JP2000284675A - 特殊映像再生観察装置 - Google Patents
特殊映像再生観察装置Info
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03H—HOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
- G03H1/00—Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
- G03H1/22—Processes or apparatus for obtaining an optical image from holograms
-
- G—PHYSICS
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は通常光線とは異なる特殊光線
によって映像再生体により再生観察される再生映像をよ
り好適に観察するための手軽な観察装置を提供すること
である。 【解決手段】 前記目的を達成するために本発明にかか
る特殊映像再生観察装置2は、特殊な光線を照射するこ
とで映像を再生する映像再生体4に、映像再生可能な光
線を照射し、映像を再生させ観察可能とし得る再生観察
装置2において、特殊光を発生させる光源6、8と、前
記光源6、8を発光させる電源10と、前記光源6、8
から発生した特殊光を映像再生体4に照射し得る照射手
段12とを有することを特徴とする。
によって映像再生体により再生観察される再生映像をよ
り好適に観察するための手軽な観察装置を提供すること
である。 【解決手段】 前記目的を達成するために本発明にかか
る特殊映像再生観察装置2は、特殊な光線を照射するこ
とで映像を再生する映像再生体4に、映像再生可能な光
線を照射し、映像を再生させ観察可能とし得る再生観察
装置2において、特殊光を発生させる光源6、8と、前
記光源6、8を発光させる電源10と、前記光源6、8
から発生した特殊光を映像再生体4に照射し得る照射手
段12とを有することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は特殊な映像を再生す
る映像再生体に特殊光線を照射することで映像を観察可
能に再生し得る特殊映像再生観察装置の改良に関する。
る映像再生体に特殊光線を照射することで映像を観察可
能に再生し得る特殊映像再生観察装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特殊な光線によって再生される映
像としてはホログラムが挙げられる。ホログラムという
とシルバーの金属反射層を持ち白色光により虹色の立体
再生映像を再生させるレインボーホログラムを想起して
しまうが、これは白色光下で映像が再生されるように特
殊加工が施されたものであり、通常のホログラムはコヒ
ーレントな光によって記録され、その再生画像を見るに
も記録波長と同じ波長のコヒーレントな光を必要とす
る。このようなコヒーレント光を発する手軽な光源はペ
ンライト型のポイントライトなどが存在するが、ホログ
ラムのような映像を再生させるための手軽な装置は存在
しなかった。
像としてはホログラムが挙げられる。ホログラムという
とシルバーの金属反射層を持ち白色光により虹色の立体
再生映像を再生させるレインボーホログラムを想起して
しまうが、これは白色光下で映像が再生されるように特
殊加工が施されたものであり、通常のホログラムはコヒ
ーレントな光によって記録され、その再生画像を見るに
も記録波長と同じ波長のコヒーレントな光を必要とす
る。このようなコヒーレント光を発する手軽な光源はペ
ンライト型のポイントライトなどが存在するが、ホログ
ラムのような映像を再生させるための手軽な装置は存在
しなかった。
【0003】また近年では、透明なインクで文字や図柄
を描いておくと、普段は視認できない状態でありなが
ら、紫外線を照射したときにのみ、そのインクが発光す
るような塗料も開発されている。しかしインクを発光さ
せ、文字や図柄を観察するための紫外線照射装置は、た
だ単に紫外線ランプを用いるのが普通であり観察装置と
呼べるほどのものでなかった。
を描いておくと、普段は視認できない状態でありなが
ら、紫外線を照射したときにのみ、そのインクが発光す
るような塗料も開発されている。しかしインクを発光さ
せ、文字や図柄を観察するための紫外線照射装置は、た
だ単に紫外線ランプを用いるのが普通であり観察装置と
呼べるほどのものでなかった。
【0004】さらに、光の干渉を利用して見る角度や、
光線の照射状態により異なる色調を示す多変色性顔料な
ども存在し、その多変色性を利用して色の変化に応じた
文字や絵柄が観察されるように構成された塗装体なども
存在するが、それを観察するための観察装置などは存在
しなかった。
光線の照射状態により異なる色調を示す多変色性顔料な
ども存在し、その多変色性を利用して色の変化に応じた
文字や絵柄が観察されるように構成された塗装体なども
存在するが、それを観察するための観察装置などは存在
しなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記したよう
な通常光線とは異なる特殊光線によって映像再生体によ
り再生観察される再生映像をより好適に観察するための
手軽な観察装置を提供することを目的とする。
な通常光線とは異なる特殊光線によって映像再生体によ
り再生観察される再生映像をより好適に観察するための
手軽な観察装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明にかかる特殊映像再生観察装置は、特殊な光線
を照射することで映像を再生する映像再生体に、映像再
生可能な光線を照射し、映像を再生させ観察可能とし得
る再生観察装置において、特殊光を発生させる光源と、
前記光源を発光させる電源と、前記光源から発生した特
殊光を映像再生体に照射し得る照射手段とを有すること
を特徴とする。また本発明において、特殊映像再生観察
