JP2000134202A - トラップ監視装置、ネットワーク管理システム、ネットワーク管理用プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
トラップ監視装置、ネットワーク管理システム、ネットワーク管理用プログラムを記録した記録媒体Info
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- JP2000134202A JP2000134202A JP30465398A JP30465398A JP2000134202A JP 2000134202 A JP2000134202 A JP 2000134202A JP 30465398 A JP30465398 A JP 30465398A JP 30465398 A JP30465398 A JP 30465398A JP 2000134202 A JP2000134202 A JP 2000134202A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】トラフィック増加の一因となっている不要なト
ラップ情報の送信を自動的に識別し、それ以降の該当す
るトラップ情報の送信を停止することにより、トラフィ
ックを低減することができるトラップ監視装置、ネット
ワーク管理システム、ネットワーク管理用プログラムを
記録した記録媒体を提供する。 【解決手段】本発明のトラップ監視装置Aは、パケット
を受信するパケット受信部12と、ネットワーク上に存
在している管理ノードMの情報を記憶する管理ノード記
憶部21と、パケット受信部12により受信されたパケ
ット情報に基づいて、管理ノード記憶部21に記憶され
ている管理ノードMへ送信されるトラップ情報であるか
否かを調べることにより、被管理ノードEから管理ノー
ドMではないノードへ送信される不要なトラップ情報を
識別するパケット識別部13と、そのパケット識別部1
3により発見された不要なトラップ情報の送信を停止す
るトラップ送信停止部14と、を有する。
ラップ情報の送信を自動的に識別し、それ以降の該当す
るトラップ情報の送信を停止することにより、トラフィ
ックを低減することができるトラップ監視装置、ネット
ワーク管理システム、ネットワーク管理用プログラムを
記録した記録媒体を提供する。 【解決手段】本発明のトラップ監視装置Aは、パケット
を受信するパケット受信部12と、ネットワーク上に存
在している管理ノードMの情報を記憶する管理ノード記
憶部21と、パケット受信部12により受信されたパケ
ット情報に基づいて、管理ノード記憶部21に記憶され
ている管理ノードMへ送信されるトラップ情報であるか
否かを調べることにより、被管理ノードEから管理ノー
ドMではないノードへ送信される不要なトラップ情報を
識別するパケット識別部13と、そのパケット識別部1
3により発見された不要なトラップ情報の送信を停止す
るトラップ送信停止部14と、を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は SNMP(Simple
Network Management Protocol)を用いたトラップ監視
装置、ネットワーク管理システム、ネットワーク管理用
プログラムを記録した記録媒体に関し、特に、不要なト
ラップ情報の送信を自動的に停止することができるトラ
ップ監視装置、ネットワーク管理システム、ネットワー
ク管理用プログラムを記録した記録媒体に関する。
Network Management Protocol)を用いたトラップ監視
装置、ネットワーク管理システム、ネットワーク管理用
プログラムを記録した記録媒体に関し、特に、不要なト
ラップ情報の送信を自動的に停止することができるトラ
ップ監視装置、ネットワーク管理システム、ネットワー
ク管理用プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、SNMPは、インターネットに
おける通信プロトコルであるTCP/IP(Transmissi
on Control Protocol/Internet Protocol)のネットワ
ーク管理用プロトコルである。また、被管理ノード(エ
ージェント)上に実装され、管理ノード(マネージャ)
からSNMPを利用してアクセスできる情報がMIB
(Management Information Base)情報であり、被管理
ノードが自発的に管理ノードに対して送信する情報がト
ラップ(TRAP)情報である。
おける通信プロトコルであるTCP/IP(Transmissi
on Control Protocol/Internet Protocol)のネットワ
ーク管理用プロトコルである。また、被管理ノード(エ
ージェント)上に実装され、管理ノード(マネージャ)
からSNMPを利用してアクセスできる情報がMIB
(Management Information Base)情報であり、被管理
ノードが自発的に管理ノードに対して送信する情報がト
