JP2000155900A - 航空管制における地上衝突予測方法および装置並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

航空管制における地上衝突予測方法および装置並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2000155900A
JP2000155900A JP10331788A JP33178898A JP2000155900A JP 2000155900 A JP2000155900 A JP 2000155900A JP 10331788 A JP10331788 A JP 10331788A JP 33178898 A JP33178898 A JP 33178898A JP 2000155900 A JP2000155900 A JP 2000155900A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際の地形に則した地上衝突予測を行うこと
ができ、かつ短い処理時間で航空機の地上への接近およ
び衝突を確実に予測することができる航空管制における
地上衝突予測方法および装置並びにコンピュータ読み取
り可能な記録媒体の提供。 【解決手段】 管制対象エリアの3次元標高データを保
持し、かつ航空機の位置および速度ベクトルからこの航
空機の予測到達範囲を設定し、上記航空機の位置および
上記標高データに基づいて差分ベクトルを求め、さらに
この差分ベクトルと上記航空機の速度ベクトルに基づい
て、上記標高データが上記航空機の予測到達範囲内にあ
るかどうかを判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空機の運航を管
理する航空管制において、3次元の地形データを用いて
航空機の地上への接近及び衝突を予測する航空管制にお
ける地上衝突予測方法および装置並びにコンピュータ読
み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】航空管制システムにおいて、地上への接
触事故や墜落事故を防ぐために地上への接近や衝突を予
測し、警告を与えることは非常に重要であり、管制シス
テムの中には従来から衝突予測機能が備えられているも
のも存在する。すなわち、従来の航空管制システムにお
ける地上衝突防止は、管制対象のエリアの最低誘導高度
を規定値として持ち、航空機から送られてくる高度情報
に基づいて、航空機の高度が最低誘導高度を下回ったど
うかを判断することにより衝突予測を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記最
低誘導高度は地形の起伏を表したものではなく、そのエ
リアの最高点に安全性の余裕度を考慮した均一の高度と
なっているため、山間部の空港など、まわりが標高の高
い山に囲まれているような空港周辺の管制には適さない
という問題があった。つまり、この方法では、エリアご
とに均一な最低誘導高度を設定することになるため、山
間部などの地形が込み入っている空港では最低誘導高度
が高く設定されてしまい、効果的な衝突防止と管制の両
立が難しいという問題があった。そのため、3次元の地
形情報に基づいたより精密な衝突防止システムが求めら
れている。これに対して、国土地理院発行の数値地図デ
ータのような3次元の標高データを最低誘導高度の代わ
りに応用することが考えられる。また、従来の航空管制
においては航空機の予測到達範囲を立方体で表していた
が、より詳細な衝突予測を行うためには確率論的に考
え、航空機の位置を中心とした放射状の立体として表す
ことが考えられる。しかしながらその場合、3次元デー
タの衝突予測計算を行わなければならないため、計算量
が膨大になるという問題があった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、管制対象エリアにおける
3次元の標高データを保持し、3次元的に表された航空
機の予測到達範囲と各標高データとの相対関係を、航空
機の現在位置および速度ベクトルの2つの諸元から判断
することにより、実際の地形に則した地上衝突予測を行
うものであり、短い処理時間で航空機の地上への接近お