装置の一部には円筒状鏡筒部が備えられており、前記鏡
筒部を映像再生体に被せ、該電源をオン作動させること
により前記鏡筒部内に該照射手段によって光線が照射さ
れることにより、映像再生体に照射する特殊な光線と、
前記特殊な光線よって再生された特殊映像が外部の光に
影響されずに観察可能となるように構成されていること
が好適である。
に本発明にかかる特殊映像再生観察装置は、特殊な光線
を照射することで映像を再生する映像再生体に、映像再
生可能な光線を照射し、映像を再生させ観察可能とし得
る再生観察装置において、特殊光を発生させる光源と、
前記光源を発光させる電源と、前記光源から発生した特
殊光を映像再生体に照射し得る照射手段とを有すること
を特徴とする。また本発明において、特殊映像再生観察
装置の一部には円筒状鏡筒部が備えられており、前記鏡
筒部を映像再生体に被せ、該電源をオン作動させること
により前記鏡筒部内に該照射手段によって光線が照射さ
れることにより、映像再生体に照射する特殊な光線と、
前記特殊な光線よって再生された特殊映像が外部の光に
影響されずに観察可能となるように構成されていること
が好適である。
【0007】また本発明において、該鏡筒部の観察側と
なる一端部に、レンズ或いは磨りガラス、拡散板、スク
リーンなどの観察補助用光学素子が備えられていること
が好適である。また本発明において、異なる種類の特殊
光を発する光源を複数個備えることが好適である。また
本発明において、光源が発する映像を再生させるための
特殊光がほぼ単一の波長で進行方向がほぼ一定の方向に
そろった光と、白色光であるが進行方向がほぼ一定の方
向にそろった光を発する2種であることが好適である。
なる一端部に、レンズ或いは磨りガラス、拡散板、スク
リーンなどの観察補助用光学素子が備えられていること
が好適である。また本発明において、異なる種類の特殊
光を発する光源を複数個備えることが好適である。また
本発明において、光源が発する映像を再生させるための
特殊光がほぼ単一の波長で進行方向がほぼ一定の方向に
そろった光と、白色光であるが進行方向がほぼ一定の方
向にそろった光を発する2種であることが好適である。
【0008】また本発明において、特殊映像再生装置に
よって再生させる特殊映像が、ホログラム映像であるこ
とが好適である。また本発明において、特殊映像再生装
置によって再生させる特殊映像が、光の干渉によって通
常光下とは異なる色彩を呈する干渉物質によって描かれ
た文字や図形であることが好適である。また本発明にお
いて、特殊映像再生装置によって再生させる特殊映像
が、ホログラム映像、および光の干渉によって通常光下
とは異なる色彩を呈する干渉物質によって描かれた文字
や図形であることが好適である。また本発明において、
形状がハンディサイズであることが好適である。
よって再生させる特殊映像が、ホログラム映像であるこ
とが好適である。また本発明において、特殊映像再生装
置によって再生させる特殊映像が、光の干渉によって通
常光下とは異なる色彩を呈する干渉物質によって描かれ
た文字や図形であることが好適である。また本発明にお
いて、特殊映像再生装置によって再生させる特殊映像
が、ホログラム映像、および光の干渉によって通常光下
とは異なる色彩を呈する干渉物質によって描かれた文字
や図形であることが好適である。また本発明において、
形状がハンディサイズであることが好適である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の特殊映像再生観察装置と
は特殊な光を照射することで映像を再生する映像再生体
に好適に用いることができる。本明細書でいうところの
特殊な光、或いはこれと同義で使用される特殊光とは、
通常光でない光を表すものとする。以下本明細書で使用
する光の呼び方について定義しておくこととする。
は特殊な光を照射することで映像を再生する映像再生体
に好適に用いることができる。本明細書でいうところの
特殊な光、或いはこれと同義で使用される特殊光とは、
通常光でない光を表すものとする。以下本明細書で使用
する光の呼び方について定義しておくこととする。
【0010】まず、通常光とは、蛍光灯や太陽光下など
の一般照明や日向、日陰に限らず昼間の屋外での光の状
態を指すものとする。つまり、存在する光の波長、その
光の進行方向も様々である状態の光のことをいう。
の一般照明や日向、日陰に限らず昼間の屋外での光の状
態を指すものとする。つまり、存在する光の波長、その
光の進行方向も様々である状態の光のことをいう。
【0011】これに対する特殊光にはいくつか種類があ
る。以下、本明細書で使われる特殊光の呼び方について
定義する。本明細書においては、存在する光の波長が様
々であるが、進行方向はほぼ特定方向にそろえられた光
を直線光、さらに存在する光の波長がほぼ単一波長であ
り、進行方向もほぼ特定方向にそろえられた光をコヒー
レント光と呼ぶ。またこれらの光と組み合わせて、或い
は単独で使用される、白色光、紫外光、赤外光などは、
通常一般的に認識されている解釈と同義とする。
る。以下、本明細書で使われる特殊光の呼び方について
定義する。本明細書においては、存在する光の波長が様
々であるが、進行方向はほぼ特定方向にそろえられた光
を直線光、さらに存在する光の波長がほぼ単一波長であ
り、進行方向もほぼ特定方向にそろえられた光をコヒー
レント光と呼ぶ。またこれらの光と組み合わせて、或い
は単独で使用される、白色光、紫外光、赤外光などは、
通常一般的に認識されている解釈と同義とする。
【0012】以上の光の定義をふまえた上で本発明の特
殊映像再生観察装置について説明する。本発明にかかる
特殊映像再生観察装置の一実施形態の概要図を図1に示
す。同図に示す本発明にかかる特殊映像再生観察装置2
は、特殊な光線を照射することで映像を再生する映像再
生体4に、映像再生可能な光線を照射し、映像を再生さ
せ観察可能とし得る再生観察装置2において、特殊光を
発生させる光源6、8と、前記光源6、8を発光させる
電源10と、前記光源6、8から発生した特殊光を映像
