JP2000125044A - 通話録音システム - Google Patents

通話録音システム

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JP2000125044A
JP2000125044A JP29195498A JP29195498A JP2000125044A JP 2000125044 A JP2000125044 A JP 2000125044A JP 29195498 A JP29195498 A JP 29195498A JP 29195498 A JP29195498 A JP 29195498A JP 2000125044 A JP2000125044 A JP 2000125044A
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JP29195498A
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English (en)
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Tatsuo Yagi
達雄 八木
Takuya Hiramatsu
卓也 平松
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 録音するか否かに関係なく、通話音声を全て
フラッシュメモリに記憶させるようにしたので、フラッ
シュメモリの寿命が短い。 【解決手段】 電話機13の通話音声を音声データに変
換する音声符号化部16と、この音声データを所定時間
単位づつ順次記憶するFIFO型バッファメモリ17
と、このFIFO型バッファメモリ17に記憶中の音声
データ量が許容容量を超えているか否かを判定し、この
記憶中の音声データ量が許容容量を超えていると判定さ
れると、この許容容量を超えた分の音声データを古いも
のから所定時間単位づつフラッシュメモリ18に記憶さ
せる通話録音データ管理部19と、前記電話機13から
の特定コマンドを検出すると、このFIFO型バッファ
メモリ17に記憶中の音声データを所定時間単位づつフ
ラッシュメモリ18に記憶させるように通話録音データ
管理部19を制御するCPU20とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラッシュメモリ
等の不揮発性半導体素子を用いた通話録音システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなフラッシュメモリを用
いた通話録音システムとしては、電話機のユーザーが通
話開始から通話終了までの間に、通話内容(通話音声)を
録音するか否かを決定することができるシステムであ
る。
【0003】このようなシステムにおいては、通話音声
を録音するか否かに関係なく、このフラッシュメモリに
対して通話開始から通話音声を音声データとして記憶す
る必要がある。
【0004】では、このような従来の通話録音システム
について説明する。図6は従来の通話録音システム内部
の概略構成を示すブロック図である。
【0005】図6に示す従来の通話録音システム100
としては、公衆局線等の電話回線101と通信接続する
電話回線インターフェース102と、電話機103と通
信接続する電話機インタフェース104と、前記電話機
103の通話内容である通話音声を記憶させるための通
話録音インタフェース105と、この通話録音インター
フェース105から得られる通話音声を音声データに変
換する音声符号化部106と、この音声符号化部106
にて符号化された音声データを順次記憶するフラッシュ
メモリ107と、このフラッシュメモリ107に記憶中
の音声データから録音対象の音声データのみをフラッシ
ュメモリ107に残すようにフラッシュメモリ107を
メモリ制御する通話録音データ管理部108と、この通
話録音システム100全体を制御する通話録音中央制御
処理装置(以下、単にCPUと称する)109と、これら
通話録音システム100内部の機器を個々に接続するバ
スライン110とを有している。
【0006】前記電話機103においては、通話開始か
ら通話完了までの間に特定操作が行われると、この通話
音声を録音対象の通話音声として録音するように指令す
る特定コマンドを出力するものである。
【0007】このCPU109は、この通話録音システ
ム100内の電話機103が通話状態となると、この電
話機103の通話音声に関わる音声データをフラッシュ
メモリ107に順次記憶するように通話録音データ管理
部108を制御するものである。
【0008】また、CPU109は、前記フラッシュメ
モリ107に記憶中の音声データの内、前記電話機10
3からの特定コマンドを検出すると、録音対象の通話音
声に関わる音声データを抽出し、この録音対象の音声デ
ータのみをフラッシュメモリ107に残すように通話録
音データ管理部108を制御するものである。
【0009】では、ここで従来の通話録音システム10
0の動作について説明する。
【0010】図6に示す通話録音システム100の通話
録音インタフェース105は、電話機103による通話
を開始すると、この電話機103による通話状態をCP
U109に通知する。
【0011】このCPU109は、電話機103による
通話状態を認識すると、この電話機103の通話音声を
音声データに変換するように音声符号化部106を制御
し、さらに、この音声符号化部106にて変換された音
声データをフラッシュメモリ107に順次記憶するよう
に通話録音データ管理部108を制御する。
【0012】さらに、CPU109は、この電話機10
3による通話状態中に、電話機103からの特定コマン
ドを検出すると、この通話中の通話音声を録音対象の通
話音声と判断して、この通話音声に関わる音声データの
みをフラッシュメモリ107に残すように通話録音デー
タ管理部108を制御する。
【0013】このように上記従来の通話録音システム1
00によれば、録音対象の通話音声であるか否かに関係
なく、全ての通話音声に関わる音声データをフラッシュ
メモリ107に順次記憶しておき、これら記憶中の音声
データの内、電話機103からの特定コマンドを検出す
ると、録音対象の通話音声に関わる音声データのみをフ
ラッシュメモリ107内に残すように通話録音データ管
