路101〜103ではEnd信号を検出し
ないため、信号線121〜123には無効信号("0")
を出力する。信号線510の値が"1"であるため、2W
ayセレクタ200〜203は競合情報保持レジスタ4
00〜403の各値"1"を選択する。また、信号線12
0が"1"であるため論理積回路300の出力が"0"にな
り、競合情報保持レジスタ400に値"0"が設定され
る。その他の競合情報保持レジスタ401〜403は、
論理積回路301〜303の出力が"1"であるため、そ
れぞれ値"1"が設定される。
【0018】一方、プライオリティエンコーダー600
には2Wayセレクタ200〜203で選択された競合
情報保持レジスタ400〜403の各値"1"が入力され
るため、セレクト信号として値"1000"を出力する。同時
に、プライオリティエンコーダー600の出力"1000"が
インバーター700〜703で反転されて"0111"のHo
ld信号が生成され、入力バッファ20〜23に送出さ
れる。その結果、データセレクタ部はセレクト信号の
値"1000"に従い入力バッファ20にあるパケットA2を
選択し、データ受け取り側演算装置50に出力する。ク
ロック2における主要部の状態を図3(b)、および図4
のクロック2に示す。
【0019】クロック3では、競合情報保持レジスタ4
00〜403がクロック2でそれぞれ値"0"、"1"、"
1"、"1"に設定されているため、論理和回路500の出
力線510の値は"1"となる。そのため、2Wayセレ
クタ200〜203は、競合情報保持レジスタ400〜
403の値"0"、"1"、"1"、"1"を選択する。そして、プ
ライオリティエンコーダー600には値"0111"が入力さ
れるため、セレクト信号として"0100"が出力され、また
Hold信号は"1011"となる。その結果、データセレク
タ部40は入力バッファ21にあるパケットB1を選択
し、データ受け取り側演算装置50に出力する。クロッ
ク3における主要部の状態を図3(c)、および図4のク
ロック3に示す。
【0020】次に、クロック4の状態を説明する。競合
情報保持レジスタ400〜403の値がそれぞれ"0"、"
1"、"1"、"1"であるため、論理和回路500の出力線5
10の値は"1"となる。そのため、2Wayセレクタ2
00〜203は、競合情報保持レジスタ400〜403
の値"0"、"1"、"1"、"1"を選択する。また、Hold信
号の値"1011"により入力バッファ21のみがHoldを
解除されていて、Start/End信号検出回路10
1でパケットB2に付加されたEnd信号が検出される
ため、信号線121の値が"1"となり論理積回路301
の出力が"0"となり競合情報保持レジスタ401が"0"に
設定される。一方、プライオリティエンコーダー600
には2Wayセレクタ200〜203から"0111"が入力
されるためセレクト信号として"0100"が出力され、また
Hold信号は"1011"となる。その結果、データセレク
ト部40は入力バッファ21にあるパケットB2を選択
し、データ受け取り側演算装置50に出力する。クロッ
ク4における主要部の状態を図3(d)、および図4のク
ロック4に示す。
【0021】同様に、クロック5では、プライオリティ
エンコーダー600に"0011"が入力されるため、セレク
ト信号として"0010"が出力され、またHold信号は"1
101"となる。その結果、データセレクト部40は入力バ
ッファ22にあるパケットC1を選択し、データ受け取
り側演算装置50に出力する。クロック5における主要
部の状態を図3(e)、および図4のクロック5に示す。
【0022】クロック6では、プライオリティエンコー
ダー600に"0011"が入力されるためセレクト信号は"0
010"となり、またHold信号は"1101"となる。そのた
め、データセレクト部40は入力バッファ22にあるパ
ケットC2を選択し、データ受け取り側演算装置50に
出力する。クロック6における主要部の状態を図3
(f)、および図4のクロック6に示す。
【0023】クロック7では、プライオリティエンコー
ダー600に"0011"が入力されるためセレクト信号は"0
010"となり、またHold信号は"1101"となる。データ
セレクト部40は入力バッファ22にあるパケットC3
を選択し、データ受け取り側演算装置50に出力する。
クロック7における主要部の状態を図3(g)、および図
4のクロック7に示す。
【0024】クロック8の状態を説明する。Start
/End信号検出回路102でパケットC4に付加され
たEnd信号が検出されるため、信号線122の値が"
1"となり論理積回路302の出力が"0"となり、競合情
報保持レジスタ402が"0"に設定される。一方、プラ
イオリティエンコーダー600には値"0011"が入力され
るためセレクト信号として"0010"が出力され、またHo
ld信号は"1101"となる。そして、データセレクト部4
0では入力バッファ22にあるパケットC4を選択し、
データ受け取り側演算装置50に出力する。クロック8
における主要部の状態を図3(h)、および図4のクロッ
ク8に示す。
【0025】クロック9では、プライオリティエンコー
ダー600には値"0001"が入力されるためセレクト信号
として"0001"が出力され、またHold信号は"1110"と
なる。データセレクト部40は入力バッファ23にある
パケットD1を選択し、データ受け取り側演算装置50
に出力する。クロック9における主要部の状態を図3
(i)、および図4のクロック9に示す。
【0026】クロック10では、プライオリティエンコ
ーダー600には値"0001"が入力されるためセレクト信
号は"0001"となり、またHold信号は"1110"となる。
データセレクト部40は入力バッファ23にあるパケッ
トD2を選択し、データ受け取り側演算装置50に出力
する。クロック10における主要部の状態を図3(j)、
および図4のクロック10に示す。
【0027】クロック11では、プライオリティエンコ
ーダー600には値"0001"が入力されるためセレクト信
号は"0001"となり、またHold信号は"1110"となる。
データセレクト部40は入力バッファ23にあるパケッ
トD3を選択し、データ受け取り側演算装置50に出力
する。クロック11における主要部の状態を図3(k)、