再生体に照射し得る照射手段12、14とを有すること
を特徴とする。
殊映像再生観察装置について説明する。本発明にかかる
特殊映像再生観察装置の一実施形態の概要図を図1に示
す。同図に示す本発明にかかる特殊映像再生観察装置2
は、特殊な光線を照射することで映像を再生する映像再
生体4に、映像再生可能な光線を照射し、映像を再生さ
せ観察可能とし得る再生観察装置2において、特殊光を
発生させる光源6、8と、前記光源6、8を発光させる
電源10と、前記光源6、8から発生した特殊光を映像
再生体に照射し得る照射手段12、14とを有すること
を特徴とする。
【0013】本実施形態において照射手段12は、半透
過鏡を使用しており、白色光光源6から発する光の半透
過鏡方向に進む光のみを映像再生体4方向に反射させる
ことにより白色直線光とすることができる。また、光源
8はレーザー光源であり、レーザー光源は発する光が強
い方向性を持つため、光源8自体が照射手段として機能
することが可能である。
過鏡を使用しており、白色光光源6から発する光の半透
過鏡方向に進む光のみを映像再生体4方向に反射させる
ことにより白色直線光とすることができる。また、光源
8はレーザー光源であり、レーザー光源は発する光が強
い方向性を持つため、光源8自体が照射手段として機能
することが可能である。
【0014】なお本実施形態においては照射手段として
半透過鏡やレーザー光源を用いたが、本発明はこれらの
みに限られるものではなく、光源を焦点とする双曲線球
面を持つ反射鏡や光の進行方向をそろえるためのレンズ
など目的の特殊光線を得るための様々な光学素子を照射
手段として使用することが可能である。
半透過鏡やレーザー光源を用いたが、本発明はこれらの
みに限られるものではなく、光源を焦点とする双曲線球
面を持つ反射鏡や光の進行方向をそろえるためのレンズ
など目的の特殊光線を得るための様々な光学素子を照射
手段として使用することが可能である。
【0015】本発明の特殊映像再生観察装置は、このよ
うな光源、照射手段、電源などを有することによって、
映像再生体4の映像を好適に再生し得る特殊光を照射す
ることが可能となり、鮮明な再生映像を観察することを
可能とするものである。このような装置を好適に用い得
る映像再生体としては、前記したようにホログラムを再
生し得るホログラム再生体や、光の干渉を利用した多変
色性物質が干渉光の違いにより色調変化を呈するもの、
およびその多変色性物質を用いて描かれた絵柄や図形、
文字などが描かれたもの、さらに紫外光などの特定の光
に発光するインクで描かれたものなどを挙げることがで
き、このような映像再生体の形態としては、カードやフ
ィルム、転写箔、シールなどの形態が好適であるがこれ
らのみに限られるものではない。
うな光源、照射手段、電源などを有することによって、
映像再生体4の映像を好適に再生し得る特殊光を照射す
ることが可能となり、鮮明な再生映像を観察することを
可能とするものである。このような装置を好適に用い得
る映像再生体としては、前記したようにホログラムを再
生し得るホログラム再生体や、光の干渉を利用した多変
色性物質が干渉光の違いにより色調変化を呈するもの、
およびその多変色性物質を用いて描かれた絵柄や図形、
文字などが描かれたもの、さらに紫外光などの特定の光
に発光するインクで描かれたものなどを挙げることがで
き、このような映像再生体の形態としては、カードやフ
ィルム、転写箔、シールなどの形態が好適であるがこれ
らのみに限られるものではない。
【0016】なお同図に示した本実施形態には光源が2
つ備えられているが、これは、切替スイッチ22によっ
てどちらか一方の光源が電源を電源スイッチ24により
オン作動させたときに発光するように構成されている。
また映像再生体の映像を再生するために必要であれば切
替スイッチを、二つの光源が電源を電源スイッチ24に
よりオン作動させることにより両者ともに発光するよう
に構成しておいてもよい。
つ備えられているが、これは、切替スイッチ22によっ
てどちらか一方の光源が電源を電源スイッチ24により
オン作動させたときに発光するように構成されている。
また映像再生体の映像を再生するために必要であれば切
替スイッチを、二つの光源が電源を電源スイッチ24に
よりオン作動させることにより両者ともに発光するよう
に構成しておいてもよい。
【0017】本発明において、特殊映像再生観察装置の
一部には円筒状鏡筒部が備えられており、前記鏡筒部を
映像再生体に被せ、該電源をオン作動させることにより
前記鏡筒部内に該照射手段によって光線が照射されるこ
とにより、映像再生体に照射する特殊な光線と、前記特
殊な光線によって再生された特殊映像が外部の光に影響
されずに観察可能となるように構成されていることが好
適である。これは、映像再生体を好適に再生させ得る特
殊光をより好適な状態で映像再生体に照射し得る構成で
あると共に、再生された映像を良好に観察することが可
能であるためである。
一部には円筒状鏡筒部が備えられており、前記鏡筒部を
映像再生体に被せ、該電源をオン作動させることにより
前記鏡筒部内に該照射手段によって光線が照射されるこ
とにより、映像再生体に照射する特殊な光線と、前記特
殊な光線によって再生された特殊映像が外部の光に影響
されずに観察可能となるように構成されていることが好
適である。これは、映像再生体を好適に再生させ得る特
殊光をより好適な状態で映像再生体に照射し得る構成で
あると共に、再生された映像を良好に観察することが可
能であるためである。
【0018】図1記載の特殊映像再生観察装置において
は、特殊映像再生観察装置2の一部には円筒状鏡筒部1
6が備えられており、前記鏡筒部16を映像再生体4に
被せ、該電源10をオン作動させることにより前記鏡筒
部16内に該照射手段12、14によって特殊光を照射
することができるようになっている。そして該鏡筒部1
6の観察側となる一端部に、レンズ18、拡散板20が
備えられており、再生映像をより好適に観察することが
可能である。
は、特殊映像再生観察装置2の一部には円筒状鏡筒部1
