JP2000286842A - 通信ネットワーク従量制課金方法及び通信ネットワーク従量制課金装置 - Google Patents

通信ネットワーク従量制課金方法及び通信ネットワーク従量制課金装置

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JP2000286842A
JP2000286842A JP11090953A JP9095399A JP2000286842A JP 2000286842 A JP2000286842 A JP 2000286842A JP 11090953 A JP11090953 A JP 11090953A JP 9095399 A JP9095399 A JP 9095399A JP 2000286842 A JP2000286842 A JP 2000286842A
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Masanobu Shigenari
真伸 重成
Sachiko Matsui
幸子 松井
Ekuo Sato
恵久夫 佐藤
Takeshi Yamamoto
剛 山本
Makoto Ozawa
誠 小澤
Takami Mizuno
貴美 水野
Yasuhiko Matsunaga
靖彦 松永
Keisuke Tanaka
啓介 田中
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Sony Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 TCP/IP通信ネットワークなどで伝送さ
れるデータに応じた課金が、簡単な構成で確実に行える
ようにする。 【解決手段】 複数の拠点間を広域ネットワークで接続
すると共に、それぞれの拠点にLANを介してサブネッ
トワークを接続し、サブネットワーク内の端末局からの
データの発信又は端末局でのデータの着信を行う通信ネ
ットワークでのデータ伝送に対する課金方法であって、
それぞれの拠点に接続されたLANで、このLAN内か
ら発信されるデータの伝送状況と、このLAN内で着信
されるデータの伝送状況とを、サンプリング測定し、そ
のサンプリング測定した伝送状況のデータを、通信ネッ
トワークに接続された所定のセンタに定期的に伝送し、
センタに伝送された伝送状況のデータから、サブネット
ワーク毎の課金金額の判断を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の事業所など
の間で形成されたTCP/IP(Transmission Control
Protocol/Internet Protocol )通信ネットワークに適
用して好適な通信ネットワーク従量制課金方法及び従量
制課金装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の事業所を有する企業などにおいて
は、その事業所の間をデータ通信用の大規模なTCP/
IP通信ネットワークで接続して、各事業所に設置され
たそれぞれの端末装置で、データ通信ができるようにし
ている。データ通信により実行される機能としては、例
えば各端末装置の間でのテキストデータや画像データな
どのデータ転送、電子メールの送信や受信、インターネ
ットのウェブ閲覧等がある。
【0003】このようなTCP/IP通信ネットワーク
は、そのネットワークを開設した企業などが運用にかか
る費用を負担するのが一般的である。従って、通常の公
衆電話回線を使用してインターネットのプロバイダやメ
ールサーバに接続させる場合のような個々のデータ通信
毎の回線使用料(いわゆる通話料金や接続料金など)は
必要なく、個々のデータ通信毎に課金するようなシステ
ム構成とはなっていない。即ち、通常の公衆電話回線の
場合には、交換局側で各加入者からの発信状況を監視し
て、発信があったとき、そのときの通話時間や距離など
に応じた課金を行うシステム構成としてあるが、従来の
企業内などの限られた範囲でのTCP/IP通信用のネ
ットワークの場合には、このような課金のためのシステ
ムは必要なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年この種
のTCP/IP通信ネットワークによるデータ通信の用
途が広がり、データ伝送量が増大する傾向にあると共
に、そのネットワークで接続される範囲についても、1
つの企業内だけでなく、関連会社の間での接続などのよ
うに、広範囲になる傾向がある。従って、必要なデータ
伝送量を確保するための通信回線として、大容量の回線
を確保する必要があると共に、通信回線そのものが非常
に多く必要になっている。具体的には、拠点間を接続す
る通信回線を、大容量のものに変える必要が生じたり、
通信回線で接続された拠点そのものを増やす必要が生じ
ていて、TCP/IP通信ネットワークの運用にかかる
コストが増大しつつある。
【0005】ここで、TCP/IP通信ネットワークで
接続される範囲が、例えば1つの企業の比較的狭い範囲
内に限られている場合には、そのTCP/IP通信ネッ
トワークを運用する企業が運用にかかるコストを全て負
担すれば問題ないが、関連会社間でネットワークが構成
してある場合には、TCP/IP通信ネットワークの運
用にかかるコストの各会社毎の負担額が問題になる。従
来は、各会社毎に負担する額や率を予め決めて、実際の
データ通信量がどの程度であっても、その決められた額
を払うシステムとしてあった。ところが、ネットワーク
で接続された事業所毎にデータ伝送状況は異なり、ネッ
トワークを経由したデータのやり取りを頻繁に行う事業
所と、データ伝送量が少ない事業所とで、同じ割合でネ
ットワークの運用コストを負担していたのでは、不公平
が生じる問題があった。
【0006】この問題点を解決するためには、例えばネ
ットワークで伝送されるデータを常時監視して、その監
視により検出したデータ伝送が行われる毎に、公衆電話
回線の場合と同様に課金を行うシステムを組むことが考
えられる。ところが、全てのデータ伝送を常時監視する
システムをTCP/IP通信ネットワークに付加した場
合には、そのデータ伝送の監視のための構成が複雑にな
ると共に、その監視システムで検出された伝送状態のデ
ータを、課金処理を行うセンタ側にTCP/IP通信ネ
ットワークで伝送する必要があり、TCP/IP通信ネ
