JP2000293489A - データベースサーバシステム - Google Patents

データベースサーバシステム

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JP2000293489A
JP2000293489A JP11101485A JP10148599A JP2000293489A JP 2000293489 A JP2000293489 A JP 2000293489A JP 11101485 A JP11101485 A JP 11101485A JP 10148599 A JP10148599 A JP 10148599A JP 2000293489 A JP2000293489 A JP 2000293489A
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Japan
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database
database server
server
servers
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JP11101485A
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Masanori Ikehara
正徳 池原
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Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オンライン稼働中のデータベースサーバの保
守作業をオンライン処理を停止することなく円滑に実施
する。 【解決手段】 アプリケーションサーバ群2の各アプリ
ケーションサーバは、現在のデータベースサーバ群3の
稼働状況を記録している記憶領域を有し、かつクライア
ント群1から受け付けたアプリケーション処理要求に対
応するアプリケーションプログラムを実行する該実行過
程においては、上記アプリケーションプログラムに含ま
れるデータベースオペレーション要求を、上記稼働状況
から割り出したデータベースサーバを使用して処理す
る。サーバ管理端末6は、データベースサーバ群3に属
するいずれかのデータベースサーバを保守又は障害監視
する際に、その稼働状況を変更する際に使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データベースサー
バシステムに関し、特に、複数のデータベースサーバが
一つ以上のデータベースにそれぞれアクセスする構成の
データベースサーバシステムのオンライン稼働中でのデ
ータベースサーバの保守作業を円滑に実施するデータベ
ースサーバシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、データベースを有するオンライン
システムでは、オンライン稼働中のデータベース共用シ
ステムのメンテナンスに関して、特開平6−75840
号公報や、特開平9−252550号公報に開示されて
いるように、データベースが保持するデータベースレコ
ードの更新(例えば、データベースレコードの追加や削
除)や、上記更新に伴うデータベースの切り替えなどに
ついては、これを実施することが可能であった。
【0003】すなわち、特開平6−75840号公報に
は、上記のデータベースの更新(メンテナンス)をオン
ライン稼働中でもオンラインアクセスを中断することな
く行うことを目的とし、メンテナンス前データベースか
らメンテナンス後データベースへデータベースレコード
単位に、順編成処理を加えながらコピー処理し、かつ追
い付き処理中のオンラインアクセスはメンテナンス前デ
ータベースをアクセスし、更新のあったデータベースレ
コードのキー情報はメモリ上にスタックしておき、全デ
ータベースレコードのコピー処理完了後に、上記キー情
報を基に更新があったデータベースレコードについてメ
ンテナンス前データベースからレコードを読み込み、メ
ンテナンス後データベースへ追い付き更新処理を施した
後にオンラインアクセス先をメンテナンス後データベー
スに切り替える方式が開示されている。
【0004】また、特開平9−252550号公報に
は、外部記憶装置上の2つのデータベース専用領域にオ
ンライン用データベースとオフラインデータベースを区
分して設置し、主計算機は上記オンライン用データベー
