JP2000139978A - 頸部用ストレッチピロー - Google Patents

頸部用ストレッチピロー

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JP2000139978A
JP2000139978A JP10330280A JP33028098A JP2000139978A JP 2000139978 A JP2000139978 A JP 2000139978A JP 10330280 A JP10330280 A JP 10330280A JP 33028098 A JP33028098 A JP 33028098A JP 2000139978 A JP2000139978 A JP 2000139978A
Authority
JP
Japan
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neck
chambers
pillow
valve
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP10330280A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Kawakami
知昭 川上
Asao Kuroda
朝夫 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAWASHOKU KK
Original Assignee
KAWASHOKU KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】医療用の頸部をストレッチするピローは高価
で、一般家庭では使用することは困難であり、又、従来
の空気式のものは前後が平行して持ち上がるため頭部が
斜め前方に持ち上がり、不自然な体勢になるためストレ
ッチ効果が薄いものであった。 【解決手段】人体の頸部をストレッチするためのピロー
であって、ポンプと、ポンプに設けたバルブと、バルブ
に一端を接続したチューブと、チューブに介装されたス
トッパーと、チューブの他端に接続された頸部装着部と
を備え、頸部装着部は頸後部へ取着部を設けると共に頸
部を一周する多層の空気室を設けたチャンバーを連設
し、夫々のチャンバーの空気室を連通させる接続部は頸
部前方に位置する部位が大巾で頸部後方に位置する部位
にかけて次第に小巾と成るように形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は頸部をストレッチす
るためのピローに関するものであり、更に詳細には、交
通事故によるむち打ち症等のリハビリ、或いは、頸椎又
は頭部近傍の脊髄等の術後のリハビリ等のために簡易に
使用できる頸部用のストレッチピローに関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】従来、この種の頸部用のストレッチ器具は
整形外科等の医療現場で大規模な手術を伴う病気や交通
事故等の怪我の際の使用されており、これらに用いるス
トレッチ器具は頸部近傍の胸部に装着した金具から顎部
を確りと支え、頭部後部は背中部に装着した金具から立
設させた支持具で支持させてストレッチするものや、ベ
ッドに装備されたストレッチで牽引したり、整体した
り、固定したりしており、長期間の入院治療の際に用い
るもので、高価なものであった。
【0003】又、空気圧を利した簡易な頸部をストレッ
チするためのピローも開発されているが、多層の数が少
なく精々五層程度であり、更に、前後ともに延伸する巾
が同一であった。
【0004】
【解決しようとする課題】然し乍、医療用のものは高価
なもので一般家庭では使用することは困難であり、又、
従来の空気式のものは前後が平行して持ち上がるため頭
部が斜め前方に持ち上がり自然体でなく、不自然になり
ストレッチ効果が薄いものであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題に鑑
みて成されたもので、人体の頸部をストレッチするため
のピローであって、ポンプと、ポンプに設けたバルブ
と、バルブに一端を接続したチューブと、チューブに介
装されたストッパーと、チューブの他端に接続された頸
部装着部とを備え、頸部装着部は頸後部へ取着部を設け
ると共に頸部を一周する多層の空気室を設けたチャンバ
ーを連設し、夫々のチャンバーの空気室を連通させる接
続部は頸部前方に位置する部位が大巾で頸部後方に位置
する部位にかけて次第に小巾と成るように形成したもの
である。
【0006】従って、本発明は、空気を手動ポンプで圧
送する簡易な頸部用のストレッチピローであって、人体
の咽喉、顎、頸部、肩の形状に確りとフィットし、牽
引、整体、固定、按摩、並びに、頸部筋肉の鍛錬に継続
的に使用できる頸部用のストレッチピローに想達し、こ
れを提供する目的である。
【0007】
【作用】本発明の頸部用ストレッチピローは、頸部を一
周する少なくとも六層から成る多層の略環状の空気室を
設けたチャンバーを連設し、夫々のチャンバーの空気室
を連通させる接続部は頸部前方に位置する部位が大巾で
頸部後方にかけて次第に小巾に成るよう形成したことに
よって、人体の頸部及びその近傍にフィットし、更に
は、効果的にストレッチできるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】斯る目的を達成した本発明の頸部
用ストレッチピローを図面によって説明する。
【0009】図1は本発明の頸部用ストレッチピローの
実施例の全体斜視図であり、図2は本発明の頸部用スト
レッチピローの実施例の要部断面図であり、図3は本発
明の頸部用ストレッチピローの実施例の空気圧送時の側
面図である。
【0010】本発明は頸部をストレッチするためのピロ
ーに関するものであり、更に詳細には、交通事故による
むち打ち症等のリハビリ、或いは、頸椎又は頭部近傍の
脊髄等の術後のリハビリ等のために簡易に使用できる頸
部用のストレッチピローに関するものであり、人体の頸
