JP2000166935A - 手術器具 - Google Patents

手術器具

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JP2000166935A
JP2000166935A JP11344282A JP34428299A JP2000166935A JP 2000166935 A JP2000166935 A JP 2000166935A JP 11344282 A JP11344282 A JP 11344282A JP 34428299 A JP34428299 A JP 34428299A JP 2000166935 A JP2000166935 A JP 2000166935A
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surgical instrument
control unit
instrument according
sheath
cable
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JP11344282A
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English (en)
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Jean-Bernard Peters
ジャン−ベルナール ペテール
Sacha Vorpe
サシャ ボルペ
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Nivarox Far SA
Nivarox SA
Original Assignee
Nivarox Far SA
Nivarox SA
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Publication date
Application filed by Nivarox Far SA, Nivarox SA filed Critical Nivarox Far SA
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B10/00Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
    • A61B10/02Instruments for taking cell samples or for biopsy
    • A61B10/06Biopsy forceps, e.g. with cup-shaped jaws
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/0046Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets with a releasable handle; with handle and operating part separable

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別な工具を使用せずに簡単、確実、急速に
互いに容易に取外し及び組み立てられる操作装置及び制
御装置を有する手術器具を付与する。 【解決手段】 近端部及び遠端部を有するシースと、シ
ースの遠端部で取り付けられる工具と、工具を制御装置
へ接続するシースの内側で摺動できかつケーブルが制御
装置によって作用される時に工具が作動されることがで
きるケーブルとを有する操作装置と、制御装置を、シー
スの近端部及びケーブルの近端部へそれぞれ分離可能に
接続するための第一連結手段及び第二連結手段を有する
手術器具において、制御装置は、互いに接続される第一
及び第二作動手段を有し、第一作動手段は第一連結手段
及び第二連結手段に同時に作用し、シース及びケーブル
を把持及び解放し、第二作動手段は第二連結手段のみに
作用し、シース及びケーブルの相対的な移動を制御す
る、操作装置から分離さ得る制御装置とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、別個の制御ユニッ
ト及び操作ユニットを有する手術器具に関する。とりわ
け、本発明は、柔軟なシースの内側で摺動する制御ケー
ブルから形成されかつ、操作ユニットから容易に分離さ
れることができる制御ユニットによって離れて制御され
