JP2000174632A - 埋め込み符号化/復号化方法及びシステム - Google Patents
埋め込み符号化/復号化方法及びシステムInfo
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Abstract
号化システムを提供する。 【解決手段】 4分木埋め込み画像符号化技法をビット
プレーン符号化技法と組み合わせて用いる。各逐次量子
化レベルにおいて係数を有意係数,非有意係数,更新係
数として認定する4分木技法を、従来の符号器で用いら
れているゼロツリー又は階層ツリーに代えて使用する。
実際には、新有意ブロック91に対しビット“1”(1
09)を出力する。1係数しか含んでいない新有意ブロ
ック102に対しビット“1”(110)を出力し、符
号ビット(112)を出力する。サブブロック104,
106,108に対しては“0”ビット(114,11
6,118)を出力する。非有意ブロック93,95,
97に対しては“0”ビット(120,122,12
4)を出力する。この時点で、ビットプレーン94の符
号化は終了し、ビットプレーン96,98と順次符号化
する。
Description
復号化方法及びシステムに関し、より詳細には、画像等
を圧縮/伸長する際に圧縮効率を改善し実装を簡素化し
た埋め込み符号化/復号化方法及びシステムに関する。
ームを切り捨てることだけで圧縮率を調整することがで
きるので、順次画像伝送,インターネット・ブラウジン
グ,スケーラブル画像及び動画データベース,ディジタ
ルカメラ,低遅延画像通信等の多数のアプリケーション
において魅力的な方法である。インターネットの画像ブ
ラウジングを例に取れば、埋め込み符号化は、サーバに
高画質圧縮ビットストリームのたった1つのコピーを蓄
積させることができる。
ブラウザモニタの画質に応じて、選択可能な量の圧縮ビ
ットストリームがブラウザに配送される。ブラウジング
の初期段階において、画像は粗い画質で検索できるの
で、ユーザが多数の画像を速覧し興味を引く内容を選択
できる。選択した画像は次に高画質レベルで全部ダウン
ロードする。ダウンロードプロセス中、画質は段々と更
新される。ユーザは画質が満足のいく状態になり次第、
ダウンロードプロセスを取り消すことができる。
1993年12月のIEEEの信号処理部会会報第41
巻12号3445−3462頁に掲載された論文“ウェ
ーブレット係数のゼロツリーを用いる埋め込み画像符号
化(Embedded Image CodingUsing Zerotrees Of Wavele
t Coefficients)”において埋め込みゼロツリーウェー
ブレットアルゴリズム(EZW)を記述している。
ットストリームは任意の時点において終了または切り捨
てることができる。これにより、復号された画像は実際
に使用した符号化ビット数に関して妥当で良好な画質を
常に維持できる。ゼロツリーシンボルは複数のサブバン
ドにわたる係数を含んでいる。従って、実装装置におい
て、符号化器はゼロツリー構造を確立するために多数の
サブバンドを横断しなければならず、コーディクは大き
な蓄積容量を必要とする。さらに、サブバンド横断ゼロ
ツリーのシンボルは空間的にスケーラブルな画像符号化
の場合に無効であり、即ち、より粗い解像度の画像のみ
を復号するには役立たない。
(W.Pearlman)の階層ツリー符号化アルゴリ
ズムにおける集合分離(SPIHT)は、EZWを改善
したものである。このSPIHTは、セッドとパールマ
ンの文献“階層ツリーにおける集合分離に基づく新しい
高速で高効率の画像コーディク(A New, Fast and Effi
cient Image Codec Based on Set Partitioning)”
(1996年6月のIEEEの動画技術用の回路及びシ
ステム部会会報第6巻3号,243−250頁)に記載
されている。
ト、即ち、有意でない集合のリスト(LIS)と有意で
ない画素のリスト(LIP)と有意な画素のリスト(L
SP)を保持し処理する。算術エントロピ符号化による
SPIHTは、EZWより高性能である。さらに、SP
IHTの1モードはハフマン符号または算術符号のよう
な明らかな可変長符号化(LVC)を用いることなく高
い圧縮効率を達成できる。しかしながら、高ビットレー
トにおいては、SPIHTが構築するリストは非常に大
きくなり、メモリ容量を消費する。従って、その実装は
高価となる。
i)は、米国特許第5,743,116号公報“疎デー
タセットの入れ子型区分符号化システム及び方法(Syst
em and method for nested split coding of sparse da
ta sets)”において、入れ子型区分符号化のアルゴリ
ズムを提案している。入れ子型符号化は、データブロッ
ク中の変換係数を符号化する。このアルゴリズムは、高
速であり実装も安価であるが、多くのアプリケーション
において有効な埋め込み機能を持っていない。
れたものであり、EWZやSPIHTのような符号化/
復号化技法の圧縮効率のさらなる向上と実装の簡素化を
その目的とする。本発明は、特に、4分木埋め込み画像
符号化技法をビットプレーン符号化技法と組み合わせて
使用して効率の良い簡素化された埋め込み画像符号化シ
ステムを提供することをその目的とする。
の順次量子化レベルにおいて変換係数を有意、非有意又
は更新係数として認定する。本発明においては、4分木
技法は、従来の符号化器に使用されているゼロツリーま
たは階層ツリーに代えて使用される。4分木はサブバン
ド内に限定できるので、品質スケーラビリティに加えて
空間スケーラビリティを達成する。符号化器は符号化時
にリストを保持しないので、符号化器用の蓄積装置に対
する要求条件が軽減される。
多ビットプレーンに延伸する値をそれぞれ持つ、画像係
数の2次元アレイを入力とする。係数は、或る特定数の
ルート(根)ブロックにセグメント化される。このセグ
メント化は画像全体を1つのルートブロックとするか、
或いは予め区分されたサブバンド(1つのサブバンドは
初期ルートブロックである)とするか、或いは画面全体
