JP2000139317A - 捕虫装置 - Google Patents
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- JP2000139317A JP2000139317A JP11228691A JP22869199A JP2000139317A JP 2000139317 A JP2000139317 A JP 2000139317A JP 11228691 A JP11228691 A JP 11228691A JP 22869199 A JP22869199 A JP 22869199A JP 2000139317 A JP2000139317 A JP 2000139317A
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- insects
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 人の目に触れる場所にも積極的に配置して有
害な虫を捕獲あるいはこのような虫を排除することので
きる捕虫装置を得ること。 【解決手段】 インテリアとしての色彩を有する人形か
らなる人形本体64は、捕虫用交換部68に着脱自在に
配置されている。捕虫用交換部68は、台座62に足6
5を兼用する支柱部67によって着脱自在に配置されて
いる。捕虫用交換部68は、二重構造等の筒状部材から
なる。筒状部材が二重構造の場合には内筒が支柱部67
と嵌合している。ゴキブリ等の虫は、人形の足65の部
分から這い上がって捕虫用交換部68の2つの筒状部材
の空間に誘引され、図示しない粘着部材によって捕獲さ
れる。捕虫装置の外観は人形なので、人の目に触れる場
所に躊躇なく配置することができる。捕虫用交換部68
は適宜交換することができる。
害な虫を捕獲あるいはこのような虫を排除することので
きる捕虫装置を得ること。 【解決手段】 インテリアとしての色彩を有する人形か
らなる人形本体64は、捕虫用交換部68に着脱自在に
配置されている。捕虫用交換部68は、台座62に足6
5を兼用する支柱部67によって着脱自在に配置されて
いる。捕虫用交換部68は、二重構造等の筒状部材から
なる。筒状部材が二重構造の場合には内筒が支柱部67
と嵌合している。ゴキブリ等の虫は、人形の足65の部
分から這い上がって捕虫用交換部68の2つの筒状部材
の空間に誘引され、図示しない粘着部材によって捕獲さ
れる。捕虫装置の外観は人形なので、人の目に触れる場
所に躊躇なく配置することができる。捕虫用交換部68
は適宜交換することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゴキブリ等の有害な
虫を捕獲するための捕虫装置に係わり、例えば粘着部材
を使用して虫を捕獲するようにした捕虫装置に関する。
虫を捕獲するための捕虫装置に係わり、例えば粘着部材
を使用して虫を捕獲するようにした捕虫装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からゴキブリ等の虫を粘着剤を塗布
したシート等の粘着部材で捕獲することが広く行われて
いる。
したシート等の粘着部材で捕獲することが広く行われて
いる。
【0003】たとえば特開平9−121743号公報で
は、基材上に粘着剤を断面が半円形あるいは矩形となる
ような二次元的な厚みを持つように塗布して、これによ
って虫の捕獲を行うようにしている。また、従来から家
あるいはトンネル状をして、その内部に粘着部材を配置
した捕虫装置も広く使用されている。
は、基材上に粘着剤を断面が半円形あるいは矩形となる
ような二次元的な厚みを持つように塗布して、これによ
って虫の捕獲を行うようにしている。また、従来から家
あるいはトンネル状をして、その内部に粘着部材を配置
した捕虫装置も広く使用されている。
【0004】図14は実開平6−38551号公報に開
示されたゴキブリ捕獲器を表わしたものである。このゴ
キブリ捕獲器は、断面が三角形をした筒状の捕獲器本体
11を有しており、その内部底面には捕獲用粘着部材1
2が配置されている。ゴキブリ13は捕獲器本体11の
側面等に配置された侵入部14、15から内部に侵入し
て捕獲用粘着部材12によって捕獲されることになる。
示されたゴキブリ捕獲器を表わしたものである。このゴ
キブリ捕獲器は、断面が三角形をした筒状の捕獲器本体
11を有しており、その内部底面には捕獲用粘着部材1
2が配置されている。ゴキブリ13は捕獲器本体11の
側面等に配置された侵入部14、15から内部に侵入し
て捕獲用粘着部材12によって捕獲されることになる。
【0005】実開平6−15477号公報に開示されて
いるゴキブリ捕獲器もその本体形状は異なるものの、原
理的には同一の構造となっている。特開平10−664
93号公報に示された害虫・小動物捕獲器は、床に平べ
ったい装置本体を配置して、内部に設けられた粘着捕獲
部で捕獲を行うようにしている点で、従来の典型的な捕
虫装置とほぼ同様の構造をしている。
いるゴキブリ捕獲器もその本体形状は異なるものの、原
理的には同一の構造となっている。特開平10−664
93号公報に示された害虫・小動物捕獲器は、床に平べ
ったい装置本体を配置して、内部に設けられた粘着捕獲
部で捕獲を行うようにしている点で、従来の典型的な捕
虫装置とほぼ同様の構造をしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した捕虫装置
等の捕虫装置では、多くの場合、厚紙を使用して家の形
や部屋の形に形成して虫が収容される空間を作成し、こ
の収容空間に粘着部材を配置しておいて、虫を誘引し粘
着部材でこれを捕獲するようにしている。このため、ゴ
キブリ等の虫を比較的多くこの空間に収容しようとする
と、床等の面に対する捕虫装置の設置面積が比較的大き
くなるという問題があった。すなわち、家具と壁の隙間
といった狭い空間にはこの種の捕虫装置を配置すること
が困難な場合が多く、毒入りの食物等の専用の殺虫剤を
これに代わって配置する必要があった。しかしながら、
このような殺虫剤はペットや幼児が誤って触れる可能性
があり、安全性に問題があった。
等の捕虫装置では、多くの場合、厚紙を使用して家の形
や部屋の形に形成して虫が収容される空間を作成し、こ
の収容空間に粘着部材を配置しておいて、虫を誘引し粘
着部材でこれを捕獲するようにしている。このため、ゴ
キブリ等の虫を比較的多くこの空間に収容しようとする
と、床等の面に対する捕虫装置の設置面積が比較的大き
くなるという問題があった。すなわち、家具と壁の隙間
といった狭い空間にはこの種の捕虫装置を配置すること
が困難な場合が多く、毒入りの食物等の専用の殺虫剤を
これに代わって配置する必要があった。しかしながら、
このような殺虫剤はペットや幼児が誤って触れる可能性
があり、安全性に問題があった。
【0007】また、厚紙等で作成した捕虫装置は使った
段階でその全部を廃棄する関係からその製造コストが押
さえられており、外観的にも美観を与えるようなものと
はほど遠い存在であった。このため、床下のように他人
の目に触れない場所に捕虫装置を配置するのが通常であ
り、自ずから配置される場所が制限されるという問題が
あった。更に従来のこの種の捕虫装置では、図14にも
示したようにゴキブリ等の虫が進入するための「入り
口」を比較的大きくとる関係で、水に濡れる場所に配置
しづらいという問題もあった。すなわち、たとえば台所
のような場所に常時設置することができず、ゴキブリ等
の虫が多く集まる場所に設置を積極的に行うことができ
ないという問題があった。
段階でその全部を廃棄する関係からその製造コストが押
さえられており、外観的にも美観を与えるようなものと
はほど遠い存在であった。このため、床下のように他人
の目に触れない場所に捕虫装置を配置するのが通常であ
り、自ずから配置される場所が制限されるという問題が
あった。更に従来のこの種の捕虫装置では、図14にも
示したようにゴキブリ等の虫が進入するための「入り
口」を比較的大きくとる関係で、水に濡れる場所に配置
しづらいという問題もあった。すなわち、たとえば台所
のような場所に常時設置することができず、ゴキブリ等
の虫が多く集まる場所に設置を積極的に行うことができ
ないという問題があった。
【0008】そこで本発明の目的は、比較的狭い空間に
も配置することのできる捕虫装置を提供することにあ
る。
も配置することのできる捕虫装置を提供することにあ
る。
【0009】本発明の他の目的は、人の目に触れる場所
にも積極的に配置して有害な虫を捕獲あるいはこのよう
な虫を排除することのできる捕虫装置を提供することに
ある。
にも積極的に配置して有害な虫を捕獲あるいはこのよう
な虫を排除することのできる捕虫装置を提供することに
ある。
【0010】本発明の更に他の目的は、水周りでも良好
にその性能を発揮することのできる捕虫装置を提供する
ことにある。
にその性能を発揮することのできる捕虫装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)所定の長さの支柱と、(ロ)この支柱を保持
するための台座と、(ハ)支柱の外表面と嵌合する筒状
の部材からなる捕獲用内筒と、(ニ)この捕獲用内筒よ
りも大径であってその外表面との間に虫が移動できるだ
けの所定の空間を保持するようにして装着されると共
に、この装着状態で台座との間に台座側から虫の進入を
可能とするだけの間隔が設けられた捕獲用外筒と、
(ホ)捕獲用内筒の外表面および捕獲用外筒の内表面あ
るいはこれらの一方の表面に配置された虫を捕獲するた
めの粘着部材と、(へ)捕獲用外筒と捕獲用内筒の間の
空間に配置され虫がこれらの筒の間の空間に進入するの
