JP2000222818A - オ―ディオデ―タのスクランブル、デスクランブル方法、スクランブル装置、記録媒体及びデスクランブル装置 - Google Patents

オ―ディオデ―タのスクランブル、デスクランブル方法、スクランブル装置、記録媒体及びデスクランブル装置

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JP2000222818A
JP2000222818A JP11021375A JP2137599A JP2000222818A JP 2000222818 A JP2000222818 A JP 2000222818A JP 11021375 A JP11021375 A JP 11021375A JP 2137599 A JP2137599 A JP 2137599A JP 2000222818 A JP2000222818 A JP 2000222818A
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Yoshiaki Tanaka
美昭 田中
Shoji Ueno
昭治 植野
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーディオデータとスクランブルコードとの
排他的論理和をとる場合にスクランブルコードが知られ
ることを防止する。 【解決手段】 スクランブル装置ではオーディオデータ
がEX−OR回路2によりPN符号との間で排他的論理
和がとられてスクランブルされ、無音区間又は無音に近
い区間ではミュートフラグがセットされる。デスクラン
ブル装置ではスクランブルされたオーディオデータがE
X−OR回路13によりPN符号との間で排他的論理和
がとられてデスクランブルされ、無音区間又は無音に近
い区間ではゼロデータ及びミュート信号が出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオデータ
のスクランブル、デスクランブル方法、スクランブル装
置、記録媒体及びデスクランブル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、DVD(デジタル・ビデオ・デ
ィスク、デジタル・バーサタイル・ディスク)では、ビ
デオデータはCSS(コンテンツ・スクランブル・シス
テム)と呼ばれる方式でスクランブルされている。この
CSS方式ではスクランブル時には原データと、スクラ
ンブルコードとしてのPN符号との排他的論理和がとら
れてスクランブルされ、デスクランブル時にはスクラン
ブルされたデータと、デスクランブルコードとしてのス
クランブル時と同じPN符号との排他的論理和がとられ
てデスクランブルされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オーデ
ィオ信号は無音区間が存在し、無音区間のオーディオデ
ータのビットはオールゼロになったり、それに近くなる
ので、このオーディオデータをPN符号との間で排他的
論理和をとってスクランブルし、このスクランブルされ
たデータとPN符号との排他的論理和をとると、PN符
号がそのまま出力され、したがって、PN符号が知られ
るという問題点がある。
【0004】本発明は上記従来例の問題点に鑑み、オー
ディオデータとスクランブルコードとの排他的論理和を
とる場合にスクランブルコードが知られることを防止す
ることができるオーディオデータのスクランブル、デス
クランブル方法、スクランブル装置、記録媒体及びデス
クランブル装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、以下の1)〜4)記載の手段よりなる。す
なわち、
【0006】1)オーディオデータの少なくとも無音区
間を検出するステップと、前記オーディオデータとスク
ランブルコードとの排他的論理和をとることにより前記
オーディオデータをスクランブルし、前記無音区間では
ミューフラグをセットするステップと、前記スクランブ
ルされた前記オーディオデータと、前記ミュートフラグ
を収容して媒体を介して伝送するステップと、前記フラ
グに基づいて前記無音区間でない区間では前記オーディ
オデータとデスクランブルコードとの排他的論理和をと
ることにより前記オーディオデータをデスクランブル
し、前記無音区間ではゼロデータとミュート信号を出力
するステップとを、有するオーディオデータのスクラン
ブル、デスクランブル方法。
【0007】2)オーディオデータの少なくとも無音区
間を検出する手段と、前記オーディオデータとスクラン
ブルコードとの排他的論理和をとることにより前記オー
ディオデータをスクランブルし、前記無音区間ではミュ
ートフラグをセットするスクランブル手段と、前記スク