を多数の予め特定したブロックとすることができる。ブ
ロックは、ブロックの現ビットプレーンまたはより上位
のビットプレーンにビット“1”が存在する場合または
存在する場合にのみ有意であるとみなされる。符号化器
は、ビットプレーン毎に最上位ビットプレーンから最下
位ビットプレーンまで処理を進める。ビットプレーン毎
に、符号化器は、各ルートブロックが3つのケースのど
れに当たるかをチェックする。
いて既に有意であった第1のケースでは、符号化器は4
つのサブブロック(4分ブロック(quadrant
s))の処理に進む。ブロックが現ビットプレーンにお
いて有意になった第2のケースでは、符号化器は、ビッ
ト"1"を符号化し、次に、ブロックの4分ブロックの処
理に進む。ブロックが有意でない第3のケースでは、符
号化器はビット"0"を符号化して現ビットプレーンにお
けるそのブロックの符号化を終える。
合、各サブブロック(4分ブロック)毎に同じ動作を反
復する。4分ブロックの有意情報はハフマンまたは算術
符号化器によって、任意にエントロピ符号化するか、単
純に、ビットストリームに直接送ることができる。
第、現ビットプレーンにおける現係数のビットを符号化
し、係数が有意であれば、その右後ろに符号ビットを符
号化する。4分ブロックの区分符号化は、より有意でな
いビットプレーン毎に予定の符号化ビット数または予定
画質に到達するまで反復する。
る値を有するデータアレイ用の埋め込み符号化方法にお
いて、前記データアレイ中に1セットの初期ルートブロ
ックをセットし、1つ以上の有意ビットを有するビット
プレーン中の前記初期ルートブロックを有意ブロックと
して認定し、非有意ビットのみを有するビットプレーン
中の前記初期ルートブロックを非有意ブロックとして認
定し、有意ブロックを、分割されたブロックが、非有意
ビットのみを有するか或いは単一係数を含むまで分割
し、非有意ブロックと分割されたブロックを表す符号化
値のビットストリームを出力することにより、個々の前
記ビットプレーンを符号化することを特徴としたもので
ある。
て、該ブロック中の何れか1係数の絶対値が、現在走査
されているビットプレーンの値より大きいか又は等しい
ブロックを、有意ブロックとして認定し、該ブロック中
の何れか1係数の絶対値が、現在走査されているビット
プレーンの値より小さいブロックを、非有意ブロックと
して認定することを特徴としたものである。
前記係数の少なくとも1つに対する絶対値が現在走査さ
れているビットプレーンの値と直前に走査されたビット
プレーンの値との間である場合は、新有意ブロックとし
て認定し、前記絶対値が前記直前に走査されたビットプ
レーンの値より大きい場合は、旧有意ブロックとして認
定することを特徴としたものである。
有意ブロック毎に1ビットを出力し、新有意ブロックと
して認定された前記有意ブロック毎に1ビットを出力
し、1係数のみを有する前記新有意ブロック毎に符号ビ
ットを出力し、1係数のみを有する旧有意ブロックとし
て認定された前記有意ブロック毎に更新ビットを出力す
ることを特徴としたものである。
リームをエントロピ符号化器でさらに符号化することを
特徴としたものである。
ての値に対し前記ビットプレーンの最有意(最上位)ビ
ットに対応する値を出力することにより、符号化を初期
化することを特徴としたものである。
クは、当初から前記データアレイの全ての値を包含する
1つのルートブロックを有することを特徴としたもので
ある。
クは、当初から同一サイズの複数のルートブロックを有
することを特徴としたものである。
クは、当初から異なるサイズの複数のルートブロックを
有することを特徴としたものである。
ジタル画像を、該カラー画像のクロミナンス画像成分と
輝度画像成分を係数に変換し、前記輝度の係数と、異な
るクロミナンス係数とを初期ルートブロックに分解し
て、各初期ルートブロックを符号化することを特徴とし
たものである。
ナンス係数が共に類似サブバンドに配置されるように、
前記輝度画像成分を前記クロミナンス画像成分と共に変
換し、類似サブバンド中の前記輝度係数と前記クロミナ
ンス係数を同じ初期ルートブロックに分解することを特
徴としたものである。
画像をウェーブレット変換することにより生成した変換
係数を有することを特徴としたものである。
クは、サブバンド当たり1つの初期ルートブロックを有
することを特徴としたものである。
レーンに対するブロックの有意性と非有意性を認定する
ビット値を蓄積し、該蓄積されたビット値を現在走査し
ているビットプレーンの値と比較し、該現在走査されて
いるビットプレーン中のブロックの新有意性と旧有意性
と非有意性を決定することを特徴としたものである。
方法により符号化された符号化係数を復号する埋め込み
符号の復号方法において、ルートブロックをゼロで初期
化し、最上位ビットプレーンを、復号するか、或いは前
記変換から必然的に推定するかし、該最上位ビットプレ
ーンから最下位ビットプレーンまでルートブロックを走
査し、現ブロックを現ビットプレーン値中の1つのルー
トブロックにセットし、前記現ブロックを新有意ブロッ
ク又は旧有意ブロック又は非有意ブロックとして認定
し、符号化入力ビットが、前記現ブロックが新有意ブロ
ックであって1つの係数だけを含んでいることを示して
いる場合に、現ビットプレーン値と符号化符号ビットに
従って前記現ブロックに対する係数値を導出し、前記現
ブロックが旧有意ブロックであって1つの係数だけを含
んでいる場合に、符号化更新ビットを入力し、前記現ビ
ットプレーン値と前記更新ビットに従って前記現ブロッ
クに対する前記係数値を更新し、前記現ブロックが有意
ブロックであって1つ以上の係数を含んでいる場合に、
前記現ブロックをサブブロックに分割し、該サブブロッ
クを前記現ブロックとして順次再定義することを特徴と
したものである。
になる場合に、signを前記符号化符号ビット、2k
を前記ビットプレーン値として、前記新有意係数値はC
ij=(sign)・1.5・2kであることを特徴とした
ものである。
brefを前記符号化更新ビットとして、Cij=Sign
