JP2000241468A - 電力計読み取り装置及び遠隔検針システム - Google Patents

電力計読み取り装置及び遠隔検針システム

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JP2000241468A
JP2000241468A JP11043217A JP4321799A JP2000241468A JP 2000241468 A JP2000241468 A JP 2000241468A JP 11043217 A JP11043217 A JP 11043217A JP 4321799 A JP4321799 A JP 4321799A JP 2000241468 A JP2000241468 A JP 2000241468A
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JP
Japan
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rotating disk
wattmeter
light
edge
meter reading
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JP11043217A
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English (en)
Inventor
Seiji Yabe
誠司 矢部
Michihiro Yamane
道広 山根
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NTT Electronics Corp
Original Assignee
NTT Electronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、遠隔検針に対応していない電
力計でも電力計全体を取り替えることなく、簡単な装置
で遠隔検針が行なえるようにする電力計読み取り装置及
び遠隔検針システムを提供することにある。 【解決手段】本発明は、電磁誘導により電力使用量に比
例して回転する縁の一部が着色された回転円板202と
この回転円板202の回転数を積算・表示する回転数計
数器204とから構成された電力計201に付加される
電力計読み取り装置101であって、回転円板202の
縁に光を当てる発光素子102と、前記回転円板202
の縁から反射した光を受光する受光素子103と、この
受光素子103により受光して前記回転円板202の縁
の着色部分と他の部分との反射率の違いを検出して回転
円板202の回転数に比例した電気信号を出力する計数
制御回路104とを具備することを特徴とするものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力計の検針を、
通信網を介して遠隔より行なえるようにする電力計読み
取り装置及び遠隔検針システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電力計の検針を通信網を介して行
う場合、使用量に比例した信号を発生する装置を予め組
み込んだ電力計である遠隔検針に対応した電力計を必要
としている。しかし、既に設置されている多くの電力計
は遠隔検針に対応していない。従って、従来の遠隔検針
に対応していない電力計を遠隔検針しようとすると、電
力計全体を遠隔検針に対応した電力計に取り替えねばな
らないという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたもので、遠隔検針に対応していない電力
計でも電力計全体を取り替えることなく、簡単な装置で
遠隔検針が行なえるようにする電力計読み取り装置及び
遠隔検針システムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、電磁誘導により電力使用量に比例して回転
する縁の一部が着色された回転円板とこの回転円板の回
転数を積算・表示する回転数計数器とから構成された電
力計に付加される電力計読み取り装置であって、回転円
板の縁に光を当てる発光素子と、前記回転円板の縁から
反射した光を受光する受光素子と、この受光素子により
受光して前記回転円板の縁の着色部分と他の部分との反
射率の違いを検出して回転円板の回転数に比例した電気
信号を出力する計数制御回路とを具備することを特徴と
するものである。
【0005】また本発明は、前記電力計読み取り装置に
おいて、発光素子と受光素子と計数制御回路がそれぞれ
半導体素子で構成されてモールドにより一体化され、電
力計の透明カバー上に取り付けられることを特徴とする
ものである。
【0006】また本発明の遠隔検針システムは、電磁誘
導により電力使用量に比例して回転する縁の一部が着色
された回転円板とこの回転円板の回転数を積算・表示す
る回転数計数器とから構成された電力計に付加される電
力計読み取り装置であって、回転円板の縁に光を当てる
発光素子と、前記回転円板の縁から反射した光を受光す
る受光素子と、この受光素子により受光して前記回転円
板の縁の着色部分と他の部分との反射率の違いを検出し
て回転円板の回転数に比例した電気信号を出力する計数
制御回路とよりなる電力計読み取り装置と、この電力計
読み取り装置の計数制御回路から出力された回転円板の
回転数に比例した電気信号を加入者線に送出する遠隔検
針端末装置と、この遠隔検針端末装置から電気信号が送
出される加入者線に電話網を介して接続され電力計の検
針が可能な遠隔検針センタとを具備することを特徴とす
るものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態例を詳細に説明する。
【0008】図1は本発明の一実施形態例で、電力計読
み取り装置を電力計に装着した概略斜視図である。本発
明の電力計読み取り装置101は電力計201のプラス
チック製透明カバー203上に電力計の回転円板202
の回転が検出可能でかつ目視による回転円板202の回
転による通電の確認の妨げとならない位置に装着する。
105は電力計読み取り装置101に接続された計数出
力線で、遠隔検針端末装置(NCU)へ接続される。2
04は回転円板202の回転数を積算・表示する電力計
の回転数計数器、205は電力計の表示板、402は電
力計201に接続された電力線である。
【0009】図2は本発明の一実施形態例に係る電力計
読み取り装置101の構成と回転数検出原理の概念図で
ある。電力計読み取り装置101は例えば発光ダイオー
ド等の発光素子102と例えばフォトトランジスタ等の
受光素子103と例えばリミッタ(波形整形器)及びコ
ンパレータ及び増幅器等よりなる計数制御回路104と
から構成される。計数制御回路104は発光素子102
への発光電力の供給と受光素子103の検出信号を整形
し計数出力線105を介してNCU(遠隔検針端末装
