JP2000207260A - ハンドヘルド装置のデ―タ記憶およびデ―タ取出しのための方法および装置 - Google Patents
ハンドヘルド装置のデ―タ記憶およびデ―タ取出しのための方法および装置Info
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Abstract
を記憶する方法とデータを取り出す方法を提供する。 【解決手段】 データは少なくとも1つのレコードを含
み、各前記レコードが前記レコードを識別するために使
用されるキーワードを含み、前記方法は、各前記レコー
ドを前記ハンドヘルド装置内の資源データベースに資源
として記憶するステップを含み、各レコード内に含まれ
る前記キーワードは長整数に変換され、次に2つの部分
に分割され、前記2つの部分がそれぞれ資源タイプおよ
び資源IDとして、前記レコードに対応する前記資源デ
ータベースのヘッダに含まれる資源情報項目内に記憶さ
れることを特徴とする。
Description
のデータ記憶およびデータ取出しを行う方法に関し、詳
細には、キーワードによってハンドヘルド装置のデータ
記憶およびデータ取出しを行う方法に関する。
話からハイエンドのパーム・コンピュータやハンドヘル
ド・コンピュータまで、様々な種類のハンドヘルド装置
がある。ハンドヘルド装置の一例として、3COM社に
よるPalmPilotは、63%を超える世界市場占有率を有
する。現在、PalmPilotプラットフォーム上の開発業者
は10,000を超えており、2,000社を超えるサ
ード・パーティ製造業者が、通信、ゲームなどを含む様
々なアプリケーションを開発している。
が、1つ共通していることは、軽量性を維持するために
小型軽量であることである。したがって、ハンドヘルド
装置上のハードウェア資源はきわめて限られている。
ンドヘルド装置上には磁気ディスクなどの大容量記憶装
置はない。ハンドヘルド装置上には、通常、内部メモリ
としてメモリ・モジュールがある。この内部メモリのサ
イズは、通常1メガバイト未満である。メモリはPCM
CIAカードを使用して拡張することができるが、通常
は数メガバイトであり、デスクトップ・システムで広く
使用されている磁気ディスクや光ディスクとは比べもの
にならない。
置の演算速度もきわめて限られており、デスクトップ・
システムの速度とは比較にならない。
のため、より多くのメモリを節約するようにハンドヘル
ド装置にデータを記憶する方法が、常に議論される技術
的問題になっている。また、ハンドヘルド装置上の限ら
れた演算速度のため、ハンドヘルド装置に記憶されてい
るデータの検索方法が、議論に値するもう一つの技術的
問題である。
ド装置上で使用されるオペレーティング・システムにつ
いて考慮しなければならない。資源が限られたハンドヘ
ルド装置のための様々なオペレーティング・システムが
ある。それらの中には、3COM社によるPalm OS、マ
イクロソフト社によるWindows CE、アップル社によるNe
wton Intelligence、Geoworks社によるGEOS、Magic
社によるMagic Cap、CoによるPenPointなどがある。本
発明について、例としてPalm OSを使用したハンドヘル
ド装置を使用して、上記の技術的問題について考察し解
決する。
るPalmPilotは、Palm OSに基づく典型的な製品である。
現在のWorkPadは1〜2MBのメモリを有し、演算速度
は、16MHzのMotorola 68000シリーズ・プロセッサ
によって限定されている。
Mに分けられ、この2つは同一メモリ・モジュール上に
ある。ROMの容量は0.5〜1.5MBである。RA
Mの容量は最低1MBである。Palm OSの主なアプリケ
ーションは、ROMにプリロードされる。その他のアプ
リケーションまたは代替アプリケーションとシステム拡
張部分は、RAMにロードすることができる。しかし、
RAMの容量が限られているために、これは常に可能で
あるとは限らない。ROMを交換することによってアプ
リケーションをアップグレードすることができる。シス
テム全体とアプリケーショは、新しいメモリ・モジュー
ルを組み込むことによってアップグレードすることがで
きる。
設計され、アドレスは32ビットであり、コードとデー
タを記憶するために4GBのアドレス空間をサポート