を誘引するための誘引部材とを捕虫装置に具備させる。
は、(イ)所定の長さの支柱と、(ロ)この支柱を保持
するための台座と、(ハ)支柱の外表面と嵌合する筒状
の部材からなる捕獲用内筒と、(ニ)この捕獲用内筒よ
りも大径であってその外表面との間に虫が移動できるだ
けの所定の空間を保持するようにして装着されると共
に、この装着状態で台座との間に台座側から虫の進入を
可能とするだけの間隔が設けられた捕獲用外筒と、
(ホ)捕獲用内筒の外表面および捕獲用外筒の内表面あ
るいはこれらの一方の表面に配置された虫を捕獲するた
めの粘着部材と、(へ)捕獲用外筒と捕獲用内筒の間の
空間に配置され虫がこれらの筒の間の空間に進入するの
を誘引するための誘引部材とを捕虫装置に具備させる。
【0012】すなわち請求項1記載の発明では、捕獲用
外筒と捕獲用内筒の間に虫が進入できる空間を配置し、
この空間に誘引部材によって虫を誘引して、これを粘着
部材で捕獲するようにしている。捕獲用内筒は、支柱と
嵌合し支柱から必要に応じて取り外すことができる。支
柱は台座によって保持されている。したがって、請求項
1記載の発明では、支柱に捕獲用内筒を装着し、これに
捕獲用外筒を取り付けることで、これらの内部空間に虫
を閉じ込めることができる。捕獲用外筒によって、捕獲
されている虫の姿は外部から遮断されるだけでなく、捕
獲用外筒を持って捕獲用内筒を支柱から取り外すこと
で、簡単に捕虫用の部材を交換することができる。ま
た、台座の形状等を工夫することで、たとえば捕虫装置
全体をインテリアとしての色彩の濃いものにすることが
可能である。
外筒と捕獲用内筒の間に虫が進入できる空間を配置し、
この空間に誘引部材によって虫を誘引して、これを粘着
部材で捕獲するようにしている。捕獲用内筒は、支柱と
嵌合し支柱から必要に応じて取り外すことができる。支
柱は台座によって保持されている。したがって、請求項
1記載の発明では、支柱に捕獲用内筒を装着し、これに
捕獲用外筒を取り付けることで、これらの内部空間に虫
を閉じ込めることができる。捕獲用外筒によって、捕獲
されている虫の姿は外部から遮断されるだけでなく、捕
獲用外筒を持って捕獲用内筒を支柱から取り外すこと
で、簡単に捕虫用の部材を交換することができる。ま
た、台座の形状等を工夫することで、たとえば捕虫装置
全体をインテリアとしての色彩の濃いものにすることが
可能である。
【0013】請求項2記載の発明では、(イ)所定の長
さの支柱と、(ロ)この支柱の基部側を対向する不動部
材上に固定する固定部材と、(ハ)支柱の外表面と嵌合
する筒状の部材からなる捕獲用内筒と、(ニ)この捕獲
用内筒よりも大径であってその外表面との間に虫が移動
できるだけの所定の空間を保持するようにして装着され
ると共に、この装着状態で不動部材との間に不動部材側
から虫の進入を可能とするだけの間隔が設けられた捕獲
用外筒と、(ホ)捕獲用内筒の外表面および捕獲用外筒
の内表面あるいはこれらの一方の表面に配置された虫を
捕獲するための粘着部材と、(へ)捕獲用外筒と捕獲用
内筒の間の空間に配置され虫がこれらの筒の間の空間に
進入するのを誘引するための誘引部材とを捕虫装置に具
備させる。
さの支柱と、(ロ)この支柱の基部側を対向する不動部
材上に固定する固定部材と、(ハ)支柱の外表面と嵌合
する筒状の部材からなる捕獲用内筒と、(ニ)この捕獲
用内筒よりも大径であってその外表面との間に虫が移動
できるだけの所定の空間を保持するようにして装着され
ると共に、この装着状態で不動部材との間に不動部材側
から虫の進入を可能とするだけの間隔が設けられた捕獲
用外筒と、(ホ)捕獲用内筒の外表面および捕獲用外筒
の内表面あるいはこれらの一方の表面に配置された虫を
捕獲するための粘着部材と、(へ)捕獲用外筒と捕獲用
内筒の間の空間に配置され虫がこれらの筒の間の空間に
進入するのを誘引するための誘引部材とを捕虫装置に具
備させる。
【0014】すなわち請求項2記載の発明では、請求項
1記載の発明における台座の代わりに、支柱の基部側を
対向する不動部材上に固定する固定部材が設けられてい
る。このような固定部材は、支柱の基部側の形状を工夫
したものであってもよいし、基部側あるいは不動部材側
に特別に設けられた支柱を固定する部材であってもよ
い。このような固定部材によって支柱は台座なしで不動
部材に固定することができる。固定部材は、支柱と不動
部材の双方に配置され、これらを組み合わせることによ
って支柱を必要に応じて不動部材上に位置的に固定する
ようなものであってもよい。請求項2記載の発明では、
台座が必要ないので、その分だけ配置のスペースを節約
したり、床等の平面的な場所以外の場所にも捕虫装置を
取り付けることができるようになる。
1記載の発明における台座の代わりに、支柱の基部側を
対向する不動部材上に固定する固定部材が設けられてい
る。このような固定部材は、支柱の基部側の形状を工夫
したものであってもよいし、基部側あるいは不動部材側
に特別に設けられた支柱を固定する部材であってもよ
い。このような固定部材によって支柱は台座なしで不動
部材に固定することができる。固定部材は、支柱と不動
部材の双方に配置され、これらを組み合わせることによ
って支柱を必要に応じて不動部材上に位置的に固定する
ようなものであってもよい。請求項2記載の発明では、
台座が必要ないので、その分だけ配置のスペースを節約
したり、床等の平面的な場所以外の場所にも捕虫装置を
取り付けることができるようになる。
【0015】請求項3記載の捕虫装置で捕獲用外筒の台
座と反対側に位置する頭部にはキャップが着脱自在に配
置されておりそのキャップの内側に誘引部材が配置され
ていることを特徴としている。
座と反対側に位置する頭部にはキャップが着脱自在に配
置されておりそのキャップの内側に誘引部材が配置され
ていることを特徴としている。
【0016】すなわち請求項3記載の発明では、捕獲用
外筒の頭部にキャップを配置したので、水やオイル等が
振りかかるような場所でも捕虫装置を長期間安定して使
用することができるようになる。また、キャップを取り
外すことで、虫の捕獲状況を観察したり、餌(誘引部
材)の交換を行うことも可能になる。
外筒の頭部にキャップを配置したので、水やオイル等が
振りかかるような場所でも捕虫装置を長期間安定して使
用することができるようになる。また、キャップを取り
外すことで、虫の捕獲状況を観察したり、餌(誘引部
材)の交換を行うことも可能になる。
【0017】請求項4記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の捕虫装置で捕獲用外筒の更に外側にイン
テリア用の装飾部材が捕獲用外筒に対して着脱自在に配
置されていることを特徴としている。
請求項2記載の捕虫装置で捕獲用外筒の更に外側にイン
テリア用の装飾部材が捕獲用外筒に対して着脱自在に配
置されていることを特徴としている。
【0018】すなわち請求項4記載の発明では、捕獲用
外筒の更に外側にインテリア用の装飾部材を着脱自在に
装着することができるようにしており、手軽に気に入っ
た装飾部材を装着して捕虫装置をテーブル等の外部から
目立つ位置に配置することができる。装飾部材は捕獲用
外筒の外側に位置するので、虫の捕獲とは直接関係せ
ず、長く使用することができる。また、着脱自在となっ
ているので、場所あるいは気分に応じて装飾部材を他の
外観のものに交換することも可能である。捕獲用外筒自
体にインテリアとしての色彩を持たせることは可能であ
るが、コストの面で問題となったり、どの家でも同じよ
うなものが使用されると、やがてその製品の外観を見た
だけで捕虫装置としてのイメージが出て、本来のインテ
リアとしての色彩が薄れてしまうことがある。請求項4
記載の発明では、捕獲用外筒に各種の装飾部材を選択し
て取り付けることを可能にして、外観からでは捕虫装置
であるとイメージしにくいようにし、長期間かつ広範囲
に捕虫装置が使用されるように工夫している。
外筒の更に外側にインテリア用の装飾部材を着脱自在に
装着することができるようにしており、手軽に気に入っ
た装飾部材を装着して捕虫装置をテーブル等の外部から
目立つ位置に配置することができる。装飾部材は捕獲用
外筒の外側に位置するので、虫の捕獲とは直接関係せ
ず、長く使用することができる。また、着脱自在となっ
ているので、場所あるいは気分に応じて装飾部材を他の
外観のものに交換することも可能である。捕獲用外筒自
体にインテリアとしての色彩を持たせることは可能であ
るが、コストの面で問題となったり、どの家でも同じよ
うなものが使用されると、やがてその製品の外観を見た
だけで捕虫装置としてのイメージが出て、本来のインテ
リアとしての色彩が薄れてしまうことがある。請求項4
記載の発明では、捕獲用外筒に各種の装飾部材を選択し
て取り付けることを可能にして、外観からでは捕虫装置
であるとイメージしにくいようにし、長期間かつ広範囲
に捕虫装置が使用されるように工夫している。
【0019】請求項5記載の発明では、(イ)所定の形
状の虫用容器と、(ロ)この虫用容器の内表面に配置さ
れた虫を捕獲あるいは排除するための虫除去部材と、
(ハ)その内部に虫用容器を収容する空洞部が配置され
ていると共にその本体背部あるいは底部に虫が進入する
ための開口部を配置したインテリア用の装飾部品とを捕
虫装置に具備させる。
状の虫用容器と、(ロ)この虫用容器の内表面に配置さ
れた虫を捕獲あるいは排除するための虫除去部材と、
(ハ)その内部に虫用容器を収容する空洞部が配置され
ていると共にその本体背部あるいは底部に虫が進入する
ための開口部を配置したインテリア用の装飾部品とを捕
虫装置に具備させる。
【0020】すなわち請求項5記載の発明では、請求項
4記載の発明を一歩進めて、インテリア用の装飾部品の
