JP2000174885A - 電話端末 - Google Patents

電話端末

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JP2000174885A
JP2000174885A JP34395298A JP34395298A JP2000174885A JP 2000174885 A JP2000174885 A JP 2000174885A JP 34395298 A JP34395298 A JP 34395298A JP 34395298 A JP34395298 A JP 34395298A JP 2000174885 A JP2000174885 A JP 2000174885A
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caller
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screen
telephone
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JP34395298A
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English (en)
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Masago Yabuta
雅五 藪田
Seiichi Shibata
誠一 柴田
Seiji Matsunami
誠次 松波
Kazuo Kitamura
和夫 北村
Takashi Matsumoto
崇 松本
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Taiko Electric Works Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Taiko Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的離れたところからでも、着信時の発呼
者識別が、表示状態を見るだけでできるようにした電話
端末を提供する。 【解決手段】 文字情報を表示画面に表示できる表示素
子13を備える。相手方の電話番号を、予め定められた
属性に応じて分類して、発呼者番号メモリ7に記憶して
おく。着信検出回路3は、着信があったときに、それを
制御回路5に知らせる。発呼者番号検出回路4は、着信
時の情報に含まれる可能性のある発呼者番号を検出し
て、制御回路5に送る。制御回路5は、検出された発呼
者番号と、発呼者番号メモリ7に記憶されている発呼者
番号とを照合することにより、着信した発呼者が、いず
れの分類に属しているかを判別し、その判別結果に応じ
て、表示素子13の表示画面全体の画面カラーや画面輝
度などの表示属性を変更制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば家庭用電
話機やボタン電話システムのボタン電話機などの電話端
末に関し、特に、着信や、現在モードのユーザに対する
報知に関する発明に係わる。
【0002】
【従来の技術】電話会社により、着信時に発呼者の電話
番号を通知するようにするサービスが開始され、これに
対応して、着信時に、例えば液晶ディスプレイなどの表
示素子の画面に発呼者の電話番号を表示する電話端末が
提供されている。この電話端末によれば、着信に応答す
る前に、発呼者が誰であるかを知ることができて便利で
ある。
【0003】この発呼者の電話番号通知サービスを利用
して、予め相手(発呼者)の電話番号と名前をメモリに
登録しておき、着信時に送られてくる発呼者の電話番号
と、登録されている電話番号とを比較照合し、照合結果
に応じて、発呼者の電話番号とともに、あるいは電話番
号の代わりに名前を表示する電話端末もある。
【0004】また、相手を予め定めた属性、例えば業務
関係、個人的な付き合いなどに応じて分類しておき、そ
の分類を表示画面に表示するようにしたものもある。さ
らには、ボタン電話の電話端末の場合には、回線ボタン
のLED(発光ダイオード)表示器の点滅パターンや発
光色などで、前記の分類など、発呼者を識別することが
できるようにしたものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液晶デ
ィスプレイの画面に発呼者の電話番号や分類表示をする
表示方法の場合には、視認性が悪いため、電話端末の表
示画面の近くでないと、その表示内容を知ることができ
ない。このため、着信があったとき、その発呼者の電話
番号と、分類分けを見て、着信応答する必要が無いとす
ることができるような場合であっても、若干離れたとこ
ろにいるユーザは、電話端末に近付いて、表示画面を覗
き込むようにしなければならない。
【0006】また、LED表示器の点滅パターンや発光
