JP2000269935A - 周波数ホッピング通信システム及び方法 - Google Patents

周波数ホッピング通信システム及び方法

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JP2000269935A
JP2000269935A JP6856899A JP6856899A JP2000269935A JP 2000269935 A JP2000269935 A JP 2000269935A JP 6856899 A JP6856899 A JP 6856899A JP 6856899 A JP6856899 A JP 6856899A JP 2000269935 A JP2000269935 A JP 2000269935A
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frequency hopping
frequency
time
master
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Hikari Kudo
光 工藤
Tomoyoshi Osawa
智喜 大沢
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NEC Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/713Spread spectrum techniques using frequency hopping
    • H04B1/7156Arrangements for sequence synchronisation
    • HELECTRICITY
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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
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    • H04B1/713Spread spectrum techniques using frequency hopping
    • H04B1/7156Arrangements for sequence synchronisation
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 周波数ホッピング通信システムにおいて複数
の親局から最適な親局を選択して同期を確立する。 【解決手段】 無線LANで周波数のホッピングにより
多元接続を行うための周波数ホッピング通信システム
に、周波数が設定され非同期に周波数のホッピングを行
う親局と送受信を行う子局のモデム140と、通信開始
時にモデムに一定の検索時間だけ検索周波数を設定し複
数の親局から得た受信フレームに含まれる制御フレーム
に基づいて子局の接続に最適な親局を選択する親局検索
部120、130、150と、最適な親局の周波数のホ
ッピングパターンについて制御フレームの情報から同期
時の周波数ホッピングインデックス及び残滞留時間を予
測し予測された周波数ホッピングインデックスから識別
した周波数を前記残滞留時間だけモデムに設定して同期
を確立する周波数ホッピング制御部210、220とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は周波数ホッピング通信シ
ステムに関する。特に、本発明は無線LANシステムの
ようなセルラーシステムの同期確立に関する。
【0002】
【従来の技術】上記周波数ホッピング通信システムの方
式は(1)秘匿性が高い、(2)狭帯域の干渉に強い、
(3)装置構成が比較的容易に実現できる、などの理由
でパケット通信システムで広く採用されている。
【0003】上記周波数ホッピング通信システムでは、
複数の周波数にまたがって通信が行われる。このため、
新規に通信を開始する場合、周波数及び周波数における
滞留時間の同期をとる手順が必要となる。このような周
波数ホッピング通信システムを用いた場合の同期確立の
方法がいくつか提案されている。このように提案された
ものとして特開平8−125582号公報に記載される
ものがある。
【0004】図8は上記公報に記載される従来の低速周
波数ホッピング方式を使用した無線通信方式を説明する
フローチャートである。本図に示すように、親機は、ポ
ーリング用チャンネルf1のキャリアセンスが無いこと
を確認した後、全ての子機に対してポーリング用チャン
ネルを使用してコンテンション用チャンネルf7とこの
チャンネルの使用可能時間を送信する。
【0005】子機は、親機からのコンテンション用チャ
ンネルとこのチャンネルの使用可能時間を受信する。そ
して親機と子機は、コンテンション用チャンネルf7に
より使用可能時間内でパケット通信を行い、使用可能時
間が経過すると親機はチャンネルをポーリング用チャン