スをアクセスしながらオンライン業務を行い、メンテナ
ンス専用の計算機は上記オフラインデータベースを用い
ながら新データベースを作成して、上記オフラインデー
タベース用の専用領域を更新し、上記主計算機はオンラ
イン運転中に上記2つのデータベース専用領域のポイン
タを切り替える方式が開示されている。
【0005】なお、上記公開公報に開示されている技術
の他に、本発明の分野に係る技術を過去の特許出願から
遡及調査すると、まず、特開平7−319923号公報
には、複数のデータベースサーバが一つ以上のデータベ
ースにそれぞれアクセスするクライアント/サーバシス
テムにおいて、1クライアントが発したデータベースオ
ペレーション要求に対しても、上記複数のデータベース
サーバで複数の並行サブオペレーションに変換し、かつ
上記並行サブオペレーションの各々を、特殊な複数デー
タベースサーバにおいて並行処理することにより要求処
理速度を増大させる技術が開示されている。
【0006】次に、特開平9−247648号公報に
は、アプリケーションサーバシステムにおいて、アプリ
ケーションの実行状態情報と、アプリケーションの利用
状況情報と、動作するサーバの負荷状態情報を管理する
複数のアプリケーション実行管理部を備え、上記各情報
に基づいて上記アプリケーション実行管理部間の負荷分
散を行うシステムが開示されている。
【0007】次に、特開平9−305558号公報に
は、現用系サーバ装置と予備系サーバ装置を備え、予備
系サーバ装置と現用系サーバ装置は互いに通信を行い、
かつ予備系サーバ装置が現用系サーバ装置の監視を行っ
て現用系サーバ装置の異常を検出した際には、予備系サ
ーバ装置を現用系サーバ装置に切り替える方式が開示さ
れている。
【0008】次に、特開平10−240591号公報に
は、RDBMS(Relational DataBase Management Syst
em) のデータ操作用言語であるSQL(Structured Quer
y Language) プロシジャ実行時の計算機負荷を分散させ
るために計算機を利用してSQLプロシジャ実行手続き
を階層化された2種類の実行手続きに分離する方法が開
示されている。
【0009】次に、特許番号第2838548号公報に
は、分散型計算機システムにおいて、データベース用の
ファイル容量を増大させることなく、かつオンライン運
転を中断することなく、データベースを切り替えること
を目的とし、現用と将来用の各データベースと、各業務
処理を担当するCPUに接続されたメンテ用のCPU
は、メンテ用データファイルに格納された現用データベ
ースの更新、書き替え、修正、確認等を行って将来用デ
ータベースを作成し、データベース切り替え時には、各
業務処理を担当するCPUのデータ読み出し先がメンテ
用データファイルの現用データベースに切り替えられ、
次に、業務用データファイルへの上記将来用データベー
スの転送が開始され、上記転送の完了後に、上記読み出
し先を上記業務用データファイル上の将来用データベー
スに一斉に切り替える方法が開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術で
は、複数のデータベースサーバが一つ以上のデータベー
スにそれぞれアクセスする構成のクライアント/サーバ
システムにおいて、上記各データベースサーバのうち、
いずれか一つのデータベースサーバの保守を行う場合に
は、上記の従来技術を適用することはできない。
【0011】その理由は、上記の特開平6−75840
号公報と、特開平9−252550号公報と、特許番号
第2838548号公報に開示されている技術は、デー
タベースのメンテナンスに際して、オンライン運転中に
データベースを円滑に切り替える方法を開示するに留ま
り、上記クライアント/サーバシステムにおけるデータ
ベースサーバのメンテナンス方法にまでは触れられてい
ないからである。
【0012】なお、特開平7−319923号公報に開
示されている技術は、各種の並行処理によってデータベ
ースオペレーション要求の処理速度を増大させる技術で
はあっても、データベースサーバの保守を目的とした技
術ではない。
【0013】次に、特開平9−247648号公報に開
示されている技術は、異なる負荷特性を持つアプリケー
ションプログラムの負荷分散を図ってアプリケーション
サーバシステムの処理効率を向上させる技術ではあって
も、やはり、データベースサーバの保守を目的とした技
術ではない。
