JP2000146897A - 電極及びそれを用いるスルフィドリル化合物の測定方法 - Google Patents

電極及びそれを用いるスルフィドリル化合物の測定方法

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JP2000146897A
JP2000146897A JP10323192A JP32319298A JP2000146897A JP 2000146897 A JP2000146897 A JP 2000146897A JP 10323192 A JP10323192 A JP 10323192A JP 32319298 A JP32319298 A JP 32319298A JP 2000146897 A JP2000146897 A JP 2000146897A
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Hideaki Kinoshita
英明 木下
Ken Kamihira
憲 上平
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Kohjin Holdings Co Ltd
Kohjin Co
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Kohjin Holdings Co Ltd
Kohjin Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 食品、食品素材並びに生体試料中のSH化合
物の電気化学分析において測定妨害物質の影響を抑えた
測定が可能な電極、及びそれを使用した測定方法を提供
する。 【構成】 2電極方式の電気化学分析においてコバルト
フタロシアニンを練り込んだカーボンペースト電極を透
析膜によって被膜した電極を作用電極として使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品、食品素材及
びそれらの製造工程中でのスルフィドリル化合物(以下
SH化合物と略す。)の電気化学測定並びに生体試料中
のSH化合物の電気化学測定に関する。
【0002】
【従来の技術】酵母エキス等の食品素材中のグルタチオ
ン(以下GSHと略す。)等のSH化合物の測定は、簡
便的にはヨード滴定法が用いられているが、還元性物質
が共存すると正の誤差が生じる。生体試料中のグルタチ
オンを選択的に測定する方法としてグリオキサラーゼI
を使用する酵素的な測定法(Hans Ulrich Bergmeyer,Me
thods of Enzymatic Analysis,Academic Press,Inc.,4
(1974))があるが、高価な酵素を使用し操作が煩雑で簡
便な方法とは言い難い。高速液体クロマトグラフィーに
よる方法も一般的に行われているが、特別な装置が必要
な上に測定にある程度時間を要する。そこで測定の自動
化等を考えると電極だけによる簡便な電気化学的な測定
法が望まれる。
【0003】電極を用いた方法としてはコバルトフタロ
シアニンを練り込んだカーボンペースト電極を用いる方
法が報告(M.K.Halbert et.al.,Anal.Chem..54 591(198
5))されているが、そこで設定されている強酸性下では
酵素反応の追跡、あるいは酵素の使用は困難であり、設
定された測定電位では基底電流が高くなる。また、電極
表面の汚染が生じやすいなど、クロマト法の検出には使
用出来ても、一般的な生物試料での測定には好ましくな
い点が多い。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】本発明は上記の問題を
解決し、測定妨害物質の影響を受けず、正確でかつ簡便
で、測定の自動化も可能なSH化合物の測定が行える電
気化学測定用電極及びそれを用いた測定法を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は定電位電解装置
において、作用電極と参照電極の間に安定した電圧を加
えて作用電極での反応で生じた電流によって、SH化合
物の濃度を測定する際に、作用電極を透析膜で被膜する
ことによって試料溶液中の高分子化合物の影響を除き、
蛋白質のSH基の影響がなく、また蛋白質による電極の
汚染がなく、さらにpHや濁りに影響されずに基底電流
が低い状態で測定が出来る電極を開発した。
【0006】定電位電解装置は作用電極と参照電極の間
に安定した電圧を加える装置で、レコーダーによって作
用電極で生じた電流を記録する。参照電極は基準電極と
も呼ばれ、作用電極に定電位電解装置によって加電圧が
正確になされるために使用するもので銀塩化電極や飽和
カロメル電極がよく使用される。参照電極に対して作用
電極の電位を負方向に高くしていくとSH化合物の様な
被酸化性物資が存在する溶液では還元電流が出現する。
作用電極にコバルトフタロシアニンを練り込んだカーボ
ンペースト電極を用いると未修飾の電極に比べてより負
の電位で高感度にSH化合物が測定出来ることは知られ
ている。
【0007】試料中の高分子化合物の影響を除くためと
安定した定常状態の電流を得るために作成した本発明の
透析膜で被膜したコバルトフタロシアニンを練り込んだ
カーボンペースト電極を用いると中性付近のpH領域
で、未修飾の電極に比べて200mVほどの低い負の電
位でSH化合物を再現性よく測定出来る。つまり本発明
の電極では従来の電極に比べて尿酸のような被酸化性の