る、生検クランプ等の道具へ接続されている操作ユニッ
トを有する器具等に関する。
【0002】
【従来の技術】生検クランプは、例えば臨床試験の目的
のために、特に患者から生きた器官組織サンプルを採取
するために使用される。これらのクランプは、柔軟なシ
ースの内側で摺動するケーブルシステムによって顎部へ
接続された制御ハンドルによって離れて作動される切断
顎部を有する。この種類の生検クランプは、米国特許第
5582617号において開示されている。クランプ及
びこの柔軟なシースは、内視鏡の管又はカニューレ内に
挿入され、クランプは、この管又はカニューレを介して
患者の体の中の所望のサンプル採取位置へもたらされ、
外科医が操作(手術)を監視することができるように、
カメラ又は拡大レンズも、この管又は別の管内へ挿入さ
れる。
【0003】長い間、これらの器具は、非常に小さな寸
法の機構、材料及び実施する製造方法のために非常に高
価である。しかしながら、最近数年にわたって、一つの
使用器具が市場に出現してきた。特に、この新しい種類
の器具は、殺菌する多数の使用器具に付随する問題を避
け、患者間の相互感染の任意の危険を避ける。これらの
一つの使用器具は、分離可能に使い捨て式の操作ユニッ
トと付随された、再使用されることができる、制御ハン
ドルを一般に有する。この種類の器具の一例は、米国特
許第4763668号において開示されている。この文
献は、分離可能に操作ユニットへ接続された制御ハンド
ルを有する生検クランプを特に開示している。より正確
には、接続手段は、ハンドルの一部分内の顎部のための
制御ケーブルと、シースの近端部がねじ込まれるねじ付
きソケットとを押し込む複数のねじを有する。これらの
ねじの存在は、工具の使用を必要とし、これにより、ハ
ンドルの制御ユニットへの固定と、ハンドルを制御ユニ
ットから取り外すことを複雑にする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主な目的は、
互いに容易に取り外されることができかつ、簡単に、確
実に、急速に、特に任意の特別な工具を使用しなければ
ならないことなく、互いに組み立てられる操作ユニット
及び制御ユニットを有する手術器具を付与することによ
って、前述の従来技術の欠点を克服することである。
【0005】本発明の別の目的は、片手のみを使用して
互いから分離されることができる操作ユニット及び制御
ユニットを有する手術器具を付与することである。
【0006】本発明の別の目的は、以上に記載された種
類の手術器具に、大きな精度で操縦されることができか
つ使用するのが容易である小型の制御ユニットを付与す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】それゆえ、本発明は、操
作ユニットと、操作ユニットから分離されることができ
る制御ユニットとを有し、操作ユニットは、近端部及び
遠端部を有するシースと、シースの遠端部において取り
付けられる工具と、ケーブルであって、工具を制御ユニ
ットへ接続するシースの内側で摺動でき、ケーブルが制
御ユニットによって作用される時に工具が作動されるこ
とを可能とするケーブルとを有し、制御ユニットは、制
御ユニットを、シースの近端部及びケーブルの近端部へ
それぞれ分離可能に接続するための第一連結手段及び第
二連結手段を有する手術器具において、制御ユニット
は、第一及び第二作動手段を有し、第一作動手段は第一
連結手段及び第二連結手段に同時に作用し、シース及び
ケーブルを把持及び解放し、第二作動手段は第二連結手
段のみに作用し、シース及びケーブルの相対的な移動を
制御することを特徴とする手術器具に関する。
【0008】本発明による手術器具の一つの利点は、操
作ユニットのシース及びケーブルは、制御ユニットへ取
り付けられること及び制御ユニットから取り外されるこ
とができ、同時に任意の工具を使用することがないとい
うことにある。本発明による手術器具の別の利点は、こ
の手術器具により使い捨て式シースが使用されることを
可能とし、制御ユニットは多数の用途があるということ
にある。
【0009】本発明の有利な実施形態によれば、制御ユ
ニットは、操作ユニットを射出するための手段をさらに
有し、この射出手段は、制御ユニットの遠部内へ摺動す
るプッシャを有し、プッシャは、プッシャが制御ユニッ
トの外部へ向けて操作ユニットの近端部を押すように配
置されて戻し手段に付随している。
【0010】これらの射出手段の結果として、取外し操
作が片手で遂行されることができる。
