JP2000146186A - ガスタービン燃焼器 - Google Patents

ガスタービン燃焼器

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JP2000146186A
JP2000146186A JP10318659A JP31865998A JP2000146186A JP 2000146186 A JP2000146186 A JP 2000146186A JP 10318659 A JP10318659 A JP 10318659A JP 31865998 A JP31865998 A JP 31865998A JP 2000146186 A JP2000146186 A JP 2000146186A
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liner
air
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flow
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Takeo Saito
武雄 斉藤
Yoji Ishibashi
洋二 石橋
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はガスタービン燃焼器に係り、尾筒外表
面に流れる空気流速の偏差を抑制することで、尾筒やラ
イナの局所的な冷却性能悪化を防止し、また同時にバー
ナに導入される空気流量の偏りを抑え、燃焼性能の悪化
を防止することにある。 【解決手段】尾筒4を尾筒フロースリーブ5により対流
冷却するガスタービンにおいて、尾筒フロースリーブ5
の内表面に、空気流の偏差を抑制するガイドベーン40
1を一枚又は複数枚設置する構造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスタービン燃焼器
の尾筒に係り、尾筒外周部における冷却空気の偏流を抑
制する構造に関するものであり、これにより尾筒、ライ
ナの局所的な冷却性能の低下を防止でき、またバーナ部
に導入される空気の周方向の偏差を抑制することができ
る。
【0002】
【従来の技術】尾筒とは、燃焼器内で燃料と空気の酸化
反応によって生成された高温高圧の燃焼ガスをタービン
翼まで導く流路であるが、その内部には1300℃以上の燃
焼ガスが高速で流れている為、何らかの冷却を施し部材
の温度を許容温度以下まで下げる必要がある。また近年
のガスタービンプラントに於ける高出力・高効率化の流
れの中、燃焼ガス温度が年々上昇し続けていることか
ら、尾筒冷却性能を更に強化する必要性が生じている。
【0003】現在尾筒を冷却する手法としては、例えば
特公昭54−11443 号公報の様に尾筒外周に小径孔を設置
したインピンジメントカバーを設置し、小径孔から噴出
する空気流を尾筒に衝突させ冷却するインピンジ冷却方
法や、特開昭55−10004 号公報に示す様に尾筒の周囲に
フロースリーブを設け、尾筒とフロースリーブ間の流路
高さを調整することで空気流速を増加させ、尾筒の対流
冷却をおこなう方法等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記公知例で
示した尾筒構造では、ディフューザから流出する空気
が、隣接する尾筒と尾筒の狭い間隙を流れる際に圧力の
損失が発生する為、尾筒のタービンロータ中心軸方向の
側(以下、腹側と表記)とその反対側(以下、背側と表
記)では全圧値に差が生じてしまう。
【0005】この為、前記第1公知例で示したインピン
ジ冷却方式では、背側と腹側のインピンジ孔から尾筒に
噴出する冷却空気流速に偏差が生じてしまい、その結果
尾筒とインピンジカバー間に流れる空気流量に背側と腹
側で偏差が生ずる。
【0006】また前記第2公知例に示したフロースリー
ブによる対流冷却方式でも、尾筒フロースリーブ間に流
入する空気流速が背側と腹側で異なる為に、尾筒外周表
面の対流冷却性能に偏りが生じてしまい、尾筒背側の冷
却性能が不足して部材温度が許容値を超える恐れがあ
る。
【0007】これらの現象は尾筒冷却の局所的な性能悪
化とともに、ライナ外表面に流れる空気流速が周方向に
不均一になることでライナの冷却性能も悪化してしま
い、更にバーナに導入される空気流量が周方向に不均一
になる為に燃焼性能の低下も引き起こしてしまう。
【0008】本発明の目的は、尾筒外表面に流れる空気
流速の偏差を抑制することで、尾筒やライナの局所的な
冷却性能悪化を防止し、また同時にバーナに導入される
空気流量の偏りを抑え、燃焼性能の悪化を防止すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の特徴は、
