JP2000227855A - スクリプト記述生成方法及び装置及びスクリプト記述生成プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

スクリプト記述生成方法及び装置及びスクリプト記述生成プログラムを格納した記憶媒体

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JP2000227855A
JP2000227855A JP2920199A JP2920199A JP2000227855A JP 2000227855 A JP2000227855 A JP 2000227855A JP 2920199 A JP2920199 A JP 2920199A JP 2920199 A JP2920199 A JP 2920199A JP 2000227855 A JP2000227855 A JP 2000227855A
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Hitoshi Hiwatari
仁 樋渡
Tomotaka Uchihashi
知孝 打橋
Akinori Takeuchi
商陛 竹内
Akihiko Kudo
明彦 工藤
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大量のポリシ記述から自動的に定型業務を抽
出して、スクリプト記述に変換することで、管理者の負
担を軽減することが可能なスクリプト記述生成方法及び
装置及びスクリプト記述生成プログラムを格納した記憶
媒体を提供する。 【解決手段】 本発明は、ポリシ記述の後条件が成功時
に実行するオブジェクト状態の変更により起動される前
条件を持つポリシ記述を抽出し、ポリシ記述の後条件が
失敗時に実行するオブジェクト状態の変更により起動さ
せる前条件を持つポリシ記述を抽出し、抽出されたポリ
シ記述群に含まれるポリシ記述フローを抽出後に利用者
に提示し、スクリプト記述化するポリシ記述フローを選
択させ、選択されたポリシ記述をスクリプト記述におけ
るサブリーチンに対応付けるようにスクリプト記述を生
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクリプト記述生
成方法及び装置及びスクリプト記述生成プログラムを格
納した記憶媒体に係り、特に、ポリシ記述とスクリプト
記述を併用したサイバーコミュニティ環境の管理に係
り、定型業務がポリシ記述により記述されている場合
に、当該定型業務を自動的に抽出してスクリプト記述に
変換することにより、管理者の負担を軽減できるという
改善を図ったスクリプト記述生成方法及び装置及びスク
リプト記述生成プログラムを格納した記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】まず、サイバーコミュニティ環境につい
て説明する。サイバーコミュニティ環境とは、ネットワ
ークで接続されたコンピュータ上に、利用者の代理とし
てのエージェントを分散配置させ、特定の処理を実行さ
せる環境である。当該環境においては、エージェント及
びサイバーコミュニティ環境を構成する要素は、オブジ
ェクト指向技術におけるオブジェクトと汎化して捉える
ことができる。ここで、オブジェクトとは、内部に状態
を保持し、メソッドを公開しており、当該メソッドが起
動されると、副作用及び結果を返却するものとする。
【0003】従来、サイバーコミュニティ環境の管理に
は、スクリプト記述言語及びポリシ記述言語が利用され
ている。マイクロソフト社によるVisual Basic Script
を代表とするスクリプト記述言語は、手続型言語をベー
スとした言語で、条件分岐や繰り返しの記述が可能な言
語であり、オブジェクトを扱うために、オブジェクトの
インスタンス化、オブジェクト参照によるメソッド起動
等をサポートする。また、スクリプト記述は、当該環境
において障害が発生した時に発火させるイベント及びエ
ージェントからの呼出を契機として起動され、当該障害
に対応する。
【0004】図13は、ポリシ記述の動作を示す。同図
に示すように、ポリシ記述(モジュール100)は、対
象となるオブジェクト(モジュール101)に対して、
イベント発火(モジュール102)、及び、他のオブジ
ェクト群(モジュール106)が保持する状態間の前条