し、少ないRAMで効率的に機能する。Palm OSは、R
AMを2つの仮想部分であるダイナミックRAMと記憶
RAMとに分割する。ダイナミックRAMは32KBで
あり、スタック、グローバル変数、および一時メモリの
ためのPalm OSの作業空間として使用される。ダイナミ
ックRAMは、デスクトップ・システム内の内部RAM
に似ている。他方のRAMは記憶RAMであり、Appoin
tment、Todo List、MemoPad、Address Bookなどのユー
ザ・データを記憶するために使用される。ユーザ・デー
タは、サード・パーティ開発業者によって開発されたWo
rkPadアプリケーションとすることができる。記憶RA
Mは、通常のデスクトップ・システムのディスク記憶装
置と類似している。ハンドヘルド装置が「オフ」(低電
力休眠モード)にされたときでも、メモリには常時電力
供給され、2つのRAM領域内のデータが保持される。
ハンドヘルド装置がリセットされると全メモリが保護さ
れるが、ダイナミックRAMはブート手続きの一部とし
て初期設定し直されることがある。
メモリの量は限られており、ディスク記憶装置ではなく
不揮発性RAMを使用するため、従来のファイル・シス
テムは、会合やアドレス帳項目などのユーザ・データの
記憶と取出しのための最適な手段ではない。
スクからファイルの全部または一部をメモリ・バッファ
に読み込み、メモリ・バッファ内の情報を使用または更
新し、次に、更新された情報をディスクに書き戻す。デ
ィスクとの間の読取りまたは書込みに長い待ち時間を要
するため、小容量のメモリ・バッファを使用するのは実
際的ではなく、一般には一度に何キロバイトものデータ
がディスクとの間で読取りまたは書込みされる。
に記憶されるため、Palm OS装置上では、データのアク
セスおよび更新を適切な位置で直接行う方がより道理に
かなっている。これによって、データを別のメモリ・バ
ッファとの間で転送するファイル・システムにおける余
分なオーバーヘッドがなくなり、ダイナミック・メモリ
の所要量も少なくなる。
ステムを使用しなければPalm OSベースのハンドヘルド
装置では使用することができない。たとえば、現在のデ
ータベース技法では、キーワードのために索引ファイル
がセットアップされ、そのキーワードを索引として使用
してデータベースを検索する。しかし、Palm OSベース
のハンドヘルド装置では、キーワードによってデータベ
ースを検索するために事前書込みプログラムによってレ
コードをキーワードと1つずつ比較しなければならな
い。このようなプログラムの作成は、複雑で時間がかか
るだけでなく、文字列比較演算量が多いために検索速度
もきわめて遅い。
れた記憶空間内でデータを効率的に記憶し、迅速に検索
する方法が、本発明で解決する問題である。
は、Palm OSベースのハンドヘルド装置にデータを記憶
する方法を提供することである。
ハンドヘルド装置からキーワードによってデータを取り
出す方法を提供することである。
ハンドヘルド装置にデータを記憶する装置を提供するこ
とである。
ハンドヘルド装置からキーワードによってデータを取り
出す装置を提供することである。
めに、本発明は、Palm OSベースのハンドヘルド装置に
データを記憶する方法であって、前記データが少なくと
も1つのレコードを含み、各前記レコードが前記レコー
ドを識別するために使用されるキーワードを含み、各前
記レコードを前記ハンドヘルド装置内の資源データベー
スに資源として記憶するステップを含み、各レコード内
に含まれる前記キーワードは長整数に変換され、次に2
つの部分に分割され、前記2つの部分がそれぞれ資源タ
イプおよび資源IDとして、前記レコードに対応する前
記資源データベースのヘッダに含まれる資源情報項目内
に記憶される方法を提供する。
データが本発明の方法を使用して記憶されている、Palm
OSベースのハンドヘルド装置からキーワードによって
データを取り出す方法であって、前記キーワードを長整
数に変換するステップと、前記長整数を、それぞれ資源
タイプおよび資源IDとして2つの部分に分割し、Palm
OSを使用してそれぞれの資源データベースから前記資
源タイプおよび前記資源IDに固有に対応する資源を取
り出すステップと、前記資源内のすべてのデータを取り
出されたデータとして入手するステップとを含む方法を