よび衝突を確実に予測することができる航空管制におけ
る地上衝突予測方法および装置並びにコンピュータ読み
取り可能な記録媒体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、航
空機の地上への接近、衝突予測を行う航空管制における
地上衝突予測方法において、管制対象エリアの3次元標
高データを保持し、かつ航空機の位置および速度ベクト
ルからこの航空機の予測到達範囲を設定し、上記航空機
の位置および上記標高データに基づいて差分ベクトルを
求め、さらにこの差分ベクトルと上記航空機の速度ベク
トルに基づいて、上記標高データが上記航空機の予測到
達範囲内にあるかどうかを判定することを特徴とする。
本発明の請求項2は、差分ベクトルと速度ベクトルの平
面成分に基づいて標高データが航空機の予測到達範囲内
にあるかどうかを判定する第1の処理と、この第1の処
理によって予測到達範囲内と判定された場合に、上記差
分ベクトルを含む垂直面において上記速度ベクトルの投
射速度ベクトルを求め、この投射速度ベクトルと上記差
分ベクトルに基づいて上記標高データが航空機の予測到
達範囲内にあるかどうかを判定する第2の処理とからな
ることを特徴とする。本発明の請求項3は、航空機の地
上への接近、衝突予測を行う航空管制における地上衝突
予測装置において、管制対象エリアの3次元標高データ
を保持する標高データ記録手段と、航空機の位置、飛行
方向および速度からなる諸元データを入力する諸元デー
タ入力手段と、この諸元データ入力手段からの航空機の
位置に基づいて、その位置を含む地域区画とその地域区
画に隣接する地域区画を抽出する地域区画抽出手段と、
この地域区画抽出手段により抽出された地域区画内の各
標高データごとに、その標高データが上記航空機の予測
到達範囲内に入っているかどうかを判定する判定手段
と、この判定手段によって上記標高データが上記航空機
の予測到達範囲内に入っていると判定された場合に警告
する警告手段とを備えたことを特徴とする。本発明の請
求項4に記載の判定手段は、標高データが航空機の予測
到達範囲の水平面内に入っているかどうかを平面演算で
判断する平面成分判定部と、高さ方向を含めた演算を行
い、上記標高データが上記航空機の予測到達範囲内に入
っているかどうかを判断する垂直成分判定部とからなる
ことを特徴とする。本発明の請求項5は、航空機の地上
への接近、衝突予測処理をコンピュータに実行させるた
めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体において、管制対象エリアの3次元標高データ
を保持し、かつ航空機の位置および速度ベクトルからこ
の航空機の予測到達範囲を設定し、上記航空機の位置お
よび上記標高データに基づいて差分ベクトルを求め、さ
らにこの差分ベクトルと上記航空機の速度ベクトルに基
づいて、上記標高データが上記航空機の予測到達範囲内
にあるかどうかを判定する処理をコンピュータに実行さ
せることを特徴とする。本発明の請求項6は、差分ベク
トルと速度ベクトルの平面成分に基づいて標高データが
航空機の予測到達範囲内にあるかどうかを判定する第1
の処理と、この第1の処理によって予測到達範囲内と判
定された場合に、上記差分ベクトルを含む垂直面におい
て上記速度ベクトルの投射速度ベクトルを求め、この投
射速度ベクトルと上記差分ベクトルに基づいて上記標高
データが航空機の予測到達範囲内にあるかどうかを判定
する第2の処理とをコンピュータに実行させることを特
徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態
を示すブロック図である。この図1において、本実施形
態の地上衝突予測装置は、標高データを記憶した標高デ
ータ記憶部1と、航空機の諸元データを入力する諸元デ
ータ入力部2と、評価対象の地域区画を抽出する地域区
画抽出部3と、水平面成分で標高データが航空機の予測
到達範囲にあるかどうかを判断する水平成分判定部4
と、高度方向で接近を判定する垂直成分判定部5と、接
近を警告する警告表示出力部6とを含む。標高データ記
憶部1は、ある緯・経度における標高データの組み合わ
せを、地域区画ごとに格納している。図2は地域区画の