内部を空洞にして、かつ目立たない箇所に虫の進入口と
しての開口部を配置して、空洞部に虫用容器を収容して
この虫用容器内に虫を捕獲あるいは排除するための虫除
去部材を配置している。虫除去部材は、虫を粘着剤で捕
獲するようなものであってもよいし、毒性を有しており
虫用容器内で虫を殺すようなものであってもよい。ま
た、ホウ酸を含んだ材料のようにその場所では虫は死な
ず、その場所近辺から退散するような効果をもった材料
であってもよい。この請求項5記載の発明では、本格的
なインテリア用の装飾部品を捕虫装置の外観を構成する
部品として採用している。したがって、高級料亭やデパ
ートの食堂のような場所にも捕虫装置を配置することが
でき、特にインテリア用の装飾部品自体がある程度のサ
イズや重量を有するものであれば、捕虫装置であると気
づかれることはなくなる。また、虫用容器および虫除去
部材は交換可能であるので、ランニングコストを非常に
低く抑えることができる。しかも、インテリア用の装飾
部品をある程度の周期で各場所で循環的に使用させるよ
うにすることで、更に長期的な使用を満足して行うこと
ができる。
4記載の発明を一歩進めて、インテリア用の装飾部品の
内部を空洞にして、かつ目立たない箇所に虫の進入口と
しての開口部を配置して、空洞部に虫用容器を収容して
この虫用容器内に虫を捕獲あるいは排除するための虫除
去部材を配置している。虫除去部材は、虫を粘着剤で捕
獲するようなものであってもよいし、毒性を有しており
虫用容器内で虫を殺すようなものであってもよい。ま
た、ホウ酸を含んだ材料のようにその場所では虫は死な
ず、その場所近辺から退散するような効果をもった材料
であってもよい。この請求項5記載の発明では、本格的
なインテリア用の装飾部品を捕虫装置の外観を構成する
部品として採用している。したがって、高級料亭やデパ
ートの食堂のような場所にも捕虫装置を配置することが
でき、特にインテリア用の装飾部品自体がある程度のサ
イズや重量を有するものであれば、捕虫装置であると気
づかれることはなくなる。また、虫用容器および虫除去
部材は交換可能であるので、ランニングコストを非常に
低く抑えることができる。しかも、インテリア用の装飾
部品をある程度の周期で各場所で循環的に使用させるよ
うにすることで、更に長期的な使用を満足して行うこと
ができる。
【0021】請求項6記載の発明では、(イ)所定の長
さの支柱と、(ロ)この支柱を保持するための台座と、
(ハ)前記支柱によって着脱自在に保持された筒状の部
材であって前記台座側に少なくとも虫の進入を可能とす
るだけの開口部が設けられた捕獲用筒と、(ニ)この捕
獲用筒の内表面に配置された虫を捕獲するための粘着部
材とを捕虫装置に具備させる。
さの支柱と、(ロ)この支柱を保持するための台座と、
(ハ)前記支柱によって着脱自在に保持された筒状の部
材であって前記台座側に少なくとも虫の進入を可能とす
るだけの開口部が設けられた捕獲用筒と、(ニ)この捕
獲用筒の内表面に配置された虫を捕獲するための粘着部
材とを捕虫装置に具備させる。
【0022】すなわち請求項6記載の発明では、支柱に
よって捕獲用筒を空間的に配置し、この捕獲用筒の外側
から虫を進入させて内部の粘着部材で捕獲するようにし
ている。捕獲用筒内には、筒の間の空間に進入するのを
誘引するための誘引部材を配置していてもよいことはも
ちろんである。なお、請求項6記載の発明における捕獲
用筒は請求項1記載の発明における場合のように二重構
造の筒を含むことはもちろんのこと、3層構造以上の多
層構造をも禁じるものではない。
よって捕獲用筒を空間的に配置し、この捕獲用筒の外側
から虫を進入させて内部の粘着部材で捕獲するようにし
ている。捕獲用筒内には、筒の間の空間に進入するのを
誘引するための誘引部材を配置していてもよいことはも
ちろんである。なお、請求項6記載の発明における捕獲
用筒は請求項1記載の発明における場合のように二重構
造の筒を含むことはもちろんのこと、3層構造以上の多
層構造をも禁じるものではない。
【0023】請求項7記載の発明では、(イ)台座と、
(ロ)筒状の部材であって台座側に少なくとも虫の進入
を可能とするだけの開口部が設けられ、台座に着脱自在
に保持された捕獲用筒と、(ハ)この捕獲用筒の内表面
に配置された虫を捕獲するための粘着部材とを捕虫装置
に具備させる。
(ロ)筒状の部材であって台座側に少なくとも虫の進入
を可能とするだけの開口部が設けられ、台座に着脱自在
に保持された捕獲用筒と、(ハ)この捕獲用筒の内表面
に配置された虫を捕獲するための粘着部材とを捕虫装置
に具備させる。
【0024】すなわち請求項7記載の発明では、台座の
上に捕獲用筒を着脱自在に保持させ、捕獲用筒の内表面
に配置された虫を捕獲するための粘着部材を配置して虫
を捕獲するようにしている。捕獲用筒内には、筒の間の
空間に進入するのを誘引するための誘引部材を配置して
いてもよいことはもちろんである。なお、請求項7記載
の発明における捕獲用筒も請求項1記載の発明における
場合のように二重構造の筒を含むことはもちろんのこ
と、3層構造以上の多層構造をも禁じるものではない。
上に捕獲用筒を着脱自在に保持させ、捕獲用筒の内表面
に配置された虫を捕獲するための粘着部材を配置して虫
を捕獲するようにしている。捕獲用筒内には、筒の間の
空間に進入するのを誘引するための誘引部材を配置して
いてもよいことはもちろんである。なお、請求項7記載
の発明における捕獲用筒も請求項1記載の発明における
場合のように二重構造の筒を含むことはもちろんのこ
と、3層構造以上の多層構造をも禁じるものではない。
【0025】請求項8記載の発明は、請求項4記載の発
明に対応するものである。すなわち、捕獲用筒の更に外
側にインテリア用の装飾部材を着脱自在に装着すること
ができるようにしており、手軽に気に入った装飾部材を
装着して捕虫装置をテーブル等の外部から目立つ位置に
配置することができる。装飾部材は捕獲用筒の外側に位
置するので、虫の捕獲とは直接関係せず、長く使用する
ことができる。また、着脱自在となっているので、場所
あるいは気分に応じて装飾部材を他の外観のものに交換
することも可能である。捕獲用筒自体にインテリアとし
ての色彩を持たせることは可能であるが、コストの面で
問題となったり、どの家でも同じようなものが使用され
ると、やがてその製品の外観を見ただけで捕虫装置とし
てのイメージが出て、本来のインテリアとしての色彩が
薄れてしまうことがある。請求項7記載の発明では、捕
獲用筒に各種の装飾部材を選択して取り付けることを可
能にして、外観からでは捕虫装置であるとイメージしに
くいようにし、長期間かつ広範囲に捕虫装置が使用され
るように工夫している。また、インテリア用の装飾部材
を捕獲用筒の外側に配置することで、捕獲用筒の上側を
密閉構造としなくても、水分や汚れから捕獲用筒を保護
したり、内部に捕獲された虫を見えないようにすること
ができる。
明に対応するものである。すなわち、捕獲用筒の更に外
側にインテリア用の装飾部材を着脱自在に装着すること
ができるようにしており、手軽に気に入った装飾部材を
装着して捕虫装置をテーブル等の外部から目立つ位置に
配置することができる。装飾部材は捕獲用筒の外側に位
置するので、虫の捕獲とは直接関係せず、長く使用する
ことができる。また、着脱自在となっているので、場所
あるいは気分に応じて装飾部材を他の外観のものに交換
することも可能である。捕獲用筒自体にインテリアとし
ての色彩を持たせることは可能であるが、コストの面で
問題となったり、どの家でも同じようなものが使用され
ると、やがてその製品の外観を見ただけで捕虫装置とし
てのイメージが出て、本来のインテリアとしての色彩が
薄れてしまうことがある。請求項7記載の発明では、捕
獲用筒に各種の装飾部材を選択して取り付けることを可
能にして、外観からでは捕虫装置であるとイメージしに
くいようにし、長期間かつ広範囲に捕虫装置が使用され
るように工夫している。また、インテリア用の装飾部材
を捕獲用筒の外側に配置することで、捕獲用筒の上側を
密閉構造としなくても、水分や汚れから捕獲用筒を保護
したり、内部に捕獲された虫を見えないようにすること
ができる。
【0026】
【0027】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0028】図1は本発明の一実施例における捕虫装置
の外観を表わしたものである。本実施例の捕虫装置21
は、捕虫を行う捕虫用交換部22と、この捕虫用交換部
22を着脱自在に保持する支柱部23と、この支柱部2
3を支持するための台座部24とから構成されている。
台座部24は木材を輪切りしたもので構成されており、
同じく木材を使用した支柱部23と共に装飾品としての
質感を持たせている。もっとも、台座部24および支柱
部23は同様の質感を持ったプラスチックによっても形
成することが可能である。台座部24は、後に説明する
ように捕虫装置21を取り付ける場所によっては省略す
ることが可能である。
の外観を表わしたものである。本実施例の捕虫装置21
は、捕虫を行う捕虫用交換部22と、この捕虫用交換部
22を着脱自在に保持する支柱部23と、この支柱部2
3を支持するための台座部24とから構成されている。
台座部24は木材を輪切りしたもので構成されており、
同じく木材を使用した支柱部23と共に装飾品としての
質感を持たせている。もっとも、台座部24および支柱
部23は同様の質感を持ったプラスチックによっても形
成することが可能である。台座部24は、後に説明する
ように捕虫装置21を取り付ける場所によっては省略す
ることが可能である。
【0029】捕虫用交換部22はある程度虫を捕獲した
段階で廃棄する部分であり、次に説明するように二重の