置)301へ送出する機能を備えている。NCU301
は加入者線インタフェースを備えており加入者線302
を介して電話網と接続することが出来る。電力計読み取
り装置101の動作に必要な電源は電力計読み取り装置
101内部にバッテリを備えるかもしくはNCU301
から計数出力線105を介して供給を受ける。206は
回転円板202の回転軸である。
【0010】すなわち、電磁誘導により電力使用量に比
例して回転する電力計の回転円板202はアルミ製で無
塗装であるが、回転円板202の縁に1箇所回転円板2
02の回転を目視により検出できるように試験標207
として黒色又は赤色に塗装された着色部分がある。発光
素子102より光を回転円板202の縁に当てその反射
光を受光素子103で検出する。回転円板202本体は
アルミ製で無塗装であり塗装され着色されているのは試
験標207の部分だけであるので、回転円板202の縁
の着色部分と他の部分との光の反射係数が異なることか
ら、計数制御回路104は回転円板202の縁の反射率
の違いを検出して回転円板202の回転数に比例した電
気信号を出力することが可能となる。
【0011】図3は本発明の電力計読み取り装置101
を備えた電力計201を遠隔から検針する遠隔検針シス
テムを示す構成説明図である。電力線402は電力計2
01を介して加入者宅401へ引き込まれている。電力
計201には電力計読み取り装置101が装着され、こ
の電力計読み取り装置101の計数制御回路104は計
数出力線105を介してNCU301に接続される。こ
のNCU301は加入者宅401の電話機403の加入
者線302及び電話網303を介して遠隔検針センタ3
04に接続される。電力計読み取り装置101の計数制
御回路104から出力された回転円板202の回転数に
比例した電気信号はNCU301から加入者線302に
送出され、電話網303を介して遠隔検針センタ304
に伝送される。したがって、遠隔検針センタ304は電
力計201の遠隔検針が可能となる。
【0012】図4は本発明の電力計読み取り装置101
と電力計201の詳細な装着関係を示した断面図であ
る。電力計読み取り装置101を構成する発光素子10
2と受光素子103および計数制御回路104はそれぞ
れ半導体素子で構成されてモールドにより一体化され、
電力計201のプラスチック製透明カバー203上に接
着剤等により固定して取り付けられる。
【0013】従来の電力計は使用電力量を積算するため
に電磁誘導により使用量に比例して回転するアルミ製の
回転円板と回転円板の回転数を積算する回転数計数器と
から構成されている。回転円板の縁の一部は赤色又は黒
色に塗装され回転円板の回転による通電の確認が目視に
より容易に可能となっている。回転円板の回転による通
電の確認と回転数計数器の表示を読み取るため電力計の
前面は透明なガラス、またはプラスチックのカバーによ
り覆われている。このような構成の従来の電力計におい
て、回転円板の縁に発光素子からの光を当て反射した光
を受光素子により受光して回転円板のアルミ地金部分と
塗装部分との反射率の違いを検出して回転円板の回転数
に比例した信号を得る電力計読み取り装置を構成し、こ
の電力計読み取り装置を電力計のガラス、またはプラス
チックのカバーの上面に回転円板の回転の確認と回転数
計数器の読み取りを妨げない配置で取り付けることによ
り、遠隔検針に対応していない従来の電力計でも遠隔検
針に対応できる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば遠隔検針
に対応していない電力計を遠隔検針に対応させることが
出来るため、従来の投資を無駄にすることなく電気使用
量の遠隔検針が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例に係る電力計読み取り装
置を電力計に装着した状態を示す概略斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態例に係る電力計読み取り装
置を示す構成説明図である。
【図3】本発明の一実施形態例に係る遠隔検針システム
を示す構成説明図である。
【図4】本発明の一実施形態例に係る電力計読み取り装
置を示す断面図である。
【符号の説明】
101 電力計読み取り装置 102 発光素子 103 受光素子 104 計数制御回路 105 計数出力線 201 電力計 202 回転円板 203 プラスチック製透明カバー 204 回転数計数器 205 表示板 206 回転軸 207 試験標 301 NCU(遠隔検針端末装置) 302 加入者線 303 電話網 304 遠隔検針センタ 401 加入者宅 402 電力線 403 電話機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁誘導により電力使用量に比例して回
    転する縁の一部が着色された回転円板とこの回転円板の
    回転数を積算・表示する回転数計数器とから構成された
    電力計に付加される電力計読み取り装置であって、 回転円板の縁に光を当てる発光素子と、 前記回転円板の縁から反射した光を受光する受光素子
    と、 この受光素子により受光して前記回転円板の縁の着色部
    分と他の部分との反射率の違いを検出して回転円板の回
    転数に比例した電気信号を出力する計数制御回路とを具
    備することを特徴とする電力計読み取り装置。
  2. 【請求項2】 発光素子と受光素子と計数制御回路がそ
    れぞれ半導体素子で構成されてモールドにより一体化さ
    れ、電力計の透明カバー上に取り付けられることを特徴
    とする請求項1記載の電力計読み取り装置。
  3. 【請求項3】 電磁誘導により電力使用量に比例して回
    転する縁の一部が着色された回転円板とこの回転円板の
    回転数を積算・表示する回転数計数器とから構成された
    電力計に付加される電力計読み取り装置であって、回転
    円板の縁に光を当てる発光素子と、前記回転円板の縁か
    ら反射した光を受光する受光素子と、この受光素子によ
    り受光して前記回転円板の縁の着色部分と他の部分との
    反射率の違いを検出して回転円板の回転数に比例した電
    気信号を出力する計数制御回路とよりなる電力計読み取
    り装置と、 この電力計読み取り装置の計数制御回路から出力された
    回転円板の回転数に比例した電気信号を加入者線に送出
    する遠隔検針端末装置と、 この遠隔検針端末装置から電気信号が送出される加入者
    線に電話網を介して接続され電力計の検針が可能な遠隔
    検針センタとを具備することを特徴とする遠隔検針シス
    テム。
JP11043217A 1999-02-22 1999-02-22 電力計読み取り装置及び遠隔検針システム Pending JP2000241468A (ja)

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