【0014】次に、特開平9−305558号公報に開
示されている技術は、予備系サーバ装置と現用系サーバ
装置が相互に監視を行って現用系サーバ装置の異常を検
出する方式であり、アプリケーションサーバのレベルで
データベースサーバの状態遷移を管理する方式ではな
い。
【0015】次に、特開平10−240591号公報に
開示されている技術は、SQLプロシジャ実行手続きを
階層化された2種類の実行手続きに静的に分離すること
により、SQLプロシジャ実行時の計算機負荷を分散さ
せて処理効率を向上させる技術であって、やはり、デー
タベースサーバの保守を目的とした技術ではない。
【0016】本発明は、以上のような従来のデータベー
スサーバシステムにおける問題点に鑑みてなされたもの
であり、オンライン稼働中のデータベースサーバの保守
作業をオンライン処理を停止することなく円滑に実施す
ることができるデータベースサーバシステムを提供する
ことを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明は、複数のクライアントと、前記複数のクラ
イアントとネットワークを介して接続された複数のアプ
リケーションサーバと、前記複数のアプリケーションサ
ーバと通信回線を介して接続された複数のデータベース
サーバと、前記複数のデータベースサーバと接続された
複数のデータベースと、サーバ管理端末とを有してオン
ライン処理を行うデータベースサーバシステムであっ
て、前記各アプリケーションサーバは、前記各データベ
ースサーバの現在の稼働状況を記録している記憶領域を
有し、かつ前記各クライアントから受け付けたアプリケ
ーション処理要求に対応するアプリケーションプログラ
ムを実行する該実行過程においては、前記アプリケーシ
ョンプログラムに含まれるデータベースオペレーション
要求を、前記稼働状況から割り出したデータベースサー
バを使用して処理することを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0019】図1は、本発明の実施の形態に係るデータ
ベースサーバシステムの全体構成を示すブロック図であ
る。
【0020】本実施の形態に係るデータベースサーバシ
ステムは、複数のクライアントを有するクライアント群
1と、クライアント群1とネットワーク7を介して接続
されている複数のアプリケーションサーバを有するアプ
リケーションサーバ群2と、アプリケーションサーバ群
2と通信回線8を介して接続されている複数のデータベ
ースサーバを有するデータベースサーバ群3と、データ
ベースサーバ群3と接続されている複数のデータベース
を有するデータベース群4と、データベースサーバ3に
対する保守要求を送出するサーバ管理端末6を含む。
【0021】上記各アプリケーションサーバは、上記各
データベースサーバの現在の稼働状況を管理して記録し
ている。
【0022】上記各アプリケーションサーバが管理して
いる各稼働状況の記録は、本実施の形態においては、上
記保守要求を送出するサーバ管理端末6からの指示入力
又はサーバ管理端末6に備えられた後述する障害検知プ
ログラムの実行によって与えられ、かつ後述するテーブ
ル保守プログラム15の実行によって一斉に更新される
ものとしているが、一般にはこの限りではない。
【0023】(しかし、いずれにしても、上記各稼働状
況の記録は、上記各アプリケーションサーバがデータベ
ースサーバの過去の稼働実績を統計的に判断することに
より設定する性質のものではない。) 上記各クライアントの少なくとも一つからのオンライン
のアプリケーション処理要求は、上記各アプリケーショ
ンサーバの少なくとも一つによって受け付けられる。上
記受け付けたアプリケーションサーバは、上記アプリケ
ーション処理要求に対応するアプリケーテョンプログラ
ムの実行過程において、上記アプリケーションプログラ
ムに含まれるデータベースオペレーション要求を、上記
稼働状況に基づいて割り出したデータベースサーバを使
用して処理する。
【0024】なお、本実施の形態では、上記各データベ
ース内の各ファイルは、説明の便宜上、「表」(テーブ
ル)と呼称する。
【0025】図2は、本発明の実施の形態に係るデータ
ベースサーバシステムの各アプリケーションサーバ2n
(n=A,B,C)の構成を示す領域マップである。
【0026】アプリケーションサーバ群2に属する各ア
プリケーションサーバ2n(n=A,B,C)は、アプ
リケーション内領域11を有し、該領域は、オンライン
処理を行うアプリケーションプログラム12と、データ
