JP2000168245A - 感熱色素転写用色素受容性要素 - Google Patents

感熱色素転写用色素受容性要素

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JP2000168245A JP11341885A JP34188599A JP2000168245A JP 2000168245 A JP2000168245 A JP 2000168245A JP 11341885 A JP11341885 A JP 11341885A JP 34188599 A JP34188599 A JP 34188599A JP 2000168245 A JP2000168245 A JP 2000168245A
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Brian T Pope
ティー.ポペ ブライアン
Teh-Ming Kung
クン テー−ミン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像受容性層の優れた特性を完全に維持しな
がら、色素供与体要素と受容性要素との間の望ましくな
い粘着性を改良すること。 【解決手段】 支持体の片面上に色素像受容性層を有し
てなり、前記色素像受容性層が多官能性イソシアネート
と下記成分(a)及び(b)との反応により形成された
架橋ポリマー網状構造を含むことを特徴とする感熱色素
転写用色素受容性要素。(a)2個以上の末端ヒドロキ
シ基を有し且つ平均分子量1000〜10,000を示
すポリカーボネートポリオール、及び(b)式:HO−
(CH2 n −OH、HO−〔(CH2 n −O〕m
H 又はHO−〔(CH2 5 −CO2 p −〔(CH
2 n −O〕m −H(式中、nは3〜10の範囲に、m
は3〜60の範囲に、そしてpは1〜16の範囲にあ
る。)の少なくとも一つで示される脂肪族グリコール。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱色素転写用の
色素受容性要素に、特にこのような要素のための色素受
容性高分子層に関する。
【0002】最近、カラービデオカメラにより電子的に
発生させた画像からプリントを得るための感熱転写装置
が開発されている。このようなプリントを得る方法の一
つによると、まず電子像をカラーフィルターによって色
分解する。次いで、それぞれの色分解画像を各電気信号
に変換する。その後、これらの信号を操作して、シア
ン、マゼンタ及びイエローの各信号を発生させ、これら
の信号を感熱プリンターへ伝送する。プリントを得るた
めには、シアン、マゼンタまたはイエローの色素供与体
要素を色素受容体要素と向い合わせて配置する。次い
で、それら二つの要素を感熱プリントヘッドと定盤ロー
ラーとの間に挿入する。ライン型感熱プリントヘッドを
使用して、色素供与体シートの裏側から熱をかける。感
熱プリントヘッドは数多くの加熱要素を有し、シアン、
マゼンタ及びイエローの各信号の一つに応じて逐次加熱
される。その後、この処理を他の2色について繰り返
す。こうして、スクリーンで見た元の画像に対応するカ
ラーハードコピーが得られる。この方法とそれを実施す
るための装置についての詳細が、米国特許第4,62
1,271号明細書に記載されている。
【0003】感熱色素転写用の色素供与体要素は、一般
に、支持体の上に熱転写性色素と高分子バインダーとを
含む色素層を担持している。色素受容性要素は、一般
に、支持体の片面上に色素像受容性層を担持している。
従来より、色素像受容性層は、多種多様な組成物の中か
ら、色素供与体要素より転写されてくる色素に対する適
合性や受理性について選ばれた高分子材料を含む。当該
高分子材料は、転写後の色素像に十分な光安定性を付与
するものでもなければならない。しかしながら、これら
の所望の特性を付与するポリマーの多くは、感熱印刷の
過酷さに耐えるために望まれる強度や結着性が往々にし
て不足している。例えば、感熱印刷中に起こり得る重大
な問題として、色素供与体が受容体に対して粘着してし
まうことがある。また、受容性層のポリマーの多くは、
光沢及び耐磨耗性が限界に近い場合もある。ポリマーの