例を表している。地域区画はある特定の大きさの四角い
エリアであり、4辺がそれぞれ隣接する地域区画の一辺
に接している。また図4は、1つの地域区画の内部を表
している。図4を参照すると、各地域区画は縦横それぞ
れ数個から数十のメッシュに等分され、メッシュの交点
ごとに標高データを持つ。諸元データ入力部2は、管制
対象の航空機の現在位置、飛行方向および速度からなる
諸元データを、航空機やレーダ装置から入力する。地域
区画抽出部3は、図2に示すとおり、諸元データにおい
て入力される航空機の現在位置から、その現在位置を含
む地域区画と、その区画に隣接する地域区画を抽出す
る。水平成分判定部4は、抽出された地域区画内の各標
高データごとに、その標高データが管制対象となる航空
機の予測到達範囲の水平面内に入っているかどうかを2
次元の平面演算で判断し、絞り込みを行う。垂直成分判
定部5は、水平成分判定部4の結果がある閾値を下回っ
た場合に高さ方向を含めた3次元の演算を行い、標高デ
ータが予測到達範囲に入っているかどうかを判断する。
警告表示出力部6は、垂直成分判定部5においてある閾
値を下回った場合に、標高データが航空機の予測到達範
囲に入っていることを警告する。
【0007】次に、本発明の航空管制における地上接近
・衝突予測方法について、図を参照して説明する。図6
において、諸元データ入力部2から入力される管制対象
の航空機の現在位置に関する情報から、まず評価対象の
地域区画を抽出する(ステップA1)。図2を参照する
と、航空機の位置を含む地域区画と、その地域区画を取
り囲む8区画が評価対象の地域区画として抽出される。
【0008】次に、抽出された地域区画の中の標高デー
タを1つ抽出する(ステップA2)。抽出された標高デ
ータに対して、その標高点が航空機の予測到達範囲内に
入るかどうかを判断する。図3を参照すると、航空機の
予測到達範囲32は、航空機の位置31からその航空機
の速度ベクトルを中心に、平面、垂直の各方向ごとに角
度の余裕度を考慮した放射状の立体となる。本発明で
は、水平面の形状は航空機の位置を中心とした扇型とし
(図4の42)、高さ方向は計算量を考慮して、最遠点
を垂直とする三角形(図5の52)として予測到達範囲
を定義する。また予測到達範囲の航空機の位置からの大
きさは、速度ベクトルの大きさに比例した値となる。
【0009】まず、抽出された標高データごとに、その
水平成分が予測到達範囲内にあるかどうかを判断する。
図4を参照すると、標高データHij(hx,hy,h
z)の平面成分は(hx,hy)である。まず、航空機
の位置T(tx,ty,tz)からみた標高データHi
jの差分ベクトルDを求める(ステップA3)。差分ベ
クトルDは以下の通りとなる。 D(dx,dy,dz)=(hx−tx,hy−ty,
hz−tz) 次に、差分ベクトルDの水平成分(dx,dy)の大き
さが、速度ベクトルVの水平面成分の大きさの定数倍よ
りも大きいかどうかを判断する(ステップA4)。ここ
で定数(第1の規定値)をαとすると、図7のb1式に
表す条件式となる。b1の条件式を満たせば、標高デー
タは予測到達範囲の円の外にあるため、それ以降の計算
の対象外とする。なお、上記第1の規定値αは、航空機
がたとえば約20分間で到達する距離に応じて設定され
ている。
【0010】もしb1の条件式を満たさない場合には、
航空機の位置を中心として速度ベクトルの定数倍の長さ
を半径とする円内(航空機の予測到達範囲内)にあるこ
とになる。そこで、次に差分ベクトルDと速度ベクトル
Vとの平面成分の内積を計算し(ステップA5)、図4
の42に示される扇型の予測到達範囲の範囲内にあるか
どうかを判定する(ステップA6)。差分ベクトルDと
速度ベクトルVとの内積と、差分ベクトルDと速度ベク
トルVとのなす角θaとの間には図7のb2式で表され
る関係がある。このb2式において、cosθaが、第
2の規定値βを代入したcosβよりも小さい場合に
は、角度θaが第2の規定値βよりも大きいことにな
る。したがって、図4の42に示された扇型の範囲外に
あることになるため、それ以降の計算の対象外とする。
ここで第2の規定値βの値は、扇型の中心の角度が45
度の場合、図7のb3のようになる。