ランブルされたオーディオデータとミュートフラグを有
するデータ構造にフォーマット化する手段とを、有する
オーディオデータのスクランブル装置。
【0008】3)オーディオデータの少なくとも無音区
間を検出し、前記オーディオデータとスクランブルコー
ドとの排他的論理和をとることにより前記オーディオデ
ータをスクランブルし、前記無音区間ではミュートフラ
グをセットした所定のフォーマットのデータ構造が記録
されたオーディオデータの記録媒体。
【0009】4)オーディオデータの少なくとも無音区
間を検出し、前記オーディオデータとスクランブルコー
ドとの排他的論理和をとることにより前記オーディオデ
ータをスクランブルし、前記無音区間では前ミュートフ
ラグをセットした所定のフォーマットのデータ構造をデ
スクランブルする装置であって、前記フラグに基づいて
前記無音区間でない区間では前記オーディオデータとデ
ィスクランブルコードとの排他的論理和をとることによ
り前記オーディオデータをデスクランブルし、前記無音
区間ではゼロデータ及びミュート信号を出力する手段
を、有するオーディオデータのデスクランブル装置。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明に係るスクランブル
装置の一実施形態を示すブロック図、図2は図1のリフ
ァレンスデータを詳しく示す説明図、図3はDVDオー
ディオディスクの各記録エリア内のデータ構造を示す図
である。図4はデータエリアに記録されるオーディオパ
ックのフォーマットを示す説明図、図5は図1のDVD
オーディオフォーマット化回路の処理を示すフローチャ
ート、図6は本発明に係るデスクランブル装置の一実施
形態を示すブロック図である。
【0011】図1において、例えばステレオ2チャネル
L、Rのオーディオ信号はA/D変換器1によりチャン
ネル毎にMビットのデジタルデータに変換され、次いで
各チャネルのMビットデータがそれぞれパラレルでM個
のEX−OR回路2の一方の各入力端子に印加される。
PN符号発生器3はスクランブルキーに応じて1ワード
がセクタ毎に初期値として与えられて周期パルスによ
り、Mビットに対応するワード数のPN符号を発生して
それぞれパラレルでEX−OR回路2の他方の入力端子
に出力し、したがって、オーディオデータがPN符号と
の間で排他的論理和がとられてスクランブルされる。こ
のスクランブルされたオーディオデータはDVDオーデ
ィオフォーマット化回路8に印加される。
【0012】また、A/D変換器1により変換された2
チャネルL、Rのオーディオ信号はそれぞれ無音区間検
出器6L、6Rに印加されて、図2に詳しく示すリファ
レンスデータ10に基づいて無音区間又は無音に近い区
間が検出される。リファレンスデータ10は図2に示す
ように、MビットのデータがN個連続して「+0」又は
「−0」であるか否かを判定するためのコードであり、
Nは例えばスクランブル用のシリアルコードのワード数
に略等しく、オーデイオパックの収納データ数により決
まる。この検出信号はANDゲート7により論理和がと
られて両方のチャネルの無音区間又は無音に近い区間が
検出され、ミュートフラグセット用フラグFscとしてD
VDオーディオフォーマット化回路8に印加される。
【0013】DVDオーディオフォーマット化回路8
は、ミュートフラグセット用フラグFscに基づいたミュ
ートフラグFMとスクランブルキーを、物理情報部(第
2の情報部)にフォーマット化し、DVDオーディオデ
ィスクのリードインエリアに記録される。このDVDオ
ーディオディスクのエリアは、概略的に内周から外周に
向かってPCA(ポスト・カッテイング・エリア)エリ
ア、リードインエリア、データエリア、リードアウトエ
リアにより構成されている。
【0014】図3(A)は、そのリードインエリアに記
録される物理情報部のデータ構造を示す図である。この
物理情報部は、 ・リードインスタートからセクタ番号「02F000
h」の前までのオール00hのブロックと、 ・セクタ番号「02F000h」からセクタ番号「02
F020h」の前までの2ブロック分のリファレンスコ
ードブロックと、 ・セクタ番号「02F020h」からセクタ番号「02
F200h」の前までの30ブロック分のオール00h
のブロックと、 ・セクタ番号「02F200h」からセクタ番号「02
FE00h」の前までの192ブロック分のコントロー
ルデータブロックと、 ・セクタ番号「02FE00h」からセクタ番号「03
0000h」の前までの32ブロック分のオール00h
のブロックにより構成されている。
【0015】また、データエリア内に記録される応用情
報部には、先頭(セクタ番号「030000h」)から
ISO9660とマイクロUDF(ユニバーサル・ディ