ベースサーバ群4への処理要求を発行するデータベース
サーバ振り分けプログラム14と、データベースサーバ
群4に属する各データベースサーバの稼働状態を管理
し、適切なデータベースサーバを選択するために上記デ
ータベースサーバ振り分けプログラム14が使用する情
報を格納したデータベースサーバ情報テーブル13と、
データベースサーバ情報テーブル13を更新するテーブ
ル保守プログラム15を含む。
【0027】図3は、本発明の実施の形態に係るデータ
ベースサーバシステムのデータベースサーバ情報テーブ
ル13の構成を示す領域マップである。
【0028】図2に示すデータベースサーバ情報テーブ
ル13は、図3に示すデータベースサーバの稼働状況を
管理する稼働状況管理テーブル21と、表とデータベー
スサーバの対応を管理する表管理テーブル22を含む。
【0029】図4は、本発明の実施の形態に係るデータ
ベースサーバシステムの稼働状況管理テーブル21が記
録する各データベースサーバの稼働状況を示す状態遷移
図である。
【0030】稼働状況管理テーブル21は、具体的に
は、上記各データベースサーバの名称を記録する第1の
エントリと、上記各データベースサーバの名称で示され
るデータベースサーバの稼働状況(すなわち、“障害
中”,“稼働中”,“保守中”,“待機中”の区分)を
上記各データベースサーバの名称に対応付けて記録する
第2のエントリと、上記各データベースサーバの予備の
データベースサーバを上記各データベースサーバの名称
に対応付けて記録する第3のエントリを含む。
【0031】図5は、本発明の実施の形態に係るデータ
ベースサーバシステムの表管理テーブル22が記録する
各データベースサーバと該各データベースサーバが扱う
データベース内の表との対応関係を示すテーブルであ
る。
【0032】データベース群4に属する各データベース
内の各表それぞれには、主担当の上記データベースサー
バが1対1で割り当てられており、図5の表管理テーブ
ル22は、その対応関係を記録する。しかしながら、上
記の主担当は暫定的に決められているに過ぎず、後述す
るように上記主担当のデータベースサーバに代わって予
め割り当てられている予備のデータベースサーバが充当
される場合がある。
【0033】以下、本発明の実施の形態に係るデータベ
ースサーバシステムの動作の概要を説明する。
【0034】クライアント群1に属するクライアント1
Aからの処理要求を受け取ったアプリケーションサーバ
A(2A)のプログラム12Aは、その処理を実行する
ために、データベースオペレーション要求、具体的には
上記データベースからのデータの読み込み要求又は処理
結果の上記データベースへの書き込み要求をデータベー
サーバ群3のいずれかのデータベースサーバに発信す
る。この時、上記要求に先立って、アプリケーションサ
ーバA(2A)内には、データベースアクセスのための
専用のプログラムであるデータベースサーバ振り分けプ
ログラム14が用意されており、プログラム12Aから
の上記データベースアクセス要求は、上記のデータベー
ス振り分けプログラム14が必ず実行されることによ
り、データベースサーバ群3に属する最適なデータベー
スサーバに振り分けられる。
【0035】すなわち、データベース振り分けプログラ
ム14は、データベースサーバ情報テーブル13を参照
し、障害の発生や保守作業により停止しているデータベ
ースサーバ3があれば、それを迂回して、データベース
4にアクセスする。これにより、業務処理が24時間、
かつ365日に渡って不休で稼働中であっても、データ
ベースサーバ群3に属するデータベースサーバのうち、
障害発生中のものや、保守作業の必要があるものを少な
くとも一つ選び、該選ばれたデータベースサーバを任意
かつ随時に停止させて、保守作業を行うことが可能にな
る。
【0036】図6は、本発明の実施の形態に係るデータ
ベースサーバシステムのオンライン処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【0037】以下、図1乃至5を参照しつつ、図6に示
すフローチャートを使用して、本実施の形態に係るデー
タベースサーバシステムのオンライン処理動作を説明す
る。
【0038】なお、上記クライアントが上記アプリケー
ションサーバを起動する部分の説明は前述のとおりであ
るので、以下ではそれ以降の動作を説明する。
【0039】まず、ステップA1では、アプリケーショ
ンプログラム12Aが、データベース群4内のデータベ
