JP2000201183A - デ―タ送信方法 - Google Patents

デ―タ送信方法

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JP2000201183A
JP2000201183A JP11003411A JP341199A JP2000201183A JP 2000201183 A JP2000201183 A JP 2000201183A JP 11003411 A JP11003411 A JP 11003411A JP 341199 A JP341199 A JP 341199A JP 2000201183 A JP2000201183 A JP 2000201183A
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Fumio Teraoka
文男 寺岡
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04W8/02Processing of mobility data, e.g. registration information at HLR [Home Location Register] or VLR [Visitor Location Register]; Transfer of mobility data, e.g. between HLR, VLR or external networks
    • H04W8/04Registration at HLR or HSS [Home Subscriber Server]
    • HELECTRICITY
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L61/00Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
    • H04L61/50Address allocation
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L61/00Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
    • H04L61/50Address allocation
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W80/00Wireless network protocols or protocol adaptations to wireless operation
    • H04W80/04Network layer protocols, e.g. mobile IP [Internet Protocol]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パケットのヘッダサイズを大きくすることな
く移動透過性を実現する。 【解決手段】 ユーザが送信先のホスト名を指定する
と、アプリケーション層はノード識別子を得るためのリ
ゾルバを読み出してDNSサーバに問い合わせを行う。
アプリケーション層は、DNSサーバからノード識別子
を獲得すると、このノード識別子をTCP/UDP層を
介してVIP層に送っていく。VIP層は、リゾルバを
呼び出して、上記識別子に基づいて宛先ノードのホーム
プレフィックスを獲得するようにDNSサーバに問い合
わせを行う。VIP層は、ノード識別子及びホームプレ
フィックスを獲得した後、これらを結合して移動指向I
Pv6アドレスを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノードが移動した
場合のネットワークシステムに用いて好適なデータ送信
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンパクトで高性能な携帯型のい
わゆるパーソナル・コンピュータ(以下、「PC」とい
う。)の普及に伴い、ユーザはPCをいつでもどこへで
も持ち運ぶことが可能となった。また、単に持ち運ぶだ
けでなく、その携帯型PCを移動先のサブネットに接続
し、様々なネットワークサービスを受けるという形態も
一般化しつつあり、いわゆるモバイル・コンピューティ
ング環境が現実的なものとなってきている。
【0003】モバイル・コンピューティング環境では、
ネットワークに接続しているノードは移動することが前
提となるため、ノード間の通信は互いのノードの位置や
移動を気にすることなく継続して行われるべきである。
このような性質を移動透過性という。
【0004】現在、IPv6(Internet Protocol vers
ion 6)アドレスの仕様に基づいて、IPv6における
移動透過性を実現した手法が提案されている。かかる手
法としては、Mobile IPv6とVIPonV6の2つ
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの2つのプロト
コルを用いることによってIPv6における移動透過性
を実現することは可能であるものの、移動に対して不変
な識別子を新たに導入する必要があり、パケットヘッダ
のサイズが非常に大きくなってしまうという問題があ
る。
【0006】さらに、帯域が非常に小さいワイヤレス環
境でMobile IPv6やVIPonV6を用いると、パ
ケットヘッダのサイズが大きくなってしまうのは、特に
大きな問題となる。