理部108を制御するようにしたので、フラッシュメモ
リ107内に録音対象の音声データを記憶することがで
きる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の通話録音システム100によれば、通話音声が発生
する度に、その都度、録音対象の通話音声であるか否か
に関係なく、不要な音声データをも含む全ての通話音声
に関わる音声データをフラッシュメモリ107に順次記
憶するようにしたので、このフラッシュメモリ107の
データ書込み回数が増えて書込みセルが消耗してしま
い、その結果、フラッシュメモリ107の寿命が著しく
短くなってしまうといった問題点があった。
【0015】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、フラッシュメモリの
寿命を長くすることができる通話録音システムを提供す
ることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の通話録音システムは、電話機の通話音声を音
声データに変換するデータ変換手段と、この音声データ
を所定単位づつ順次記憶する一時記憶手段と、この一時
記憶手段に記憶中の音声データ量が許容容量を超えてい
るか否かを判定するデータ量判定手段と、このデータ量
判定手段にて一時記憶手段に記憶中の音声データ量が許
容容量を超えていると判定されると、この許容容量を超
えた分の音声データを古いものから所定単位づつ抽出
し、この抽出した音声データを記憶手段に順次記憶させ
る記憶制御手段と、前記電話機からの特定指令を検出す
ると、この一時記憶手段に記憶中の音声データを所定単
位づつ記憶手段に記憶させるように記憶制御手段を制御
する制御手段とを有するものである。
【0017】従って、本発明における通話録音システム
によれば、通話音声に関わる音声データを一時記憶手段
に一時的に記憶することで、一時記憶手段に記憶した許
容容量分の音声データを確実に確保できることは、勿論
のこと、例えば録音対象でない通話音声の場合には、こ
の不要な音声データを一時記憶手段に一時記憶すること
で、この一時記憶手段に記憶された許容容量分の不要な
音声データだけ記憶手段への書込量が減り、さらには記
憶手段に対する書込み回数が大幅に低減され、その結
果、記憶手段であるフラッシュメモリの寿命を長くする
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明における請求項1記載の通
話録音システムは、電話機の通話音声を音声データに変
換するデータ変換手段と、この音声データを所定単位づ
つ順次記憶する一時記憶手段と、この一時記憶手段に記
憶中の音声データ量が許容容量を超えているか否かを判
定するデータ量判定手段と、このデータ量判定手段にて
一時記憶手段に記憶中の音声データ量が許容容量を超え
ていると判定されると、この許容容量を超えた分の音声
データを古いものから所定単位づつ抽出し、この抽出し
た音声データを記憶手段に順次記憶させる記憶制御手段
と、前記電話機からの特定指令を検出すると、この一時
記憶手段に記憶中の音声データを所定単位づつ記憶手段
に記憶させるように記憶制御手段を制御する制御手段と
を有することを特徴とする。
【0019】前記データ変換手段とは、電話機の通話音
声を音声データに変換する、例えば音声符号化部に相当
するものである。
【0020】前記一時記憶手段とは、この音声データを
所定単位づつ順次記憶する、例えばFIFO型バッファ
メモリに相当するものである。尚、前記所定単位とは、
例えば所定データ量を時間単位に換算したものである。
【0021】前記データ量判定手段とは、この一時記憶
手段に記憶中の音声データ量が許容容量を超えているか
否かを判定する、例えば通話録音データ管理部に相当す
るものである。
【0022】前記記憶手段は、録音対象の音声データを
記憶する、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性半導体
素子に相当するものである。
【0023】前記記憶制御手段は、前記データ量判定手
段にて一時記憶手段に記憶中の音声データ量が許容容量
を超えていると判定されると、この許容容量を超えた分
の音声データを古いものから所定単位づつ抽出し、この
抽出した音声データを記憶手段に順次記憶させる、例え
ば通話録音データ管理部に相当するものである。
【0024】前記制御手段は、前記電話機からの特定指
令を検出すると、この一時記憶手段に記憶中の音声デー
タを所定単位づつ記憶手段に記憶させるように記憶制御
手段を制御する、例えばCPUに相当するものである。
【0025】前記電話機からの特定指令とは、現在通話
中の通話音声に関わる音声データを録音するための特定
コマンドであり、例えば電話機のユーザーによる通話中
の特定操作によって起動するものである。
【0026】従って、本発明における請求項1記載の通
話録音システムによれば、通話音声に関わる音声データ
を一時的に記憶し、この一時記憶手段に記憶中の音声デ
ータ量が許容容量を超えていると判定されると、この許
容容量を超えた分の音声データを古いものから所定単位
づつ抽出し、この抽出した音声データを記憶手段に順次
記憶させると共に、前記電話機からの特定指令を検出す
ると、この一時記憶手段に記憶中の音声データを所定単
位づつ記憶手段に記憶させるようにしたので、通話音声
に関わる音声データを一時記憶手段に一時的に記憶する
ことで、一時記憶手段に記憶した許容容量分の音声デー
タを確実に確保できることは、勿論のこと、例えば録音
対象でない通話音声の場合には、この不要な音声データ
を一時記憶手段に一時記憶することで、この一時記憶手
段に記憶された許容容量分の不要な音声データだけ記憶
手段への書込量が減り、さらには、記憶手段に対する書
込み回数が大幅に低減され、その結果、記憶手段である
フラッシュメモリの寿命を長くすることができる。
【0027】また、本発明における請求項2記載の通話
録音システムは、複数の電話機の通話音声を音声データ
に変換するデータ変換手段と、各電話機の音声データ
を、この電話機と接続する回線に対応づけて、所定単位
づつ順次記憶する一時記憶手段と、この一時記憶手段に
記憶中の各回線毎の音声データ量が許容容量を超えてい
るか否かを判定するデータ量判定手段と、このデータ量