円筒構造となっている。この図1ではプラスチック製の
捕獲用外筒25のみが見えており、次に説明する捕獲用
内筒は捕獲用外筒25の下に隠れている。捕獲用外筒2
5の頭部には、餌を必要に応じて交換するためのキャッ
プ26が着脱自在に配置されている。もちろん、捕虫装
置によっては捕獲用外筒25とキャップ26が一体的に
構成されていてもよい。この場合には、キャップ26を
取り外すことができず、餌の交換はできない。
段階で廃棄する部分であり、次に説明するように二重の
円筒構造となっている。この図1ではプラスチック製の
捕獲用外筒25のみが見えており、次に説明する捕獲用
内筒は捕獲用外筒25の下に隠れている。捕獲用外筒2
5の頭部には、餌を必要に応じて交換するためのキャッ
プ26が着脱自在に配置されている。もちろん、捕虫装
置によっては捕獲用外筒25とキャップ26が一体的に
構成されていてもよい。この場合には、キャップ26を
取り外すことができず、餌の交換はできない。
【0030】図2は、捕虫用交換部の捕獲用外筒および
キャップを取り外した状態における各部の組み立ての様
子を表わしたものである。台座部24にはその中央に取
付穴31が穿たれており、支柱部23の基部側から突出
した円筒状の嵌入部32をこれに圧入することで支柱部
23を台座部24に固定するようになっている。支柱部
23は、この図で下側に配置された基部側が上側に配置
された頭部側よりもわずかに大径となっている。
キャップを取り外した状態における各部の組み立ての様
子を表わしたものである。台座部24にはその中央に取
付穴31が穿たれており、支柱部23の基部側から突出
した円筒状の嵌入部32をこれに圧入することで支柱部
23を台座部24に固定するようになっている。支柱部
23は、この図で下側に配置された基部側が上側に配置
された頭部側よりもわずかに大径となっている。
【0031】図1に示した捕虫用交換部22の内側の筒
の部分を構成する捕獲用内筒33は、その基部側が支柱
部23の頭部側の外径よりもわずかに大きな内径の円筒
34と、この円筒34の周囲に取り付けられた羽根35
によって構成されている。羽根35は120度の間隔で
円筒34の軸方向に沿って3枚取り付けられており、捕
獲用内筒33の基部側に向かってその幅が広くなるよう
に設定されている。これら3枚の羽根35が内接する円
の直径は、図1に示した捕獲用外筒25の内面の各部の
直径と一致するようになっている。円筒34の外部表面
には、羽根35の表面と共に粘着物質36が塗布されて
いる。ただし、捕虫装置によっては羽根35を除いた円
筒34の外部表面のみに粘着物質36を塗布していても
よい。
の部分を構成する捕獲用内筒33は、その基部側が支柱
部23の頭部側の外径よりもわずかに大きな内径の円筒
34と、この円筒34の周囲に取り付けられた羽根35
によって構成されている。羽根35は120度の間隔で
円筒34の軸方向に沿って3枚取り付けられており、捕
獲用内筒33の基部側に向かってその幅が広くなるよう
に設定されている。これら3枚の羽根35が内接する円
の直径は、図1に示した捕獲用外筒25の内面の各部の
直径と一致するようになっている。円筒34の外部表面
には、羽根35の表面と共に粘着物質36が塗布されて
いる。ただし、捕虫装置によっては羽根35を除いた円
筒34の外部表面のみに粘着物質36を塗布していても
よい。
【0032】図3は、捕虫用交換部の断面構造を表わし
たものである。羽根35に捕獲用外筒25の内面が接触
しており、捕獲用外筒25の頭部の内部空間で円筒34
の上端部に位置する部分には、ゴキブリの好む臭いを発
散する餌37が配置されている。この餌37の臭いは3
枚の羽根35と捕獲用外筒25の内面および円筒34の
外部表面によって仕切られた空間を捕虫用交換部22の
下方に向けて伝わっていき、ゴキブリをこの空間に誘引
することになる。誘引されたゴキブリは、臭いにつられ
てこの空間を上方に移動し、粘着物質36(図2参照)
で捕獲されることになる。餌37が十分な効力を発揮す
ることができなくなった場合には、キャップ26を取り
外してこれを新しいものに交換することができる。
たものである。羽根35に捕獲用外筒25の内面が接触
しており、捕獲用外筒25の頭部の内部空間で円筒34
の上端部に位置する部分には、ゴキブリの好む臭いを発
散する餌37が配置されている。この餌37の臭いは3
枚の羽根35と捕獲用外筒25の内面および円筒34の
外部表面によって仕切られた空間を捕虫用交換部22の
下方に向けて伝わっていき、ゴキブリをこの空間に誘引
することになる。誘引されたゴキブリは、臭いにつられ
てこの空間を上方に移動し、粘着物質36(図2参照)
で捕獲されることになる。餌37が十分な効力を発揮す
ることができなくなった場合には、キャップ26を取り
外してこれを新しいものに交換することができる。
【0033】なお、図1に示した捕虫装置21は全体に
縦形の形状を有しており、台座部24の占める面積が狭
いので、家具と壁の間のように狭い空間に自在に配置す
ることができる。また、台所の隅や洗濯機の傍のように
水が落ちてくる可能性があるような場所でも、捕獲用外
筒25の頭部に開口部が存在しないので、水濡れによっ
て捕虫能力が低下することがない。更に、本実施例の捕
虫装置21は外観的にも優れているので、台所のテーブ
ル等の家具の上に積極的に配置することも可能である。
また、捕虫用交換部22のみを廃棄すればよく、他の部
分は再利用が可能なので、捕虫装置21自体のランニン
グコストを低く抑えることができる。
縦形の形状を有しており、台座部24の占める面積が狭
いので、家具と壁の間のように狭い空間に自在に配置す
ることができる。また、台所の隅や洗濯機の傍のように
水が落ちてくる可能性があるような場所でも、捕獲用外
筒25の頭部に開口部が存在しないので、水濡れによっ
て捕虫能力が低下することがない。更に、本実施例の捕
虫装置21は外観的にも優れているので、台所のテーブ
ル等の家具の上に積極的に配置することも可能である。
また、捕虫用交換部22のみを廃棄すればよく、他の部
分は再利用が可能なので、捕虫装置21自体のランニン
グコストを低く抑えることができる。
【0034】第1の変形例
【0035】図4は、本発明の第1の変形例の捕虫装置
を台所の三角コーナに取り付けた状態を表わしたもので
ある。プラスチック製の三角コーナ41にはその底部に
水分を排出するための多数の穴42が開けられている。
これらの穴42の直径と捕虫装置43の支柱部44の下
端部から突出した図示しない円筒状の嵌入部(先の実施
例における嵌入部32参照)の直径は予め一致するよう
に設定されている。したがって、この変形例では支柱部
44を穴42の1つに圧入するだけで捕虫装置43を三
角コーナ41の内部に取り付けることができる。
を台所の三角コーナに取り付けた状態を表わしたもので
ある。プラスチック製の三角コーナ41にはその底部に
水分を排出するための多数の穴42が開けられている。
これらの穴42の直径と捕虫装置43の支柱部44の下
端部から突出した図示しない円筒状の嵌入部(先の実施
例における嵌入部32参照)の直径は予め一致するよう
に設定されている。したがって、この変形例では支柱部
44を穴42の1つに圧入するだけで捕虫装置43を三
角コーナ41の内部に取り付けることができる。
【0036】この変形例の捕虫装置の場合には、捕虫装
置43はゴキブリ等の害虫の集まる三角コーナ41の内
部に配置されているので、それ自体の内部に先の実施例
の図3に示した餌37を配置する必要はない。害虫は、
二重の筒によって構成された捕虫装置43の図示しない
内筒の外面と外筒46の内面との間の空間を這い上が
り、これらの面のいずれか、あるいは双方に塗布された
粘着剤によって多数捕獲されることが実験によって確認
されている。
置43はゴキブリ等の害虫の集まる三角コーナ41の内
部に配置されているので、それ自体の内部に先の実施例
の図3に示した餌37を配置する必要はない。害虫は、
二重の筒によって構成された捕虫装置43の図示しない
内筒の外面と外筒46の内面との間の空間を這い上が
り、これらの面のいずれか、あるいは双方に塗布された
粘着剤によって多数捕獲されることが実験によって確認
されている。
【0037】この変形例では捕虫装置43に必ずしも外
筒46は必要なく、図2に示した捕獲用内筒33のよう
な内筒を三角コーナ41のほぼ中央部に露出させて直立
させるだけでもその効果は十分ある。しかしながら、外
筒46を外部に配置することによって、台所で炊事を行
っているときに捕虫装置43に水がかかったり、三角コ
ーナ41に残飯等のゴミが捨てられたときにも粘着剤が
捕虫のための能力を減殺されることはない。また、外筒
46が捕獲された害虫を視野から隠すので、捕虫装置4
3を長期間快適に使用することができる。
筒46は必要なく、図2に示した捕獲用内筒33のよう
な内筒を三角コーナ41のほぼ中央部に露出させて直立
させるだけでもその効果は十分ある。しかしながら、外
筒46を外部に配置することによって、台所で炊事を行
っているときに捕虫装置43に水がかかったり、三角コ
ーナ41に残飯等のゴミが捨てられたときにも粘着剤が
捕虫のための能力を減殺されることはない。また、外筒
46が捕獲された害虫を視野から隠すので、捕虫装置4
3を長期間快適に使用することができる。
【0038】なお、三角コーナ41内のゴミを捨てる場
合、水切りのネットを三角コーナ41の内面に張るよう
にして使用している場合には、捕虫装置43全体をゴミ
と共にこのネットで包み込んで捨てるようにしてもよ
い。もちろん、支柱部44を再利用することも可能であ
る。
合、水切りのネットを三角コーナ41の内面に張るよう
にして使用している場合には、捕虫装置43全体をゴミ
と共にこのネットで包み込んで捨てるようにしてもよ
