JP2000277958A - 無線基地局装置 - Google Patents

無線基地局装置

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JP2000277958A
JP2000277958A JP11085545A JP8554599A JP2000277958A JP 2000277958 A JP2000277958 A JP 2000277958A JP 11085545 A JP11085545 A JP 11085545A JP 8554599 A JP8554599 A JP 8554599A JP 2000277958 A JP2000277958 A JP 2000277958A
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JP
Japan
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heat
front panel
base station
wireless
fan
Prior art date
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Pending
Application number
JP11085545A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Murakami
知之 村上
Kohei Otomo
康平 大友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品からの発熱を効率よく放散する。電
子部品の耐久性を高め、故障を回避する。メンテナンス
作業を容易とする。 【解決手段】 無線基地局装置では、電子部品実装基板
の一端と正面パネルFPとの間に遮熱板100を介在さ
せる。遮熱板100によって、基板の一端と正面パネル
FPとの間にファンFからの送風が流通する通風路20
0を画成する。この結果、ファンによる送風が、正面パ
ネルに邪魔されることなく、通風路を通って上方に流通
する。よって、電子部品ICなどからの発熱は、ヒート
シンクHSや、この通風路を介して外部に放散され、無
線ユニット内部の高温化を防止できる。また、実装部品
ICの耐久性が高まり、メンテナンスが容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はページャシステ
ム、携帯電話システム、自動車電話システム等の無線通
信システムに用いられる無線基地局装置、特にその無線
ユニットの放熱構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話システムでは、所定広さのエリ
ア毎に基地局を設置して、そのエリア内の携帯電話機と
無線通信を行っている。このような基地局には無線通信
を行うための無線ユニットが設けられている。携帯電話
の利用が盛んになった近年では、1つの基地局に複数台
の無線ユニットを備えて、多数の携帯電話加入者の利用
を可能としている。
【0003】以下、複数の無線ユニットで構成される従
来の無線基地局装置について説明する。図5〜図7は従
来の無線基地局装置を示している。これらの図に示すよ
うに、複数台の無線ユニットPAは、専用のラック11
に一括して収納されて無線基地局装置10として基地局
に据え付けられている。各無線ユニットPAは、一面に
冷却フィンを形成したヒートシンク12と、一面が開放
されて箱形に成形されたシールド板13と、無線ユニッ
トを専用ラックに取り付けるための正面パネル14とを
有している。シールド板13は各無線ユニット同士を電
磁シールドする。正面パネル14はヒートシンク12に
ネジ止めされている。また、各無線ユニットの内部に
は、多数の基板が収容され、各基板には送受信回路、信
号増幅回路などを構成する多くの電子部品(ICチップ
など)が固定接続されている。この結果、各無線ユニッ
トでは、多数の電子部品が発熱し、その発熱量は例えば
1無線ユニットで120Wとなる。よって、各基板の背
面には上記ヒートシンク12が配設され、このヒートシ
ンク12を介して放熱を行うように構成されている。同
時に、この無線基地局装置にあっては、ラックの下部に
設けられたファン15によって、各無線ユニットが強制
空冷されるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の無線基地局装置にあっては、各無線ユニット
にあって正面パネルはヒートシンクに密着して取り付け
られていた。このため、電子部品の発熱を効率よく放散
することができない。この結果、特に夏季には無線ユニ
ットが高温となり、電子部品が故障し易くなるという課
題があった。さらに、そのメンテナンス作業が困難とな
るという課題もあった。
【0005】この発明は、無線ユニットからの放熱効率
を高めることにより、電子部品などの故障を防止し、そ
の耐久性を高めた無線基地局装置を提供することを目的
としている。また、この発明は、メンテナンス作業を容
易とした無線基地局装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数の無線ユニットと、これらの無線ユニットに対
して冷却のための送風を行うファンとを備えた無線基地
局装置において、各無線ユニットは、電子部品が実装さ
れた基板と、この電子部品からの発熱を放散するための
ヒートシンクと、基板またはヒートシンクに固着された
正面パネルと、基板の一端と正面パネルとの間に介在さ
れ、基板の一端と正面パネルとの間に上記ファンからの
送風が流通する通風路を画成する遮熱板とを有する無線
基地局装置である。
【0007】この無線基地局装置では、基板の一端と正
面パネルとの間に遮熱板を介在している。この遮熱板に
よって、基板の一端と正面パネルとの間にファンからの
送風が流通する通風路を画成している。この結果、ファ
ンによる送風が、正面パネルに邪魔されることなく、通