ネルに戻して次のパケット通信のために次のコンテンシ
ョン用チャンネルとこのチャンネルの使用可能時間を無
線ゾーン内の全ての子機に送信する。
【0006】すなわち、使用する周波数などの情報を含
む制御フレームを同報するためにポーリングチャンネル
を設け、受信側は制御フレームの情報からデータ通信を
行う周波数を得て同期を確立する多元接続方法が述べら
れている。この方法により、比較的容易に同期を実現で
きること以外に複数の通信ゾーンが存在する場合、制御
フレームの情報により隣接ゾーンとの干渉を回避するこ
とが可能となる。しかし、各局はフレーム毎に制御チャ
ンネルとデータチャンネルの周波数切り替えを交互に行
う必要があり、周波数切り替え処理の複雑さと時間を要
することになり、場合によっては通信効率の低下も予想
される。
【0007】一方、周波数ホッピングを用いた多元接続
方式は、IEEE Std 802.11−1997”
Wireless LAN Medium Acces
sControl (MAC) and Physic
al Layer (PHY) specificat
ion”などで用いられているように、予め複数の周波
数ホッピングパターンが定められている。親局はゾーン
開設時にホッピングパターンを選択し同期に必要なパラ
メータを制御フレームで定期的に同報し、子局はゾーン
参加時にこの制御フレームを受信し同期をとるというよ
うな自立分散的方法では多元接続が比較的簡単に実現で
きる。
【0008】ところで、上記のような多元接続法を用い
た例として、無線端末が親局を経由してLAN(Loc
al Area Network)に接続する無線LA
Nシステムが考えられる。無線LANシステムでは、そ
の他のセルラーシステムと同様、子局の移動時のシーム
レス(無瞬断)な通信を実現するため、親局がカバーす
るゾーンを重複させてシステムを構成される。このよう
なシステムにおいて、子局がゾーンへの参加を開始する
際、複数の制御フレームから接続する親局を選択し同期
をとる必要がある。
【0009】
【発明が解決しょうとする課題】ところで、同期をとる
方法は主に二種類が考えられる。1つは制御フレームを
受信した瞬間から同期を開始する方法である。しかし、
この方法は簡単に同期を確立することができるが、受信
レベル、接続している子局の数などを考慮した最適な親
局を選択することが不可能であり、システム全体の利用
効率が向上することはできないという問題がある。
【0010】1つは、受信フレームのヘッダである制御
フレームを一定時間受信し、受信した制御フレームの中
から最適な親局を選択する方法である。しかし、この方
法は各親局の制御フレーム周期は非同期であるため、同
期確立が困難になるという問題がある。したがって、本
発明は上記問題点に鑑みて、非同期に動作する複数の親
局の中から接続するために最適な親局を選択してその親
局への同期確立が容易にできる周波数ホッピング通信シ
ステムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、無線LANで周波数のホッピングにより
多元接続を行うための周波数ホッピング通信システムに
おいて、周波数が設定され非同期に周波数のホッピング
を行う親局と送受信を行う子局のモデムと、通信開始時
に前記モデムに一定の検索時間だけ検索周波数を設定し
複数の前記親局から得た受信フレームに含まれる制御フ
レーム基づいて前記子局の接続に最適な前記親局を選択
する親局検索部と、最適な前記親局の周波数のホッピン
グパターンについて制御フレームの情報から同期時の周
波数ホッピングインデックス及び残滞留時間を予測し予
測された前記周波数ホッピングインデックスから識別し
た周波数を前記残滞留時間だけ前記モデムに設定して同
期を確立する周波数ホッピング制御部とを備えることを
特徴とする周波数ホッピング通信システムを提供する。
【0012】この手段により、非同期に動作する複数の
親局の中から子局に接続するために最適なものを選択し
その親局への同期確立が容易に実現可能になった。前記
検索時間は、通信開始時に複数の前記親局のうちの最大
滞留時間に周波数のホッピング数を乗算した時間であ
る。
【0013】この手段により、全親局を検索してその中
から最適な親局の検索が可能になる。前記親局検索部
は、前記検索時間にわたって複数の前記親局の受信レベ
ルから最も高い受信電力を持った前記親局を最適として
選択する。この手段により、確実に接続可能な親局が最
適として選択される。前記親局検索部は、前記検索時間
にわたって複数の前記親局から最も多くの制御フレーム
を受信した前記親局を最適として選択する。
【0014】この手段により、上記と同様に確実に接続
可能な親局が最適として選択される。前記親局検索部
は、前記検索時間にわたって複数の前記親局から子局と
接続が最も少ない前記親局を最適として選択する。この
手段により、接続が迅速に行える親局が最適として選択
される。前記親局検索部は、前記検索時間にわたって複
数の前記親局から前記子局にとって滞留時間が適する前