ガラス転移温度(Tg )を高めて受容体層の硬度を増大
させることにより物理特性を改良することはできるが、
このような層への色素の浸透性が損なわれる場合があ
る。
【0004】フィルム特性の改良を達成する別の方法と
してポリマーを架橋する方法がある。架橋は、反応硬
化、触媒硬化、熱硬化及び輻射線硬化をはじめとする様
々な方法で実施することができる。一般に、欧州特許
(EPO)第394460号明細書(その記載事項を本
明細書の一部とする)に記載されているように、架橋性
反応基を有するポリマーを架橋性反応基を有する添加剤
と共に架橋して硬化させることによって架橋ポリマーの
受容体層を得ることができる。例えば、上記文献には、
多官能性イソシアネートで架橋されたポリエステルポリ
オールを含む受容性層が記載されている。このような架
橋ポリエステル系受容性層は、一般に未架橋ポリエステ
ルと比べて耐粘着性に優れるが、転写後の画像色素につ
いての光安定性がなおも問題となる場合がある。
【0005】
【従来の技術】米国特許第5,266,551号明細書
に、多官能性イソシアネートと2個の末端ヒドロキシ基
を有するポリカーボネートポリオールとの反応により形
成された架橋ポリマー網状構造を含む感熱色素転写用色
素像受容性層が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第5,26
6,551号明細書に記載の色素像受容性層には、色素
転写印刷工程中に色素供与体要素と色素受容性要素との
間で望ましくない粘着が起こるという問題がある。した
がって、本発明の目的は、色素の取り込み及び画像安定
性に優れると共に、色素像の転写後に色素供与体要素に
粘着することもない感熱色素転写用の色素像受容性要素
を提供することにある。本発明のさらなる目的は、この
ような受容性層を極力少量の非塩素化溶剤を用いて塗布
できるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】これら及びその他の目的
は、多官能性イソシアネートと下記成分(a)及び
(b)との反応により形成された架橋ポリマー網状構造
を含む色素受容性要素を構成とする本発明により達成さ
れる。 (a)2個以上の末端ヒドロキシ基を有し且つ数平均分
子量1000〜10,000を示すポリカーボネートポ
リオール、及び(b)下式: HO−(CH2 n −OH HO−〔(CH2 n −O〕m −H 又は HO−〔(CH2 5 −CO2 p −〔(CH2 n
O〕m −H (上式中、nは3〜10の範囲に、mは3〜60の範囲
に、そしてpは1〜16の範囲にある。)の少なくとも
一つで示される脂肪族グリコール。
【0008】本発明の受容性要素によると、その画像受
容性層の優れた特性、例えば画像安定性及び耐指紋性、
を完全に維持しながら、色素供与体要素と受容性要素と
の間の望ましくない粘着性を改良することができる。本
発明の架橋ポリマーは、米国特許第5,266,551
号明細書に記載のポリカーボネートポリオールを用いて
これを上記の脂肪族グリコールへ添加することによって
製造することができる。次いで、当該脂肪族グリコール
と当該ポリカーボネートポリオールとが乾燥工程中に多
官能性イソシアネートと反応し、三次元架橋網状構造が
形成される。本発明の好適な具体的態様として、架橋ポ
リマー網状構造が下式で示されるものがある。
【0009】
【化1】
【0010】上式中、JD及びJTは、数平均分子量1
000〜10,000のポリカーボネートポリオールに
由来するポリカーボネートのセグメント50〜100モ
ル%及び分子量1000未満のポリオールに由来するセ
グメント0〜50モル%をまとめて表し、JXは、数平
均分子量100〜11,000の脂肪族グリコールに由
来する脂肪族グリコールのセグメントを表し、そしてI
D及びITは、各々独立に、多官能性イソシアネートユ
ニットの脂肪族基、脂環式基、アリール脂肪族基又は芳
香族基を表す。
【0011】本発明の好適な具体的態様として、ポリカ
ーボネートポリオールがビスフェノールA由来ユニット
とジエチレングリコール由来ユニットとを含むものがあ
る。別の好適な具体的態様として、ポリカーボネートポ
リオールの末端ヒドロキシ基が脂肪族ヒドロキシル基を