【0007】一方、IPv6アドレス128ビット全体
をノード識別子としてしまうと、逆にノードに位置に関
する情報が完全に欠如してしまい、サブネット間の経路
制御が実質不可能になってしまう。
【0008】本発明は、このような実情に鑑みて提案さ
れたものであり、パケットのヘッダサイズを大きくする
ことなく移動透過性を容易に実現することができるデー
タ送信方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明は、第1のノードからルータを介して第2
のノードにデータを送信するデータ送信方法において、
各ノードのホスト名について、当該ノードのノード識別
子と、当該ノードが普段接続しているサブネットを示す
ホームプレフィックスとを記憶し、入力された第2のノ
ードのホスト名に対応するノード識別子とそのホームプ
レフィックスとを読み出し、読み出されたノード識別子
とホームプレフィックスとを有するIPアドレスを生成
し、生成されたIPアドレスを備えるデータパケットを
生成し、上記データパケットを、上記IPアドレスに従
って、第2のノードが普段接続しているサブネットのル
ータに送信し、上記ルータが保持する第2のノードを管
理するためのキャッシュ情報に基づいて、当該ルータに
送信されたデータパケットに、上記第2のノードの移動
先を示すヘッダを付加し、付加されたヘッダに基づい
て、上記データパケットを上記第2のノードに送信する
ことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0011】本発明は、例えば図1に示す構成のネット
ワークシステム1に適用される。
【0012】上記ネットワークシステム1は、ノード
(CN)10が移動ノード(MN)30にデータパケッ
トを送信するものである。
【0013】さらに、上記ネットワークシステム1は、
図2に示すように、様々な移動ノード30のホスト名に
対応する移動指向IPv6(Internet Protocol versio
n 6)アドレスを読み出すDNSサーバ40を備える。
【0014】また、移動指向IPv6アドレスは、図3
に示すように、128ビットからなり、インターネット
上でノードを一意に識別するためのノード識別子(下位
64ビット)と、ノードが接続しているサブネットの位
置を示すネットワークプレフィックス(上記64ビッ
ト)とによって構成される。
【0015】ノード識別子は、ノード自体を識別するも
のであり、ノードの位置や移動に関係なく、ノードを認
識したり認証したりするために用いられる。ネットワー
クプレフィックスは、あるサブネットに接続されている
ノードにパケットを送信するために用いられるものであ
る。
【0016】なお、上位64ビットの部分は、IETF
で提案されている現仕様での上記64ビットと、結果と
して同じ役割を果たすことになる。これにより、IP層
での経路制御機構をそのまま利用することができる。
【0017】上述した移動指向IPv6アドレスに基づ
いて、移動透過性や移動ノードの検証を提供するネット
ワークアーキテクチャをv6VIPという。v6VIP
は、第1に、IPv6アドレスとして移動指向IPv6
アドレスを用いること、第2に、移動透過性や移動ノー
ドの認証を実現するためにVIPの機能を用いること、
の2点を基本方針としている。
【0018】ここで、v6VIPにおけるプロトコル階
層を図4に示す。上記プロトコル層は、アプリケーショ
ン層、TCP/UDP層、VIP層、IP層、データリ
ンク層、物理層からなる。
【0019】TCP/UDP層より上位層では、移動指
向IPv6アドレス下位64ビットのノード識別子を用
いてノードを識別する。TCP/UDP層とIP層の間
に挿入したVIP層で、そのノード識別子に対応したネ
ットワークプレフィックス64ビットを結合することに
より128ビットの移動指向IPv6アドレスを生成す
る。このノード識別子とネットワークプレフィックスの
対応付けは、所定のキャッシュ情報(以下、「AMT
(Address Mapping Table)エントリ」という。)で管
理する。
【0020】こうして生成された移動指向IPv6アド
レスに基づいて、IP層はパケットの送信を行う。一
方、パケットの受信時は、VIP層では、移動指向IP
v6アドレスからネットワークプレフィックスが単純に
除かれ、ノード識別子だけが上位層に渡される。
【0021】VIP層で宛先ノードに関するAMTエン
トリがない場合、すなわち宛先ノードのノード識別子に
対する現在のネットワークプレフィックスが分からない
場合は、宛先ノードのホームネットワークのネットワー
クプレフィックスを宛先ノードのノード識別子と結合し
て移動指向IPv6アドレスを生成する。なお、ノード
のホームネットワークとは、そのノードが普段接続され
ているサブネットをいう。ホームネットワークのネット
ワークプレフィックス(以下、「ホームプレフィック
ス」という。)の取得については、詳細を後述する。
【0022】ノード10は、ここではデータの送信元と
なるノードである。ノード10は、移動ノード30に関
するAMTエントリを保持しているときは、移動指向I
Pv6アドレスを生成してデータパケットを送信し、A
MTエントリを保持していないときは、DNSサーバ4
0からノード識別子等を読み出して移動指向IPv6ア
ドレスを生成し、データパケットを送信する。
【0023】ホームルータ20は、移動ノード30のホ
ームサブネットに接続しているルータである。ホームル
ータ20は、常に、管理している移動ノード30に関す
