JP2000258581A - 個人管理システム - Google Patents

個人管理システム

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JP2000258581A
JP2000258581A JP6658599A JP6658599A JP2000258581A JP 2000258581 A JP2000258581 A JP 2000258581A JP 6658599 A JP6658599 A JP 6658599A JP 6658599 A JP6658599 A JP 6658599A JP 2000258581 A JP2000258581 A JP 2000258581A
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radiation control
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JP6658599A
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Mitsuru Kamei
満 亀井
Naoki Tateishi
直樹 立石
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Hitachi Ltd
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Aloka Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 放射線取扱施設において、各作業者の服装や
持込物のチェックをきめ細かく行う。 【解決手段】 放射線管理区域の出入口にはチェック装
置が設置される。第1表示部32には自己映像が表示さ
れ、第2表示部34には正規服装や正規持込物の映像が
表示される。両映像の対比により作業者自らが服装や持
込物のチェックを行える。また、第1表示部32には現
場映像も表示される。情報表示部36には入室時の注意
事項、退室時の注意事項、作業の進捗状況、入室限度時
間などの作業者固有の情報が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は個人管理システムに
関し、特に放射性物質の取扱施設に設置される個人管理
システムに関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】例えば原子力発電所や核燃
料処理施設などの施設においては、一般に放射線防護
上、施設内が複数レベルの管理区域に区分されている。
例えば、各管理区域の出入口(入退室口)には、入退室
を管理するための装置や体表面汚染計などの機器が設置
されている。管理区域のレベルにもよるが、管理区域に
入る作業者には事前に十分な教育がなされている。しか
し、ヒューマンエラーを完全に防止するのは困難であ
る。うっかりミスを防止するためには、単に教育だけで
はなく、ミスを積極的に防止する対策が要望されてい
る。
【0003】特に、原子力施設の解体や改造などの特別
な工事が行われる場合、定常作業とは異なる多種多様の
作業が発生する。慣れない作業を慣れない場所で行え
ば、上記のエラーが生じる可能性が高まる。そこで、各
作業者ごとのきめ細かい安全管理が要望されている。
【0004】本発明の目的は、各作業者に対して個別的
にきめ細かく管理を行って、より一層安全性を向上し、
これにより各作業者が安心して作業を遂行できるように
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、放射線管理区域を有する施設内に
おいて各作業者の管理を行うシステムであって、放射線
管理区域への出入口に設置されたチェック装置を含み、
前記チェック装置は、作業者の服装を撮影するカメラ
と、前記カメラの映像を表示する第1表示部と、正規服
装を表示する第2表示部と、を有することを特徴とす
る。
【0006】上記構成によれば、放射線管理区域への入
室時及び退室時の一方又は双方において、作業者の現服
装と正規服装とが表示されるため、それを対比すること
によって、作業者自身が服装の確認を行える。例えば原
子力発電所などにおいては、管理レベルに応じて多様な
作業服が用意され、また解体作業時などには通常と異な
る服装を着用しなければならないこともある。このよう
な背景から、本発明によれば、着衣の過誤を自己検査で
きる。その確認の対象には、服装の取り違いの他、着衣
方法も含まれる。ここで、入室時の正規服装は、現在入
室しようとしている管理区域用の服装あるいは実際の作
業現場で必要な服装であり、各施設の取り決めによって