スク・フォーマット)のデータが記録され、次にオーデ
ィオタイトルセット(TS)、ビデオTS、コンピュー
タTSなどが記録される。
【0016】上記の物理情報部におけるコントロールデ
ータブロックは、図3(B)に示すように、フィジカル
・フォーマット・インフォメーションのセクタと、ディ
スク製造インフォメーションのセクタと、著作権インフ
ォメーションのセクタにより構成されている。そして、
スクランブルキーは、この著作権インフォメーションの
セクタ内に記録されるようになっている。また、フィジ
カル・フォーマット・インフォメーションのセクタは図
3(C)に示すように、ブックタイプ及びパートバージ
ョンのエリアと、ディスクサイズ及びミニマムリードア
ウトレートのエリアと、ディスク構造のエリアと、記録
密度のエリアと、データエリアアロケーションのエリ
ア、メインデータエリアなどにより構成されている。
【0017】そして、ブックタイプ及びパートバージョ
ンのエリアはディスク識別子として割り当てられ、その
上位ビットにより、 ・「DVD−ROMディスク」か、 ・「DVD−RAMディスク」か又は ・「DVD−ライトワンス(Write Once)ディスク」か
が示され、さらに「DVD−ROMディスク」の場合に
は、下位ビットにより ・「コンピュータプログラム・ディスク」か、 ・「純粋ビデオ・ディスク」か、 ・「ビデオ+オーディオ・ナビゲーション・ディスク:
Vanディスク」か又は ・「オーディオ・ディスク」かを示す識別子が記述され
る。また、ミュートフラグMFがミュートフラグセット
用フラグFscに基づいて、メインデータエリアに記録さ
れるように成っている。
【0018】また、スクランブルされたオーディオデー
タは、前記図3(B)に示したデータエリアに記録され
る応用物理情報部(第1の情報部)のタイトルセット
(TS)内のリニアPCMのオーディオパック(Aパッ
ク)にフォーマット化される。
【0019】このリニアPCMのオーディオパック(A
パック)は、図4に示したような構造となっている。リ
ニアPCMのAパックは2048バイト以下で構成さ
れ、その内訳は14バイトのパックヘッダとAパケット
により構成されている。Aパケットは17、9又は14
バイトのパケットヘッダと、プライベートヘッダと、1
ないし2011バイトのオーディオデータ(スクランブ
ルされた又はされないリニアPCMデータ)により構成
されている。
【0020】プライベートヘッダは、 ・8ビットのサブストリームIDと、 ・ISRC内の4ビットの保留領域と、 ・ISRC内の4ビットのISRC番号と、 ・ISRC内の8ビットのISRCデータと、 ・8ビットのプライベートヘッダ長と、 ・16ビットの第1アクセスユニットポインタと、 ・6バイトのオーディオデータ情報(ADI)と ・0〜7バイトのスタッフィングバイト により構成されている。
【0021】ADIは、 ・1ビットのオーディオ・エンファシス・フラグと、 ・3ビットのミュートフラグと、 ・4ビットのダウンミックスコードと、 ・4ビットのグループ「1」の量子化ワード長「1」
と、 ・4ビットのグループ「2」の量子化ワード長「2」
と、 ・4ビットのグループ「1」のオーディオ・サンプリン
グ周波数fs1と、 ・4ビットのグループ「2」のオーディオ・サンプリン
グ周波数fs2と、 ・4ビットの保留領域と、 ・4ビットのマルチチャネルタイプと、 ・3ビットの保留領域と、 ・5ビットのチャネル割り当て情報と、 ・8ビットのダイナミックレンジ制御情報 より構成されている。
【0022】また、オーディオデータに付随する静止画
データをともに記録する場合には、この静止画データが
スクランブルされることなくDVDオーディオフォーマ
ット化回路8により静止画パック(図示せず)にフォー
マット化される。
【0023】次に図5を参照してDVDオーディオフォ
ーマット化回路8の処理を説明する。まず、データの入
力毎にオーディオパックのスタート時間か否かを判断し
(ステップS1)、スタート時間の場合にはデータカウ
ンタDCをセットしてカウントを開始させ(ステップS
2)、次いでミュートフラグセット用の管理データをリ
セットし(ステップS3)、次いでステップS4に進
む。他方、ステップS1においてスタート時間でない場
合にはステップS4に進み、ミュートフラグセット用フ
ラグFscを判断する。
【0024】そして、ステップS4において「セット用
フラグ有り」の場合にはデータカウンタDCのカウント
値がN以上か否かを判断し(ステップS5)、データカ
ウンタDCのカウント値がN以上の場合にはミュートフ
ラグMFをセットし(ステップS6)、次いでステップ
S7に進む。ここで、一例として2チャネル、M=24
ビット、1パック内のオーディオデータが1800バイ
