JP2000173668A - 電子機器のバッテリーパック制御回路 - Google Patents
電子機器のバッテリーパック制御回路Info
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- JP2000173668A JP2000173668A JP10348592A JP34859298A JP2000173668A JP 2000173668 A JP2000173668 A JP 2000173668A JP 10348592 A JP10348592 A JP 10348592A JP 34859298 A JP34859298 A JP 34859298A JP 2000173668 A JP2000173668 A JP 2000173668A
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- JP
- Japan
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- battery pack
- control circuit
- power supply
- circuit
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンピュータ等におけるバッテリーパックの
制御に関する回路を提供する。 【解決手段】 内部に過放電および過充電を防止する保
護回路12が設けられているとともに該保護回路12に
より動作が制御されるスイッチング素子10、11が組
込まれているバッテリーパック4を使用する電子機器に
おいて、前記バッテリーパック4に前記スイッチング素
子10,11の動作を制御する制御端子22,23を設
け、電子機器に組込まれている制御回路18により前記
スイッチング素子10,11の動作を制御するようにし
た。
制御に関する回路を提供する。 【解決手段】 内部に過放電および過充電を防止する保
護回路12が設けられているとともに該保護回路12に
より動作が制御されるスイッチング素子10、11が組
込まれているバッテリーパック4を使用する電子機器に
おいて、前記バッテリーパック4に前記スイッチング素
子10,11の動作を制御する制御端子22,23を設
け、電子機器に組込まれている制御回路18により前記
スイッチング素子10,11の動作を制御するようにし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等の
電子機器に装着されるバッテリーパックの制御回路に関
するものである。
電子機器に装着されるバッテリーパックの制御回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にノート型コンピュータと呼ばれる
電子機器が普及しているが、斯かるコンピュータは携帯
用として使用されるため、動作電源として使用されるバ
ッテリーパックが装着されるように構成されている。
電子機器が普及しているが、斯かるコンピュータは携帯
用として使用されるため、動作電源として使用されるバ
ッテリーパックが装着されるように構成されている。
【0003】図2は従来のノート型コンピュータに装着
されるバッテリーパックとコンピュータとの間の接続関
係を示すものであり、この回路について説明する。図2
において、1はコンピュータ本体、2は本体1に組込ま
れているとともに各種の演算処理を行なう演算回路であ
る。3は商用電源を直流に変換し動作用電源として供給
するACアダプターであり、そのプラグが本体1に設け
られている電源ジャックに挿入されるように構成されて
いる。
されるバッテリーパックとコンピュータとの間の接続関
係を示すものであり、この回路について説明する。図2
において、1はコンピュータ本体、2は本体1に組込ま
れているとともに各種の演算処理を行なう演算回路であ
る。3は商用電源を直流に変換し動作用電源として供給
するACアダプターであり、そのプラグが本体1に設け
られている電源ジャックに挿入されるように構成されて
いる。
【0004】4は本体1に対して着脱可能に設けられて
いるとともに内部に充電式電池5が組込まれているバッ
テリーパックであり、本体1に設けられている電源端子
6と接続される電源端子7及び本体1に設けられている
接地端子8と接続される接地端子9が設けられている。
10及び11は前記充電式電池5の正極端子と電源端子
7との間の電源供給路内にドレイン・ソース間が互いに
直列接続されている第1及び第2のMOS型電界効果ト
ランジスタ、12はバッテリーパック4内に組込まれて
いる保護回路であり、前記第1及び第2のMOS型電界