【0011】本発明の別の有利な実施形態によれば、制
御ユニットは、第二連結手段が所定の電位へ供給される
ことを可能とする電気的な接続手段をさらに有する。
【0012】もし必要ならば、手術器具は、ループ中に
高い周波数の電流を通過させることによって、例えばケ
ーブルの端部へ接続されるポリテクトミーループ(polit
ectomy loop)のループを使用して、焼灼操作を遂行する
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の他の特徴及び利点は、添
付図面を参照して、制限しない例によって、好適な実施
形態の以下の記載において明らかになる。本発明による
手術器具は、生きた器官組織のサンプルの採取又はバイ
オプシーへの応用について記載されている。しかしなが
ら、種々の器官物質、鉱物又は他の材料の断片又は粒子
のサンプルの把持又は採取のための他の目的のために使
用されることができるということは言うまでもない。
【0014】この図は、全体として参照番号1によって
示される本発明による手術器具を示す。この手術器具1
は、操作ユニット2と、操作ユニットから分離されるこ
とができる制御ユニット4とを有する。
【0015】操作ユニット2は、近端部8及び遠端部1
0を有する可撓性のあるシース6と、工具12、すなわ
ちこの場合には遠端部10に取り付けられる二つの回動
顎を有するクランプと、を有する。シース(鞘状部材)
6は、例えば、連続する巻き部を有するコイルばねから
形成される。ケーブル14は、シース6内で摺動し、ク
ランプ12を制御ユニット4へ接続する。制御ユニット
4の作動により、ケーブル14がシース6に関して摺動
することを可能とし、したがって、クランプ12の顎部
の開放及び閉鎖を制御することを可能とする。
【0016】制御ユニット4は、分離可能に制御ユニッ
ト4をシース6の近端部8へ接続するための第一連結手
段16(図3)を有する。制御ユニット4は、制御ユニ
ットをケーブル14の近端部20へ接続するための第二
連結手段18をさらに有する。
【0017】制御ユニット4は、記載された例におい
て、筒状形状部分を有する細長形状の中空本体22を有
する。連結手段16は、シース6及びケーブル14の近
端部8及び22それぞれを収容するように意図されてお
り、中空本体22の正端領域24において配置されてお
り、その一方で、連結手段18は、ケーブル14の近端
部20を収容することが意図されており、中空本体22
の中間領域26内に配置されている(図3)。後プラグ
28は、中空本体22の後端領域30内に収納され、操
作ハンドル32は、後プラグ28へ固定され、プラグ2
8の後部から中空本体22の外側へ延びる。
【0018】連結手段16は、中空本体22に関して固
定的に取り付けられかつ、把持装置を有する。示されて
いる例において、把持装置は、クランプ34を有する。
このクランプ34の開閉は、円錐形状の制御スリーブ3
6によって制御される。クランプ34は、筒状後部40
まで延ばされる円錐状前部38を有するチャックの形状
部分を有する。中央のフレア形ボア42は、長手方向に
筒状後部の両方を通過する。クランプ34は、前部38
内と後部の一部分上とにおいて、互いに関して角度方向
に偏倚したいくつかの長手方向スリットFをさらに有す
る。こうして、これらのスリットは、シース6の近端部
8が把持されることを可能とする顎部を形成する。記載
されている例において、スリット及び顎部の数は四つで
ある。中央ボア42は、前部44の直径よりも小さな直
径を有する後部46まで延ばされる前部44を有する。
前部44の直径は、シース6の近端部8を受入れ及び把
持するように形成され、その一方で、ケーブル14が後
部46を通過するように後部46の直径が形成され、こ
のケーブルは、ボア42内を自由に摺動することができ
る。前部44は、シース6において付与されるフランジ
50を収容することが意図された溝部48を有し、それ
により、シース6がクランプ34内に固定される固定の
程度を増加するということが注意される。
【0019】後部40の端部52は、ねじ部を有し、中
空本体22内で固定的に取り付けられる前プラグ54内
へねじ込まれる。円錐形状のスリーブ36は、中空本体
22の内側で摺動するように適合された筒状外面と、前
部38の円錐形状部分と相補的な円錐形状部分を有する
内側ボアとを有する(図3)。コイルばねによって形成
される戻し手段56は、前プラグ54の係止面58と円
錐形状のスリーブ36の後前面60との間のクランプ3