(Cij)・(|Cij|−(−1)bref・2k-1)である
ことを特徴としたものである。
記符号化入力ビットが“1”の場合には新有意ブロック
であり、前記符号化入力ビットが“0”の場合には非有
意ブロックであり、前記係数値が先に復号されたビット
プレーンにおいて既に有意な場合には旧有意ブロックで
あることを特徴としたものである。
上にビットを有する1セットの係数に変換する変換器
と、前記係数を受信し、1つ以上の有意係数を有する各
ビットプレーン中の有意ブロックと非有意係数のみを有
する非有意ブロックとを認定する埋め込み符号化器とを
有し、該埋め込み符号化器は、前記非有意ブロックを表
す符号化値を生成することにより各ビットプレーンを符
号化し、分割されたブロックが非有意ビットのみを有す
るか或いは単一係数を含むまで前記有意ブロックを分割
し、前記非有意ブロック及び分割されたブロックを表す
符号化値を生成することを特徴としたものである。
クは、前記埋め込み符号化器により有意ブロックまたは
非有意ブロックに認定され、該埋め込み符号化器は各非
有意分割ブロックを表す符号化値を生成し、前記有意分
割ブロックをさらに小さい分割ブロックに分割し、該分
割された小ブロックの各々を表す符号化ビットを生成す
ることを特徴としたものである。
からの符号化値を受信する蓄積装置または通信チャネル
を含むことを特徴としたものである。
の符号化値を入力し、前記現ブロックが新有意ブロック
であって1つの係数だけを有する場合に、前記現ビット
プレーン値と前記符号化符号ビットに従って、係数値を
生成し、前記埋め込み符号化器からの更新ビットを入力
し、前記現ブロックが旧有意ブロックであって1つの係
数だけを有する場合に、前記現ビットプレーンの値と前
記更新ビットに従って、前記係数値を更新し、前記現ブ
ロックを更に小ブロックに分割し、該小ブロックを順次
現ブロックとして再定義し、前記小ブロックが新有意係
数として認定された場合に新係数を生成し、前記サブブ
ロックが旧有意係数として認定された場合に現存の係数
値を更新する埋め込み復号器を含むことを特徴としたも
のである。
いて、複数ビットプレーンに延伸する値を持つ画像係数
の2次元アレイを導出し、前記複数ビットプレーンの各
ビットプレーン毎に対する画像係数の2次元アレイをル
ートブロックにセグメント化し、非有意係数のみを有す
るブロックを認定して、該認定ブロックを表す符号化値
を出力し、1つ以上の有意係数を有する前記ブロックを
より小さい4分ブロックに分割し、非有意ビットのみを
有する4分ブロックを繰り返し認定して、該認定された
小さい4分ブロックを表す符号化値を出力し、1つ以上
の有意係数を有する前記小さい4分ブロックを更に小さ
い4分ブロックに、単一係数のみを含む4分ブロックに
なるまで、反復分割して、前記単一係数の符号化値を出
力し、予定符号化ビット数に達するまで各下位ビットプ
レーンへの降順で4分ブロックの前記セグメント化、符
号化及び分解を反復することを特徴としたものである。
により生じる可変サイズブロックを符号化するための有
効な方法として広く用いられてきた。4分木符号化は、
シュリバン(G.J.Sullivan)とベーカ
(R.L.Baker)の論文“画像及び動画の効率的
な4分木符号化(Efficient Quadtree Coding of Image
s and Video)”(1994年5月発行のIEEEの画
像処理部会会報、第3巻3号の327−331頁に掲
載)及びストロバック(P.Strobach)の論文
“画像の4分木構造の帰納的プレーン分割符号化(Quad
tree-Structured Recursive Plane Decomposition Codi
ng of Images”(1991年6月発行のIEEEの信号
処理部会会報、第39巻6号の1380−1397頁に
掲載)に記述されている。本発明においては、4分木及
びビットプレーン方式を組み合わせて、より簡素な埋め
込み画像符号化方法を提供する。
埋め込み符号化器と復号器を示すブロック図である。符
号化器/復号器システム12は、原ディジタル画像14
を受信する符号化器16を含んでいる。この符号化器1
6は、原画像14を変換係数に変換する変換器18を含
んでいる。本発明による4分木埋め込み符号化器20
は、変換器18からの係数を符号化する。この4分木埋
め込み符号化器20からの符号化されたビットは、蓄積
装置に蓄積されるか、或いは、通信チャネル22により
伝送される。
符号化プロセスを逆に実行する。復号器24は、本発明
による4分木埋め込み復号器26を含んでおり、この復
号器が蓄積装置または通信チャネル22からの符号化デ
ータを復号する。逆変換器28は復号された係数ビット
ストリームを再構築画像30に変換する。
換係数に集中させる。4分木埋め込み符号化器20は、
これらの係数をかなり高い効率で符号化できる。変換器
18はエネルギ圧縮特性を有する任意の変換器で有り得
る。例えば、この変換器18は離散コサイン変換(DC
T)またはウェーブレット変換(WT)方式であってよ
い。説明のためにウェーブレット変換を用いるが、4分
木埋め込み符号化器はDCT係数にも同様に容易に適用
できる。この4分木埋め込み符号化器は、変換器18と
組み合わせて使用する必要はない。例えば、この4分木
埋め込み符号化器を画像またはテキストデータに直接使
用してもよい。4分木埋め込み符号化器20と組み合わ
せて符号化を追加実施して、画像ビットストリームを更
に圧縮することができる。例えば、ハフマンまたは算術
符号化体系を4分木埋め込み符号化器20に組み込こと
ができる。4分木埋め込み符号化は、2つの主要な原
理、即ち、(1)ビットプレーン方式と、(2)4分木
表現(または符号化方法)に基づく。
による変換係数と関連ビットプレーンを示す図である。
従来技術においては、量子化により各変換係数を符号化
するビット数が決定され、次に無損失エントロピ符号化
技法により量子化係数を符号化する。図2を参照し、1
次元ウェーブレット変換係数32を例に説明する。各行
33は、変換係数32の1つに対する符号値の2進表現