効果トランジスタ10,11の動作を制御することによ
り充電式電池5の過放電及び過充電を防止するように構
成されている。
いるとともに内部に充電式電池5が組込まれているバッ
テリーパックであり、本体1に設けられている電源端子
6と接続される電源端子7及び本体1に設けられている
接地端子8と接続される接地端子9が設けられている。
10及び11は前記充電式電池5の正極端子と電源端子
7との間の電源供給路内にドレイン・ソース間が互いに
直列接続されている第1及び第2のMOS型電界効果ト
ランジスタ、12はバッテリーパック4内に組込まれて
いる保護回路であり、前記第1及び第2のMOS型電界
効果トランジスタ10,11の動作を制御することによ
り充電式電池5の過放電及び過充電を防止するように構
成されている。
【0005】13は本体1に組込まれている充電回路、
14及び15は前記充電回路13の出力端子16と前記
電源端子6との間の電源供給路内にドレイン・ソース間
が互いに直列接続されている第3及び第4のMOS型電
界効果トランジスタ、17は前記バッテリーパック4か
らの電源供給路内に挿入接続されているダイオード、1
8は本体1に組込まれているとともに前記演算回路2、
第3及び第4のMOS型電界効果トランジスタ14,1
5の動作を制御する制御回路であり、動作電源が供給さ
れる電源端子19及び電源端子6に接続されているシス
テム用電源端子20が設けられている。斯かる構成にお
いて、前記システム用電源端子20に供給される電源は
前記制御回路18内に組込まれているシステム回路に供
給されるように構成されている。そして、このシステム
回路は前記第3及び第4MOS型電界効果トランジスタ
14及び15の動作を制御するべく設けられている。
14及び15は前記充電回路13の出力端子16と前記
電源端子6との間の電源供給路内にドレイン・ソース間
が互いに直列接続されている第3及び第4のMOS型電
界効果トランジスタ、17は前記バッテリーパック4か
らの電源供給路内に挿入接続されているダイオード、1
8は本体1に組込まれているとともに前記演算回路2、
第3及び第4のMOS型電界効果トランジスタ14,1
5の動作を制御する制御回路であり、動作電源が供給さ
れる電源端子19及び電源端子6に接続されているシス
テム用電源端子20が設けられている。斯かる構成にお
いて、前記システム用電源端子20に供給される電源は
前記制御回路18内に組込まれているシステム回路に供
給されるように構成されている。そして、このシステム
回路は前記第3及び第4MOS型電界効果トランジスタ
14及び15の動作を制御するべく設けられている。
【0006】以上の如く、従来の技術は構成されている
が、次に斯かる回路の動作について説明する。ACアダ
プター3より得られる電源は電源供給路21を通して演
算回路2及び制御回路18に対して供給される。充電式
電池5の充電動作を行なわない場合には、制御回路18
の制御動作により第3及び第4のMOS型電界効果トラ
ンジスタ14,15は非導通状態にせしめられる。斯か
る状態にある時には、ACアダプター3からの電源が演
算回路2及び制御回路18に動作電源として供給される
ので、コンピュータの各種の演算動作を行なうことが出
来る。
が、次に斯かる回路の動作について説明する。ACアダ
プター3より得られる電源は電源供給路21を通して演
算回路2及び制御回路18に対して供給される。充電式
電池5の充電動作を行なわない場合には、制御回路18
の制御動作により第3及び第4のMOS型電界効果トラ
ンジスタ14,15は非導通状態にせしめられる。斯か
る状態にある時には、ACアダプター3からの電源が演
算回路2及び制御回路18に動作電源として供給される
ので、コンピュータの各種の演算動作を行なうことが出
来る。
【0007】斯かる状態において、充電式電池5の充電
動作を行なう場合には制御回路18からの制御信号によ
り第3MOS型電界効果トランジスタ14を導通状態に
せしめる。その結果、充電回路13からの充電電流が第
3MOS型電界効果トランジスタ14のドレイン・ソー
ス間、第4MOS型電界効果トランジスタ15内のダイ
オード及び電源端子6を介してバッテリーパック4の電
源端子7に供給されることになる。
動作を行なう場合には制御回路18からの制御信号によ
り第3MOS型電界効果トランジスタ14を導通状態に
せしめる。その結果、充電回路13からの充電電流が第
3MOS型電界効果トランジスタ14のドレイン・ソー
ス間、第4MOS型電界効果トランジスタ15内のダイ
オード及び電源端子6を介してバッテリーパック4の電
源端子7に供給されることになる。