尾筒フロースリーブにより尾筒を対流冷却するガスター
ビン燃焼器に於いて、尾筒フロースリーブの内周側に空
気の偏流を抑制するガイドベーンを一枚又は複数枚設置
することで、尾筒外周部の背側と腹側に流れる空気流の
偏りを抑制することにある。
【0010】本発明の第二の特徴は、上記第一の特徴に
加えてライナフロースリーブの内周側にもガイドベーン
を設置することで、ライナ周方向の空気流量の偏りを更
に少なくすることにある。
【0011】本発明の第三の特徴は、インピンジメント
冷却方式により尾筒を冷却するガスタービン燃焼器に於
いて、尾筒インピンジメントカバーの内周側に空気の偏
流を抑制するガイドベーンを一枚又は複数枚設置するこ
とで、尾筒の背側と腹側の外周部に流れる空気流の偏り
を抑制することにある。
【0012】本発明の第四の特徴は、上記第三の特徴に
加えてライナフロースリーブの内周側にもガイドベーン
を設置することで、ライナ周方向の空気流量の偏りを更
に少なくすることにある。
【0013】
【発明の実施の形態】ガスタービン燃焼器の概略を図5
で説明する。図5は尾筒フロースリーブ5により尾筒4
を対流冷却するガスタービンである。空気圧縮機300
から導入された高圧空気100は、ディフューザ1から
車室2,3に導入され、尾筒4と、その外周に設置され
た尾筒フロースリーブ5の間隙を流れた後に、ライナ6
とライナ外周の同心円上に配置されたライナフロースリ
ーブ7との間隙を通る流れ102となる。そして流れを反
転させバーナ部に導入する流れ103,104となり、
燃料系統200,201から供給される燃料と混合し、
ライナ6内部の燃焼室8で火炎105,106を形成し
高温高圧の燃焼ガス107となる。その後に尾筒4から
タービン301に導入する流れ108となるが、ガスタ
ービンは、高圧高温の燃焼ガス流108が断熱膨張する
際に発生する仕事量を、タービン301において軸回転
力に転換することにより、発電機302から出力を得て
いる。
【0014】ここで図5を用いて尾筒4周りの空気流動
を詳細に説明する。ディフューザ1から車室2に導入さ
れた高圧空気100は、その一部が尾筒4の腹側から尾
筒4と尾筒フロースリーブ5の間隙に入る流れ20とな
るが、残りは隣接する尾筒4の間をすり抜けて車室3に
回り込んだ後に、尾筒4と尾筒フロースリーブ5の間隙
に入る流れ21となる。
【0015】通常の多缶式燃焼器に於いては、周方向に
6〜14個の燃焼器が配列されているために燃焼器間の
周方向の間隙は制限された構造とならざるを得ない。そ
のため、高圧空気100が燃焼器腹側の車室2から背側
の車室3にすり抜ける際に、圧力の損失が発生してしま
い、車室3の全圧は車室2の全圧よりも低くなってしま
う。
【0016】これは、尾筒4と尾筒フロースリーブ5の
間隙に導入される空気の流速が背側と腹側でアンバラン
スを生じてしまい、腹側の流れ20よりも背側の流れ2
1が遅くなってしまうことから、尾筒4の背側の対流冷
却性能が低下してしまうということを意味している。
【0017】更にこの尾筒4の外周における背側と腹側
の流速偏差は、ライナ6とライナフロースリーブ7の間
隙に流れる空気流102にも影響を及ぼし、ライナ6の
対流冷却性能が周方向に偏りが生ずるとともに、バーナ
に導入される空気流103も周方向に流量偏差が生じる
ことで燃焼性能の悪化を引き起こしてしまう。
【0018】次に図6を用いて尾筒インピンジメントカ
バー9により尾筒4をインピンジ冷却するガスタービン
の尾筒4周りの空気流動を詳細に説明する。
【0019】ディフューザ1から車室2に導入された高
圧空気100は、その一部が尾筒インピンジメントカバ
ー9の腹側に設置された小孔から尾筒4に向けて噴出さ
れ、他は隣接する尾筒4の間をすり抜けて車室3に回り
込んだ後に、尾筒インピンジメントカバー9の背側に設
置された小孔から尾筒4に向けて噴出される。
【0020】この場合も、高圧空気100が燃焼器腹側
の車室2から背側の車室3にすり抜ける際に圧力損失が
発生し、車室3の全圧が車室2の全圧よりも低くなって
しまうため、尾筒4の背側に衝突される噴流23の速度
が、尾筒4の腹側に衝突される噴流22の速度よりも遅
くなってしまう。これは尾筒4の冷却性能に偏りが生ず
ると共に、ライナ6とライナフロースリーブ7の間隙に
流れる空気流102にも影響を及ぼし、ライナ6の冷却
性能が周方向に偏りが生じ、更にバーナに導入される空
気流103も周方向に流量偏差が生じることで燃焼性能
の悪化を引き起こしてしまう。
【0021】以上のことから多缶式燃焼器構造をとるガ
スタービンに於いては、尾筒4とライナ6の局所的な冷
却性能低下を回避し、且つ安定な燃焼性能を達成する為
に、尾筒4の背側と腹側の外表面に流れる空気流の偏差
を抑えることが必須となる。本発明の第1の実施例を図