【0011】一方、図7のb2式の値cosθaがco
sβよりも大きい場合には、標高データの水平面成分
(hx、hy)は扇型で表される予測到達範囲の水平面
内に存在することが判明する。そこで、次に標高データ
の標高値hzが予測到達範囲内にあるかどうかを判断す
るため、航空機の位置Tと標高データHijを結ぶ線を
垂直に切った断面に対して、同様にベクトルの内積演算
を行う。まず、速度ベクトルVと同じ大きさで、ベクト
ルの方向が差分ベクトルDを含む垂直面に一致する(垂
直面に投射した)投射速度ベクトルVbを求める(ステ
ップA7)。投射速度ベクトルVbの値は図7のb4式
のようになる。次に差分ベクトルDと投射速度ベクトル
Vbとの3次元の内積を計算し(ステップA8)、図5
の予測到達範囲52の範囲内にあるかどうかを判定する
(ステップA9)。差分ベクトルDと投射速度ベクトル
Vbとの内積と、差分ベクトルDと投射速度ベクトルV
bとのなす角θbとの間には、図7のb5式で表される
関係がある。このb5式において、cosθbが第3の
規定値γを代入したcosγよりも小さい場合には、航
空機の予測到達範囲の範囲外にあることが判明し、次の
標高データの判別に移る(ステップA11)。ここで、
第3の規定値γはたとえば15〜20度の範囲の値に設
定される。
【0012】一方、b5式の値cosθbがcosγよ
りも大きい場合には、標高データは垂直成分すなわち高
さ方向でも予測到達範囲内にあることが判明し、警告表
示を行う(ステップA10)。
【0013】このように、本実施形態においては、航空
機の予測到達範囲と各標高データの相対関係を判断する
ため、まず水平面の2次元演算により範囲が重なるかど
うかを判断し、次にその結果がある閾値を下回った場合
のみ高度方向の演算を行うことにより、計算の処理時間
を大幅に低減することができる。なお、本実施形態は、
航空管制システムにおける地上衝突予測方法について説
明したが、航空機搭載用の地上衝突予測システムにも応
用することができる。また、本実施形態において、図1
に示す制御部の動作あるいは図6に示すフローチャート
を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可
能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプ
ログラムをコンピュータに読み込ませ、実行することに
より、航空機の地上への接近および衝突の予測を行って
もよい。
【0014】
【発明の効果】本発明の請求項1は、航空機の地上への
接近、衝突予測を行う航空管制における地上衝突予測方
法において、管制対象エリアの3次元標高データを保持
し、かつ航空機の位置および速度ベクトルからこの航空
機の予測到達範囲を設定し、上記航空機の位置および上
記標高データに基づいて差分ベクトルを求め、さらにこ
の差分ベクトルと上記航空機の速度ベクトルに基づい
て、上記標高データが上記航空機の予測到達範囲内にあ
るかどうかを判定することを特徴とするものであるか
ら、地形状況に合わせた詳細な地上への接近、衝突予測
を行うことができる。この結果、より効率的かつ安全な
航空管制を行うことができる。その理由は、管制対象エ
リアにおける3次元の標高データを保持し、3次元的に
表された航空機の予測到達範囲と各標高データとの包含
関係を、航空機の現在位置および速度ベクトルの2つの
諸元から判断するためである。本発明の請求項2は、差
分ベクトルと速度ベクトルの平面成分に基づいて標高デ
ータが航空機の予測到達範囲内にあるかどうかを判定す
る第1の処理と、この第1の処理によって予測到達範囲
内と判定された場合に、上記差分ベクトルを含む垂直面
において上記速度ベクトルの投射速度ベクトルを求め、
この投射速度ベクトルと上記差分ベクトルに基づいて上
記標高データが航空機の予測到達範囲内にあるかどうか
を判定する第2の処理とからなることを特徴とするもの
であるから、航空機の予測到達範囲と標高データの領域
の重なり判定処理を簡略化することができる。その結
果、計算処理時間を短縮することができる。その理由
は、航空機の予測到達範囲と各標高データの包含関係を
判断するために、まず水平面の2次元演算により領域が
重なるかどうかを判断し、次にその結果がある閾値を下