提供する。
Palm OSベースのハンドヘルド装置にデータを記憶する
装置であって、前記データは少なくとも1つのレコード
を含み、各戦記データは前記レコードを識別するために
使用されるキーワードを含み、前記レコードに含まれる
前記キーワードを長整数に変換する文字列−整数変換手
段と、前記長整数をそれぞれ資源タイプおよび資源ID
として2つの部分に分割し、前記資源タイプと前記資源
IDと前記レコードの内容とを結合することによって新
規資源を形成する資源形成手段と、前記新規資源を前記
ハンドヘルド装置内の資源データベースに加える資源デ
ータベース更新手段とを含む装置を提供する。
データが本発明の方法を使用して記憶されている、Palm
OSベースのハンドヘルド装置からキーワードによって
データを取り出す装置であって、前記キーワードを長整
数に変換する文字列−整数変換手段と、前記長整数を、
それぞれ資源タイプおよび資源IDとして2つの部分に
分割し、Palm OSを使用してそれぞれの資源データベー
スから前記資源タイプおよび前記資源IDに固有に対応
する資源を取り出し、前記資源内のすべてのデータを入
手する資源データベース取出し手段とを含む装置を提供
する。
憶するとき、そのキーワードを資源タイプおよび資源I
Dとして使用される長整数に変換する。その後、OS自
体の機能を直接使用することができる。キーワードと索
引を記憶する空間を節約することができる。さらに、整
数演算は文字列演算よりもはるかに高速であり、キーワ
ードによる通常の検索方法と比較して本発明の検索方法
ははるかに高速である。
整数に変換してから記憶することができ、記憶空間が節
約される。記憶する文字列データ内の文字の種類数をn
とした場合、本発明は空間を(1−log(n))/l
og(256)×100%節約することができる。もう
一つの利点は、記憶されるデータがある種の暗号化を有
し、その暗号が通常の方法では容易に読み取れないこと
である。
く理解できるように、まず、Palm OS環境におけるデー
タ記憶および管理について概説する。
ンクとしてメモリに記憶される。Palm OSは、1組の資
源管理プログラムを備え、それを使用してデータの入手
と記憶を好都合に行うことができる。各データ・ブロッ
クはローカルIDを持つ。ローカルIDは、データ・チ
ャンクを指すカード相対参照であり、カードがハンドヘ
ルド装置上のどのスロットに入っているかを問わず有効
な状態を維持する。実行時にカードの規定アドレスが判
断されると、ローカルIDを実ポインタまたはハンドル
に迅速に変換することができる。
の資源IDでタグを付けることができる。これらのタグ
付きデータ・チャンクは資源と呼ばれ、資源データベー
スに記憶される。資源は、典型的には、画像、フォン
ト、ダイアログ・レイアウトなどのアプリケーションの
ユーザ・インタフェース要素を記憶するために使用され
る。Palm OS環境では、アプリケーションは、実際に
は、1つまたは複数のコード資源として記憶されるコー
ド資源と、その他の資源タイプとして同じデータベース
に記憶されるグラフィックス要素およびその他の各種デ
ータを持つ資源データベースに過ぎない。
ヘッダに資源タイプと資源IDが格納される。資源デー
タは、メモリ・チャンクに記憶される。資源データベー
ス・ヘッダは、何らかの一般データベース情報と、その
後に続く資源テーブルを含む。資源テーブルはいくつか
の資源情報テーブル項目を含む。テーブル内のすべての
資源情報項目は、資源タイプ(4バイト)と、資源ID
(2バイト)と、資源データを保存するメモリ・チャン
クのローカルIDとを含む、10バイト長である。
であるため、どの資源もその資源タイプと資源IDによ
って固有に探し出すことができる。Palm OSには、資源
データベースを管理するために使用可能ないくつかのA
PIがある。APIの1つはDmGetResourceである。こ
のAPIは、資源タイプと資源IDが入力パラメータと
して与えられると、指定された資源データを指すポイン
タを返すことができる。
ドによって識別可能な何らかのデータをメモリに記憶す
るときに、キーワードを資源タイプと資源IDの2つの
部分にそれぞれ分割し、それらを資源データベースのヘ
ッダに格納することができると判断した。それと同時
に、この関連データを資源と同じ資源データベースに格
