JP2000249618A - 漏れ検出方法及び漏れ検出装置 - Google Patents

漏れ検出方法及び漏れ検出装置

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JP2000249618A
JP2000249618A JP11055673A JP5567399A JP2000249618A JP 2000249618 A JP2000249618 A JP 2000249618A JP 11055673 A JP11055673 A JP 11055673A JP 5567399 A JP5567399 A JP 5567399A JP 2000249618 A JP2000249618 A JP 2000249618A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】様々な密封包装品及び内容物における漏れに対
応できる漏れ検出方法及び漏れ検出装置を提供する。 【解決手段】基準液を準備し(S1)、該基準液に密封
包装品から漏れた内容物を溶け込まして被測定溶液とし
(S2)、該被測定溶液を味覚センサで測定して(S
3)、漏れを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は密封包装品の漏れ検
出方法及び漏れ検出装置に係り、特に牛乳や果物ジュー
スなどを密封する紙パック類、レトルトカレーのような
流動食品を密封する軟質の密封パック、ビールや日本酒
などを密封する瓶や缶というような、様々な密封包装品
に対応できる漏れ検出方法と漏れ検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】食品の密封包装において軟質の密封パッ
クにピンホールがあったり、瓶や缶のふたなどのゆるみ
があると、包装の中身が大気に接触して変質・腐敗の原
因となるので、ピンホール検査や不良品チェックは極め
て重要である。従来の方法では導電性を有する軟らかい
固形食品や添加流動物からなる内容物においては、電気
絶縁性皮膜で被包した密封包装品を電極間に挟み適当な
圧力で内容物を漏れ出させ、そのときの静電容量を測定
するものや、内容物そのものを検知するために漏れだし
の可能性のある容器に検知剤であるシールを貼ることに
より密封包装品の漏れだしを確認するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし電気絶縁性皮膜
で被包した密封包装品を電極間に挟み、適当な圧力で内
容物を漏れ出させ、そのときの静電容量を測定する方法
は、漏れ出したサンプルがその電極間が導通状態でない
と漏れだしを検出できないし、瓶や缶のような固い密封
包装品だと漏れ出させるための加圧が出来ず、漏れだし
の検出が出来ない。また、漏れだしの可能性のある容器
に検知剤であるシールを貼ることにより密封包装品の漏
れだしを確認する方法だと漏れだした内容物を直接確認
するという点では、電気絶縁性皮膜で被包した密封包装
品を電極間に挟み適当な圧力で内容物を漏れ出させ、そ
のときの静電容量を測定する方法よりは正確かつ簡便で
ある。しかしこの方法は検知剤を用いる必要性があり、
検出できる内容物の種類が制限される。
【0004】つまり従来の方法ではその密封包装品の種
類及びその内容物の種類によって測定方法を変更するこ
とが余儀なくされていた。本発明は前述の課題を解決
し、様々な密封包装品及び内容物における漏れに対応で
きる漏れ検出方法と漏れ検出装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、本発明の漏れ検出方法は、請求項1に記載のもの
は、両親媒性物質または苦味物質を含む分子膜を有する
味覚センサを用いた密封包装品の内容物の漏れを検出す
る漏れ検出方法であって、基準液を準備する段階と、該
基準液に前記密封包装品から漏れた内容物を溶け込ます
段階と、前記内容物が溶け込んだ前記基準液に浸漬され
た前記味覚センサで前記基準液を測定する段階とを含ん
でいる。請求項2に記載のものは、請求項1記載の漏れ
検出方法において、前記基準液に密封包装品から漏れた
内容物を溶け込ます段階が、前記密封包装品を加圧する
段階を含んでいる。請求項3に記載のものは、請求項1
記載の漏れ検出方法において、前記基準液に密封包装品
から漏れた内容物を溶け込ます段階が、前記密封包装品
を前記基準液で洗浄する段階を含んでいる。請求項4に
記載のものは、請求項1記載の漏れ検出方法において、
前記基準液に密封包装品から漏れた内容物を溶け込ます
段階が、前記密封包装品を減圧する段階を含んでいる。