トの場合、データカウンタDCのカウント値は最大15
0となるが、N=150である。他方、ステップS4に
おいて「セット用フラグ有り」でない場合とステップS
5においてデータカウンタDCのカウント値がN以上で
ない場合にはそのままステップS7に進む。ステップS
7ではオーディオパックの終了か否かを判断し、終了で
ない場合にはステップS1に戻り、他方、オーディオパ
ックの終了の場合にはこの処理を終了する。そして、ミ
ュートフラグセット用の管理データに基づいてミュート
フラグMFを物理情報部とADIにセットする。
【0025】次に図6を参照してデスクランブル装置に
ついて説明する。DVDオーディオディスクから再生さ
れたデータストリームは、DVDオーディオデフォーマ
ット化処理器11bによりデフォーマット化されて、ス
クランブルされたオーディオデータと、スクランブルキ
ーのデータとミュートフラグMFに分離される。ミュー
トフラグMFは、スイッチ11cの制御端子、PN符号
発生器及びD/Aコンバータにそれぞれ印加される。ス
イッチ11cは、ミュートフラグMFにより切り換えら
れ、ミュートフラグMFが出力されないとき、つまり、
無音区間でないときには制御端子b側が選択され、無音
期間のときには制御端子a側が選択されるようになって
いる。
【0026】PN符号発生器12は、デーフォーマット
処理回路11から供給されるスクランブルキーデータと
初期値発生回路18から供給される初期値とに応じたP
N符号をクロック毎に発生し、制御端子b側が選択され
いるときDVDオーディオデフォーマット処理器11b
を通じて供給されるスクランブルされたオーディオデー
タがEX−OR回路13によりこのPN符号との間で排
他的論理和がとられてデスクランブルされる。なお、こ
のPN符号は固定長ではなく、関数的に発生されて無限
に続き、初期値で初期化されるようになっている。ま
た、前記初期値発生回路18は、ディスクの再生位置情
報が入来する図示しない制御回路からのセクタ情報に基
づいて初期値を発生するようになっているものである。
【0027】そして、無音区間では、ミュートフラグM
Fによりスイッチ11cが制御端子a側に切り換えら
れ、ゼロデータ発生器11aからゼロデータがEX−O
R回路13の一方の入力端子に供給される。これと同時
にミュートフラグMFがPN符号発生器12に供給され
て発生動作がクリヤーされ、ゼロデータを前記EX−O
R回路13の他方の入力端子に供給する。これによりE
X−OR回路13からはゼロデータが出力されることに
なる。また、同時に、ミュート信号がD/Aコンバータ
に供給され、この無音区間は回路機能が停止されること
になり、不要な雑音の発生が防止される。また、図示省
略されているが、DVDオーディオディスクから再生さ
れた静止画パックがDVDオーディオデフォーマット化
回路11により分離されて静止画発生器17を介して静
止画として出力される。
【0028】したがって、上記実施例によれば、エンコ
ーダ側では無音区間にミュートフラグをセットし、デス
クランブル装置側ではこのミュートフラグを利用してゼ
ロデータを出力するようにしているので、無音区間にス
クランブル信号だけが出力されて他人にスクランブルコ
ードが知られてしまうようなことが避けられる。また、
本実施例によれば、機器制御用のミュートフラグを無音
区間検出用の信号としても兼用しているので、わざわ
ざ、それぞれ用の信号を用意する必要がなくなると共
に、無音区間にはD/Aコンバータがミュートされるの
で雑音の発生を防止できる。
【0029】上述のミュートフラグはオーディオデータ
出力をミュートするために付加されるものであり、上述
のオーディオデータのD/Aコンバータにもミュート制
御用として供給される。このミュートフラグの他の実施
例としては静止画パックに付加してこのパックの伝送時
にオーディオデータのD/Aコンバータにミュート制御
用として供給される。また、ミュートフラグはオーディ
オデータに対して設定するのでなく、ビデオデータ出力
をミュートするために付加するようにしてもよく、この
場合には、ミュートフラグは無音区間検出用の信号とし
て使用すると共にビデオデータの出力を白画面にする制
御用として供給されるようにすればよい。
【0030】なお、本実施例では、デスクランブル装置
側でミュートフラグに基づいてゼロデータを出力するよ
うにしているが、スクランブル装置側でゼロデータを発
生させてエンコードしておいても良い。また、無音区間
にはゼロデータを発生させるようにしたが、その区間の
みスクランブ方式を変更するようにしても良い。また、
本実施例では、ミュートフラグセット用の管理データに
基づいてミュートフラグMFを物理情報部とADIにセ
ットするようにしているが、物理情報部かADIのいず
れか一方セットするようにしてもよい。また、上述のよ