色により、発呼者を識別する方法の場合には、LEDに
よる発光表示が小さく、点滅パターンが、離れたところ
からでは分かりずらいという問題がある。また、LED
は、発光色数が少なく、分類が多数になると対応できな
い。また、分類の数に応じた多数のLEDを端末に設け
なければならないという問題もある。
【0007】このような、表示の視認性が悪いことや、
表示が小さい、点滅のパターンが分かりずらいという問
題点は、上述の着信時の発呼者番号通知の場合のみに限
られるものではない。
【0008】例えば、着信ベル音による着信通知が困難
である耳が不自由なユーザの場合の表示による着信通知
や、ボタン電話システムで、他の端末による通話中表示
や、回線保留中表示などの各種モードの表示報知につい
ても同様の問題となる。
【0009】この発明は、以上の問題点にかんがみ、比
較的離れたところからでも、着信通知、着信時の発呼者
識別、各種モードの検知が、表示状態を見るだけででき
るようにした電話端末を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明による電話端末は、文字情報を表示
画面に表示できる表示素子と、着信検出手段と、前記着
信検出手段の着信検出出力を受けて、前記表示素子の表
示画面全体の表示属性を変更制御することにより、着信
を受けたことをユーザに報知するようにする制御手段
と、を備えることを特徴とする。
【0011】また、請求項3の発明の電話端末は、文字
情報を表示画面に表示できる表示素子と、着信検出手段
と、相手方の電話番号を、予め定めた属性に応じて分類
して、記憶する発呼者番号記憶手段と、着信時の情報に
含まれる可能性のある発呼者番号を検出する発呼者番号
検出手段と、前記発呼者番号検出手段で検出された発呼
者番号と、前記発呼者番号記憶手段に記憶されている発
呼者番号とを照合することにより、着信した発呼者が、
いずれの前記分類に属しているかを判別する判別手段
と、前記着信検出手段の着信検出出力を受けたときに、
前記判別手段の判別結果に応じて、前記表示素子の前記
表示画面全体の表示属性を変更制御する制御手段と、を
備えることを特徴とする。
【0012】また、請求項5の発明の電話端末は、文字
情報を表示画面に表示できる表示素子と、着信検出手段
と、ユーザのキー操作入力を受け付けるためのキー入力
手段と、少なくとも前記着信検出手段からの検出出力
と、前記キー入力手段からのキー操作信号とを受けて、
現在モードを判別し、その判別結果に応じて前記表示素
子の表示画面全体の表示属性を変更制御する制御手段
と、を備えることを特徴とする。
【0013】
【作用】上述の構成の請求項1の発明においては、着信
があると、着信検出手段によりそれが検出され、制御手
段に知らされる。制御手段は、表示素子、例えば液晶デ
ィスプレイの表示画面色や、表示画面の輝度を、待ち受
け状態とは変更して、ユーザに着信があったことを報知
する。
【0014】ユーザは、文字情報を表示するための比較
的大きな表示画面の色や明るさの変化により、着信が検
知できるので、比較的遠くにいても、その着信を知るこ
とができる。
【0015】また、上述の構成の請求項3の発明におい
ては、着信があると、着信検出手段によりそれが検出さ
れ、制御手段に知らされる。また、発呼者番号検出手段
は、着信時の情報に発呼者番号が含まれていれば、それ
を検出し、判別手段に渡す。判別手段は、発呼者番号検
出手段から渡された発呼者番号と、発呼者番号記憶手段
に記憶されている発呼者番号とを比較照合し、着信した
発呼者が、いずれの分類に属しているかを判別し、その
判別結果を制御手段に送る。
【0016】制御手段は、着信検出手段からの着信検出
出力により着信があったことを知り、判別手段からの判
別出力により、表示素子の表示画面全体の表示属性を変
更して、発呼者の分類にしたがった着信表示を行う。
【0017】表示属性として例えば画面色を変更する場
合であれば、例えば、親しい友人のグループとして分類
された発呼者からの着信の場合には、表示素子の画面色
を青に、あまり着信応答したくないグループとして分類
された発呼者からの着信の場合には、表示素子の画面色
を赤に、発呼者が不明である場合には、表示素子の画面
色を黄色に、というように表示素子の表示画面全体の表
示属性を変更して、発呼者の分類にしたがった着信表示
を行う。
【0018】したがって、ユーザは、文字情報を表示す
るための比較的大きな表示画面の色や明るさの変化によ
り、どの分類の発呼者からの着信であるかを検知できる
ので、比較的遠くにいても、すぐに着信に応答すべきか
どうかなどを知ることができる。
【0019】また、上述の構成の請求項5の発明におい
ては、制御手段は、現在モードに応じて、表示素子の表
示画面全体の色や輝度などの表示属性を変更する。した
がって、ユーザは、表示素子の比較的大きな表示画面の
色や輝度から、現在モードが何であるかを容易に知るこ
とができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明による電話端末の
実施の形態を、図を参照しながら説明する。以下に説明
する実施の形態の電話端末は、複数回線分の電話回線が
収容可能なボタン電話システムのボタン電話機の場合で
ある。
【0021】図1は、この実施の形態の電話端末として
のボタン電話機10の外観を示すものである。このボタ
ン電話機10は、電話機本体11と、送受器(ハンドセ
ット)12とからなっている。
【0022】電話機本体11は、文字情報を表示するた
めの表示素子の例としての液晶ディスプレイ13と、テ
ンキー14と、回線ボタン15と、各種ファンクション
キー16とを備えている。
【0023】液晶ディスプレイ13の表示画面は、着信
時の発呼者番号通知サービスによる発呼者の電話番号お
よび発呼者名や発呼時の相手先電話番号などを表示する
ために十分な、比較的大きい画面とされている。そし
て、この例では、この液晶ディスプレイ13は、カラー
表示が可能なものであって、バックとなる画面色(文字
情報が表示される画面のバックの色であり、以下の説明
では画面カラーと称する)を、複数色に変更可能なもの
が用いられている。また、この例では、バックライトの
光源の明るさが制御可能とされ、表示画面輝度が変更可
能であるように構成されている。
【0024】回線ボタン15は、ボタン電話システムに
収容されている複数の電話回線のそれぞれの回線に対応
するボタンであり、この回線ボタンを押すことにより、
収容している電話回線のうちの対応する電話回線を、主
装置(図示せず)が捕捉するものである。この回線ボタ
ン15の内部には、LEDを備え、使用中、着信中、保
留中などを、そのLEDの点灯、点滅によりユーザに報
知するように構成されている。
【0025】ファンクションキー16は、短縮キー、リ
ダイヤルキー、保留キー、ファンクションメニューキー
などの複数個のボタンキーからなる。
【0026】図2は、このボタン電話機10の、この実
施の形態の場合の要部の構成を示すブロック図である。
【0027】図2において、1a,1bは、電話回線側
の端子であり、これらの端子1a,1bは、通話回路2
に接続されるとともに、着信検出回路3に接続される。
通話回路2には、送受器12のマイクロホン12Mとス
ピーカ12SPとが接続される。
【0028】着信検出回路3は、電話回線を通じて到来
する着信を検出し、その着信検出出力を、マイクロコン
ピュータからなる制御回路5に供給する。また、通話回
路2を通じて、着信時に到来する発呼者電話番号の情報
は、発呼者番号検出回路4で検出され、検出された発呼
者電話番号が制御回路5に供給される。なお、発呼側
が、発呼者電話番号の通知を拒否している場合には、着
信時の発呼者電話番号の通知は行われない。
【0029】液晶ディスプレイ13は、表示制御回路6
を介して制御回路5に接続されている。制御回路5は、
通話回路2を制御するとともに、着信検出回路3からの
着信検出出力および発呼者番号検出回路4からの発呼者
電話番号に基づき、液晶ディスプレイ13の画面カラー
と、画面輝度(画面の明るさ)を、表示制御回路6を通
じて制御する。
【0030】この例では、前述したように、画面輝度の
制御は、バックライト光源の明るさを制御することで行
われる。なお、この明細書において、制御対象である画
面輝度には、バックライト光源のオフ、つまり、液晶デ
ィスプレイの表示オフの状態を含むものとする。
【0031】また、発呼者番号メモリ7が、制御回路5
に接続されている。後述するように、この発呼者番号メ
モリ7には、予め定めた分類方法に従ってユーザがグル
ープ分けして登録した発呼者番号が格納されている。
【0032】キー入力部8は、テンキー14や、回線ボ
タン15、ファンクションキー16のユーザの操作に応
じたキー操作信号を制御回路5に供給する。制御回路5
は、このキー操作信号を受けて、ユーザがどのキーを操
作したかを判別し、そのキー操作信号に応じた制御を行
う。操作されたキーが、回線ボタン15やファンクショ
ンキー16のように、電話機10のモードに関与するキ
ーであるときには、操作されたキーに応じたモードにボ
タン電話機10を移行させる。
【0033】[発呼者登録]この実施の形態の場合、フ
ァンクションキー16の一つにファンクションメニュー
キーがあり、そのメニューキーを押したときに、液晶デ
ィスプレイ13の画面にファンクションメニューが現れ
るが、そのメニュー項目の一つとして、発呼者登録があ
る。
【0034】そして、この実施の形態の場合、この発呼
者登録のメニュー項目を選択すると、ユーザは、親しい
友人など優先して着信を受けたい優先グループと、でき
れば着信は受けたくない敬遠グループと、その他の通常
ランクであるが名前を登録しておきたい通常グループの
ように、3通りに分類して、発呼者の電話番号と発呼者
の名前を、登録することができる。そして、登録された