6が備えられており、前記鏡筒部16を映像再生体4に
被せ、該電源10をオン作動させることにより前記鏡筒
部16内に該照射手段12、14によって特殊光を照射
することができるようになっている。そして該鏡筒部1
6の観察側となる一端部に、レンズ18、拡散板20が
備えられており、再生映像をより好適に観察することが
可能である。
【0019】図1に示した本発明の特殊映像再生観察装
置の一実施形態においては、切替スイッチ22をレーザ
ー側にセットすると、それに連動してレンズ18およ
び、拡散板20が鏡筒部16に装着されるように構成さ
れている。つまり図1に示した本発明の実施形態におい
ては、切替スイッチ22がレーザー光源側に接続されて
おり、この状態で電源スイッチ24をオン作動させると
レーザー光源8が発光する。レーザー光源8から発され
たレーザー光は、映像再生体4に照射され映像を再生
し、その再生映像は、半透過鏡12、レンズ18を通っ
て拡散板20に映し出され、その再生映像を観察するこ
とが可能となる。
置の一実施形態においては、切替スイッチ22をレーザ
ー側にセットすると、それに連動してレンズ18およ
び、拡散板20が鏡筒部16に装着されるように構成さ
れている。つまり図1に示した本発明の実施形態におい
ては、切替スイッチ22がレーザー光源側に接続されて
おり、この状態で電源スイッチ24をオン作動させると
レーザー光源8が発光する。レーザー光源8から発され
たレーザー光は、映像再生体4に照射され映像を再生
し、その再生映像は、半透過鏡12、レンズ18を通っ
て拡散板20に映し出され、その再生映像を観察するこ
とが可能となる。
【0020】そして、作動光源を前記切替スイッチ22
によって白色光源6に切り替えると、それに連動してレ
ンズ18、拡散板20は鏡筒部16から離脱する。この
状態のときの装置概要図を図2に示す。この状態で電源
スイッチ24をオン作動させると白色光源6が発光す
る。白色光源6から発された光は、半透過鏡12に向か
う特定方向の方向性を持った光のみが半透過鏡12に反
射されて映像再生体4に照射され映像を再生し、その再
生映像は、半透過鏡12を通って鏡筒部16上端から抜
け出す。このときに鏡筒部16上端部から映像再生体4
を観察すると、映像再生体4が再生する再生映像を観察
することが可能となる。
によって白色光源6に切り替えると、それに連動してレ
ンズ18、拡散板20は鏡筒部16から離脱する。この
状態のときの装置概要図を図2に示す。この状態で電源
スイッチ24をオン作動させると白色光源6が発光す
る。白色光源6から発された光は、半透過鏡12に向か
う特定方向の方向性を持った光のみが半透過鏡12に反
射されて映像再生体4に照射され映像を再生し、その再
生映像は、半透過鏡12を通って鏡筒部16上端から抜
け出す。このときに鏡筒部16上端部から映像再生体4
を観察すると、映像再生体4が再生する再生映像を観察
することが可能となる。
【0021】なおここで説明した本発明の一実施形態で
は、特殊光を発する光源を2つ備えるものであったが、
1つであってもよく、逆に3つ、4つなどさらに多くの
光源を備えるものであっても良い。
は、特殊光を発する光源を2つ備えるものであったが、
1つであってもよく、逆に3つ、4つなどさらに多くの
光源を備えるものであっても良い。
【0022】また本実施形態においては、鏡筒部分を二
つの光源が共用する構成となっているが、光源により鏡
筒部分を別々に使用する構成であっても良い。このよう
な構成であれば、レーザー側には、レーザー光が直に目
にはいることを防止するために観察側に磨りガラスや、
エンボス加工の施された樹脂フィルム等からなるスクリ
ーンなどを用いて構成し、白色光源側には、レンズなど
により、より明確に映像が観察できるような構成をとる
ことが可能となる。
つの光源が共用する構成となっているが、光源により鏡
筒部分を別々に使用する構成であっても良い。このよう
な構成であれば、レーザー側には、レーザー光が直に目
にはいることを防止するために観察側に磨りガラスや、
エンボス加工の施された樹脂フィルム等からなるスクリ
ーンなどを用いて構成し、白色光源側には、レンズなど
により、より明確に映像が観察できるような構成をとる
ことが可能となる。
【0023】また、このような観察補助用光学素子はそ
れぞれが入れ換え可能であるように構成することもで
き、このように構成すれば、観察映像に合わせた光学素
子を適宜用いることができるため好適である。
れぞれが入れ換え可能であるように構成することもで
き、このように構成すれば、観察映像に合わせた光学素
子を適宜用いることができるため好適である。
【0024】図3に本発明の他の一実施形態を示す。図
3(a)は、本実施形態の上面図、(b)は本実施形態
の断面図、(c)は(a)、(b)における直線c−c
での断面図である。同図に示した本発明における特殊映
像再生観察装置において、図1と同じ或いは同等の部分
に対応するものには同じ符号を付してある。本形態にお
いて特徴的なことは白色光源6、およびレーザー光源8
それぞれが独自に鏡筒部16、16′を有していること
である。このため、レーザー光が直に目に入ることを防
止する拡散板20は、鏡筒部16′の観察側一端部に常
時備え付けられている。なお、本形態においては、装置
全体のコンパクト化のために、(c)に示したようにレ
ーザー光を上方に向けて発光させ、照射手段として反射
鏡26を使用し、映像再生体にレーザー光を照射するよ
うに反射させている。
3(a)は、本実施形態の上面図、(b)は本実施形態
の断面図、(c)は(a)、(b)における直線c−c
での断面図である。同図に示した本発明における特殊映
像再生観察装置において、図1と同じ或いは同等の部分
に対応するものには同じ符号を付してある。本形態にお
いて特徴的なことは白色光源6、およびレーザー光源8
それぞれが独自に鏡筒部16、16′を有していること
である。このため、レーザー光が直に目に入ることを防
止する拡散板20は、鏡筒部16′の観察側一端部に常