件成立(モジュール103)を契機に、メソッドを起動
(モジュール104)し、メソッド起動の成功もしく
は、失敗毎に、他のオブジェクト群(モジュール10
7)の状態を変更(モジュール105)することで、当
該障害に対応できる。
【0005】通常、サイバーコミュニティ環境の管理
に、スクリプト記述言語及びポリシ記述言語を併用する
場合には、定型業務には、スクリプト記述言語を用い、
非定型業務には、ポリシ記述言語を用いるといった使い
分けが行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のポリシ記述の定
義から分かるように、ポリシ記述は終了後に他のオブジ
ェクト群の状態を変更するため、当該変更を契機に他の
ポリシ記述が起動されることがある。このような状況を
「ポリシ記述が連鎖的に結合した」と呼ぶ。しかしなが
ら、サイバーコミュニティ環境では、運用が継続するに
従って、ポリシ記述が連鎖的に結合することが知られて
いる。これは、ポリシ記述により記述された非定型業務
が、定型業務化したものと捉えることができる。
【0007】定型業務化されている処理は、スクリプト
記述により記述されている方が保守がし易い。このよう
な場合、当該管理者が連鎖的に結合したポリシ記述をア
ドホックに発見して、スクリプト記述により、当該処理
を再度手書きしてきたが、このように連鎖的に結合する
ポリシ記述から定型業務として記述できる箇所を抽出
し、スクリプト記述により再度記述し直す作業は、煩雑
であるという問題がある。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、大量のポリシ記述から自動的に定型業務を抽出し
て、スクリプト記述に変換することで、管理者の負担を
軽減することが可能なスクリプト記述生成方法及び装置
及びスクリプト記述生成プログラムを格納した記憶媒体
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理を
説明するための図である。本発明(請求項1)は、サイ
バーコミュニティ環境の管理に用いるポリシ記述から同
値のスクリプト記述を生成するスクリプト記述生成方法
において、ポリシ記述の後条件が成功時に実行するオブ
ジェクト状態の変更により起動される前条件を持つポリ
シ記述を抽出し、ポリシ記述の後条件が失敗時に実行す
るオブジェクト状態の変更により起動させる前条件を持
つポリシ記述を抽出し(ステップ1)、抽出されたポリ
シ記述群に含まれるポリシ記述フローを抽出し、利用者
に提示し(ステップ2)、スクリプト記述化するための
ポリシ記述を選択させ(ステップ3)、選択されたポリ
シ記述をスクリプト記述におけるサブルーチンに対応付
けるようにスクリプト記述を生成する(ステップ4)。
【0010】図2は、本発明の原理構成図である。本発
明(請求項2)は、サイバーコミュニティ環境の管理に
用いるポリシ記述から同値のスクリプト記述を生成する
スクリプト記述生成装置であって、ポリシ記述の後条件
が成功時に実行するオブジェクト状態の変更により起動
される前条件を持つポリシ記述を抽出し、ポリシ記述の
後条件が失敗時に実行するオブジェクト状態の変更によ
り起動させる前条件を持つポリシ記述を抽出して、ポリ
シ記述表を生成するポリシ記述表生成手段10と、ポリ
シ記述表生成手段10により生成されたポリシ記述表の
ポリシ記述の失敗時及び成功時に遷移するポリシ記述に
ラベル付けを行い、有向リンクを生成し、ポリシ記述フ
ローを生成するポリシ記述フロー生成手段20と、ポリ
シ記述フロー抽出して利用者に提示し、スクリプト記述
化するポリシ記述を選択させ、選択されたポリシ記述を
スクリプト記述におけるサブルーチンに対応付けるよう
にスクリプト記述を生成するスクリプト記述生成手段3
0とを有する。
【0011】本発明(請求項3)は、サイバーコミュニ
ティ環境の管理に用いるポリシ記述から同値のスクリプ
ト記述を生成するスクリプト記述生成プログラムを格納
した記憶媒体であって、ポリシ記述の後条件が成功時に
実行するオブジェクト状態の変更により起動される前条
件を持つポリシ記述を抽出し、ポリシ記述の後条件が失
敗時に実行するオブジェクト状態の変更により起動させ
る前条件を持つポリシ記述を抽出して、ポリシ記述表を
生成するポリシ記述表生成プロセスと、ポリシ記述表生