回った場合のみ、高度方向の演算を行うためである。本
発明の請求項3は、航空機の地上への接近、衝突予測を
行う航空管制における地上衝突予測装置において、管制
対象エリアの3次元標高データを保持する標高データ記
録手段と、航空機の位置、飛行方向および速度からなる
諸元データを入力する諸元データ入力手段と、この諸元
データ入力手段からの航空機の位置に基づいて、その位
置を含む地域区画とその地域区画に隣接する地域区画を
抽出する地域区画抽出手段と、この地域区画抽出手段に
より抽出された地域区画内の各標高データごとに、その
標高データが上記航空機の予測到達範囲内に入っている
かどうかを判定する判定手段と、この判定手段によって
上記標高データが上記航空機の予測到達範囲内に入って
いると判定された場合に警告する警告手段とを備えたこ
とを特徴とするものであるから、判定手段によって、地
域区画抽出手段により抽出された地域区画内の各標高デ
ータごとに、その標高データが上記航空機の予測到達範
囲内に入っているかどうかを判定することにより、実際
の地形に則した地上衝突予測を行うことができ、航空機
の地上への接近および衝突を確実に予測することができ
る。本発明の請求項4に記載の判定手段は、標高データ
が航空機の予測到達範囲の水平面内に入っているかどう
かを平面演算で判断する平面成分判定部と、高さ方向を
含めた演算を行い、上記標高データが上記航空機の予測
到達範囲内に入っているかどうかを判断する垂直成分判
定部とからなることを特徴とするものであるから、まず
平面成分判定部によって判定を行い、次いで、この判定
によって航空機の予測到達範囲内とされた標高データに
対してのみ、垂直成分判定部による判定を行うことによ
り、無駄な判定処理を省くことができて処理時間を短縮
することができる。本発明の請求項5は、航空機の地上
への接近、衝突予測処理をコンピュータに実行させるた
めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体において、管制対象エリアの3次元標高データ
を保持し、かつ航空機の位置および速度ベクトルからこ
の航空機の予測到達範囲を設定し、上記航空機の位置お
よび上記標高データに基づいて差分ベクトルを求め、さ
らにこの差分ベクトルと上記航空機の速度ベクトルに基
づいて、上記標高データが上記航空機の予測到達範囲内
にあるかどうかを判定する処理をコンピュータに実行さ
せることを特徴とするものであるから、コンピュータに
よって航空機の地上への接近および衝突を迅速にかつ確
実に予測することができる。本発明の請求項6は、差分
ベクトルと速度ベクトルの平面成分に基づいて標高デー
タが航空機の予測到達範囲内にあるかどうかを判定する
第1の処理と、この第1の処理によって予測到達範囲内
と判定された場合に、上記差分ベクトルを含む垂直面に
おいて上記速度ベクトルの投射速度ベクトルを求め、こ
の投射速度ベクトルと上記差分ベクトルに基づいて上記
標高データが航空機の予測到達範囲内にあるかどうかを
判定する第2の処理とをコンピュータに実行させること
を特徴とするものであるから、コンピュータによって第
1の処理および第2の処理に分けて判定を行うことによ
り、判定処理の簡略化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】 地域区画の説明図である。
【図3】 航空機の予測到達範囲と位置および速度ベク
トルと標高データを説明する説明図である。
【図4】 地域区画(標高データの管理単位)内の状態
を説明する説明図である。
【図5】 垂直面内における航空機の予測到達範囲と位
置および速度ベクトルと標高データを説明する説明図で
ある。
【図6】 本発明の一実施形態の動作を説明する流れ図
(フローチャート)である。
【図7】 関係式を列記した説明図である。
【符号の説明】 1 標高データ記憶部 2 諸元データ入力部 3 地域区画抽出部 4 水平成分判定部 5 垂直成分判定部 6 警告表示出力部 31、41、51 航空機の位置 32、42、52 航空機の予測到達範囲
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月1日(1999.11.
