JP2000269954A - プッシュ型同報サービス方法 - Google Patents
プッシュ型同報サービス方法Info
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- JP2000269954A JP2000269954A JP11073894A JP7389499A JP2000269954A JP 2000269954 A JP2000269954 A JP 2000269954A JP 11073894 A JP11073894 A JP 11073894A JP 7389499 A JP7389499 A JP 7389499A JP 2000269954 A JP2000269954 A JP 2000269954A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 不必要な情報の漏洩を防ぎ、配信情報の価値
を守る、プッシュ型同報サービスにおける情報秘匿方法
を提供する 【解決手段】 ＵＩフレームで大域的な情報配信を行う
プッシュ型同報サービス方法において、情報提供者毎に
情報提供者と契約している移動機のグループである情報
グループを有するプッシュ型同報サービスシステムが、
各情報グループに特有の情報グループ秘匿鍵（以下ＧＫ
ｅｙ）を有し、このＧＫｅｙの配布を各移動機１と予め
秘密裏に行い、情報配信時にこのＧＫｅｙによりＵＩフ
レームで配信する情報を加工することを特徴とする。
を守る、プッシュ型同報サービスにおける情報秘匿方法
を提供する 【解決手段】 ＵＩフレームで大域的な情報配信を行う
プッシュ型同報サービス方法において、情報提供者毎に
情報提供者と契約している移動機のグループである情報
グループを有するプッシュ型同報サービスシステムが、
各情報グループに特有の情報グループ秘匿鍵（以下ＧＫ
ｅｙ）を有し、このＧＫｅｙの配布を各移動機１と予め
秘密裏に行い、情報配信時にこのＧＫｅｙによりＵＩフ
レームで配信する情報を加工することを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報提供サービス
における配信情報を秘匿する秘匿方法に関し、特に移動
通信サービスにおいて各移動機が情報グループに属して
いるプッシュ型同報サービスにおける配信情報を秘匿す
る、プッシュ型同報サービスにおける情報秘匿方法に関
する。
における配信情報を秘匿する秘匿方法に関し、特に移動
通信サービスにおいて各移動機が情報グループに属して
いるプッシュ型同報サービスにおける配信情報を秘匿す
る、プッシュ型同報サービスにおける情報秘匿方法に関
する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、プッシュ型の情報提供サービス
とは、情報提供者から契約している加入者に対して発信
接続し情報提供を行うものであるが、従来、移動通信サ
ービスにおけるプッシュ型の情報提供サービスは、契約
している個々の移動機に対して情報提供サーバから発信
接続することにより行われる一対一の情報提供サービス
であった。一方、プッシュ型のサービスであれば、一対
多、つまり情報提供サーバから契約している移動機全体
に同時広報する同報サービスという事が考えられる。
とは、情報提供者から契約している加入者に対して発信
接続し情報提供を行うものであるが、従来、移動通信サ
ービスにおけるプッシュ型の情報提供サービスは、契約
している個々の移動機に対して情報提供サーバから発信
接続することにより行われる一対一の情報提供サービス
であった。一方、プッシュ型のサービスであれば、一対
多、つまり情報提供サーバから契約している移動機全体
に同時広報する同報サービスという事が考えられる。
【０００３】実際、移動通信サービスにおけるプッシュ
型情報提供サービスを、契約している各移動機に対して
ピンポイントで行うことは、時間的ないし情報提供サー