部をストレッチするためのピローであって、空気圧送用
のポンプ1と、該ポンプ1の出口に設けたバルブ2と、
該バルブ2に一端を接続したチューブ3と、該チューブ
3に介装されたストッパー4と、前記チューブ3の他端
に接続された頸部装着部5とを備え、前記頸部装着部5
は頸後部に位置する上下方向へ着脱可能な取着部5aを
設けると共に頸部を一周する少なくとも六層から成る多
層の略環状の空気室5bを設けたチャンバー5cを連設
し、該夫々のチャンバー5cの空気室5bを連通させる
接続部5dは頸部前方に位置する部位が大巾で頸部後方
に位置する部位にかけて次第に小巾と成るように形成し
たものである。
【0011】即ち、本発明の頸部用ストレッチピローの
ポンプ1は、後述する空気室に空気を圧送するためのポ
ンプ1であって、復元性を有するゴム、プラスチック等
で楕円球状に形成されたもので、開口部にチェックバル
ブを配し、手で把持して押圧、開放を繰り返すことによ
って空気を圧送するものである。
【0012】そして、バルブ2は前記ポンプ1の出口に
設けらた開閉弁であり、該バルブを開放することで空気
が流通し、閉鎖することで空気の流通を遮断するもので
ある。
【0013】更に、チューブ3はポンプ1と後述する頸
部装着部5の空気室5bを連通させるものであって、一
端はポンプ1に接続されており、他端は頸部装着部5の
空気室5bに接続されており、中程にストッパー4を介
装しているもので、ストッパー4に備えた摘み4aを作
動させることでチューブ3を押圧し空気室5bの圧送さ
れた空気の逆流を防止するものである。
【0014】次いで、頸部装着部5には装着時に頸後部
に位置する部位へ取着部5aを設けたものであって、取
着部5aは着脱可能な面ファスナー、ファスナー、ホッ
ク等でも構わないもので、取着部5aを取外して頸部に
前方から着脱するものである。
【0015】そして、チャンバー5cは少なくとも六層
から成る多層のもので、実施例の図面では七層のチャン
バー5cを設けているものであり、人体の頸部を一周す
る略環状のもので、夫々のチャンバー5cの内側には夫
々空気室5bを設けているものである。
【0016】更に、夫々のチャンバー5cの空気室5b
を連通させる接続部5dは装着時に頸部前方に位置する
部位は大巾に形成され、頸部前方から頸部後方にかけて
次第に小巾に成るように形成されているものである。
【0017】つまり、本発明の頸部用ストレッチピロー
は、図2に図示する如く、空気を圧送する前は側面は略
矩形状で、平面はドーナツ形状であり、先ず、頸部装着
部5の取着部5aを取外し頸部の外周に沿って装着し、
取着部5aを取着することによって装着でき、バルブ2
及びストッパー4を開放して、ポンプ1を把持して押圧
開放を繰り返すことによって、空気が空気室5bに圧送
されるものであり、空気が圧送されるにしたがって接続
部5dが拡がり頸部の前方が嵩高く成り、頸部の後方は
次第に前方より嵩が低く成り、人体の頸部の近傍の形状
に沿った巾で持ち上がるものである。
【0018】
【発明の効果】本発明は前述の構成により、本発明の頸
部用ストレッチピローの上面及び下面は、人体の顎、咽
喉、頸部、肩等の形状にが合致するため、牽引、整体、
固定、按摩、並びに、頸部筋肉の鍛錬に継続的に使用で
きるもので、頸椎の間隔の増加、頸椎の位置の矯正から
血液の流れを促進させることができ、更に、脳に流れる
血液量を増加する効果を高めるものであり、画期的で実
用性の高い発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の頸部用ストレッチピローの実施
例の全体斜視図である。
【図2】図2は本発明の頸部用ストレッチピローの実施
例の要部断面図である。
【図3】図3は本発明の頸部用ストレッチピローの実施
例の空気圧送時の側面面図である。
【符号の説明】
1 ポンプ 2 バルブ 3 チューブ 4 ストッパー 4a 摘み 5 頸部装着部 5a 取着部 5b 空気室 5c チャンバー 5d 接続部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人体の頸部をストレッチするためのピロー
    であって、空気圧送用のポンプと、該ポンプの出口に設
    けたバルブと、該バルブに一端を接続したチューブと、
    該チューブに介装されたストッパーと、前記チューブの
    他端に接続された頸部装着部とを備え、前記頸部装着部
    は頸後部に位置する上下方向へ着脱可能な取着部を設け
    ると共に頸部を一周する少なくとも六層から成る多層の
    略環状の空気室を設けたチャンバーを連設し、該夫々の
    チャンバーの空気室を連通させる接続部は頸部前方に位
    置する部位が大巾で頸部後方に位置する部位にかけて次
    第に小巾と成るように形成したことを特徴とする頸部用
    ストレッチピロー。
JP10330280A 1998-11-06 1998-11-06 頸部用ストレッチピロー Pending JP2000139978A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100483176B1 (ko) * 2002-11-18 2005-04-14 현대메디칼 주식회사 목디스크 치료기
KR100666910B1 (ko) * 2005-11-19 2007-01-11 이영주 시트용 간이베개
CN104159546A (zh) * 2012-01-26 2014-11-19 有限会社由香里 颈部用护具
JP2015522327A (ja) * 2012-06-11 2015-08-06 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 頸部伸展デバイス及び使用方法
CN110114042A (zh) * 2016-12-20 2019-08-09 南洋理工大学 颈椎牵引装置

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