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、航
空機の地上への接近、衝突予測を行う航空管制における
地上衝突予測方法において、管制対象エリアの3次元標
高データを保持し、かつ航空機の位置および3次元速度
ベクトルからこの航空機の3次元での予測到達範囲を設
定し、上記航空機の位置および上記標高データに基づい
て差分ベクトルを求め、さらにこの差分ベクトルと上記
航空機の3次元速度ベクトルに基づいて、上記標高デー
タが上記航空機の3次元での予測到達範囲内にあるかど
うかを判定することを特徴とする。本発明の請求項2
は、差分ベクトルと速度ベクトルの平面成分に基づいて
標高データが航空機の予測到達範囲内にあるかどうかを
判定する第1の処理と、この第1の処理によって予測到
達範囲内と判定された場合に、上記差分ベクトルを含む
垂直面において上記速度ベクトルの投射速度ベクトルを
求め、この投射速度ベクトルと上記差分ベクトルに基づ
いて上記標高データが航空機の予測到達範囲内にあるか
どうかを判定する第2の処理とからなることを特徴とす
る。本発明の請求項3は、航空機の地上への接近、衝突
予測を行う航空管制における地上衝突予測装置におい
て、管制対象エリアの3次元標高データを保持する標高
データ記録手段と、3次元における航空機の位置、飛行
方向および速度からなる諸元データを入力する諸元デー
タ入力手段と、この諸元データ入力手段からの航空機の
位置に基づいて、その位置を含む地域区画とその地域区
画に隣接する地域区画を抽出する地域区画抽出手段と、
この地域区画抽出手段により抽出された地域区画内の各
標高データごとに、その標高データが上記航空機の3次
元での予測到達範囲内に入っているかどうかを判定する
判定手段と、この判定手段によって上記標高データが上
記航空機の3次元での予測到達範囲内に入っていると判
定された場合に警告する警告手段とを備えたことを特徴
とする。本発明の請求項4に記載の判定手段は、標高デ
ータが航空機の予測到達範囲の水平面内に入っているか
どうかを平面演算で判断する平面成分判定部と、高さ方
向を含めた演算を行い、上記標高データが上記航空機の
予測到達範囲内に入っているかどうかを判断する垂直成
分判定部とからなることを特徴とする。本発明の請求項
5は、航空機の地上への接近、衝突予測処理をコンピュ
ータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体において、管制対象エリア
の3次元標高データを保持し、かつ航空機の位置および
3次元速度ベクトルからこの航空機の3次元での予測到
達範囲を設定し、上記航空機の位置および上記標高デー
タに基づいて差分ベクトルを求め、さらにこの差分ベク
トルと上記航空機の3次元速度ベクトルに基づいて、上
記標高データが上記航空機の3次元での予測到達範囲内
にあるかどうかを判定する処理をコンピュータに実行さ
せることを特徴とする。本発明の請求項6は、差分ベク
トルと速度ベクトルの平面成分に基づいて標高データが
航空機の予測到達範囲内にあるかどうかを判定する第1
の処理と、この第1の処理によって予測到達範囲内と判
定された場合に、上記差分ベクトルを含む垂直面におい
て上記速度ベクトルの投射速度ベクトルを求め、この投
射速度ベクトルと上記差分ベクトルに基づいて上記標高
データが航空機の予測到達範囲内にあるかどうかを判定
する第2の処理とをコンピュータに実行させることを特
徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【発明の効果】本発明の請求項1は、航空機の地上への
接近、衝突予測を行う航空管制における地上衝突予測方
法において、管制対象エリアの3次元標高データを保持
し、かつ航空機の位置および3次元速度ベクトルからこ
の航空機の3次元での予測到達範囲を設定し、上記航空
機の位置および上記標高データに基づいて差分ベクトル
を求め、さらにこの差分ベクトルと上記航空機の3次元
速度ベクトルに基づいて、上記標高データが上記航空機
3次元での予測到達範囲内にあるかどうかを判定する
ことを特徴とするものであるから、地形状況に合わせた
詳細な地上への接近、衝突予測を行うことができる。こ
の結果、より効率的かつ安全な航空管制を行うことがで
きる。その理由は、管制対象エリアにおける3次元の標