1(a)ないし(c)と図5で説明する。
【0022】この構造は尾筒4を尾筒フロースリーブ5
により対流冷却するガスタービンにおいて、尾筒フロー
スリーブ5の内表面に、空気流の偏差を抑制するガイド
ベーン401を一枚又は複数枚設置する構造である。
【0023】この時ガイドベーン401の高さは、ガイ
ドベーン401が設置される位置における尾筒4と尾筒
フロースリーブ5の間隙の50%以上であることが望まし
い。この様な構造とすることで、尾筒4と尾筒フロース
リーブ5の間隙に流れる空気流101の偏差が改善さ
れ、尾筒4の冷却性能の局所的な性能低下を抑制でき、
更にはライナ6の外表面の空気流102を周方向に均一
化されることでライナ6の局所的な冷却性能低下も抑制
される。またバーナに導入される空気流量が周方向に均
等となる為に燃焼性能も安定化する。
【0024】ここで、ガイドベーン401を尾筒4に取
り付けるのではなく、尾筒フロースリーブ5に取り付け
る理由を以下に説明する。
【0025】仮に尾筒4にガイドベーン401を設置す
ると考える。本ガイドベーン401は冷却空気101の
流れの向きを変化させることを目的としている為に、流
路高さに対するガイドベーン401の高さは、通常冷却
フィンとして使用されるフィン高さよりも高くなってい
る。また尾筒4と尾筒フロースリーブ5の間隙には、尾
筒4を冷却する冷却空気101が高速で流れており、一
方、尾筒4の内部には高温の燃焼ガス107が流れてい
るので、ガイドベーン401の内側(尾筒との接合部)
と外側(尾筒フロースリーブ側)における温度差が大き
くなってしまい、熱応力が高くなることでガイドベーン
401が破損、又は尾筒4から外れてしまう恐れがあ
る。
【0026】一方、尾筒フロースリーブ5はその内外面
の雰囲気温度はほぼ同一であり、前述したような温度差
に起因する熱応力の発生も少ない。
【0027】以上の検討結果から、ガイドベーン401
は尾筒4に取り付けるのではなく、尾筒フロースリーブ
5に取り付ける方が、破損の恐れが無く信頼性が高くな
る。本発明の第2の実施例を図2(a),(b)に示す。
【0028】この構造は尾筒4を尾筒フロースリーブ5
により対流冷却するガスタービンにおいて、尾筒フロー
スリーブ5の内表面とライナフロースリーブ7の内周側
に、それぞれ空気流の偏差を抑制するガイドベーン40
1,402を複数枚設置する構造である。
【0029】この時ガイドベーン401,402の高さ
は、それぞれガイドベーン401,402が設置される
位置における流路高さの50%以上であることが望まし
い。この様な構造とすることで、尾筒フロースリーブ5
に設置したガイドベーン401で抑制しきれない流量偏
差を、ライナフロースリーブ7に設置したガイドベーン
402で抑制することができる。このためライナ周方向
の空気流量の偏りを更に少なくしてライナ6の局所的な
冷却性能低下を抑制すると共に、バーナに導入される空
気流量が周方向に均等化される為に燃焼性能も安定化す
る。
【0030】本発明の第3の実施例を図3(a)ないし
(c)と図6で説明する。
【0031】この構造は尾筒4を尾筒インピンジメント
カバー9によりインピンジメント冷却するガスタービン
において、尾筒インピンジメントカバー9の内表面に、
空気流の偏差を抑制するガイドベーン401を一枚又は
複数枚設置する構造である。この時ガイドベーン401
の高さは、ガイドベーン401が設置される位置におけ
る尾筒4と尾筒インピンジメントカバー9の間隙の50
%以上であることが望ましい。
【0032】この様な構造とすることで、尾筒4と尾筒
インピンジメントカバー9の間隙に流れる空気流の偏差
が改善され、尾筒4の冷却性能の局所的な性能低下を抑
制でき、更にはライナ6の外表面の空気流102を周方
向に均一化されることでライナ6の局所的な冷却性能低
下も抑制される。またバーナに導入される空気流量が周
方向に均等となる為に燃焼性能も安定化する。
【0033】本発明の第4の実施例を図4(a)ないし
(c)に示す。
【0034】この構造は尾筒4を尾筒インピンジメント
カバー9によりインピンジメント冷却するガスタービン
において、尾筒インピンジメントカバー9の内表面とラ
イナフロースリーブ7の内周側に、それぞれ空気流の偏
差を抑制するガイドベーン401,402を複数枚設置
する構造である。この時ガイドベーン401,402の
高さは、それぞれガイドベーン401,402が設置さ
れる位置における流路高さの50%以上であることが望
ましい。
【0035】この様な構造とすることで、尾筒フロース
リーブ5に設置したガイドベーン401で抑制しきれな
い流量偏差を、ライナフロースリーブ7に設置したガイ
ドベーン402で抑制することができる。このためライ
ナ周方向の空気流量の偏りを更に少なくしてライナ6の
