JP2000201563A - ペット用発光装置及び発光機能を備えた首輪ならびに胴輪 - Google Patents

ペット用発光装置及び発光機能を備えた首輪ならびに胴輪

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JP2000201563A
JP2000201563A JP11003662A JP366299A JP2000201563A JP 2000201563 A JP2000201563 A JP 2000201563A JP 11003662 A JP11003662 A JP 11003662A JP 366299 A JP366299 A JP 366299A JP 2000201563 A JP2000201563 A JP 2000201563A
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JP
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light
collar
pet
emitting device
light emitting
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JP11003662A
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Nanae Matsuura
七重 松浦
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MATSURA NANAE
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MATSURA NANAE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペット用発光装置及び発光機能を備えた首輪
ならびに胴輪に関し、発光機能を有し,ペットが暗闇や
夜間での事故防止に貢献する発光装置及び首輪ならびに
胴輪を得ることを目的とする。 【解決手段】 少なくとも発光手段、該発光手段を首輪
または胴輪から離隔して支持する支持手段を具備した発
光装置及び首輪ならびに胴輪を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はペット用発光装置ま
たは首輪ならびに胴輪に関し、詳しくはペットが暗闇や
夜間での事故防止に貢献する、首輪または胴輪に装着す
るペット用発光装置および発光機能を有する首輪ならび
に胴輪に関する。
【0002】
【従来の技術】ペットの夜間の散歩中の事故防止のため
に使用する用品は、種々開発されている。例えば、実用
新案登録番号第3017810号は、発光素子を発光機
能に使用する首輪を開示している。また、実開昭63−
143158号公報は、蛍光塗料を使用し光源の光を受
けて光る首輪を開示している。また、実開平5−672
48号公報や、特開平9−187185号公報は、反射
帯を首輪に縫い付けた首輪を開示している。実登302
6018号公報には、首輪または胴輪の表面に、発光体
と電池を設置した首輪または胴輪が開示されている。
【0003】これらは、発光器具が首輪または胴輪に内
蔵または表面に配置したものであり、夜間や暗闇におい
ても、犬や猫の存在が容易に確認できることを目的とし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】しかし、毛足の長いペットにおいては、上
記のような、首輪または胴輪に直接設置された装置は、
その長い体毛にかくれてペットの存在を確認するという
効果を十分に発揮することができない場合がある。
【0006】また、体型の小さいペットにおいては、首
輪自体が小さいために発光器具もそれに合わせて小さく
なり、光ることにより離れた者の視覚に訴えてペットの
存在を強調させるという本来の効果が望めない場合があ
る。
【0007】そこで、本発明者は、上記の問題を解決す
べく鋭意検討を重ねた結果、ペットの形状や大きさに左
右されずに夜間や暗闇の中での事故防止に効果的な、画
期的な発光装置または発光機能を備えた首輪及び胴輪を
見出したものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明にかかる
ペット用発光装置の要旨とするところは、少なくとも発
光手段、該発光手段を支持する支持手段、及び該支持手
段を固定しかつ首輪または胴輪に配設する配設手段を有
し、かつ該発光手段が首輪または胴輪から突出し得るこ
とにある。
【0009】また、本発明にかかる首輪の要旨とすると
ころは、少なくとも発光手段、該発光手段を支持する支
持手段を有し、かつ該発光手段が首輪本体から突出し得
ることにある。
【0010】本発明にかかる胴輪の要旨とするところ
は、少なくとも発光手段、該発光手段を支持する支持手
段を有し、かつ該発光手段が胴輪本体から突出し得るこ
とにある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる発光装置お
よび首輪ならびに胴輪について、実施の形態の1例に基
づいて説明するがこれらに限定されない。図1は、本発
明にかかる発光装置10の1例を首輪(a)、胴輪