ラップ(TRAP)情報である。
【0003】従来のネットワーク管理システムでは、管
理ノードは、自身が接続されているネットワーク上の被
管理ノードを自動検出する。そして、検出された被管理
ノードに対して、定期的にSNMPによるアクセスを行
って障害情報やトラフィック情報を得たり、被管理ノー
ドから送信されるトラップ情報を受信することによって
ネットワーク管理が実現される。
理ノードは、自身が接続されているネットワーク上の被
管理ノードを自動検出する。そして、検出された被管理
ノードに対して、定期的にSNMPによるアクセスを行
って障害情報やトラフィック情報を得たり、被管理ノー
ドから送信されるトラップ情報を受信することによって
ネットワーク管理が実現される。
【0004】管理ノードは、検出された被管理ノードの
トラップ情報の宛先に、SNMPを用いてこの管理ノー
ドのエントリを追加し、それ以降の被管理ノードからの
トラップ情報を受信している。
トラップ情報の宛先に、SNMPを用いてこの管理ノー
ドのエントリを追加し、それ以降の被管理ノードからの
トラップ情報を受信している。
【0005】なお、特開平7ー183932号公報に
は、エージェントと統合マネージャとの間に設置した各
サブマネージャが、フィルタリングするための条件を格
納したフィルタMIBと、トラップ情報受信時にフィル
タMIB中のフィルタ条件を参照してトラップ情報のフ
ィルタリングするフィルタ機能を有し、総合マネージャ
からの要求によりフィルタ条件を変更及び追加を行うこ
とができる階層型ネットワーク管理システムが開示され
ている。このシステムによれば、統合マネージャが受信
するトラップ情報の数を削減することができ、統合マネ
ージャの負担を軽減することができる、としている。
は、エージェントと統合マネージャとの間に設置した各
サブマネージャが、フィルタリングするための条件を格
納したフィルタMIBと、トラップ情報受信時にフィル
タMIB中のフィルタ条件を参照してトラップ情報のフ
ィルタリングするフィルタ機能を有し、総合マネージャ
からの要求によりフィルタ条件を変更及び追加を行うこ
とができる階層型ネットワーク管理システムが開示され
ている。このシステムによれば、統合マネージャが受信
するトラップ情報の数を削減することができ、統合マネ
ージャの負担を軽減することができる、としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のネット
ワーク管理システムでは、トラブル又は意図的に管理ノ
ード上のマネージャプログラムが停止又は削除されて管
理ノードとしての機能を失っても、それまで管理対象で
あったノードからのトラップ情報の送信は継続してしま
う。このように従来のネットワーク管理システムでは、
管理機能のないノードへのトラップ情報送信によるネッ
トワーク負荷の増加については考慮されていない。その
ため、不要なトラップ情報に伴うトラフィックが増加す
るという問題がある。
ワーク管理システムでは、トラブル又は意図的に管理ノ
ード上のマネージャプログラムが停止又は削除されて管
理ノードとしての機能を失っても、それまで管理対象で
あったノードからのトラップ情報の送信は継続してしま
う。このように従来のネットワーク管理システムでは、
管理機能のないノードへのトラップ情報送信によるネッ
トワーク負荷の増加については考慮されていない。その
ため、不要なトラップ情報に伴うトラフィックが増加す
るという問題がある。
【0007】なお、特開平7ー183932号公報に開
示されたシステムは、サブマネージャによるフィルタリ
ングにより多数のトラップ情報の中から必要なトラップ
情報を選択するのに対し、本願発明は、受け手のいなく
なってしまった無駄なトラップ情報の送信を自動的に排
除するものであり、両者は全く異なる発明である。
示されたシステムは、サブマネージャによるフィルタリ
ングにより多数のトラップ情報の中から必要なトラップ
情報を選択するのに対し、本願発明は、受け手のいなく
なってしまった無駄なトラップ情報の送信を自動的に排
除するものであり、両者は全く異なる発明である。
【0008】本発明の目的は、トラフィック増加の一因
となっている不要なトラップ情報の送信を自動的に識別
し、それ以降の該当するトラップ情報の送信を停止する
ことにより、トラフィックを低減することができるトラ
ップ監視装置、ネットワーク管理システム、ネットワー
ク管理用プログラムを記録した記録媒体を提供すること
にある。
となっている不要なトラップ情報の送信を自動的に識別
し、それ以降の該当するトラップ情報の送信を停止する
ことにより、トラフィックを低減することができるトラ
ップ監視装置、ネットワーク管理システム、ネットワー
ク管理用プログラムを記録した記録媒体を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のトラップ
監視装置は、パケットを受信するパケット受信手段と、
そのパケット受信手段により受信されたパケット情報に