納することができる。これによって、Palm OS内の資源
データに迅速にアクセスする組込み機能を使用して、ア
クセス速度を大幅に高速化することができる。
源IDとして2つの部分に分割した場合、これによって
固有性の問題が生じる。このようにすると、表現可能な
キーワード(6バイトしかない)がきわめて限られる。
このキーワードは「CODE」や「ADDR」などのシステム資源
タイプと混同されやすい。したがって、キーワードを4
バイト部分と2バイト部分に変換するために何らかの種
類の変換が必要である。さらに、この変換は、この2つ
の部分の組合せの値が確実に固有になるようにする必要
がある。
多くのキーワードを記憶する方法に関係する。本開示の
発明人等は、ワードの記憶方法について深く研究した。
ASCIIコードとして記憶される。たとえば、英数字を記
憶する場合、5〜6ビットを使用して1つの英数字を表
すことができれば、30パーセントの空間を節約するこ
とができる。しかし、この種の変換によって、Palm OS
の計算が増える可能性がある。
ち、文字データをNを基数とする整数に変換する。ただ
し、Nは文字セットで使用される文字の種類数である。
個の英字とスペース文字のみを含む文字セットの例を示
す。したがって、ここではNは27である。
応する整数に変換し、スペースを0に変換する。
7の指数関数を乗じる。指数関数の順序は、文字列内の
文字の位置に関係する。
し、27を基数とする整数を求める。
のとする。まず、この10文字を次のように10個の整
数に変換する(表1参照)。 a c c e l e r a t e 1 3 3 5 12 5 18 1 20 5
左から右(0から9)の位置によって決まる順序で、2
7の指数関数を乗じる。したがって、以下の10個の乗
算の積を求める。 1*270 3*271 3*272 5*273 12*274 5*275 8*276 1*277 20*278 5*279
以下の、27を基数とする整数を求める。 43,794,090,200,071
置では、6バイトのみで記憶することができる。しか
し、通常の方法を使用した場合、「accelerate」を10
バイトを使用して記憶しなければならない。これによっ
て、最大4バイトまで節約することができる。
ると、以下の式によって、キーワードBをNを基数とす
る整数mで表すことができる。
成要素の数 biは、キーワードB内のi番目の文字のASCII値、a
(bi)は、変換表A内の対応する変換された値であ
る。
ーディング順序に関係する。たとえば、(1)左から右
にコーディングすると、s(1),...,s(L)は
1,...,Lの値をとり、(2)右から左にコーディ
ングすると、s(1),...,s(L)は
L,...,1の値をとり、(3)最初に基数位置の文
字をコーディングし、次に偶数位置の文字をコーディン
グすると、s(1),...,s(L)は1,1+L/
2,2+L/2,...,L/2,Lの値をとる。
アルゴリズムを理解しやすくするための例に過ぎない。
実際の環境では、上記の3通りの方法または他の任意の
方法(他のコーディング順序)のうちのいずれか1つの
方法を使用することができる。
0,b(1),..,b(L)がa,c,c,e,l,
e,r,a,t、eに対応する。上記の3通りの方法に
対応するs(1),...,s(10)は以下のように
なる。 (1)1,2,...,10 (2)10,9,...,1 (3)1,6,2,7,...,5,10
ら左(始め)の順序をとり、10文字をキーワードBと
して選択することができる。その場合、キーワードは、
語の長さが10を超える場合でも異なる英語の語ごとに
異なることになる。したがって各語を一義的に識別する
ことができる。
データを記憶する本発明を容易に実施することができ
る。ここで、データは少なくとも1つのレコードを含
み、各レコードはそれ自体を識別するために使用可能な
固有キーワードを有する。この記憶方法は、以下のステ
ップから成る。各レコードをハンドヘルド装置の資源デ
ータベースの1つに資源として記憶する。各レコードの
キーワードを長整数に変換し、その長整数を2つの部分
に分割し、それらをそれぞれ資源データベースのヘッダ
の項目の1つで資源タイプおよび資源IDとして使用す
る。
ードの内容のみを記憶することができ、このようにして