バ等の容量的制約により困難なことが多く、現実的では
ない。そこで本出願人が提案した特願平１０ー２５８０
７４では、プッシュ型の情報提供サービスとしてプッシ
ュ型同報サービスを採用し、各移動機に契約している情
報提供者毎のグループ属性、特に情報グループ番号（以
下ＩＧＮ）を付与し、サービスエリアに存在する不特定
の移動機に対して情報配信時にＩＧＮで一斉呼び出しを
行い、ＵＩフレーム（非確認型フレーム）で効率的に情
報配信を行っている。尚、特願平１０ー２５８０７４の
情報提供サービスシステムにおいては、システム側が各
移動機の加入者情報を蓄積しているロケーションレジス
タを有していることに注意する。
型情報提供サービスを、契約している各移動機に対して
ピンポイントで行うことは、時間的ないし情報提供サー
バ等の容量的制約により困難なことが多く、現実的では
ない。そこで本出願人が提案した特願平１０ー２５８０
７４では、プッシュ型の情報提供サービスとしてプッシ
ュ型同報サービスを採用し、各移動機に契約している情
報提供者毎のグループ属性、特に情報グループ番号（以
下ＩＧＮ）を付与し、サービスエリアに存在する不特定
の移動機に対して情報配信時にＩＧＮで一斉呼び出しを
行い、ＵＩフレーム（非確認型フレーム）で効率的に情
報配信を行っている。尚、特願平１０ー２５８０７４の
情報提供サービスシステムにおいては、システム側が各
移動機の加入者情報を蓄積しているロケーションレジス
タを有していることに注意する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来のプッシュ
型同報サービスでは、ＵＩフレームで情報配信がなさ
れ、対象の情報グループに属していない移動機も情報提
供者からの情報を受信できる。すなわち、配信情報を秘
匿する機能は、各情報提供者の行為に委ねられシステム
自体はこれを有していない。
型同報サービスでは、ＵＩフレームで情報配信がなさ
れ、対象の情報グループに属していない移動機も情報提
供者からの情報を受信できる。すなわち、配信情報を秘
匿する機能は、各情報提供者の行為に委ねられシステム
自体はこれを有していない。
【０００５】従って以上のプッシュ型同報サービスにあ
っては対象の情報グループ以外には情報が漏洩しないよ
うにするための何等かの手立てが必要となっていた。
っては対象の情報グループ以外には情報が漏洩しないよ
うにするための何等かの手立てが必要となっていた。
【０００６】本発明は以上の問題に鑑みてなされたもの
であって、不必要な情報の漏洩を防ぎ、ＵＩフレームを
用いるプッシュ型同報サービスにおいて配信情報の価値
を守る、プッシュ型同報サービスにおける情報秘匿方法
を提供することを目的とする。
であって、不必要な情報の漏洩を防ぎ、ＵＩフレームを
用いるプッシュ型同報サービスにおいて配信情報の価値
を守る、プッシュ型同報サービスにおける情報秘匿方法
を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本出
願第１の発明のプッシュ型同報サービス方法は、ＵＩフ
レームで大域的な情報配信を行うプッシュ型同報サービ
ス方法において、情報提供者毎に情報提供者と契約して
いる移動機のグループである情報グループを有するプッ
シュ型同報サービスシステムが、各情報グループに特有
の情報グループ秘匿鍵（以下ＧＫｅｙ）を有し、このＧ
Ｋｅｙの配布を各移動機と予め秘密裏に行い、情報配信
時にこのＧＫｅｙによりＵＩフレームで配信する情報を
加工することを特徴とする。
願第１の発明のプッシュ型同報サービス方法は、ＵＩフ
レームで大域的な情報配信を行うプッシュ型同報サービ
ス方法において、情報提供者毎に情報提供者と契約して
いる移動機のグループである情報グループを有するプッ
シュ型同報サービスシステムが、各情報グループに特有
の情報グループ秘匿鍵（以下ＧＫｅｙ）を有し、このＧ