高データを保持し、3次元的に表された航空機の予測到
達範囲と各標高データとの包含関係を、航空機の現在位
置および速度ベクトルの2つの諸元から判断するためで
ある。本発明の請求項2は、差分ベクトルと速度ベクト
ルの平面成分に基づいて標高データが航空機の予測到達
範囲内にあるかどうかを判定する第1の処理と、この第
1の処理によって予測到達範囲内と判定された場合に、
上記差分ベクトルを含む垂直面において上記速度ベクト
ルの投射速度ベクトルを求め、この投射速度ベクトルと
上記差分ベクトルに基づいて上記標高データが航空機の
予測到達範囲内にあるかどうかを判定する第2の処理と
からなることを特徴とするものであるから、航空機の予
測到達範囲と標高データの領域の重なり判定処理を簡略
化することができる。その結果、計算処理時間を短縮す
ることができる。その理由は、航空機の予測到達範囲と
各標高データの包含関係を判断するために、まず水平面
の2次元演算により領域が重なるかどうかを判断し、次
にその結果がある閾値を下回った場合のみ、高度方向の
演算を行うためである。本発明の請求項3は、航空機の
地上への接近、衝突予測を行う航空管制における地上衝
突予測装置において、管制対象エリアの3次元標高デー
タを保持する標高データ記録手段と、3次元における
空機の位置、飛行方向および速度からなる諸元データを
入力する諸元データ入力手段と、この諸元データ入力手
段からの航空機の位置に基づいて、その位置を含む地域
区画とその地域区画に隣接する地域区画を抽出する地域
区画抽出手段と、この地域区画抽出手段により抽出され
た地域区画内の各標高データごとに、その標高データが
上記航空機の3次元での予測到達範囲内に入っているか
どうかを判定する判定手段と、この判定手段によって上
記標高データが上記航空機の3次元での予測到達範囲内
に入っていると判定された場合に警告する警告手段とを
備えたことを特徴とするものであるから、判定手段によ
って、地域区画抽出手段により抽出された地域区画内の
各標高データごとに、その標高データが上記航空機の予
測到達範囲内に入っているかどうかを判定することによ
り、実際の地形に則した地上衝突予測を行うことがで
き、航空機の地上への接近および衝突を確実に予測する
ことができる。本発明の請求項4に記載の判定手段は、
標高データが航空機の予測到達範囲の水平面内に入って
いるかどうかを平面演算で判断する平面成分判定部と、
高さ方向を含めた演算を行い、上記標高データが上記航
空機の予測到達範囲内に入っているかどうかを判断する
垂直成分判定部とからなることを特徴とするものである
から、まず平面成分判定部によって判定を行い、次い
で、この判定によって航空機の予測到達範囲内とされた
標高データに対してのみ、垂直成分判定部による判定を
行うことにより、無駄な判定処理を省くことができて処
理時間を短縮することができる。本発明の請求項5は、
航空機の地上への接近、衝突予測処理をコンピュータに
実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体において、管制対象エリアの3次
元標高データを保持し、かつ航空機の位置および3次元
速度ベクトルからこの航空機の3次元での予測到達範囲
を設定し、上記航空機の位置および上記標高データに基
づいて差分ベクトルを求め、さらにこの差分ベクトルと
上記航空機の3次元速度ベクトルに基づいて、上記標高
データが上記航空機の3次元での予測到達範囲内にある
かどうかを判定する処理をコンピュータに実行させるこ
とを特徴とするものであるから、コンピュータによって
航空機の地上への接近および衝突を迅速にかつ確実に予
測することができる。本発明の請求項6は、差分ベクト
ルと速度ベクトルの平面成分に基づいて標高データが航
空機の予測到達範囲内にあるかどうかを判定する第1の
処理と、この第1の処理によって予測到達範囲内と判定
された場合に、上記差分ベクトルを含む垂直面において
上記速度ベクトルの投射速度ベクトルを求め、この投射
速度ベクトルと上記差分ベクトルに基づいて上記標高デ
ータが航空機の予測到達範囲内にあるかどうかを判定す
る第2の処理とをコンピュータに実行させることを特徴
とするものであるから、コンピュータによって第1の処
理および第2の処理に分けて判定を行うことにより、判