である。各係数の最上位ビットb1は、左端のビットで
ある。従来の符号化方法では、符号化を要する係数32
のビット数を決定する。一例を挙げれば、5ビットの符
号化精度が要求される場合、係数32のビットb1乃至
b5を各行毎に符号化する。
子化ステップを持たない。最上位のビットから始め、最
上位の(最も有意な)ビットプレーンを符号化し、次位
の(次に有意な)ビットプレーンを次々に符号化して行
く。予め特定した数の符号化ビットまたは所望の画質に
到達するまでビットプレーンを符号化する。図2の例で
説明すると、ビットプレーン方式は、縦列中のビットを
縦列毎に、b1ビットプレーン中のビットから始め、次
にb2ビットプレーンのビットへと符号化を進めて行
く。
ある。各係数の最上位部が最初に符号化されるので、ビ
ットストリームの符号化を任意に終了またはビットスト
リームを切り捨てて、画像を妥当な画質で再構成するこ
とができる。
次元可変サイズ領域を効率よく表現する。1画像領域は
その領域内のエレメントが或る共通の特性を持つように
形成される。領域は、共通の近傍を帰納的に結合するボ
トムアップ方式、或いは、領域を異なるサブ領域に帰納
的に分割して行くトップダウン方式の何れかで形成する
ことができる。4分木表現は、簡素(低オーバーヘッ
ド)であるが、最終可変サイズ領域を記述するために固
定した幾分制限された構造を提供する。これは分解・統
治方法に類似した階層的データ構造と帰納的分割原理と
密接に関連している。
表現を示す図である。4分木表現中の各ブロックは、分
割が必要で且つ分割が帰納的になし得る場合は、常に4
個の同一サイズのサブブロックに区分される。図3の左
上に8×8ブロック36が示されている。全8×8ブロ
ック36をルートブロックと記述する。本例の場合、親
ルートブロック36中の数字のすべてが同じでないの
で、ルートブロック36を4個の4×4サブブロック3
8に更に分解する。サブブロック38は、親ブロック3
8中の数字がすべて同じでなければ、更に4個の小サブ
ブロック40に分割できる。さらなる分割の必要が無く
なるか或いは最小可能ブロックサイズに達するまで上述
の分割を帰納的に繰り返す。
分かれした4分木34が示されている。この4分木34
は、内部の(節)ノード41を表すために"1"を用い、
葉(リーフ)42を表すために“0”を用いたビットス
トリームで表現することができる。4分木34の走査
は、用途に応じて幅方向または深度方向を先に行なう。
1つのノードから別れた4つのサブブロックの走査順序
もまた任意である。
す図で、通常の走査順序は、図に示すように、1行づつ
左上から右下への順序となる。この走査は、Z字型走査
とも呼ばれている。各葉42の共通の特徴を記述する記
述子は、葉を示す"0"の右後に付けるか、或いは、ツリ
ー全体の全ての枝別れ点を示すビットストリームの後に
纏めて付けることができる。図3の例では、深度優先走
査とZ字型サブブロック走査を行って、ビットプレーン
のルートブロック36を次のように記述する。 1111110101110000 100000100 00 110100010000
合は、それは常に葉であるから葉を示す“0”を送る必
要はない。最初の16ビットは、ビットプレーンのルー
トブロック36の左上の4分ブロックを表す第1枝44
を符号化するために使用される。次の9ビット“100
000100”は、第2枝46を符号化するために使用
される。第2枝46を表す9ビットの場合、最初のビッ
ト“1”は上方右側の4分ブロックが4個のサブ4分ブ
ロックに分裂していることを示す。次のビット対“0
0”はサブ4分ブロック52が全てゼロであることを示
し、その次のビット対“00”はサブ4分ブロック54
が全てゼロであることを示している。次のビット対“0
1”は第3のサブ4分ブロック56が全て1であること
を示し、最後の2個の“0”は第4のサブ4分ブロック
58が全てゼロであることを示している。
ットは、両方ともゼロであり、全てゼロを含む左下の4
分ブロックを表している。28〜39番目のビットは、
右下の4分ブロックを表している。このルートブロック
36を各行毎に符号化すると64ビットを要するのに対
し、この4分木表現では39ビットで全ルートブロック
36を記述できる。4分木表現34は、大きい領域、例
えば疎アレイを形成するように群集する傾向をもつ共通
特性の成分により、2次元アレイ36を効率よく表現す
ることができる。
埋め込み符号化器20は、ビットプレーン方式と2次元
4分木方式の両方の原理を組み込むことによりさらに効
率的に画像を符号化する。変換後、係数をルートブロッ
クにセグメント化する。このセグメント化は、画像全体
を包含する1つのルートブロックとするか、或いは1つ
のサブバンドが初期ルートブロックとなる予め区分され
たサブバンド或いは多数の予め特定したサイズのブロッ
クで画像全体をカバーすることができる。全体として、
ルートブロックのサイズは異なっていても同一であって
もよい。又、ルートブロックは、変換構造(例えば、ウ
ェーブレット変換におけるサブバンド構造)と無関係に
決めることができ、変換構造に応じて決定することもで
きる。
内の係数はできるだけ多くの相互関係を有し、(2)高
い効率を達成するためにルートブロックが妥当なサイズ
を有することである。
いるビットプレーンの値より大きいかまたは等しい場合
或いはその場合にのみ有意である。ブロックは、ブロッ
ク内の少なくとも1つの係数が有意である場合或いはそ
の場合にのみ有効である。4分木埋め込み符号化器20
(図1)は非有意ブロックを効率よく符号化するために
4分木表現を使用する。
プレーンから最下位ビットプレーンまで実施する。最上
位ビットプレーン値2Mは、2M+1>Cmax≧2M(Cmax
は全係数値中の最大の絶対値)に従って検出できる。変
換オペレーションからエクストラビットの精度と原画像
ビットの深度から最大可能なM値を必然的に導出するこ
ともまた可能である。例えば、原画像がビット深度Lを
有し、画像値の範囲が−2L-1から2L-1であり、係数生
成に用いた変換器がハールのフィルタを用いたウェーブ