ットワークで伝送されるデータの内の相当の比率のデー
タが、課金のためのデータになって、データの伝送効率
そのものが低下してしまう問題があった。
【0007】例えば従来のシステムにおいては、事業所
内などの狭いエリア内でのネットワークであるローカル
エリアネットワークが接続された各拠点の間を、広域ネ
ットワークで接続してTCP/IP通信ネットワークを
構成した場合に、その広域ネットワークで伝送されるデ
ータのトラヒックを測定して、その測定したトラヒック
に関するデータを、TCP/IP通信ネットワークの所
定位置に接続されたセンタで集計することは可能であっ
た。ところがこのようなシステム構成の場合には、広域
ネットワークで伝送されるデータの中の相当量が、測定
したトラヒックに関するデータの伝送で占められること
になる。このようなことがあると、課金処理のためにT
CP/IP通信ネットワークを構成する通信回線の伝送
容量を増加させる必要が生じ、好ましくない。
【0008】また、拠点間を接続する広域ネットワーク
用の通信回線は、そのときに要求されるデータ伝送容量
により、使用する通信回線の種類を選択する必要があ
り、種々の容量の通信回線が使用されるが、トラヒック
を測定する装置についても、通信回線の種類毎に対応し
たものを用意する必要があり、通信回線の伝送容量など
を変えた場合には、トラヒックを測定する装置について
も対応したものに変える必要があり、TCP/IP通信
ネットワークのシステム構成が変わる毎に、課金システ
ムも更新する必要が生じてしまう。
【0009】さらに、従来のトラヒック測定装置では、
ネットワークで伝送されるデータの伝送量などのトラヒ
ックを測定することは出来ても、伝送されるデータの種
類を判別することは不可能であり、伝送されるデータの
種類に応じた適切な課金は不可能であった。即ち、伝送
されるデータの受益者に対する公平な課金を考えた場
合、電子メールのデータなどの場合には、発信側に課金
するのが適切であり、インターネットのウェブ閲覧の場
合には、そのウェブ閲覧を行った着信側に課金するのが
適切であるが、従来のトラヒック測定装置を使用した場
合には、このようなデータの種別に応じた課金は不可能
であった。
【0010】本発明の目的は、この種の通信ネットワー
クで伝送されるデータに応じた課金が、簡単な構成で確
実に行えるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の通信ネットワー
ク従量制課金方法は、複数の拠点間を広域ネットワーク
で接続すると共に、それぞれの拠点にローカルエリアネ
ットワークを介してサブネットワークを接続し、サブネ
ットワーク内の端末局からのデータの発信又は端末局で
のデータの着信を行う通信ネットワークでのデータ伝送
に対する従量制課金方法であって、それぞれの拠点に接
続されたローカルエリアネットワークで、このローカル
エリアネットワーク内から発信されるデータの伝送状況
と、このローカルエリアネットワーク内で着信されるデ
ータの伝送状況とを、サンプリング測定し、そのサンプ
リング測定した伝送状況のデータを、通信ネットワーク
に接続された所定のセンタに定期的に伝送し、センタに
集められた伝送状況のデータから、サブネットワークの
使用者毎の課金金額の判断を行うようにしたものであ
る。ここで、ローカルネットワーク内で発着信される伝
送状況をサンプリング測定するものとして既存のネット
ワーク測定装置が使用できる。
【0012】この通信ネットワーク従量制課金方法によ
ると、ローカルエリアネットワーク側でのサンプリング
測定で、データの伝送状況を判断して、課金のための処
理が行える。
【0013】また本発明の通信ネットワーク従量制課金
装置は、複数の拠点間を広域ネットワークで接続すると
共に、それぞれの拠点にローカルエリアネットワークを
介してサブネットワークを接続し、サブネットワーク内
の端末局からのデータの発信又は端末局でのデータの着
信を行う通信ネットワークでのデータ伝送に対する課金
処理を行う通信ネットワーク従量制課金装置において、
通信ネットワークの所定位置に接続されて、それぞれの
拠点のローカルエリアネットワークに接続されたトラヒ
ック測定手段から集められたトラヒックのサンプリング
データを受信する受信手段と、この受信手段で受信した
トラヒックサンプリングデータから、通信ネットワーク
内でのデータ伝送状態を判断して、その判断した伝送状
態に基づいて、データの発信側又は着信側の個々のサブ
ネットワークの使用者に課金するための課金データを生
成する課金処理手段とを備えたものである。
【0014】この通信ネットワーク従量制課金装置によ
ると、通信ネットワーク上に接続されたトラヒック測定
手段から伝送されるトラヒックのサンプリングデータに
基づいて、各サブネットワークでのデータ伝送状態を判
断して、個々のサブネットワークの使用者への課金を行
うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
添付図面を参照して説明する。
【0016】図1は、本実施の形態による通信ネットワ
ークの構成例を示す図である。ここでは通信ネットワー
クとして、TCP/IP通信ネットワークを使用してい
る。まず、通信ネットワークの構成について説明する
と、本例の場合には各拠点毎にローカルエリアネットワ
ーク(以下LANと称する)が構成されたLANセグメ
ント10,20,30が配置してある。それぞれのLA
NセグメントでのLANを構成する通信回線であるLA
N10a,20a,30aには、1つ又は複数のルータ
11,12,21,31が接続してあり、そのルータの
間が、広域ネットワークを構成する通信回線(以下WA
N回線と称する)1a,1b,1c‥‥1gで接続して
あり、各ルータでは予め設定された経路情報に基づい
て、伝送データの着信アドレスに適した回線を選択し
て、その回線にデータを送出する。
【0017】ここでは、LANセグメント10内のLA
N10aには、2つのルータ11,12が接続してあ
り、それぞれのルータ11,12に別のWAN回線1
a,1d,1eが接続してある。そして、LANセグメ
ント10内のLAN10aには、事業所A内のサブネッ
トワーク13と、事業所B内のサブネットワーク14が
接続してあり、それぞれのサブネットワークに複数台の
通信端末局(パーソナルコンピュータ装置など)が接続