記親局を最適として選択する。
【0015】この手段により、ユーザの任意の使い方に
依存させることが可能になる。無線LANで周波数のホ
ッピングにより多元接続を行うための周波数ホッピング
通信システムにおいて、周波数が設定され非同期に周波
数のホッピングを行う複数の親局と送受信を行う子局の
モデムと、通信開始時に前記モデムに一定の検索時間だ
け複数の前記親局を検索するための検索周波数を設定す
る親局検索制御回路と、前記モデムへの検索周波数設定
と同時に前記親局を検索する時間を計測する親局検索時
間測定タイマと、複数の前記親局から得た受信フレーム
に含まれる制御フレームに基づいて前記子局の接続に最
適な前記親局を選択する親局検索部と、前記モデムから
制御フレームの情報を記憶し最適な前記親局を選択する
親局選択部と、前記親局選択部から周波数ホッピング同
期情報を得て最適な前記親局の周波数ホッピングパター
ンに対して同期時の周波数ホッピングインデックス、残
滞留時間を予測し予測された前記周波数ホッピングイン
デックスから識別した周波数を前記モデムに設定して同
期を確立する周波数ホッピング制御回路と、同期確立時
に前記残滞留時間が測定され前記周波数ホッピング制御
回路による周波数の切り替えるタイミングを形成する滞
留時間測定タイマとを備えることを特徴とする周波数ホ
ッピング通信システムを提供する。
【0016】この手段により、具体的に非同期に動作す
る複数の親局の中から子局に接続するために最適なもの
を選択しその親局への同期確立が容易に実現可能になっ
た。無線LANで周波数のホッピングにより多元接続を
行うための周波数ホッピング通信方法において、周波数
を設定し非同期に周波数のホッピングを行う親局と送受
信を行う工程と、通信開始時に検索周波数により複数の
前記親局から得た受信フレームに含まれる制御フレーム
基づいて子局の接続に最適な前記親局を選択する工程
と、最適な前記親局の周波数のホッピングパターンにつ
いて制御フレームの情報から同期時の周波数ホッピング
インデックス及び残滞留時間を予測し予測された前記周
波数ホッピングインデックスから識別した周波数で前記
残滞留時間だけ滞留させて同期を確立する工程とを備え
ることを特徴とする周波数ホッピング通信方法を提供す
る。この手段により、非同期に動作する複数の親局の中
から子局に接続するために最適なものを選択しその親局
への同期確立が容易に実現可能になった。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明に係る無線L
ANシステムの構成であって周波数ホッピングを用い多
元接続を行うものの例を示す図である。本図に示すよう
に、有線LANではデスクトップPC(パーソナルコン
ピュータ)21、タワー型PC22のような端末がケー
ブル30で接続される。
【0018】無線LANでは、ケーブル30上に複数の
親局1、2、3が設けられ、複数の親局1、2、3は各
々無線区間z1、z2、z3を有する。複数の親局1、
2、3の各々は各自の無線区間から受信した受信フレー
ムを有線LANへブリッジし、有線LANから受信した
フレームを無線区間へブリッジする。複数の無線区間z
1、z2、z3の各々には複数の無線端末である子機が
帰属する。1つの子局11は、複数の親局1、2、3か
ら、1つの親局を選択して無線通信を行う。
【0019】親局と子局との無線通信には周波数ホッピ
ング通信が用いられる。周波数ホッピング通信では周波
数を周期的に切り替え、これによりある特定の周波数で
干渉が起こった場合に通信品質劣化を防ぐことが可能と
なる。特に、親局1、2、3の各々は自らの周波数ホッ
ピングパターンと自ら独立に決定した滞留時間にしたが
って周波数を切り替える。ここに、滞留時間は1つの周
波数に滞留する滞留時間をいう。なお、親局1、2、3
の各々が独立に決定した滞留時間は必然的に相互に異な
る。
【0020】図2は図1の子局11の構成例を説明する
図である。本図に示すように、子局11はノート型PC
等のポータブル端末100と、無線通信機能を持つ無線
LANアダプタ101から構成される。ユーザがPCア
プリケーションから入力したデータが送信フレームとし
て、無線LANアダプタ101へ送信される。無線LA
Nアダプタ101は無線送信のため諸処理を行い、無線
区間への送信フレームの送信を行う。受信の場合は、上
記流れの逆で、無線区間から受信した受信フレームの情
報は無線LANアダプタ101を経由してノート型PC
等100に表示される。なお、無線区間からは受信フレ
ームとは別に定期的に制御フレームが送出される。
【0021】図3は図2の無線LANアダプタ101の
構成例を説明する図である。本図に示すように、無線L
ANアダプタ101は周波数ホッピング同期制御回路1
02と、モデム140とで構成される。モデム140に
は端子160、170が設けられ、端子160は無線区
間から受信フレームを入力し、端子170は無線区間に
対して送信フレームを出力する。
【0022】また、モデム140には端子180、19