判定手段にて一時記憶手段に記憶中の各回線毎の音声デ
ータ量が許容容量を超えていると判定されると、この許
容容量を超えた分の音声データを古いものから所定単位
づつ抽出し、この抽出した音声データを記憶手段に順次
記憶させる記憶制御手段と、前記電話機からの特定指令
を検出すると、この一時記憶手段に記憶中の回線毎の音
声データを、各回線毎に所定単位づつ記憶手段に記憶さ
せるように記憶制御手段を制御する制御手段とを有する
ことを特徴とする。尚、本発明における請求項1記載の
通話録音システムと重複する構成の説明については省略
する。
【0028】本発明における請求項2記載の通話録音シ
ステムが請求項1と異なるところは、複数の通話音声
を、各回線の音声データ毎にフラッシュメモリに記憶可
能にした点にある。
【0029】前記一時記憶手段は、各電話機と接続する
各回線に対応づけて、各回線の通話音声に関わる音声デ
ータを所定単位づつ順次に記憶する、例えばFIFO型
バッファメモリに相当するものである。
【0030】尚、この一時記憶手段においては、各回線
分のメモリ領域を予め確保しているわけではなく、例え
ば通話音声が発生した場合には、この通話中の回線に対
応するメモリ領域を確保し、通話音声が発生していない
場合には、この未通話中の回線にメモリ領域を割当てな
いようにし、この一時記憶手段内のメモリ領域の有効利
用を図れるようにしても良い。
【0031】また、前記記憶手段は、音声データを古い
ものから回線毎に所定単位づつ順次記憶させる、例えば
フラッシュメモリに相当するものである。
【0032】尚、この記憶手段においても、前記一時記
憶手段と同様に、各回線分のメモリ領域を予め確保して
いるわけではなく、通話中の回線にのみメモリ領域が確
保され、未通話中の回線にメモリ領域を割当てないよう
にし、この記憶手段内のメモリ領域の有効利用を図れる
ようにしても良い。
【0033】従って、本発明における請求項2記載の通
話録音システムによれば、通話音声に関わる音声データ
を一時的に記憶し、この一時記憶手段に記憶中の音声デ
ータ量が許容容量を超えていると判定されると、この許
容容量を超えた分の音声データを古いものから所定単位
づつ抽出し、この抽出した音声データを記憶手段に記憶
させると共に、前記電話機からの特定指令を検出する
と、この一時記憶手段に記憶中の音声データを回線毎に
所定単位づつ記憶手段に記憶させるようにしたので、各
回線毎の通話音声に関わる音声データを一時記憶手段に
一時的に記憶することで、複数の回線の通話録音に対応
しながら、一時記憶手段に記憶した許容容量分の音声デ
ータを確実に確保できることは、勿論のこと、例えば録
音対象でない通話音声の場合には、この不要な音声デー
タを一時記憶手段に一時記憶することで、この一時記憶
手段に記憶された許容容量分の不要な音声データだけ記
憶手段への書込量が減り、さらには記憶手段に対する書
込み回数が大幅に低減され、その結果、記憶手段である
フラッシュメモリの寿命を長くすることができる。
【0034】また、本発明における請求項3記載の通話
録音システムは、電話機の通話音声を音声データに変換
するデータ変換手段と、この音声データを所定単位づつ
順次記憶する一時記憶手段と、この一時記憶手段に記憶
中の音声データ量が許容容量を超えているか否かを判定
するデータ量判定手段と、このデータ量判定手段にて一
時記憶手段に記憶中の音声データ量が許容容量を超えて
いると判定されると、この許容容量を超えた分の音声デ
ータを古いものから所定単位づつ消去する記憶制御手段
と、前記電話機からの特定指令を検出すると、この一時
記憶手段に記憶中の音声データを所定単位づつ記憶手段
に記憶させるように記憶制御手段を制御する制御手段と
を有することを特徴とする。尚、本発明における請求項
1記載の通話録音システムと重複する構成の説明につい
ては省略する。
【0035】前記記憶制御手段は、このデータ量判定手
段にて一時記憶手段に記憶中の音声データ量が許容容量
を超えていると判定されると、この許容容量を超えた分
の音声データを古いものから所定単位づつ消去する、例
えば通話録音データ管理部に相当するものである。
【0036】従って、本発明における請求項3記載の通
話録音システムによれば、通話音声に関わる音声データ
を一時的に記憶し、この一時記憶手段に記憶中の音声デ
ータ量が許容容量を超えていると判定されると、この許
容容量を超えた分の音声データを古いものから所定単位
づつ一時記憶手段から消去すると共に、前記電話機から
の特定指令を検出すると、この一時記憶手段に記憶中の
音声データを所定単位づつ記憶手段に記憶させるように
したので、一時記憶手段の許容容量を超えた分の不要な
音声データにおける記憶手段への書込み動作を確実に防
止し、その結果、記憶手段であるフラッシュメモリの寿
命を長くすることができる。
【0037】また、本発明における請求項4記載の通話
録音システムは、複数の電話機の通話音声を音声データ
に変換するデータ変換手段と、各電話機の音声データ
を、この電話機と接続する回線に対応づけて、所定単位
づつ順次記憶する一時記憶手段と、この一時記憶手段に
記憶中の各回線毎の音声データ量が許容容量を超えてい
るか否かを判定するデータ量判定手段と、このデータ量
判定手段にて一時記憶手段に記憶中の各回線毎の音声デ
ータ量が許容容量を超えていると判定されると、この許
容容量を超えた分の音声データを古いものから、所定単
位づつ消去する記憶制御手段と、前記電話機からの特定
指令を検出すると、この一時記憶手段に記憶中の回線毎
の音声データを、各回線毎に、所定単位づつ記憶手段に
記憶させるように記憶制御手段を制御する制御手段とを
有することを特徴とする。尚、本発明における請求項2
記載の通話録音システムと重複する構成の説明について
は省略する。
【0038】前記記憶制御手段は、このデータ量判定手
段にて一時記憶手段に記憶中の各回線毎の音声データ量
が許容容量を超えていると判定されると、この許容容量
を超えた分の音声データを古いものから所定単位づつ消
去する、例えば通話録音データ管理部に相当するもので
ある。
【0039】従って、本発明における請求項4記載の通
話録音システムによれば、通話音声に関わる音声データ
を回線毎に一時的に記憶し、この一時記憶手段に記憶中
の音声データ量が許容容量を超えていると判定される
と、この許容容量を超えた分の音声データを古いものか