してある。また、このLAN10aには、トラヒック測
定装置15,19が接続してあり、このLAN10aに
接続された端末局に発着信したデータのトラヒックの測
定を行う。
【0018】同様に、LANセグメント20内のLAN
20aにも、WAN回線1a,1b,1cと接続された
ルータ21が配置してあり、LAN20aには事業所C
内のサブネットワーク22と、事業所D内のサブネット
ワーク23が接続してあり、それぞれのサブネットワー
クに複数台の通信端末局が接続してある。また、このL
AN20aにもトラヒック測定装置24が接続してあ
り、このLAN20aに接続された端末局に発着信した
データの測定を行う。
【0019】さらに、LANセグメント30内のLAN
30aにも、WAN回線1b,1d,1f,1gと接続
されたルータ31が配置してあり、LAN30aには事
業所E内のサブネットワーク32が接続してあり、この
サブネットワークに複数台の通信端末局が接続してあ
る。また、このLAN30aにもトラヒック測定装置3
3が接続してあり、このLAN30aに接続された端末
局に発着信したデータの測定を行う。
【0020】なお、本例のネットワーク構成では、所定
のWAN回線1c,1e,1fに接続されたファイアウ
ォール41を介して、インターネット42と接続される
構成としてある。また、所定の拠点のルータ31には、
海外ネットワーク51と接続されたWAN回線1gが接
続してある。また、本例のネットワーク内でのデータ伝
送には、TCP/IP(Transmission Control Protoco
l/Internet Protocol)と称される国際標準プロトコル
が通信プロトコルとして使用され、発信元や着信先はI
P(Internet Protocol )アドレスで特定される。
【0021】ここで、各LANセグメント10,20,
30内に用意されたトラヒック測定装置15,24,3
3は、LANプローブと称されるものであり、ここで
は、そのLAN内の端末局が発信元又は着信先となるデ
ータを、サンプリングで測定する構成としてある。この
ようなサンプリング測定するトラヒック測定装置として
は、例えばヒューレット・パッカード社の「NetMe
trix」(商品名)と称される製品が知られている。
【0022】即ち、LAN内でのデータの発信と着信
を、全てについて測定するのではなく、一定の条件に基
づいて一部のデータ伝送についてだけ測定する構成とし
てある。但し、トラヒック測定装置は毎日24時間連続
して稼働しているものであり、その24時間稼働してい
る間で、随時サンプリング測定を行うものである。この
ときのデータ伝送に関する測定としては、少なくとも発
信側のIPアドレスと着信側のIPアドレスとデータの
伝送量と伝送データの種別の検出を行い、その検出され
たデータをトラヒックデータとしてトラヒック測定装置
内に蓄積する。なお、ここでの伝送データの種別とは、
プロトコルとポート番号の種別である。例えば、伝送さ
れるデータが、電子メールのデータの場合、そのプロト
コルの区別(smtpやpop3など)のどのプロトコ
ルの通信なのか、また、その通信が何番のポート番号を
使っているのかという種別である。一例を示すと、次の
ようになる。 プロトコル番号 ポート番号 netstat 15 ftp 21 telnet 23 smtp 25 time 37 whois 43 domain 53 ‥‥‥ ‥‥
【0023】各トラヒック測定装置15,24,33に
蓄積されたトラヒックデータは、TCP/IP通信ネッ
トワークを経由して後述するトラヒック測定装置(集計
部)16に定期的に伝送する。トラヒック測定装置(集
計部)16からのTCP/IP通信ネットワーク従量制
課金装置17へのサンプリング測定されたトラヒックデ
ータの伝送は、予め決められた周期で定期的に行う。こ
のトラヒックデータの伝送を行う周期としては、例えば
15分毎や30分毎などの比較的短い周期で行う構成と
したり、或いは1日に1回夜間などに伝送する構成とし
ても良い。この定期的なトラヒックデータの伝送は、ト
ラヒック測定装置(集計部)16に設定したタイマなど
で自動的に実行させる構成の他に、TCP/IP通信ネ
ットワーク従量制課金装置17からの要求によりトラヒ
ック測定装置(集計部)16から順に伝送させる構成と
しても良い。
【0024】LANセグメント10内には、このTCP
/IP通信ネットワークの課金処理を行うセンタ2が用
意してあり、このセンタ2内に課金処理を行う装置が接
続してある。即ち、LANセグメント10内のLAN1
0aには、トラヒック測定装置(集計部)16と、TC
P/IP通信ネットワーク従量制課金装置17とが接続
してあり、トラヒック測定装置(集計部)16では、通
信ネットワーク内の各トラヒック測定装置15,19,
24,33から伝送されるトラヒックデータの一時集計
を行って、その集計した結果のデータをTCP/IP通
信ネットワーク従量制課金装置17に伝送する。TCP
/IP通信ネットワーク従量制課金装置17には、サブ
ネット使用者データベース17aと、課金ポリシー記憶
部17bとが接続してあり、それぞれの記憶データを使
用して課金データを生成させる処理を行う。TCP/I
P通信ネットワーク従量制課金装置17には、請求書発
行装置18が接続してあり、生成された課金データに基
づいて、請求書発行装置18が各事業所毎に課金する金
額の請求書を発行する。
【0025】次に、本例のネットワークシステムにおい
て、各LANセグメントのトラヒック測定装置で測定し
たトラヒックデータに基づいて、トラヒック測定装置
(集計部)16とTCP/IP通信ネットワーク従量制
課金装置17と請求書発行装置18とで実行されるデー
タ伝送に関する課金処理について説明する。
【0026】まず、図2のフローチャートを参照して、
課金処理の全体の流れを説明する。各LANセグメント
10,20,30内の各トラヒック測定装置15,1
9,24,33では、サンプリングによるトラヒック測
定を個別に行う(ステップS11)。この測定されるト
ラヒックとしては、上述したように発信側と受信側のI
Pアドレスと伝送データ量とデータ種別のデータが少な
くとも含まれる。その測定したトラヒックデータをトラ
ヒック測定装置内に個別に蓄積する(ステップS1
2)。そして、各トラヒック測定装置が蓄積したトラヒ
ックデータを、ネットワークに接続されたトラヒック測