成プロセスにより生成されたポリシ記述表のポリシ記述
の失敗時及び成功時に遷移するポリシ記述にラベル付け
を行い、有向リンクを生成し、ポリシ記述フローを生成
するフロー生成プロセスと、ポリシ記述フローを利用者
に提示し、スクリプト記述化するポリシ記述を選択さ
せ、選択されたポリシ記述をスクリプト記述におけるサ
ブルーチンに対応付けるようにスクリプト記述を生成す
るスクリプト記述生成プロセスとを有する。
【0012】上記のように、本発明では、ポリシ記述の
後条件において成功時に実行するオブジェクト状態と失
敗時に実行するオブジェクト状態の変更により起動され
る前条件を持つポリシ記述を抽出して、ポリシ記述表を
生成し、当該ポリシ記述表に基づいて、有向リンクを張
ることによりポリシ記述フローを生成し、利用者に提示
し、選択されたポリシ記述に基づいてスクリプト記述に
変換する一連の処理を行うことにより、自動的に定型業
務をスクリプト記述で記述することが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】図3は、本発明のスクリプト記述
生成装置の構成を示す。同図に示すスクリプト記述生成
装置は、ポリシ記述1が入力され、ポリシ記述表2を出
力するポリシ記述表生成部10、ポリシ記述表2を用い
てポリシ記述フロー3を生成するポリシ記述フロー生成
部20及びポリシ記述表2及びポリシ記述フロー3を用
いてスクリプト記述4を出力するスクリプト記述生成部
30から構成される。
【0014】上記のポリシ記述表2は、識別子、検査、
イベント契機、成功時の識別子、失敗時の識別子の各項
目から構成される。以下に、上記の構成における動作を
説明する。最初に、ポリシ記述表生成部10におけるポ
リシ記述表生成処理について説明する。
【0015】図4は、本発明のポリシ記述表生成部の処
理を示すフローチャートである。 ステップ201) すべてのポリシ記述1をポリシ記述
表2に登録する。このとき、検査項目には、「未」を設
定する。 ステップ202) ポリシ記述表2において、イベント
契機で実行されるポリシ記述にはイベント契機「肯」を
設定し、それ以外のポリシ記述にはイベント契機「否」
を設定する。
【0016】ステップ203) すべてのポリシ記述1
に対して以下の処理を実行する。 ステップ204) すべてのポリシ記述1についての処
理が終了したら後述するポリシ記述フロー生成処理に移
行する。 ステップ205) 当該ポリシ記述1の後条件がメソッ
ド起動の成功時に状態を変更することで、必ず成立する
前条件を持つポリシ記述群を収集する。
【0017】ステップ206) ポリシ記述表2におい
て、当該ポリシ記述の成功時の欄に、収集したポリシ記
述群のポリシ記述識別子を列記する。 ステップ207) 当該ポリシ記述1の後条件がメソッ
ド起動の失敗時に状態を変更することで必ず成立する前
条件を持つポリシ記述群を収集する。 ステップ208) ポリシ記述表2において、当該ポリ
シ記述の失敗時の欄に、収集したポリシ記述群のポリシ
記述識別子を列記し、ステップ204に移行する。
【0018】次に、ポリシ記述フロー生成部20におけ
るポリシ記述フロー生成処理について説明する。図5、
図6は、本発明のポリシフロー生成処理の動作を示すフ
ローチャートである。 ステップ301) ポリシ記述表2において、イベント
契機が「肯」となる、すべてのポリシ記述に対して、ス
テップ303〜ステップ311、及び、後述するスクリ
プト記述生成処理を行う。
【0019】スデップ302) 最後のポリシ記述であ
る場合には処理を終了し、そうでない場合にはステップ
303に移行する。 ステップ303) 当該ポリシ記述が起動契機としてい
るイベントを保存し、空のポリシ記述フロー3を生成す
る。 ステップ304) 当該ポリシ記述が成功時に遷移する
ポリシ記述に、「成功」というラベル付けされた有向リ
ンクを生成する。
【0020】ステップ305) 当該ポリシ記述が失敗
時に遷移するポリシ記述に、「失敗」というラベル付け
された有向リンクを生成する。 ステップ306) 上記のステップ304〜ステップ3
05において、有向リンクを生成したポリシ記述先で、
検査項目が「未」となるポリシ記述を収集する。
【0021】ステップ307) すべてのポリシ記述に
ついて上記の処理を行った場合にはステップ309に移