適宜定めるのが望ましい。退室時の正規服装はその管理
区域から退出して入る区域に適合した服装又は各人の私
服である。チェック装置は入室専用又は退室専用として
あるいはそれら兼用として利用可能である。
【0007】望ましくは、前記第1表示部と前記第2表
示部は隣接配置され、作業者が両表示部を対比観察可能
である。左右並べて映像を観察できれば、迅速かつ的確
なチェックを行える。撮影した映像を保存しておけば、
問題が生じた場合における原因分析などに利用できる。
【0008】望ましくは、前記作業者が携帯するカード
から識別情報を読み取るカードリーダーと、前記識別情
報に応じて当該作業者にとって適切な正規服装を判定す
る判定手段と、を含み、前記第2表示部には前記判定さ
れた正規服装の映像が表示される。正規服装の映像は例
えば予めデータベース化しておき、当該データベースか
ら識別情報に従って適切な正規服装の映像を選択利用し
てもよい。
【0009】(2)また、本発明は、放射線管理区域を
有する施設内において各作業者の管理を行うシステムで
あって、放射線管理区域への出入口に設置されたチェッ
ク装置を含み、前記チェック装置は、作業者が携帯する
持込物を撮影するカメラと、前記カメラの映像を表示す
る第1表示部と、正規持込物を表示する第2表示部と、
を含むことを特徴とする。
【0010】上記構成によれば、各表示部の対比によっ
て、自分が携帯している工具などの持込物が正しいのか
自ら容易に確認できる。例えば、原子炉解体作業などに
おいては、通常の作業で利用する作業具とは異なる特殊
な作業具を利用する場合もあり、しかも各作業者ごとに
持込物が異なる可能性もある。本発明によれば、持込物
の取り違いを検出・確認できる。また、必要に応じて、
退室時にも持込物が再び持ち出されるか確認できる。そ
の場合、入室時にチェック装置で撮影した映像を比較映
像として利用してもよい。また、退室時には持込物の放
射能汚染の有無がチェックされる。そのデータが持込物
ごとに表示するようにしてもよい。
【0011】望ましくは、前記第1表示部と前記第2表
示部は隣接配置され、作業者が両表示部を対比観察可能
である。
【0012】望ましくは、前記作業者が携帯するカード
から識別情報を読み取るカードリーダーと、前記識別情
報に応じて当該作業者にとって適切な正規持込物を判定
する判定手段と、を含み、前記第2表示部には前記判定
された正規持込物の映像が表示される。
【0013】(3)また、本発明は、放射線管理区域を
有する施設内において各作業者の管理を行うシステムで
あって、放射線管理区域の出入口に設置されたチェック
装置を含み、前記チェック装置は、作業者が携帯するカ
ードから識別情報を読み取るカードリーダーと、前記識
別情報に従って選択されるメッセージを出力するメッセ
ージ出力器と、を含むことを特徴とする。
【0014】入室時の注意事項などは多様な作業者に向
けて網羅的に作成されており、その内容は非常に多い。
それを単に壁などに列記しても、作業者の注意を向けさ
せるのは困難である。本発明によれば、例えば、各作業
者によって必要不可欠な情報のみを表示し、作業者の確
認意識を高めることができる。よって、結果として安全
性を高められる。また、注意事項以外にも、作業進捗状
況、入室限度時間、個人ひばく線量(全ひばく量、本日
のひばく予定量、本日のひばく量など)などを表示する
ようにしてもよい。自分の作業に関する情報が予め提供
されれば、作業現場に到着する前から作業意識を高め
て、到着後速やかに作業にとりかかれる。
【0015】(4)また、本発明は、放射線管理区域を
有する施設内において各作業者の管理を行うシステムで
あって、放射線管理区域の出入口に設置されたチェック
装置と、作業現場を撮影する撮像装置と、を含み、前記
チェック装置は、作業者が携帯するカードから識別情報
を読み取るカードリーダーと、前記識別情報に従って、
当該作業者が出向く作業現場の映像を表示する表示部
と、を含むことを特徴とする。
【0016】上記構成によれば、作業情報の表示の場合
と同様に、作業の具体的イメージを描けるので、作業意
識を高めることができ、また心理的な安心感を増すこと
ができる。更に、作業を前もってイメージできれば、そ
の面からも服装や持込物に関する誤りを自らチェックで
きる。
【0017】(5)また、本発明は、放射線管理区域を
有する施設内において各作業者の管理を行うシステムで
あって、放射線管理区域の出入口に設置されたチェック
装置と、放射線管理区域内で線量を測定する線量計と、
を含み、前記チェック装置は、作業者が携帯するカード
から識別情報を読み取るカードリーダーと、前記識別情
報に従って、当該作業者が出向く放射線管理区域の線量
情報を表示する表示部と、を含むことを特徴とする。