Ｋｅｙの配布を各移動機と予め秘密裏に行い、情報配信
時にこのＧＫｅｙによりＵＩフレームで配信する情報を
加工することを特徴とする。
【０００８】このように、システム側で予め各移動機に
配布しておいた情報グループ固有の秘匿鍵ＧＫｅｙによ
り配信情報が加工されるので、情報提供者が対象とする
情報グループ以外の移動機は配信情報を解読できず、情
報提供者が何ら負担することなく、配信情報の価値が守
られる。これは、情報提供者の便利とする所である。
配布しておいた情報グループ固有の秘匿鍵ＧＫｅｙによ
り配信情報が加工されるので、情報提供者が対象とする
情報グループ以外の移動機は配信情報を解読できず、情
報提供者が何ら負担することなく、配信情報の価値が守
られる。これは、情報提供者の便利とする所である。
【０００９】また本出願第２の発明は、本出願第１の発
明のプッシュ型同報サービス方法において、前記ＧＫｅ
ｙが任意に変更可能で、一時的に一定エリアで有効であ
ることを特徴とする。かかる本出願第２の発明によれ
ば、ＧＫｅｙの秘匿性従って配信情報の秘匿性に関する
安全性が向上し、又、万一ＧＫｅｙが漏洩しても対処が
容易である。これは、システム運営者の便利とする所で
ある。
明のプッシュ型同報サービス方法において、前記ＧＫｅ
ｙが任意に変更可能で、一時的に一定エリアで有効であ
ることを特徴とする。かかる本出願第２の発明によれ
ば、ＧＫｅｙの秘匿性従って配信情報の秘匿性に関する
安全性が向上し、又、万一ＧＫｅｙが漏洩しても対処が
容易である。これは、システム運営者の便利とする所で
ある。
【００１０】また本出願第３の発明は、本出願第１の発
明又はの本出願第２の発明のプッシュ型同報サービス方
法において、前記ＧＫｅｙの配布が、各移動機と前記サ
ービスシステムの間の一連の双方向の通信によりなされ
ることを特徴とする。かかる本出願第３の発明によれ
ば、何ら別途の装置を使うことなく、ＧＫｅｙを配布で
きる。これは、システム運営者の便利とする所である。
明又はの本出願第２の発明のプッシュ型同報サービス方
法において、前記ＧＫｅｙの配布が、各移動機と前記サ
ービスシステムの間の一連の双方向の通信によりなされ
ることを特徴とする。かかる本出願第３の発明によれ
ば、何ら別途の装置を使うことなく、ＧＫｅｙを配布で
きる。これは、システム運営者の便利とする所である。
【００１１】また本出願第４の発明は、本出願第１〜３
の発明のプッシュ型同報サービス方法において、前記Ｇ
Ｋｅｙの配布が、各移動機の位置登録時になされること
を特徴とする。かかる本出願第４の発明によれば、ＧＫ
ｅｙの配布が、何ら特別な手続きを要することなく、常
に必要な手続きである各移動機の位置登録処理の中に自
然に埋め込まれる。これは、移動機をもつ加入者の便利
とする所である。
の発明のプッシュ型同報サービス方法において、前記Ｇ
Ｋｅｙの配布が、各移動機の位置登録時になされること
を特徴とする。かかる本出願第４の発明によれば、ＧＫ
ｅｙの配布が、何ら特別な手続きを要することなく、常
に必要な手続きである各移動機の位置登録処理の中に自
然に埋め込まれる。これは、移動機をもつ加入者の便利
とする所である。
【００１２】また本出願第５の発明は、本出願第１〜４
の発明のプッシュ型同報サービス方法において、前記Ｇ
Ｋｅｙの配布が、予め各移動機と前記サービスシステム
とがＧＫｅｙを秘匿する秘匿鍵ＳＫｅｙを生成すること
により秘密裏に行われることを特徴とする。かかる本出
願第５の発明によれば、ＧＫｅｙの配布を確実かつ容易
に秘密裏に行え、安全性が高まる。これは、システム運
営者の便利とする所である。
の発明のプッシュ型同報サービス方法において、前記Ｇ
Ｋｅｙの配布が、予め各移動機と前記サービスシステム
とがＧＫｅｙを秘匿する秘匿鍵ＳＫｅｙを生成すること
により秘密裏に行われることを特徴とする。かかる本出
願第５の発明によれば、ＧＫｅｙの配布を確実かつ容易
に秘密裏に行え、安全性が高まる。これは、システム運