請求項5に記載のものは、請求項1記載の漏れ検出方法
において、前記基準液に密封包装品から漏れた内容物を
溶け込ます段階が、前記密封包装品が浸漬された前記基
準液を攪拌する段階を含んでいる。
【0006】また、本発明の漏れ検出装置は、請求項6
に記載のものは、密封包装品の内容物の漏れを検出する
漏れ検出装置において、前記密封包装品から漏れた内容
物を基準液に溶け込ますための手段と、前記内容物を溶
け込ますための前記基準液に浸漬され、該基準液を測定
するための味覚センサと、該味覚センサの出力を受け該
出力に基づいて前記密封包装品から内容物が漏れている
か否かを判定する判定手段とを備えている。請求項7に
記載のものは、請求項6記載の漏れ検出装置において、
前記密封包装品から漏れた内容物を基準液に溶け込ます
ための手段が、前記密封包装品を加圧する加圧手段を有
している。請求項8に記載のものは、請求項6記載の漏
れ検出装置において、前記密封包装品から漏れた内容物
を基準液に溶け込ますための手段が、前記密封包装品を
前記基準液で洗浄する洗浄手段を有している。請求項9
に記載のものは、請求項6記載の漏れ検出装置におい
て、前記密封包装品から漏れた内容物を基準液に溶け込
ますための手段が、前記密封包装品を減圧する減圧手段
を有している。請求項10に記載のものは、請求項6記
載の漏れ検出装置において、前記密封包装品から漏れた
内容物を基準液に溶け込ますための手段が、前記密封包
装品が浸漬された前記基準液を攪拌する攪拌手段を有し
ている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する前
に本発明に用いることとした味覚センサについて説明を
する。出願人は、先に「味覚センサ及びその製造方法」
の発明につき特許出願をし(特開平3-54446 )、その明
細書及び図面によって、ある種の高分子重合体の表面マ
トリックス内に特定の分子配列をもって収納されたいわ
ゆる脂質性分子群が、基本味と呼ばれる塩味、酸味、苦
味、甘味に対して、感度を示すセンサとなることを示し
た。しかも、この種のセンサは、人間の五感の一つであ
る味覚に代わり、味を測定できるものであることを示し
た。
【0008】高分子重合体は、例えばポリ塩化ビニル
(PVC)であり、それにジオクチルフェニルフォスフ
ォネート(DOPP)のような可塑剤と脂質とを概ね2:
3:1の重量比で混合したものをテトラヒドロフラン
(THF)に溶融し、平底の容器に移して、板上で室温
に三日間保持して、THFを揮発させ、脂質膜すなわち
脂質がPVCの表面マトリックス内に収納された脂質性
分子膜を得た。膜の厚さは約200μmである。
【0009】脂質性分子膜の模式図を、化学物の設計法
で使われている表現方法で表わしたものが図14であ
る。脂質性分子2のうち円で示した球状部は親水基aす
なわち親水性部位aであり、それから原子配列が長く延
びる炭化水素の鎖構造b(例えばアルキル基)がある。
図ではいずれの場合も2本の鎖が延びて一つの分子を表
わしており、全体で分子群を構成している。この炭化水
素の鎖の部分は、疎水性部位bである。このような脂質
性分子群3が、膜部材4の表面のマトリックス5(表面
の構造、平面的なひろがりをもったミクロな構造)の中
に、一部はマトリックス内部に溶け込ませた形(例えば
図14の2′)で収容されている。これらのような構造
を持つ分子膜の原料となる脂質の例を表1に示す。
【0010】
【表1】
【0011】これらの脂質膜を用いたセンサプローブを
用意する。図15は前述のようにして得られた脂質膜1
をセンサプローブ6に加工した概略構成を示す断面図で
ある。基材7として外形8mm、長さ55mm、肉厚1mm、
のポリ塩化ビニルの円筒を用いる。該円筒7の先端部7
aを約60度の角度でカットする。該カットされた先端
部7aに、その開口部7bを塞ぐように脂質膜1を、T
HFにPVCを溶解したものを接着剤として張り付け
る。直径0.5mmの銀線の先を螺旋状に巻いたものを該
円筒7の上部から挿入し電極8とする。緩衝層9として
電解液(3.3mol/l の濃度の塩化カリウム溶液)を前
記電極8の螺旋部分に8bが浸るところまで充填する。
【0012】前記センサプローブを用いた味の測定系を
図16に示す。被測定溶液11はビーカーのような容器
12に入れる。被測定溶液11中に前記センサプローブ
6を入れた。使用前に、塩化カリウム1mmol/l水溶液で
電極電位を安定化した。測定の基準となる電位を発生す
る電極として参照電極13を用意し、それを被測定溶液
11に入れる。センサプローブ6と参照電極13とは所