【0018】上記構成によれば、作業者がこれから進入
する区域や作業現場の線量情報が表示されるので、不安
感を払拭でき、また異常時にも速やかに対処できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0020】図1には、本発明に係る個人管理システム
の全体構成が示されている。このシステムは例えば原子
力発電所や核燃料処理施設などの放射線取り扱い施設に
設置されるものであり、各作業者の管理を行うシステム
である。
【0021】図1において、個人管理システムは、大別
して、ホストコンピュータ18と、1又は複数台のチェ
ック装置10,12,14と、1又は複数台の現場管理
装置16と、複数の放射線測定機器S1〜S4などで構
成される。各装置は、それぞれネットワーク20に接続
されており、すなわちホストコンピュータ18上におい
て各装置からの情報を集中管理し、またホストコンピュ
ータ18から各機器をコントロール可能である。ホスト
コンピュータ18は上述のようにサーバーとして機能す
るものであり、それは管理センタ106に設置されてい
る。
【0022】チェック装置10は、管理区域A100の
出入口101に設置されている。チェック装置12は管
理区域B102の出入口に設置されている。これと同様
に、チェック装置14は特殊作業管理区域104の出入
口105に設置されている。各チェック装置10,1
2,14は基本的に同一の機能を有しており、入室を行
う作業者及び退室を行う作業者に関する各種のチェック
を行っている。この装置については後に図2などを用い
て詳述する。
【0023】本実施形態において、管理区域A100は
第1レベルの管理区域であり、管理区域B102は第2
レベルの管理区域である。また、その管理区域B102
内に設定された特殊作業管理区域104はいわゆる高レ
ベル管理区域に相当している。例えば、この特殊作業管
理区域104は原子炉解体作業現場である。
【0024】現場管理装置16は、後述するように、チ
ェック装置10,12,14と同様に表示器、カメラ、
マイク及びスピーカなどを有している。この現場管理装
置16によって作業現場の映像がモニタリングされ、ま
た管理センタ106からの指示が表示される。またさら
に、現場管理装置16を介して特殊作業管理区域104
内における作業者と管理センタ106における監視者と
の間で会話などを行うことも可能である。
【0025】放射線測定機器S1〜S4は例えばサーベ
イメータ、ダストモニタなどの放射線測定機器であり、
その他には、例えば体表面汚染計やホールボディカウン
タなどの各種の装置も含まれる。それらの測定結果はホ
ストコンピュータ18で集中管理される。もちろん、シ
ステムエラーなどに対処するため、例えばネットワーク
20を二重に形成したり、あるいはホストコンピュータ
18をタンデム型にするのが望ましい。
【0026】次に、図2を用いてチェック装置10,1
2,14の具体的な構成例について説明する。ちなみ
に、図2にはチェック装置の外観の概念が示されてい
る。チェック装置10は作業者が通行する通路に面して
設置され、そのチェック装置の前方で作業者はいったん
止まり、その状態で各種のチェックが行われる。入室時
カードリーダー50は、各作業者が携帯しているカード
から作業者の識別情報を読み取るための装置である。入
室時にはこの入室時カードリーダー50が利用され、退
室時には退室時カードリーダー52が利用される。もち
ろん、それらのカードリーダーを兼用としてもよい。
【0027】第1表示部32には、カメラ40によって
撮影される作業者の全身の映像が表示される。すなわ
ち、作業者の服装及び作業者が携帯している持込物の映
像が表示される。また、必要に応じてその表示画面は切
換えられ、作業者の映像の他に、例えば作業現場の映像
なども表示される。
【0028】第2表示部34には、作業者の識別番号に
よって特定される正規服装の映像が表示される。当該作
業者にとっていずれの服装が正規の服装であるかはホス
トコンピュータ18によって判定されている。これにつ
いては後述するが、もちろん各チェック装置上において
正規服装の判定を行ってもよい。例えば、管理区域A1
00を通過する場合には必ず特定の作業着を着ることが
定まっているような場合には、チェック装置10におい
ては、当該管理区域A100用の作業服の映像が表示さ
れる。その一方、各作業者ごとにその作業内容に応じて
服装が異なるような場合、第2表示部34に各作業者ご
とに当該作業者に適切な正規服装を表示すればよい。第
1表示部32及び第2表示部34の対比観察により作業
者自らが服装の誤りをチェックでき、服装を確認した後
に安心して管理区域内に進入することが可能である。ま
た、服装の確認の後、所定の操作を行えば、第2表示部
