JP2000235682A - 煙感知器 - Google Patents

煙感知器

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JP2000235682A
JP2000235682A JP11038125A JP3812599A JP2000235682A JP 2000235682 A JP2000235682 A JP 2000235682A JP 11038125 A JP11038125 A JP 11038125A JP 3812599 A JP3812599 A JP 3812599A JP 2000235682 A JP2000235682 A JP 2000235682A
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JP
Japan
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smoke
sample air
particles
dust
measuring device
Prior art date
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Pending
Application number
JP11038125A
Other languages
English (en)
Inventor
Bunji Tanigawa
文治 谷川
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PUROSASU KK
Original Assignee
PUROSASU KK
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Publication date
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  • Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】サンプル空気からダスト粒子を、煙の感知能力
に支障を与えることなく除去できるようにする。 【解決手段】煙の発生を感知すべき空間からサンプル空
気を吸引するサンプリングヘッド1と、サンプル空気中
の煙粒子の濃度を測定する計測装置4との間に、インパ
クター式のダスト分離器3を設け、ダスト粒子を含まな
いサンプル空気を計測装置に供給するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に高ダスト環境
下で使用できる煙感知器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的にサンプル空気中の煙を感知する
場合には、サンプル空気中の煙粒子の濃度を光学的に計
測している。しかし、火災の発生を監視すべき空間が高
ダスト環境の場合、サンプル空気中のダスト粒子が光学
的に感知され、煙感知器が誤作動するという問題があっ
た。
【0003】また、火災の発生を監視すべき空間に空調
換気設備が設けられている場合、煙が希釈されしまうた
め、このような空間の煙を感知するためには、超高感度
の光学的な計測装置を用いなければならない。計測装置
の感度を上げれば、希釈された煙を感知できるようにな
るが、同時にサンプル空気中のダスト粒子も感知しやす
くなり、誤作動しやすくなってしまうと言う問題が生じ
る。従って、超高感度の光学的計測装置を具備した煙感
知器は、クリーンルームやコンピュータールームなどの
極めてクリーンな環境下でしか使用できず、従来の超高
感度の煙感知器では、空調換気設備が設けられた高ダス
ト環境下の空間の煙を感知することはできないという問
題があった。
【0004】これらの問題を解決するためには、サンプ
ル空気から一般的な空調設備に採用されているメッシュ
などのフィルターを用いてダスト粒子を除去することも
考えられるが、フィルターの管理に人手がかかる上、フ
ィルターが目詰まりすると煙を正確に感知できなくなる
ため、信頼性が著しく損なわれるので、この種のフィル
ターは煙感知器には適切でないものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題を
解決するためになされたものであって、その目的は、保
守に人手を要せず、サンプル空気からダスト粒子を、煙
の感知能力に支障を与えることなく除去できるようにす
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、煙の発生
を感知すべき空間からサンプル空気を吸引するサンプリ
ングヘッドと、サンプル空気中の煙粒子の濃度を測定す
る計測装置との間に、サンプル空気の流れを急変させて
空気中のダスト粒子を分離、除去するインパクター式の
ダスト分離器を設け、ダスト粒子を含まないサンプル空
気を計測装置に供給するよう構成することによって達成
される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明につ
いて詳細に説明する。図1は本発明にかかる煙感知器の
一実施例の主要構成を示す説明図である。図中、1は煙
の発生を感知すべき空間からサンプル空気を吸引するた
め設けられる複数のサンプリングヘッド、2はブロア、
3はインパクター式のダスト分離器、4は計測装置であ
る。サンプリングヘッド1は、図には1個しか示されて
いないが、煙の発生を感知すべき空間内の複数個所に設
けられており、それらの各所に設けたサンプリングヘッ
ド1から集められたサンプル空気が、ブロア2により吸