行する。 ステップ308) 収集されたポリシ記述に対して、検
査項目を「済」として、ステップ304に移行する。 ステップ309) 生成されたポリシ記述フロー3を結
果として保存し、利用者に提示して、スクリプト言語化
するポリシ記述フロー3を選択させる。
【0022】ステップ310) 当該ポリシ記述フロー
3が並列に実行されるフローを含む場合は失敗とする。 ステップ311) ポリシ記述表2において、当該ポリ
シ記述フロー3に含まれないポリシ記述から、当該ポリ
シ記述フローに含まれるポリシ記述に遷移が存在する場
合には「失敗」とする。以降、スクリプト記述生成処理
を行う。
【0023】次に、上記のポリシ記述フロー3の生成後
に行われるスクリプト記述生成部30における処理を説
明する。図7、図8は、本発明のスクリプト記述生成処
理の動作を示すフローチャートである。 ステップ401) 当該ポリシ記述フロー3の先頭のポ
リシ記述の識別子を名前とするサブルーチンを呼び出す
スクリプト記述を出力する。
【0024】ステップ402) 当該ポリシ記述フロー
3において、すべてのポリシ記述において、ステップ4
01からステップ408の処理を繰り返す。 ステップ403) ステップ401からステップ408
の処理が終了したら、ステップ410に移行する。 ステップ404) 当該ポリシ記述のポリシ記述識別子
を名前とするサブルーチンを宣言するスクリプト記述を
出力する。
【0025】ステップ405) 当該ポリシ記述のメソ
ッドを起動し、成功時及び失敗時に分岐するスクリプト
記述を出力する。 ステップ406) 当該ポリシ記述が成功時に後条件が
変更するオブジェクトの状態を変更するスクリプト記述
を出力し、成功時に遷移するポリシ記述の識別子を名前
とするサブルーチンを呼び出すスクリプト記述を出力す
る。
【0026】ステップ407) 失敗時に実行される部
分があれば、分岐の成功時に実行される部分が終了し、
失敗時に実行される部分が開始されるスクリプト記述を
出力する。 ステップ408) 当該ポリシ記述が失敗時に後条件が
変更するオブジェクトの状態を変更するスクリプト記述
を出力し、失敗時に遷移するポリシ記述の識別子を名前
とするサブルーチンを呼び出すスクリプト記述を出力す
る。
【0027】ステップ409) 失敗時に実行される部
分及びサブルーチンが終了するスクリプト記述を出力
し、ステップ403に移行する。 ステップ410) 前述のポリシ記述フロー生成処理に
おけるステップ303で保存したイベント契機で、ステ
ップ401からステップ409で生成したスクリプト記
述が呼び出されるように設定する。
【0028】ステップ411) 当該ポリシ記述フロー
に含まれるポリシ記述を消去し、別イベント契機ポリシ
記述処理に移行する。
【0029】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を説明す
る。以下の実施例では、前述の図3の構成に基づいて、
図4〜図8のフローチャートに沿って説明する。図9
は、本発明の一実施例のポリシ記述例を示し、図10
は、本発明の一実施例のスクリプト記述言語の例を示
す。以下、図9に示すポリシ記述から図10に示すスク
リプト記述を自動生成する例を示す。
【0030】図9に示すポリシ記述1は、XML形式で
記述されており、1個のポリシ記述はタグ<polic
y>からタグ</policy>で囲まれた部分に記述
し、ポリシ識別子は、タグ<policy id=…>
に記述される。また、イベントはタグ<event i
d=…>に、メソッド起動は、タグ<action>か
ら</action>で囲まれた部分に、後条件は、タ
グ<postcondition>からタグ</pos
tcondition>まで囲まれた部分に、成功時の
後条件は、<success>からタグ</succe
ss>まで囲まれた部分に、失敗時の後条件は、<fa
ilure>からタグ</failure>まで囲まれ
た部分にそれぞれ記述する。
【0031】最初に、ポリシ記述生成の処理について図
4に従って説明する。本実施例では、図9に示す記述例
に関して説明する。まず、値の書き込まれていないポリ
シ記述表2を作成し、当該ポリシ記述例を構文解析し
て、ポリシ記述識別子がP0000からP0003まで
の4個のポリシを登録し、当該ポリシ記述表2のポリシ
記述P0000からP0003までの検査欄を「未」に