含むものがある。さらに別の好適な具体的態様として、
ポリカーボネートポリオールの末端ヒドロキシ基がフェ
ノール性基を含むものがある。なおも別の好適な具体的
態様として、ポリカーボネートポリオールの末端ヒドロ
キシ基がフェノール性基と脂肪族ヒドロキシル基との混
合物を含むものがある。さらに別の好適な具体的態様と
して、当該多官能性イソシアネートの50モル%以上が
少なくとも三官能性であるものがある。また別の好適な
具体的態様として、ポリオールヒドロキシル基の当量が
イソシアネート基の当量の60%〜140%となるよう
な量においてポリオールと多官能性イソシアネートとを
反応させて架橋ポリマー網状構造を形成させるものがあ
る。さらになおも別の好適な具体的態様として、グリコ
ールが下式で表されるものがある。 HO−〔(CH2 n −O〕m −H (上式中、nは4であり、mは8〜40の範囲にあ
る。)
【0012】本発明の色素受容性要素の支持体は、高分
子の、合成紙の、セルロース紙の支持体、透明な支持
体、例えばポリ(エチレンテレフタレート)、又はこれ
らの積層体であることができる。好適な具体的態様とし
て紙支持体を使用するものがある。さらに好適な具体的
態様として、その紙支持体と色素像受容性層との間に高
分子層を配置するものがある。例えば、ポリエチレンや
ポリプロピレンのようなポリオレフィンを使用すること
ができる。さらに好適な具体的態様として、その高分子
層に二酸化チタン、硫酸バリウム、酸化亜鉛、等のよう
な白色顔料を添加して反射性を付与することもできる。
さらに、この高分子層の上に下塗層を設けることにより
色素像受容性層に対する密着性を改良することもでき
る。このような下塗層については米国特許第4,74
8,150号、同第4,965,238号、同第4,9
65,239号及び同第4,965,241号に記載さ
れている。また、受容体要素に、米国特許第5,01
1,814号及び同第5,096,875号に記載され
ているもののような裏層を含めることもできる。
【0013】本発明のポリマーは、受容性層において、
単独で使用してもよいし、他の受容性層ポリマーと組み
合わせて使用してもよい。本発明のポリマーと共に使用
できる受容性層ポリマーとして、ポリカーボネート、ポ
リウレタン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリ(ス
チレン−コ−アクリロニトリル)、ポリ(カプロラクト
ン)その他任意の受容体ポリマー及びこれらの混合物が
挙げられる。色素像受容性層は、その所期の目的に有効
である任意の量で存在させることができる。一般に、受
容体層濃度を0.5g/m2 〜10g/m2 とすること
により良好な結果が得られている。
【0014】多官能性イソシアネートとポリカーボネー
トポリオールとの反応により形成された架橋ポリマー網
状構造を含んでなる本発明の受容性層は、感熱印刷に際
して耐粘着性を固有に付与するものであるが、当該技術
分野では常套手段であるように、シリコーン系化合物の
ような剥離剤を色素受容性層へ添加することにより耐粘
着性を一段と向上させることができる。
【0015】本発明の色素受容性要素と共に用いられる
色素供与体要素は、支持体の上に色素含有層を有する従
来品である。本発明に用いられる色素供与体には、熱で
色素受容性層に転写され得るものであればどのような色
素でも使用することができる。昇華性色素を用いると特
に良好な結果が得られる。本発明の実施に適用可能な色
素供与体が、例えば米国特許第4,916,112号、
同第4,927,803号及び同第5,023,228
号に記載されている。このような色素の具体例として以
下のものが挙げられる。
【0016】
【化2】
【0017】
【化3】
【0018】
【化4】
【0019】上述したように、色素供与体要素を使用し
て色素転写像を形成する。当該プロセスは、色素供与体
要素を像様加熱する工程、及び色素像を上記色素受容性
要素に転写して色素転写像を形成する工程を含む。本発
明の好適な具体的態様として、ポリ(エチレンテレフタ
レート)支持体にシアン、マゼンタ及びイエローの各色
素領域を逐次繰り返し塗布してなる色素供与体要素を使
用し、色素転写工程を各色について逐次実施することに