4の後部40周りで延びる。ばね56は、クランプ34
の顎部を閉鎖するために、中空本体22の前面に向けて
円錐形状スリーブを引くように配置される。
【0020】連結手段18は、中空本体22に関して摺
動するように取り付けられており、連結手段16の説明
で記載された種類の把持装置を有する。連結手段18の
構造は連結手段16の構造とほぼ同じなので、同じ要素
は、連結手段18に文字「a」が加えられた同じ参照番
号を示す。
【0021】クランプ34aは、前プラグ54の後面6
6と後プラグ28の前面68との間の中空本体22の長
手軸線に平行に延びる支柱部材64に沿って中空本体2
2内で摺動する移動部分64に付随している。記載され
た例において、移動部分62は、ほぼ筒状形状でありか
つ、支柱部材64を収容する三つの長手方向溝部72を
外面上に有するスライド70を有する。スライド70
は、前プラグ54を通って延びる結合部材74それぞれ
が摺動する三つの他の長手方向溝部73をスライド70
の外面においてさらに有する。これらの結合部材74
は、前端部付近でクランプ34の円錐形状スリーブ36
へ固定されており、結合部材74の後端部は中空本体2
2内で突出している。結合部材の後端部は、移動中のス
ライド70を止めるための手段76を有する。この場合
において、係止手段は、結合部材74の自由端部へそれ
ぞれ固定される弾性リング76によって形成されてい
る。スライド70は、後面66と弾性リング76との間
で摺動することができ、支柱部材64の寸法は、後端部
位置において(スライドが弾性リング76に対して係止
され、)スライドが円錐形状スリーブ36を引くように
後方へ移動し、それによりクランプ34の顎部の開放を
制御することができるように形成されている。
【0022】クランプ34aは、スライド70の貫通ボ
ア78内に取り付けられ、後部52aは、スライド70
の後部から突出している。ばね56aは、円錐形状スリ
ーブ36aと、後部52aの後端部において配置されて
いる係止手段80との間において、後部52a付近で延
びる。係止手段80は有利なことに弾性リングによって
形成されるとができる。ばね56aは、円錐形状のスリ
ーブ36aがクランプ34aの閉鎖を制御するように円
錐形状のスリーブ36aに作用するように取り付けられ
るということが注意される。後プラグは、前部におい
て、クランプ34aの後部52aを収容することができ
る凹所82を有するということも注意される。
【0023】中空本体22は、中空本体22の長手方向
に延びかつ、この中空本体22のボア内へ開放している
二つの長方形の開口84(図3及び4a)を有する。ス
ライド70は、開口84を通って延びる接続手段86に
よって、中空本体22の外面上で互いに独立して摺動す
ることができる第一作動手段88及び第二作動手段90
へ接続されている。
【0024】第一作動手段88は管状スリーブ92を有
し、管状スリーブ92は、肩部96と共にユニットを形
成するように、作動ソケット94が管状スリーブ上で駆
動される。スリーブ92の後端部の部分は、二つの直径
方向に対向した半径方向穴を有する。この穴中におい
て、第一ピン98等が収納されており、これらのピン
は、このために付与されるスライド70の溝部102内
にそれぞれ収納される二つの駆動キー100の穴を貫通
する。駆動キー100は、移動中において溝部102の
底部に配置された穴105を各々が貫通している第二ピ
ン104を介してスリーブ92へ接続されている。ピン
98及び104及び駆動キー100は、接続手段86を
形成する。
【0025】第二作動手段90は、前縁部108とほぼ
筒状部110と後縁部112を有するコイル106のほ
ぼ外側形状部分を有する。前部114及び後部116を
有するボアは、コイルを通過する。前部114は、スリ
ーブ92の後部を収容することができかつ、本体22の
外面及び前部114の内壁とともに、戻し手段120の
ためのハウジング118を形成するように、本体22の
外径より大きな直径を有する。後部116は、中空本体
22の外径部上で摺動するのに適している。
【0026】前部114は、内側ねじ部を有する。襟部
122は、この内側ねじへねじ込まれる。この襟部はソ
ケット94内へ収納される。襟部122は、ソケット9
4及び襟部122の両方内へ延びる係止ピン124によ
って、ソケット94に関する回転が防がれる(図3)。
【0027】最後に、係止リング126は、コイルの後
縁部112と協働するように、中空本体22の後端部へ
駆動される。
【0028】こうして、作動手段88は、シース6及び