34に正規持込物の映像が表示され、服装のチェックに
引き続いて持込物のチェックを行うことができる。この
場合においても、識別番号に従って当該作業者に割り当
てられた持込物が自動判定され、その持込物の模式的な
映像が第2表示部34に表示される。
【0029】上記実施形態では、第1表示部32に作業
者の服装と持込物の両者を表示させた状態において、第
2表示部34に最初に正規服装の映像を表示し、引き続
いて持込物の映像を表示させていたが、もちろん第2表
示部34に正規服装と同時に正規持込物の映像を表示さ
せるようにしてもよい。あるいは、第1表示部32に、
最初に作業者の服装部分の映像を表示し、引き続いて作
業者が手に持っている持込物の映像を表示させるように
してもよい。表示手法としては各種の手法を利用可能で
ある。
【0030】いずれにしても、本実施形態においては、
隣接した二つの表示部に実際の状態と正規状態とを表示
し、それらを直接対比観察させることによって作業者自
らが服装や持込物のチェックを行えるという利点があ
る。
【0031】本実施形態では第1表示部32と第2表示
部34とが左右隣接して設けられていたが、もちろんそ
れらを上下に隣接して設けるようにしてもよい。
【0032】服装及び持込物のチェックが完了し、例え
ば、作業者によって所定のスイッチ操作が行われると、
第1表示部32の映像が現場映像に切り換わる。すなわ
ち、作業者がこれから行くべき作業現場の映像(動画像
又はあらかじめ撮影された静止画像)が第1表示部32
に表示される。よって、作業者はそのような映像を確認
することによって、これから行う作業の内容を具体的に
イメージしたり、あるいはこれから行う作業の段取りを
頭の中で考えたりすることが可能となる。これにより作
業効率や安全性を高められる。
【0033】線量表示部30は、作業者が進入しようと
する管理区域における環境線量(線量率)や作業現場の
線量(線量率)などを数値によって表示するものであ
る。
【0034】情報表示部36は、各作業者にとって必要
な情報を表示する部分であり、入室時における注意事項
や退室時における注意事項などがメッセージとして表示
される。また、各作業現場における進捗状況や、作業現
場が高線量率場である場合には入室限度時間なども併せ
て表示される。もちろん、そのような情報は各作業者の
識別番号にしたがって各作業者ごとに固有の情報として
表示される。したがって、自分には全く関係のない情報
が表示されることはないので、メッセージに対する意識
を高めて個人管理を徹底できるという利点がある。
【0035】上述した第1表示部32、第2表示部3
4、線量表示部30及び情報表示部36はそれぞれ別体
の表示装置たとえば個別的な液晶表示装置として構成し
てもよいが、同一の表示装置における画面内を区分して
各表示部としてもよい。また、それらの表示部のレイア
ウトについては適宜採用可能である。
【0036】カメラ40は、チェック装置の前に起立す
る作業者の前進を撮像するための装置であり、少なくと
もその作業者の服装及び持込物を撮像可能な画角を利用
するのが望ましい。マイク46及びスピーカ48は管理
センタ106における管理者との間に会話を行うための
装置である。
【0037】OKランプ42は、例えばひばく線量など
のチェック後において問題が無かったような場合に点灯
される合格ランプである。アラームランプ44はその逆
に例えばひばく線量などが異常である場合に点灯するラ
ンプである。もちろん、服装及び持込物の自動確認を行
って、その確認結果をOKランプ42やアラームランプ
44に反映させるようにしてもよい。
【0038】スイッチ群56は、複数のスイッチで構成
されるものである。たとえば、入室時においては作業者
が自ら服装確認及び持込物の確認を行って適正と判断し
た場合に操作入力される。また、退室時においてはひば
く線量や持込物に対して測定された線量が適正である場
合に作業者によって所定のスイッチが操作される。な
お、持込物に対する線量測定は例えば図示されていない
表面汚染計などを利用して行われ、その測定結果は例え
ばチェック装置に取り込まれ、その線量表示部30に表
示される。
【0039】赤外線通信部58は、各作業者によって携
帯されている個人線量計との間で赤外線通信を行って、
入室前のひばく線量及び退室時におけるひばく線量の読
取りを行う装置である。
【0040】図3には、本実施形態に係る個人管理シス
テムの各構成がブロック図として示されている。チェッ
ク装置10,12,14において、上述した入室時カー
ドリーダー50、退室時カードリーダー52、赤外線通
信部58、スイッチ群56、表示部30〜36、スピー
カ48、ランプ群42,44、マイク46及びカメラ4
0がそれぞれプロセッサ60に接続され、そのプロセッ