ら、所定単位づつ一時記憶手段から消去すると共に、前
記電話機からの特定操作を検出すると、この一時記憶手
段に記憶中の音声データを各回線毎に所定単位づつ記憶
手段に記憶させるようにしたので、複数の回線の通話録
音に対応しながら、一時記憶手段の許容容量を超えた分
の不要な音声データにおける記憶手段への書込み動作を
確実に防止し、その結果、記憶手段であるフラッシュメ
モリの寿命を長くすることができる。
【0040】また、本発明における請求項5記載の通話
録音システムは、電話機の通話音声を音声データに変換
するデータ変換手段と、この音声データを所定単位づつ
順次記憶する一時記憶手段と、この一時記憶手段に記憶
中の音声データ量が許容容量を超えているか否かを判定
するデータ量判定手段と、このデータ量判定手段にて一
時記憶手段に記憶中の音声データ量が許容容量を超えて
いると判定されると、現在記憶中の音声データを全て消
去する記憶制御手段と、前記電話機からの特定指令を検
出すると、この一時記憶手段に記憶中の音声データを所
定単位づつ記憶手段に記憶させるように記憶制御手段を
制御する制御手段とを有することを特徴とする。尚、本
発明における請求項3記載の通話録音システムと重複す
る構成の説明については省略する。
【0041】前記記憶制御手段は、前記データ量判定手
段にて一時記憶手段に記憶中の音声データ量が許容容量
を超えていると判定されると、現在記憶中の音声データ
を全て消去する、例えば通話録音データ管理部に相当す
るものである。
【0042】従って、本発明における請求項5記載の通
話録音システムによれば、一時記憶手段に記憶中の音声
データ量が許容容量を超えていると判定されると、現在
記憶中の音声データを全て消去すると共に、電話機から
の特定指令を検出すると、この一時記憶手段に記憶中の
音声データを所定単位づつ記憶手段に記憶させるように
したので、一時記憶手段の許容容量を超えた分の不要な
音声データにおける記憶手段への書込み動作を確実に防
止し、その結果、記憶手段であるフラッシュメモリの寿
命を長くすることができる。
【0043】また、本発明における請求項6記載の通話
録音システムは、複数の電話機の通話音声を音声データ
に変換するデータ変換手段と、各電話機の音声データ
を、この電話機と接続する回線に対応づけて、所定単位
づつ順次記憶する一時記憶手段と、この一時記憶手段に
記憶中の各回線毎の音声データ量が許容容量を超えてい
るか否かを判定するデータ量判定手段と、このデータ量
判定手段にて一時記憶手段に記憶中の各回線毎の音声デ
ータ量が許容容量を超えていると判定されると、この回
線に対応する記憶中の音声データを全て消去する記憶制
御手段と、前記電話機からの特定指令を検出すると、こ
の一時記憶手段に記憶中の回線毎の音声データを、各回
線毎に所定単位づつ記憶手段に記憶させるように記憶制
御手段を制御する制御手段とを有することを特徴とす
る。尚、本発明における請求項4記載の通話録音システ
ムと重複する構成の説明については省略する。
【0044】前記記憶制御手段は、前記データ量判定手
段にて一時記憶手段に記憶中の各回線毎の音声データ量
が許容容量を超えていると判定されると、この回線に対
応する記憶中の音声データを全て消去する、例えば通話
録音データ管理部に相当するものである。
【0045】従って、本発明における請求項6記載の通
話録音システムによれば、一時記憶手段に記憶中の各回
線毎の音声データ量が許容容量を超えていると判定され
ると、この回線に対応する記憶中の音声データを全て消
去すると共に、電話機からの特定指令を検出すると、こ
の一時記憶手段に記憶中の回線毎の音声データを、各回
線毎に所定単位づつ記憶手段に記憶させるようにしたの
で、複数の回線の通話録音に対応しながら、一時記憶手
段の許容容量を超えた分の不要な音声データにおける記
憶手段への書込み動作を確実に防止し、その結果、記憶
手段であるフラッシュメモリの寿命を長くすることがで
きる。
【0046】また、本発明における請求項7記載の通話
録音システムは、上記請求項1、2、3、4、5又は6
記載の構成に加えて、前記記憶手段の許容容量は、前記
所定単位に相当するデータ量の整数倍と合致した量であ
ることを特徴とする。
【0047】従って、本発明における請求項7記載の通
話録音システムによれば、上記請求項1、2、3、4、
5又は6記載の効果に加えて、記憶手段の許容容量を所
定単位に相当するデータ量の整数倍と合致した量とした
ので、記憶手段の音声データの記憶及び抽出を所定単位
で行うことで、この記憶手段内の記憶容量を最大限に効
率よく活用し、ひいては記憶手段に対する書込み回数の
大幅削減を図ることができる。
【0048】また、本発明における請求項8記載の通話
録音システムは、上記請求項1、2、3、4、5又は6
記載の構成に加えて、前記電話機の通話開始及び通話終
了を認識して、この認識内容を制御手段に通知する交換
機を有し、この制御手段は、この交換機からの通知内容
に基づいて通話録音を制御することを特徴とする。
【0049】また、本発明における請求項9記載の通話
録音システムは、上記請求項7記載の構成に加えて、前
記電話機の通話開始及び通話終了を認識して、この認識
内容を制御手段に通知する交換機を有し、この制御手段
は、この交換機からの通知内容に基づいて通話録音を制
御することを特徴とする。
【0050】前記交換機は、電話機の通話開始及び通話
終了を認識する、例えばPBXの交換機中央制御装置に
相当するものである。
【0051】従って、本発明における請求項8又は9記
載の通話録音システムによれば、上記請求項1、2、
3、4、5又は6、又は7記載の効果に加えて、電話機
の通話開始及び通話終了を認識して、この認識内容を制
御手段に通知する交換機を有し、この制御手段は、この
交換機からの通知内容に基づいて通話録音を制御するよ
うにしたので、通話録音の制御を迅速に行うことができ
ると共に、制御手段の処理負担を大幅に軽減することが
できる。
【0052】また、本発明における請求項10記載の通
話録音システムは、上記請求項1、2、3、4、5、
6、7、8又は9記載の構成に加えて、ボイスメールシ
ステムに適用されることを特徴とする。
【0053】従って、本発明における請求項10記載の
通話録音システムによれば、上記請求項1、2、3、
4、5、6、7、8又は9記載の効果に加えて、ボイス
メールシステムに適用するようにしたので、フラッシュ