風路を通って外部に放出される。よって、電子部品など
からの発熱は、ヒートシンクや、この通風路を介して外
部に放散され、無線ユニット内部が高温化することを防
止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明に係る無線基地局装置を
図1〜図4に示す一実施例に基づいて具体的に説明す
る。これらの図に示すように、無線基地局装置は、箱形
のラックに多数の無線ユニット(発熱ユニット)PAを
収納して構成されている。例えばラック内は鉛直方向に
沿って複数段の棚状に分割されており、各棚には複数の
無線ユニットPAが並設されている。また、ラックの下
部にはファンFが配設されている。
【0009】各無線ユニットPAは、ラックの正面側に
位置する短冊状の正面パネルFPと、この正面パネルF
Pの背後に固設された複数の実装基板と、これらの実装
基板の背面に配設されたヒートシンクHSとを有してい
る。実装基板は例えば電磁波シールド用のシールド板に
より取り囲まれている。また、実装基板には各種無線通
信用の回路、これら回路を構成するトランジスタなどを
搭載したICチップなどが実装されている。すなわち、
発熱部品であるパワートランジスタなどの電子部品IC
が多数配設されている。
【0010】ここで、この実施例にあっては、シールド
板に実装基板が組み付けられ、この実装基板の背面には
例えばアルミニウム合金製のヒートシンクHSが取り付
けられて一体化されている。さらに、これらの実装基板
およびヒートシンクHSの端部(その幅方向の端部)で
正面側には、図4に示す遮熱部材100を介して正面パ
ネルFPが固着されている。これらの遮熱部材100と
正面パネルFPとの間には垂直方向に延びて所定幅の通
風路200が画成されている。遮熱部材100は、帯板
状の本体部100Aと、この本体部100Aの長さ方向
に沿ってその両端部と中間部に固着されたコの字型の3
個のフランジ100Bとを有している。コの字型のフラ
ンジ100Bにより、上記実装基板およびヒートシンク
HSの端面にこの遮熱部材100がネジ止めされてい
る。また、所定幅、所定長さで上下に延びる本体部10
0Aは、正面パネルFPにネジ止めされている。この結
果、正面パネルFPの裏面とヒートシンクHSの端面と
の間には所定の間隙(通風路200)が形成されること
となる。なお、これらの無線ユニットPAの下方には上
記ファンFが配設されている。よって、このファンFか
らの送風は、上記通風路200を介してラック内の上方
に向かって送られることとなる。
【0011】上記構成に係る無線基地局装置にあって
は、そのシステム稼働により、各無線ユニットPAが作
動し、電子部品ICなどからの発熱が生じる。この発熱
はヒートシンクHSなどを介して外部に放散されるが、
この実施例では、正面パネルFPと実装基板との間に通
風路200を確保したため、この通風路200を介して
のファンFからの送風により熱が上方に放散されること
となる。すなわち、放熱、冷却効果が飛躍的に高まり、
実装基板などの過熱を抑止することができる。よって、
夏季などの高温条件での運転に際しても、実装部品IC
の耐久性が高まり、また、そのメンテナンス頻度が低減
され、かつ、メンテナンスが容易になる。また、この実
施例では遮熱部材100としてアルミニウム合金製板材
を使用したため、コストアップを抑えながら上記冷却効
果を発揮させることができた。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、無線ユニットの発熱
部品からの発熱を外部に放散させることができ、発熱部
品および周囲の部材の高温化を阻止することができる。
よって、電子部品などの耐久性を高めることができ、そ
のメンテナンス回数が減り、さらにはそのメンテナンス
作業も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る無線ユニットを示す
側面図である。
【図2】この発明の一実施例に係るヒートシンクを示す
平面図である。
【図3】この発明の一実施例に係る無線ユニットを示す
正面図であり(A)、また、その正面パネルを除いた正
面図である(B)。
【図4】この発明の一実施例に係る遮熱部材を示す側面
図(A)、正面図(B)、平面図(C)である。
【図5】無線基地局装置を示す正面図である。
【図6】従来の無線ユニットを示す側面図である。
【図7】従来の無線ユニットを示す正面図である。
【符号の説明】
PA 無線ユニット、 FP 正面パネル、 HS ヒートシンク、 F ファン、 IC 電子部品、 100 遮熱部材、 200 通風路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の無線ユニットと、これらの無線ユ
    ニットに対して冷却のための送風を行うファンとを備え
    た無線基地局装置において、 各無線ユニットは、電子部品が実装された基板と、この
    電子部品からの発熱を放散するためのヒートシンクと、
    基板またはヒートシンクに固着された正面パネルと、基
    板の一端と正面パネルとの間に介在され、基板の一端と
    正面パネルとの間に上記ファンからの送風が流通する通
    風路を画成する遮熱板とを有することを特徴とする無線
    基地局装置。
JP11085545A 1999-03-29 1999-03-29 無線基地局装置 Pending JP2000277958A (ja)

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ID=13861838

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100632959B1 (ko) 2003-05-23 2006-10-12 주식회사 케이엠더블유 옥외용 통신기기의 함체장치

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