営者の便利とする所である。
【００１３】また本出願第６の発明は、本出願第１〜５
の発明のプッシュ型同報サービス方法において、各移動
機に前記ＧＫｅｙを、当該移動機が契約している情報提
供者の数だけ複数種類配布することを特徴とする。かか
る本出願第６の発明によれば、移動機をもつ加入者が、
各配信情報が守られている環境で同時に複数の情報提供
者と契約できる。これは、移動機をもつ加入者並びに情
報提供者の便利とする所である。
の発明のプッシュ型同報サービス方法において、各移動
機に前記ＧＫｅｙを、当該移動機が契約している情報提
供者の数だけ複数種類配布することを特徴とする。かか
る本出願第６の発明によれば、移動機をもつ加入者が、
各配信情報が守られている環境で同時に複数の情報提供
者と契約できる。これは、移動機をもつ加入者並びに情
報提供者の便利とする所である。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係わるプッシュ
型同報サービス方法の実施の各形態を図１〜図３に基づ
いて説明する。まず、用いるシステムの例を示す。図１
は、情報提供サービスシステムの実施例の構成を示すブ
ロック図である。公衆回線等の情報インフラを用いる同
システムは、図に示すように情報提供者と契約した加入
者がもつ移動機１と、移動機１に対するシステム側のイ
ンターフェースである移動通信用交換機（以下ＭＳＣ）
２と、各移動機１並びに各情報提供者の加入者情報を蓄
積し管理するロケーションレジスタ（以下ＬＲ）３と、
情報提供者とのインターフェースである移動通信用関門
交換機（以下ＭＧＳ）４と、同システムと契約した情報
提供者の情報提供用のサーバである情報提供サーバ（以
下ＩＳ）５を有する。この構成で、情報提供者（以下Ｉ
Ｐ：Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ Ｐｒｏｖｉｄｅｒ）から
当該のＩＰと契約した加入者に情報配信するプッシュ型
同報サービスを行う。
型同報サービス方法の実施の各形態を図１〜図３に基づ
いて説明する。まず、用いるシステムの例を示す。図１
は、情報提供サービスシステムの実施例の構成を示すブ
ロック図である。公衆回線等の情報インフラを用いる同
システムは、図に示すように情報提供者と契約した加入
者がもつ移動機１と、移動機１に対するシステム側のイ
ンターフェースである移動通信用交換機（以下ＭＳＣ）
２と、各移動機１並びに各情報提供者の加入者情報を蓄
積し管理するロケーションレジスタ（以下ＬＲ）３と、
情報提供者とのインターフェースである移動通信用関門
交換機（以下ＭＧＳ）４と、同システムと契約した情報
提供者の情報提供用のサーバである情報提供サーバ（以
下ＩＳ）５を有する。この構成で、情報提供者（以下Ｉ
Ｐ：Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ Ｐｒｏｖｉｄｅｒ）から
当該のＩＰと契約した加入者に情報配信するプッシュ型
同報サービスを行う。
【００１５】次に、上述のシステムによるプッシュ型同
報サービスの配信情報を秘匿するＧＫｅｙの配布方法を
説明する。本発明に係わる本実施の形態では、ＬＲ３に
格納されている加入者情報のパラメータに各移動機１が
所属している情報グループを表示する情報グループ情報
（以下ＩＧ情報）の項を新たに設け、位置登録処理時に
位置登録要求を行う移動機１に対して、この移動機１が
当該のサービスシステムと契約している何れかのＩＰの
情報グループに所属している場合には、ＭＳＣ２による
移動網より所属する情報グループの情報グループ秘匿鍵
Ｇｋｅｙを通知する事とした。図２は本実施の形態の上
述のシステムでの位置登録処理のシーケンスを示すフロ
ーチャートである。移動機１は、以降は或る一個の移動
機を意味し、契約先ＩＰである例えばＩＰ１の情報グル
ープ番号ＩＧＮ１を保持する。ＭＳＣ２は情報グループ