定処理の簡略化を図ることができる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 航空機の地上への接近、衝突予測を行う
    航空管制における地上衝突予測方法において、 管制対象エリアの3次元標高データを保持し、かつ航空
    機の位置および速度ベクトルからこの航空機の予測到達
    範囲を設定し、上記航空機の位置および上記標高データ
    に基づいて差分ベクトルを求め、さらにこの差分ベクト
    ルと上記航空機の速度ベクトルに基づいて、上記標高デ
    ータが上記航空機の予測到達範囲内にあるかどうかを判
    定することを特徴とする航空管制における地上衝突予測
    方法。
  2. 【請求項2】 差分ベクトルと速度ベクトルの平面成分
    に基づいて標高データが航空機の予測到達範囲内にある
    かどうかを判定する第1の処理と、この第1の処理によ
    って予測到達範囲内と判定された場合に、上記差分ベク
    トルを含む垂直面において上記速度ベクトルの投射速度
    ベクトルを求め、この投射速度ベクトルと上記差分ベク
    トルに基づいて上記標高データが航空機の予測到達範囲
    内にあるかどうかを判定する第2の処理とからなること
    を特徴とする請求項1記載の航空管制における地上衝突
    予測方法。
  3. 【請求項3】 航空機の地上への接近、衝突予測を行う
    航空管制における地上衝突予測装置において、 管制対象エリアの3次元標高データを保持する標高デー
    タ記録手段と、 航空機の位置、飛行方向および速度からなる諸元データ
    を入力する諸元データ入力手段と、 この諸元データ入力手段からの航空機の位置に基づい
    て、その位置を含む地域区画とその地域区画に隣接する
    地域区画を抽出する地域区画抽出手段と、 この地域区画抽出手段により抽出された地域区画内の各
    標高データごとに、その標高データが上記航空機の予測
    到達範囲内に入っているかどうかを判定する判定手段
    と、 この判定手段によって上記標高データが上記航空機の予
    測到達範囲内に入っていると判定された場合に警告する
    警告手段とを備えたことを特徴とする航空管制における
    地上衝突予測装置。
  4. 【請求項4】 判定手段は、標高データが航空機の予測
    到達範囲の水平面内に入っているかどうかを平面演算で
    判断する平面成分判定部と、高さ方向を含めた演算を行
    い、上記標高データが上記航空機の予測到達範囲内に入
    っているかどうかを判断する垂直成分判定部とからなる
    ことを特徴とする請求項3記載の航空管制における地上
    衝突予測装置。
  5. 【請求項5】 航空機の地上への接近、衝突予測処理を
    コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体において、 管制対象エリアの3次元標高データを保持し、かつ航空
    機の位置および速度ベクトルからこの航空機の予測到達
    範囲を設定し、上記航空機の位置および上記標高データ
    に基づいて差分ベクトルを求め、さらにこの差分ベクト
    ルと上記航空機の速度ベクトルに基づいて、上記標高デ
    ータが上記航空機の予測到達範囲内にあるかどうかを判
    定する処理をコンピュータに実行させるためのプログラ
    ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 差分ベクトルと速度ベクトルの平面成分
    に基づいて標高データが航空機の予測到達範囲内にある
    かどうかを判定する第1の処理と、この第1の処理によ
    って予測到達範囲内と判定された場合に、上記差分ベク
    トルを含む垂直面において上記速度ベクトルの投射速度
    ベクトルを求め、この投射速度ベクトルと上記差分ベク
    トルに基づいて上記標高データが航空機の予測到達範囲
    内にあるかどうかを判定する第2の処理とをコンピュー
    タに実行させるためのプログラムを記録した請求項5記
    載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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