メモリの寿命を良好にしたボイスメールシステムを提供
することができる。
【0054】以下、図面に基づいて本発明の実施の形態
を示す通話録音システムについて説明する。
【0055】(実施の形態1)図1は本発明における第1
の実施の形態に示す通話録音システム内部の概略構成を
示すブロック図である。
【0056】図1に示す通話録音システム10として
は、公衆局線等の電話回線11と通信接続する電話回線
インターフェース12と、電話機13と通信接続する電
話機インタフェース14と、前記電話機13の通話内容
である通話音声を取り込む通話録音インタフェース15
と、この通話録音インターフェース15から得られる通
話音声を音声データに変換する音声符号化部16と、こ
の音声符号化部16にて符号化された音声データを所定
時間単位づつ順次記憶するFIFO型バッファメモリ1
7と、録音対象の音声データのみを記憶するフラッシュ
メモリ18と、前記FIFO型バッファメモリ17及び
フラッシュメモリ18をメモリ制御する通話録音データ
管理部19と、この通話録音システム10全体を制御す
る通話録音中央制御処理装置(以下、単にCPUと称す
る)20と、これら通話録音システム10内部の機器を
個々に接続するバスライン21とを有している。
【0057】前記FIFO型バッファメモリ17は、前
記音声符号化部16にて符号化された音声データを所定
時間単位づつ順次記憶するようにした。尚、前記所定時
間単位とは、所定データ量を時間に換算したものであ
る。
【0058】また、前記通話録音データ管理部19は、
前記FIFO型バッファメモリ17及びフラッシュメモ
リ18をメモリ制御するものであり、前記音声符号化部
16にて変換された音声データを所定時間単位づつFI
FO型バッファメモリ17に順次記憶すると共に、この
FIFO型バッファメモリ17に記憶中の録音対象の音
声データをフラッシュメモリ18に記憶するものであ
る。尚、この通話録音データ管理部19は、CPU20
によって制御されるものである。
【0059】また、前記フラッシュメモリ18のメモリ
容量(許容容量)は、前記所定時間単位に相当する所定デ
ータ量の整数倍に合致したデータ量としている。
【0060】前記電話機13においては、通話開始から
通話終了までの間に特定操作を行うと、この通話中の通
話音声を録音対象の音声データとしてフラッシュメモリ
18に記憶させる特定コマンドが出力されるものであ
る。
【0061】次に、この第1の実施の形態に示す通話録
音システム10の動作について説明する。図2は第1実
施の形態に示す通話録音システムのFIFO型バッファ
メモリ17及びフラッシュメモリ18間のデータ伝送動
作を示す動作説明図である。
【0062】前記通話録音インタフェース15は、前記
電話機13による通話開始を検知すると、この通話録音
の開始をCPU20に通知する。
【0063】前記通話録音インタフェース15は、前記
電話機13の通話音声を音声符号化部16に供給する。
この音声符号化部16は、通話音声を音声データに符号
化変換し、この音声データを、前記通話録音データ管理
部19の制御の下にFIFO型バッファメモリ17に供
給する。
【0064】ここで、前記通話録音データ管理部19
は、図2に示すように、前記音声符号化部16にて変換
された音声データ(D1,D2…DN)を夫々所定単位
時間(T1,T2…TN)づつFIFO型バッファメモリ
17に順次記憶する。
【0065】この実施の形態においてFIFO型バッフ
ァメモリ17は、その許容容量をTN時間分に相当す
る、D1からDNまでの音声データ分のデータ量として
いる。
【0066】この際、前記通話録音データ管理部19
は、FIFO型バッファメモリ17内の音声データ量が
許容容量を超えたか否かを監視し、この許容容量を超え
たと判定された場合に、この超えた分だけ、FIFO型
バッファメモリ17内から古い音声データD1を抽出
し、この音声データD1をフラッシュメモリ18に記憶
する。
【0067】つまり、この通話録音データ管理部19に
おいては、TN+1時間が経過すると、音声データDN
+1をFIFO型バッファメモリ17に記憶する前に、
この記憶中の音声データD1を抽出し、この音声データ
D1をフラッシュメモリ18に記憶する。さらに、通話
録音データ管理部19は、TN+2時間が経過すると、
音声データDN+2をFIFO型バッファメモリ17に
記憶する前に、この記憶中の音声データD2を抽出し、
この音声データD2をフラッシュメモリ18に記憶させ
る。
【0068】この際、例えばFIFO型バッファメモリ
17においてD1からDNまでの音声データを記憶中
に、前記CPU20が電話機13からの特定コマンドを
検出すると、現在記憶中のD1からDNまでの音声デー
タをフラッシュメモリ18に順次記憶し、結果的に、通
話開始から通話終了までの音声データ、すなわちD1か
らDN+1…までの音声データをフラッシュメモリ18
が記憶されたことになる。
【0069】また、FIFO型バッファメモリ17に対
して音声データを記憶中に、例えば電話機13からの特
定コマンドが検出されないまま、この電話機13による
通話が終了した場合にはFIFO型バッファメモリ17
に記憶中の音声データを、不要な音声データであると判
断して、フラッシュメモリ18に書込むことなく、この
不要な音声データを消去する。
【0070】従って、第1の実施の形態に示す通話録音
システム10によれば、通話音声に関わる音声データを
一時的にFIFO型バッファメモリ17に記憶し、この
FIFO型バッファメモリ17に記憶中の音声データ量
が許容容量を超えていると判定されると、この許容容量
を超えた分の音声データを古いものから所定時間単位づ
つフラッシュメモリ18に記憶させると共に、前記電話
機13からの特定コマンドを検出すると、このFIFO
型フラッシュメモリ17に記憶中の音声データを所定時
間単位づつフラッシュメモリ18に記憶させるようにし
たので、このFIFO型バッファメモリ17に記憶され
た許容容量分の不要な音声データだけフラッシュメモリ
18への書込量が減り、さらにはフラッシュメモリ18
に対する書込み回数が大幅に低減され、つまり、フラッ
シュメモリ18における書込みセルの消耗を抑え、その
結果、フラッシュメモリ18の寿命を長くすることがで
きる。
【0071】また、第1の実施の形態に示す通話録音シ