毎の秘匿鍵Ｇｋｅｙを保持し、ＬＲ３の加入者情報はＩ
Ｇ情報を含む。移動機１は、電源ＯＮ時又は位置登録エ
リア変更時に移動網に対して位置登録を行うためＭＳＣ
２に対して位置登録要求信号を送信するが、この位置登
録要求信号により、この移動機１の加入者番号であるＭ
ＳＮ１及びこの移動機１が所属する情報グループ番号Ｉ
ＧＮ１を送信する。次いで移動機１からの位置登録要求
信号を受信したＭＳＣ２は、移動機１の認証処理を行う
ためＬＲ３にＭＳＮ１で認証情報読み出し要求を行う。
次いでＭＳＣ２からの認証情報読み出し要求信号を受信
したＬＲ３は、認証情報読み出し要求信号に含まれるＭ
ＳＮ１より移動機１の加入者情報を検索して移動機１の
認証情報（Ｋｅｙ１）及び移動機１が所属している情報
グループを示すＩＧ情報を取得し、ＭＳＣ２に対して認
証情報読み出し応答信号によりＫｅｙ１及びＩＧ情報を
送信する。次いでＬＲ３からの認証情報読み出し応答信
号を受信したＭＳＣ２は、ＬＲ３からのＩＧ情報と移動
機１からのＩＧＮ１を比較してＩＧ判定を行い、移動機
１が情報グループＩＧＮ１に所属していることを認識す
る。尚、このＩＧ判定はＬＲ３からのＩＧ情報のみで行
っても良い。その場合には、移動機からの位置登録要求
信号に情報グループ番号（ＩＧＮ）を入れる必要は無
い。次いでＭＳＣ２は、移動機１の認証処理を行うため
に乱数Ｒｎを生成し移動機１に対してこのＲｎを含む認
証要求信号を送信する。次いで移動機１は認証要求に対
する演算処理を行い演算結果Ａｎ１を認証応答としてＭ
ＳＣ２に送信すると共にＡｎ１とＲｎより秘匿鍵ＳＫｅ
ｙ１を生成する。次いでＭＳＣ２は、移動機１の認証応
答であるＡｎ１より移動機１の認証判定を行い、認証Ｏ
Ｋの場合Ａｎ１と前記Ｒｎにより同じく秘匿鍵ＳＫｅｙ
１を生成する。次いで秘匿鍵ＳＫｅｙ１を生成したＭＳ
Ｃ２は、情報グループ番号ＩＧＮ１をもつＩＰ１の情報
グループの情報グループ秘匿鍵ＧＫｅｙ１に対して、Ｓ
Ｋｅｙ１により秘匿処理を行い、この秘匿処理を行った
ＧＫｅｙ１を位置登録応答信号に含めて移動機１に送信
する。次いでＭＳＣ２からの位置登録応答信号を受信し
た移動機１は、位置登録応答信号に含まれる秘匿処理さ
れたＧＫｅｙ１を先に生成したＳＫｅｙ１により解読処
理を行いＧＫｅｙ１を取得する。以上が、情報グループ
秘匿鍵ＧＫｅｙ１をＩＰ１と契約する移動機１に通知す
る手順であり、これが各ＩＰと該当する情報グループの
各移動機に対して行われる。そして、例えばＩＰ１の配
信情報はＧＫｅｙ１により秘匿処理が行われた後ＵＩフ
レームで配信される事となる。尚、ＭＳＣ２が保持する
情報グループ秘匿鍵ＧＫｅｙは、ＭＳＣ２が移動通信サ
ービスを提供しているエリアで有効なものであれば良
く、又恒久的な鍵である必要は無い。更に、以上の手順
は移動機１が複数のＩＰと契約する事を妨げるものでは
ない。例えば、ＩＧ情報として移動機１が複数の情報グ
ループＩＧＮ１及びＩＧＮ３に属している事になってい
れば、位置登録応答信号送信時にＧＫｅｙ１及びＧＫｅ
ｙ３を移動機１に通知すれば良い。
報サービスの配信情報を秘匿するＧＫｅｙの配布方法を
説明する。本発明に係わる本実施の形態では、ＬＲ３に
格納されている加入者情報のパラメータに各移動機１が
所属している情報グループを表示する情報グループ情報
（以下ＩＧ情報）の項を新たに設け、位置登録処理時に
位置登録要求を行う移動機１に対して、この移動機１が
当該のサービスシステムと契約している何れかのＩＰの
情報グループに所属している場合には、ＭＳＣ２による
移動網より所属する情報グループの情報グループ秘匿鍵
Ｇｋｅｙを通知する事とした。図２は本実施の形態の上
述のシステムでの位置登録処理のシーケンスを示すフロ
ーチャートである。移動機１は、以降は或る一個の移動
機を意味し、契約先ＩＰである例えばＩＰ１の情報グル
ープ番号ＩＧＮ１を保持する。ＭＳＣ２は情報グループ
毎の秘匿鍵Ｇｋｅｙを保持し、ＬＲ３の加入者情報はＩ