共存物質の影響をより少なく、また基底電流がほぼ0の
電位で測定出来る。すなわち多くの生体物質は200m
Vでは電気化学的に不活性であるので測定における選択
性が良好となる。
【0008】
【作用】この測定は試料溶液を撹拌しながら行う。この
ようにすると透析膜を透過して電極の表面に到達する物
質量が試料溶液中の濃度に比例し、電極表面にやってく
るSH化合物の様な被酸化性物質量に相応する電流が流
れるので定量可能となる。この電極表面に到達する物質
量はその物質の分子量や型及び被膜する透析膜のポアサ
イズで変化する。分画分子量が3千〜2万の透析膜を使
用することがグルタチオン等の低分子SH化合物の測定
には好ましい。分画分子量が小さくなると選択性は増す
が感度が低くなる。
【0009】水溶液中のSH化合物に5,5’−ジチオ
ビス(2−ニトロ安息香酸)(以下DTNBと略す。)
を加えるとSH−SS変換反応でSH化合物に相当する
チオニトロ安息香酸が生成する。この分子量199のチ
オニトロ安息香酸もその分子量に応じて分子量307の
グルタチオンや分子量121のシステインと異なった膜
透過性のため異なった単位濃度あたりの電流値を示す。
この原理を使用すると被験液にDTNBを加えその電流
値の変化を調べることによって被験液中に含まれるSH
化合物がグルタチオンであるかシステインであるか判断
がより確かとなる。すなわち電流値はSH化合物の分子
量にほぼ反比例するのでグルタチオンの場合はDTNB
を加えることによって電流値は3.3倍、システインの
場合は17%減となる。生体中の非タンパク性のSH化
合物の大部分はグルタチオンであるが、場合によっては
システインの様なSH化合物も存在するので、SH化合
物に非特異的に応答する本電極での測定には曖昧さが残
るが、試料を添加して電流が一定となった後DTNBを
添加してその電流値の変化を見ることによってグルタチ
オンによるものかどうか確認することが出来る。
【0010】本発明の被膜作用電極は被験液のpHや濁
りに影響されず、また基底電流が0の電位で共存物質の
影響の少ない条件でSH化合物が測定出来るので、微量
な血液中のSH化合物の測定にも有効である。グルタチ
オン及びその生成に関わる酵素量を調べることは白血病
の診断に有効とされており、それらを簡便に測定する方
法が望まれている。また最近はHIV感染者の病状悪化
の新しい指標としてT細胞中のグルタチオンの測定が提
唱されている。
【0011】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明の内容を更に
詳細に説明するが、もちろん本発明はこれらに限定され
るものではない。
【0012】実施例1 図面により測定装置を説明する。図1は測定装置の構成
概略図であり、作用電極1と参照電極2の間に、定電位
電解装置3(この実施例では柳本製作所のポーラログラ
フィックアナライザーP1100を使用)で安定した電
圧を加え、試料セル5に入れた被験液をスターラー6で
撹拌しながら反応によって生じた電流を記録計4で記録
する。
【0013】(1)透析膜被膜電極の作成方法 図2は、図1の作用電極1の先端部分を拡大したもの
で、BSA社製カーボンペースト電極7(コード11-240
8 内径3mm)先端の凹部8に日本黒鉛製粉末グラファ
イト300mg、パラフィンオイル100mg、コバル
トフタロシアニン20mgを練り合わせたものを詰め表
面を滑らかにする。そこへ半径3mmに丸く切ったユニ
オンカーバイド社製の透析膜9(コード411-03、分画分
子量1〜2万)を張り付け、ナイロンネット10で覆っ
てOリング11で固定する。比較例用としてコバルトフ
タロシアニンを練り込まず、また透析膜で被膜しない作
用電極も作成した。
【0014】(2)測定方法 透析膜を被膜した作用電極(B)並びに比較例用の作用
電極を測定装置(A)にセットし、(A)の試料セル5
の部分に1mlのpH7.3の100mMトリス緩衝
液、それにシステインを0.6mM、グルタチオンを
2.4mM、尿酸を0.15mMになる様に加えた液を
それぞれ入れて、直径1cmの磁気回転子を用いてスタ
ーラーで500rpmで撹拌しながら飽和カロメル電極
を対照電極として種々の電圧下で定常状態の電流値を記
録した。
【0015】(3)結果 各電圧下で得られた電流値の変化の様子は図3の様にな
った。透析膜を被膜した本発明の作用電極では比較例の
作用電極に比してシステイン(Aとa)、グルタチオン
(Bとb)は200mVほど負の電位に平行移動した形
となった。一方、尿酸(Cとc)及びトリス緩衝液(D
とd)では透析膜を被膜した作用電極と比較例の作用電
極ではそのような変動はなかった。このことより透析膜
を被膜した作用電極で200mVの電圧を設定すること
によつて、基底電流がゼロで尿酸等の測定妨害物質の影
響を受けることなく生体試料中のグルタチオン等のSH
化合物の測定が出来ることになる。
【0016】実施例2 (1)透析膜被膜電極の作成方法 実施例1と同様に行った。今回は透析膜を被膜しない比
較例の作用電極は作成、使用しなかった。
【0017】(2)測定方法 電圧を200mVに設定して実施例1と同様に行った。
試料液として0.1mMリン酸緩衝液に図4の矢印a、
b、c、dのところでそれぞれ60μMとなる様にシス
テイン(分子量250)、γーグルタミルシステイン
(分子量250)、グルタチオン(分子量307)、コ
ーエンザイムA(分子量785)を順次添加した。図4
においてB、D、Fはそれぞれ0.1mMリン酸緩衝液
に、矢印のところで、酵素法でグルタチオン含量が8.