時備え付けられている。なお、本形態においては、装置
全体のコンパクト化のために、(c)に示したようにレ
ーザー光を上方に向けて発光させ、照射手段として反射
鏡26を使用し、映像再生体にレーザー光を照射するよ
うに反射させている。
【0025】なお本実施形態において特徴的なことは、
その形状がハンディサイズであることである。大型な再
生観察装置であると、再生観察装置の試料設置部に映像
再生体を持ってこなければならず、映像再生体の形態に
よっては装置の設置部に運ぶことが困難な大きさや重量
などがあることも予測できるが、ハンディサイズである
と、映像再生体のところに再生観察装置を持っていくこ
とが可能であるから映像再生体がどのような形状であっ
ても映像を再生させ観察することが可能である。以下実
施例を用いて本発明の特殊映像再生観察装置をさらに詳
しく説明する。
その形状がハンディサイズであることである。大型な再
生観察装置であると、再生観察装置の試料設置部に映像
再生体を持ってこなければならず、映像再生体の形態に
よっては装置の設置部に運ぶことが困難な大きさや重量
などがあることも予測できるが、ハンディサイズである
と、映像再生体のところに再生観察装置を持っていくこ
とが可能であるから映像再生体がどのような形状であっ
ても映像を再生させ観察することが可能である。以下実
施例を用いて本発明の特殊映像再生観察装置をさらに詳
しく説明する。
【0026】
【実施例】実施例1 透明樹脂フィルムに記録されたホログラム映像を再生し
得るホログラムフィルムを前述の図1記載の特殊映像再
生観察装置によって観察した。このホログラムフィルム
は、赤色レーザー光を照射することにより映像を再生す
るものであった。通常光の下でホログラムフィルムを観
察してみたがフィルムにはどのような映像が記録されて
いるかは全く見当がつかなかった。続いて図1記載の装
置でホログラムフィルムに記録されたホログラム再生映
像を観察した。図1記載の装置を切替スイッチ22によ
り、電源10を電源スイッチ24によりオン作動させた
ときに赤色レーザー光源が発光するようにセットしてお
き、鏡筒部16をホログラムフィルム4に被せて電源ス
イッチ24をオン作動させた。鏡筒部16観察側に設け
られた拡散板20上には、ホログラム再生映像がくっき
りと浮かび上がった。
得るホログラムフィルムを前述の図1記載の特殊映像再
生観察装置によって観察した。このホログラムフィルム
は、赤色レーザー光を照射することにより映像を再生す
るものであった。通常光の下でホログラムフィルムを観
察してみたがフィルムにはどのような映像が記録されて
いるかは全く見当がつかなかった。続いて図1記載の装
置でホログラムフィルムに記録されたホログラム再生映
像を観察した。図1記載の装置を切替スイッチ22によ
り、電源10を電源スイッチ24によりオン作動させた
ときに赤色レーザー光源が発光するようにセットしてお
き、鏡筒部16をホログラムフィルム4に被せて電源ス
イッチ24をオン作動させた。鏡筒部16観察側に設け
られた拡散板20上には、ホログラム再生映像がくっき
りと浮かび上がった。
【0027】実施例2 再帰反射材によって構成された多変色性物質を用いた文
字の描かれたシールを図1記載の特殊映像再生観察装置
によって観察した。通常光の下でシールを観察してみた
ところシールに描かれている絵柄は図4(a)に示した
ようなものであった。このシールをいろいろな角度から
観察してみたが、描かれている文字は変化しなかった。
続いて図2記載の装置でシールを観察した。図2記載の
装置を切替スイッチ22により、電源10を電源スイッ
チ24によりオン作動させたときに白色直線光源が発光
するようにセットしておき、鏡筒部をホログラムフィル
ムに被せて電源スイッチ24をオン作動させた。鏡筒部
16観察側からシールを観察すると、図4(b)に示す
ような通常光下では観察されなかった文字が観察され
た。
字の描かれたシールを図1記載の特殊映像再生観察装置
によって観察した。通常光の下でシールを観察してみた
ところシールに描かれている絵柄は図4(a)に示した
ようなものであった。このシールをいろいろな角度から
観察してみたが、描かれている文字は変化しなかった。
続いて図2記載の装置でシールを観察した。図2記載の
装置を切替スイッチ22により、電源10を電源スイッ
チ24によりオン作動させたときに白色直線光源が発光
するようにセットしておき、鏡筒部をホログラムフィル
ムに被せて電源スイッチ24をオン作動させた。鏡筒部
16観察側からシールを観察すると、図4(b)に示す
ような通常光下では観察されなかった文字が観察され
た。
【0028】実施例3 透明樹脂フィルムに紫外発光インクで絵柄を記録された
紫外発光フィルムを、図5に記載したような特殊映像再
生観察装置によって観察した。図5において図1と同じ
部品に対応するものには100を加算した符号を付して
ある。図5を見て明らかなように図1との違いは光源と
して紫外光源128が備えられていることである。通常
光の下で紫外発光フィルムを観察してみたがフィルムに
はどのような絵柄が記録されているかは全く見当がつか
なかった。続いて図5記載の装置で紫外発光フィルムに
記録された絵柄を観察した。鏡筒部116を紫外発光フ
ィルムに被せて電源110を電源スイッチ124により
オン作動させ、鏡筒部116観察側に設けられた拡散板
120から紫外発光フィルムを観察すると、再生映像が
くっきりと浮かび上がった。
紫外発光フィルムを、図5に記載したような特殊映像再
生観察装置によって観察した。図5において図1と同じ
部品に対応するものには100を加算した符号を付して
ある。図5を見て明らかなように図1との違いは光源と
して紫外光源128が備えられていることである。通常
光の下で紫外発光フィルムを観察してみたがフィルムに
はどのような絵柄が記録されているかは全く見当がつか
なかった。続いて図5記載の装置で紫外発光フィルムに
記録された絵柄を観察した。鏡筒部116を紫外発光フ
ィルムに被せて電源110を電源スイッチ124により