サによって入出力制御されている。プロセッサ60は通
信部62を介してネットワーク20に接続されている。
【0041】ホストコンピュータ18において、プロセ
ッサ66は通信部64を介してネットワーク20に接続
されている。このプロセッサ66は所定のプログラムに
従って各種の情報処理を実行するものであり、プロセッ
サ66にはマイク68、スピーカ70、入力部としての
キーボード72及び出力装置としての表示器74が接続
されている。さらに例えばハードディスクなどの大容量
記憶装置で構成される個人データベース80、作業デー
タベース82及び映像記憶部84もプロセッサ66に接
続されている。
【0042】図4には、図3に示した個人データベース
80の具体的な構成例が示されている。各作業者のID
には、作業者の氏名、職務(工事名,作業内容,作業場
所などの情報)、入退室時間、計画線量、ひばく線量、
持込物などの各種の情報が対応付けられている。すなわ
ち、カードリーダーによって作業者の識別番号を読み取
れば、その識別番号から当該作業者が行う作業内容や作
業場所などを簡単に特定できる。さらに、各作業者ごと
に入退室時間やひばく線量の管理などを行うことができ
る。また、このデータベース80を利用すれば、各時刻
においてそれぞれの作業者がいずれの作業現場において
従事しているかを把握可能である。
【0043】図5には、図3に示した作業データベース
82の具体的な構成例が示されている。各作業は工事名
によってグループ分けされており、その具体的な内容は
細目ないしは作業場所として特定される。各細目ごと
に、入室時に表示するメッセージ及び退室時に表示する
メッセージが対応付けられ、さらにそれらの細目ごとに
正規服装映像へのポインタ及び使用工具映像へのポイン
タが対応付けられている。また、工事名ごとにひばく線
量も対応付けられている。したがって、あるチェック装
置においていずれかの作業者のチェックを行う場合に
は、個人データベース80を利用して当該作業者の工事
名や作業内容あるいは作業場所などが特定され、それら
の情報から、入室メッセージや退室メッセージさらには
正規服装や使用工具などの映像を特定することが可能で
ある。それらの映像は図3に示した映像記憶部84内に
格納されている。この映像記憶部84には、それらの正
規服装映像や使用工具映像の他に、例えば現場監視装置
16によって撮像された動画像あるいは静止画像として
の作業現場の映像も格納されている。また、デジタルス
チルカメラなどによって撮像された映像を映像記憶部8
4内に格納し、必要に応じてその映像をチェック装置に
送信するようにしてもよい。
【0044】以上説明したように、本実施形態に係る個
人管理システムによれば、管理区域の出入口において、
チェック装置10を設けたので、入室時及び退室時にお
いてまず第1に服装を作業者自らがチェックでき、また
第2に持込物のチェックを作業者自らが行えるという利
点がある。さらに、そのチェック装置に作業者がこれか
ら向かおうとする現場の映像や情報が出力されるため、
そのような情報に基づいて作業の具体的なイメージなど
をすることができるという利点がある。また、第4に、
ホストコンピュータ18上において施設全体の各種の情
報が集中管理され、特に各作業者単位でその服装や持込
工具あるいは各現場の映像などを監視・保存できるの
で、緊急事態に速やかに対処でき、原因分析を迅速に行
えるという利点がある。よって、本実施形態によれば、
作業及びひばくの管理をより一層きめ細やかに徹底でき
るという利点がある。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各作業者に対して個別的にきめ細かく管理を行ってより
一層安全性を向上でき、これにより各作業者が安心して
作業を推考できる環境を構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る個人管理システムの全体構成を
示す概念図である。
【図2】 チェック装置の具体的な構成例を示す図であ
る。
【図3】 システムの構成を示すブロック図である。
【図4】 個人データベースの具体的な構成例を示す図
である。
【図5】 作業データベースの具体的な構成例を示す図
である。
【符号の説明】
10,12,14 チェック装置、16 現場管理装
置、18 ホストコンピュータ、30 線量表示部、3
2 第1表示部、34 第2表示部、36 情報表示
部、40 カメラ、42 OKランプ、44 アラーム
ランプ 46 マイク、48 スピーカ、50 入室時
カードリーダー、52 退室時カードリーダー、56
スイッチ群、58 赤外線通信部、100 管理区域