基づいて、被管理ノードから管理ノードではないノード
へ送信される不要なトラップ情報を識別するパケット識
別手段と、そのパケット識別手段により発見された不要
なトラップ情報の送信を停止するトラップ送信停止手段
と、を有することを特徴とするものである。
監視装置は、パケットを受信するパケット受信手段と、
そのパケット受信手段により受信されたパケット情報に
基づいて、被管理ノードから管理ノードではないノード
へ送信される不要なトラップ情報を識別するパケット識
別手段と、そのパケット識別手段により発見された不要
なトラップ情報の送信を停止するトラップ送信停止手段
と、を有することを特徴とするものである。
【0010】本発明の第2のトラップ監視装置は、パケ
ットを受信するパケット受信手段と、ネットワーク上に
存在している管理ノードの情報を記憶する管理ノード記
憶手段と、パケット受信手段により受信されたパケット
情報に基づいて、管理ノード記憶手段に記憶されている
管理ノードへ送信されるトラップ情報であるか否かを調
べることにより、被管理ノードから管理ノードではない
ノードへ送信される不要なトラップ情報を識別するパケ
ット識別手段と、そのパケット識別手段により発見され
た不要なトラップ情報の送信を停止するトラップ送信停
止手段と、を有することを特徴とするものである。
ットを受信するパケット受信手段と、ネットワーク上に
存在している管理ノードの情報を記憶する管理ノード記
憶手段と、パケット受信手段により受信されたパケット
情報に基づいて、管理ノード記憶手段に記憶されている
管理ノードへ送信されるトラップ情報であるか否かを調
べることにより、被管理ノードから管理ノードではない
ノードへ送信される不要なトラップ情報を識別するパケ
ット識別手段と、そのパケット識別手段により発見され
た不要なトラップ情報の送信を停止するトラップ送信停
止手段と、を有することを特徴とするものである。
【0011】上記ネットワーク上に存在する管理ノード
の情報を取得して、その情報を管理ノード記憶手段に記
憶させる管理ノード情報取得手段をさらに有してもよ
い。
の情報を取得して、その情報を管理ノード記憶手段に記
憶させる管理ノード情報取得手段をさらに有してもよ
い。
【0012】上記パケット識別手段は、パケットの種
類、宛先のポート番号及び宛先のアドレスに基づいて不
要なトラップ情報を識別する。
類、宛先のポート番号及び宛先のアドレスに基づいて不
要なトラップ情報を識別する。
【0013】本発明のネットワーク管理システムは、管
理ノードと、その管理ノードによって管理される被管理
ノードと、その被管理ノードから管理ノードではないノ
ードへ送信される不要なトラップ情報を監視する上記の
トラップ監視装置と、を有することを特徴とするもので
ある。
理ノードと、その管理ノードによって管理される被管理
ノードと、その被管理ノードから管理ノードではないノ
ードへ送信される不要なトラップ情報を監視する上記の
トラップ監視装置と、を有することを特徴とするもので
ある。
【0014】本発明の記録媒体は、パケットを受信する
パケット受信処理と、そのパケット受信処理により受信
されたパケット情報に基づいて、被管理ノードから管理
ノードではないノードへ送信される不要なトラップ情報
を識別するパケット識別処理と、そのパケット識別処理
により発見された不要なトラップ情報の送信を停止する
トラップ送信停止処理と、をコンピュータに実行させる
ネットワーク管理用プログラムを記録したことを特徴と
するものである。
パケット受信処理と、そのパケット受信処理により受信
されたパケット情報に基づいて、被管理ノードから管理
ノードではないノードへ送信される不要なトラップ情報
を識別するパケット識別処理と、そのパケット識別処理
により発見された不要なトラップ情報の送信を停止する
トラップ送信停止処理と、をコンピュータに実行させる
ネットワーク管理用プログラムを記録したことを特徴と
するものである。
【0015】本発明によれば、ネットワーク上のパケッ
トを監視することにより、被管理ノードから管理ノード
ではないノードへのトラップ情報を識別し、不要なトラ
ップ情報の送信を自動的に停止することができる。
トを監視することにより、被管理ノードから管理ノード
ではないノードへのトラップ情報を識別し、不要なトラ
ップ情報の送信を自動的に停止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第
1の実施の形態の構成を示すブロック図である。
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第
1の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【0017】図1に示すように、本発明のトラップ監視
装置Aは、プログラム制御により動作するデータ処理部
1と、情報を記憶する記憶部2とを有する。記憶部2
は、管理ノード記憶部21を備えている。管理ノード記