設定する(ステップ201)。
【0032】次に、ポリシ記述P0000からP000
3に関して、イベント契機で呼び出されてるのは、ポリ
シ記述P000だけである。このため、当該ポリシ記述
表2のイベント契機欄には、ポリシ記述P0000のみ
「肯」を設定し、それ以外は、「否」を設定する(ステ
ップ202)。ステップ201、ステップ202の操作
により当該ポリシ記述表2は、以下のようになる。
【0033】
【表1】
【0034】ここから、ポリシ記述P0000について
説明する。図9に示すポリシ記述例において、ポリシ記
述P000の成功時の後条件は、 “communitiy Manager.exclusion=SUCCESS” となる。これは、オブジェクト“communitiy Manager”
の状態“excusion”を定数“SUCCESS”に設定す
ることを意味する。当該条件により、必ず成立する前条
件を持つポリシ記述1を、ポリシ記述P0000からP
0003で収集すると、ポリシ記述P0001が収集さ
れる(ステップ205)。
【0035】当該ポリシ記述表2のポリシ記述P000
0の成功時欄に、ステップ205で収集したP0001
を記す(ステップ206)。図9に示すポリシ記述例に
おいて、ポリシ記述P0000の失敗時の後条件は 、“community Manager.exclusion =FAIURE” となる。当該後条件により、必ず成立する前条件を持つ
ポリシ記述P0000からP0003で収集すると、ポ
リシ記述P0002が収集される(ステップ207)。
【0036】当該ポリシ記述表2のポリシ記述P000
0の成功時欄に、ステップ207で収集したP0002
を記す(ステップ208)。ステップ205〜ステップ
208までの操作により当該ポリシ記述表2は、下記の
ようになる。
【0037】
【表2】
【0038】また、ポリシ記述P0000からP000
3について、ステップ205からステップ208までを
実行した当該ポリシ記述表2を図11に示す。次に、ポ
リシ記述フロー生成処理について説明する。当該処理
は、前述の図5、図6に基づいて説明する。以下の処理
では、イベント契機:「肯」のポリシ記述として、ポリ
シ記述P0000について説明する。
【0039】図9に示すポリシ記述例において、ポリシ
記述P0000は、イベント“spammer ”により起動さ
れるので、当該イベントを保存する。また、空のポリシ
フロー3を生成する(ステップ303)。図11に示す
ポリシ記述表2から、ポリシ記述P0000が成功時に
遷移するポリシ記述は、ポリシ記述P0001と分か
る。よって、当該ポリシ記述フロー3において、ポリシ
記述P0000からポリシ記述P0001に「成功」と
ラベル付けされた有向リンクを生成する(ステップ30
4)。
【0040】図11に示すポリシ記述表2から、ポリシ
記述P0000が失敗時に遷移するポリシ記述は、ポリ
シ記述P0002と分かる。よって、当該ポリシ記述フ
ロー3において、ポリシ記述P0000からポリシ記述
P0002に「失敗」とラベル付けされた有向リンクを
生成する(ステップ305)。ステップ304からステ
ップ305において、有向リンクを生成した先は、ポリ
シ記述P0001及びP0002であり、当該ポリシ記
述表においても検索:「未」であるため、両方のポリシ
記述に関して、検査:「済」としてから、ステップ30
4からステップ308を再帰的に繰り返す(ステップ3
06、307、308)。
【0041】ポリシ記述P0001からP0003に関
しても、ステップ304からステップ305を適用した
結果が、図12に示すポリシ記述フロー3である。本実
施例では、利用者が図12に示すポリシ記述フロー3を
そのまま選択した場合について説明する。当該ポリシ記
述フロー3は、並列に実行されるフローを含まないの
で、手順を続行する(ステップ310)。
【0042】当該ポリシ記述フロー3に含まないポリシ
記述か、当該ポリシ記述フロー3に含まれるポリシ記述
に遷移は存在しないので、手順を続行する(ステップ3
11)。次に、スクリプト記述生成の処理について、図
7、図8を用いて説明する。当該ポリシ記述フロー3に
おいて、先頭はポリシ記述P0000となるため、下記
のスクリプト記述が出力される(ステップ401)。
【0043】CALL P0000 本実施例では、ポリシ記述P0000について、ステッ