【0008】バッテリーパック4の電源端子7に前記充
電回路13からの充電電流が供給されると、保護回路1
2より第2MOS型電界効果トランジスタ11を導通状
態にする制御信号が出力される。その結果、充電電流が
第1MOS型電界効果トランジスタ10内のダイオード
及び第2MOS型電界効果トランジスタ11のドレイン
・ソース間を通して充電式電池5に供給されるので該充
電式電池5の充電動作が行われる。
電回路13からの充電電流が供給されると、保護回路1
2より第2MOS型電界効果トランジスタ11を導通状
態にする制御信号が出力される。その結果、充電電流が
第1MOS型電界効果トランジスタ10内のダイオード
及び第2MOS型電界効果トランジスタ11のドレイン
・ソース間を通して充電式電池5に供給されるので該充
電式電池5の充電動作が行われる。
【0009】このようにして前記充電式電池5の充電動
作が行われるが、充電が完了すると導通状態にあった第
2MOS型電界効果トランジスタ11が保護回路12の
働きによって非導通状態に反転せしめられるので前記充
電式電池5の過充電を防止することが出来る。以上の如
く充電式電池5の充電動作は行われるが、次に該充電式
電池5より出力される電源によりコンピュータの動作を
行なう場合について説明する。
作が行われるが、充電が完了すると導通状態にあった第
2MOS型電界効果トランジスタ11が保護回路12の
働きによって非導通状態に反転せしめられるので前記充
電式電池5の過充電を防止することが出来る。以上の如
く充電式電池5の充電動作は行われるが、次に該充電式
電池5より出力される電源によりコンピュータの動作を
行なう場合について説明する。
【0010】ACアダプター3のプラグを電源ジャック
より外した状態又は停電により商用電源が供給されない
状態にあるときには、制御回路18より第4MOS型電
界効果トランジスタ15を導通状態にする制御信号が出
力されるとともに保護回路12より第1MOS型電界効
果トランジスタ10を導通状態にする制御信号が出力さ
れる。従って、充電式電池5から出力される電流が第2
MOS型電界効果トランジスタ11内のダイオード、第
1MOS型電界効果トランジスタ10のドレイン・ソー
ス間、電源端子7、電源端子6、第4MOS型電界効果
トランジスタ15のドレイン・ソース間、第3MOS型
電界効果トランジスタ14内のダイオード及びダイオー
ド17を通して演算回路2及び制御回路18に動作電源
として供給される。それ故、コンピュータの動作をバッ
テリーパック4からの電源により行なうことが出来る。
より外した状態又は停電により商用電源が供給されない
状態にあるときには、制御回路18より第4MOS型電
界効果トランジスタ15を導通状態にする制御信号が出
力されるとともに保護回路12より第1MOS型電界効
果トランジスタ10を導通状態にする制御信号が出力さ
れる。従って、充電式電池5から出力される電流が第2
MOS型電界効果トランジスタ11内のダイオード、第
1MOS型電界効果トランジスタ10のドレイン・ソー
ス間、電源端子7、電源端子6、第4MOS型電界効果
トランジスタ15のドレイン・ソース間、第3MOS型
電界効果トランジスタ14内のダイオード及びダイオー
ド17を通して演算回路2及び制御回路18に動作電源
として供給される。それ故、コンピュータの動作をバッ
テリーパック4からの電源により行なうことが出来る。
【0011】前述したようにバッテリーパック4より供
給される電源による動作は行われるが、充電式電池5の
電圧が所定値まで低下すると、保護回路12より導通状
態にあった第1MOS型電界効果トランジスタ10を非
導通状態にする信号が出力される。従って、前記充電式
電池5の過放電を防止することが出来る。
給される電源による動作は行われるが、充電式電池5の
電圧が所定値まで低下すると、保護回路12より導通状
態にあった第1MOS型電界効果トランジスタ10を非
導通状態にする信号が出力される。従って、前記充電式
電池5の過放電を防止することが出来る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の技術で
は、充電式電池の充電動作を制御するスイッチング素子
と前記充電式電池より出力される電源の負荷への供給動
作を制御するスイッチング素子が設けられており、使用
されるバッテリーパックの数が増加すればするほどスイ
ッチング素子の数が増加し、回路構成が複雑になるとと
もに製造コストが上昇するという問題がある。
は、充電式電池の充電動作を制御するスイッチング素子
と前記充電式電池より出力される電源の負荷への供給動
作を制御するスイッチング素子が設けられており、使用
