JP2000279154A - 脱煙フィルター - Google Patents
脱煙フィルターInfo
- Publication number
- JP2000279154A JP2000279154A JP11127532A JP12753299A JP2000279154A JP 2000279154 A JP2000279154 A JP 2000279154A JP 11127532 A JP11127532 A JP 11127532A JP 12753299 A JP12753299 A JP 12753299A JP 2000279154 A JP2000279154 A JP 2000279154A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- zeolite
- filter
- desmoking
- tobacco
- pores
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cigarettes, Filters, And Manufacturing Of Filters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 脱煙効果の大きいフィルターを提供する。
【構成】 粉末ゼオライトを細孔フィルターに保持させ
る。
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱煙フィルターに関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】ヤニ取りパイプは、微細繊維フィルター
式、クロレラ式、アニコフィルター式、細孔式、細孔に
銅を付加した方式などがあるが、ヤニすなわち煙のとれ
方が悪い。
式、クロレラ式、アニコフィルター式、細孔式、細孔に
銅を付加した方式などがあるが、ヤニすなわち煙のとれ
方が悪い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】脱煙効果の大きいフィ
ルターを提供する。
ルターを提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】発明者は、ゼオライトが
大きなタバコの脱煙、ヤニ取り作用を有することを見い
出し、本発明に至った。
大きなタバコの脱煙、ヤニ取り作用を有することを見い
出し、本発明に至った。
【0005】本発明は、ゼオライトを粒子状として用
い、細孔(微粒子状ゼオライトが通過しない細孔)を有
するフィルターにおいて、フィルター上に粒粉状ゼオラ
イトを保持させることを特徴とする。ヤニ取りパイプに
対応する場合は、フィルター上にゼオライトを5mg〜
100mg入れる。次にタバコをパイプにつけ、喫煙す
る。フィルターは細孔のある膜状フィルターや、繊維フ
ィルター等がある。フィルターは、ゼオライトが通過し
ないものでなければならない。フィルターとフィルター
の間にゼオライトをはさむように入れてもよい。
い、細孔(微粒子状ゼオライトが通過しない細孔)を有
するフィルターにおいて、フィルター上に粒粉状ゼオラ
イトを保持させることを特徴とする。ヤニ取りパイプに
対応する場合は、フィルター上にゼオライトを5mg〜
100mg入れる。次にタバコをパイプにつけ、喫煙す
る。フィルターは細孔のある膜状フィルターや、繊維フ
ィルター等がある。フィルターは、ゼオライトが通過し
ないものでなければならない。フィルターとフィルター
の間にゼオライトをはさむように入れてもよい。
【0006】ゼオライトは天然ゼオライト、人工ゼオラ
イト、合成ゼオライトのいずれの粒子粉体であってもよ
い。又、銀、銅、亜鉛、アルミニウム、等の金属や炭
素、有機物等を置換保持させたものであってもよい。
イト、合成ゼオライトのいずれの粒子粉体であってもよ
い。又、銀、銅、亜鉛、アルミニウム、等の金属や炭
素、有機物等を置換保持させたものであってもよい。
【0007】
【作用】ゼオライトは入り組んだ細孔を有しており、そ
こに物質を吸着する。しかし、本発明で使用するゼオラ
イトの量は数ミリグラムであっても十分効果を有するこ
とから、ゼオライトの吸着作用のみによるものではない
のは明白である。したがって、タバコの場合にみられた
ヤニ取り効果は、ヤニを吸着したゼオライト粉末粒子と
フィルターの細孔の共同作用によるものである。すなわ
ち、ヤニを吸着した粉末粒子は細孔を部分的にふさぎ、
その結果さらに小さな細孔となってヤニを液化し、そこ
にさらに大量のヤニがつくことによる効果である。この
原理を応用して、焼却炉の煙の除去、気体有機物除去、
等に本発明を応用できる。
こに物質を吸着する。しかし、本発明で使用するゼオラ
イトの量は数ミリグラムであっても十分効果を有するこ