ケーブル14を把持又は開放するように、クランプ34
及び34aに同時に作用し、その一方で、第二作動手段
90は、シース6及びケーブル14、それによりバイオ
プシーのクランプの相対移動を制御するようにクランプ
34aにのみ作用する。
【0029】図5a及び5bは、操作ユニットを射出す
るための手段が付与されている制御ユニット4の別実施
形態を示す。片手のみでソケット94の簡単な操縦で、
これらの射出手段は、クランプ34が開放されるとすぐ
にシースの近端部が射出されることを可能とする。示さ
れている例において、これらの射出手段は、二つのプッ
シャ140を有し、これらプッシャは、円錐形状のスリ
ーブ36及び前プラグ54内に付与されている通路14
1a及び141b内へ、ユニット4の長手軸線に平行に
摺動する。各プッシャ140は、通路141a及び14
1bの断面よりも大きな寸法の断面を有しかつ、スリー
ブ36の後面60とプラグ54の前面58との間に延び
ている部分142を、中央部において有する。各プッシ
ャ142は、プッシャ142が制御ユニット4の外部に
向けてシース6の近端部8を押すように配置された戻し
手段144に付随している。記載されている例におい
て、戻し手段144は、プッシャの周りに配置されたら
せんばねを有する。ばねはプラグの前面と部分142と
の間に付けられる。
【0030】図6は、制御ユニット4のさらに別の実施
形態を示し、第二連結手段18が所定の電位へもたらさ
れることを可能とする電気的な接続手段150が付与さ
れている。示されている例において、接続手段150
は、連結手段18のクランプ34aの後端部へ固定され
ている金属のステム156と接触している金属製のスト
リップの形状部分を有する電気的な伝導体154を介し
て、連結手段18へ電気的に接続された接触プラグ15
2を有する。接触プラグ152が、制御ユニット4の近
領域の固定部分内に、より正確には、制御ユニット4の
後端部に置かれているリング126内に付与されてい
る。本実施形態において、後プラグ28は、ユニット4
の後部から延ばされかつ突出し、長手方向溝部158を
有するということが注意される。ストリップ154はこ
の溝158内へ延びる。リング126は、プラグ28の
突出する部分上に取り付けられている。リング126は
筒状ソケット126を有し、このソケットの軸線は、ユ
ニット4の長手軸線に直角に延び、このソケットの開口
部は、溝部158内へ開放する。接触プラグ152は、
ソケット内へ駆動され、ストリップ154と直接的に接
触するようになる。この変形例において、後プラグ2
8、スライド70及び駆動キー100は、絶縁材料から
形成されるか、又は必要ならば、絶縁シースで被覆され
るということは言うまでもない。
【0031】本発明による手術器具の操作は、ここに以
後詳細に記載されている。(A)所定位置における操作
ユニット2の制御ユニット4への設定、(B)手術器具
の操縦、(C)操作ユニット2の制御ユニットからの分
離について連続して記載される。
【0032】A.所定位置への設定 まず、肩部を後方(図2、矢印Fの方向に)に移動させ
るように、例えば、割り出し指及び第二指を有するソケ
ット94の肩部96に作用し、その一方で、同じ手の親
指でハンドル32を保持することによって、クランプ3
4、34aが開放される。コイルは、リング126に対
してコイルの後縁112を介して係止部になる。この操
作中において、ソケット94は、駆動キー100、ピン
98及び104を介して、同じ方向Fに移動部分62を
駆動する。スライド70は、結合部材74に固定された
弾性リング76に対して係止されている。ソケット94
は、方向Fに移動され続ける。これをする時に、スライ
ド70は、方向Fに円錐形状スリーブ36を移動させ、
これはクランプ34を開放させる。同時に、クランプ3
2aの後部40aは、ハウジング82の底部に対して係
止されており、これにより、クランプ34aの前部から
円錐形状スリーブ36aを開放し、それを開放させる。
ばね56、56a及び120が圧縮され、クランプ3
4、34aの顎部が解放される。シース6の近端部8及
びケーブル14の近端部20は、それぞれクランプ3
4、34a内へ挿入されることができる。ソケット94
は、開放されている。ばね120は、ソケット94をコ
イル106から分離するように方向Fの反対方向Dにソ
ケット94を戻す。同時に、ばね56及び56aは、そ
れぞれスリーブ36及び36aに作用してそれらを方向
Dに移動させ、クランプ34及び34aを閉鎖させる。