多くのメモリを節約することができる。
にコーディングすることができるため、本明細書ではコ
ーディングの詳細は示さない。
の資源データベースを作成することができる。その場
合、データのレコードを順次に処理し、キーワードを長
整数に変換し、次に資源タイプと資源IDに変換し、デ
ータの内容を資源データとして作成する。その後、この
資源をPalm OSが備えるAPIを介して資源データベー
スに加える。
施形態のフローチャートを示す。ステップ120で、ハ
ンドヘルド装置に記憶する新規データ・レコードがある
かどうかを判断する。ない場合は、このプロセスを終了
し、ある場合は、ステップ130に進む。ステップ13
0で、レコードからキーワードを取り出す。ステップ1
40で、キーワードを6バイトの長整数に変換する。ス
テップ150で、長整数の先頭の4バイトを資源タイプ
として使用し、長整数の最後の2バイトを資源IDとし
て使用し、キーワードによって索引づけされたデータを
資源データとして使用して、データの内容を資源レコー
ドに入れる。ステップ160で、この新規資源を資源デ
ータベースに加える。次にプロセスはステップ120に
戻る。
される。他のより好都合な方法では、Palm OS資源デー
タベースの仕様に従って、デスクトップ装置の開発ツー
ルを使用して資源データベース・テンプレートを作成す
ることができる。次に、本発明で説明した方法を使用し
て、キーワードとデータの内容とを資源データベースに
入れる。最後に、HotSyncによって、この資源データベ
ースをPalm装置に転送することができる。
態のフローチャートを示す。ステップ110で、Palm O
Sによって要求されている形式に基づいてデスクトップ
装置上で資源データベース・テンプレートを作成する。
ステップ120で、ハンドヘルド装置に新規レコードが
追加されるかどうかを判断する。追加しない場合、プロ
セスは170に進み、追加する場合は130に進む。ス
テップ130で、データからキーワードを取り出す。ス
テップ140で、キーワードを6バイトの長整数に変換
する。ステップ150で、長整数の先頭の4バイトを資
源タイプとして使用し、長整数の最後の2バイトを資源
IDとして使用し、キーワードによって索引づけされた
データを資源データとして使用して、データの内容を資
源レコードに入れる。ステップ160で、この新規資源
を資源データベースに加える。次にプロセスはステップ
120に戻る。ステップ170で、Hotsync(またはそ
の他の方法)によってデータベースをPalm装置に転送す
る。
m OS装置との間でデータを同期させる方法である。Palm
装置での変更をデスクトップの対応する構成要素で同期
させることができ、その逆も可能である。
ってハンドヘルド・リンケージ機能に組み込まれる。ク
レイドルを使用してハンドヘルド装置とデスクトップP
Cとの間で通信することができる。ワンタッチHotSync
によって、ハンドヘルド・データのバックアップと、ハ
ンドヘルド装置とデスクトップ装置との間の同期を容易
に実現することができる。
るデータ取出し方法も提供する。これは、キーワードを
使用してPalm OS装置からデータを取り出す方法であ
る。データは本発明の記憶方法を使用してハンドヘルド
装置に記憶されている。
換するステップと、前記整数を2つの部分に分割し、そ
れぞれ資源タイプおよび資源IDとして使用するステッ
プと、資源データベース内の資源タイプと資源IDの組
合せに固有に対応する資源を資源データベースから入手
するステップとから成る。
上記プログラマにとっては些細な作業であるため、本明
細書には記載しない。
れを2つの部分に分割し、それらの値を資源タイプと資
源IDに与える。次に、以下のAPIを使用してデータ
ベースから対応する資源を入手することができる。 VoidHand DmGetResource(ULongtype,Int ID)
「ID」は資源IDを指す。
ンタが返される。
すフローチャートを示す。ステップ130で、キーワー
ドを入手する。ステップ140で、キーワードを6バイ
トの整数に変換する。ステップ150で、この整数の先
頭4バイトを資源タイプに割り当て、最後の2バイトを
資源IDに割り当てる。ステップ180で、Palm OSを
使用して、資源タイプと資源IDとに対応するAPI資