る最新のAMTエントリを保持している。
【0024】そして、かかる構成のネットワークシステ
ム1において、ノード10から移動ノード30に対して
は、以下のようにしてデータパケットが転送される。
【0025】ノード10は、移動ノード30に関するA
MTエントリを保持しているときは、移動ノード30が
現在どのサブネットに接続しているかを知っていること
となる。このとき、ノード10は、移動ノード30が現
在接続しているサブネットのネットワークプレフィック
スと移動ノード30のノード識別子とをVIP層で結合
して移動指向IPv6アドレスを生成する。
【0026】そして、図5に示すように、移動指向IP
v6アドレスを有するIPv6ヘッダと、TCP/UD
Pヘッダと、データとからなるデータパケットが生成さ
れる。上記IPv6ヘッダは、ノード10の現在のネッ
トワークプレフィックス(CN's CNP(Current Net
work Prefix))及びノード識別子(CN's NodeI
D)と、移動ノード30の現在のネットワークプレフィ
ックス(MN's CNP)及びノード識別子(MN's N
odeID)とから構成される。
【0027】IP層は上記移動指向IPv6アドレスに
従って経路制御するので、上記データパケットは、その
経路制御により移動ノード30に送信される。
【0028】つぎに、移動ノード30がホームサブネッ
トから移動して他のサブネットに接続している場合につ
いて説明する。移動ノード30は、上記他のサブネット
に移動すると、接続先のサブネット上のルータ通知(ro
uter advertisement)を受信し、ルータ通知に含まれる
上記サブネットのネットワークプレフィックスと当該移
動ノード30のノード識別子とを結合し、移動先での移
動指向IPv6アドレスを生成する。このように、移動
指向IPv6アドレスを使用すると、DHCPv6等の
ステートフル自動設定は特に必要なく、移動先サブネッ
ト上で流れているルータ通知を受信するだけで移動先で
のIPアドレスを獲得することができる。
【0029】移動ノード30は、移動先サブネットで新
たに移動指向IPv6アドレスを獲得した後は、図2に
示すホームルータ20及び現在通信中のノード10に対
して、AMTアップデートメッセージを送信し、別のサ
ブネットに移動したことを報告する。なお、この際に用
いられるメッセージをAMTアップデートメッセージと
いう。
【0030】ノード10は、移動ノード30が他のサブ
ネットに移動したことによってVIP層で宛先ノードに
関するAMTエントリがない場合には、そのノードのホ
ームプレフィックスを認識するために、DNSサーバ4
0へ要求を出すようにリゾルバ(Resolver)を呼び出す
必要がある。なお、リゾルバとは、DNSサーバ40に
対して問い合わせを行うライブラリのことをいい、例え
ばUNIXでは通常コンパイル時にアプリケーションプ
ログラムにリンクされている。リゾルバの呼び出しとし
ては、以下に示すような2つの手法がある。
【0031】第1の手法として、ネットワーク構成によ
りリゾルバの呼び出しを行うものがある。例えば図6に
示すように、ユーザが送信先のホスト名を指定すると、
アプリケーション層はノード識別子を得るためのリゾル
バを読み出してDNSサーバ40に問い合わせを行う。
アプリケーション層は、DNSサーバ40からノード識
別子を獲得すると、このノード識別子をTCP/UDP
層を介してVIP層に送っていく。VIP層は、リゾル
バを呼び出して、上記識別子に基づいて宛先ノードのホ
ームプレフィックスを獲得するようにDNSサーバ40
に問い合わせを行う。VIP層は、ノード識別子及びホ
ームプレフィックスを獲得した後、これらを結合して移
動指向IPv6アドレスを生成する。そして、図7に示
すように、移動指向IPv6アドレスを有するIPv6
ヘッダと、TCP/UDPヘッダと、データとからなる
データパケットが生成される。
【0032】上記IPv6ヘッダは、ノード10の現在
のネットワークプレフィックス(CN's CNP(Curre
nt Network Prefix))及びノード識別子(CN's No
deID)と、移動ノード30のホームプレフィックス
(MN's HP)及びノード識別子(MN's NodeI
D)とから構成される。IP層は上記移動指向IPv6
アドレスに従って経路制御する。よって、上記データパ
ケットは、その経路制御により、移動ノード30が普段
接続されているサブネットのホームルータ20に送信さ
れる。
【0033】第2の手法として、アプリケーションプロ
グラムによりリゾルバの呼び出しを行うものがある。例
えば図8に示すように、ユーザが送信先のホスト名を指
定すると、アプリケーション層は、ノード識別子及びホ
ームプレフィックスを一度に得るためのリゾルバを読み
出して、DNSサーバ40に問い合わせを行ってのよ
い。すなわち、アプリケーション層によって一度に問い
合わせを行ってもよい。このようにして獲得されたノー
ド識別子及びホームプレフィックスは、TCP/UDP
層を介してVIP層に送られる。VIP層は、これらの
ノード識別子及びホームプレフィックスを結合して移動
指向IPv6アドレスを生成する。そして、上述した図
7に示すようなデータパケットが生成される。このデー
タパケットは、IP層の経路制御に従って、移動ノード
30が普段接続されているサブネットのホームルータ2
0に送信される。
【0034】このようにネットワークシステム1にDN
Sサーバ40を備えることによって、ノード10が64