0が設けられ、端子180はノート型PC100から送
信フレームを入力し、端子190はノート型PC100
に対して受信フレームを出力する。周波数ホッピング同
期制御回路102には入力端子110が設けられ、入力
端子110は無線端末である子局11の電源投入による
通信開始の指示を入力する。
【0023】入力端子110には親局検索制御回路12
0が接続され、親局検索制御回路120は通信開始の指
示によりモデム140に対して検索周波数を設定する。
すなわち、モデム140への周波数設定は同期確立前の
親局検索時には親局検索制御回路120から行う。
【0024】親局検索制御回路120には親局検索時間
測定タイマ130が接続され、通信開始の指示により親
局検索時間測定タイマ130をスタートさせ、これと同
時に上記検索周波数を設定する。親局検索時間測定タイ
マ130はスタートから後述する親局検索時間Tscan経
過するとタイムアウト通知を形成する。なお、親局検索
時間測定タイマ130ではスタートから制御フレームを
受信するまでの受信時検索時間測定タイマ値Tcも測定
する。
【0025】周波数ホッピング同期制御回路102には
親局選択部150が設けられ、モデム140は入力端子
160から入力される受信フレームの中から制御フレー
ムを抽出しこれを親局選択部150に送る。親局選択部
150は、一定時間受信した制御フレームから同期に必
要な情報を記憶しリストを作成する。
【0026】さらに、親局選択部150は、親局検索時
間測定タイマ130からタイムアウト通知を入力する
と、制御フレームの記憶を中止し、作成した親局リスト
の中から、接続に最適な親局を選択し、この親局の周波
数ホッピングパターンとその滞留時間を決定する。
【0027】なお、接続に最適な親局の選択の条件とし
て、例えば、 (1)受信電力が最も高いこと 接続を確実にするためである。受信電力は受信レベルで
判断し親局との受信状態が良好であるかを示す。同じ親
局が発した制御フレームであっても、子局からみると親
局との距離や子局自体の受信特性等に依存して変化す
る。そのため、全く同じ制御フレームを受信しても、各
子局で受信レベルは異なる。このことは、制御フレーム
だけでなく、全ての無線区間を流れるフレームについて
も同様である。
【0028】(2)検索時間中に受信した制御フレーム
数 接続を確実にするためである。制御フレーム数は受信電
力と同様に親局との受信状態が良好であるかを示す。
【0029】(3)親局に接続している子局数が最低で
あること 他の子局との競合を少なくして通信効率を上げるためで
ある。 (4)一周波数への滞留時間が子局の特性に適すること ユーザの任意の使い方に依存させるためである。を考慮
する。
【0030】さらに、周波数ホッピング同期制御回路1
02には周波数ホッピング制御回路210が設けられ
る。親局選択部150は、周波数ホッピング同期情報と
して、周波数ホッピング制御回路210に決定した周波
数ホッピングパターン、周波数ホッピングインデック
ス、滞留時間を出力する。ここに、周波数ホッピングイ
ンデックスは、後述のように、周波数を一意に決定つけ
るための識別子である。
【0031】周波数ホッピング制御回路210には滞留
時間測定タイマ220が接続される。周波数ホッピング
制御回路210は、指示された周波数ホッピングパター
ンについて制御フレームに関する情報から同期時の周波
数ホッピングインデックスを予測する。この予測から同
期時の周波数を求めてこれをモデム140に設定する。
さらに、制御フレームに関する情報から同期時の一周波
数の残滞留時間を予測してこれを滞留時間タイマ220
にセットしてスタートさせる。この時点で同期が確立し
たことになる。
【0032】周波数ホッピング制御回路210は滞留時
間タイマ220からのタイムアウト通知を受けると周波
数ホッピングインデックスをインクリメントし、次の周
波数をモデム140に再設定し、滞留時間を設定した滞
留時間測定タイマを再スタートさせる。このように、モ
デム140の周波数設定は、同期確立後には周波数ホッ
ピング制御回路210から行われる。
【0033】図4は図3の親局検索制御回路120を説
明するタイムチャートである。本図に示すように、複数
の周波数チャンネルCH1、CH2、CH3、CH4、
CH5に対して、複数の親局1、2、3の周波数ホッピ
ング周期は互いに非同期である。制御フレームから同期
の情報を得るため、使用する全ての周波数について、順
次、最大滞留時間傍受する必要がある。このため、親局
の検索時間Tscanは次のように与えられる。
【0034】Tscan=最大滞留時間×CH数 さらに、同期のためには、後述するように、親局選択処
理時間Tselだけ必要であり、この値はユーザにより与
えられる。
【0035】図5は周波数ホッピング制御回路210に
よる周波数設定を説明する図である。本図に示すよう
に、複数のチャンネル数が、例えば、5ならば、周波数
ホッピングインデックスは1〜5の順番である。周波数