(b)に装着した使用例である。発光手段である発光体
12は、発光手段を首輪または胴輪から離隔して支持す
る支持手段である支持体16を介しペットの体から離隔
して発光するので、比較的遠方にいる者が発光体を識別
することが可能である。また、ペットに本発明にかかる
発光機能を具備した発光装置または首輪または胴輪が付
帯されているので遠方から識別しやすい。さらには、足
元を照らす効果をも得ることができるため、ペットを連
れた人間自身の安全性を確保することができ、暗がりで
も、糞の始末も容易にすることができる。
【0012】また、図2は、本発明にかかる発光装置1
0の1例の斜視図である。発光手段である発光体12、
発光体を発光させる電源14、発光体を首輪または胴輪
から離隔して支持する支持手段である支持体16、およ
び支持手段を固定しかつ首輪または胴輪の背中側に配設
する配設手段18で構成される。
【0013】図2に示す発光装置では、発光体12は電
球であり、長球型のソケットで発光体部分を保護してい
る。
【0014】本発明にかかる発光装置に用いられる発光
手段は、図2に示した発光体のような小型の電球をソケ
ットで保護したものもあるが、発光ダイオードや、エレ
クトロルミネセンス等の発光素子を用いることも可能で
ある。また、ペットの運動に伴う振動により化学発光す
る物体を充填した容器であってもよい。
【0015】発光手段の形状は、ペットの存在の確認が
しやすいように発光した光が四方に拡散しやすい形状が
好ましく、かかる条件を満たしていれば、球型、長球
型、卵型、立方体型、直方体型、円筒型等特に限定され
ない。図3に示す発光装置の発光体のようにハート型
や、また星型・花型等の形状であってもよい。
【0016】また、本発明にかかる発光体12は、離れ
た地点からペットの存在を確認することができるよう
に、少なくともペットの体毛に隠れないことが必要であ
り、またペットの体高より高い位置で発光することが好
ましい。従って、発光体12は、支持体16によりペッ
トの体から離隔して高い位置に設置されることが好まし
い。
【0017】本発明にかかる発光装置において、発光体
の数量は特に制限されない。図4で示すように、発光体
12と支持体16がそれぞれ1対であってもよいし
(a)、数個の発光体12と数個の支持体16の組み合
わせであってもよいし(b)、また数個の発光体12の
集合を1つの支持体16で支持する構造であってもよい
(c)。また、支持体16は、(d)のように複数の箇
所に設置されていることも可能である。
【0018】本発明にかかる発光体12を支持する支持
体16は、中空の樹脂製チューブであり、発光体12に
接続される2本の電線及び形状保持部材を内設する。形
状保持部材は塑性変形が可能であり、電線を含む樹脂製
チューブを屈折または湾曲させ、かつその変形した形状
を長時間維持することが可能である材料である。したが
って、発光体12の位置を自在に変形し得る。
【0019】樹脂製チューブ中の電線は、一端が発光体
12に接続され、他の一端は発光体の配設手段18の中
で電源14に接続されている。
【0020】本発明にかかる発光装置に用いられる発光
体12を首輪または胴輪から離隔して支持する支持手段
である支持体16は、発光体の重量を支え、かつ発光装
置10を装着するペットの激しい動きにも発光体を支持
し得るものであれば、基本的には特に限定されないが、
発光体12が電源を要する場合は、電源14を接続する
配線を内蔵、貫通、または併設が可能であることが必要
である。
【0021】支持体16の材料としては、合成樹脂の
他、金属、グラスファイバー・炭素繊維等の単独の材質
または複合体であることが可能であり、さらに可撓性を
有していることが好ましい。またその形状は、図2に示
すような中空の棒状体の他、図5に示すようなスパイラ
ル体が好ましく用いられ得る。また、発光体と同様に、
振動により発光する物質を封入した透明性を有する樹脂
製の支持体であってもよい。
【0022】また、発光体12が発光ダイオードであり
支持体16を光透過性を有する物質にした場合は、発光
ダイオードに導光性を有する物質を接続すると、発光ダ
イオードの反射光が導光性を有する物質を通じ先端部ま
で移行しうる。また、かかる物質に光が散乱する箇所を
支持体に設けることにより、反射光が、乱反射して、よ
り光る効果を得ることができる。導光性を有する物質に
は、例えば、グラスファイバーや、導光性を有する樹脂
等がある。光を散乱する方法としては、凹凸部分を設け
る、屈折率の相違する物質を混入・ 接触させる等の方法
が考えられる。さらに光スイッチを接続することによっ
て、点滅可能とすることもできる。図7は、発光ダイオ
ード22に導光性を有する樹脂24を支持体16中に封
入した例である。
【0023】図2に示す電源14は、ボタン電池であり
電池ボックスに内蔵されている。電源14は、スイッチ
20によって制御される。電源14は、発光体の種類と
の組み合わせにより種々選択されるが、ボタン電池の
他、乾電池、太陽電池等が用いられ得る。さらに、充電
式であってもよい。電源14には、スイッチが併設され
ていることが好ましい。または、スイッチによる手動の
制御でなく、受光素子を用いて発光装置を使用する環境
が一定以上暗くなると電流が流れて発光体12を発光さ
せる構成とすることも可能である。
【0024】電源14は、ボタン電池のように軽量小型