い。もちろん、支柱部44を再利用することも可能であ
る。
【0039】第2の変形例
【0040】図5は、本発明の第2の変形例における捕
虫装置を台所の壁に配置した様子を表わしたものであ
る。この変形例の捕虫装置51はその支柱部52がL字
状に曲がっており、壁53に予め設けられた穴54にそ
の円筒状の嵌入部55(実施例における嵌入部32参
照)を嵌入させるようになっている。このようにするこ
とで、壁53や、同じく穴54を設けた家具等の任意の
高さの所望の位置に捕虫装置51を着脱自在に配置する
ことが可能になる。壁53や家具には必ずしも穴54を
設ける必要はなく、支柱部52を接着剤で所望の箇所に
固定するようなものであってもよい。
虫装置を台所の壁に配置した様子を表わしたものであ
る。この変形例の捕虫装置51はその支柱部52がL字
状に曲がっており、壁53に予め設けられた穴54にそ
の円筒状の嵌入部55(実施例における嵌入部32参
照)を嵌入させるようになっている。このようにするこ
とで、壁53や、同じく穴54を設けた家具等の任意の
高さの所望の位置に捕虫装置51を着脱自在に配置する
ことが可能になる。壁53や家具には必ずしも穴54を
設ける必要はなく、支柱部52を接着剤で所望の箇所に
固定するようなものであってもよい。
【0041】第3の変形例
【0042】図6は、本発明の第3の変形例における床
の間やテーブルの上に配置するのに好適な捕虫装置の一
例を示したものである。図1に示した捕虫装置21もた
とえば捕獲用外筒25をカラーで彩られたきれいな素材
を使用することでテーブルの上等の目立つ場所に配置し
てインテリアとして楽しむことも可能であるが、本発明
の第3の変形例では更にオプション品を追加すること
で、装飾品としての色彩を濃くしたものである。これ
は、たとえばデパートの食堂のテーブルや喫茶店の壁際
等に配置することで捕虫装置と知られることなくゴキブ
リ等の害虫を捕獲できるという長所がある。
の間やテーブルの上に配置するのに好適な捕虫装置の一
例を示したものである。図1に示した捕虫装置21もた
とえば捕獲用外筒25をカラーで彩られたきれいな素材
を使用することでテーブルの上等の目立つ場所に配置し
てインテリアとして楽しむことも可能であるが、本発明
の第3の変形例では更にオプション品を追加すること
で、装飾品としての色彩を濃くしたものである。これ
は、たとえばデパートの食堂のテーブルや喫茶店の壁際
等に配置することで捕虫装置と知られることなくゴキブ
リ等の害虫を捕獲できるという長所がある。
【0043】この変形例の捕虫装置61は、台座62の
上に人形63が配置された構成となっている。人形63
は、人形本体64と足65によって構成されている。人
形本体は、布等の通常の着物を使用してしてもよいが、
磁器あるいはプラスチック、あるいはプラスチックの上
にセラミック加工した素材に着色を施したものであって
もよい。できれば美術工芸品と思われるような風合いが
あることが好ましい。人形の足65の部分は台座62に
固定されており、人形本体64は上方に引き抜くことが
できる構造となっている。人形本体64の挿入される着
物の裾の部分は、ラッパ状に広がっており外部から足6
5を伝わってゴキブリ等の害虫が進入できるようになっ
ている。
上に人形63が配置された構成となっている。人形63
は、人形本体64と足65によって構成されている。人
形本体は、布等の通常の着物を使用してしてもよいが、
磁器あるいはプラスチック、あるいはプラスチックの上
にセラミック加工した素材に着色を施したものであって
もよい。できれば美術工芸品と思われるような風合いが
あることが好ましい。人形の足65の部分は台座62に
固定されており、人形本体64は上方に引き抜くことが
できる構造となっている。人形本体64の挿入される着
物の裾の部分は、ラッパ状に広がっており外部から足6
5を伝わってゴキブリ等の害虫が進入できるようになっ
ている。
【0044】図7はこの第3の変形例の捕虫装置の内部
構造を表わしたものである。足65はY字を逆にした形
の支柱部67の一部として構成されている。支柱部67
には実施例で説明した捕虫用交換部22と同様の捕虫用
交換部68が配置されており、この内部空間に害虫が進
入して捕獲されることになる。捕虫用交換部68は、人
形本体64の大きさに応じてそのサイズを定めることが
できる。人形本体64の内部には、捕虫用交換部68と
遊嵌する筒状の空洞が設けられており、捕虫用交換部6
8を適宜交換することができる。
構造を表わしたものである。足65はY字を逆にした形
の支柱部67の一部として構成されている。支柱部67
には実施例で説明した捕虫用交換部22と同様の捕虫用
交換部68が配置されており、この内部空間に害虫が進
入して捕獲されることになる。捕虫用交換部68は、人
形本体64の大きさに応じてそのサイズを定めることが
できる。人形本体64の内部には、捕虫用交換部68と
遊嵌する筒状の空洞が設けられており、捕虫用交換部6
8を適宜交換することができる。
【0045】なお、人形本体61を幾種類か用意してお
き支柱部67も適宜交換できるようにしておけば、定期
的に人形本体61を入れ替えることもできる。また、動
物をも含んだ人形の置物はかならずしもその足の部分を
露出している必要はない。
き支柱部67も適宜交換できるようにしておけば、定期
的に人形本体61を入れ替えることもできる。また、動
物をも含んだ人形の置物はかならずしもその足の部分を
露出している必要はない。
【0046】第4の変形例
【0047】図8は、本発明の第4の変形例として狸の
置物に本発明を適用した例を表わしたものである。狸の
置物71は台座部72の上に載っており、支柱部分を露
出させていない。
置物に本発明を適用した例を表わしたものである。狸の
置物71は台座部72の上に載っており、支柱部分を露
出させていない。
【0048】図9はこの狸の置物を背面から見たもので
ある。分かりやすくするために、置物の部分は輪郭線の
みで表わしている。台座部72にはその中央部分に支柱
部73が植設されている。また、狸の置物71の背面の
下部にはゴキブリ等の害虫が侵入できるように開口部7
5が設けられている。害虫は、この開口部75から進入
して支柱部73を登り、捕虫用交換部76の内部で捕獲
されることになる。この変形例では、支柱部73を台座
部72に取り付けたが、狸の置物71等の置物を床等に
直接置くような場合には、図1で示した台座部24を一
回り小さくしたような台座部を設けて、これを狸の置物
71の内部に配置するようにしてもよい。
ある。分かりやすくするために、置物の部分は輪郭線の
みで表わしている。台座部72にはその中央部分に支柱
部73が植設されている。また、狸の置物71の背面の
下部にはゴキブリ等の害虫が侵入できるように開口部7
5が設けられている。害虫は、この開口部75から進入
して支柱部73を登り、捕虫用交換部76の内部で捕獲
されることになる。この変形例では、支柱部73を台座
部72に取り付けたが、狸の置物71等の置物を床等に
直接置くような場合には、図1で示した台座部24を一
回り小さくしたような台座部を設けて、これを狸の置物
71の内部に配置するようにしてもよい。
【0049】なお、人形等のインテリア風の置物によっ
ては、それ自体が安定性が良い場合、必ずしも台座部を
必要とするものではない。このような置物では、そのス
カートの部分等の内部を空洞にしておき、この空洞部分
に捕虫用交換部を配置して、これを適宜交換するように
すればよい。このとき、捕虫用交換部は必ずしも支柱部
を備える必要はなく、単に空洞内部に配置するだけのも
のでもよい。
ては、それ自体が安定性が良い場合、必ずしも台座部を
必要とするものではない。このような置物では、そのス
カートの部分等の内部を空洞にしておき、この空洞部分
に捕虫用交換部を配置して、これを適宜交換するように
すればよい。このとき、捕虫用交換部は必ずしも支柱部
を備える必要はなく、単に空洞内部に配置するだけのも
のでもよい。
【0050】第5の変形例
【0051】図10は、本発明の第5の変形例としてこ
のような捕虫用交換部の外観の一例を表わしたものであ
る。捕虫用交換部81は、筒状部材82から構成されて
おり、底部側には下蓋83が取り付けられ、上部側には
一部開口した上蓋84が取り付けられている。筒状部材
82の内面には一様に粘着材85が塗布されている。下
蓋83には虫を捕虫用交換部81の内部に誘引するため
の餌86が取り付けられている。虫は、人形等のインテ
リア風の置物の内部に進入し、この内部空間に配置され
た捕虫用交換部81の上蓋84と筒状部材82の間に設
けられた開口部87から捕虫用交換部81の内部に侵入
し、粘着材85で捕獲される。装置によっては粘着材8
5を省略し、餌86に即効性の毒性を持たせたり、ある
いは餌を食べた虫が再び同一場所に近づくことを嫌うよ
うな成分を混入させることも有効である。
のような捕虫用交換部の外観の一例を表わしたものであ
る。捕虫用交換部81は、筒状部材82から構成されて
おり、底部側には下蓋83が取り付けられ、上部側には
一部開口した上蓋84が取り付けられている。筒状部材
82の内面には一様に粘着材85が塗布されている。下
蓋83には虫を捕虫用交換部81の内部に誘引するため
の餌86が取り付けられている。虫は、人形等のインテ
リア風の置物の内部に進入し、この内部空間に配置され
た捕虫用交換部81の上蓋84と筒状部材82の間に設
けられた開口部87から捕虫用交換部81の内部に侵入
し、粘着材85で捕獲される。装置によっては粘着材8
5を省略し、餌86に即効性の毒性を持たせたり、ある
いは餌を食べた虫が再び同一場所に近づくことを嫌うよ
うな成分を混入させることも有効である。
【0052】第6の変形例