定装置(集計部)16に定期的に送信する(ステップS
13)。トラヒック測定装置(集計部)16は、各トラ
ヒック測定装置が蓄積したトラヒックデータを受信する
(ステップS14)。
【0027】TCP/IP通信ネットワーク従量制課金
装置17では、トラヒック測定装置(集計部)16が供
給するトラヒックデータを記憶させるバックアップ処理
をした後(ステップS15)、各トラヒックデータで示
される発信元アドレスと着信先アドレスの集計処理を行
う(ステップS16)。ここでの集計処理では、同一伝
送データが複数存在する場合は、いずれか一つを削除す
ると共に、IPアドレスで示される発信元アドレスと着
信先アドレスから、課金先となる事業所のコードを判断
する処理を行う。IPアドレスから事業所を判断する処
理には、TCP/IP通信ネットワーク従量制課金装置
17に用意されたサブネット使用者データベース17a
(図1参照)に記憶されたサブネットマスクを使用す
る。そのサブネットマスクを使用した処理の詳細につい
ては後述する。
【0028】データの重複の削除については、本例のシ
ステム構成はトラヒック測定装置の故障等が発生し測定
ができなかった事を防ぐトラヒック測定装置を冗長構成
にしている。このためにトラヒックが複数地点で測定さ
れてしまうため、いずれか一つの伝送データを採用し、
それ以外は削除する。たとえばLANセグメント10か
らLANセグメント20へのデータ伝送について、トラ
ヒック測定装置15とトラヒック測定装置24の2箇所
において測定したトラヒックデータが存在する為に行う
ものである。トラヒック測定装置15で測定したデータ
とトラヒック測定装置24で測定したデータのいずれか
一方を採用すれば良いが、ここの測定はサンプリング測
定の為両データは完全には一致しない。よって、測定デ
ータレコードのうち同一時間帯、同一発信者、同一着信
者、同一プロトコルの伝送データ量のもっとも多いもの
を採用し、それ以外は削除する。但し、何らかの要因
で、一方のトラヒック測定装置からのトラヒックデータ
だけが得られた場合には、その経路のデータ伝送に関す
る削除を行わずに、その得られたトラヒックデータを課
金処理に使用する。
【0029】そして、ステップS16で集計されたトラ
ヒックデータで示される個々のデータ伝送についての受
益者を(即ちどの事業所かを)特定する処理を行い(ス
テップS17)、その特定された受益者(事業所)に対
して課金する処理を行い、事業所毎の課金金額をTCP
/IP通信ネットワーク従量制課金装置17で計算し
て、その計算された金額に基づいた請求書を、請求書発
行装置18が1カ月毎などの所定期間毎に作成する(ス
テップS18)。なお、本例のTCP/IP通信ネット
ワーク従量制課金装置17に供給されるトラヒックデー
タは、サンプリングで測定されたトラヒックデータであ
るため、集計処理する際には、元のトラヒック状態を復
元(推定)して、その復元されたトラヒック状態に基づ
いた課金処理を行う。
【0030】まず、TCP/IP通信ネットワーク従量
制課金装置17で、発信元と着信先が、どの事業所であ
るのか分類する処理が行われる。図3のフローチャート
は、この分類処理を示したもので、この分類処理は、発
信元又は着信先のIPアドレスを、サブネット使用者デ
ータベース記憶部17aに記憶されたサブネット使用者
データベースに基づいて行う。
【0031】即ち、TCP/IP通信ネットワーク従量
制課金装置17に用意されたサブネット使用者データベ
ース記憶部17a内の記憶データと先頭ビットから比較
する(ステップS21)。そして、一致する記憶データ
があったとき、そのときの対象となるデータ伝送を、そ
の一致した記憶データに対応する事業所のコードに分類
する(ステップS22)。
【0032】ここで、サブネット使用者データベース1
7aの記憶データを使用したIPアドレスからの事業所
の特定処理の詳細について説明する。まず、このネット
ワークで使用されるIPアドレスについて説明すると、
IPアドレスは図4に示すように、32ビットで構成さ
れたデータであり、その32ビットの内の先頭ビットか
らの所定ビットがサブネット番号であり、このサブネッ
ト番号が、事業所単位のサブネットワークに付与された
アドレスであり、残りのビットが、その事業所内の1台
毎の端末局に対して付与されたアドレスである。このI
Pアドレスの記述例を図5に示すと、8ビット単位の4
項に分けた数字で記述される。それぞれの4項の数字
は、8ビットで表現できる0〜255の範囲の数字で示
される。
【0033】本例のシステムの場合には、どの数字まで
がサブネット番号であるかは、サブネット使用者データ
ベース17aに記憶されたサブネットマスクを参照する
ことで判るようにしてある。具体的には、サブネット使
用者データベース17aには、本例のネットワーク内の
各LANに接続された全てのサブネットワークの番号で
あるサブネット番号のデータが記憶させてある。図6
は、サブネット使用者データベース17aに記憶された
サブネットマスクの例を示してあり、そのサブネットマ
スクで示されるサブネット番号に対応するIPアドレス
の範囲と、そのサブネット番号で示される事業所の例を
示したものである。また、各事業所の地域を示すリージ
ョンと、各事業所毎に設定された課金プライオリティコ
ードのデータが、サブネット使用者データベース17a
に記憶させてある。ここではリージョンとして日本、日
本以外のアジア、米国などの地域に分類してある。課金
プライオリティコードについては、その事業所の課金に
対するプライオリティに基づいて付与されたコードであ
る。本例の場合の課金プライオリティコードは、コード
0,1,2の3種類の値が設定してあり、非課金の事業
所は課金プライオリティコード0としてあり、条件によ
り課金される事業所は課金プライオリティコード1とし
てあり、その他の事業所は課金プライオリティコード2
としてある。なお、ここでは日本以外の外国に設置され
た事業所は、課金プライオリティコード0として、外国
の事業所への課金がないようにしてある。国内の事業所
については、各事業所毎に課金プライオリティコードを
コード0,1,2の3種類の中から選択して設定してあ
る。
【0034】図6に示した例について説明すると、例え
ば、事業所A内のサブネットワークに対応したIPアド
レスとして、〔10.1.1.X〕及び〔10.1.