源ポインタを入手する。ステップ190で、空でない場
合は資源データのあるメモリ・ブロックを指すポインタ
が返される。
は広い。たとえば、様々な辞書やアドレス帳、経費内訳
帳など、キーワードを使用して記憶項目に索引づけする
分野野であればどのような分野でも使用可能である。上
述の方法は、自動スペルチェックおよび修正でも使用す
ることができる。
ハンドヘルド装置上でデータを記憶するための装置を示
す。この装置は、文字−整数変換器401と、資源アセ
ンブラ402と、資源データベース更新装置403とを
含む。番号404は、Palm OS装置内の資源データベー
スを示す。動作に際しては、文字−整数変換器401が
キーワードを長整数に変換し、その長整数を資源アセン
ブラ402に出力する。次に、この長整数は資源アセン
ブラ402によって、それぞれ資源タイプおよび資源I
Dとして資源が2つの部分に分割され、レコードの内容
を有する新しい資源として組み立てられる。最後に、資
源更新装置403がシステムAPIを使用してこの新規
資源を資源データベース404に加える。
ータを取り出す装置を示す。この装置は、文字−整数変
換器501と、資源データベース検索装置502とを含
む。番号404はハンドヘルド装置内の資源データベー
スを示す。動作に際しては、文字−整数変換器501が
入力キーワードを長整数に変換し、次にその長整数をデ
ータベース検索装置502に入力する。長整数はデータ
ベース検索装置502によって資源タイプと資源IDに
分割され、最後に、その資源タイプと資源IDとの組合
せを使用して、資源データベースから404固有の資源
ブロックが取り出される。
の事項を開示する。
にデータを記憶する方法であって、前記データが少なく
とも1つのレコードを含み、各前記レコードが前記レコ
ードを識別するために使用されるキーワードを含み、各
前記レコードを前記ハンドヘルド装置内の資源データベ
ースに資源として記憶するステップを含み、各レコード
内に含まれる前記キーワードは長整数に変換され、次に
2つの部分に分割され、前記2つの部分がそれぞれ資源
タイプおよび資源IDとして、前記レコードに対応する
前記資源データベースのヘッダに含まれる資源情報項目
内に記憶されることを特徴とする方法。 (2)各前記レコードを資源として前記ハンドヘルド装
置内の資源データベースに記憶する前記ステップにおい
て、前記レコード内に含まれる前記キーワード以外の内
容のみが資源として記憶されることを特徴とする、上記
(1)に記載の方法。 (3)前記キーワードを変換することによって得られる
前記長整数がN基底整数であり、Nがすべての前記レコ
ードのキーワードに関係する異なる文字の合計数に等し
い定数であることを特徴とする、上記(1)に記載の方
法。 (4)データが本発明の方法を使用して記憶されてい
る、Palm OSベースのハンドヘルド装置からキーワード
によってデータを取り出す方法であって、前記キーワー
ドを長整数に変換するステップと、前記長整数を、それ
ぞれ資源タイプおよび資源IDとして2つの部分に分割
し、Palm OSを使用してそれぞれの資源データベースか
ら前記資源タイプおよび前記資源IDに固有に対応する
資源を取り出すステップと、前記資源内のすべてのデー
タを取り出されたデータとして入手するステップとを含
むことを特徴とする方法。 (5)前記キーワードを長整数に変換する前記ステップ
が前記キーワードをN基底整数に変換し、Nが前記デー
タが前記ハンドヘルド装置に記憶されるときに使用され
る定数に等しいことを特徴とする、上記(4)に記載の
方法。 (6)Palm OSベースのハンドヘルド装置にデータを記
憶する装置であって、前記データは少なくとも1つのレ
コードを含み、前記各レコードは前記レコードを識別す
るために使用されるキーワードを含み、前記レコードに
含まれる前記キーワードを長整数に変換する文字列−整
数変換手段と、前記長整数をそれぞれ資源タイプおよび
資源IDとして2つの部分に分割し、前記資源タイプと
前記資源IDと前記レコードの内容とを結合することに
よって新規資源を形成する資源形成手段と、前記新規資
源を前記ハンドヘルド装置内の資源データベースに加え
る資源データベース更新手段とを含むことを特徴とする
装置。 (7)データが上記(6)に記載の装置を使用して記憶
されている、Palm OSベースのハンドヘルド装置からキ