Ｇ情報を含む。移動機１は、電源ＯＮ時又は位置登録エ
リア変更時に移動網に対して位置登録を行うためＭＳＣ
２に対して位置登録要求信号を送信するが、この位置登
録要求信号により、この移動機１の加入者番号であるＭ
ＳＮ１及びこの移動機１が所属する情報グループ番号Ｉ
ＧＮ１を送信する。次いで移動機１からの位置登録要求
信号を受信したＭＳＣ２は、移動機１の認証処理を行う
ためＬＲ３にＭＳＮ１で認証情報読み出し要求を行う。
次いでＭＳＣ２からの認証情報読み出し要求信号を受信
したＬＲ３は、認証情報読み出し要求信号に含まれるＭ
ＳＮ１より移動機１の加入者情報を検索して移動機１の
認証情報（Ｋｅｙ１）及び移動機１が所属している情報
グループを示すＩＧ情報を取得し、ＭＳＣ２に対して認
証情報読み出し応答信号によりＫｅｙ１及びＩＧ情報を
送信する。次いでＬＲ３からの認証情報読み出し応答信
号を受信したＭＳＣ２は、ＬＲ３からのＩＧ情報と移動
機１からのＩＧＮ１を比較してＩＧ判定を行い、移動機
１が情報グループＩＧＮ１に所属していることを認識す
る。尚、このＩＧ判定はＬＲ３からのＩＧ情報のみで行
っても良い。その場合には、移動機からの位置登録要求
信号に情報グループ番号（ＩＧＮ）を入れる必要は無
い。次いでＭＳＣ２は、移動機１の認証処理を行うため
に乱数Ｒｎを生成し移動機１に対してこのＲｎを含む認
証要求信号を送信する。次いで移動機１は認証要求に対
する演算処理を行い演算結果Ａｎ１を認証応答としてＭ
ＳＣ２に送信すると共にＡｎ１とＲｎより秘匿鍵ＳＫｅ
ｙ１を生成する。次いでＭＳＣ２は、移動機１の認証応
答であるＡｎ１より移動機１の認証判定を行い、認証Ｏ
Ｋの場合Ａｎ１と前記Ｒｎにより同じく秘匿鍵ＳＫｅｙ
１を生成する。次いで秘匿鍵ＳＫｅｙ１を生成したＭＳ
Ｃ２は、情報グループ番号ＩＧＮ１をもつＩＰ１の情報
グループの情報グループ秘匿鍵ＧＫｅｙ１に対して、Ｓ
Ｋｅｙ１により秘匿処理を行い、この秘匿処理を行った
ＧＫｅｙ１を位置登録応答信号に含めて移動機１に送信
する。次いでＭＳＣ２からの位置登録応答信号を受信し
た移動機１は、位置登録応答信号に含まれる秘匿処理さ
れたＧＫｅｙ１を先に生成したＳＫｅｙ１により解読処
理を行いＧＫｅｙ１を取得する。以上が、情報グループ
秘匿鍵ＧＫｅｙ１をＩＰ１と契約する移動機１に通知す
る手順であり、これが各ＩＰと該当する情報グループの
各移動機に対して行われる。そして、例えばＩＰ１の配
信情報はＧＫｅｙ１により秘匿処理が行われた後ＵＩフ
レームで配信される事となる。尚、ＭＳＣ２が保持する
情報グループ秘匿鍵ＧＫｅｙは、ＭＳＣ２が移動通信サ
ービスを提供しているエリアで有効なものであれば良
く、又恒久的な鍵である必要は無い。更に、以上の手順
は移動機１が複数のＩＰと契約する事を妨げるものでは
ない。例えば、ＩＧ情報として移動機１が複数の情報グ
ループＩＧＮ１及びＩＧＮ３に属している事になってい
れば、位置登録応答信号送信時にＧＫｅｙ１及びＧＫｅ
ｙ３を移動機１に通知すれば良い。
【００１６】以上により、ロケーションレジスタ（Ｌ
Ｒ）に蓄積された加入者情報を使用する事と各移動機か
ら発信する事で、各移動機に秘密裏に情報グループ鍵Ｇ
Ｋｅｙを配布できる。
Ｒ）に蓄積された加入者情報を使用する事と各移動機か
ら発信する事で、各移動機に秘密裏に情報グループ鍵Ｇ
Ｋｅｙを配布できる。
【００１７】最後に本実施の形態のプッシュ型の情報提
供サービス方法を説明する。図３は、本実施のプッシュ
型同報サービスのシーケンスを示すフローチャートであ
り、図２の場合と同様に移動機１はＩＰ１と契約し、Ｉ
Ｓ５はＩＰ１用のサーバであるとする。ＩＳ５は、契約
している移動機１に対して情報提供を実施する場合、Ｍ
ＧＳ４に対して発信要求を行う。この発信要求信号には
着信先アドレスとしてＩＧＮ１が設定される。次いでＩ
Ｓ５からの発信要求信号を受信したＭＧＳ４は、ＬＲ３
に対して着信情報読み出し要求信号を送出する。次いで