憶部21は、ネットワーク上に存在している管理ノード
Mの名前またはIPアドレスの一覧リストを記憶してい
る。
装置Aは、プログラム制御により動作するデータ処理部
1と、情報を記憶する記憶部2とを有する。記憶部2
は、管理ノード記憶部21を備えている。管理ノード記
憶部21は、ネットワーク上に存在している管理ノード
Mの名前またはIPアドレスの一覧リストを記憶してい
る。
【0018】データ処理部1は、管理ノード情報取得部
11と、パケット受信部12と、パケット識別部13
と、トラップ送信停止部14とを備えている。
11と、パケット受信部12と、パケット識別部13
と、トラップ送信停止部14とを備えている。
【0019】管理ノード情報取得部11は、管理ノード
Mが所有しているデータベースから、同一ネットワーク
上に存在するすべての管理ノードMのIPアドレスを取
得し、管理ノード記憶部21に記憶させる。
Mが所有しているデータベースから、同一ネットワーク
上に存在するすべての管理ノードMのIPアドレスを取
得し、管理ノード記憶部21に記憶させる。
【0020】パケット受信部12は、ネットワークに流
れているパケットを受信する。
れているパケットを受信する。
【0021】パケット識別部13は、パケット受信部1
2により受信されたパケット情報に基づいて、管理ノー
ド記憶部21に記憶されている管理ノードMへ送信され
たトラップ情報であるか否かを調べる。宛先が一致しな
かった場合には、このパケットが不要なトラップ情報で
あると認識する。一方、もし一致した場合には、そのパ
ケットはそのまま宛先に送信され、パケット受信部12
は次のパケットを受信する。
2により受信されたパケット情報に基づいて、管理ノー
ド記憶部21に記憶されている管理ノードMへ送信され
たトラップ情報であるか否かを調べる。宛先が一致しな
かった場合には、このパケットが不要なトラップ情報で
あると認識する。一方、もし一致した場合には、そのパ
ケットはそのまま宛先に送信され、パケット受信部12
は次のパケットを受信する。
【0022】トラップ送信停止部14は、パケット識別
部13で見つかった不要トラップ情報の送信元である被
管理ノードEのトラップ情報送信先からこの宛先を削除
し、不要なトラップ情報の送信を停止する。
部13で見つかった不要トラップ情報の送信元である被
管理ノードEのトラップ情報送信先からこの宛先を削除
し、不要なトラップ情報の送信を停止する。
【0023】図2は、第1の実施の形態の動作を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【0024】まず、管理ノード情報取得部11は、管理
ノードM上に蓄えられ、ネットワーク上に存在するすべ
ての管理ノードMのIPアドレスを得て、管理ノード記
憶部21に記憶させる(ステップS1)。この情報は定
期的に再取得され、管理ノード記憶部21は一定の間隔
で更新される。
ノードM上に蓄えられ、ネットワーク上に存在するすべ
ての管理ノードMのIPアドレスを得て、管理ノード記
憶部21に記憶させる(ステップS1)。この情報は定
期的に再取得され、管理ノード記憶部21は一定の間隔
で更新される。
【0025】次いで、パケット受信部12は、ネットワ
ークを伝送しているパケットを受信する(ステップS
2)。
ークを伝送しているパケットを受信する(ステップS
2)。
【0026】次いで、パケット識別部13は、受信した
パケットの種類がUDP(User Datagram Protocol)で
あるかどうかを調べる(ステップS3)。パケットのプ
ロトコルがUDPであった場合は、宛先のポート番号が
162であるかどうかを調べる(ステップS4)。
パケットの種類がUDP(User Datagram Protocol)で
あるかどうかを調べる(ステップS3)。パケットのプ
ロトコルがUDPであった場合は、宛先のポート番号が
162であるかどうかを調べる(ステップS4)。
【0027】一方、ステップS3でパケットのプロトコ
ルがUDPではないときは、そのパケットはそのまま宛
先に送信され(ステップS7)、パケット受信部12に
より次のパケットを受信する(ステップS2)。
ルがUDPではないときは、そのパケットはそのまま宛
先に送信され(ステップS7)、パケット受信部12に
より次のパケットを受信する(ステップS2)。
【0028】ステップS4でパケットの宛先のポート番
号が162であった場合、パケットの宛先が管理ノード
記憶部21に記憶されているかどうか調べる(ステップ
S5)。
号が162であった場合、パケットの宛先が管理ノード
記憶部21に記憶されているかどうか調べる(ステップ
S5)。
【0029】一方、ポート番号が162ではなかったと
きには、そのパケットはそのまま宛先に送信され(ステ
ップS7)、パケット受信部12により次のパケットを
受信する(ステップS2)。
きには、そのパケットはそのまま宛先に送信され(ステ
ップS7)、パケット受信部12により次のパケットを
受信する(ステップS2)。