発呼者番号と名前は、制御回路5の前記発呼者登録プロ
グラムにより、発呼者番号メモリ7に、その分類分けの
属性付加情報とともに格納される。
【0035】この発呼者登録の処理手順を、図3のフロ
ーチャートに従って説明する。この図3のフローチャー
トは、発呼者登録の項目が選択されたときの制御回路5
での処理ルーチンに等しい。
【0036】すなわち、発呼者登録の項目がメニューか
ら選択されたときに、図3の処理ルーチンに入り、ユー
ザからの相手(発呼者)の名前と、電話番号の入力とを
待つ(ステップS1)。名前の入力は、例えばテンキー
14の一部を文字検索キーや、文字決定キーとしてを用
いることにより行われる。電話番号と名前の入力が行わ
れると、制御回路5は、分類分けの選択入力を促すメッ
セージを液晶ディスプレイ13に表示するようにする
(ステップS2)。
【0037】そして、ユーザのユーザの分類分け選択入
力を待ち(ステップS3)、ユーザの選択入力があれ
ば、その選択された分類は何かを判別する(ステップS
4)。選択された分類が優先グループであれば、入力さ
れた電話番号と名前は、優先グループの属性が付加され
て、発呼者番号メモリ7に格納される(ステップS
5)。
【0038】また、選択された分類が敬遠グループであ
れば、入力された電話番号と名前は、敬遠グループの属
性が付加されて、発呼者番号メモリ7に格納され(ステ
ップS6)、選択された分類が通常グループであれば、
入力された電話番号と名前は、通常グループの属性が付
加されて、発呼者番号メモリ7に格納される(ステップ
S7)。以上で、発呼者登録が終了する。
【0039】[着信時の表示処理]次に、以上のように
して、メモリ7に格納された発呼者登録情報を用いて、
着信時にどの分類の発呼者からの着信であるかをユーザ
に報知する処理について、図4のフローチャートを参照
しながら説明する。
【0040】電話回線からの着信があり、着信検出回路
3で着信が検出され、その検出出力が制御回路5に供給
されると、制御回路5は、この図4のフローチャートが
開始する。
【0041】まず、ステップS11で、発呼者番号検出
回路4からの出力を監視して、着信時の情報中に発呼者
番号が含まれているか否かを判別する。この判別の結
果、発呼者番号が含まれていないと判別したときには、
ステップS21に進み、発呼者不明として液晶ディスプ
レイ13の画面カラーを、例えば黄色とし、この着信表
示の処理ルーチンを終了する。このとき、液晶ディスプ
レイ13の画面には、発呼者番号は表示されないが、例
えば「発呼者番号通知無し」のような文字表示を行って
もよい。
【0042】ステップS11で、発呼者番号が検出され
たときには、ステップS12に進み、発呼者番号メモリ
7に登録されている電話番号と照合し、次のステップS
13で、一致する番号があるか否か判別する。一致する
番号がなければ、ステップS22に進み、発呼者登録無
しとして液晶ディスプレイ13の画面カラーを、例えば
黄色とし、次のステップS23で、発呼者番号検出回路
4で検出した発呼者番号を、その黄色の画面カラー上
に、例えば黒色で表示する。
【0043】ステップS13で、発呼者番号検出回路4
で検出された発呼者番号が、登録された番号と一致した
ときには、ステップS14に進んで、その登録された番
号の分類の属性を調べる。そして、次のステップS15
では、分類が優先グループか否か判別し、優先グループ
であれば、ステップS16に進んで、液晶ディスプレイ
13の画面カラーを青色とする。
【0044】また、ステップS15で、分類が優先グル
ープではないと判別されたときには、ステップS17に
進み、分類が敬遠グループであるか否か判別し、敬遠グ
ループであると判別されたときにはステップS18に進
んで、液晶ディスプレイ13の画面カラーを赤色とし、
さらに、ステップS20に進んで、発呼者番号検出回路
4で検出した発呼者番号と同一番号および登録された発
呼者の名前が、その赤色の画面上に、例えば黒色で表示
される。
【0045】ステップS17で、分類が敬遠グループで
はないと判別されたときには、分類は通常グループであ
るので、ステップS19に進み、液晶ディスプレイ13
の画面カラーを緑色とし、さらに、ステップS20に進
んで、発呼者番号検出回路4で検出した発呼者番号と同
一番号および登録された発呼者の名前が、その緑色の画
面上に、例えば黒色で表示される。
【0046】以上のようにして、この実施の形態におい
ては、着信があったときに、発呼者番号通知がない場合
や、その発呼者が、ユーザが登録した発呼者でなかった
ときには、液晶ディスプレイの画面が黄色になって、ユ
ーザに知らされる。
【0047】また、発呼者が、ユーザが登録した発呼者
であるときには、その分類に応じて、優先グループの者
である場合には、液晶ディスプレイの画面が青色に、敬
遠グループの者である場合には、液晶ディスプレイの画
面が赤色に、通常グループの者である場合には、液晶デ