ビットで表されるノード識別子を記憶しておく手間を省
き、また、ノード10が移動ノード30のAMTエント
リがない場合であっても容易にそのホームプレフィック
スを獲得することができる。
【0035】以上のように、ノード10は、移動ノード
30に関するAMTエントリを保持していない場合、す
なわち移動ノード30が現在どのサブネットに接続して
いるかを知らない場合は、上記移動ノード30のホーム
プレフィックスとノード識別子とをVIP層で結合して
IPアドレスを生成する。そして、上記データパケット
は、移動ノード30のホームルータ20に転送される。
【0036】ホームルータ20は、移動ノード30に関
するAMTエントリを必ず保持している。ホームルータ
20は、上記データパケットを受信すると、図9に示す
ように、この受信したデータパケットに、移動ノード3
0の移動先のIPアドレスを宛先アドレスとした新しい
IPv6ヘッダ(第2のIPv6ヘッダ)を付加し、移
動ノード30に転送する。なお、このような転送方法を
IP−in−IPトネリングという。
【0037】上記データパケットは、図7に示したデー
タパケットに対してさらに第2のIPv6ヘッダを付加
した構成であり、第1のIPv6ヘッダと、第2のIP
v6ヘッダと、TCP/UDPヘッダと、データとから
構成される。第2のIPv6パケットは、ホームルータ
20のホームプリフィックス(HR's HP)及びノー
ド識別子(HR's NodeID)と、移動した移動ノ
ード30の現在のネットワークプレフィックス(MN's
CN)及びノード識別子(MN's NodeID)とか
ら構成される。
【0038】これにより、移動ノード30が最初のサブ
ネットから移動して他のサブネットに接続した場合であ
っても、第2のIPv6ヘッダに基づいて、当該移動ノ
ード30に対してデータパケットを転送することができ
る。また、このようなトネリングを用いることによっ
て、受信したパケットの終点アドレスフィールドを直接
書き換えて移動先のノードに転送するときに、転送した
データパケットが結果としてアドレス偽造パケットと判
断されて途中のルータで強制的に廃棄されてしまうのを
防止することができる。
【0039】移動ノード30は、ホームルータ20を介
してIP−in−IPトネリングで転送されたデータパ
ケットを受信した場合、そのデータパケットの送信元で
あるノード10は当該移動ノード30に関するAMTエ
ントリを保持していないと判断して、上記移動ノード3
0自身の現在のノード識別子とネットワークプレフィッ
クスとの対応付けをAMTアップデートメッセージによ
りノード10に知らせる。
【0040】なお、AMTアップデートメッセージは、
ホームルータや通信中の相手ノードに不正なAMTエン
トリが作成することを回避するために、拡張ヘッダの1
つである認証ヘッダを必ず含んでいなければならない。
【0041】さらに、ノード10は、通信中の移動ノー
ド30からAMTアップデートメッセージを受信する
と、上記メッセージに含まれる認証ヘッダにより送信ノ
ードと通信内容を認証した後、メッセージペイロードに
格納されている移動指向IPv6アドレスを取り出し、
そのノードが保持するAMTに登録する。但し、AMT
エントリには生存時間が設定されており、タイムアウト
後そのAMTエントリは削除されるようになっている。
【0042】最後に、上述したプロトコル階層について
詳細に説明する。モデル的には、IPv6層とTCP/
UDP層の間にVIP層を挿入し、VIP層においてv
6VIPの機能を追加するのが理想的である。しかし、
今回は実装の容易さを考慮して、IPv6層にv6VI
Pの機能を直接追加している。
【0043】v6VIPの機能を追加したIPv6層の
ブロックダイヤグラムを図10に示す。そして、IPv
6層に新たに追加した関数について以下に説明する。
【0044】・v6vip_output()関数の動作 まず、送信パケットの宛先アドレス下位64ビットで示
される宛先ノードのノード識別子に対応するAMTエン
トリがあるかチェックする。AMTエントリが存在する
場合は、送信パケットの宛先アドレス上位64ビットを
AMTエントリに記載されているネットワークプレフィ
ックスに置き換えて、ip6_output()に処理を戻す。
【0045】もし、AMTエントリが存在しない場合
は、送信パケットの宛先アドレス上位64ビットに格納
されている宛先ノードのホームプレフィックスをそのま
ま利用し、ip6_output()に処理を戻す。
【0046】・v6vip_input()関数の動作 ホームルータとして機能しているノードの場合とそうで
ない移動ノードの場合で動作が異なる。
【0047】ホームルータとして機能しているノードの
場合、受信したパケットの宛先アドレス下位64ビット
にそのホームルータが管理している移動ノードのノード
識別子が含まれているならば、AMTを参照してそのノ
ードの接続先の移動指向IPv6アドレスを獲得する。
そして、その移動ノードへIP−in−IPトネリング
を用いてパケットを転送する。トネリングには、hydran
geaで採用されているGIF(Generic InterFace)を利
用し、GIFの出力系関数であるin6_gif_output()に処
理を渡す。
【0048】一方、移動ノードである場合、受信したパ
ケットがホームルータからIP−in−IPトネリング
で転送されたものならば、その受信パケットを送信した
ノードへAMTアップデートメッセージを送信するよう
に、AMTデーモンamtdに要求を渡す。