2.X〕としてあり、Xとして示される部分はホスト番
号の領域であり、1〜255の範囲の整数が存在可能で
ある。IPアドレスの内のサブネット番号の領域は、サ
ブネットマスクにより示される。ここでは、サブネット
番号の判別に必要な有効ビット数が、先頭ビットから2
4ビットである。事業所Aの例では、先頭から1項目が
〔10〕であり、2項目が〔1〕であり、3項目が
〔1〕か〔2〕であるとき、事業所AのIPアドレスで
あると検出されて、該当するデータ伝送がこの事業所A
のコード13に分類される。
【0035】また、事業所B内のサブネットワークに対
応したIPアドレスとして、〔10.2.X.X〕及と
してあり、Xとして示される部分はホスト番号の領域で
ある。従って、先頭から1項目が〔10〕であり、2項
目が〔2〕であるとき、事業所BのIPアドレスである
と検出されて、該当するデータ伝送がこの事業所Bのコ
ードに分類される。ネットワーク内の他の事業所のIP
アドレスについても、同様にサブネットマスクの情報で
分類できるようになっている。
【0036】このように、IPアドレスで示されるアド
レスの内のサブネット番号の部分はアドレス毎に異なる
が、予めサブネット使用者データベース17aに用意さ
れたデータを参照することで、どのサブネットワークの
事業所に属するアドレスであるか判断でき、課金する事
業所を判断できる。
【0037】次に、図2のフローチャートのステップS
17での受益者を特定する処理の詳細について説明す
る。本例の場合には集計されたトラヒックデータで示さ
れる個々のデータ伝送の種別を判断して行う。即ち、図
7のフローチャートに示すように、発信側の事業所と着
信側の事業所の課金プライオリティコードの判断を、サ
ブネット使用者データベース17aに記憶された事業所
の課金プライオリティコードを参照して行い、発信側の
事業所の課金プライオリティと、着信側の事業所の課金
プライオリティとを比較し、一致するか否か判断する
(ステップS31)。この比較で、両事業所の課金プラ
イオリティコードの値が一致しない場合には、コードの
値の高い方の事業所に対して課金させる(ステップS3
3)。また、ステップS31の判断で、両事業所の課金
プライオリティコードの値が一致する場合には、両事業
所の課金プライオリティコードの値が0であるか否か判
断する(ステップS32)。ここで両事業所の課金プラ
イオリティコードの値が0である場合には、どちらの事
業所にも課金しない(ステップS35)。また、両事業
所の課金プライオリティコードの値が1又は2である場
合には、アプリケーション別課金ポリシー表に従って判
断された受益者に課金する(ステップS34)。
【0038】アプリケーション別課金ポリシー表のデー
タは、課金ポリシー記憶部17b(図1参照)に記憶さ
せてあり、ここでは図8に示す構成としてある。例え
ば、アプリケーションが電子メール(E−MAIL)で
あるとき、受益者は発信者であると判断して、発信側の
事業所に課金させる。また、アプリケーションがインタ
ーネットのウェブ閲覧(WWW)であるとき、受益者は
受信者であると判断して、受信側の事業所に課金させ
る。また、アプリケーションがテキストデータや画像デ
ータなどの伝送(FTP)であるとき、受益者は受信者
であると判断して、受信側の事業所に課金させる。
【0039】この図7のフローチャートに示す処理を行
うことで、伝送されるデータに対する課金が、そのデー
タ伝送による受益者に対して公平に実行されることにな
る。即ち、着信先での要求に基づいてテキストデータや
画像データなどの各種データ伝送が行われたり、インタ
ーネットのウェブ閲覧が行われた場合には、そのデータ
が得られる着信側の端末局が属する事業所に対して課金
され、発信者からの要求で伝送されるデータである電子
メールデータについては、発信側の端末局が属する事業
所に対して課金され、課金の公平さが確保される。ま
た、本例のネットワークシステムの場合には、課金され
る対象を国内の事業所に限定してあり、ネットワークで
接続された課金対象事業所外から発信されたデータに関
する課金先を、国内の着信先の事業所に特定される。
【0040】ここまでの処理で、各データ伝送に対して
課金する事業所の判断ができたが、本例の場合にはさら
にデータ伝送量と、その伝送距離を判断して、課金金額
を判断する構成としてある。図9は、この場合の処理を
示したフローチャートであり、まず国内のネットワーク
間のデータ伝送であるか否か判断し(ステップS4
1)、国内間のデータ伝送であると判断した場合には、
国内伝送用に予め設定してあるデータ伝送単価を、その
ときのデータ伝送量に乗算して、課金金額を算出する
(ステップS42)。このデータ伝送単価としては、例
えば1Mバイトの伝送毎に何円のように設定する。
【0041】ステップS41で国内のネットワーク間の
データ伝送でないと判断したときには、近距離の外国と
のデータ伝送であるか否か判断する(ステップS4
3)。ここでの近距離の外国とは、例えばアジアの各国
と日本とのデータ伝送であるとする。ここで近距離の外
国とのデータ伝送であると判断した場合には、近距離海
外伝送用に予め設定してあるデータ伝送単価を、そのと
きのデータ伝送量に乗算して、課金金額を算出する(ス
テップS44)。この単価は、国内間のデータ伝送単価
よりも高い金額に設定する。
【0042】さらに、ステップS43で近距離の外国と
のデータ伝送でないと判断したときには、遠距離海外伝
送用に予め設定してあるデータ伝送単価を、そのときの
データ伝送量に乗算して、課金金額を算出する(ステッ
プS45)。この単価は、近距離海外間のデータ伝送単
価よりも高い金額に設定する。
【0043】以上説明した本例のシステム構成による
と、各データ伝送毎に、発信側と着信側のいずれに課金
するのか、データ種別毎に判断されると共に、その判断
された側のIPアドレスに基づいて課金される事業所が
判断され、さらにデータの伝送距離に基づいて設定され
た単価が、データ伝送量に乗算されて、事業所毎の課金
金額が決定し、各事業所内の端末局でのTCP/IP通
信ネットワークの使用状況に基づいた公平な課金額の算
出が行われる。
【0044】この場合、本例の場合には、各LANに設
けたトラヒック測定装置でのトラヒックの測定を、サン
プリングで行う構成としたので、測定したトラヒックデ
ータを、センタ側の集計装置にネットワークで伝送する
際のデータ量を、大幅に少なくすることができる。従っ
て、課金のためのデータの伝送のために、ネットワーク
の回線容量を増やす必要がなく、低コストに課金システ
ムを構築できる。また、集計する際のデータ量もそれだ
け少なくでき、集計装置での集計処理時のデータ処理量
も少なくなり、トラヒック測定装置(集計部)などのセ
ンタ側が備える機器についても、それだけデータ処理量
の少ない低コストな機器で構成できるようになる。な
お、サンプリングによりトラヒックデータを測定した場
合、各事業所に課金される通信料金は、実際のデータ通
信状態を全て測定して課金した場合と若干異なる可能性
があるが、このようなネットワークシステムが適用され
る企業間でのデータ通信に対して課金する場合には、そ
の金額の差は誤差として無視し得る程度の範囲である。
【0045】また、ネットワーク内でのデータ伝送状態
の測定は、拠点間を接続した広域ネットワークであるW
AN回線側で行うのではなく、端末側のLANに接続し
たトラヒック測定装置で行う構成としてあるので、良好