うにしてエンコードされたデータの提供方法は、前記実
施例のようにデイスク状の記録媒体に記録されて提供さ
れても良く、また、サーバ内のハードディスク等に記録
されてインターネット等の通信媒体手段を通じて伝送さ
れても良い。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、オ
ーディオデータの少なくとも無音区間を検出して、無音
区間ではミュートフラグをセットするようにしたり、そ
のミュートフラグに基づいてゼロデータとミュート信号
とを出力するようにしているので、無音区間にスクラン
ブル信号だけが出力されて他人にスクランブルコードが
知られてしまうようなことが避けられると共に、例え
ば、無音区間にはD/Aコンバータをミュートできるの
で、その期間の雑音の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクランブル装置の一実施形態を
示すブロック図である。
【図2】図1のリファレンスデータを詳しく示す説明図
である。
【図3】DVDオーディオディスクの各記録エリア内の
データ構造を示す図である。
【図4】図4はデータエリアに記録されるオーディオパ
ックのフォーマットを示す説明図である。
【図5】図1のDVDオーディオフォーマット化回路の
処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係るデスクランブル装置の一実施形態
を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 EX−OR回路(PN符号発生器3と共に、排他的
論理和によるスクランブル手段を構成する。) 3,12 PN符号発生器 6L,6R 無音区間検出器(ORゲート7と共に、
無音区間検出手段を構成する。) 7 ORゲート 8 DVDオーディオフォーマット化回路(フォーマ
ット化手段) 13 EX−OR回路(PN符号発生器12と共に、
排他的論理和によるデスクランブル手段を構成する。)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オーディオデータの少なくとも無音区間を
    検出するステップと、 前記オーディオデータとスクランブルコードとの排他的
    論理和をとることにより前記オーディオデータをスクラ
    ンブルし、前記無音区間ではミューフラグをセットする
    ステップと、 前記スクランブルされた前記オーディオデータと、前記
    ミュートフラグを収容して媒体を介して伝送するステッ
    プと、 前記フラグに基づいて前記無音区間でない区間では前記
    オーディオデータとデスクランブルコードとの排他的論
    理和をとることにより前記オーディオデータをデスクラ
    ンブルし、前記無音区間ではゼロデータとミュート信号
    を出力するステップとを、有するオーディオデータのス
    クランブル、デスクランブル方法。
  2. 【請求項2】オーディオデータの少なくとも無音区間を
    検出する手段と、 前記オーディオデータとスクランブルコードとの排他的
    論理和をとることにより前記オーディオデータをスクラ
    ンブルし、前記無音区間ではミュートフラグをセットす
    るスクランブル手段と、 前記スクランブルされたオーディオデータとミュートフ
    ラグを有するデータ構造にフォーマット化する手段と
    を、有するオーディオデータのスクランブル装置。
  3. 【請求項3】オーディオデータの少なくとも無音区間を
    検出し、前記オーディオデータとスクランブルコードと
    の排他的論理和をとることにより前記オーディオデータ
    をスクランブルし、前記無音区間ではミュートフラグを
    セットした所定のフォーマットのデータ構造が記録され
    たオーディオデータの記録媒体。
  4. 【請求項4】オーディオデータの少なくとも無音区間を
    検出し、前記オーディオデータとスクランブルコードと
    の排他的論理和をとることにより前記オーディオデータ
    をスクランブルし、前記無音区間では前ミュートフラグ
    をセットした所定のフォーマットのデータ構造をデスク
    ランブルする装置であって、 前記フラグに基づいて前記無音区間でない区間では前記
    オーディオデータとディスクランブルコードとの排他的
    論理和をとることにより前記オーディオデータをデスク
    ランブルし、前記無音区間ではゼロデータ及びミュート
    信号を出力する手段を、有するオーディオデータのデス
    クランブル装置。
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