されるバッテリーパックの数が増加すればするほどスイ
ッチング素子の数が増加し、回路構成が複雑になるとと
もに製造コストが上昇するという問題がある。
【0013】本発明は、斯かる問題を解決したバッテリ
ーパックの制御回路を提供しようとするものである。
ーパックの制御回路を提供しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部に過放電
および過充電を防止する保護回路が設けられているとと
もに該保護回路により動作が制御されるスイッチング素
子が組込まれているバッテリーパックに前記スイッチン
グ素子の動作を制御する制御端子を設け、電子機器に組
込まれている制御回路により前記スイッチング素子の動
作を制御するようにしたものである。
および過充電を防止する保護回路が設けられているとと
もに該保護回路により動作が制御されるスイッチング素
子が組込まれているバッテリーパックに前記スイッチン
グ素子の動作を制御する制御端子を設け、電子機器に組
込まれている制御回路により前記スイッチング素子の動
作を制御するようにしたものである。
【0015】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すものであり、
従来例として説明した図2の回路と同一の部材には同一
の符合を付している。
従来例として説明した図2の回路と同一の部材には同一
の符合を付している。
【0016】図1において、22は前記バッテリーパッ
ク4に設けられているとともに前記第1MOS型電界効
果トランジスタ10のゲート電極に接続されている第1
制御端子、23は前記バッテリーパック4に設けられて
いるとともに前記第2MOS型電界効果トランジスタ1
1のゲート電極に接続されている第2制御端子、24は
前記バッテリーパック4に設けられている電源供給端
子、25は前記充電式電池5の正極端子と電源供給端子
24との間にドレイン・ソース間が接続されている第5
MOS型電界効果トランジスタであり、充電式電池5の
充電電圧が所定値より高い状態にあるとき導通状態にな
るように保護回路12によって制御されるように構成さ
れている。
ク4に設けられているとともに前記第1MOS型電界効
果トランジスタ10のゲート電極に接続されている第1
制御端子、23は前記バッテリーパック4に設けられて
いるとともに前記第2MOS型電界効果トランジスタ1
1のゲート電極に接続されている第2制御端子、24は
前記バッテリーパック4に設けられている電源供給端
子、25は前記充電式電池5の正極端子と電源供給端子
24との間にドレイン・ソース間が接続されている第5
MOS型電界効果トランジスタであり、充電式電池5の
充電電圧が所定値より高い状態にあるとき導通状態にな
るように保護回路12によって制御されるように構成さ
れている。
【0017】26及び27は前記バッテリーパック4が
本体1に装着されたとき、第1制御端子22及び第2制
御端子23と接続される第1制御信号出力端子及び第2
制御信号出力端子であり、前記制御回路18に接続され
ている。また、前記バッテリーパック4が本体1に装着
されたとき、システム用電源端子20に電源供給端子2
4が接続されるように構成されている。
本体1に装着されたとき、第1制御端子22及び第2制
御端子23と接続される第1制御信号出力端子及び第2
制御信号出力端子であり、前記制御回路18に接続され
ている。また、前記バッテリーパック4が本体1に装着
されたとき、システム用電源端子20に電源供給端子2
4が接続されるように構成されている。
【0018】斯かる構成において、前記バッテリーパッ
ク4に組込まれている第1MOS型電界効果トランジス
タ10及び第2MOS型電界効果トランジスタ11の動
作は保護回路12による制御動作が優先して行なわれる
ように構成されている。以上の如く本発明は構成されて
おり、次に動作について説明する。
ク4に組込まれている第1MOS型電界効果トランジス
タ10及び第2MOS型電界効果トランジスタ11の動
作は保護回路12による制御動作が優先して行なわれる
ように構成されている。以上の如く本発明は構成されて
おり、次に動作について説明する。
【0019】ACアダプター3より得られる電源は電源
供給路21を通して演算回路2及び制御回路18に対し
て供給される。充電式電池5の充電動作を行なわない場
合には、制御回路18の制御動作及び保護回路12の制
御動作により第2MOS型電界効果トランジスタ11は
非導通状態にせしめられる。従って、充電回路13から
の充電電圧が電源端子7に供給されてもその電圧が充電
式電池5に供給されることはなく、該充電式電池5の充
電動作は行なわれることはない。斯かる状態にある時に