局所的な冷却性能低下を抑制すると共に、バーナに導入
される空気流量が周方向に均等化される為に燃焼性能も
安定化する。
【0036】本発明の第1から第4までの実施例で述べ
たガイドベーンの断面形状は図7に示すように翼型や、
図8に示す様に多角形の形状であってもよい。
【0037】更に本発明の第1から第4までの実施例で
述べたガイドベーンは、図9(a)ないし(c)に示す
ように尾筒4の側面だけではなく、背側や腹側に設置す
る構造でもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明に依れば、尾筒外周部の流量偏差
を減少させることが可能であり、更にはライナ外周部の
流量偏差をも減少されることから、尾筒やライナの局所
的な冷却性能低下を回避することができ、またバーナに
導入される空気流量が周方向に均一化されることで燃焼
性能も安定化する。つまり、ガスタービン燃焼器の信頼
性を向上すると共に、燃焼安定性をも向上させることが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)と(b)及び(c)は本発明の第一実施
例を示す尾筒と尾筒フロースリーブの概略斜視図と同図
(a)の側断面図及び同図(b)のA−A断面図。
【図2】(a)及び(b)は本発明の第二実施例を示す
尾筒,尾筒フロースリーブ,ライナ,ライナフロースリ
ーブの概略図及び同図(a)の側断面図。
【図3】(a)と(b)及び(c)は本発明の第三実施
例を示す尾筒と尾筒インピンジメントカバーの概略斜視
図と同図(a)の側面図及び同図(b)のA−A線断面
図。
【図4】(a)及び(b)は本発明の第四実施例を示す
尾筒,尾筒インピンジメントカバー,ライナ,ライナフ
ロースリーブの概略図及び同図(a)の側面図。
【図5】尾筒をフロースリーブにより対流冷却する、ガ
スタービン燃焼器の全体構成を示す図。
【図6】尾筒をインピンジメント冷却する、ガスタービ
ン燃焼器の構成例を示す図。
【図7】本発明のガイドベーン形状例Iを示す側断面
図。
【図8】本発明のガイドベーン形状例IIを示す側断面
図。
【図9】(a)と(b)及び(c)は本発明の他のガイ
ドベーン配置例を示す図と同図(a)の側面図及び同図
(b)のA−A線断面図。
【符号の説明】
1…ディフューザ、2,3…車室、4…尾筒、5…尾筒
フロースリーブ、6…ライナ、7…ライナフロースリー
ブ、8…燃焼室、9…尾筒インピンジメントカバー、1
0…小孔、105,106…火炎、200,201…燃
料系統、300…圧縮機、301…タービン、302…
発電機、401,402…ガイドベーン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料と空気の混合気を噴出するバーナと、 燃料−空気の混合気がその内部で燃焼反応を起こす筒状
    のライナと、 該ライナ内で発生した高温燃焼ガスをタービンまで導く
    流路である尾筒と、 該尾筒のタービン側の一部を除き、前記尾筒の外周側を
    包み込む様に配置された尾筒フロースリーブと、 前記ライナと同心円上に配置された外壁又はライナフロ
    ースリーブとを設け、 圧縮機から導入された空気が、前記尾筒フロースリーブ
    のタービン側の空気導入間口から、前記尾筒と前記尾筒
    フロースリーブとの間隙に流れた後に、前記ライナと前
    記ライナフロースリーブの間隙を流れ、前記バーナに導
    入されるガスタービン燃焼器に於いて、 前記尾筒フロースリーブの内周側に、ガイドベーンを一
    枚又は複数枚設置したことを特徴とするガスタービン燃
    焼器。
  2. 【請求項2】燃料と空気の混合気を噴出するバーナと、 燃料−空気の混合気がその内部で燃焼反応を起こす筒状
    のライナと、 該ライナ内で発生した高温燃焼ガスをタービンまで導く
    流路である尾筒と、 該尾筒の外周側で前記尾筒全体を包み込む様に配置さ
    れ、前記尾筒に空気噴流を衝突させる為の小孔を全面に
    備えた尾筒インピンジメントカバーと、 前記ライナと同心円上に配置された外壁又はライナフロ
    ースリーブとを設け、 圧縮機から導入された空気が、前記尾筒インピンジメン
    トカバーに設置された前記小孔から前記尾筒に向けて噴
    出され、前記尾筒と前記尾筒インピンジメントカバーと
    の間隙を流れた後に、前記ライナと前記ライナフロース
    リーブの間隙を流れ、前記バーナに導入されるガスター
    ビン燃焼器に於いて、 前記尾筒インピンジメントカバーの内周側に、ガイドベ
    ーンを一枚又は複数枚設置したことを特徴とするガスタ
    ービン燃焼器。
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