A、102 管理区域B、104 特殊作業管理区域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G075 CA48 DA08 EA03 FA13 FA18 FA20 FB07 FB08 FC03 FC19 GA33 GA34 GA37 2G088 AA07 AA08 EE06 EE10 EE17 EE30 JJ24 KK29 MM06 3E038 AA01 AA20 BA01 BB05 CA03 CC01 DA02 DA07 DB06 EA02 FA00 GA02 HA05 JA01 JB10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線管理区域を有する施設内において
    各作業者の管理を行うシステムであって、 放射線管理区域への出入口に設置されたチェック装置を
    含み、 前記チェック装置は、 作業者の服装を撮影するカメラと、 前記カメラの映像を表示する第1表示部と、 正規服装を表示する第2表示部と、 を有することを特徴とする個人管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記第1表示部と前記第2表示部は隣接配置され、 作業者が両表示部を対比観察可能であることを特徴とす
    る個人管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記作業者が携帯するカードから識別情報を読み取るカ
    ードリーダーと、 前記識別情報に応じて当該作業者にとって適切な正規服
    装を判定する判定手段と、 を含み、 前記第2表示部には前記判定された正規服装の映像が表
    示されることを特徴とする個人管理システム。
  4. 【請求項4】 放射線管理区域を有する施設内において
    各作業者の管理を行うシステムであって、 放射線管理区域への出入口に設置されたチェック装置を
    含み、 前記チェック装置は、 作業者が携帯する持込物を撮影するカメラと、 前記カメラの映像を表示する第1表示部と、 正規持込物を表示する第2表示部と、 を含むことを特徴とする個人管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のシステムにおいて、 前記第1表示部と前記第2表示部は隣接配置され、 作業者が両表示部を対比観察可能であることを特徴とす
    る個人管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のシステムにおいて、 前記作業者が携帯するカードから識別情報を読み取るカ
    ードリーダーと、 前記識別情報に応じて当該作業者にとって適切な正規持
    込物を判定する判定手段と、 を含み、 前記第2表示部には前記判定された正規持込物の映像が
    表示されることを特徴とする個人管理システム。
  7. 【請求項7】 放射線管理区域を有する施設内において
    各作業者の管理を行うシステムであって、 放射線管理区域の出入口に設置されたチェック装置を含
    み、 前記チェック装置は、 作業者が携帯するカードから識別情報を読み取るカード
    リーダーと、 前記識別情報に従って選択されるメッセージを出力する
    メッセージ出力器と、を含むことを特徴とする個人管理
    システム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のシステムにおいて、 前記メッセージは、注意事項、作業進捗状況、入室限度
    時間、個人ひばく線量、の内の少なくとも1つであるこ
    とを特徴とする個人管理システム。
  9. 【請求項9】 放射線管理区域を有する施設内において
    各作業者の管理を行うシステムであって、 放射線管理区域の出入口に設置されたチェック装置と、 作業現場を撮影する撮像装置と、 を含み、 前記チェック装置は、 作業者が携帯するカードから識別情報を読み取るカード
    リーダーと、 前記識別情報に従って、当該作業者が出向く作業現場の
    映像を表示する表示部と、 を含むことを特徴とする個人管理システム。
  10. 【請求項10】 放射線管理区域を有する施設内におい
    て各作業者の管理を行うシステムであって、 放射線管理区域の出入口に設置されたチェック装置と、 放射線管理区域内で線量を測定する線量計と、 を含み、 前記チェック装置は、 作業者が携帯するカードから識別情報を読み取るカード
    リーダーと、 前記識別情報に従って、当該作業者が出向く作業現場の
    線量情報を表示する表示部と、 を含むことを特徴とする個人管理システム。
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