ィスプレイの画面が緑色に、それぞれなって、それらが
ユーザに知らされる。
【0048】したがって、ユーザは、比較的大きな画面
の液晶ディスプレイの画面カラーを見ることにより、電
話機の近くにいなくても、どのような発呼者からの着信
であるかを容易に判別することができる。
【0049】なお、上述の発呼者電話番号登録の際の分
類は、一例であって、種々の分類分けができることはい
うまでもない。要は、分類に応じて着信時の表示素子の
表示属性が変わることにより、どの分類の発呼者からの
着信であるかを知ることがこの発明の目的である。
【0050】また、以上の説明では、画面カラーのみに
言及したが、例えば、バックライトを使用する透過型液
晶ディスプレイであって、待機状態などの通常状態で
は、バックライトを消灯し、着信があったときに、バッ
クライトを点灯するようにすることもできる。つまり、
画面カラーと、画面輝度との組み合わせにより、着信表
示を行うようにすることもできる。
【0051】また、画面カラーと画面輝度との組み合わ
せの場合、画面カラーにより分類を表示し、着信をバッ
クライトの点滅により、ユーザにより知らせるようにす
ることもできる。
【0052】また、画面カラーを変える代わりに、着信
時のバックライトの点滅パターンを変えることにより、
分類に応じた着信表示を行うようにすることもできる。
【0053】[他の実施の形態1]以上説明した実施の
形態は、着信時に発呼者番号通知があった場合に、分類
して登録してある発呼者であるか、登録してある発呼者
であれば、どの分類の発呼者であるかを、表示素子の画
面カラーや画面輝度を変更制御することにより、ユーザ
に報知するようにしたが、表示素子の表示画面全体の表
示属性を変更制御することにより、上述のような発呼者
識別を伴うことなく、着信があったことのみを報知する
場合にも、この発明は適用可能である。これは、例え
ば、耳の不自由なユーザや、着信ベル音を小さくして、
表示により着信を検出したい電話機を使用したいユーザ
に便利である。
【0054】すなわち、この実施の形態の場合の一例と
して、待機中の状態のときには、画面カラーを青色とし
て表示しておき、着信があったときに、画面カラーを黄
色で、かつ、高輝度で表示するようにする。
【0055】また、他の例として、表示素子にバックラ
イト方式の液晶ディスプレイを用い、画面カラーは変更
せずに、通常の状態のときには、バックライトを消灯し
ておき、着信があったときに、バックライトを点滅させ
ることにより、着信をユーザに知らせるようにする。
【0056】さらに、他の例として、着信があったとき
に、表示画面を点滅させる代わりに、画面カラーを一定
周期で変更するようにする。例えば、着信があったとき
に、画面カラーを黄色と、赤色とに、交互に変更するよ
うにする。
【0057】[他の実施の形態2]また、この発明は、
ボタン電話機のように複数の回線を収納するものではな
く、家庭用電話機のように、1つの回線に接続される電
話端末の場合において、その電話機の現在モードを、表
示素子の画面カラーや画面輝度などの表示属性を変更す
ることで、ユーザに報知する場合にも適用できる。
【0058】すなわち、図2のブロック図の構成は、基
本的には、この家庭用電話機も同様の構成を有するもの
で、制御回路5は、キー入力部8からのキー入力操作信
号や、着信検出回路3からの着信検出出力を受けて、電
話機10のモードを認識し、管理するようにしている。
【0059】そして、例えば、保留ボタンが押される
と、保留ボタンに内蔵されたLEDが、例えば所定パタ
ーンで点滅してそれが報知される。しかし、このLED
表示では、冒頭で述べたように判別がしずらい。
【0060】そこで、この実施の形態では、待機中の表
示画面の画面カラーは青白色、通話中の表示画面の画面
カラーは紫色、保留中の画面カラーはオレンジ色のよう
に、電話機10の各モードで、ディスプレイ13の画面
カラーを変更することで、現在モードは、どのモードの
状態かをユーザに知らせるようにする。
【0061】こうして、この実施の形態の場合には、比
較的大きく目に付きやすいディスプレイ13の画面色を
見るだけで、ユーザは、電話機の現在モードを知ること
ができる。
【0062】なお、この実施の形態の場合にも、画面輝
度を、画面カラーの変更に加えて制御することにより、
より変化のあるモード表示を行うことができる。
【0063】なお、以上の3つの実施の形態では、表示
素子としては液晶ディスプレイを用いた場合として説明
したが、表示素子は、液晶ディスプレイに限らず、画面
カラーを変更することができるタイプあるいは画面輝度
を変更することができるタイプの表示素子であればよ
く、例えばプラズマディスプレイなどを用いることもで
きる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、文字表示が可能な比較的大きい画面を有する表示素
子を備える電話端末において、その表示素子の画面カラ