に測定が行える。即ち、WAN回線を構成する通信回線
については、ネットワークでのデータ伝送容量の増大に
より、随時容量の大きな回線に変更する必要が生じる可
能性が高く、もしWAN回線側でトラヒックを測定する
場合には、通信回線の構成を変更する毎にトラヒック測
定装置についても対応した変更が必要で、課金システム
そのものも随時変更する必要があるのに対して、LAN
の回線は、その回線の容量などを変えることが比較的少
ないため、トラヒック測定装置についても変更する可能
性が少なく、一定のシステムで安定して課金のためのト
ラヒックを測定できる。
【0046】さらに、WAN回線側でのデータ伝送経路
については、そのときの回線状況に応じてルータで選択
されるため、例えば特定の2点間のデータ伝送を複数回
行ったとしても、常時同じ経路が選択されるとは限ら
ず、WAN回線側でトラヒックの測定を行った場合に
は、常時一定の状態で測定が行えるとは限らないが、本
例のようにLAN側でトラヒックを測定する構成として
ある場合には、WAN回線側がどのような経路で伝送さ
れても、必ず発信局のあるLANのトラヒック測定装置
と、着信局のあるLANのトラヒック測定装置は一定で
あるので、サンプリング測定であっても精度の高い測定
が行える。
【0047】また、本例のようにLAN側のトラヒック
測定装置で測定する場合には、発信局のあるLANのト
ラヒック測定装置と、着信局のあるLANのトラヒック
測定装置とで、二重にトラヒックが測定されることにな
るので、万一何らかの原因でいずれか一方のトラヒック
測定装置でトラヒックが測定できな事態が発生しても、
他方のトラヒック測定装置で測定したトラヒックデータ
から伝送状態が判るので、課金のための測定の確実性が
高く、課金できない事態になる事故を防止できる。
【0048】なお、上述した実施の形態で図1に示した
TCP/IP通信ネットワークの構成としては、説明を
簡単にするために、比較的少ない数のLANセグメント
をWAN回線で接続した例としたが、本発明はこのよう
なネットワーク構成に限定されるものではなく、より多
くのLANとWANとを接続させたネットワーク構成に
も適用できることは勿論である。また、LANやWAN
を構成する通信回線の具体的な構成については、上述し
た実施の形態では特に説明しなかったが、この種の通信
ネットワークに適用可能な有線又は無線の各種通信回線
が適用できるものである。
【0049】また、課金する上で前提となるデータ伝送
の種別判断や、伝送距離の判断などを、上述した実施の
形態で説明した場合よりも細かく判断して、課金するよ
うにしても良い。例えば、上述した実施の形態では、課
金する上での伝送距離の判断を、国内,近距離海外,遠
距離海外の3段階としたが、国内の伝送単価について
も、そのデータ伝送距離に応じて複数段階に設定しても
良い。また、上述した実施の形態では、単純にデータ伝
送量を単価に乗算して、課金金額を算出するようにした
が、トータルでのデータ伝送量が多くなるに従って課金
単価を安くするな処理を行っても良い。また、伝送され
るデータの種別に応じて単価を変えるようにしても良
い。
【0050】
【発明の効果】請求項1に記載した通信ネットワーク従
量制課金方法によると、ネットワークの伝送状況からサ
ブネットワークを使用している使用者に対して課金行為
が実行できる。また、ローカルエリアネットワーク側で
のサンプリング測定で、データの伝送状況を判断して、
課金のための処理が行え、通信ネットワーク上で伝送さ
れる伝送状況のデータについては、サンプリングにより
測定したデータだけであり、少ない量のデータ伝送を行
うだけで、センタ側で確実に各サブネットワークに課金
する金額の判断が行える。また、各拠点でのデータの伝
送状況の測定は、その拠点に接続されたローカルエリア
ネットワーク側で行うため、拠点間を接続する広域ネッ
トワークの回線での測定が必要なく、広域ネットワーク
用の回線を測定する場合のような不都合を回避できる。
【0051】請求項2に記載した通信ネットワーク従量
制課金方法によると、請求項1に記載した発明におい
て、センタに伝送された伝送状況のデータから、サブネ
ットワーク毎のデータの伝送量を判断し、その伝送量に
対応した課金を行うことで、データの伝送量に比例した
課金などの正確な課金が可能になる。
【0052】請求項3に記載した通信ネットワーク従量
制課金方法によると、請求項1に記載した発明におい
て、センタに伝送された伝送状況のデータから、所定の
2つのサブネットワーク間の伝送データに対する発信側
での伝送状況のデータと着信側での伝送状況のデータの
いずれか一方を削除し、残った伝送状況のデータから課
金のための判断を行うことで、この通信ネットワークで
伝送される同一データによる二重課金を回避できる。ま
た、万一いずれかのサブネットワークのローカルエリア
ネットワークでの伝送状況の測定ができない事態が発生
した場合でも、通信を行う相手側のサブネットワーク側
で伝送状況が測定できれば、センタ側では正しくデータ
の伝送状況を集計できることになり、課金処理の信頼性
が向上する。
【0053】請求項4に記載した通信ネットワーク従量
制課金方法によると、請求項1に記載した発明におい
て、サブネットワークを使用している事業者の課金順位
を判断し、その判断に基づいて、費用負担者が決定でき
る。これにより、発信着信にかかわらず必ず課金したい
事業者や課金しない事業者など柔軟な課金方針が決定で
きる。
【0054】請求項5に記載した通信ネットワーク従量
制課金方法によると、請求項1に記載した発明におい
て、TCP/IPプロトコルなどの通信プロトコルでは
なく利用者に判りやすいアプリケーションにより課金す
ることが可能となり、利用者の利便が向上できるととも
に管理者も複数のプロトコルをまとめて管理できるため
管理工数の削減が可能になる。
【0055】請求項6に記載した通信ネットワーク従量
制課金方法によると、請求項5に記載した発明におい
て、伝送データのアプリケーションの種類を判断し、そ
の判断に基づいて、発信側のサブネットワークへの課金
と着信側のサブネットワークへの課金との区別を行うこ
とで、伝送データのアプリケーションの種類に基づいた
受益者負担の原則に則した課金が可能になる。
【0056】請求項7に記載した通信ネットワーク従量
制課金方法によると、請求項5に記載した発明におい
て、当該通信ネットワークに接続された別の通信ネット
ワークを経由したデータ伝送については、当該通信ネッ
トワーク内に存在する発信側又は着信側のサブネットワ
ークに課金することで、課金対象を通信ネットワーク内
に限定した上で、適切な課金が行える。
【0057】請求項8に記載した通信ネットワーク従量
制課金方法によると、請求項5に記載した発明におい
て、発信側のサブネットワークへの課金と着信側のサブ
ネットワークへの課金との区別として、サブネットワー
ク毎に、課金プライオリティコードを設定し、アプリケ
ーションの種類及び発着信の区別に関係なく、常に課金
対象外となるサブネットワークを設定するようにしたこ
とで、特定のサブネットワークに対して課金されないよ
うに設定することが簡単に行える。
【0058】請求項9に記載した通信ネットワーク従量
制課金方法によると、請求項5に記載した発明におい
て、課金プライオリティコードの値が大きい方に課金
し、課金プライオリティコードの値が同じ場合、予め設
定されたアプリケーション別課金ポリシーに従って費用
負担者を決定することで、各サブネットワークに付与さ