であれば、図2に示すように発光体12に隣接すること
が可能である。また、太陽電池を用いた場合は、昼間に
充電し、その蓄電した電力を夜間に使用することができ
る。また、乾電池を電源として使用する場合は、乾電池
がボタン電池に比較してかなりの重量および容積を有す
るため、安定性の観点より電源は首輪の喉側・胴輪のペ
ットの腹部に当たる部分に設置するようにすることが好
ましい。
【0025】また、本発明にかかる発光装置に用いられ
る配設手段18は、支持手段を固定し、首輪または胴輪
の背中側に接続手段により配設されており、発光装置全
体の重量を支えかつ発光装置を装着するペットの激しい
動きに対しても発光装置が外れない強度を有し得るもの
であれば、基本的には特に限定されない。例示すると、
配設手段は、図2に示すように発光体12、支持体1
6、電源14、スイッチ20を設置したベルト状の基材
であり、接続手段であるスナップにより首輪または胴輪
に接続する。かかる配設手段は、首輪または胴輪の周囲
に沿うことが、必要であり、範囲としては支持体周辺部
に限定されず、例えば首輪のほぼ全周を巡ってもよい。
接続手段としては、スナップの他、接着テープ、ボタ
ン、ベルト、さらに図6(a )に示すような首輪又は胴
輪に勘合する挟持手段や掛け金(b)等の適用が可能で
ある。
【0026】上記発光体、支持体、電源、配設手段を配
設した配設手段の材質は、合成樹脂板、皮革、または合
成繊維・天然繊維による織布、不織布が用いられ、これ
らは単独またはこれらの複合体として用いられ得る。
【0027】本発明にかかる発光装置は、図示した発光
装置に限定されるものではなく、首輪、胴輪と当初より
一体として、発光機能を備えた首輪または発光機能を備
えた胴輪として製造されるものであってもよい。
【0028】さらに、本発明にかかる発光機能は、使用
しない場合に収納することも可能である。具体的には、
支持体中に形状保持部材が封入されている場合、突起し
ている発光体を首輪または胴輪に沿うように支持体を屈
曲させて収納することが可能である。また、本発明にか
かる発光装置を首輪または胴輪の比較的ペットの腹部側
に配設した場合は、ペット及びペットを連れた者の足元
を照らすことも可能である。さらに、首輪または胴輪の
ペットの背中側及び腹部側に、本発明にかかる発光装置
を設置した場合は、遠方からの識別が可能となるほか、
ペット及びペットを連れた者の足元も照らす効果も有す
る。
【0029】以上、本発明にかかる発光装置及び首輪な
らびに胴輪について実施の形態を図面に基づいて説明し
たが、迷子になった場合の便宜上、電波発信装置も組み
入れる等本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で当業者の
知識に基づき種々なる改良、修正、変更を加えた態様で
実施し得る。
【0030】
【発明の効果】本発明にかかる発光装置は、上記述べた
ように、少なくとも発光体、支持体、配設手段を具備し
ており、また、発光機能を備えた首輪ならびに胴輪は、
少なくとも発光体、支持体を有している。発光体は、支
持体を介しペットの体から離隔して発光するので、比較
的遠方にいる者が、発光体を識別することが可能であ
る。また、ペットに光源が付帯されているので、発光機
能を備えた首輪ならびに胴輪は遠方から識別しやすく足
元を照らす効果があり、ペットを連れた人間も安全性を
確保することができる、実用的でありさらに装飾も兼ね
た画期的なペット用品である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる発光装置のペットへの設置例で
ある。
【図2】本発明にかかる発光装置の実施例である。
【図3】本発明にかかる発光装置の他の実施例である。
【図4】本発明にかかる発光装置のさらに他の実施例で
ある。
【図5】本発明にかかる発光装置のさらに他の実施例で
ある。
【図6】本発明にかかる発光装置のさらに他の実施例で
ある。
【図7】本発明にかかる発光装置のさらに他の実施例で
ある。
【 【符号の説明】
10;本発明にかかる発光装置 12;発光体 14;電源 16;支持体 18;配設手段 20;スイッチ 22;発光ダイオード 24; 導光性を有する樹脂

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも発光手段、該発光手段を首輪
    又は胴輪から離隔して支持する支持手段、及び該支持手
    段を固定しかつ首輪または胴輪に配設する配設手段を有
    することを特徴とするペット用発光装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも発光手段、該発光手段を首輪
    から離隔して支持する支持手段を有することを特徴とす
    る首輪。
  3. 【請求項3】 少なくとも発光手段、該発光手段を胴輪
    から離隔して支持する支持手段を有することを特徴とす
    る胴輪。
JP11003662A 1999-01-11 1999-01-11 ペット用発光装置及び発光機能を備えた首輪ならびに胴輪 Withdrawn JP2000201563A (ja)

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Effective date: 20060404