【0030】ステップS5で管理ノード記憶部21にパ
ケットの宛先IPアドレスが記憶されていないと判断さ
れた場合は、このパケットの送信元のトラップ情報送信
先一覧からこの宛先を削除し、不要なトラップ情報の送
信を停止し(ステップS6)、パケット受信部12によ
り次のパケットを受信する(ステップS2)。一方、管
理ノード記憶部21にパケットの宛先IPアドレスが記
憶されていたときには、そのパケットはそのまま宛先に
送信され(ステップS7)、パケット受信部12により
次のパケットを受信する(ステップS2)。
ケットの宛先IPアドレスが記憶されていないと判断さ
れた場合は、このパケットの送信元のトラップ情報送信
先一覧からこの宛先を削除し、不要なトラップ情報の送
信を停止し(ステップS6)、パケット受信部12によ
り次のパケットを受信する(ステップS2)。一方、管
理ノード記憶部21にパケットの宛先IPアドレスが記
憶されていたときには、そのパケットはそのまま宛先に
送信され(ステップS7)、パケット受信部12により
次のパケットを受信する(ステップS2)。
【0031】図3は、第1の実施の形態の動作の具体例
を説明するための説明図である。図3に示すように、パ
ケット受信部12により、発信元が10.123.4
5.103、宛先のIPアドレスが10.123.4
5.145、プロトコルがUDP、ポート番号が162
という受信パケットが受信されたものとする。
を説明するための説明図である。図3に示すように、パ
ケット受信部12により、発信元が10.123.4
5.103、宛先のIPアドレスが10.123.4
5.145、プロトコルがUDP、ポート番号が162
という受信パケットが受信されたものとする。
【0032】パケット識別部13はプロトコルの種別が
UDPであるか否かを調べる。受信されたパケットのプ
ロトコルはUDPであるから(図3(A)参照)、トラ
ップ情報である可能性がある(ステップS3)。
UDPであるか否かを調べる。受信されたパケットのプ
ロトコルはUDPであるから(図3(A)参照)、トラ
ップ情報である可能性がある(ステップS3)。
【0033】次いで、このパケットの宛先のポート番号
が162であるか否かを調べる。受信されたパケットの
宛先のポート番号は162であるから(図3(B)参
照)、このパケットはトラップ情報であると判断される
(ステップS4)。
が162であるか否かを調べる。受信されたパケットの
宛先のポート番号は162であるから(図3(B)参
照)、このパケットはトラップ情報であると判断される
(ステップS4)。
【0034】次いで、パケットの宛先IPアドレスが管
理ノードMのものであるか否かを調べる。受信パケット
の宛先IPアドレス10.123.45.145は管理
ノード記憶部21に記憶されていないことから(図3
(C)参照)、このトラップ情報は管理ノードMに宛て
たものではないと判断される(ステップ5)。
理ノードMのものであるか否かを調べる。受信パケット
の宛先IPアドレス10.123.45.145は管理
ノード記憶部21に記憶されていないことから(図3
(C)参照)、このトラップ情報は管理ノードMに宛て
たものではないと判断される(ステップ5)。
【0035】最後にこの受信パケットの発信元10.1
23.45.103に対して、それ以降の10.12
3.45.145へのトラップ情報送信を停止させる
((図3(D)参照)、ステップ6)。 本発明のトラ
ップ監視装置Aによれば、ネットワーク上のパケットを
監視することにより、被管理ノードEから管理ノードM
ではないノードへのトラップ情報を識別し、不要なトラ
ップ情報の送信を自動的に停止することができるので、
不要なトラップ情報が原因となるトラフィックの増加を
防止できる。
23.45.103に対して、それ以降の10.12
3.45.145へのトラップ情報送信を停止させる
((図3(D)参照)、ステップ6)。 本発明のトラ
ップ監視装置Aによれば、ネットワーク上のパケットを
監視することにより、被管理ノードEから管理ノードM
ではないノードへのトラップ情報を識別し、不要なトラ
ップ情報の送信を自動的に停止することができるので、
不要なトラップ情報が原因となるトラフィックの増加を
防止できる。
【0036】また、本発明のトラップ監視装置Aを被管
理ノードEと管理ノードMとの間に介在して設けたネッ
トワーク管理システムによれば、不要なトラップ情報が
原因となるトラフィックの増加を防止できるネットワー
ク管理システムを提供することができる。
理ノードEと管理ノードMとの間に介在して設けたネッ
トワーク管理システムによれば、不要なトラップ情報が
原因となるトラフィックの増加を防止できるネットワー
ク管理システムを提供することができる。
【0037】図4は、本発明の第2の実施の形態の構成
を示すブロック図である。図4に示すように、本発明の
第2の実施の形態は、上記説明されたネットワーク管理
処理をコンピュータに実行させるプログラム(ネットワ
ーク管理用プログラム)を記録した記録媒体3を有す