の設定は周波数ホッピングパターンと周波数ホッピング
インデックスとの組み合わせで決まる。例えば、周波数
ホッピングパターン=1、周波数ホッピングインデック
ス=3ならば、周波数の設定はCH3であり、周波数ホ
ッピングパターン=2、周波数ホッピングインデックス
=4ならば、周波数の設定はCH5である。
【0036】図6は図3の周波数ホッピング同期制御回
路102について一連の動作例を説明するフローチャー
トであり、図7は同期確立時に親局がどの周波数にいる
かを説明するタイムチャートである。図6に示すよう
に、ステップS500において、周波数ホッピング同期
制御回路102は、通信開始が指示されると、親局検索
を開始し、モデム140に検索周波数を設定し、親局検
索時間測定タイマ130を起動する。
【0037】ステップS510において、親局検索時間
測定タイマ130が測定する検索時間Tscan経過したか
を判定する。ステップS520において、上記測定時間
が経過していない間、制御フレームが受信されたかを判
定する。
【0038】ステップS530において、制御フレーム
が受信された場合、親局に同期をとるために必要な以下
の親局情報が記憶される。親局ID、受信電力、制御フ
レーム数、接続されている子局の数、滞留時間、受信時
検索時間測定タイマ値Tc、周波数ホッピングパターン
ナンバーNp、現在の周波数ホッピングインデックス
I、一周波数あたりの滞留時間Td、現在の周波数の残
滞留時間Tr
【0039】ここに、受信電力と受信時検索時間測定タ
イマ値Tcは子局の中で得られる情報であり、これら以
外は制御フレームに含まれる情報である。ステップS5
40において、検索時間Tscanが経過したと判定される
と、ステップS530で作成された親局情報のリストか
ら最適な親局として、例えば、受信電力が最も高い親局
を選択する。
【0040】ステップS550において、制御フレーム
に関する情報から同期時の周波数ホッピングインデック
スを予測算出する。このようにして、同期確立時の親局
の周波数ホッピングインデックスが求められる。ステッ
プS560において、制御フレームに関する情報から同
期時の周波数に対する残滞留時間を予測算出する。
【0041】このようにして周波数ホッピングインデッ
クス、残滞留時間を算出する理由は以下のとおりであ
る。図7に示す斜線の細長い帯は親局がある周波数に滞
留する時間を示している。親局は一周波数に滞留してい
る中で、いくつも制御フレームを送出することもあれ
ば、一つしか送出しない場合もある。したがって、制御
フレームは一周波数に滞留している中のどこででも受信
される場合があるからである。
【0042】ステップS570において、周波数ホッピ
ングインデックスに基づいて得た周波数をモデム140
に設定される。これにより親局との同期が子局に確立す
る。ステップS580において、同期時の周波数ホッピ
ングインデックスと残滞留時間が算出された後、残滞留
時間を滞留時間測定タイマ220に設定する。なお、同
期後には周波数ホッピング毎に決まった周波数がモデム
140に設定され、且つ決まった滞留時間が滞留時間測
定タイマ220に設定される。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
非同期に動作する複数の親局の中から子局に接続するた
めに最適なものを選択しその親局への同期確立が容易に
実現可能になった。このため、親局に確実に接続可能で
あり、接続が迅速に行え、ユーザの任意の使い方に依存
させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線LANシステムの構成であっ
て周波数ホッピングを用い多元接続を行うものの例を示
す図である。
【図2】図1の子局11の構成例を説明する図であ
る。。
【図3】図2の無線LANアダプタ101の構成例を説
明する図である。
【図4】図3の親局検索制御回路120を説明するタイ
ムチャートである。
【図5】周波数ホッピング制御回路210による周波数
設定を説明する図である。
【図6】図3の周波数ホッピング同期制御回路102に
ついて一連の動作例を説明するフローチャートである。
【図7】同期確立時に親局がどの周波数にいるかを説明
するタイムチャートである。
【図8】従来の低速周波数ホッピング方式を使用した無
線通信方式を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1〜3…親局 11…子局 21…デスクトップPC 22…タワー型PC 30…ケーブル 100…ノート型PC 101…無線LANアダプタ 102…周波数ホッピング同期制御回路 120…親局検索制御回路 130…親局検索時間測定タイマ 140…モデム 150…親局選択部 110、160、170、180、190…端子 210…周波数ホッピング制御回路 220…滞留時間測定タイマ z1〜z3…無線区間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K022 EE04 EE11 EE21 EE36 5K033 AA01 AA02 CA06 CB01 CC01 DA01 DA03 DA13 DA17 DB01 DB09 DB11 5K047 AA01 AA15 BB01 BB05 HH01 HH11 HH55 MM11 MM18 MM56