プ404〜ステップ408が適用される過程を説明する
(ステップ402、403)。ポリシ記述P0000の
識別子は、P0000であるので、下記のスクリプト記
述が出力される(ステップ404)。
【0044】Sub P0000 図9に示すポリシ記述の例において、ポリシ記述P00
00のメソッド起動は、 “communitiy.exclude Spammer(spammer.name)” となる。当該メソッド起動を実行し、成功時及び失敗時
に分岐する記述としては、下記のようなスクリプト記述
が出力される(ステップ405)。
【0045】“If communitiy.exclude Spammer(spamme
r.name)=True Then ” 図9に示すポリシ記述の例において、ポリシ記述P00
00の成功時の後条件は、“communityManager.exclusi
on=SUCCESS”となる。従って、オブジェクトの
状態を変更する記述としては、下記のようなスクリプト
記述が出力される。
【0046】“Set community Manager.exclusion =S
UCCESS” また、ポリシ記述P0000は、成功時には、ポリシ記
述P0001に遷移するため、下記のようなスクリプト
が出力される(ステップ406)。 CALL P0001 ポリシ記述P0000には、失敗時に実行される部分も
存在するため、下記のようなスクリプト記述が出力され
る(ステップ407)。
【0047】Else 失敗時に関しても同様にして、下記のスクリプトが出力
される(ステップ408、409)。 Set communitiy Manager.exclusion=FAILURE CALL P0002 End If End Sub 最終的にポリシ記述P0001〜P0003に関して
も、ステップ404〜ステップ409を適用することに
より、図10に示すスクリプト記述言語例を生成するこ
とが可能となる。
【0048】図5に示すステップ303で保存したイベ
ント“spammer ”に対して、当該イベント契機でスクリ
プト記述言語例(図10)が呼び出されるように設定す
る(ステップ410)。前述の図12に示したポリシ記
述フロー3に含まれるポリシ記述P0000からP00
03を消去する(ステップ411)。
【0049】ステップ410及びステップ411によ
り、従来ポリシ記述で実行していた定型業務をスクリプ
ト記述により実行するよう変更ができる。また、本発明
は、上記の実施例の図3に示す各構成要素に対応するを
図4〜図8に示す各動作をプログラムとして構築し、ス
クリプト記述生成装置として利用されるコンピュータに
接続されるディスク装置や、フロッピー(登録商標)デ
ィスクやCD−ROM等の可搬記憶媒体に格納してお
き、本発明を実施する際にインストールすることにより
容易に本発明を実現することが可能である。
【0050】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
ることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能
である。
【0051】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、ポリシ
記述とスクリプト記述を併用したサイバーコミュニティ
環境の管理において、管理業務把握のために、従来、手
動で行われてきたポリシ記述で記述されている定型業務
をスクリプト記述に書き換える作業を自動化できるた
め、サイバーコミュニティ環境の管理者の負担を軽減で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明のスクリプト記述生成装置の構成図であ
る。
【図4】本発明のポリシ記述表生成処理の動作を示すフ
ローチャートである。
【図5】本発明のポリシ記述フロー生成処理の動作を示
すフローチャート(その1)である。
【図6】本発明のポリシ記述フロー生成処理の動作を示
すフローチャート(その2)である。
【図7】本発明のスクリプト記述生成処理の動作を示す
フローチャート(その1)である。
【図8】本発明のスクリプト記述生成処理の動作を示す
フローチャート(その2)である。
【図9】本発明の一実施例のポリシ記述例である。
【図10】本発明の一実施例のスクリプト記述言語例で
ある。