レット変換器であるとすると、レベルkにおけるウェー
ブレット係数の最大絶対値は2L+k-1である。本例の場
合、Mを次にM=L+k−2にセットする。Mを全係数
中の最大絶対値Cmaxから決定する場合、Mを符号化し
復号器に伝送しなければならない。しかしながら、Mが
最大可能値から必然的に導出する場合は、伝送する必要
はない。
する。このブロックはルートブロックである。ビットプ
レーンk=Mから始め、各ブロック(即ち、サブブロッ
ク)毎に現在走査されているビットプレーン値(即ち、
しきい値)2kに関するその有意性(重要度)をチェッ
クする。各ブロックを3つのケース、即ち、(1)有意
でないブロック、(2)新たな有意ブロック及び(3)
旧(前の)有意ブロックの中の1つに分類する。ブロッ
クが非有意であれば、ビット“0”を出力する。この場
合はさらなる分割は不要である。新有意ブロックであれ
ば、ビット“1”を出力する。旧有意ブロックの場合、
その情報は先の反復により既に得られているので特定す
る必要はない。
ない限り、常に4つのサブブロックに分割する。新有意
係数に達すると、その符号ビットを、有意性を示すビッ
ト"1"の右後ろに出力する。先に符号化されている情報
から既知である旧有意係数に至った場合は、現在走査さ
れているビットプレーンに対応するその絶対値のビッ
ト、更新ビットと称するビットを出力する。1ビットプ
レーンを完全に符号化後、k値を1だけ減じ、次のビッ
トプレーンを走査し符号化する。全プロセスは所望数の
符号化ビットまたは所望の画質に到達次第停止する。
化器の動作を説明するためのフロー図である。図5を参
照し、4分木埋め込み符号化につき詳述する。 (ステップ60)最大絶対値と対応する最上位ビットプ
レーン2Mを検出する。Mが必然的に導出されたもので
なければ、Mに対するコードを出力する。Mは4ビット
または5ビットの固定長2値符号語で符号化することが
できる。kの値をMにセットし、現ブロック(CB)を
ルートブロックの1つにセットする。 (ステップ62)現ブロック(CB)の最大絶対値をV
maxと表示する。現ブロックを2kに関して有意度をチェ
ックする。 (ステップ64)現ブロックが有意ブロックでない、即
ち、Vmax<2kである場合は、ステップ66でビット
“0”を出力し、ステップ82に進む。 (ステップ68)現ブロックが新しい有意ブロックであ
る、即ち、2k+1>Vmax≧2kである場合は、ステップ
74でビット“1”を出力する。
個の係数しか含んでいない場合、ステップ80で符号ビ
ットを出力し、ステップ82に進む。 (ステップ78)もしそうでなければ、現ブロックを4
つのサブブロックに分割し、各ブロックについて、それ
を現ブロックとして再定義し、ステップ62に移行す
る。 (ステップ70)現ブロックが旧有意ブロックである、
即ち、Vmax≧2k+1である場合は、1係数だけを含んで
いるか否かをチェックする。 (ステップ72)1係数だけであれば、更新ビットを出
力しステップ82に進む。 (ステップ78)もしそうでなければ、現ブロックを4
つのサブブロックに分割し、各ブロックについて、それ
を現ブロックとして規定し、ステップ62に移行する。
ば、ステップ84で現ブロックを次のブロックにセット
し、ステップ62に移行する。もしそうでなければ、ス
テップ86に進む。 (ステップ86)もしk=0であれば、ステップ88で
停止する。もしそうでなければ、ステップ90で、k=
k−1にセットし、現ブロックをルートブロックにセッ
トし、ステップ62に移行する。Mが符号化されれば、
Mの符号化ビットがその情報を供給するので、ルートブ
ロックの有意性を示すビット“1”の出力をステップ7
4で省略できる。
ックか、或いは非有意ブロックかを決定する他の方法が
ある。例えば、レジスタを用いて先に走査されたビット
プレーンにおいて有意になったブロックを認定する。4
分木埋め込み符号化器は、現ビットプレーンブロック中
のビット値を関連レジスタ値と比較する。もしレジスタ
値が、ブロックが以前は非有意ブロックであり、現ビッ
トプレーンにおけるブロックのどのビット値も“1”で
あることを示していれば、そのブロックは新有意ブロッ
クである。レジスタ値は反転し、次からそのブロックが
現有意ブロックであることを示す。この符号化器は次に
反転レジスタ値を用いてそのブロックを次のビットプレ
ーンにおける旧有意ブロックとして認定する。
する4分木埋め込み符号化器の動作を説明するための図
で、図5で説明した符号化のスキームを図示したもので
ある。図6を参照する。ブロックの縦列は、縦線92で
示され、1変換係数を示している。ブロック94,9
6,98及び100の各々の水平群はビットプレーンを
表している。4つのビットプレーン94,96,98,
100があり、従って、どの係数の場合の最大絶対値も
15である。空ボックスは“0”のビット値を表してお
り、“1”を持つボックスは“1”のビット値を表して
いる。
ク91について先ず説明する。このブロック91はルー
トブロックである。係数ルートブロック91内の最大絶
対値を決定しCmaxとして表す。最上位のビットプレー
ン94の値は2Mであり、M=3である。k=M=3か
ら開始し、ビットプレーンの各ブロックとそのサブブロ
ックを必要に応じて2k=8に関して有意性をチェック
する。現ブロック91の最大絶対値をVmax=15と表
現する。現ブロック91の有意性を2k=8に関してチ
ェックする。現ブロック91は、2k+1>Vmax≧2kで
ある(または、ビットプレーンブロック91中にビット
“1”がある)ので新有意ブロックと規定し、ビット
“1”(109)を出力する。
ので、4つのサブブロック102,104,106及び
108に分割する。サブブロック102から始め各ブロ
ックを現ブロックとして定義する。現ブロック102の
最大絶対値は、Vmax=15である。現ブロック102
は、2k+1>Vmax≧2kであるので新有意ブロックであ
り、ビット“1”(110)を出力する。現ブロック1
02は1係数しか含んでいないので、符号ビット(11
2)を出力する。