ステム10によれば、電話機13からの特定コマンドを
検出した後、この録音動作を中止する場合であっても、
FIFO型バッファメモリ17の許容容量を超えた分か
ら、所定時間単位づつフラッシュメモリ18に順次記憶
するようにしたので、FIFO型バッファメモリ17か
らフラッシュメモリ18への音声データの書込みを抑止
しながら、フラッシュメモリ18への不要な音声データ
の書込みを必要最小限にすることでフラッシュメモリ1
8の寿命を長くすることができる。
【0072】また、第1の実施の形態に示す通話録音シ
ステム10によれば、フラッシュメモリ18の許容容量
を所定時間単位に相当するデータ量Dの整数倍Nと合致
した量としたので、フラッシュメモリ18の音声データ
の記憶及び抽出を所定時間単位で行うことで、このフラ
ッシュメモリ18内の記憶容量を最大限に効率よく活用
し、ひいてはフラッシュメモリ18に対する書込み回数
の大幅削減を図ることができる。 (実施の形態2)では、次に複数の電話機13を増設する
ことで、これら電話機13の通話音声を録音するのに対
応した、第2の実施の形態に示す通話録音システムにつ
いて説明する。図3は第2の実施の形態に示す通話録音
システム内部の概略構成を示すブロック図である。図3
に示す通話録音システム30において、図1に示す通話
録音システム10と重複するものには同一符号を付すと
共に、その構成及び動作の説明については省略する。
【0073】図3に示す通話録音システム30は、複数
の電話回線31と、これら複数の電話回線31と通信接
続する複数の電話回線インタフェース32と、複数台の
電話機33と、これら複数の電話機33と通信接続する
複数の電話機インタフェース34と、これら複数の電話
機33の各通話音声を取り込む複数の通話録音インタフ
ェース35とを有している。
【0074】ここで、FIFO型バッファメモリ17に
は、複数の電話回線31の内、回線毎に音声データが順
次記憶されるものであり、図4に示すように電話回線3
1の内、回線1においては、所定時間単位づつ、D1
1,D12,…D1Lの音声データが順次記憶され、回線
2においては、D21,D22,…D2Lの音声デー
タ、回線NにおいてはDN1,DN2,…DNLの音声
データが順次記憶されるものとする。
【0075】尚、このFIFO型バッファメモリ17に
おいては、各回線分のメモリ領域を予め確保しているわ
けではなく、例えば通話音声が発生している場合には、
この通話中の回線に対応するメモリ領域を確保し、通話
音声が発生していない場合には、この未通話中の回線に
メモリ領域を割当てないようにし、このFIFO型メモ
リのメモリ領域の有効利用を図れるようにした。
【0076】では、このような第2の実施の形態に示す
通話録音システム30の動作について説明する。
【0077】各通話録音インタフェース35は、各電話
回線31の通話音声を取り込んで、これら通話音声を音
声符号化部16に供給する。この音声符号化部16は、
各回線の通話音声を音声データに変換する。
【0078】前記通話録音データ管理部19は、図4に
示すように、音声符号化部16にて変換された各回線の
音声データを、各回線毎に、しかも所定時間単位づつF
IFO型バッファメモリ17に順次記憶する。
【0079】この通話録音データ管理部19は、前述し
た第1実施の形態に示す通話録音システム10の動作と
同様に、FIFO型バッファメモリ17に記憶中の各回
線毎の音声データが許容容量を超えたか否かを判定し、
この回線に対応する音声データが許容容量を超えたので
あれば、この音声データを不要な音声データであると判
断して、この回線に対応する現在記憶中の音声データを
全て消去する。
【0080】さらに、通話録音データ管理部19は、通
話が終了するまで、この回線に対応する、さらなる音声
データをFIFO型バッファメモリ17に順次記憶し、
この回線に対応する音声データの許容容量が超えた時点
で再び消去するといった動作を繰り返す。
【0081】また、この通話録音データ管理部19は、
FIFO型バッファメモリ17に記憶中の音声データが
許容容量を超えるまでに、前記CPU20を介して特定
コマンドを検出したのであれば、このFIFO型バッフ
ァメモリ17に記憶中の音声データを古いものから順次
に所定時間単位づつフラッシュメモリ18に記憶する。
【0082】従って、第2実施の形態に示す通話録音シ
ステム30によれば、各回線毎に音声データをFIFO
型バッファメモリ17に記憶すると共に、電話機33か
らの特定コマンドを検出された場合には、この電話機3
3の回線31に対応する音声データをフラッシュメモリ
18に記憶するようにしたので、複数の電話回線に対応
しながら各回線毎の録音対象の音声データをフラッシュ
メモリ18に記憶すると共に、フラッシュメモリ18へ
の書込回数を確実に減らすことで、このフラッシュメモ
リ18の寿命を長くすることができる。
【0083】また、第2の実施の形態に示す通話録音シ
ステム30によれば、各回線毎に音声データをFIFO
型バッファメモリ17に記憶し、このFIFO型バッフ
ァメモリ17に記憶中の各回線毎の音声データが許容容
量を超えたのであれば、このFIFO型メモリ17に記
憶中の該当回線に関わる音声データを不要な音声データ
であると判断して、現在記憶中の、該当回線に対応する
音声データを全て消去するようにしたので、フラッシュ
メモリ18に不要な音声データが書込まれるのを確実に
防止し、フラッシュメモリ18の寿命を長くすることが
できる。
【0084】さらに、第2実施の形態に示す通話録音シ
ステム30によれば、電話機103からの特定コマンド
を検出すると、この電話機103に関わる回線の音声デ
ータをFIFO型バッファメモリ17から抽出し、この
音声データをフラッシュメモリ18に記憶するようにし
たので、FIFO型メモリ17に記憶中の音声データ、
すなわち最小限の音声データのみをフラッシュメモリ1
8に記憶することができる。
【0085】また、フラッシュメモリ18の容量及びF
IFO型バッファメモリ17の容量を大きくすること
で、通話録音システム10が収容する電話機13の台数
を大幅に増設することも可能であることは言うまでもな
い。
【0086】尚、上記第2の実施の形態においては、電
話機33からの特定コマンドを検出されないまま、FI
FO型バッファメモリ17に記憶中の所定回線に対応す