る。この記録媒体3は、磁気ディスク、CD−ROM、
半導体メモリその他の記録媒体であってもよい。
を示すブロック図である。図4に示すように、本発明の
第2の実施の形態は、上記説明されたネットワーク管理
処理をコンピュータに実行させるプログラム(ネットワ
ーク管理用プログラム)を記録した記録媒体3を有す
る。この記録媒体3は、磁気ディスク、CD−ROM、
半導体メモリその他の記録媒体であってもよい。
【0038】ネットワーク管理プログラムは記録媒体3
からデータ処理部1に読み込まれ、データ処理部1の動
作を制御する。データ処理部1はネットワーク管理用プ
ログラムの制御により、第1の実施の形態におけるデー
タ処理部1による処理と同一の処理を実行する。
からデータ処理部1に読み込まれ、データ処理部1の動
作を制御する。データ処理部1はネットワーク管理用プ
ログラムの制御により、第1の実施の形態におけるデー
タ処理部1による処理と同一の処理を実行する。
【0039】本発明は、上記実施の形態に限定されるこ
とはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範
囲内において、種々の変更が可能である。例えば、トラ
ップ送信停止部14は、不要なトラップ情報を発信した
発信元の被管理ノードEに対して、トラップ送信を停止
した旨の通知を行ってもよい。
とはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範
囲内において、種々の変更が可能である。例えば、トラ
ップ送信停止部14は、不要なトラップ情報を発信した
発信元の被管理ノードEに対して、トラップ送信を停止
した旨の通知を行ってもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明のトラップ監視装置によれば、ネ
ットワーク上のパケットを監視することにより、被管理
ノードから管理ノードではないノードへのトラップ情報
を識別し、不要なトラップ情報の送信を自動的に停止す
ることができるので、不要なトラップ情報が原因となる
トラフィックの増加を防止できる。
ットワーク上のパケットを監視することにより、被管理
ノードから管理ノードではないノードへのトラップ情報
を識別し、不要なトラップ情報の送信を自動的に停止す
ることができるので、不要なトラップ情報が原因となる
トラフィックの増加を防止できる。
【0041】また、本発明のトラップ監視装置を被管理
ノードと管理ノードとの間に介在して設けたネットワー
ク管理システムによれば、不要なトラップ情報が原因と
なるトラフィックの増加を防止できるネットワーク管理
システムを提供することができる。
ノードと管理ノードとの間に介在して設けたネットワー
ク管理システムによれば、不要なトラップ情報が原因と
なるトラフィックの増加を防止できるネットワーク管理
システムを提供することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】第1の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
である。
【図3】第1の実施の形態の動作の具体例を説明するた
めの説明図である。
めの説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
1:データ処理部 2:記憶部 3:記録媒体 11:管理ノード情報取得部 12:パケット受信部 13:パケット識別部 14:トラップ送信停止部 21:管理ノード記憶部 A:トラップ監視装置 E:被管理ノード M:管理ノード
Claims (6)
- 【請求項1】パケットを受信するパケット受信手段と、 そのパケット受信手段により受信されたパケット情報に
基づいて、被管理ノードから管理ノードではないノード
へ送信される不要なトラップ情報を識別するパケット識
別手段と、 そのパケット識別手段により発見された不要なトラップ
情報の送信を停止するトラップ送信停止手段と、 を有することを特徴とするトラップ監視装置。 - 【請求項2】パケットを受信するパケット受信手段と、 ネットワーク上に存在している管理ノードの情報を記憶
する管理ノード記憶手段と、 前記パケット受信手段により受信されたパケット情報に
基づいて、前記管理ノード記憶手段に記憶されている管
理ノードへ送信されるトラップ情報であるか否かを調べ
ることにより、被管理ノードから管理ノードではないノ
ードへ送信される不要なトラップ情報を識別するパケッ
ト識別手段と、 そのパケット識別手段により発見された不要なトラップ
情報の送信を停止するトラップ送信停止手段と、 を有することを特徴とするトラップ監視装置。 - 【請求項3】ネットワーク上に存在する管理ノードの情
報を取得して、その情報を前記管理ノード記憶手段に記
憶させる管理ノード情報取得手段をさらに有することを
特徴とする請求項2に記載のトラップ監視装置。 - 【請求項4】前記パケット識別手段は、パケットの種