ース4Aに格納されている表5に属する表5Aへの処理
をデータベースサーバ振り分けプログラム14に要求す
ると、データベースサーバ振り分けプログラム14は、
データベースサーバ情報テーブル13内の表管理テーブ
ル22を参照して、上記要求に示された表5Aの表名か
らアクセスすべきデータベースサーバ名を決定する。
【0040】次に、ステップA3では、上記決定したデ
ータベースサーバ名を持つデータベースサーバの稼働状
況を取得し、該稼働状況を検査する。
【0041】上記稼働状況が“稼働中”の場合は、ステ
ップA4にて、上記決定したデーベースサーバ名のデー
タベースサーバを使用して要求された表にアクセスす
る。
【0042】さもなくて、上記決定したデータベースサ
ーバ名を持つデータベースサーバの稼働状況が“保守
中”または“障害中”の場合は、そのデータベースサー
バへのアクセスが不可能なため、ステップA5、A6に
て、稼働状況管理テーブル21から上記決定したデータ
ベースサーバ名によって示されるデータベースサーバの
予備サーバが存在するか否かを確認し、もしも存在すれ
ば、当該予備サーバを取得すると共に、上記決定したデ
ータベースサーバ名を当該予備サーバのサーバ名にチェ
ンジして、再びステップA2からの一連の処理を反復す
る。
【0043】上記ステップA6の判断処理において、上
記決定したデータベースサーバ名によって示されるデー
タベースサーバの予備サーバが存在しない場合は、すべ
てのデータベースサーバがアクセスできない場合を示す
ので、ステップA7にて、アプリケーションプログラム
12Aに、アクセス不可の情報を返却する。
【0044】上記したオンライン処理の過程において、
データベースサーバの保守を行う場合には、サーバ管理
端末6から上記データベースサーバの名称を含む保守要
求を指示入力する。
【0045】前記アプリケーションサーバ群2内の各ア
プリケーションサーバ内の各テーブル保守プログラム1
5は、上記の保守要求を一斉に受け取ると、稼働状況管
理テーブル21の上記データベースサーバに対応する稼
働状況を“保守中”に変更する。
【0046】なお、上記のサーバ管理端末に、少なくと
も前記各データベースサーバのいずれか一つへのアクセ
スを遮断する恐れのあるハードウエア障害やネットワー
ク障害などを検知する障害検知プログラムを備えてお
き、上記障害検知プログラムが上記障害を検知すると、
自動的に上記のテーブル保守プログラム15へ、上記検
知した障害の通知をさせるようにすることも可能であ
る。
【0047】この場合、上記通知を受けたテーブル保守
プログラム15は、そのデータベースサーバの稼働状況
を“障害中”にすることによって、アプリケーションサ
ーバは、自動式に上記データベースサーバを迂回して、
他のデータベースサーバに対してデータベースアクセス
を試みることができる。
【0048】また、上記のいずれの場合にも、上記のテ
ーブル保守プログラム15は、待機状態の他のデータベ
ースサーバがもし存在すれば、該データベースサーバの
上記稼働状況を“稼働中”に変更することができる。
【0049】上記各場合において、サーバ管理端末6か
らの保守要求は、稼働状況管理テーブル21の情報を変
更するだけであるため、上記オンライン処理が稼働中で
あっても、その処理を停止することなく実行可能であ
る。
【0050】これにより、オンライン稼働中にデータベ
ースサーバへのアクセスが不可になるような障害が発生
しても、オンライン処理は、その影響を受けることな
く、データベースアクセスを伴うアプリケーションプロ
グラムを、自動的に他のデータベースサーバを経由し
て、実行することが可能になる。
【0051】なお、上記実施の形態において、データベ
ースサーバ情報テーブル13と、データベースサーバ振
り分けプログラム14と、テーブル保守プログラム15
とは上記各アプリケーションサーバに共通の領域に設置
することが可能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータベースサーバへのアクセス処理と、アプリケーショ
ンプログラムとを切り離し、アプリケーションサーバ内
にデータベースサーバへのアクセス経路を振り分けるた
めのデータベースサーバ振り分けプログラムを配置して
いるので、オンライン処理の実行を停止させることな
く、データベースサーバを保守の目的のために停止する
ことができる。
【0053】また、サーバ管理端末に、データベースサ
ーバへのアクセスを遮断する恐れのあるハードウエア障