オン作動させ、鏡筒部116観察側に設けられた拡散板
120から紫外発光フィルムを観察すると、再生映像が
くっきりと浮かび上がった。
【0029】実施例4 透明樹脂シートに記録されたホログラム映像を再生し得
るホログラムシートを図6に記載したような特殊映像再
生観察装置によって観察した。図6において図1と同じ
部品に対応するものには200を加算した符号を付して
ある。図6を見て明らかなように図1との違いは光源と
して赤外光源230が備えられていることである。さら
にこの装置には観察補助用光学素子として拡散板220
と赤外線観察用フィルタ232を入れ換え可能な構成と
なっている。このホログラムフィルムは、赤外レーザー
光を照射することにより映像を再生するものであった。
通常光の下でホログラムシートを観察してみたがシート
にはどのような映像が記録されているかは全く見当がつ
かなかった。続いて図6記載の装置でホログラムシート
に記録された映像を観察した。鏡筒部216をホログラ
ムシートに被せて電源210を電源スイッチ224によ
りオン作動させ、鏡筒部216観察側に設けられた拡散
板220からホログラムシートを観察したが、再生映像
はやはり見ることができなかった。そこで拡散板220
と赤外観察用フィルター232を入れ換え再び観察した
ところ、再生映像が観察された。
るホログラムシートを図6に記載したような特殊映像再
生観察装置によって観察した。図6において図1と同じ
部品に対応するものには200を加算した符号を付して
ある。図6を見て明らかなように図1との違いは光源と
して赤外光源230が備えられていることである。さら
にこの装置には観察補助用光学素子として拡散板220
と赤外線観察用フィルタ232を入れ換え可能な構成と
なっている。このホログラムフィルムは、赤外レーザー
光を照射することにより映像を再生するものであった。
通常光の下でホログラムシートを観察してみたがシート
にはどのような映像が記録されているかは全く見当がつ
かなかった。続いて図6記載の装置でホログラムシート
に記録された映像を観察した。鏡筒部216をホログラ
ムシートに被せて電源210を電源スイッチ224によ
りオン作動させ、鏡筒部216観察側に設けられた拡散
板220からホログラムシートを観察したが、再生映像
はやはり見ることができなかった。そこで拡散板220
と赤外観察用フィルター232を入れ換え再び観察した
ところ、再生映像が観察された。
【0030】実施例5 透明樹脂フィルムに記録されたホログラム映像を再生し
得るホログラムフィルムを前述の図1記載の特殊映像再
生観察装置によって観察した。このホログラムフィルム
は、白色光の下では2種類のレインボーホログラム像を
再生し、赤色レーザー光を照射することによりフーリエ
変換ホログラム映像を再生するものであった。通常光の
下でホログラムフィルムを観察したところ、ある方向か
ら白色光を入射させると、2D文字映像が空間内に浮か
んだように観察され、白色光の入射方向を変えていくと
さらに3D物体映像がフィルムに観察された。しかしこ
の2つの映像以外は白色光をどのような方向から入射さ
せてみても観察することはできなかった。続いて図1記
載の装置でホログラムフィルムに記録されたホログラム
再生映像を観察した。図1記載の装置を切替スイッチ2
2により、電源10を電源スイッチ24によりオン作動
させたときに赤色レーザー光源が発光するようにセット
しておき、鏡筒部16をホログラムフィルム4に被せて
電源スイッチ24をオン作動させた。鏡筒部16観察側
に設けられた拡散板20上には、ホログラム再生映像が
くっきりと浮かび上がった。この映像は、白色光下で観
察された2D、3Dのホログラム映像とは異なる映像で
あった。
得るホログラムフィルムを前述の図1記載の特殊映像再
生観察装置によって観察した。このホログラムフィルム
は、白色光の下では2種類のレインボーホログラム像を
再生し、赤色レーザー光を照射することによりフーリエ
変換ホログラム映像を再生するものであった。通常光の
下でホログラムフィルムを観察したところ、ある方向か
ら白色光を入射させると、2D文字映像が空間内に浮か
んだように観察され、白色光の入射方向を変えていくと
さらに3D物体映像がフィルムに観察された。しかしこ
の2つの映像以外は白色光をどのような方向から入射さ
せてみても観察することはできなかった。続いて図1記
載の装置でホログラムフィルムに記録されたホログラム
再生映像を観察した。図1記載の装置を切替スイッチ2
2により、電源10を電源スイッチ24によりオン作動
させたときに赤色レーザー光源が発光するようにセット
しておき、鏡筒部16をホログラムフィルム4に被せて
電源スイッチ24をオン作動させた。鏡筒部16観察側
に設けられた拡散板20上には、ホログラム再生映像が
くっきりと浮かび上がった。この映像は、白色光下で観
察された2D、3Dのホログラム映像とは異なる映像で
あった。
【0031】なお本発明はここに示した実施例のみに限
られるものではない。例えばホログラムに記録された映
像を再生する場合、ホログラム映像の再生にはそのホロ
グラムが有する再生可能角度で光線を照射する必要があ
るため、光線の照射角度を調整できるように構成しても
良い。
られるものではない。例えばホログラムに記録された映
像を再生する場合、ホログラム映像の再生にはそのホロ
グラムが有する再生可能角度で光線を照射する必要があ
るため、光線の照射角度を調整できるように構成しても
良い。
【0032】
【発明の効果】以上、説明したように本発明における特
殊映像再生観察装置によれば、通常光下で観察できない
再生映像を鮮明に、また手軽に観察することが可能であ
る。
殊映像再生観察装置によれば、通常光下で観察できない
再生映像を鮮明に、また手軽に観察することが可能であ
る。
【図1】図1は本発明にかかる特殊映像再生観察装置の
一実施形態の概要図である。
一実施形態の概要図である。
【図2】図2は、図1記載の特殊映像再生観察装置の切
替スイッチを白色光源側に合わせた状態の概要図であ