は、ACアダプター3からの電源が演算回路2及び制御
回路18に動作電源として供給されるので、コンピュー
タの各種の演算動作を行なうことが出来る。
供給路21を通して演算回路2及び制御回路18に対し
て供給される。充電式電池5の充電動作を行なわない場
合には、制御回路18の制御動作及び保護回路12の制
御動作により第2MOS型電界効果トランジスタ11は
非導通状態にせしめられる。従って、充電回路13から
の充電電圧が電源端子7に供給されてもその電圧が充電
式電池5に供給されることはなく、該充電式電池5の充
電動作は行なわれることはない。斯かる状態にある時に
は、ACアダプター3からの電源が演算回路2及び制御
回路18に動作電源として供給されるので、コンピュー
タの各種の演算動作を行なうことが出来る。
【0020】斯かる状態において、充電式電池5の充電
動作を行なう場合には制御回路18からの制御信号によ
り第2MOS型電界効果トランジスタ11を導通状態に
せしめる。その結果、充電回路13からの充電電流が電
源端子6を介してバッテリーパック4の電源端子7に供
給されることになる。バッテリーパック4の電源端子7
に前記充電回路13からの充電電流が供給されると、充
電電流が第1MOS型電界効果トランジスタ10内のダ
イオード及び第2MOS型電界効果トランジスタ11の
ドレイン・ソース間を通して充電式電池5に供給される
ので該充電式電池5の充電動作が行われる。
動作を行なう場合には制御回路18からの制御信号によ
り第2MOS型電界効果トランジスタ11を導通状態に
せしめる。その結果、充電回路13からの充電電流が電
源端子6を介してバッテリーパック4の電源端子7に供
給されることになる。バッテリーパック4の電源端子7
に前記充電回路13からの充電電流が供給されると、充
電電流が第1MOS型電界効果トランジスタ10内のダ
イオード及び第2MOS型電界効果トランジスタ11の
ドレイン・ソース間を通して充電式電池5に供給される
ので該充電式電池5の充電動作が行われる。
【0021】このようにして前記充電式電池5の充電動
作が行われるが、充電が完了すると導通状態にあった第
2MOS型電界効果トランジスタ11が保護回路12の
働きによって非導通状態に反転せしめられ、その結果、
前記充電式電池5の過充電を防止することが出来る。以
上の如く充電式電池5の充電動作は行われるが、次に該
充電式電池5より出力される電源によりコンピュータの
動作を行なう場合について説明する。
作が行われるが、充電が完了すると導通状態にあった第
2MOS型電界効果トランジスタ11が保護回路12の
働きによって非導通状態に反転せしめられ、その結果、
前記充電式電池5の過充電を防止することが出来る。以
上の如く充電式電池5の充電動作は行われるが、次に該
充電式電池5より出力される電源によりコンピュータの
動作を行なう場合について説明する。
【0022】ACアダプター3のプラグを電源ジャック
より外した状態又は停電により商用電源が供給されない
状態にあるときには、制御回路18より第1MOS型電
界効果トランジスタ10を導通状態にする制御信号が出
力される。従って、充電式電池5から出力される電流が
第2MOS型電界効果トランジスタ11内のダイオー
ド、第1MOS型電界効果トランジスタ10のドレイン
・ソース間、電源端子7、電源端子6及びダイオード1
7を通して演算回路2及び制御回路18に動作電源とし
て供給される。それ故、コンピュータの動作をバッテリ
ーパック4からの電源により行なうことが出来る。
より外した状態又は停電により商用電源が供給されない
状態にあるときには、制御回路18より第1MOS型電
界効果トランジスタ10を導通状態にする制御信号が出
力される。従って、充電式電池5から出力される電流が
第2MOS型電界効果トランジスタ11内のダイオー
ド、第1MOS型電界効果トランジスタ10のドレイン
・ソース間、電源端子7、電源端子6及びダイオード1
7を通して演算回路2及び制御回路18に動作電源とし
て供給される。それ故、コンピュータの動作をバッテリ
ーパック4からの電源により行なうことが出来る。
【0023】前述したようにバッテリーパック4より供
給される電源による動作は行われるが、充電式電池5の
電圧が所定値まで低下すると、保護回路12より導通状
態にあった第1MOS型電界効果トランジスタ10を非
導通状態にする信号が出力される。従って、前記充電式
電池5の過放電を防止することが出来る。
給される電源による動作は行われるが、充電式電池5の
電圧が所定値まで低下すると、保護回路12より導通状
態にあった第1MOS型電界効果トランジスタ10を非
導通状態にする信号が出力される。従って、前記充電式