とから、ゼオライトの吸着作用のみによるものではない
のは明白である。したがって、タバコの場合にみられた
ヤニ取り効果は、ヤニを吸着したゼオライト粉末粒子と
フィルターの細孔の共同作用によるものである。すなわ
ち、ヤニを吸着した粉末粒子は細孔を部分的にふさぎ、
その結果さらに小さな細孔となってヤニを液化し、そこ
にさらに大量のヤニがつくことによる効果である。この
原理を応用して、焼却炉の煙の除去、気体有機物除去、
等に本発明を応用できる。
【0008】
【実施例1】タバコ差し込み口から東京パイプ製のタバ
コホルダーの先端スペースに天然ゼオライト(東北砿産
製の薬湯粉)25mgを入れ、次に、タバコを差し込
み、ゼオライトをタバコでおさえつけないようにして、
タバコを吸い、ヤニの取れ方を比較した。ゼオライトを
入れない場合に比べて、図1のように、明らかに差がみ
られる。
コホルダーの先端スペースに天然ゼオライト(東北砿産
製の薬湯粉)25mgを入れ、次に、タバコを差し込
み、ゼオライトをタバコでおさえつけないようにして、
タバコを吸い、ヤニの取れ方を比較した。ゼオライトを
入れない場合に比べて、図1のように、明らかに差がみ
られる。
【0009】
【実施例2】フィルターを東北東海製のバイオパイプI
Iとし、天然ゼオライト(東北砿産製の薬湯粉)をフィ
ルター上に12mgを入れた場合と入れない場合とを比
較したが、図2のように明白に入れた方がヤニ取り効果
大であった。タバコはNEXT1mgタールを用いた。
Iとし、天然ゼオライト(東北砿産製の薬湯粉)をフィ
ルター上に12mgを入れた場合と入れない場合とを比
較したが、図2のように明白に入れた方がヤニ取り効果
大であった。タバコはNEXT1mgタールを用いた。
【0010】
【実施例3】実施例1で、ゼオライトとして東ソー製合
成ゼオライトF−9(粉末200メッシュ)40mgを
用い、タバコにキャメルライトを用いたが、図1のaと
同じ結果となった。
成ゼオライトF−9(粉末200メッシュ)40mgを
用い、タバコにキャメルライトを用いたが、図1のaと
同じ結果となった。
【図1】図1はタバコホルダーを使用した場合で、aは
ゼオライトを入れ、タバコはセーラムピアニシモ(ター
ル1mg)で空気孔をテープでふさいだもの、bは空気
孔をふさがなかったもの、cはゼオライトを入れなかっ
たもの。
ゼオライトを入れ、タバコはセーラムピアニシモ(ター
ル1mg)で空気孔をテープでふさいだもの、bは空気
孔をふさがなかったもの、cはゼオライトを入れなかっ
たもの。
【図2】図2はバイオパイプIIを使用した場合で、a
はゼオライトを入れ、タバコはプレミアピアニシモ(タ
ール1mg)で、空気孔をふさがないもの、bはゼオラ
イトを入れなかったもの。
はゼオライトを入れ、タバコはプレミアピアニシモ(タ
ール1mg)で、空気孔をふさがないもの、bはゼオラ
イトを入れなかったもの。
Claims (2)
- 【請求項1】 細孔フィルターにゼオライト粉末粒子を
保持させることを特徴とする脱煙フィルター。 - 【請求項2】 フィルターがヤニ取りパイプにつめられ
たものである請求項1記載のヤニ取りパイプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11127532A JP2000279154A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 脱煙フィルター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11127532A JP2000279154A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 脱煙フィルター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000279154A true JP2000279154A (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=14962354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11127532A Pending JP2000279154A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 脱煙フィルター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000279154A (ja) |
-
1999
- 1999-03-30 JP JP11127532A patent/JP2000279154A/ja active Pending
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