る。
替スイッチを白色光源側に合わせた状態の概要図であ
る。
【図3】図3は本発明にかかる特殊映像再生観察装置の
他の一実施形態を示した概要図である。
他の一実施形態を示した概要図である。
【図4】図4は、実施例2に用いたシールの通常光下
と、本発明の特殊映像再生観察装置を用いて観察したと
きの図柄の違いを示した図である。
と、本発明の特殊映像再生観察装置を用いて観察したと
きの図柄の違いを示した図である。
【図5】図5は本発明にかかる特殊映像再生観察装置の
光源に紫外光源を用いたときの一実施形態を示した概要
図である。
光源に紫外光源を用いたときの一実施形態を示した概要
図である。
【図6】図6は本発明にかかる特殊映像再生観察装置の
光源に赤外レーザー光源を用いたときの一実施形態を示
した概要図である。
光源に赤外レーザー光源を用いたときの一実施形態を示
した概要図である。
【符号の説明】 2 特殊映像再生観察装置 4 映像再生体 6、8 光源 10 電源 12、14 照射手段 16 鏡筒部 18 レンズ 20 拡散板 22 切替スイッチ 24 電源スイッチ
Claims (9)
- 【請求項1】 特殊な光線を照射することで映像を再生
する映像再生体に、映像再生可能な光線を照射し、映像
を再生させ観察可能とし得る再生観察装置において、 特殊光を発生させる光源と、 前記光源を発光させる電源と、 前記光源から発生した特殊光を映像再生体に照射し得る
照射手段と、 を有することを特徴とする特殊映像再生観察装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の特殊映像再生観察装置に
おいて、 特殊映像再生観察装置の一部には円筒状鏡筒部が備えら
れており、前記鏡筒部を映像再生体に被せ、該電源をオ
ン作動させることにより前記鏡筒部内に該照射手段によ
って光線が照射されることにより、映像再生体に照射す
る特殊な光線と、前記特殊な光線よって再生された特殊
映像が外部の光に影響されずに観察可能となるように構
成されていることを特徴とする特殊映像再生観察装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の特殊映像再生観察装置に
おいて、 該鏡筒部の観察側となる一端部に、レンズ或いは磨りガ
ラス、拡散板、スクリーンなどの観察補助用光学素子が
備えられていることを特徴とする特殊映像再生観察装
置。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の特殊
映像再生観察装置において、 異なる種類の特殊光を発する光源を複数個備えることを
特徴とする特殊映像再生観察装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の特殊映像再生観察装置に
おいて、 光源が発する映像を再生させるための特殊光がほぼ単一
の波長で進行方向がほぼ一定の方向にそろった光と、白
色光であるが進行方向がほぼ一定の方向にそろった光を
発する2種であることを特徴とする特殊映像再生観察装
置。 - 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の特殊
映像再生観察装置において、 特殊映像再生装置によって再生させる特殊映像が、ホロ
グラム映像であることを特徴とする特殊映像再生観察装
置。 - 【請求項7】 請求項1乃至5のいずれかに記載の特殊
映像再生観察装置において、 特殊映像再生装置によって再生させる特殊映像が、光の
干渉によって通常光下とは異なる色彩を呈する干渉物質
によって描かれた文字や図形であることを特徴とする特
殊映像再生観察装置。 - 【請求項8】 請求項1乃至5のいずれかに記載の特殊
映像再生観察装置において、 特殊映像再生装置によって再生させる特殊映像が、ホロ
グラム映像、および光の干渉によって通常光下とは異な
る色彩を呈する干渉物質によって描かれた文字や図形で
あることを特徴とする特殊映像再生観察装置。 - 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載の特殊
映像再生観察装置において、形状がハンディサイズであ
ることを特徴とする特殊映像再生観察装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9292999A JP2000284675A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 特殊映像再生観察装置 |
CA002303502A CA2303502A1 (en) | 1999-03-31 | 2000-03-30 | Special image reproducing and observing device |
EP00106940A EP1041457A3 (en) | 1999-03-31 | 2000-03-31 | Special image reproducing and observing device |
US10/127,026 US20020141007A1 (en) | 1999-03-31 | 2002-04-22 | Special image reproducing and observing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9292999A JP2000284675A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 特殊映像再生観察装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000284675A true JP2000284675A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=14068197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9292999A Withdrawn JP2000284675A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 特殊映像再生観察装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1041457A3 (ja) |