着信情報読み出し要求信号を受信したＬＲ３は、着信情
報読み出し応答信号をＭＧＳ４に送信する。この着信情
報読み出し応答信号は、当該接続処理が情報提供サービ
スに該当する旨を表す”ＩＰユーザ表示”が含まれる。
次いでＬＲ３からの着信情報読み出し応答信号を受信し
たＭＧＳ４は、この信号に含まれる”ＩＰユーザ表示”
より情報提供サービス呼であることを認識し、発信元で
あるＩＳ５に発信応答信号を送信してＩＳ５より移動機
１に配信すべき情報を取得した後、配下のＭＳＣ２に対
して情報配信要求信号を送信する。この信号には、ＩＧ
Ｎ１と配信すべき情報が含まれる。次いでＭＧＳ４より
情報配信要求信号を受信したＭＳＣ２は、情報提供サー
ビス呼であることを認識しＩＧＮ１で一斉呼び出しを行
い、ＩＧＮ１の情報グループ秘匿鍵ＧＫｅｙ１で配信情
報に秘匿処理を行い、ＵＩフレームでこの秘匿処理を施
した配信情報を所管のエリア全域に送信する。その結
果、移動機１は、ＭＳＣ２からの一斉呼び出し信号に含
まれるＩＧＮ１が、自身が契約しているＩＰ１の情報グ
ループ番号であることを認識し、引き続きＭＳＣ２より
ＵＩフレームで配信される情報を受信する。そして受信
した情報を、先の位置登録時にＭＳＣ２から取得したＧ
Ｋｅｙ１で解読し、ＩＳ５からの配信情報を取得する。
一方、情報グループＩＧＮ１に属さない移動機は、ＩＳ
５からの配信情報を受信してもＧＫｅｙ１を持たないた
めに、この配信情報を解読できずＩＳ５からの配信の範
囲外に置かれる事となる。
供サービス方法を説明する。図３は、本実施のプッシュ
型同報サービスのシーケンスを示すフローチャートであ
り、図２の場合と同様に移動機１はＩＰ１と契約し、Ｉ
Ｓ５はＩＰ１用のサーバであるとする。ＩＳ５は、契約
している移動機１に対して情報提供を実施する場合、Ｍ
ＧＳ４に対して発信要求を行う。この発信要求信号には
着信先アドレスとしてＩＧＮ１が設定される。次いでＩ
Ｓ５からの発信要求信号を受信したＭＧＳ４は、ＬＲ３
に対して着信情報読み出し要求信号を送出する。次いで
着信情報読み出し要求信号を受信したＬＲ３は、着信情
報読み出し応答信号をＭＧＳ４に送信する。この着信情
報読み出し応答信号は、当該接続処理が情報提供サービ
スに該当する旨を表す”ＩＰユーザ表示”が含まれる。
次いでＬＲ３からの着信情報読み出し応答信号を受信し
たＭＧＳ４は、この信号に含まれる”ＩＰユーザ表示”
より情報提供サービス呼であることを認識し、発信元で
あるＩＳ５に発信応答信号を送信してＩＳ５より移動機
１に配信すべき情報を取得した後、配下のＭＳＣ２に対
して情報配信要求信号を送信する。この信号には、ＩＧ
Ｎ１と配信すべき情報が含まれる。次いでＭＧＳ４より
情報配信要求信号を受信したＭＳＣ２は、情報提供サー
ビス呼であることを認識しＩＧＮ１で一斉呼び出しを行
い、ＩＧＮ１の情報グループ秘匿鍵ＧＫｅｙ１で配信情
報に秘匿処理を行い、ＵＩフレームでこの秘匿処理を施
した配信情報を所管のエリア全域に送信する。その結
果、移動機１は、ＭＳＣ２からの一斉呼び出し信号に含
まれるＩＧＮ１が、自身が契約しているＩＰ１の情報グ
ループ番号であることを認識し、引き続きＭＳＣ２より
ＵＩフレームで配信される情報を受信する。そして受信
した情報を、先の位置登録時にＭＳＣ２から取得したＧ
Ｋｅｙ１で解読し、ＩＳ５からの配信情報を取得する。
一方、情報グループＩＧＮ１に属さない移動機は、ＩＳ
５からの配信情報を受信してもＧＫｅｙ１を持たないた
めに、この配信情報を解読できずＩＳ５からの配信の範
囲外に置かれる事となる。
【００１８】
【発明の効果】以上に示したように、本発明のプッシュ
型同報サービス方法は、別途の特別な装置や手続きを要
することなく、不必要な情報の漏洩を防いで、ＵＩフレ
ームを用いるプッシュ型同報サービスにおける配信情報
の価値を守ることができ、情報提供サービスの質を向上
させる。
型同報サービス方法は、別途の特別な装置や手続きを要