電池5の過放電を防止することが出来る。
【0024】以上の如く、バッテリーパック4より供給
される電源による動作は行われるが、制御回路18内に
組込まれているシステム回路への電源供給動作は第5M
OS型電界効果トランジスタ25のドレイン・ソース
間、電源供給端子24及びシステム用電源端子20を介
して行われることになる。
される電源による動作は行われるが、制御回路18内に
組込まれているシステム回路への電源供給動作は第5M
OS型電界効果トランジスタ25のドレイン・ソース
間、電源供給端子24及びシステム用電源端子20を介
して行われることになる。
【0025】尚、本実施例ではスイッチング素子として
MOS型電界効果トランジスタを使用したが、他のスイ
ッチング素子を使用することは勿論可能である。
MOS型電界効果トランジスタを使用したが、他のスイ
ッチング素子を使用することは勿論可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明は、内部に過放電及び過充電を防
止する保護回路及びスイッチング素子が組込まれている
バッテリーパックを使用する電子機器において、前記ス
イッチング素子を電子機器側より制御することが出来る
ようにしたので、電子機器側に設けられていたスイッチ
ング素子を削除することが出来、回路構成を簡潔にする
ことが出来る。
止する保護回路及びスイッチング素子が組込まれている
バッテリーパックを使用する電子機器において、前記ス
イッチング素子を電子機器側より制御することが出来る
ようにしたので、電子機器側に設けられていたスイッチ
ング素子を削除することが出来、回路構成を簡潔にする
ことが出来る。
【0027】また、本発明はバッテリーパックに充電式
電池からの電源を制御回路に供給する電源供給端子を設
けたので、即ち、充電式電池より前記制御回路に対して
直接電源を供給することが出来るので、該制御回路によ
るスイッチング素子の制御動作を制御することが出来
る。
電池からの電源を制御回路に供給する電源供給端子を設
けたので、即ち、充電式電池より前記制御回路に対して
直接電源を供給することが出来るので、該制御回路によ
るスイッチング素子の制御動作を制御することが出来
る。
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】従来例を示す回路図である。
1 本体 4 バッテリーパック 5 充電式電池 10 第1MOS型電界効果トランジスタ 11 第2MOS型電界効果トランジスタ 12 保護回路 13 充電回路 18 制御回路 25 第5MOS型電界効果トランジスタ
Claims (4)
- 【請求項1】 内部に過放電および過充電を防止する保
護回路が設けられているとともに該保護回路により動作
が制御されるスイッチング素子が組込まれているバッテ
リーパックを使用する電子機器において、前記バッテリ
ーパックに前記スイッチング素子の動作を制御する制御
端子を設け、電子機器に組込まれている制御回路により
前記スイッチング素子の動作を制御するようにしたこと
を特徴とする電子機器のバッテリーパック制御回路。 - 【請求項2】 スイッチング素子としてMOS型電界効
果トランジスタを使用したことを特徴とする請求項1に
記載のバッテリーパック制御回路。 - 【請求項3】 バッテリーパックに充電式電池からの電
源を制御回路に供給する電源供給端子を設けたことを特
徴とする請求項1に記載のバッテリーパック制御回路。 - 【請求項4】 充電式電池と電源供給端子との間に保護
回路により制御されるスイッチング素子を設けたことを
特徴とする請求項3に記載のバッテリーパック制御回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10348592A JP2000173668A (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | 電子機器のバッテリーパック制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10348592A JP2000173668A (ja) | 1998-12-08 | 1998-12-08 | 電子機器のバッテリーパック制御回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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-
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