【0053】図11は、本発明の第6の変形例における
捕虫装置の断面を表わしたものである。図11で図1と
同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を
適宜省略する。第6の変形例における捕虫装置91は、
台座部24の取付穴31に取り付けられた支柱部92を
備えている。支柱部92の先端は、円筒キャップ93の
先細の先端部93Aの内面に接着剤で固定された保持部
材94の孔94Aに貫通している。保持部材94にはド
ーナツ状に固形化された餌95が一体的に保持されてい
る。円筒キャップ93はその底部に、支柱部92の外径
よりも大きな開口部96が設けられている。
捕虫装置の断面を表わしたものである。図11で図1と
同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を
適宜省略する。第6の変形例における捕虫装置91は、
台座部24の取付穴31に取り付けられた支柱部92を
備えている。支柱部92の先端は、円筒キャップ93の
先細の先端部93Aの内面に接着剤で固定された保持部
材94の孔94Aに貫通している。保持部材94にはド
ーナツ状に固形化された餌95が一体的に保持されてい
る。円筒キャップ93はその底部に、支柱部92の外径
よりも大きな開口部96が設けられている。
【0054】図示しない虫は、支柱部92を這い上がり
ながらこの開口部96を通過して円筒キャップ93内に
進入するようになっている。円筒キャップ93の内面に
は粘着物質36が塗布されている。したがって、餌95
の臭いにおびき寄せられた虫は、粘着物質36によって
捕獲されることになる。
ながらこの開口部96を通過して円筒キャップ93内に
進入するようになっている。円筒キャップ93の内面に
は粘着物質36が塗布されている。したがって、餌95
の臭いにおびき寄せられた虫は、粘着物質36によって
捕獲されることになる。
【0055】図12は、図11に示した捕虫装置の組立
の様子を表わしたものである。円筒キャップ93は、同
一形状の2つの半円筒キャップ93A、93Aの一方に
餌95を保持した保持部材94を接着剤で固定した状態
で、他方を接着剤で接合することによって製造される。
の様子を表わしたものである。円筒キャップ93は、同
一形状の2つの半円筒キャップ93A、93Aの一方に
餌95を保持した保持部材94を接着剤で固定した状態
で、他方を接着剤で接合することによって製造される。
【0056】図11に示したように、餌95ならびに保
持部材94を内蔵した円筒キャップ93は交換部品であ
るが、台座部24とこれに固定された支柱部92は、繰
り返し使用することができる。しかも、取付穴102が
93の外側を持って交換ができるので、衛生的である。
また、ゴキブリ等の虫が捕獲されている状態は外部から
見えないので、捕虫装置91自体の美観を損ねることは
ない。なお、この変形例の捕虫装置91の場合にもその
更に外側に先の実施例で示した人形等のような置物を着
脱自在に配置することが可能である。
持部材94を内蔵した円筒キャップ93は交換部品であ
るが、台座部24とこれに固定された支柱部92は、繰
り返し使用することができる。しかも、取付穴102が
93の外側を持って交換ができるので、衛生的である。
また、ゴキブリ等の虫が捕獲されている状態は外部から
見えないので、捕虫装置91自体の美観を損ねることは
ない。なお、この変形例の捕虫装置91の場合にもその
更に外側に先の実施例で示した人形等のような置物を着
脱自在に配置することが可能である。
【0057】第7の変形例
【0058】図13は、本発明の第7の変形例における
捕虫装置の外観を表わしたものである。この第7の変形
例の捕虫装置100は、台座部101の上に複数箇所の
取付穴102を設けている。これらの取付穴102にコ
ップを裏返したような形状の円筒キャップ103がその
突起104を嵌入されて取り外し自在に固定されてい
る。円筒キャップ103の図で上側に位置する内面部分
には、餌106が配置されており、円筒キャップ103
のそれ以外の内面部分には粘着物質36が塗布されてい
る。また、円筒キャップ103の下側には、虫を内部に
入れるための開口部108が1つまたは複数設けられて
いる。
捕虫装置の外観を表わしたものである。この第7の変形
例の捕虫装置100は、台座部101の上に複数箇所の
取付穴102を設けている。これらの取付穴102にコ
ップを裏返したような形状の円筒キャップ103がその
突起104を嵌入されて取り外し自在に固定されてい
る。円筒キャップ103の図で上側に位置する内面部分
には、餌106が配置されており、円筒キャップ103
のそれ以外の内面部分には粘着物質36が塗布されてい
る。また、円筒キャップ103の下側には、虫を内部に
入れるための開口部108が1つまたは複数設けられて
いる。
【0059】すなわちこの第7の変形例における捕虫装
置100では、先の実施例および変形例のような支柱が
存在しておらず、また第6の実施例の場合と同様に筒状
部材は1つだけ使用されている。この第7の変形例で
も、捕虫装置100の更に外側に先の実施例で示した人
形等のような置物を着脱自在に配置することが可能であ
る。
置100では、先の実施例および変形例のような支柱が
存在しておらず、また第6の実施例の場合と同様に筒状
部材は1つだけ使用されている。この第7の変形例で
も、捕虫装置100の更に外側に先の実施例で示した人
形等のような置物を着脱自在に配置することが可能であ
る。
【0060】なお、以上説明した実施例では捕虫用交換
部を断面が台形となるような円筒状の部材として構成し
たが、図10に示したような円筒状の部材であってもよ
いし、三角柱、四角柱あるいは多角柱状の部材で構成さ
れていてもよい。もちろん、コストの面で問題がなけれ
ばひょうたん型等の外形を有するものであってもよい。
また、このような捕虫用交換部は、人形等のインテリア
風の置物の内部であればどのような位置に配置してもよ
いのであり、必ずしも床の部分に載置する必要はない。
すなわち、置物の内部の突出した部位や内部に配置され
た凹部等を利用して捕虫用交換部を着脱自在に取り付け
るようにしても良いことは当然である。更に、捕虫用交
換部は必ずしも筒状の部材で構成する必要はなく、立方
体あるいは直方体等の容器であってもよい。ただし、こ
れらの容器は内部に虫が進入できる穴等の開口部がある
ことが必要である。
部を断面が台形となるような円筒状の部材として構成し
たが、図10に示したような円筒状の部材であってもよ
いし、三角柱、四角柱あるいは多角柱状の部材で構成さ
れていてもよい。もちろん、コストの面で問題がなけれ
ばひょうたん型等の外形を有するものであってもよい。
また、このような捕虫用交換部は、人形等のインテリア
風の置物の内部であればどのような位置に配置してもよ
いのであり、必ずしも床の部分に載置する必要はない。
すなわち、置物の内部の突出した部位や内部に配置され
た凹部等を利用して捕虫用交換部を着脱自在に取り付け
るようにしても良いことは当然である。更に、捕虫用交
換部は必ずしも筒状の部材で構成する必要はなく、立方
体あるいは直方体等の容器であってもよい。ただし、こ
れらの容器は内部に虫が進入できる穴等の開口部がある
ことが必要である。
【0061】また、実施例では図2に示すように内側の
円筒34の周囲に羽根35を取り付けたが、図1に示し
たプラスチック製の捕獲用外筒25の内面にこのような
羽根を代わって取り付けてもよい。もちろん、羽根は双
方の筒の間に空間を確保するためのものであるので、そ
の形状は問わないのは当然である。したがって、羽根の
代わりに例えば棒状部材が2つの筒の間に配置されるよ
うなものであっても可能である。また、キャップ26に
内側の筒の一方の端部が固定されるようなものであれ
ば、これらの羽根等の“つっかい棒”的な部材自体が不
要となることも当然である。
円筒34の周囲に羽根35を取り付けたが、図1に示し
たプラスチック製の捕獲用外筒25の内面にこのような
羽根を代わって取り付けてもよい。もちろん、羽根は双
方の筒の間に空間を確保するためのものであるので、そ
の形状は問わないのは当然である。したがって、羽根の
代わりに例えば棒状部材が2つの筒の間に配置されるよ
うなものであっても可能である。また、キャップ26に
内側の筒の一方の端部が固定されるようなものであれ
ば、これらの羽根等の“つっかい棒”的な部材自体が不
要となることも当然である。
【0062】更に本実施例および変形例では粘着部材と
誘引部材を別に配置したが、これらを1つの面上に混在
させて配置したり、両者の部材を混入した部材を使用す
るようにしてもよい。なお、例えば粘着部材はプラスチ
ックや紙等の筒を構成する素材に直接塗布して形成する
ようなものであってもよいし、接着シートのようなもの
をこれらの素材上に貼り付けて形成するようなものであ
ってもよいことは特にいうまでもない。
誘引部材を別に配置したが、これらを1つの面上に混在
させて配置したり、両者の部材を混入した部材を使用す
るようにしてもよい。なお、例えば粘着部材はプラスチ
ックや紙等の筒を構成する素材に直接塗布して形成する
ようなものであってもよいし、接着シートのようなもの
をこれらの素材上に貼り付けて形成するようなものであ
ってもよいことは特にいうまでもない。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、捕獲用外筒と捕獲用内筒の間に虫が進入でき
る空間を配置し、この空間に誘引部材によって虫を誘引
して、これを粘着部材で捕獲するようにしている。捕獲
用内筒は、支柱と嵌合し支柱から必要に応じて取り外す
ことができる。したがって、捕獲用外筒によって、捕獲