8%と測定されている酵母エキス粉末を566μg/m
l(グルタチオンとして50μg/ml)、グルタチオ
ンを50μg/ml(166μM)、システインを16
6μMとなる様に添加した。C,E,GはそれぞれDT
NBを300μM含む0.1mMリン酸緩衝液に、矢印
のところで、酵素法でグルタチオン含量が8.8%と測
定されている酵母エキス粉末を566μg/ml(グル
タチオンとして50μg/ml)、グルタチオンを50
μg/ml(166μM)、システインを166μMと
なる様に添加した。
【0018】(3)結果 図4Aで示すように、各々60μMのシステイン、γー
グルタミルシステイン、グルタチオン、コーエンザイム
Aの添加によってそれぞれの分子量にほぼ反比例する電
流値の増加があった。また、B、Dで示すようにグルタ
チオン50μg/ml含有する酵母エキスサンプルの電
流値(B)は純粋なグルタチオン50μg/mlの電流
値(D)と一致し、本測定法で酵母エキス中のグルタチ
オンが定量出来ることがわかった。それらを300μM
のDTNBを含むリン酸緩衝液中で測定した場合はC,
E,Gで示すように酵母エキス(C)、グルタチオン
(E)では電流値が約3.3倍となり、システイン
(G)では約17%減の電流値を示し、C、Eと一致し
た。これはいずれもグルタチオンあるいはシステインに
よるSH−SS変換反応によって生成した相当するモル
数のチオニトロ安息香酸(TNB:分子量199)によ
る電流値と考えられる。
【0019】このことは本発明の透析膜を被膜した作用
電極では試料液中のSH化合物の測定が可能であること
を示しており、そこで得られる電流値は試料中のSH化
合物の分子量によって変動し、低分子のSH化合物ほど
大きな値となる。またDTNB存在下で同様の測定を行
いその電流値の変化を見ることによって、対象のSH化
合物の分子量を類推することが出来て、グルタチオンか
システインの判定も可能である。
【0020】実施例3 (1)透析膜被膜電極の作成方法 実施例1と同様に行った。今回は透析膜を被膜しない比
較例の作用電極は作成、使用しなかった。
【0021】(2)測定方法 電圧を200mVに設定して実施例1と同様に行った。
試料液として0.1Mリン酸緩衝液に、図5の矢印のと
ころでアスコルビン酸5.6μM(A)、グルタチオン
64μM(B)および赤血球30μlをリン酸緩衝液で
溶血した液1.5ml(C)を添加して電流値が定常値
になったAOの矢印のところでアスコルビン酸オキシダ
ーゼ(シグマ社製)を6U/ml添加して電流値を調べ
た。
【0022】(3)結果 アスコルビン酸(A)では電流値の増加があるが、アス
コルビン酸オキシダーゼ(AO)の添加によって分解さ
れて基底電流に戻る。グルタチオン(B)ではアスコル
ビン酸オキシダーゼ(AO)を添加しても電流値の変化
はない。赤血球試料(C)では電流値が定常値になった
後、共存するアスコルビン酸の影響を排除するためにア
スコルビン酸オキシダーゼ(AO)を添加したところ電
流値は減少し、グルタチオン64μMの電流値と一致し
た。この様にアスコルビン酸が存在するような生体試料
についても、本電極によってアスコルビン酸オキシダー
ゼとの組み合わせでグルタチオン等の低分子SH化合物
が測定出来る。
【0023】実施例4 (1)透析膜被膜電極の作成方法 実施例1と同様に行った。今回は透析膜を被膜しない比
較例の作用電極は作成、使用しなかった。
【0024】(2)測定方法 電圧を200mVに設定して実施例1と同様に行った。
試料液として0.1mMリン酸緩衝液pH7.0に酸化
型グルタチオン2mM、NADPH 0.6mMとなる
ように加え、それに酵母由来のグルタチオンリダクター
ゼ(シグマ社製)を10U/L(図6におけるA)、3
U/L(図6におけるB)、1U/L(図6における
C)となるように添加して電流値の変化を測定した。
【0025】(3)結果 図6に示すように、グルタチオンリダクターゼの添加量
に比例して電流値が増加した。これはグルタチオンリダ
クターゼによって酸化型グルタチオンが還元されてグル
タチオンが生成するためで、その増加すなわち酵素活性
に比例してグルタチオンとしての電流値が増加するため