ーワードによってデータを取り出す装置であって、前記
キーワードを長整数に変換する文字列−整数変換手段
と、前記長整数を、それぞれ資源タイプおよび資源ID
として2つの部分に分割し、Palm OSを使用してそれぞ
れの資源データベースから前記資源タイプおよび前記資
源IDに固有に対応する資源を取り出し、前記資源内の
すべてのデータを入手する資源データベース取出し手段
とを含むことを特徴とする装置。
装置上にデータを記憶する第1の実施形態のフローチャ
ートである。
装置上にデータを記憶する第2の実施形態のフローチャ
ートである。
装置上でのキーワードによるデータ検索を示すフローチ
ャートである。
装置上にデータを記憶する装置を示すブロック図であ
る。
装置上でキーワードによってデータを取り出す装置を示
すブロック図である。
Claims (7)
- 【請求項1】Palm OSベースのハンドヘルド装置にデー
タを記憶する方法であって、前記データが少なくとも1
つのレコードを含み、各前記レコードが前記レコードを
識別するために使用されるキーワードを含み、 各前記レコードを前記ハンドヘルド装置内の資源データ
ベースに資源として記憶するステップを含み、 各レコード内に含まれる前記キーワードは長整数に変換
され、次に2つの部分に分割され、前記2つの部分がそ
れぞれ資源タイプおよび資源IDとして、前記レコード
に対応する前記資源データベースのヘッダに含まれる資
源情報項目内に記憶されることを特徴とする方法。 - 【請求項2】各前記レコードを資源として前記ハンドヘ
ルド装置内の資源データベースに記憶する前記ステップ
において、前記レコード内に含まれる前記キーワード以
外の内容のみが資源として記憶されることを特徴とす
る、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】前記キーワードを変換することによって得
られる前記長整数がN基底整数であり、Nがすべての前
記レコードのキーワードに関係する異なる文字の合計数
に等しい定数であることを特徴とする、請求項1に記載
の方法。 - 【請求項4】データが本発明の方法を使用して記憶され
ている、Palm OSベースのハンドヘルド装置からキーワ
ードによってデータを取り出す方法であって、 前記キーワードを長整数に変換するステップと、 前記長整数を、それぞれ資源タイプおよび資源IDとし
て2つの部分に分割し、Palm OSを使用してそれぞれの
資源データベースから前記資源タイプおよび前記資源I
Dに固有に対応する資源を取り出すステップと、 前記資源内のすべてのデータを取り出されたデータとし
て入手するステップとを含むことを特徴とする方法。 - 【請求項5】前記キーワードを長整数に変換する前記ス
テップが前記キーワードをN基底整数に変換し、Nが前
記データが前記ハンドヘルド装置に記憶されるときに使
用される定数に等しいことを特徴とする、請求項4に記
載の方法。 - 【請求項6】Palm OSベースのハンドヘルド装置にデー
タを記憶する装置であって、前記データは少なくとも1
つのレコードを含み、前記各レコードは前記レコードを
識別するために使用されるキーワードを含み、 前記レコードに含まれる前記キーワードを長整数に変換
する文字列−整数変換手段と、 前記長整数をそれぞれ資源タイプおよび資源IDとして
2つの部分に分割し、前記資源タイプと前記資源IDと
前記レコードの内容とを結合することによって新規資源
を形成する資源形成手段と、 前記新規資源を前記ハンドヘルド装置内の資源データベ
ースに加える資源データベース更新手段とを含むことを
特徴とする装置。 - 【請求項7】データが請求項6に記載の装置を使用して
記憶されている、Palm OSベースのハンドヘルド装置か
らキーワードによってデータを取り出す装置であって、 前記キーワードを長整数に変換する文字列−整数変換手
段と、 前記長整数を、それぞれ資源タイプおよび資源IDとし
て2つの部分に分割し、Palm OSを使用してそれぞれの
資源データベースから前記資源タイプおよび前記資源I
Dに固有に対応する資源を取り出し、前記資源内のすべ
てのデータを入手する資源データベース取出し手段とを
含むことを特徴とする装置。
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