っているので、現ブロックをブロック104にセットす
る。ブロック104の最大絶対値はVmax=7である。
Vmax<2kであるのでゼロ(114)を出力する。同様
に、サブブロック106に対して“0”ビット(11
6)を出力し、サブブロック108に対して“0”ビッ
ト(118)を出力する。
り、次の現ブロックとしてセットする。現ブロック93
の最大絶対値はVmax=3である。Vmax<2kであるの
で現ブロックは有意でなく、“0”ビット(120)を
出力する。現ブロックを、ビットプレーン93内の左下
ブロック95にセットする。“0”ビット(122)が
左下ブロック95を表している。“0”ビット(12
4)はビットプレーン93内の右下ブロック97を表し
ている。この時点で、ビットプレーン94の符号化は終
了する。ビットプレーン値をk=k−1=2に減値し、
現ブロックを、図7に示すようにビットプレーン96内
の次のルートブロック126にセットする。
6の最大絶対値は、Vmax=15のままである。現ブロ
ック126は複数の係数を含んでおり、Vmax≧2k+1で
あるので旧有意ブロックである。従って、現ブロック1
26を4つのサブブロック128,130,132及び
134に分割する。サブブロック128から始め各サブ
ブロックを順次現ブロックとして再定義する。現ブロッ
ク128の最大絶対値は、Vmax=15であり、Vmax≧
2k+1であるので旧有意ブロックと定義する。しかしな
がら、サブブロック128は、1係数しか含んでいない
ので、更新ビット(136)を出力する。
max=7である。現ブロックの有意性を2k=4に関して
チェックする。2k+1>Vmax≧2kであるので現ブロッ
ク130は新しい有意ブロックであり、従って“1”ビ
ット(138)を出力する。現ブロック130は1係数
しか含んでいないので、符号ビット(140)を出力す
る。次のサブブロック132も新有効ビットであり、
“1”ビットと符号ビット(142)を出力する。同様
に、次のサブブロック134を“1”ビットと符号ビッ
ト(144)に符号化する。次の現ブロック146は、
点線を付けて示してあり、全て“0”ビットである。従
って、“0”ビット(148)を出力する。
ストリーム150中に出力する。同様にして、ビットプ
レーン98を符号化ビットストリーム152として出力
し、ビットプレーン100を符号化ビットストリーム1
54として出力する。
の初期ブロックに分解することができる。図5のステッ
プ60を各ブロックに対して実行し、最大絶対値を明示
して送付することができる。代わりに、変換画像全体に
つき1つの最大絶対値を送ることもできる。kの値は、
何れの場合でも、画像全体の最大絶対値に従ってセット
される。残りのステップを各ビットプレーンのブロック
毎に実行する。各々のブロックの最大絶対値を送る場合
は、これらのブロックの有意性を指定するビットを省略
することができる。
リームをハフマンまたは算術エントロピ符号化器により
さらに符号化することができる。
号)図8は、図1における4分木埋め込み復号器の動作
を説明するためのフロー図である。4分木埋め込み復号
器24(図1)の動作を図8を参照し説明する。復号プ
ロセスは図5に示した符号化手順と類似である。
ての係数を0で初期化して、Mを復号する。kの値をM
にセットし、現ブロック(CB)をルートブロックにセ
ットする。 (ステップ162)現ブロックが既に有意なブロックで
あるかどうかをチェックする。既に有意なブロックであ
れば、ステップ164に進み、そうでなければ、ステッ
プ170において1ビット(bで表す)を入力する。 (ステップ172)もしb=0であれば、現ブロックは
有意でなく、ステップ178に進む。もしb=1なら
ば、現ブロックは新しい有意ブロックである。 (ステップ174)現ブロックが1つの係数だけを含ん
でいる場合は、ステップ176で、その符号ビットを入
力し、その係数((i,j)を係数の座標とし、Cijと
表示する)の現在値を、Cij=Sign(Cij)・1.
5・2kによりセットする。その後ステップ178にス
テップに進む。
んでいれば、現ブロックを4つのサブブロックに分割し
各サブブロックを現ブロックとして再定義する。ステッ
プ162に移行する。(ステップ164) 現ブロックは旧有意ブロックである。ブロックが1係数
のみを含んでいるかチェックする。 (ステップ166)ブロックが1係数のみを含んでいる
場合は、更新ビット(bref)を入力し、現在値をCij
=Sign(Cij)・(|Cij|−(−1)bref・2
k-1)により更新する。次に、ステップ178に進む。 (ステップ168)ブロックが複数の係数を含んでいる
場合は、現ブロックを4つのサブブロックに分割して各
サブブロックを現ブロックとして再定義し、ステップ1
62に移行する。 (ステップ178)もし未完ブロックがあれば、ステッ
プ180で現ブロックを次のブロックにセットし、ステ
ップ162に移行する。もしそうでなければ、ステップ
182に進む。 (ステップ182)もしk=0であれば、ステップ18
4で停止する。もしそうでなければ、ステップ186
で、k=k−1にセットし、現ブロックをルートブロッ
クにセットし、ステップ162に移行する。
り捨てることができるように導出されたものであれば、
各係数は現量子化ビンの中央に設置する。
ス領域に割り当てられた、4分木埋め込み符号化の初期
ルートブロックを示す図である。カラー画像を符号化す
る場合、適当なクロミナンス変換を先ず適用し、カラー
画像を1枚の輝度画像(Y)と2枚のクロミナンス画像
(C1とC2)に変換する。図9は、輝度画像Yに関して
4:1:1の比率でダウンサンプリングされた2枚のク
ロミナンス画像C1とC2を示したものである。但し、任
意のサンプリング比率を使用することができる。図9の
画像の3つの色成分は、個別に(ウェーブレット)変換
される。画像Y,C1,C2の各々の係数は、個別の初期
ルートブロックに分解される。例えば、各々の画像を8
×8のルートブロックに最初から分解することもでき
る。4つの初期ルートブロックが16×16の全体画像