より3色色素転写像を得るものがある。もちろん、当該
工程を単一色についてのみ実施した場合には、モノクロ
色素転写像が得られる。
【0020】色素供与体要素から色素を本発明の受容性
要素へ転写する際に使用することができる感熱印刷ヘッ
ドは市販されている。例えば、富士通の感熱ヘッド(FT
P040MCS001)、TDKの感熱ヘッド(F415 HH7-1089)又
はRohmの感熱ヘッド(KE 2008-F3) を使用することがで
きる。別法として、感熱色素転写用の別の公知のエネル
ギー源、例えば英国特許第2,083,726号に記載
されているレーザー、を使用してもよい。
【0021】本発明の感熱色素転写用集成体は(a)色
素供与体要素と(b)上記色素受容性要素とを含み、当
該色素受容性要素と当該色素供与体要素は、供与体要素
の色素層が受容性要素の色素像受容性層と接触するよう
に重なり合う関係にある。三色像を得る場合には、上記
集成体を3回形成し、その間に感熱印刷ヘッドで加熱す
る。第一の色素が転写された後、これらの要素を剥離す
る。次いで、第二の色素供与体要素(又は異なる色素領
域を有する供与体要素の別の領域)を色素受容性要素と
整合させて、当該工程を繰り返す。同様にして第三の色
を得る。
【0022】
【実施例】本発明を説明するため、以下の実施例を提供
する。例1 対照用受容体C−1 本要素は、まず米国特許第5,244,861号に記載
されている厚さ38μmのミクロボイド含有複合フィル
ム (OPPalyte(商標)350TW, Mobil ChemicalCo.)を紙
心材に押出積層し、次いで得られた積層体の複合フィル
ム側に、米国特許第5,266,551号に記載されて
いるC1ポリカーボネートポリオール(2.36g/m
2 ); Desmondur(商標)N3300 ヘキサメチレンジイソ
シアネート樹脂(Bayer Corp.)(0.147g/m2 );
Desmondur(商標)Z-4370/2イソホロンジイソシアネー
ト樹脂(Bayer Corp.)(0.590g/m2 );ジブチル
錫ジアセテート触媒(Air Products Co.)(0.008g
/m2 );ジフェニルフタレート(0.422g/
2 );Fluorad FC-430(商標)界面活性剤(3M Corpor
ation)(0.017g/m2 );及びDC 510界面活性剤
(Dow Corning Corp.)(0.008g/m2 )を含む色素
受容性層を塗被することによって製作した。
【0023】本発明の要素E−1 本要素は上記C−1と同様に製作したが、但し、ポリカ
ーボネートポリオールの使用量は2.024g/m2
し、 Desmondur(商標)N3300 ヘキサメチレンジイソシ
アネート樹脂の使用量は0.169g/m2 とし、 Des
mondur(商標)Z-4370/2イソホロンジイソシアネート樹
脂の使用量は0.679g/m2 とし、そしてポリエー
テルグリコールの Terathane(商標)650 (DuPont Co.)
(分子量650)(0.225g/m2 )を添加した。
(上記各成分の乾燥被覆量に若干差があるのは化学量論
的当量を維持するためである。)本発明の要素E−2 本要素は上記C−1と同様に製作したが、但し、ポリカ
ーボネートポリオールの使用量は2.056g/m2
し、 Desmondur(商標)N3300 ヘキサメチレンジイソシ
アネート樹脂の使用量は0.162g/m2 とし、 Des
mondur(商標)Z-4370/2イソホロンジイソシアネート樹
脂の使用量は0.650g/m2 とし、そしてポリエー
テルグリコールの Terathane(商標)1000(DuPont Co.)
(分子量1000)(0.228g/m2 )を添加し
た。
【0024】本発明の要素E−3 本要素は上記C−1と同様に製作したが、但し、ポリカ
ーボネートポリオールの使用量は2.092g/m2
し、 Desmondur(商標)N3300 ヘキサメチレンジイソシ
アネート樹脂の使用量は0.155g/m2 とし、 Des
mondur(商標)Z-4370/2イソホロンジイソシアネート樹
脂の使用量は0.618g/m2 とし、そしてポリエー
テルグリコールの Terathane(商標)1400(DuPont Co.)