ーや画面輝度を変更制御することにより、着信表示やモ
ード表示をするようにしたので、電話機から離れたとこ
ろでも、表示素子の画面が見える位置であれば、着信が
あったことや現在モードが何であるかを容易に判断でき
る。
【0065】また、電話局の発呼者番号通知サービスを
利用する場合において、発呼者を分類してメモリに登録
して記憶しておくとともに、着信時の発呼者番号と比較
照合して、着信はどの分類の発呼者からのものであるか
を判別し、その判別に応じて、表示素子の文字表示が可
能な比較的大きい画面の画面カラーや画面輝度を変更制
御したことにより、電話機の近くにいなくても、表示素
子の画面が見える位置であれば、着信がどの分類の発呼
者からのものであるかを容易に識別することができ、非
常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の電話端末の外観の一例
を示す図である。
【図2】この発明の実施の形態の電話端末の主要なブロ
ック図である。
【図3】この発明の実施の形態の電話端末における発呼
者番号登録の処理手順を説明するためのフローチャート
である。
【図4】この発明の実施の形態の電話端末において、着
信があったときの着信表示を説明するためのフローチャ
ートである。
【符号の説明】
2 通話回路 3 着信検出回路 4 発呼者番号検出回路 5 制御回路 6 表示制御回路 7 発呼者番号メモリ 8 キー入力部 10 電話機 11 電話機本体 12 送受器 13 液晶ディスプレイ 14 テンキー 15 回線ボタン 16 ファンクションキー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 誠一 東京都品川区中延六丁目10番13号 株式会 社大興電機製作所内 (72)発明者 松波 誠次 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 北村 和夫 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 松本 崇 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K027 FF03 FF22 HH23 5K036 DD33 EE03 JJ04 JJ13 JJ18 KK09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字情報を表示画面に表示できる表示素子
    と、 着信検出手段と、 前記着信検出手段の着信検出出力を受けて、前記表示素
    子の表示画面全体の表示属性を変更制御することによ
    り、着信を受けたことをユーザに報知するようにする制
    御手段と、 を備えることを特徴とする電話端末。
  2. 【請求項2】前記変更制御される前記表示画面全体の表
    示属性は、画面色、画面輝度、のうちのいずれか、ある
    いは、それらの組み合わせであることを特徴とする請求
    項1に記載の電話端末。
  3. 【請求項3】文字情報を表示画面に表示できる表示素子
    と、 着信検出手段と、 相手方の電話番号を、予め定めた属性に応じて分類し
    て、記憶する発呼者番号記憶手段と、 着信時の情報に含まれる可能性のある発呼者番号を検出
    する発呼者番号検出手段と、 前記発呼者番号検出手段で検出された発呼者番号と、前
    記発呼者番号記憶手段に記憶されている発呼者番号とを
    照合することにより、着信した発呼者が、いずれの前記
    分類に属しているかを判別する判別手段と、 前記着信検出手段の着信検出出力を受けたときに、前記
    判別手段の判別結果に応じて、前記表示素子の前記表示
    画面全体の表示属性を変更制御する制御手段と、 を備えることを特徴とする電話端末。
  4. 【請求項4】前記変更制御される前記表示画面全体の表
    示属性は、画面色、画面輝度、のうちのいずれか、ある
    いは、それらの組み合わせであることを特徴とする請求
    項3に記載の電話端末。
  5. 【請求項5】文字情報を表示画面に表示できる表示素子
    と、 着信検出手段と、 ユーザのキー操作入力を受け付けるためのキー入力手段
    と、 少なくとも前記着信検出手段からの検出出力と、前記キ
    ー入力手段からのキー操作信号とを受けて、現在モード
    を判別し、その判別結果に応じて前記表示素子の表示画
    面全体の表示属性を変更制御する制御手段と、 を備えることを特徴とする電話端末。
  6. 【請求項6】前記変更制御される前記表示画面全体の表
    示属性は、画面色、画面輝度、のうちのいずれか、ある
    いは、それらの組み合わせであることを特徴とする請求
    項5に記載の電話端末。
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