JP (1) | JP2000284675A (ja) |
CA (1) | CA2303502A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3396061A1 (en) | 2017-04-24 | 2018-10-31 | Seiko Epson Corporation | Processing device, sheet manufacturing apparatus, processing method, and sheet manufacturing method |
EP3396059A1 (en) | 2017-04-24 | 2018-10-31 | Seiko Epson Corporation | Processing device, sheet manufacturing device, processing method, and method for manufacturing sheet |
EP3508267A1 (en) | 2017-12-28 | 2019-07-10 | Seiko Epson Corporation | Processing apparatus, sheet manufacturing apparatus, and processing method |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE202004019513U1 (de) * | 2004-12-15 | 2005-02-17 | Tesa Scribos Gmbh | Vorrichtung zum Auslesen eines Hologramms |
CN114995014B (zh) * | 2022-06-29 | 2024-06-07 | 佛山科学技术学院 | 一种虹与霓偏向角测量装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4089593A (en) * | 1976-09-20 | 1978-05-16 | Xerox Corporation | Portable viewer |
DE3854308D1 (de) * | 1987-03-31 | 1995-09-21 | Willing Achim | Beleuchtungseinrichtung für die Sichtkontrolle von Gegenständen. |
GB2248943A (en) * | 1990-10-11 | 1992-04-22 | Light Fantastic Plc | Improved device for reading and evaluating encoded information |
GB2267357A (en) * | 1992-05-13 | 1993-12-01 | Elef Plc | Compact, hand-held reader for evaluating optical diffractive information |
GB2285140B (en) * | 1993-12-24 | 1997-02-26 | Projectron Limited | Hand-held microfilm readers |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP9292999A patent/JP2000284675A/ja not_active Withdrawn
-
2000
- 2000-03-30 CA CA002303502A patent/CA2303502A1/en not_active Abandoned
- 2000-03-31 EP EP00106940A patent/EP1041457A3/en not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3396061A1 (en) | 2017-04-24 | 2018-10-31 | Seiko Epson Corporation | Processing device, sheet manufacturing apparatus, processing method, and sheet manufacturing method |
EP3396059A1 (en) | 2017-04-24 | 2018-10-31 | Seiko Epson Corporation | Processing device, sheet manufacturing device, processing method, and method for manufacturing sheet |
EP3508267A1 (en) | 2017-12-28 | 2019-07-10 | Seiko Epson Corporation | Processing apparatus, sheet manufacturing apparatus, and processing method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1041457A3 (en) | 2003-07-30 |
EP1041457A2 (en) | 2000-10-04 |
CA2303502A1 (en) | 2000-09-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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