されている虫の姿を見ることなく捕獲用外筒および捕獲
用内筒を交換することができる。また、支柱は台座によ
って保持されているので、捕獲用外筒の形状や表面の色
彩を考慮すると共に台座の形状等を工夫することで、た
とえば捕虫装置全体をインテリアとしての色彩の濃いも
のにすることが可能であり、テーブル等の人目に触れる
場所にもこれを積極的に配置して捕虫効果を高めること
ができる。
によれば、捕獲用外筒と捕獲用内筒の間に虫が進入でき
る空間を配置し、この空間に誘引部材によって虫を誘引
して、これを粘着部材で捕獲するようにしている。捕獲
用内筒は、支柱と嵌合し支柱から必要に応じて取り外す
ことができる。したがって、捕獲用外筒によって、捕獲
されている虫の姿を見ることなく捕獲用外筒および捕獲
用内筒を交換することができる。また、支柱は台座によ
って保持されているので、捕獲用外筒の形状や表面の色
彩を考慮すると共に台座の形状等を工夫することで、た
とえば捕虫装置全体をインテリアとしての色彩の濃いも
のにすることが可能であり、テーブル等の人目に触れる
場所にもこれを積極的に配置して捕虫効果を高めること
ができる。
【0064】また、請求項2記載の発明によれば、捕獲
用外筒と捕獲用内筒の間に虫が進入できる空間を配置
し、この空間に誘引部材によって虫を誘引して、これを
粘着部材で捕獲するようにしている。捕獲用内筒は、支
柱と嵌合し支柱から必要に応じて取り外すことができ
る。したがって、捕獲用外筒によって、捕獲されている
虫の姿を見ることなく捕獲用外筒および捕獲用内筒を交
換することができる。また、支柱は固定部材によって不
動部材に取り付けることができるので、台座が必要な
く、その分だけ配置のスペースを節約したり、床等の平
面的な場所以外の場所にも捕虫装置を取り付けることが
できるようになる。これにより、配置スペースを更に節
約したり、配置の制限を大幅に緩和することができ、捕
虫装置としての効果を高めることができる。
用外筒と捕獲用内筒の間に虫が進入できる空間を配置
し、この空間に誘引部材によって虫を誘引して、これを
粘着部材で捕獲するようにしている。捕獲用内筒は、支
柱と嵌合し支柱から必要に応じて取り外すことができ
る。したがって、捕獲用外筒によって、捕獲されている
虫の姿を見ることなく捕獲用外筒および捕獲用内筒を交
換することができる。また、支柱は固定部材によって不
動部材に取り付けることができるので、台座が必要な
く、その分だけ配置のスペースを節約したり、床等の平
面的な場所以外の場所にも捕虫装置を取り付けることが
できるようになる。これにより、配置スペースを更に節
約したり、配置の制限を大幅に緩和することができ、捕
虫装置としての効果を高めることができる。
【0065】更に請求項3記載の発明では、捕獲用外筒
の頭部にキャップを配置したので、水やオイル等が振り
かかるような場所でも捕虫装置を長期間安定して使用す
ることができるようになる。また、キャップを取り外す
ことで、虫の捕獲状況を観察したり、餌の交換を行うこ
とも可能になる。
の頭部にキャップを配置したので、水やオイル等が振り
かかるような場所でも捕虫装置を長期間安定して使用す
ることができるようになる。また、キャップを取り外す
ことで、虫の捕獲状況を観察したり、餌の交換を行うこ
とも可能になる。
【0066】また、請求項4記載の発明では、請求項1
または請求項2記載の捕虫装置で捕獲用外筒の更に外側
にインテリア用の装飾部材が捕獲用外筒に対して着脱自
在に配置されているので、手軽に気に入った装飾部材を
装着して捕虫装置をテーブル等の外部から目立つ位置に
配置することができる。更に、装飾部材は捕獲用外筒の
外側に位置するので、虫の捕獲とは直接関係せず、長く
使用することができる。また、インテリア用の装飾部材
は着脱自在となっているので、場所あるいは気分に応じ
て装飾部材を他の外観のものに自在に交換することがで
きる。すなわち、捕獲用外筒自体にインテリアとしての
色彩を持たせることは可能であるが、コストの面で問題
となったり、どの家やオフィスでも同じようなものが使
用されると、やがてその製品の外観を見ただけで捕虫装
置としてのイメージが出て、本来のインテリアとしての
色彩が薄れてしまうことがある。請求項4記載の発明で
は、捕獲用外筒に各種の装飾部材を選択して取り付ける
ことを可能にして、外観からでは捕虫装置であるとイメ
ージしにくいようにし、長期間かつ広範囲に捕虫装置を
使用することができる。
または請求項2記載の捕虫装置で捕獲用外筒の更に外側
にインテリア用の装飾部材が捕獲用外筒に対して着脱自
在に配置されているので、手軽に気に入った装飾部材を
装着して捕虫装置をテーブル等の外部から目立つ位置に
配置することができる。更に、装飾部材は捕獲用外筒の
外側に位置するので、虫の捕獲とは直接関係せず、長く
使用することができる。また、インテリア用の装飾部材
は着脱自在となっているので、場所あるいは気分に応じ
て装飾部材を他の外観のものに自在に交換することがで
きる。すなわち、捕獲用外筒自体にインテリアとしての
色彩を持たせることは可能であるが、コストの面で問題
となったり、どの家やオフィスでも同じようなものが使
用されると、やがてその製品の外観を見ただけで捕虫装
置としてのイメージが出て、本来のインテリアとしての
色彩が薄れてしまうことがある。請求項4記載の発明で
は、捕獲用外筒に各種の装飾部材を選択して取り付ける
ことを可能にして、外観からでは捕虫装置であるとイメ
ージしにくいようにし、長期間かつ広範囲に捕虫装置を
使用することができる。
【0067】更に請求項5記載の発明によれば、請求項
4記載の発明を一歩進めて、インテリア用の装飾部品の
内部を空洞にして、かつ目立たない箇所に虫の進入口と
しての開口部を配置して、空洞部に虫用容器を収容して
この虫用容器内に虫を捕獲あるいは排除するための虫除
去部材を配置したので、例えば本格的なインテリア用の
装飾部品を捕虫装置の構成部品とすることができ、捕虫
装置をインテリアあるいは美術工芸品として楽しむこと
ができる。したがって請求項4記載の発明によれば、高
級料亭やデパートの食堂のような場所にも捕虫装置を配
置することができ、特にインテリア用の装飾部品自体が
ある程度のサイズや重量を有するものであれば、捕虫装
置であると気づかれることはなくなる。また、虫用容器
および虫除去部材は交換可能であるので、ランニングコ
ストを非常に低く抑えることができる。しかも、インテ
リア用の装飾部品をある程度の周期で各場所で循環的に
使用させるようにすることで、更に長期的な使用を満足
して行うことができる。
4記載の発明を一歩進めて、インテリア用の装飾部品の
内部を空洞にして、かつ目立たない箇所に虫の進入口と
しての開口部を配置して、空洞部に虫用容器を収容して
この虫用容器内に虫を捕獲あるいは排除するための虫除
去部材を配置したので、例えば本格的なインテリア用の
装飾部品を捕虫装置の構成部品とすることができ、捕虫
装置をインテリアあるいは美術工芸品として楽しむこと
ができる。したがって請求項4記載の発明によれば、高
級料亭やデパートの食堂のような場所にも捕虫装置を配
置することができ、特にインテリア用の装飾部品自体が
ある程度のサイズや重量を有するものであれば、捕虫装
置であると気づかれることはなくなる。また、虫用容器
および虫除去部材は交換可能であるので、ランニングコ
ストを非常に低く抑えることができる。しかも、インテ
リア用の装飾部品をある程度の周期で各場所で循環的に
使用させるようにすることで、更に長期的な使用を満足
して行うことができる。
【0068】また請求項6記載の発明によれば、台座に
支柱を介して捕獲用筒を着脱自在に保持することにした
ので、捕獲用筒を交換することができ、経済的な捕虫装
置を実現することができる。
支柱を介して捕獲用筒を着脱自在に保持することにした
ので、捕獲用筒を交換することができ、経済的な捕虫装
置を実現することができる。
【0069】更に、請求項7記載の発明では、台座の上
に筒状の部材を着脱自在に保持させたので、簡単な構造
で美観を保持する捕虫装置を実現することができる。
に筒状の部材を着脱自在に保持させたので、簡単な構造
で美観を保持する捕虫装置を実現することができる。
【0070】また請求項8記載の発明によれば、捕獲用
筒の更に外側にインテリア用の装飾部材を着脱自在に装
着することができるようにしており、手軽に気に入った
装飾部材を装着して捕虫装置をテーブル等の外部から目
立つ位置に配置することができる。装飾部材は捕獲用筒
の外側に位置するので、虫の捕獲とは直接関係せず、長
く使用することができる。また、着脱自在となっている
ので、場所あるいは気分に応じて装飾部材を他の外観の
ものに交換することも可能である。捕獲用筒自体にイン
テリアとしての色彩を持たせることは可能であるが、コ
ストの面で問題となったり、どの家でも同じようなもの
が使用されると、やがてその製品の外観を見ただけで捕
虫装置としてのイメージが出て、本来のインテリアとし
ての色彩が薄れてしまうことがある。請求項7記載の発
明では、捕獲用筒に各種の装飾部材を選択して取り付け
ることを可能にして、外観からでは捕虫装置であるとイ
メージしにくいようにし、長期間かつ広範囲に捕虫装置
が使用されるように工夫している。また、インテリア用
の装飾部材を捕獲用筒の外側に配置することで、捕獲用
筒の上側を密閉構造としなくても、水分や汚れから捕獲
用筒を保護したり、内部に捕獲された虫を見えないよう
にすることができる。
筒の更に外側にインテリア用の装飾部材を着脱自在に装
着することができるようにしており、手軽に気に入った
装飾部材を装着して捕虫装置をテーブル等の外部から目
立つ位置に配置することができる。装飾部材は捕獲用筒
の外側に位置するので、虫の捕獲とは直接関係せず、長