定の距離を隔てて設置する。参照電極13の表面は、緩
衝層14として飽和塩化カリウム溶液を寒天で固化した
もので覆ってある。
【0013】脂質膜1からの電気信号は、図16のリー
ド線15によってバッファ増幅器17導かれる。バッフ
ァ増幅器17の出力は、A/D変換器18に加えられ
る。参照電極13からの電気信号もリード線16を介し
てA/D変換器18に加えられ、脂質膜1からの電位と
の差をディジタル信号に変換する。このディジタル信号
はマイクロコンピュータ19で適当に処理され、またX
−Yレコーダ20で表示される。
【0014】次に、味覚センサを用いた測定の手順の一
例を図17に基づいて説明する。 S1 基準液のセンサ電位V01 を測定する。バッチ式測
定(被測定溶液を例えばビーカー等にとって行う測定の
方式)の場合、味覚センサを空中に一定回数出し入れた
後、再度基準液のセンサ電位V01 を測定する。フロー式
測定(例えば味覚センサのセットされた測定用のパイプ
に被測定溶液及び基準液をそれぞれ流して行う測定の方
式)の場合、味覚センサに基準液一定時間流した後、再
度基準液のセンサ電位V01 を測定する。 S2 所定時間被測定溶液Siにセンサを浸漬すると共に
被測定溶液Siのセンサ電位Viを測定する。所定時間を設
定するのは各被測定溶液Siで吸着の条件を同じにするた
めである。 S3 被測定溶液Siの測定結果△Vi=Vi-V01 を算出す
る。その後連続して被測定溶液を測定する場合はS1へ
進む。
【0015】なお、脂質は両親媒性物質の一種であり、
表2に示す脂質以外の両親媒性物質、表3に示す苦味物
質も脂質の代わりに利用できる。
【0016】
【表2】
【0017】
【表3】
【0018】以上のような両親媒性物質または苦味物質
の分子膜を備えた味覚センサを用いることにより密封包
装品の漏れだしを検出する事が出来る。
【0019】ここで実施の形態を図1〜11に基づいて
説明する。図1は、本発明の漏れ検出方法の第一の実施
の形態を示す流れ図であり、請求項1に対応するもので
ある。 S1 基準液を準備する段階である。基準液は密封包装
品の漏れだしを味覚センサで測定する際の基準として用
いるもので、基準液に漏れだした内容物を溶け込ます前
後での測定値の差を求めるために使用する。密封包装品
の漏れの検出に用いる基準液としては水道水、地下水等
を用いることが出来る。さらに塩化カリウム溶液等の水
溶液中の成分が微量であるものが検出感度の面から望ま
しい。 S2 前記基準液に前記密封包装品から漏れた内容物を
溶け込ます段階である。味覚センサで測定するために前
記基準液に内容物を溶け込ます。内容物が溶け込んだ溶
液を被測定溶液と呼ぶ。 S3 被測定溶液に浸漬された味覚センサで味を測定す
る段階である。
【0020】本発明の漏れ検出方法の第二の実施の形態
は請求項2に対応するもので、図2はその流れ図であ
る。第二の実施の形態は、第一の実施の形態の基準液に
密封包装品から漏れた内容物を溶け込ます段階が、密封
包装品を加圧する段階を含んでいる。
【0021】本発明の漏れ検出方法の第三の実施の形態
は請求項3に対応するもので、図3はその流れ図であ
る。第三の実施の形態は、第一の実施の形態の基準液に
密封包装品から漏れた内容物を溶け込ます段階が、密封
包装品を基準液で洗浄する段階を含んでいる。
【0022】本発明の漏れ検出方法の第四の実施の形態
は、請求項4に対応するもので、図4はその流れ図であ
る。第四の実施の形態は、第一の実施の形態の基準液に
密封包装品から漏れた内容物を溶け込ます段階が、密封
包装品を減圧する段階を含んでいる。
【0023】本発明の漏れ検出方法の第五の実施の形態
は、請求項5に対応するもので、図5はその流れ図であ
る。第五の実施の形態は、第一の実施の形態の基準液に
密封包装品から漏れた内容物を溶け込ます段階が、密封
包装品を基準液の中で攪拌する段階を含んでいる。
【0024】図6は、本発明の漏れ検出装置の第1の実
施の形態の概略構成図であり、請求項6に対応するもの
である。密封包装品22から漏れた内容物を基準液23
に溶け込ますための手段24と、内容物を溶け込ますた
めの基準液23に浸漬され、該基準液23を測定するた
めの味覚センサ25と、該味覚センサ25の出力を受け
該出力に基づいて密封包装品22から内容物が漏れてい
るか否かを判定する判定手段26とを備えている。
【0025】この実施の形態では、味覚センサは1つで
あるが、複数の味覚センサを密封包装品の搬入、搬出を
妨げない位置で、密封包装品の、例えば前後左右に配置
すれば、密封包装品の内容物がどの箇所から漏れても、
いずれかの味覚センサは比較的濃度の高い状態の溶液を