【図11】本発明の一実施例のポリシ記述表である。
【図12】本発明の一実施例のポリシ記述フローの例で
ある。
【図13】従来のポリシ記述の動作である。
【符号の説明】
1 ポリシ記述 2 ポリシ記述表 3 ポリシ記述フロー 4 スクリプト記述 10 ポリシ記述表生成手段、ポリシ記述表生成部 20 ポリシ記述フロー生成手段、ポリシ記述フロー生
成部 30 スクリプト記述生成手段、スクリプト記述生成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 商陛 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 工藤 明彦 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA06 CC21 EE01 EE56 GG04 GG07 5B076 AA08 5B085 AC03 BG06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイバーコミュニティ環境の管理に用い
    るポリシ記述から同値のスクリプト記述を生成するスク
    リプト記述生成方法において、 ポリシ記述の後条件が成功時に実行するオブジェクト状
    態の変更により起動される前条件を持つポリシ記述を抽
    出し、ポリシ記述の後条件が失敗時に実行するオブジェ
    クト状態の変更により起動させる前条件を持つポリシ記
    述を抽出し、 抽出されたポリシ記述群に含まれるポリシ記述フローを
    抽出し、 前記ポリシ記述フローを利用者に提示し、スクリプト記
    述化するポリシ記述を選択させ、 選択されたポリシ記述をスクリプト記述におけるサブル
    ーチンに対応付けるようにスクリプト記述を生成するこ
    とを特徴とするスクリプト記述生成方法。
  2. 【請求項2】 サイバーコミュニティ環境の管理に用い
    るポリシ記述から同値のスクリプト記述を生成するスク
    リプト記述生成装置であって、 ポリシ記述の後条件が成功時に実行するオブジェクト状
    態の変更により起動される前条件を持つポリシ記述を抽
    出し、ポリシ記述の後条件が失敗時に実行するオブジェ
    クト状態の変更により起動させる前条件を持つポリシ記
    述を抽出して、ポリシ記述表を生成するポリシ記述表生
    成手段と、 前記ポリシ記述表生成手段により生成されたポリシ記述
    表のポリシ記述の失敗時及び成功時に遷移するポリシ記
    述にラベル付けを行い、有向リンクを生成し、ポリシ記
    述フローを生成するポリシ記述フロー生成手段と、 前記ポリシ記述フロー抽出後に利用者に提示し、スクリ
    プト記述化するポリシ記述を選択させ、選択された該ポ
    リシ記述をスクリプト記述におけるサブルーチンに対応
    付けるようにスクリプト記述を生成するスクリプト記述
    生成手段とを有することを特徴とするスクリプト記述生
    成装置。
  3. 【請求項3】 サイバーコミュニティ環境の管理に用い
    るポリシ記述から同値のスクリプト記述を生成するスク
    リプト記述生成プログラムを格納した記憶媒体であっ
    て、 ポリシ記述の後条件が成功時に実行するオブジェクト状
    態の変更により起動される前条件を持つポリシ記述を抽
    出し、ポリシ記述の後条件が失敗時に実行するオブジェ
    クト状態の変更により起動させる前条件を持つポリシ記
    述を抽出して、ポリシ記述表を生成するポリシ記述表生
    成プロセスと、 前記ポリシ記述表生成プロセスにより生成されたポリシ
    記述表のポリシ記述の失敗時及び成功時に遷移するポリ
    シ記述にラベル付けを行い、有向リンクを生成し、ポリ
    シ記述フローを生成するフロー生成プロセスと、 前記ポリシ記述フローを利用者に提示し、スクリプト記
    述化するためのポリシ記述を選択させ、選択された該ポ
    リシ記述をスクリプト記述におけるサブルーチンに対応
    付けるようにスクリプト記述を生成するスクリプト記述
    生成プロセスとを有することを特徴とするスクリプト記
    述生成プログラムを格納した記憶媒体。
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