く使用することができる。また、着脱自在となっている
ので、場所あるいは気分に応じて装飾部材を他の外観の
ものに交換することも可能である。捕獲用筒自体にイン
テリアとしての色彩を持たせることは可能であるが、コ
ストの面で問題となったり、どの家でも同じようなもの
が使用されると、やがてその製品の外観を見ただけで捕
虫装置としてのイメージが出て、本来のインテリアとし
ての色彩が薄れてしまうことがある。請求項7記載の発
明では、捕獲用筒に各種の装飾部材を選択して取り付け
ることを可能にして、外観からでは捕虫装置であるとイ
メージしにくいようにし、長期間かつ広範囲に捕虫装置
が使用されるように工夫している。また、インテリア用
の装飾部材を捕獲用筒の外側に配置することで、捕獲用
筒の上側を密閉構造としなくても、水分や汚れから捕獲
用筒を保護したり、内部に捕獲された虫を見えないよう
にすることができる。
【図1】本発明の一実施例における捕虫装置の外観を表
わした斜視図である。
わした斜視図である。
【図2】本実施例の捕虫用交換部の捕獲用外筒およびキ
ャップを取り外した状態における各部の組み立ての様子
を表わした組立説明図である。
ャップを取り外した状態における各部の組み立ての様子
を表わした組立説明図である。
【図3】本実施例の捕虫用交換部の断面構造を表わした
断面図である。
断面図である。
【図4】本発明の第1の変形例の捕虫装置を台所の三角
コーナに取り付けた状態を表わした斜視図である。
コーナに取り付けた状態を表わした斜視図である。
【図5】本発明の第2の変形例における捕虫装置を台所
の壁に配置した様子を表わした一部断面図である。
の壁に配置した様子を表わした一部断面図である。
【図6】本発明の第3の変形例における床の間やテーブ
ルの上に配置するのに好適な捕虫装置の一例を示した正
面図である。
ルの上に配置するのに好適な捕虫装置の一例を示した正
面図である。
【図7】本発明の第3の変形例の捕虫装置の内部構造を
表わした正面図である。
表わした正面図である。
【図8】本発明の第4の変形例として狸の置物に本発明
を適用した例を示した正面図である。
を適用した例を示した正面図である。
【図9】本発明の第4の変形例で狸の置物を背面から見
た背面図である。
た背面図である。
【図10】本発明の第5の変形例における捕虫用交換部
の外観を示した斜視図である。
の外観を示した斜視図である。
【図11】本発明の第6の変形例における捕虫装置の断
面図である。
面図である。
【図12】本発明の第6の変形例における捕虫装置の組
立途中の状態を示す斜視図である。
立途中の状態を示す斜視図である。
【図13】本発明の第7の変形例における捕虫装置の断
面図である。
面図である。
【図14】従来提案されたゴキブリ捕獲器の一例を表わ
した斜視図である。
した斜視図である。
【符号の説明】 21、43、51、61、91、100 捕虫装置 22、68、76、81 捕虫用交換部 23、44、52、67、73、92 支柱部 24、72、101 台座部 25 捕獲用外筒 26 キャップ 33 捕獲用内筒 34 円筒 35 羽根 36 粘着物質 37、86、95、105 餌 41 三角コーナ(不動部材) 42、54 穴 46 外筒 53 壁(不動部材) 55 嵌入部 62 台座 63 人形 64 人形本体 65 足(支柱部の一部) 71 狸の置物 75、87、96、108 開口部 82 筒状部材 93、103 円筒キャップ 94 T字状の保持部材
Claims (8)
- 【請求項1】 所定の長さの支柱と、 この支柱を保持するための台座と、 前記支柱の外表面と嵌合する筒状の部材からなる捕獲用
内筒と、 この捕獲用内筒よりも大径であってその外表面との間に
虫が移動できるだけの所定の空間を保持するようにして
装着されると共に、この装着状態で前記台座との間に台
座側から虫の進入を可能とするだけの間隔が設けられた
捕獲用外筒と、 前記捕獲用内筒の外表面および捕獲用外筒の内表面ある
いはこれらの一方の表面に配置された虫を捕獲するため
の粘着部材と、 前記捕獲用外筒と前記捕獲用内筒の間の空間に配置され
虫がこれらの筒の間の空間に進入するのを誘引するため
の誘引部材とを具備することを特徴とする捕虫装置。 - 【請求項2】 所定の長さの支柱と、 この支柱の基部側を対向する不動部材上に固定する固定
部材と、 前記支柱の外表面と嵌合する筒状の部材からなる捕獲用
内筒と、 この捕獲用内筒よりも大径であってその外表面との間に
虫が移動できるだけの所定の空間を保持するようにして
装着されると共に、この装着状態で前記不動部材との間
に不動部材側から虫の進入を可能とするだけの間隔が設
けられた捕獲用外筒と、 前記捕獲用内筒の外表面および捕獲用外筒の内表面ある
いはこれらの一方の表面に配置された虫を捕獲するため
の粘着部材と、 前記捕獲用外筒と前記捕獲用内筒の間の空間に配置され
虫がこれらの筒の間の空間に進入するのを誘引するため
の誘引部材とを具備することを特徴とする捕虫装置。 - 【請求項3】 前記捕獲用外筒の前記台座と反対側に位
置する頭部にはキャップが着脱自在に配置されておりそ
のキャップの内側に前記誘引部材が配置されていること
を特徴とする請求項1記載の捕虫装置。 - 【請求項4】 前記捕獲用外筒の更に外側にインテリア
用の装飾部材が捕獲用外筒に対して着脱自在に配置され
ていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
捕虫装置。 - 【請求項5】 所定の形状の虫用容器と、 この虫用容器の内表面に配置された虫を捕獲あるいは排
除するための虫除去部材と、 その内部に前記虫用容器を収容する空洞部が配置されて
いると共にその本体背部あるいは底部に虫が進入するた
めの開口部を配置したインテリア用の装飾部品とを具備
することを特徴とする捕虫装置。 - 【請求項6】 所定の長さの支柱と、 この支柱を保持するための台座と、 前記支柱によって着脱自在に保持された筒状の部材であ
って前記台座側に少なくとも虫の進入を可能とするだけ
の開口部が設けられた捕獲用筒と、 この捕獲用筒の内表面に配置された虫を捕獲するための
粘着部材とを具備することを特徴とする捕虫装置。 - 【請求項7】 台座と、 筒状の部材であって台座側に少なくとも虫の進入を可能
とするだけの開口部が設けられ、台座に着脱自在に保持
された捕獲用筒と、 この捕獲用筒の内表面に配置された虫を捕獲するための
粘着部材とを具備することを特徴とする捕虫装置。 - 【請求項8】 前記捕獲用筒の更に外側にインテリア用
の装飾部材が着脱自在に配置されていることを特徴とす
る請求項6または請求項7記載の捕虫装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11228691A JP2000139317A (ja) | 1998-09-01 | 1999-08-12 | 捕虫装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24643898 | 1998-09-01 | ||
JP10-246438 | 1998-09-01 | ||
JP11228691A JP2000139317A (ja) | 1998-09-01 | 1999-08-12 | 捕虫装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000139317A true JP2000139317A (ja) | 2000-05-23 |
Family
ID=26528410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11228691A Pending JP2000139317A (ja) | 1998-09-01 | 1999-08-12 | 捕虫装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000139317A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008062612A1 (fr) * | 2006-11-21 | 2008-05-29 | Earth Chemical Co., Ltd. | Dispositif piège pour insectes nuisibles |
US20130025184A1 (en) * | 2011-07-27 | 2013-01-31 | Bugjammer, Inc. | Resonating trap for catching insects |
-
1999
- 1999-08-12 JP JP11228691A patent/JP2000139317A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008062612A1 (fr) * | 2006-11-21 | 2008-05-29 | Earth Chemical Co., Ltd. | Dispositif piège pour insectes nuisibles |
US20130025184A1 (en) * | 2011-07-27 | 2013-01-31 | Bugjammer, Inc. | Resonating trap for catching insects |
US9155293B2 (en) * | 2011-07-27 | 2015-10-13 | Bugjammer, Inc. | Resonating trap for catching insects |
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