引され、ダスト分離器3に送られるようになっている。
【0008】ブロア2が作動すると、サンプリングヘッ
ド1から吸引されたサンプル空気がインパクター式のダ
スト分離器3の主管30に送られる。ダスト分離器3は、
サンプル空気の流入孔側が円管で、流出側が流入管中心
軸の一方に偏して張り出すスリット状の開口を有する偏
平管となっている主管30から成る。
【0009】主管30のスリット状の開口の流入管側中心
軸に近い側の部分31には、比較的大粒で重量があり流体
抵抗に比して慣性の大きいダスト粒子が集中して流れる
が、粒径が小さく慣性に比して流体抵抗の大きい煙粒子
は気流に伴われてスリット状開口全体に略均一の密度で
流れる。
【0010】このため、スリット状の開口の流入管側中
心軸から遠い側の部分32から流出するサンプル空気には
慣性の大きいダスト粒子は含まれておらず、このダスト
粒子を含まないサンプル空気は、誘導管33を通って計測
装置4に導かれる。火災が発生時すると微小な煙粒子が
発生するがこの粒子は微粒で慣性に比して流体抵抗の大
きいので気流に伴われてスリット状の開口に均一に分布
して流れ、その一部は誘導管33を通って計測装置4に導
かれる。計測装置4は、サンプル空気中の煙粒子の濃度
を光学的に測定する従来公知の火災検知装置であり、誘
導管33を通って煙粒子を含むサンプル空気が流入する
と、計測装置4は直ちにこれを検知して警報を発するも
のである。
【0011】このように、サンプル空気中のダスト粒子
は、ダスト分離器3で分離され、計測装置4には流入す
ることはないので、計測装置4が煙粒子以外のダスト粒
子により誤動作することがなく、従って、計測装置4を
超高感度のものにしてもダスト粒子のため誤報がなく、
又、計測装置の感度を十分に高くできるので失報がな
く、常時煙の発生を確実に感知できるようになる。
【0012】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、例えば、ダスト分離器の構成、形状など
は如何様のものであっても良く、又、このダスト分離器
をブロアのサクション側に配するようにしても良い。
又、上記の実施例においてはメンテナンスフリーとする
ためフィルターを用いなかったが、これを併用しても差
し支えない。又更に、計測装置はサンプル空気中の煙粒
子の濃度を計測し得るものならばどのようなものでもよ
く、例えば、サンプル空気を過飽和状態にし、クラウド
チャンバー内に導入して火災の前駆状態で高温となった
部材から発生する熱分解微粒子を凝縮核として霧を発生
させ、その霧の濃度を計測するタイプのものであっても
よい。
【0013】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されるので、
本発明によるときは、目詰まりし易いフィルターを使用
しないで済むので信頼性が高く、かつ、サンプル空気中
からダスト粒子のみを完全に除去することができるの
で、ダスト密度が高く、かつ火災発生時に煙の粒子が希
釈されるような環境で使用しても、常に正確に煙の発生
を感知できる超高感度の煙検知器を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる煙感知器の一実施例の主要構成
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 サンプリングヘッド 2 ブロア 3 インパクター式のダスト分離器 4 計測装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】煙の発生を感知すべき空間に配されるサン
    プリングヘッド(1)と、 サンプリングヘッド(1)からサンプル空気を吸引する
    ブロア(2)と、 ブロア(2)によって吸引されたサンプル空気中の煙粒
    子の濃度を測定する計測装置(4)と、 を具備し、計測された煙粒子の濃度が所定のしきい値以
    上に達したときに警報を発する煙感知器において、 サンプリングヘッド(1)と計測装置(4)の間に、ブ
    ロア(2)に吸引されるサンプル空気中のダスト粒子を
    分離、除去するインパクター式のダスト分離器(3)を
    設け、これにより分離されたダスト粒子を含まないサン
    プル空気を計測装置(4)に送出するよう構成した上記
    の煙感知器。
JP11038125A 1999-02-17 1999-02-17 煙感知器 Pending JP2000235682A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11038125A JP2000235682A (ja) 1999-02-17 1999-02-17 煙感知器

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JP11038125A JP2000235682A (ja) 1999-02-17 1999-02-17 煙感知器

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JP2000235682A true JP2000235682A (ja) 2000-08-29

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JP11038125A Pending JP2000235682A (ja) 1999-02-17 1999-02-17 煙感知器

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