を、1ルートブロックが8×8の画像C1を、1ルート
ブロックが8×8の画像C2をカバーする。しかしなが
ら、初期ルートブロックのサイズは、同一画像の異なる
サブバンドに対し変更でき、或いは、画像Y,C1,C2
に対し異なるサイズとすることができる。
域に割り当てられた、4分木埋め込み符号化の初期ルー
トブロックを示す図である。大きな矩形画像は3成分画
像Y,C1,C2を一緒に合わせることにより形成され
る。Y,C1とC2の画像を共に、Y,C1,C2の各々の
成分に対する係数192が同一のウェーブレットサブバ
ンドに配置されるように変換する。変換係数192を次
に若干数の初期ルートブロックに分解する。ルートブロ
ックは、異なるY,C1及びC2の成分の係数を含むこと
ができる。図10に示す係数192は8×8の初期ルー
トブロック194に分解される。しかしながら、初期ル
ートブロックのために選択されたサイズは、異なるサブ
バンドサイズまたは複数のサブバンドをカバーするため
に変更することができる。Y,C1及びC2の画像の類似
した成分を一緒に符号化するので、効率のよい符号化を
実現できる。
より説明してきたが、本発明はかような原理から逸脱す
ることなく、構成及び細部を変更できることは明らかで
ある。
号化器に使用されているゼロツリーまたは階層ツリーに
代えて使用され、4分木はサブバンド内に限定できるの
で、品質スケーラビリティに加えて空間スケーラビリテ
ィを達成できる。さらに、符号化器は符号化時にリスト
を保持しないので、符号化器用の蓄積装置に対する要求
条件が軽減できる。
係数の最上位部が最初に符号化されるので、ビットスト
リームの符号化を任意に終了またはビットストリームを
切り捨てて、画像を妥当な画質で再構成することができ
る。
化器と復号器を示すブロック図である。
を示す図である。
である。
説明するためのフローチャートである。
号化器の動作を示す図である。
号化器の動作を示す図である。
明するためのフロー図である。
当てられた、4分木埋め込み符号化の初期ルートブロッ
クを示す図である。
られた、4分木埋め込み符号化の初期ルートブロックを
示す図である。
4分木埋め込み符号化器、22…蓄積装置又はチャネ
ル、24…復号器、26…4分木埋め込み復号器、28
…逆変換器、30…再構築画像、32…1次元ウェーブ
レット変換係数、91,93,95,97…ブロック、
94,96,98,100…ビットプレーン、102,
104,106,108…サブブロック、109,11
0…ビット“1”、112…符号ビット、114,11
6,118,120,122,124…“0”ビット。
Claims (23)
- 【請求項1】 複数のビットプレーンに延伸する値を有
するデータアレイ用の埋め込み符号化方法において、 前記データアレイ中に1セットの初期ルートブロックを
セットし、 1つ以上の有意ビットを有するビットプレーン中の前記
初期ルートブロックを有意ブロックとして認定し、非有
意ビットのみを有するビットプレーン中の前記初期ルー
トブロックを非有意ブロックとして認定し、 有意ブロックを、分割されたブロックが、非有意ビット
のみを有するか或いは単一係数を含むまで分割し、 非有意ブロックと分割されたブロックを表す符号化値の
ビットストリームを出力することにより、個々の前記ビ
ットプレーンを符号化することを特徴とする埋め込み符
号化方法。 - 【請求項2】 前記各ブロックにおいて、該ブロック中
の何れか1係数の絶対値が、現在走査されているビット
プレーンの値より大きいか又は等しいブロックを、有意
ブロックとして認定し、該ブロック中の何れか1係数の
絶対値が、現在走査されているビットプレーンの値より
小さいブロックを、非有意ブロックとして認定すること
を特徴とする請求項1に記載の埋め込み符号化方法。 - 【請求項3】 前記有意ブロックを、前記係数の少なく
とも1つに対する絶対値が現在走査されているビットプ
レーンの値と直前に走査されたビットプレーンの値との
間である場合は、新有意ブロックとして認定し、前記絶
対値が前記直前に走査されたビットプレーンの値より大
きい場合は、旧有意ブロックとして認定することを特徴
とする請求項2に記載の埋め込み符号化方法。 - 【請求項4】 前記符号化は、前記非有意ブロック毎に
1ビットを出力し、 新有意ブロックとして認定された前記有意ブロック毎に
1ビットを出力し、 1係数のみを有する前記新有意ブロック毎に符号ビット
を出力し、 1係数のみを有する旧有意ブロックとして認定された前
記有意ブロック毎に更新ビットを出力することにより実
行することを特徴とする請求項1に記載の埋め込み符号
化方法。 - 【請求項5】 前記出力のビットストリームをエントロ
ピ符号化器でさらに符号化することを特徴とする請求項
4に記載の埋め込み符号化方法。 - 【請求項6】 前記データアレイの全ての値に対し前記
ビットプレーンの最上位ビットに対応する値を出力する
ことにより、符号化を初期化することを特徴とする請求
項1に記載の埋め込み符号化方法。 - 【請求項7】 前記初期ルートブロックは、当初から前
記データアレイの全ての値を包含する1つのルートブロ
ックを有することを特徴とする請求項1に記載の埋め込
み符号化方法。 - 【請求項8】 前記初期ルートブロックは、当初から同
一サイズの複数のルートブロックを有することを特徴と
する請求項1に記載の埋め込み符号化方法。 - 【請求項9】 前記初期ルートブロックは、当初から異
なるサイズの複数のルートブロックを有することを特徴
とする請求項1に記載の埋め込み符号化方法。 - 【請求項10】 カラー画像であるディジタル画像を、
該カラー画像のクロミナンス画像成分と輝度画像成分を
係数に変換し、前記輝度の係数と、異なるクロミナンス
係数とを初期ルートブロックに分解して、各初期ルート
ブロックを符号化することを特徴とする請求項1に記載
の埋め込み符号化方法。 - 【請求項11】 前記輝度係数とクロミナンス係数が共
に類似サブバンドに配置されるように、前記輝度画像成
分を前記クロミナンス画像成分と共に変換し、類似サブ