害やネットワーク障害などを検知するプログラムを備え
ておくことにより、オンライン稼働中にデータベースサ
ーバへのアクセスが不可になるような障害が発生して
も、オンライン処理は、その影響を自動的に回避して処
理を継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデータベースサーバ
システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るデータベースサーバ
システムの各アプリケーションサーバの構成を示す領域
マップである。
【図3】本発明の実施の形態に係るデータベースサーバ
システムのデータベースサーバ情報テーブル13の構成
を示す領域マップである。
【図4】本発明の実施の形態に係るデータベースサーバ
システムの稼働状況管理テーブル21が記録する各デー
タベースサーバの稼働状況を示す状態遷移図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るデータベースサーバ
システムの表管理テーブル22が記録する各データベー
スサーバと該各データベースサーバが扱うデータベース
内の表との対応関係を示すテーブルである。
【図6】本発明の実施の形態に係るデータベースサーバ
システムのオンライン処理動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 クライアント群 1A クライアントA 2 アプリケーションサーバ群 2A アプリケーションサーバA 3 データベースサーバ群 3A データベースサーバA 4 データベース群 4A データベースA 5 表 5A 表A 11 アプリケーションサーバ内領域 12 アプリケーションプログラム 12A アプリケーションプログラムA 13 データベースサーバ情報テーブル 14 データベースサーバ振り分けプログラム 15 テーブル保守プログラム 21 稼働状況管理テーブル 22 表管理テーブル

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のクライアントと、前記複数のクラ
    イアントとネットワークを介して接続された複数のアプ
    リケーションサーバと、前記複数のアプリケーションサ
    ーバと通信回線を介して接続された複数のデータベース
    サーバと、前記複数のデータベースサーバと接続された
    複数のデータベースと、サーバ管理端末とを有してオン
    ライン処理を行うデータベースサーバシステムであっ
    て、 前記複数の各アプリケーションサーバの各々は、前記複
    数の各データベースサーバの各々の現在の稼働状況を記
    録している記憶領域を有し、かつ前記複数の各クライア
    ントの各々から受け付けたアプリケーション処理要求に
    対応するアプリケーションプログラムを実行する該実行
    過程においては、前記アプリケーションプログラムに含
    まれるデータベースオペレーション要求を、前記複数の
    データベースサーバのうち前記稼働状況から割り出した
    データベースサーバを使用して処理することを特徴とす
    るデータベースサーバシステム。
  2. 【請求項2】 前記各アプリケーションサーバは、前記
    アプリケーションプログラムと、前記各データベースサ
    ーバの現在の稼働状況を管理するための管理情報と、前
    記データベースオペレーション要求の処理が可能なデー
    タベースサーバを割り出すために使用されるデータベー
    スサーバ振り分けプログラムと、前記各データベースサ
    ーバの保守作業を実施する際に使用するテーブル保守プ
    ログラムを有することを特徴とする請求項1記載のデー
    タベースサーバシステム。
  3. 【請求項3】 前記各データベースサーバの現在の稼働
    状況を管理するための管理情報には、前記各データベー
    スサーバの現在の稼働状況を記録する稼働状況管理テー
    ブルと、前記複数のデータベースに格納されているファ
    イルのファイル名と前記データベースサーバとを1対1
    に対応付けるファイル管理テーブルが含まれることを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載のデータベースサー
    バシステム。
  4. 【請求項4】 前記稼働状況管理テーブルには、前記各