測定することになるので漏れ検出が容易になる。また、
内容物が漏れる可能性の高い箇所が分かっている密封包
装品については、その近傍に味覚センサを配置するよう
にすると良い。味覚センサを複数配置したり、配置する
場所を選択することは、他の実施の形態にも適用でき
る。
【0026】本発明の漏れ検出装置の第2の実施の形態
は請求項6に対応するもので、図7はその概略構成図で
ある。密封包装品22から漏れた内容物を基準液23に
溶け込ますための手段24と、内容物を溶け込ますため
の基準液23に浸漬され、該基準液23を測定するため
の味覚センサ25と、該味覚センサ25の出力を受け該
出力に基づいて密封包装品22から内容物が漏れている
か否かを判定する判定手段26とを備えている。また、
内容物を溶け込ませた基準液23を味覚センサ25で測
定するための容器27に導く手段28を有する。
【0027】本発明の漏れ検出装置の第3の実施の形態
は請求項7に対応するもので、図8はその概略構成図で
ある。密封包装品22から漏れた内容物を基準液23に
溶け込ますための手段24が、基準液23に密封包装品
22を加圧する加圧手段29を有している。
【0028】本発明の漏れ検出装置の第4の実施の形態
は請求項8に対応するもので、図9はその概略構成図で
ある。密封包装品22から漏れた内容物を基準液23に
溶け込ますための手段24が、密封包装品を基準液で洗
浄する洗浄手段30を有している。
【0029】本発明の漏れ検出装置の第5の実施の形態
は請求項9に対応するもので、図10はその概略構成図
である。密封包装品22から漏れた内容物を基準液23
に溶け込ますための手段24が、密封包装品22を減圧
する、例えば減圧ボンベから成る減圧手段31を有して
いる。
【0030】本発明の漏れ検出装置の第6の実施の形態
は請求項10に対応するもので、図11はその概略構成
図である。密封包装品22から漏れた内容物を基準液2
3に溶け込ますための手段24が、密封包装品22が浸
漬された基準液23を攪拌する攪拌手段32を有してい
る。攪拌手段32は、例えば図11のように、基準液2
3に振動を与える手段等を用いることができる。
【0031】密封包装品の中身の一例として牛乳とカレ
ーを使用し、前述の測定系と測定手順を用いて実験を行
った。基準液として純水1リットルに10mmolの塩化カ
リウムを加えたものを使用した。牛乳とカレーを基準液
で100倍、1000倍、10000倍、100000
倍に希釈し、それらの被測定溶液を味覚センサで測定し
た。味覚センサの膜は、牛乳に関しては塩化ビニルと両
親媒性物質であり可塑剤でもあるDOPPとから成る
膜、カレーに関しては脂質としてリン酸ジ-n- デシルを
含む膜を用いた。
【0032】この実験から得られた結果を図12と図1
3に示す。横軸は牛乳やカレーの希釈率、縦軸は味覚セ
ンサの出力を表している。この結果から、牛乳やカレー
が高濃度であれば高出力が得られ、低濃度でも牛乳に関
しては1000倍希釈で約40mV、10000倍希釈で
も約10mV、また、カレーでは1000倍希釈で約5mV
の出力が得られることが分かる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、密封包装品の内容物の
漏れ検出に、両親媒性物質または苦味物質を含む分子膜
を有する味覚センサを用いることとしたから、様々な密
封包装品及び内容物における漏れに対応できる漏れ検出
方法と漏れ検出装置とが得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の漏れ検出方法の第一の実施の形態を示
す流れ図である。
【図2】本発明の漏れ検出方法の第二の実施の形態を示
す流れ図である。
【図3】本発明の漏れ検出方法の第三の実施の形態を示
す流れ図である。
【図4】本発明の漏れ検出方法の第四の実施の形態を示
す流れ図である。
【図5】本発明の漏れ検出方法の第五の実施の形態を示
す流れ図である。
【図6】本発明の漏れ検出装置の第1の実施の形態を示
す概略構成図である。
【図7】本発明の漏れ検出装置の第2の実施の形態を示
す概略構成図である。
【図8】本発明の漏れ検出装置の第3の実施の形態を示
す概略構成図である。
【図9】本発明の漏れ検出装置の第4の実施の形態を示
す概略構成図である。
【図10】本発明の漏れ検出装置の第5の実施の形態を
示す概略構成図である。
【図11】本発明の漏れ検出装置の第6の実施の形態を
示す概略構成図である。
【図12】牛乳の検出結果を示す図である。
【図13】カレーの検出結果を示す図である。
【図14】脂質膜を化学物の設計で使われている表現方