(分子量1400)(0.232g/m2 )を添加し
た。本発明の要素E−4 本要素は上記C−1と同様に製作したが、但し、ポリカ
ーボネートポリオールの使用量は2.126g/m2
し、 Desmondur(商標)N3300 ヘキサメチレンジイソシ
アネート樹脂の使用量は0.147g/m2 とし、 Des
mondur(商標)Z-4370/2イソホロンジイソシアネート樹
脂の使用量は0.588g/m2 とし、そしてポリエー
テルグリコールの Terathane(商標)2900(DuPont Co.)
(分子量2900)(0.236g/m2 )を添加し
た。
【0025】色素供与体要素 厚さ6μmのポリ(エチレンテレフタレート)支持体の
片面上に0.13g/m2 の Tyzor TBT(商標)(DuPo
nt製のチタンテトラ−n−ブトキシド)を酢酸プロピル
/ブタノール系(85%/15%)溶剤混合物から下塗
りしてなるブラック色素供与体要素をグラビアコーティ
ングによって製作した。支持体の下塗面上に、0.45
g/m2 のCAP482-0.5(酢酸プロピオン酸セルロース、
粘度0.5秒、Eastman Chemicals Co.)と、0.08g
/m2 の CAP482-20(酢酸プロピオン酸セルロース、粘
度20秒、Eastman Chemicals Co.)と、0.01g/m
2 の PS513(商標)(Petrarch Systems, Inc.のアミノ
プロピルジエチル末端化ポリジメチルシロキサン)と、
0.0003g/m2 のp−トルエンスルホン酸と、
0.03g/m2 のモンタンワックススラリーと、6
6.5%トルエン/28.5%メタノール/5%シクロ
ペンタノンの溶剤混合物とからなるスリップ層を塗被し
た。
【0026】支持体の下塗りしていない面上には、0.
06g/m2 の上記第二イエロー色素と、0.09g/
2 の上記第二マゼンタ色素と、0.02g/m2 の上
記第一マゼンタ色素と、0.20g/m2 の上記第一シ
アン色素と、0.56g/m 2 のCAP482-0.5と、0.0
02g/m2 の FC430(商標)(3M社のフッ素化界面活
性剤)と、0.07g/m2 のシリカ分散体(後記参
照)と、20%n−プロパノール/80%トルエンの溶
剤混合物とからなる色素層を塗被した。上記シリカ分散
体は、0.27g/m2 の TS-60(商標)シリカ(Cabot
Corp.)と、0.03g/m2 のSolsperse 2400(商
標)分散剤(ICI) と、0.11g/m2 のCAP4820.5 と
からなるものとした。
【0027】試験条件 上記の色素供与体要素と各種受容体要素を用いて製品モ
デルのKodak XLS8600PSプリンターでマルチ印刷を行っ
た。当該マルチ印刷に用いた画像の大きさは13cm×
23cmとし、その内部に濃度がDmin からDmax まで
ランダムな1cm四方の正方形をランダムに分布させ
た。各印刷の合間に、画像形成された要素の各1cmの
正方形内部の均一性を検査した。色素供与体と色素受容
体との界面に粘着が起こった場合、色素供与体の色素と
色素バインダーがその支持体から剥がれて色素受容体要
素の上に転写される。この場合、印刷工程中に過剰な色
素及び/又はバインダーが受容体要素に転写されるた
め、不均一な光学濃度の領域が発生することとなる。各
受容体要素について、粘着現象が認められるまで一つの
画像をその次の上に印刷した。これを「欠損までの印刷
回数」と称する。粘着が起こった時点での印刷回数を、
第6回の印刷分まで記録した。その結果を以下の表にま
とめた。
【0028】表1 要素 ポリエーテルグリコール 欠損までの印刷回数 C−1 なし 2 E−1 Terathane(商標)650 3 E−2 Terathane(商標)1000 3 E−3 Terathane(商標)1400 >6 E−4 Terathane(商標)2900 >6
【0029】上記の結果は、本発明によりポリエーテル