る音声データの量が許容容量を超えると、この音声デー
タをFIFO型バッファメモリ17から全て消去するよ
うにしたが、第1の実施の形態に示す通話録音システム
10のように、FIFO型バッファメモリ17から古い
音声データを抽出し、この抽出された古い音声データを
フラッシュメモリ18に順次記憶させるようにしても良
いことは言うまでもない。
【0087】(実施の形態3)では、次に第3の実施の
形態に示す通話録音システムについて説明する。図5は
第3の実施の形態に示す通話録音システム内部の概略構
成を示すブロック図である。尚、図3に示す通話録音シ
ステム30と重複するものには同一符号を付すと共に、
その構成及び動作の説明について省略する。
【0088】図5に示す通話録音システム40と図3に
示す通話録音システム30とが異なるところは、交換機
機能を司る交換機中央制御装置41を備え、この交換機
中央制御装置41とCPU20とを連動させた点にあ
る。
【0089】前記交換機中央制御装置41は、通話が発
生すると、電話機インタフェース34及び通話録音イン
タフェース35を介して通話開始又は通話終了を認識
し、この通話開始又は通話終了をCPU20に通知す
る。
【0090】CPU20は、この通知内容に基づいて通
話録音の制御、すなわち通話録音の開始又は終了を迅速
に行うことができる。
【0091】従って、第3の実施の形態に示す通話録音
システム40によれば、交換機中央制御装置41とCP
U20とを連動させるようにしたので、CPU20は、
通話録音の制御を迅速に行うことができると共に、CP
U20の処理負担を大幅に軽減することができる。 (実施の形態4)以下、図面に基づいて第4の実施の形態
に示す通話録音システムについて説明する。尚、第4の
実施の形態に示す通話録音システムは、図1に示す第1
の実施の形態に示す通話録音システム10の構成とほぼ
同一であるので、その構成の説明については省略する。
【0092】上記第1の実施の形態に示す通話録音シス
テム10においては、通話中の音声データを所定時間単
位づつFIFO型バッファメモリ17に順次記憶してお
き、このFIFO型バッファメモリ17の許容容量を超
える場合には、その超えた分を所定時間単位づつフラッ
シュメモリ18に記憶するようにしていたが、電話機1
3からの特定コマンドが検出されないのにFIFO型バ
ッファメモリ17から音声データをフラッシュメモリ1
8に記憶されてしまう。
【0093】そこで、第4の実施の形態に示す通話録音
システムにおいては、通話中の音声データをFIFO型
バッファメモリ17に順次記憶しておき、このFIFO
型バッファメモリ17の許容容量を超えた場合には、そ
の超えた分を所定時間単位づつフラッシュメモリ18に
記憶するのではなく、消去する様にし、電話機13から
の特定コマンドが検出されると、消去した音声データ内
容を無視して、この特定コマンド検出後の音声データの
みをフラッシュメモリ18に記憶するようにした。
【0094】つまり、録音は実際に電話機13からの特
定コマンドで通話録音の開始の情報が伝達された段階で
開始し、そのときに初めてCPU20の制御により、F
IFO型バッファメモリ17に記憶中の音声データをフ
ラッシュメモリ18に記憶するようにした。
【0095】このように通話録音開始を決定した時点か
ら、FIFO形式バッファメモリ17の蓄積容量分さか
のぼった時点までの通話録音を記録し、不要な録音は一
切フラッシュメモリ18に書き込まない。
【0096】従って、第4の実施の形態に示す通話録音
システムによれば、電話機13による特定コマンドが検
出された段階でフラッシュメモリ18への通話録音を行
うようにしたので、フラッシュメモリ18の寿命を確実
に長くすることができる。
【0097】このように上記第1乃至第4の実施の形態
に示す通話録音システムによれば、フラッシュメモリ1
8への書き込み回数を減らすことでフラッシュメモリの
寿命を長くなり、その結果、このフラッシュメモリ18
のメモリ交換回数を減らすことができる。
【0098】このような方法でフラッシュメモリを使用
することで、寿命・信頼性に制約のあるハ−ドディスク
ドライブなどをフラッシュメモリに置き換えることが可
能となり、システムとしての信頼性を向上させ、さらに
はシステムの保守代金の節約を図ることで、産業の発達
に寄与することができる。
【0099】
【発明の効果】上記のように構成された本発明における
請求項1記載の通話録音システムによれば、通話音声に
関わる音声データを一時的に記憶し、この一時記憶手段
に記憶中の音声データ量が許容容量を超えていると判定
されると、この許容容量を超えた分の音声データを古い
ものから所定単位づつ抽出し、この抽出した音声データ
を記憶手段に順次記憶させると共に、前記電話機からの
特定指令を検出すると、この一時記憶手段に記憶中の音
声データを所定単位づつ記憶手段に記憶させるようにし
たので、通話音声に関わる音声データを一時記憶手段に
一時的に記憶することで、一時記憶手段に記憶した許容
容量分の音声データを確実に確保できることは、勿論の
こと、例えば録音対象でない通話音声の場合には、この
不要な音声データを一時記憶手段に一時記憶すること
で、この一時記憶手段に記憶された許容容量分の不要な
音声データだけ記憶手段への書込量が減り、さらには、
記憶手段に対する書込み回数が大幅に低減され、その結
果、記憶手段であるフラッシュメモリの寿命を長くする
ことができる。
【0100】また、本発明における請求項2記載の通話
録音システムによれば、通話音声に関わる音声データを
一時的に記憶し、この一時記憶手段に記憶中の音声デー
タ量が許容容量を超えていると判定されると、この許容
容量を超えた分の音声データを古いものから所定単位づ
つ抽出し、この抽出した音声データを記憶手段に記憶さ
せると共に、前記電話機からの特定指令を検出すると、
この一時記憶手段に記憶中の音声データを回線毎に所定
単位づつ記憶手段に記憶させるようにしたので、各回線
毎の通話音声に関わる音声データを一時記憶手段に一時
的に記憶することで、複数の回線の通話録音に対応しな
がら、一時記憶手段に記憶した許容容量分の音声データ
を確実に確保できることは、勿論のこと、例えば録音対
象でない通話音声の場合には、この不要な音声データを
一時記憶手段に一時記憶することで、この一時記憶手段
に記憶された許容容量分の不要な音声データだけ記憶手