れた課金プライオリティコードの値が同じ場合にだけ、
そのときのアプリケーション別に適切な課金ができる。
【0059】請求項10に記載した通信ネットワーク従
量制課金装置によると、通信ネットワーク上に接続され
たトラヒック測定手段から伝送されるトラヒックのサン
プリングデータに基づいて、各サブネットワークでのデ
ータ伝送状態を判断して、個々のサブネットワーク使用
者への課金を行うことができ、トラヒックのサンプリン
グデータに基づいた適切な課金が行える。
【0060】請求項11に記載した通信ネットワーク従
量制課金装置によると、請求項10に記載した発明にお
いて、課金処理手段では、サブネットワーク毎のデータ
の内容と伝送量を判断し、その判断した伝送量に対応し
た課金データを生成させることで、データの伝送量に応
じた適切な課金が可能になる。
【0061】請求項12に記載した通信ネットワーク従
量制課金装置によると、請求項10に記載した発明にお
いて、受信手段に伝送された伝送状況のデータのうち、
2つのサブネットワーク間の伝送データが複数存在した
場合は、いずれか一つを採用しその伝送状況のデータか
ら課金の為の判断を行うことで、通信ネットワークで伝
送される同一データによる二重課金を回避できる。ま
た、万一いずれかのサブネットワークからのトラヒック
サンプリングデータが伝送されない事態が発生した場合
でも、通信を行う相手側のサブネットワーク側からのト
ラヒックサンプリングデータに基づいて、正しくデータ
の伝送状況を集計できることになり、課金処理の信頼性
が向上する。
【0062】請求項13に記載した通信ネットワーク従
量制課金装置によると、請求項10に記載した発明にお
いて、課金処理手段では、事前に取り決めたサブネット
ワーク毎の課金プライオリティに基づいて発信側のサブ
ネットワークの使用者への課金と着信側のサブネットワ
ークの使用者への課金との区別を行うと共に、伝送状況
の同一使用目的のプロトコルをあるアプリケーションに
まとめて管理を行い、伝送状況のデータから、伝送デー
タのアプリケーションの種類を判断し、その種類の判断
に基づいて、発信側のサブネットワークの使用者への課
金と着信側のサブネットワークの使用者への課金との区
別を行うことで、伝送データのアプリケーションの種類
に基づいた受益者原則に則した課金が可能になる。
【0063】請求項14に記載した通信ネットワーク従
量制課金装置によると、請求項10に記載した発明にお
いて、課金処理手段では、サブネットワーク毎に設定し
た課金プライオリティコードを用いて、発信側のサブネ
ットワークの使用者と着信側のサブネットワークの使用
者のどちらを費用負担者にするかを決定する各サブネッ
トワークの使用者の事前に取り決めた優先順位に基づい
た課金が可能になる。
【0064】請求項15に記載した通信ネットワーク従
量制課金装置によると、請求項14に記載した発明にお
いて、課金処理手段での費用負担者の決定は、課金プラ
イオリティコードの値が大きい方に課金し、課金プライ
オリティコードの値が同じ場合、予め設定されたアプリ
ケーション別課金ポリシーに従って費用負担者を決定す
ることで、費用負担者の決定が簡単かつ良好に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるシステム構成例を
示す構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態による課金処理状態の例
を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施の形態による事業所分類処理の
例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施の形態によるIPアドレスの構
成例を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態によるIPアドレスの記
述例を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施の形態によるIPアドレスと事
業所との対応の例を示す説明図である。
【図7】本発明の一実施の形態による受益者特定の例を
示すフローチャートである。
【図8】本発明の一実施の形態による課金ポリシーの例
を示す説明図である。
【図9】本発明の一実施の形態による課金単価設定処理
の例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1a〜1g…広域ネットワーク(WAN回線)、2…セ
ンタ、10,20,30…ローカルエリアネットワーク
(LAN)セグメント、10a,20a,30a…ロー
カルエリアネットワーク、11,12,21,31…ル
ータ、13,14,22,,23,32…事業所、1
5,19,24,33…トラヒック測定装置、16…ト
ラヒック測定装置(集計部)、17…通信ネットワーク
従量制課金装置、17a…サブネット使用者データベー
ス、17b…課金ポリシー記憶部、18…請求書発行装
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 幸子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 佐藤 恵久夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 山本 剛 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 小澤 誠 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 水野 貴美 東京都港区高輪3丁目13番1号 ソニーシ ステムデザイン株式会社内 (72)発明者 松永 靖彦 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 田中 啓介 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA04 GA20 HB08 HB17 HC01 HC14 HD03 HD07 LE05 MB09 9A001 CC02 CC06 CC08 JJ01 JJ12 JJ25 KK56

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の拠点間を広域ネットワークで接続
    すると共に、 上記それぞれの拠点にローカルエリアネットワークを介
    してサブネットワークを接続し、 上記サブネットワーク内の端末局からのデータの発信又
    は端末局でのデータの着信を行う通信ネットワークでの
    データ伝送に対する従量制課金方法であって、 上記それぞれの拠点に接続されたローカルエリアネット
    ワークで、このローカルエリアネットワーク内から発信
    されるデータの伝送状況と、このローカルエリアネット
    ワーク内で着信されるデータの伝送状況とを、サンプリ
    ング測定し、 そのサンプリング測定した伝送状況のデータを、上記通
    信ネットワークに接続された所定のセンタに定期的に伝
    送し、 上記センタに伝送された伝送状況のデータから、サブネ
    ットワークを使用している使用者毎の課金金額の判断を
    行う通信ネットワーク従量制課金方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の通信ネットワーク従量制