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線LANで周波数のホッピングにより
    多元接続を行うための周波数ホッピング通信システムに
    おいて、 周波数が設定され、非同期に周波数のホッピングを行う
    親局と送受信を行う子局のモデムと、 通信開始時に前記モデムに一定の検索時間だけ検索周波
    数を設定し複数の前記親局から得た受信フレームに含ま
    れる制御フレーム基づいて前記子局の接続に最適な前記
    親局を選択する親局検索部と、 最適な前記親局の周波数のホッピングパターンについて
    制御フレームの情報から同期時の周波数ホッピングイン
    デックス及び残滞留時間を予測し予測された前記周波数
    ホッピングインデックスから識別した周波数を前記残滞
    留時間だけ前記モデムに設定して同期を確立する周波数
    ホッピング制御部とを備えることを特徴とする周波数ホ
    ッピング通信システム。
  2. 【請求項2】 前記検索時間は、通信開始時に複数の前
    記親局のうちの最大滞留時間に周波数のホッピング数を
    乗算した時間であることを特徴とする、請求項1に記載
    の周波数ホッピング通信システム。
  3. 【請求項3】 前記親局検索部は、前記検索時間にわた
    って複数の前記親局の受信レベルから最も高い受信電力
    を持った前記親局を最適として選択することを特徴とす
    る、請求項1に記載の周波数ホッピング通信システム。
  4. 【請求項4】 前記親局検索部は、前記検索時間にわた
    って複数の前記親局から最も多くの制御フレームを受信
    した前記親局を最適として選択することを特徴とする、
    請求項1に記載の周波数ホッピング通信システム。
  5. 【請求項5】 前記親局検索部は、前記検索時間にわた
    って複数の前記親局から前記子局と接続が最も少ない前
    記親局を最適として選択することを特徴とする、請求項
    1に記載の周波数ホッピング通信システム。
  6. 【請求項6】 前記親局検索部は、前記検索時間にわた
    って複数の前記親局から前記子局にとって滞留時間が適
    する前記親局を最適として選択することを特徴とする、
    請求項1に記載の周波数ホッピング通信システム。
  7. 【請求項7】 無線LANで周波数のホッピングにより
    多元接続を行うための周波数ホッピング通信システムに
    おいて、 周波数が設定され、非同期に周波数のホッピングを行う
    親局と送受信を行う子局のモデムと、 通信開始時に前記モデムに一定の検索時間だけ複数の前
    記親局を検索するための検索周波数を設定する親局検索
    制御回路と、 前記モデムへの検索周波数設定と同時に前記親局を検索
    する時間を計測する親局検索時間測定タイマと、 複数の前記親局から得た受信フレームに含まれる制御フ
    レームに基づいて前記子局の接続に最適な親局を選択す
    る親局検索部と、 前記モデムから制御フレームの情報を記憶し最適な前記
    親局を選択する親局選択部と、 前記親局選択部から周波数ホッピング同期情報を得て最
    適な前記親局の周波数ホッピングパターンに対して同期
    時の周波数ホッピングインデックス、残滞留時間を予測
    し予測された前記周波数ホッピングインデックスから識
    別した周波数を前記モデムに設定して同期を確立する周
    波数ホッピング制御回路と、 同期確立時に前記残滞留時間が測定され前記周波数ホッ
    ピング制御回路による周波数の切り替えるタイミングを
    形成する滞留時間測定タイマとを備えることを特徴とす
    る周波数ホッピング通信システム。
  8. 【請求項8】 無線LANで周波数のホッピングにより
    多元接続を行うための周波数ホッピング通信方法におい
    て、 周波数を設定し非同期に周波数のホッピングを行う親局
    と送受信を行う工程と、 通信開始時に検索周波数により複数の前記親局から得た
    受信フレームに含まれる制御フレーム基づいて子局の接
    続に最適な前記親局を選択する工程と、 最適な前記親局の周波数のホッピングパターンについて
    制御フレームの情報から同期時の周波数ホッピングイン
    デックス及び残滞留時間を予測し予測された前記周波数
    ホッピングインデックスから識別した周波数で前記残滞
    留時間だけ滞留させて同期を確立する工程とを備えるこ
    とを特徴とする周波数ホッピング通信方法。
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