である。このようにグルタチオンが生成するかまたは消
失する酵素反応を触媒する酵素の活性の測定も本電極を
使用することによって容易に行える。
【0026】
【発明の効果】本発明により、測定妨害物質の影響を抑
えた、低分子SH化合物の簡便な電気化学分析が可能と
なり、またその対象とするSH化合物の推定も可能とな
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1,2において用いた2電極方式の電
気化学分析装置の構成概略図である。
【図2】 実施例1,2において用いた2電極方式の電
気化学分析装置の作用電極の先端部分(B)を拡大した
構成概略図である。
【図3】 実施例1において得られたトリス緩衝液
(D、d)及びそれにシステイン(A,a)、グルタチ
オン(B、b)、尿酸(C、c)を加えた試料液の透析
膜を被膜したコバルトフタロシアニンを練り込んだ作用
電極(A−D)とそれらを付加していない作用電極(a
−d)の定常状態の電流値(I/nA)と電圧(E/
V)の関係を示す。
【図4】 実施例2において得られた結果で、Aはトリ
ス緩衝液にa,b,c,dの矢印のところでそれぞれシ
ステイン、γーグルタミルシステイン、グルタチオン、
コーエンザイムAを加えたときの電流値(I/nA)を
示している。B、D、Fはそれぞれ矢印のところでグル
タチオン含量が8.8%の酵母エキス、グルタチオン、
システインを添加したときに得られた電流値を示す。
C,E,GはDTNBを含むトリス緩衝液にグルタチオ
ン含量が8.8%の酵母エキス、グルタチオン 、シス
テインを添加した場合の電流値を示す。
【図5】 実施例3において得られた結果で、矢印のと
ころでそれぞれ(A)はアスコルビン酸、(B)はグル
タチオン、(C)は赤血球試料を添加し、それぞれ矢印
AOのところでアスコルビン酸オキシダーゼを添加した
ときの電流値(I/nA)の変化を示す。
【図6】 実施例4において得られた結果で、酸化型グ
ルタチオン、NADPHを含むリン酸緩衝液に、矢印の
ところで、グルタチオンリダクターゼをAは10U/
L、Bは3U/L、Cは1U/L添加したときの電流値
(I/nA)の変化を示す。
【符号の説明】
1 作用電極 2 参照電極 3 定電位電解装置 4 記録計 5 試料セル 6 スターラー 7 作用電極(カーボンペースト電極) 8 作用電極先端凹部 9 透析膜 10 ナイロンネット 11 Oリング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作用電極に透析膜を被覆した、スルフィ
    ドリル化合物の2電極方式電気化学分析用の電極。
  2. 【請求項2】 作用電極が、コバルトフタロシアニンを
    練り込んだカーボンペースト電極である請求項1記載の
    電極。
  3. 【請求項3】 2電極方式の電気化学分析において、請
    求項1又は2記載の電極を用いることを特徴とするスル
    フィドリル化合物の測定方法。
  4. 【請求項4】 請求項3のスルフィドリル化合物を測定
    する際に5,5’−ジチオビス(2−ニトロ安息香酸)
    を添加することによりスルフィドリル化合物を確認する
    ことが出来るスルフィドリル化合物の測定方法。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の電気化学分析の対
    象がシステイン、グルタチオン、γーグルタミルシステ
    イン、コーエンザイムAであるスルフィドリル化合物の
    測定方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013208259A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Keio Gijuku ダイヤモンド微小電極を用いた還元型グルタチオンの測定装置
WO2015045606A1 (ja) * 2013-09-30 2015-04-02 株式会社日立ハイテクノロジーズ イオン選択電極

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