操作ユニット2は、制御ユニット4へ取り付けられる
(図1)。
【0033】B.手術器具の操縦 本発明による手術器具は、制御ユニット4によって操縦
される。より正確には、これは、コイル106に作用す
ることによって実現され、それを方向F及びDに沿って
摺動させる。クランプ34及び34aは閉鎖され、コイ
ル106は、駆動キー100及びピン98及び104を
介してケーブル14を作動し、ケーブル14をシース6
に関して移動させる。当然、クランプ34aの顎部は、
この操作中において円錐形状スリーブ36aに作用する
ばね56aの作用によって閉鎖されたままで保たれる。
スライド70は、支柱部材64及び結合部材74上で自
由に摺動し、クランプ34及び34aは、コイル106
の移動中に閉鎖されたままである。
【0034】C.分離操作 分離操作は、操作aと関連して記載されているように、
クランプ34及び34aをソケット94上の作用を介し
て開放させることによって遂行させられる。
【0035】当然、制御ユニット4が射出手段110を
有する場合、クランプ34及び34aが開放させられる
とすぐにプッシャ112は自動的にシース6及びケーブ
ル14を射出する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による手術器具の部分的な、略図的な長
手方向断面図であり、シース及びケーブルは制御ユニッ
トへ取り付けられる。
【図2】シース及びケーブルが制御ユニットへ取り付け
られることができる又は制御ユニットからそれぞれ取り
外されることができる位置にある、制御ユニットの部分
的な、略図的な長手方向断面図である。
【図3】本発明による手術器具の制御ユニットの実施形
態の分解図である。
【図4】図2の線II−IIに沿った断面図及び制御ユ
ニットの詳細図である。
【図5】制御ユニットの遠端部の部分的な長手方向断面
図であり、操作ユニットを射出するための手段を有する
別の実施形態を示す図及び、図5aに示される遠端部の
斜視図である。
【図6】制御ユニットの近端部の部分的な長手方向断面
図であり、第二連結手段が所定の電位へもたらされるこ
とを可能とする電気的な接続手段を有する別の実施形態
を示す。
【符号の説明】
1…手術器具 2…操作ユニット 4…制御ユニット 6…シース 12…工具 14…ケーブル 16…第一連結手段 18…第二連結手段 88…第一作動手段 90…第二作動手段

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作ユニットと、前記操作ユニットから
    分離されることができる制御ユニットとを有し、前記操
    作ユニットは、近端部及び遠端部を有するシースと、前
    記シースの前記遠端部において取り付けられる工具と、
    ケーブルであって、前記工具を前記制御ユニットへ接続
    する前記シースの内側で摺動でき、前記ケーブルが前記
    制御ユニットによって作用される時に前記工具が作動さ
    れることを可能とするケーブルとを有し、 前記制御ユニットは、前記制御ユニットを、前記シース
    の前記近端部及び前記ケーブルの近端部へそれぞれ分離
    可能に接続するための第一連結手段及び第二連結手段を
    有する手術器具において、前記制御ユニットは、互いに
    接続される第一及び第二作動手段を有し、前記第一作動
    手段は前記第一連結手段及び前記第二連結手段に同時に
    作用し、前記シース及び前記ケーブルを把持及び解放
    し、前記第二作動手段は前記第二連結手段のみに作用
    し、前記シース及び前記ケーブルの相対的な移動を制御
    することを特徴とする手術器具。
  2. 【請求項2】 前記第一連結手段及び前記第二連結手段
    は、前記シース及び前記ケーブルの各近端部が挿入され
    ることができる開放位置と呼ばれる第一位置と、前記シ
    ース及び前記ケーブルの各近端部が固定して保持される
    ことができる第二位置との間において移動することので
    きる、それぞれ第一把持要素及び第二把持要素を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の手術器具。
  3. 【請求項3】 前記手術器具は、前記第一連結手段及び
    前記第二連結手段をそれらの閉鎖位置へ戻すための第一
    手段及び第二手段を有することを特徴とする請求項2に
    記載の手術器具。
  4. 【請求項4】 前記第一作動手段は前記第二連結手段を