グリコールを添加すると、対照用要素1と比較して供与
体/受容体間の粘着性が改良されることを示している。例2 対照用要素C−2 本要素は上記C−1と同様に製作したが、但し、ポリカ
ーボネートポリオールの使用量は2.624g/m2
し、 Desmondur(商標)N3300 ヘキサメチレンジイソシ
アネート樹脂の使用量は0.381g/m2 とし、 Des
mondur(商標)Z-4370/2イソホロンジイソシアネート樹
脂の使用量は0.163g/m2 とし、そしてジフェニ
ルフタレートの使用量は0.352g/m2 とした。
【0030】対照用要素C−3:グリコールが本発明の
範囲外 本要素は上記C−2と同様に製作したが、但し、ポリカ
ーボネートポリオールの使用量は2.281g/m2
し、 Desmondur(商標)N3300 ヘキサメチレンジイソシ
アネート樹脂の使用量は0.444g/m2 とし、 Des
mondur(商標)Z-4370/2イソホロンジイソシアネート樹
脂の使用量は0.190g/m2 とし、そしてエチレン
グリコール(分子量600)(0.253g/m2 )を
添加した。対照用要素C−4:グリコールが本発明の範囲外 本要素は上記C−2と同様に製作したが、但し、ポリカ
ーボネートポリオールの使用量は2.353g/m2
し、 Desmondur(商標)N3300 ヘキサメチレンジイソシ
アネート樹脂の使用量は0.388g/m2 とし、 Des
mondur(商標)Z-4370/2イソホロンジイソシアネート樹
脂の使用量は0.166g/m2 とし、そしてエチレン
グリコール(分子量1500)(0.261g/m2
を添加した。
【0031】対照用要素C−5:グリコールが本発明の
範囲外 本要素は上記C−2と同様に製作したが、但し、ポリカ
ーボネートポリオールの使用量は2.380g/m2
し、 Desmondur(商標)N3300 ヘキサメチレンジイソシ
アネート樹脂の使用量は0.366g/m2 とし、 Des
mondur(商標)Z-4370/2イソホロンジイソシアネート樹
脂の使用量は0.157g/m2 とし、そしてエチレン
グリコール(分子量3400)(0.264g/m2
を添加した。対照用要素C−6:グリコールが本発明の範囲外 本要素は上記C−2と同様に製作したが、但し、ポリカ
ーボネートポリオールの使用量は2.392g/m2
し、 Desmondur(商標)N3300 ヘキサメチレンジイソシ
アネート樹脂の使用量は0.358g/m2 とし、 Des
mondur(商標)Z-4370/2イソホロンジイソシアネート樹
脂の使用量は0.153g/m2 とし、そしてエチレン
グリコール(分子量6800)(0.266g/m2
を添加した。
【0032】対照用要素C−7:グリコールが本発明の
範囲外 本要素は上記C−2と同様に製作したが、但し、ポリカ
ーボネートポリオールの使用量は2.313g/m2
し、 Desmondur(商標)N3300 ヘキサメチレンジイソシ
アネート樹脂の使用量は0.418g/m2 とし、 Des
mondur(商標)Z-4370/2イソホロンジイソシアネート樹
脂の使用量は0.179g/m2 とし、そしてポリカプ
ロラクトングリコール(分子量830)(0.257g
/m2 )を添加した。対照用要素C−8:グリコールが本発明の範囲外 本要素は上記C−2と同様に製作したが、但し、ポリカ
ーボネートポリオールの使用量は2.343g/m2
し、 Desmondur(商標)N3300 ヘキサメチレンジイソシ
アネート樹脂の使用量は0.396g/m2 とし、 Des
mondur(商標)Z-4370/2イソホロンジイソシアネート樹
脂の使用量は0.170g/m2 とし、そしてポリカプ
ロラクトングリコール(分子量1250)(0.260
g/m2)を添加した。
【0033】対照用要素C−9:グリコールが本発明の
範囲外 本要素は上記C−2と同様に製作したが、但し、ポリカ
ーボネートポリオールの使用量は2.365g/m2