    データベースサーバの名称を示す第1のエントリと、前
    記各データベースサーバが“稼働中”,“待機中”,
    “障害中”,“保守中”のいずれの稼働状況であるかを
    前記各データベースサーバの名称と対応付けて示す第2
    のエントリと、前記各データベースサーバにそれぞれ対
    応した一つ以上の予備データベースサーバの名称を前記
    各データベースサーバの名称と対応付けて示す第3のエ
    ントリとが含まれていることを特徴とする請求項3記載
    のデータベースサーバシステム。
  5. 【請求項5】 前記データベースサーバ振り分けプログ
    ラムは、前記データベースオペレーション要求に含まれ
    るファイル名と前記ファイル管理テーブルとから前記各
    データベースサーバのうちの一つを割り出し、前記割り
    出されたデータベースサーバの名称を検索キーとして前
    記稼働状況管理テーブルを参照することを特徴とする請
    求項4記載のデータベースサーバシステム。
  6. 【請求項6】 前記データベースサーバ振り分けプログ
    ラムは、前記検索キーを用いて前記稼働状況管理テーブ
    ル上のデータベースサーバを検索し、該検索されたデー
    タベースサーバの前記稼働状況が前記“稼働中”ではな
    い時に、前記検索されたデータベースサーバに対応する
    予備データベースサーバを前記稼働状況管理テーブルか
    ら割り出し、該割り出された予備データベースサーバの
    名称を新たな前記検索キーとして前記稼働状況管理テー
    ブル上の前記データベースサーバの検索を反復すること
    を特徴とする請求項5記載のデータベースサーバシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記各アプリケーションサーバ内の各テ
    ーブル保守プログラムは、前記サーバ管理端末から指示
    される保守要求を一斉に受けて、前記稼働状況管理テー
    ブルを一斉に更新することを特徴とする請求項3乃至6
    のいずれか1項に記載のデータベースサーバシステム。
  8. 【請求項8】 前記サーバ管理端末から指示される保守
    要求には、保守すべきデータベースサーバを示す情報が
    含まれ、前記各アプリケーションサーバ内のテーブル保
    守プログラムは、前記サーバ管理端末から指示される保
    守要求を一斉に受けて、前記保守要求で示されるデータ
    ベースサーバに対応して前記稼働状況管理テーブル内の
    前記第2のエントリに記録されている前記稼働状況を
    “保守中”と変更することを特徴とする請求項7記載の
    データベースサーバシステム。
  9. 【請求項9】 前記サーバ管理端末は、少なくとも前記
    各データベースサーバのいずれか一つへのアクセスを遮
    断する恐れのあるハードウエア障害及び/又はネットワ
    ーク障害を検知する障害検知プログラムを備え、前記障
    害検知プログラムは、上記各障害の少なくとも一つを検
    知した際に、前記各アプリケーションサーバ内の各テー
    ブル保守プログラムへ、前記アクサセスが遮断される恐
    れのあるデータベースサーバの名称を含む上記検出され
    た障害の障害内容を一斉に通知し、かつ前記通知を受け
    た前記各テーブル保守プログラムは、上記障害内容に含
    まれるデータベースサーバに対応して前記第2のエント
    リに記録されている稼働状況を“障害中”と変更するこ
    とを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の
    データベースサーバシステム。
  10. 【請求項10】 前記各テーブル保守プログラムは、前
    記稼働状況管理テーブル内の前記第2のエントリに記録
    されているいずれかのデータベースサーバの前記稼働状
    況を“保守中”又は“障害中”と変更し、かつ前記第2
    のエントリに前記稼働状況が“待機中”と記録されてい
    るデータベースサーバが存在する場合には、前記“待機
    中”と記録されているデータベースサーバの少なくとも
    一つの前記稼働状況を“稼働中”と変更することを特徴
    とする請求項8又は請求項9記載のデータベースサーバ
    システム。
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