類、宛先のポート番号及び宛先のアドレスに基づいて不
要なトラップ情報を識別することを特徴とする請求項1
乃至3のいずれか1つの項に記載のトラップ監視装置。 - 【請求項5】管理ノードと、その管理ノードによって管
理される被管理ノードと、その被管理ノードから前記管
理ノードではないノードへ送信される不要なトラップ情
報を監視する請求項1乃至4のいずれか1つの項に記載
のトラップ監視装置と、を有することを特徴とするネッ
トワーク管理システム。 - 【請求項6】パケットを受信するパケット受信処理と、 そのパケット受信処理により受信されたパケット情報に
基づいて、被管理ノードから管理ノードではないノード
へ送信される不要なトラップ情報を識別するパケット識
別処理と、 そのパケット識別処理により発見された不要なトラップ
情報の送信を停止するトラップ送信停止処理と、 をコンピュータに実行させるネットワーク管理用プログ
ラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30465398A JP3351358B2 (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | トラップ監視装置、ネットワーク管理システム、ネットワーク管理用プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30465398A JP3351358B2 (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | トラップ監視装置、ネットワーク管理システム、ネットワーク管理用プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000134202A true JP2000134202A (ja) | 2000-05-12 |
JP3351358B2 JP3351358B2 (ja) | 2002-11-25 |
Family
ID=17935625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30465398A Expired - Fee Related JP3351358B2 (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | トラップ監視装置、ネットワーク管理システム、ネットワーク管理用プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3351358B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04364625A (ja) * | 1991-06-11 | 1992-12-17 | Mitsubishi Electric Corp | ゲートウェイ装置 |
JPH06252986A (ja) * | 1993-02-22 | 1994-09-09 | Mitsubishi Electric Corp | 階層型ネットワーク管理装置 |
JPH09247144A (ja) * | 1996-03-01 | 1997-09-19 | Mitsubishi Electric Corp | 階層型ネットワーク管理方式 |
JPH11313064A (ja) * | 1998-04-30 | 1999-11-09 | Nec Corp | ネットワーク管理装置 |
-
1998
- 1998-10-27 JP JP30465398A patent/JP3351358B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04364625A (ja) * | 1991-06-11 | 1992-12-17 | Mitsubishi Electric Corp | ゲートウェイ装置 |
JPH06252986A (ja) * | 1993-02-22 | 1994-09-09 | Mitsubishi Electric Corp | 階層型ネットワーク管理装置 |
JPH09247144A (ja) * | 1996-03-01 | 1997-09-19 | Mitsubishi Electric Corp | 階層型ネットワーク管理方式 |
JPH11313064A (ja) * | 1998-04-30 | 1999-11-09 | Nec Corp | ネットワーク管理装置 |
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Publication number | Publication date |
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JP3351358B2 (ja) | 2002-11-25 |
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