し、 Desmondur(商標)N3300 ヘキサメチレンジイソシ
アネート樹脂の使用量は0.378g/m2 とし、 Des
mondur(商標)Z-4370/2イソホロンジイソシアネート樹
脂の使用量は0.162g/m2 とし、そしてポリカプ
ロラクトングリコール(分子量2000)(0.263
g/m2)を添加した。対照用要素C−10:グリコールが本発明の範囲外 本要素は上記C−2と同様に製作したが、但し、ポリカ
ーボネートポリオールの使用量は2.377g/m2
し、 Desmondur(商標)N3300 ヘキサメチレンジイソシ
アネート樹脂の使用量は0.369g/m2 とし、 Des
mondur(商標)Z-4370/2イソホロンジイソシアネート樹
脂の使用量は0.158g/m2 とし、そしてポリカプ
ロラクトングリコール(分子量3000)(0.264
g/m2)を添加した。
【0034】本発明の要素E−5:グリコールが本発明
の範囲内 本要素は上記C−2と同様に製作したが、但し、ポリカ
ーボネートポリオールの使用量は2.234g/m2
し、 Desmondur(商標)N3300 ヘキサメチレンジイソシ
アネート樹脂の使用量は0.480g/m2 とし、 Des
mondur(商標)Z-4370/2イソホロンジイソシアネート樹
脂の使用量は0.206g/m2 とし、そしてポリプロ
ピレングリコール(分子量425)(0.248g/m
2 )を添加した。本発明の要素E−6:グリコールが本発明の範囲内 本要素は上記C−2と同様に製作したが、但し、ポリカ
ーボネートポリオールの使用量は2.301g/m2
し、 Desmondur(商標)N3300 ヘキサメチレンジイソシ
アネート樹脂の使用量は0.428g/m2 とし、 Des
mondur(商標)Z-4370/2イソホロンジイソシアネート樹
脂の使用量は0.183g/m2 とし、そしてポリプロ
ピレングリコール(分子量725)(0.256g/m
2 )を添加した。
【0035】本発明の要素E−7:グリコールが本発明
の範囲内 本要素は上記C−2と同様に製作したが、但し、ポリカ
ーボネートポリオールの使用量は2.328g/m2
し、 Desmondur(商標)N3300 ヘキサメチレンジイソシ
アネート樹脂の使用量は0.407g/m2 とし、 Des
mondur(商標)Z-4370/2イソホロンジイソシアネート樹
脂の使用量は0.174g/m2 とし、そしてポリプロ
ピレングリコール(分子量1000)(0.259g/
2 )を添加した。本発明の要素E−8:グリコールが本発明の範囲内 本要素は上記C−2と同様に製作したが、但し、ポリカ
ーボネートポリオールの使用量は2.365g/m2
し、 Desmondur(商標)N3300 ヘキサメチレンジイソシ
アネート樹脂の使用量は0.378g/m2 とし、 Des
mondur(商標)Z-4370/2イソホロンジイソシアネート樹
脂の使用量は0.162g/m2 とし、そしてポリプロ
ピレングリコール(分子量2000)(0.263g/
2 )を添加した。
【0036】本発明の要素E−9:グリコールが本発明
の範囲内 本要素は上記C−2と同様に製作したが、但し、ポリカ
ーボネートポリオールの使用量は2.377g/m2
し、 Desmondur(商標)N3300 ヘキサメチレンジイソシ
アネート樹脂の使用量は0.369g/m2 とし、 Des
mondur(商標)Z-4370/2イソホロンジイソシアネート樹
脂の使用量は0.158g/m2 とし、そしてポリプロ
ピレングリコール(分子量3000)(0.264g/
2 )を添加した。本発明の要素E−10:グリコールが本発明の範囲内 本要素は上記C−2と同様に製作したが、但し、ポリカ
ーボネートポリオールの使用量は2.332g/m2
し、 Desmondur(商標)N3300 ヘキサメチレンジイソシ
アネート樹脂の使用量は0.403g/m2 とし、 Des
mondur(商標)Z-4370/2イソホロンジイソシアネート樹