    課金方法において、 上記センタに伝送されたサブネットワーク毎の伝送状況
    から費用負担者を決定し、その伝送量に対応した課金を
    行う通信ネットワーク従量制課金方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の通信ネットワーク従量制
    課金方法において、 上記センタに伝送された伝送状況のデータのうち、2つ
    のサブネットワーク間の同一伝送データが複数存在した
    場合は、いずれか一つを採用し、その伝送状況のデータ
    から課金のための判断を行う通信ネットワーク従量制課
    金方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の通信ネットワーク従量制
    課金方法において、 事前に取り決めたサブネットワーク毎の課金プライオリ
    ティに基づいて発信側のサブネットワークへの課金と着
    信側のサブネットワークへの課金との区別を行う通信ネ
    ットワーク従量制課金方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の通信ネットワーク従量制
    課金方法において、 伝送状況の同一使用目的のプロトコルをあるアプリケー
    ションにまとめて管理を行い、伝送状況のデータから、
    伝送データのアプリケーションの種類を判断し、その判
    断に基づいて、発信側のサブネットワークへの課金と着
    信側のサブネットワークへの課金との区別を行う通信ネ
    ットワーク従量制課金方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の通信ネットワーク従量制
    課金方法において、 アプリケーション毎に、発信側と受信側のどちらが受益
    者であるかを事前に取り決め、その取り決めで受益者で
    あると判断された側のサブネットワークの使用者に課金
    する通信ネットワーク従量制課金方法。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の通信ネットワーク従量制
    課金方法において、 当該通信ネットワークに接続された別の通信ネットワー
    クを経由したデータ伝送については、当該通信ネットワ
    ーク内に存在する発信側又は着信側のサブネットワーク
    の使用者に課金する通信ネットワーク従量制課金方法。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の通信ネットワーク従量制
    課金方法において、 発信側のサブネットワーク使用者への課金と着信側のサ
    ブネットワーク使用者への課金との区別として、 サブネットワーク毎に、課金プライオリティコードを設
    定し、上記アプリケーションの種類及び発着信の区別に
    関係なく、常に課金対象外となるサブネットワークを設
    定するようにした通信ネットワーク従量制課金方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の通信ネットワーク従量制
    課金方法において、 上記課金プライオリティコードの値が大きい方に課金
    し、課金プライオリティコードの値が同じ場合、予め設
    定されたアプリケーション別課金ポリシーに従って費用
    負担者を決定する通信ネットワーク従量制課金方法。
  10. 【請求項10】 複数の拠点間を広域ネットワークで接
    続すると共に、 上記それぞれの拠点にローカルエリアネットワークを介
    してサブネットワークを接続し、 上記サブネットワーク内の端末局からのデータの発信又
    は端末局でのデータの着信を行う通信ネットワークでの
    データ伝送に対する課金処理を行う通信ネットワーク従
    量制課金装置において、 上記通信ネットワークの所定位置に接続されて、上記そ
    れぞれの拠点のローカルエリアネットワークに接続され
    たトラヒック測定手段から集められたトラヒックサンプ
    リングデータを受信する受信手段と、 上記受信手段で受信したトラヒックサンプリングデータ
    から、通信ネットワーク内でのデータ伝送状態を判断し
    て、その判断した伝送状態に基づいて、データの発信側
    又は着信側の個々のサブネットワークを使用している使
    用者に課金するための課金データを生成する課金処理手
    段とを備えた通信ネットワーク従量制課金装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の通信ネットワーク従
    量制課金装置において、 上記課金処理手段では、伝送されたサブネットワーク毎
    の伝送状況から費用負担者を決定し、その伝送量に対応
    した課金データを生成させる通信ネットワーク従量制課
    金装置。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の通信ネットワーク従
    量制課金装置において、 上記受信手段に伝送された伝送状況のデータのうち、2
    つのサブネットワーク間の同一伝送データが複数存在し
    た場合は、いずれか一つを採用しその伝送状況のデータ
    から課金の為の判断を行う通信ネットワーク従量制課金
    装置。
  13. 【請求項13】 請求項10記載の通信ネットワーク従
    量制課金装置において、 上記課金処理手段では、事前に取り決めたサブネットワ
    ーク毎の課金プライオリティに基づいて発信側のサブネ
    ットワークの使用者への課金と着信側のサブネットワー
    クの使用者への課金との区別を行うと共に、 伝送状況の同一使用目的のプロトコルをあるアプリケー
    ションにまとめて管理を行い、伝送状況のデータから、
    伝送データのアプリケーションの種類を判断し、その種
    類の判断に基づいて、発信側のサブネットワークの使用
    者への課金と着信側のサブネットワークの使用者への課
    金との区別を行う通信ネットワーク従量制課金装置。
  14. 【請求項14】 請求項10記載の通信ネットワーク従
    量制課金装置において、 上記課金処理手段では、サブネットワーク毎に設定した
    課金プライオリティコードを用いて、発信側のサブネッ
    トワークの使用者と着信側のサブネットワークの使用者
    のどちらを費用負担者にするかを決定する通信ネットワ
    ーク従量制課金装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の通信ネットワーク従
    量制課金装置において、 上記課金処理手段での費用負担者の決定は、上記課金プ
    ライオリティコードの値が大きい方に課金し、課金プラ
    イオリティコードの値が同じ場合、予め設定されたアプ
    リケーション別課金ポリシーに従って費用負担者を決定
    する通信ネットワーク従量制課金装置。
JP11090953A 1999-03-31 1999-03-31 通信ネットワーク従量制課金方法及び通信ネットワーク従量制課金装置 Pending JP2000286842A (ja)

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