【0049】・amt_check()関数の動作 v6vip_input()やv6vip_output()から呼び出され、指定
されたノード識別子に関するAMTエントリの有無の参
照を行う。AMTエントリがある場合は、指定されたノ
ード識別子に対応したネットワークプレフィックスを返
す。AMTエントリがない場合は、−1を返す。
【0050】なお、amt_check()はAMTエントリの検
索を行うだけで、AMTエントリの登録や削除等は、A
MT管理デーモンamtdでのみ行われる。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るデータ送信方法によれば、各ノードのホスト名につい
て、当該ノードのノード識別子と当該ノードが普段接続
しているサブネットを示すホームプレフィックスとを記
憶しておき、入力された第2のノードのホスト名に対応
するノード識別子とそのホームプレフィックスとを読み
出して、第1のノードから上記ホームプレフィックスが
示すルータを介して第2のノードにデータを送信するこ
とによって、パケットのヘッダサイズを大きくすること
なく移動透過性を容易に実現することができる。
【0052】さらに、第1のノードがノード識別子を記
憶しておく手間を省くことができ、また、第1のノード
が第2のノードのAMTエントリがない場合であっても
容易にそのホームプレフィックスを獲得してデータパケ
ットを送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したネットワークシステムの概略
を示す構成図である。
【図2】上記ネットワークシステムにDNSサーバが備
えられたときの構成図である。
【図3】移動指向IPv6アドレスの構成を示す図であ
る。
【図4】v6VIPにおけるプロトコル階層を示す図で
ある。
【図5】データパケットの構成を示す図である。
【図6】ネットワーク構成によってノード識別子とホー
ムプレフィックスを獲得するための構成を示す図であ
る。
【図7】データパケットの構成を示す図である。
【図8】アプリケーションプログラムによってノード識
別子とホームプレフィックスを獲得するための構成を示
す図である。
【図9】データパケットの構成を示す図である。
【図10】v6VIPの機能を追加したIPv6層のブ
ロックダイヤグラムを示す図である。
【符号の説明】
1 ネットワークシステム、10 ノード、20,20
n ホームルータ、30 移動ノード、40 DNSサ
ーバ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のノードからルータを介して第2の
    ノードにデータを送信するデータ送信方法において、 各ノードのホスト名について、当該ノードのノード識別
    子と、当該ノードが普段接続しているサブネットを示す
    ホームプレフィックスとを記憶し、 入力された第2のノードのホスト名に対応するノード識
    別子とそのホームプレフィックスとを読み出し、 読み出されたノード識別子とホームプレフィックスとを
    有するIPアドレスを生成し、 生成されたIPアドレスを備えるデータパケットを生成
    し、 上記データパケットを、上記IPアドレスに従って、第
    2のノードが普段接続しているサブネットのルータに送
    信し、 上記ルータが保持する第2のノードを管理するためのキ
    ャッシュ情報に基づいて、当該ルータに送信されたデー
    タパケットに、上記第2のノードの移動先を示すヘッダ
    を付加し、 付加されたヘッダに基づいて、上記データパケットを上
    記第2のノードに送信することを特徴とするデータ送信
    方法。
  2. 【請求項2】 アプリケーションプログラムにより、上
    記入力された第2のノードのホスト名に対するノード識
    別子とそのホームプレフィックスとを読み出すことを特
    徴とする請求項1記載のデータ送信方法。
  3. 【請求項3】 アプリケーションプログラムが入力され
    た第2のノードのホスト名に対するノード識別子を読み
    出し、ネットワーク層が読み出されたノード識別子に対
    するホームプレフィックスを読み出すことを特徴とする
    請求項1記載のデータ送信方法。
JP11003411A 1999-01-08 1999-01-08 デ―タ送信方法 Withdrawn JP2000201183A (ja)

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JP11003411A JP2000201183A (ja) 1999-01-08 1999-01-08 デ―タ送信方法
PCT/JP1999/003627 WO2000041363A1 (fr) 1999-01-08 1999-07-05 Procede de transmission de donnees
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Applications Claiming Priority (1)

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JP11003411A JP2000201183A (ja) 1999-01-08 1999-01-08 デ―タ送信方法

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