および図4のクロック11に示す。
【0028】次に、クロック12の状態を説明する。S
tart/End信号検出回路103でパケットD4に
付加されたEnd信号が検出されるため、信号線123
の値が"1"となり論理積回路303の出力が"0"となり、
競合情報保持レジスタ403が"0"に設定される。一
方、プライオリティエンコーダー600には値"0001"が
入力されるため、セレクト信号として"0001"が出力され
る。また、Hold信号は"1110"となる。その結果、デ
ータセレクト部40は入力バッファ23にあるパケット
D4を選択し、データ受け取り側演算装置50に出力す
る。クロック12における主要部の状態を図3(l)、お
よび図4のクロック12に示す。
【0029】クロック13では、クロック12で競合情
報保持レジスタ400〜403の値が"0"に設定されて
いるため論理和回路500の出力線510の値は"0"と
なり、2Wayセレクタ200〜203は入力バッファ
20〜23に格納されている次のパケット群のStar
t信号を選択し、次のパケット群の処理を継続してい
く。
【0030】以上のような動作の結果、データセレクタ
部40より出力されるパケットの順番を示したのが図4
(b)である。図4(b)に示すように連続データを構成
するパケットが連続してデータ受け取り側演算装置50
に転送されることとなる。
【0031】なお、上記した本発明の実施の形態におい
て、複数のデータ送出側演算装置を一つのノードとし、
複数のノードがクロスバスイッチを介して接続されたク
ラスタと呼ばれる情報処理装置に対しても適用すること
ができる。この場合、図1のデータ送出側演算装置10
〜13、およびデータ受け取り側演算装置50が、それ
ぞれノードに相当する。
【0032】また、本実施例は最初のパケットにSta
rt信号と通信データの両方の情報があり、最後のパケ
ットにEnd信号と通信データがある場合に対して構成
されているが、最初のパケットおよび最後のパケットに
通信データが含まれず、最初のパケットはStart信
号のみ、最後のパケットはEnd信号のみの場合でも、
タイミング調整のための回路を競合調停回路30とデー
タセレクタ部40の間に設けることにより対応可能であ
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、一のデータ送出装置から送出された開始情報を付加
したパケットを検出したときには同一のデータ送出側装
置から送出された終了情報を付加したパケットを検出す
るまでの複数パケットからなるデータを連続的にデータ
受け取り側装置に転送するように競合調停を行うため、
データ送出側装置数に関係なくデータ受け取り側装置の
バッファを1装置分だけにすることができ、LSIの収
容性への影響を少なくすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態によるデータ転送制御
回路の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1における競合調停回路30の構成を示す
ブロック図である。
【図3】 図1の入力バッファ20〜23の動作状態を
示す図である。
【図4】 図1および図2の主要部の動作状態を示す図
である。
【図5】 従来のデータ転送制御回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】 図5の入力バッファ20〜23の動作状態を
示す図である。
【図7】 図5の主要部の動作状態を示す図である。
【符号の説明】
10〜13…データ送出側演算装置 15〜18
…データ送出側演算装置 20〜23…入力バッファ 30、31…競合調
停回路 40…データセレクタ部 50…データ受け取り側演算
装置 60〜63…プロセッサ対応バッファ(バッファ) 70…プロセッサ 80…データ振り分け回路 81…バッファ選択回路 100〜103…Start/End信号検出回路 200〜203…2Wayセレクタ 300〜3
03…論理積回路 400〜403…競合情報保持レジスタ 500…論
理和回路 600…プライオリティエンコーダー 700〜7
03…インバータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ送出手段から同一のデータ
    受信手段にそれぞれ単一パケットからなる単一データま
    たは複数パケットからなる連続データを1クロック毎に
    競合調停を行い転送するデータ転送方法において、前記
    一のデータ送出手段から送出された開始情報を付加した
    パケットを検出したときには、同一の前記データ送出手
    段から送出された終了情報を付加したパケットを検出す
    るまでの複数パケットからなるデータを連続的に前記デ
    ータ受信手段に転送するように競合調停を行うことを特
    徴とするデータ転送方法。
  2. 【請求項2】 前記連続データの開始情報および終了情
    報は、それぞれ連続データを構成する最初のパケットの
    直前および最後のパケットの直後に送出されることを特
    徴とする請求項1に記載のデータ転送方法。
  3. 【請求項3】 複数のデータ送出手段からクロスバスイ
    ッチ手段を介して同一のデータ受信手段にそれぞれ単一
    パケットからなる単一データまたは複数パケットからな
    る連続データを1クロック毎に競合調停を行い転送する
    データ転送制御回路において、 複数パケットからなる連続データの最初のパケットに開
    始情報を付加し最後のパケットに終了情報を付加して送
    出するデータ送出手段と、 一の前記データ送出手段から送出された前記開始情報を
    付加したパケットを検出したときには同一の前記データ
    送出手段から送出された前記終了情報を付加したパケッ
    トを検出するまでの複数のパケットで構成されるデータ
    を連続的に前記データ受信手段に転送するように競合調
    停を行うクロスバスイッチ手段と、 前記クロスバスイッチ手段からの前記パケットをバッフ
    ァリングして受信するデータ受信手段と、 を具備してなるデータ転送制御回路。
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