することなく、不必要な情報の漏洩を防いで、ＵＩフレ
ームを用いるプッシュ型同報サービスにおける配信情報
の価値を守ることができ、情報提供サービスの質を向上
させる。
【図１】本発明の一実施形態を実施する情報提供サービ
スシステムの一実施形態を示すブロック図
スシステムの一実施形態を示すブロック図
【図２】本発明の一実施の形態での一シーケンスを示す
フローチャート
フローチャート
【図３】本発明の一実施形態の情報提供サービスのシー
ケンスを示すフローチャート
ケンスを示すフローチャート
１ 移動機 ２ ＭＳＣ（移動通信用交換機） ３ ＬＲ（ロケーションレジスタ） ４ ＭＧＳ（移動通信用関門交換機） ５ ＩＳ（情報提供サーバ）
Claims (6)
- 【請求項１】 ＵＩフレームで大域的な情報配信を行う
プッシュ型同報サービス方法において、情報提供者毎に
情報提供者と契約している移動機のグループである情報
グループを有するプッシュ型同報サービスシステムが、
各情報グループに特有の情報グループ秘匿鍵（以下ＧＫ
ｅｙ）を有し、このＧＫｅｙの配布を各移動機と予め秘
密裏に行い、情報配信時にこのＧＫｅｙによりＵＩフレ
ームで配信する情報を加工することを特徴とするプッシ
ュ型同報サービス方法。 - 【請求項２】 前記ＧＫｅｙが任意に変更可能で、一時
的に一定エリアで有効であることを特徴とする請求項１
に記載のプッシュ型同報サービス方法。 - 【請求項３】 前記ＧＫｅｙの配布が、各移動機と前記
サービスシステムの間の一連の双方向の通信によりなさ
れることを特徴とする請求項１又は請求項２に記載のプ
ッシュ型同報サービス方法。 - 【請求項４】 前記ＧＫｅｙの配布が、各移動機の位置
登録時になされることを特徴とする請求項１〜３に記載
のプッシュ型同報サービス方法。 - 【請求項５】 前記ＧＫｅｙの配布が、予め各移動機と
前記サービスシステムとがＧＫｅｙを秘匿する秘匿鍵Ｓ
Ｋｅｙを生成することにより秘密裏に行われることを特
徴とする請求項１〜４に記載のプッシュ型同報サービス
方法。 - 【請求項６】 各移動機に前記ＧＫｅｙを、当該移動機
が契約している情報提供者の数だけ複数種類配布するこ
とを特徴とする請求項１〜５に記載のプッシュ型同報サ
ービス方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11073894A JP2000269954A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | プッシュ型同報サービス方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11073894A JP2000269954A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | プッシュ型同報サービス方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000269954A true JP2000269954A (ja) | 2000-09-29 |
Family
ID=13531380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11073894A Pending JP2000269954A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | プッシュ型同報サービス方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000269954A (ja) |
-
1999
- 1999-03-18 JP JP11073894A patent/JP2000269954A/ja active Pending
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