脂の使用量は0.173g/m2 とし、そしてポリテト
ラメチレンエーテルグリコールの Terathane(商標)N1
000 (DuPont Co.)(分子量1000)(0.259g/
2 )を添加した。
【0037】本発明の要素E−11:グリコールが本発明
の範囲内 本要素は上記C−2と同様に製作したが、但し、ポリカ
ーボネートポリオールの使用量は2.365g/m2
し、 Desmondur(商標)N3300 ヘキサメチレンジイソシ
アネート樹脂の使用量は0.378g/m2 とし、 Des
mondur(商標)Z-4370/2イソホロンジイソシアネート樹
脂の使用量は0.162g/m2 とし、そしてポリテト
ラメチレンエーテルグリコールの Terathane(商標)N2
000 (DuPont Co.)(分子量2000)(0.263g/
2 )を添加した。本発明の要素E−12:グリコールが本発明の範囲内 本要素は上記C−2と同様に製作したが、但し、ポリカ
ーボネートポリオールの使用量は2.365g/m2
し、 Desmondur(商標)N3300 ヘキサメチレンジイソシ
アネート樹脂の使用量は0.378g/m2 とし、 Des
mondur(商標)Z-4370/2イソホロンジイソシアネート樹
脂の使用量は0.162g/m2 とし、そしてポリテト
ラメチレンエーテルグリコールとカプロラクトンのコポ
リマーのTerathane(商標)CL2000(DuPont Co.)(分子
量2000)(0.263g/m 2 )を添加した。
【0038】例1と同様に試験を実施し、以下の結果が
得られた。表2 要素 脂肪族グリコール 欠損までの印刷回数 C−2(対照) なし 2 C−3(対照) エチレングリコール 2 C−4(対照) エチレングリコール 2 C−5(対照) エチレングリコール 2 C−6(対照) エチレングリコール 2 C−7(対照) ポリカプロラクトングリコール 1 C−8(対照) ポリカプロラクトングリコール 1 C−9(対照) ポリカプロラクトングリコール 2 C−10(対照) ポリカプロラクトングリコール 1 E−5 ポリプロピレングリコール 3 E−6 ポリプロピレングリコール 4 E−7 ポリプロピレングリコール 4 E−8 ポリプロピレングリコール >6 E−9 ポリプロピレングリコール >6 E−10 ポリテトラメチレンエーテルグリコール 4 E−11 ポリテトラメチレンエーテルグリコール >6 E−12 ポリテトラメチレンエーテルグリコール とカプロラクトンのコポリマー 3
【0039】上記の結果は、本発明により脂肪族グリコ
ールを添加すると、対照用要素と比較して供与体/受容
体間の粘着性が改良されることを示している。
【0040】
【発明の効果】本発明の受容性要素によると、その画像
受容性層の優れた特性、例えば画像安定性及び耐指紋
性、を完全に維持しながら、色素供与体要素と受容性要
素との間の望ましくない粘着性を改良することができ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体の片面上に色素像受容性層を有し
    てなり、前記色素像受容性層が多官能性イソシアネート
    と下記成分(a)及び(b)との反応により形成された
    架橋ポリマー網状構造を含むことを特徴とする感熱色素
    転写用色素受容性要素。 (a)2個以上の末端ヒドロキシ基を有し且つ数平均分
    子量1000〜10,000を示すポリカーボネートポ
    リオール、及び (b)下式: HO−(CH2 n −OH HO−〔(CH2 n −O〕m −H 又は HO−〔(CH2 5 −CO2 p −〔(CH2 n
    O〕m −H (上式中、nは3〜10の範囲に、mは3〜60の範囲
    に、そしてpは1〜16の範囲にある。)の少なくとも
    一つで示される脂肪族グリコール。
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