    担持する移動部分と協働し、前記移動部分は前記第一連
    結手段へ接続されていることを特徴とする請求項1に記
    載の手術器具。
  5. 【請求項5】 前記移動部分は、前記移動部分がその上
    に摺動することのできる結合部材によって、前記第一連
    結手段へ接続されていることを特徴とする請求項4に記
    載の手術器具。
  6. 【請求項6】 前記第一作動手段が前記第一戻し手段に
    作用される時に、前記結合部材は前記第一連結手段を前
    記開放位置へもたらすことを特徴とする請求項4に記載
    の手術器具。
  7. 【請求項7】 前記第一連結手段及び前記第二連結手段
    は、細長い中空本体内に配置され、前記第一作動手段及
    び前記第二作動手段が前記中空本体上を摺動することが
    できることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載
    の手術器具。
  8. 【請求項8】 前記中空本体は、前記第一作動手段を前
    記移動部分へ接続する前記接続手段が通って延びる長円
    形の開口を有することを特徴とする請求項7に記載の手
    術器具。
  9. 【請求項9】 前記第一作動手段は、前記中空本体に関
    して及び前記第二作動手段に関して摺動し、前記第二作
    動手段は、前記中空本体と一体の係止部と協働すること
    を特徴とする請求項8に記載の手術器具。
  10. 【請求項10】 第三戻し手段は、前記第一作動手段と
    前記第二作動手段との間に付与され、前記第一作動手段
    と前記第二作動手段を互いに分離することを特徴とする
    請求項8に記載の手術器具。
  11. 【請求項11】 前記第一連結手段及び前記第二連結手
    段それぞれは、第一把持装置及び第二把持装置を有する
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の手
    術器具。
  12. 【請求項12】 前記第一把持装置及び前記第二把持装
    置は、第一円錐形状スリーブ及び第二円錐形状スリーブ
    にそれぞれに付随した第一開放クランプ及び第二閉鎖ク
    ランプを有することを特徴とする請求項11に記載の手
    術器具。
  13. 【請求項13】 前記第一戻し手段及び前記第二戻し手
    段は、それぞれ前記第二制御スリーブと第一係止面及び
    第二係止面との間に延びることを特徴とする請求項12
    に記載の手術器具。
  14. 【請求項14】 前記第一係止面及び前記第二係止面
    は、前記中空本体内に取り付けられた第一プラグ及び第
    二プラグの面によってそれぞれ形成され、前記第一プラ
    グは、前記第一クランプと前記第二クランプとの間にお
    いて配置され、前記結合部材は、前記中空本体を通過す
    ることを特徴とする請求項13に記載の手術器具。
  15. 【請求項15】 操縦ハンドルが前記第二プラグの一端
    部へ固定されることを特徴とする請求項14に記載の手
    術器具。
  16. 【請求項16】 前記制御ユニットは、前記操作ユニッ
    トを射出するための手段をさらに有することを特徴とす
    る請求項1〜15のいずれかに記載の手術器具。
  17. 【請求項17】 前記射出手段は、前記制御ユニットの
    前記遠部内で摺動する少なくとも一つのプッシャを有
    し、前記プッシャは、前記プッシャが前記操作ユニット
    の前記近端部を前記制御ユニットの外部へ押すように、
    前記戻し手段と付随していることを特徴とする請求項1
    6に記載の手術器具。
  18. 【請求項18】 前記制御ユニットは、前記第二連結手
    段が所定の電位へもたらされることを可能とする電気的
    な接続手段をさらに有することを特徴とする請求項1〜
    17のいずれかに記載の手術器具。
  19. 【請求項19】 前記電気的な接続手段は、電気的な伝
    導体によって前記第二連結手段へ電気的に連結されてい
    る接触プラグを有することを特徴とする請求項18に記
    載の手術器具。
  20. 【請求項20】 前記接触プラグは、前記制御ユニット
    の前記近領域の固定部分内に付与されていることを特徴
    とする請求項18又は19に記載の手術器具。
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