バンド中の前記輝度係数と前記クロミナンス係数を同じ
初期ルートブロックに分解することを特徴とする請求項
10に記載の埋め込み符号化方法。 - 【請求項12】 前記データアレイは、画像をウェーブ
レット変換することにより生成した変換係数を有するこ
とを特徴とする請求項1に記載の埋め込み符号化方法。 - 【請求項13】 前記初期ルートブロックは、サブバン
ド当たり1つの初期ルートブロックを有することを特徴
とする請求項12に記載の埋め込み符号化方法。 - 【請求項14】 先に走査したビットプレーンに対する
ブロックの有意性と非有意性を認定するビット値を蓄積
し、該蓄積されたビット値を現在走査しているビットプ
レーンの値と比較し、該現在走査されているビットプレ
ーン中のブロックの新有意性と旧有意性と非有意性を決
定することを特徴とする請求項1に記載の埋め込み符号
化方法。 - 【請求項15】 請求項1記載の埋め込み符号化方法に
より符号化された符号化係数を復号する埋め込み符号の
復号化方法において、 ルートブロックをゼロで初期化し、 最上位ビットプレーンを、復号するか、或いは前記変換
から必然的に推定し、 該最上位ビットプレーンから最下位ビットプレーンまで
ルートブロックを走査し、現ブロックを現ビットプレー
ン値中の1つのルートブロックにセットし、 前記現ブロックを新有意ブロック又は旧有意ブロック又
は非有意ブロックとして認定し、 符号化入力ビットが、前記現ブロックが新有意ブロック
であって1つの係数だけを含んでいることを示している
場合に、現ビットプレーン値と符号化符号ビットに従っ
て前記現ブロックに対する係数値を導出し、 前記現ブロックが旧有意ブロックであって1つの係数だ
けを含んでいる場合に、符号化更新ビットを入力し、前
記現ビットプレーン値と前記更新ビットに従って前記現
ブロックに対する前記係数値を更新し、 前記現ブロックが有意ブロックであって1つ以上の係数
を含んでいる場合に、前記現ブロックをサブブロックに
分割し、該サブブロックを前記現ブロックとして順次再
定義することを特徴とする埋め込み符号の復号化方法。 - 【請求項16】 前記現ブロックが有意になる場合に、
signを前記符号化符号ビット、2kを前記ビットプ
レーン値として、前記新有意の係数値はCij=(sig
n)・1.5・2kであることを特徴とする請求項15に
記載の埋め込み符号の復号方法。 - 【請求項17】 前記旧有意の係数値は、brefを前記
符号化更新ビットとして、Cij=Sign(Cij)・
(|Cij|−(−1)bref・2k-1)であることを特徴
とする請求項15に記載の埋め込み符号の復号化方法。 - 【請求項18】 前記現ブロックは、前記符号化入力ビ
ットが“1”の場合には新有意ブロックであり、前記符
号化入力ビットが“0”の場合には非有意ブロックであ
り、前記係数値が先に復号されたビットプレーンにおい
て既に有意な場合には旧有意ブロックであることを特徴
とする請求項15に記載の埋め込み符号の復号化方法。 - 【請求項19】 画像を、異なるビットプレーン上にビ
ットを有する1セットの係数に変換する変換器と、 前記係数を受信し、1つ以上の有意係数を有する各ビッ
トプレーン中の有意ブロックと非有意係数のみを有する
非有意ブロックとを認定する埋め込み符号化器とを有
し、該埋め込み符号化器は、前記非有意ブロックを表す
符号化値を生成することにより各ビットプレーンを符号
化し、分割されたブロックが非有意ビットのみを有する
か或いは単一係数を含むまで前記有意ブロックを分割
し、前記非有意ブロック及び分割されたブロックを表す
符号化値を生成することを特徴とする符号化システム。 - 【請求項20】 前記分割されたブロックは、前記埋め
込み符号化器により有意ブロックまたは非有意ブロック
に認定され、該埋め込み符号化器は各非有意分割ブロッ
クを表す符号化値を生成し、前記有意分割ブロックをさ
らに小さい分割ブロックに分割し、該分割された小ブロ
ックの各々を表す符号化ビットを生成することを特徴と
する請求項19に記載の符号化システム。 - 【請求項21】 前記埋め込み符号化器からの符号化値
を受信する蓄積装置または通信チャネルを含むことを特
徴とする請求項19に記載の符号化システム。 - 【請求項22】 請求項19に記載の埋め符号化器から
の符号化値を入力し、前記現ブロックが新有意ブロック
であって1つの係数だけを有する場合に、前記現ビット
プレーン値と前記符号化符号ビットに従って、係数値を
生成し、 前記埋め込み符号化器からの更新ビットを入力し、前記
現ブロックが旧有意ブロックであって1つの係数だけを
有する場合に、前記現ビットプレーン値と前記更新ビッ
トに従って、前記係数値を更新し、 前記現ブロックを更に小ブロックに分割し、該小ブロッ
クを順次現ブロックとして再定義し、前記小ブロックが
新有意係数として認定された場合に新係数を生成し、前
記サブブロックが旧有意係数として認定された場合に現
存の係数値を更新する埋め込み復号器を含むことを特徴
とする復号化システム。 - 【請求項23】 4分木埋め込み符号化方法において、 複数ビットプレーンに延伸する値を持つ画像係数の2次
元アレイを導出し、 前記複数ビットプレーンの各ビットプレーン毎に対する
画像係数の2次元アレイをルートブロックにセグメント
化し、 非有意係数のみを有するブロックを認定して、該認定ブ
ロックを表す符号化値を出力し、 1つ以上の有意係数を有する前記ブロックをより小さい
4分ブロックに分割し、 非有意ビットのみを有する4分ブロックを繰り返し認定
して、該認定された小さい4分ブロックを表す符号化値
を出力し、 1つ以上の有意係数を有する前記小さい4分ブロックを
更に小さい4分ブロックに、単一係数のみを含む4分ブ
ロックになるまで、反復分割して、前記単一係数の符号
化値を出力し、 予定符号化ビット数に達するまで各下位ビットプレーン
への降順で4分ブロックの前記セグメント化、符号化及
び分解を反復することを特徴とする4分木埋め込み符号
化方法。
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