法で表した模式図である。
【図15】脂質膜を用いたセンサプローブの概略構成を
示す断面図である。
【図16】測定系を示す図である。
【図17】測定手順を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 脂質膜 2 脂質性分子 3 脂質性分子群 4 膜部材 5 マトリックス 6 センサプローブ 7 基材(円筒) 8 電極 9 緩衝層 10 測定系 11 被測定溶液 12 容器 13 参照電極 14 緩衝層 15 リード線 16 リード線 17 バッファ増幅器 18 A/D変換器 19 マイクロコンピュータ 20 X−Yレコーダ 21 シールド 22 密封包装品 23 基準液 24 基準液に密封包装品から漏れた内容物を溶け込ま
すための手段 25 味覚センサ 26 判定手段 27 容器 28 容器に導く手段 29 加圧手段 30 洗浄手段 31 減圧手段 32 攪拌手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 勝史 東京都港区南麻布五丁目10番27号アンリツ 株式会社内 Fターム(参考) 2G067 AA44 AA45 AA46 AA47 BB11 DD27

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両親媒性物質または苦味物質を含む分子
    膜を有する味覚センサを用いた密封包装品の内容物の漏
    れを検出する漏れ検出方法であって、基準液を準備する
    段階と、該基準液に前記密封包装品から漏れた内容物を
    溶け込ます段階と、前記内容物が溶け込んだ前記基準液
    に浸漬された前記味覚センサで前記基準液を測定する段
    階とを含む漏れ検出方法。
  2. 【請求項2】 前記基準液に密封包装品から漏れた内容
    物を溶け込ます段階が、前記密封包装品を加圧する段階
    を含む請求項1記載の漏れ検出方法。
  3. 【請求項3】 前記基準液に密封包装品から漏れた内容
    物を溶け込ます段階が、前記密封包装品を前記基準液で
    洗浄する段階を含む請求項1記載の漏れ検出方法。
  4. 【請求項4】 前記基準液に密封包装品から漏れた内容
    物を溶け込ます段階が、前記密封包装品を減圧する段階
    を含む請求項1記載の漏れ検出方法。
  5. 【請求項5】 前記基準液に密封包装品から漏れた内容
    物を溶け込ます段階が、前記密封包装品が浸漬された前
    記基準液を攪拌する段階を含む請求項1記載の漏れ検出
    方法。
  6. 【請求項6】 密封包装品(22)の内容物の漏れを検
    出する漏れ検出装置において、前記密封包装品から漏れ
    た内容物を基準液(23)に溶け込ますための手段(2
    4)と、前記内容物を溶け込ますための前記基準液に浸
    漬され、該基準液を測定するための味覚センサ(25)
    と、該味覚センサの出力を受け該出力に基づいて前記密
    封包装品から内容物が漏れているか否かを判定する判定
    手段(26)とを備えた漏れ検出装置。
  7. 【請求項7】 前記密封包装品から漏れた内容物を基準
    液に溶け込ますための手段(24)が、前記密封包装品
    を加圧する加圧手段(29)を有することを特徴とする
    請求項6記載の漏れ検出装置。
  8. 【請求項8】 前記密封包装品から漏れた内容物を基準
    液に溶け込ますための手段(24)が、前記密封包装品
    を前記基準液で洗浄する洗浄手段(30)を有すること
    を特徴とする請求項6記載の漏れ検出装置。
  9. 【請求項9】 前記密封包装品から漏れた内容物を基準
    液に溶け込ますための手段(24)が、前記密封包装品
    を減圧する減圧手段(31)を有することを特徴とする
    請求項6記載の漏れ検出装置。
  10. 【請求項10】 前記密封包装品から漏れた内容物を基
    準液に溶け込ますための手段(24)が、前記密封包装
    品が浸漬された前記基準液を攪拌する攪拌手段(32)
    を有することを特徴とする請求項6記載の漏れ検出装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007072729A1 (ja) * 2005-12-20 2007-06-28 Tetra Laval Holdings & Finance S.A. シール状態検査装置及びシール状態検査方法
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