段への書込量が減り、さらには記憶手段に対する書込み
回数が大幅に低減され、その結果、記憶手段であるフラ
ッシュメモリの寿命を長くすることができる。
【0101】また、本発明における請求項3記載の通話
録音システムによれば、通話音声に関わる音声データを
一時的に記憶し、この一時記憶手段に記憶中の音声デー
タ量が許容容量を超えていると判定されると、この許容
容量を超えた分の音声データを古いものから所定単位づ
つ一時記憶手段から消去すると共に、前記電話機からの
特定指令を検出すると、この一時記憶手段に記憶中の音
声データを所定単位づつ記憶手段に記憶させるようにし
たので、一時記憶手段の許容容量を超えた分の不要な音
声データにおける記憶手段への書込み動作を確実に防止
し、その結果、記憶手段であるフラッシュメモリの寿命
を長くすることができる。
【0102】また、本発明における請求項4記載の通話
録音システムによれば、通話音声に関わる音声データを
回線毎に一時的に記憶し、この一時記憶手段に記憶中の
音声データ量が許容容量を超えていると判定されると、
この許容容量を超えた分の音声データを古いものから、
所定単位づつ一時記憶手段から消去すると共に、前記電
話機からの特定操作を検出すると、この一時記憶手段に
記憶中の音声データを各回線毎に所定単位づつ記憶手段
に記憶させるようにしたので、複数の回線の通話録音に
対応しながら、一時記憶手段の許容容量を超えた分の不
要な音声データにおける記憶手段への書込み動作を確実
に防止し、その結果、記憶手段であるフラッシュメモリ
の寿命を長くすることができる。
【0103】また、本発明における請求項5記載の通話
録音システムによれば、一時記憶手段に記憶中の音声デ
ータ量が許容容量を超えていると判定されると、現在記
憶中の音声データを全て消去すると共に、電話機からの
特定指令を検出すると、この一時記憶手段に記憶中の音
声データを所定単位づつ記憶手段に記憶させるようにし
たので、一時記憶手段の許容容量を超えた分の不要な音
声データにおける記憶手段への書込み動作を確実に防止
し、その結果、記憶手段であるフラッシュメモリの寿命
を長くすることができる。
【0104】また、本発明における請求項6記載の通話
録音システムによれば、一時記憶手段に記憶中の各回線
毎の音声データ量が許容容量を超えていると判定される
と、この回線に対応する記憶中の音声データを全て消去
すると共に、電話機からの特定指令を検出すると、この
一時記憶手段に記憶中の回線毎の音声データを、各回線
毎に所定単位づつ記憶手段に記憶させるようにしたの
で、複数の回線の通話録音に対応しながら、一時記憶手
段の許容容量を超えた分の不要な音声データにおける記
憶手段への書込み動作を確実に防止し、その結果、記憶
手段であるフラッシュメモリの寿命を長くすることがで
きる。
【0105】また、本発明における請求項7記載の通話
録音システムによれば、上記請求項1、2、3、4、5
又は6記載の効果に加えて、記憶手段の許容容量を所定
単位に相当するデータ量の整数倍と合致した量としたの
で、記憶手段の音声データの記憶及び抽出を所定単位で
行うことで、この記憶手段内の記憶容量を最大限に効率
よく活用し、ひいては記憶手段に対する書込み回数の大
幅削減を図ることができる。
【0106】また、本発明における請求項8又は9記載
の通話録音システムによれば、上記請求項1、2、3、
4、5又は6、又は7記載の効果に加えて、電話機の通
話開始及び通話終了を認識して、この認識内容を制御手
段に通知する交換機を有し、この制御手段は、この交換
機からの通知内容に基づいて通話録音を制御するように
したので、通話録音の制御を迅速に行うことができると
共に、制御手段の処理負担を大幅に軽減することができ
る。
【0107】また、本発明における請求項10記載の通
話録音システムによれば、上記請求項1、2、3、4、
5、6、7、8又は9記載の効果に加えて、ボイスメー
ルシステムに適用するようにしたので、フラッシュメモ
リの寿命を良好にしたボイスメールシステムを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施の形態に示す通話録
音システム内部の概略構成を示すブロック図
【図2】第1の実施の形態に示す通話録音システムにお
けるFIFO型バッファメモリ及びフラッシュメモリ間
のデータ転送動作を示す動作説明図
【図3】本発明における第2の実施の形態に示す通話録
音システム内部の概略構成を示すブロック図
【図4】第2の実施の形態に示す通話録音システムにお
けるFIFO型バッファメモリ及びフラッシュメモリ間
のデータ転送動作を示す動作説明図
【図5】本発明における第3の実施の形態に示す通話録
音システム内部の概略構成を示すブロック図
【図6】従来の通話録音システム内部の概略構成を示す
ブロック図
【符号の説明】
10 通話録音システム 11 電話回線 13 電話機 16 音声符号化部(データ変換手段) 17 FIFO型バッファメモリ(一時記憶手段) 18 フラッシュメモリ(記憶手段) 19 通話録音データ管理部(記憶制御手段、データ量
判定手段) 20 通話録音中央制御処理装置(CPU;制御手段) 30 通話録音システム 31 電話回線 33 電話機

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機の通話音声を音声データに変換す
    るデータ変換手段と、 この音声データを所定単位づつ順次記憶する一時記憶手
    段と、 この一時記憶手段に記憶中の音声データ量が許容容量を
    超えているか否かを判定するデータ量判定手段と、 このデータ量判定手段にて一時記憶手段に記憶中の音声
    データ量が許容容量を超えていると判定されると、この
    許容容量を超えた分の音声データを古いものから所定単
    位づつ抽出し、この抽出した音声データを記憶手段に順
    次記憶させる記憶制御手段と、 前記電話機からの特定指令を検出すると、この一時記憶
    手段に記憶中の音声データを所定単位づつ記憶手段に記
    憶させるように記憶制御手段を制御する制御手段とを有
    することを特徴とする通話録音システム。
  2. 【請求項2】 複数の電話機の通話音声を音声データに
    変換するデータ変換手段と、 各電話機の音声データを、この電話機と接続する回線に
    対応づけて、所定単位づつ順次記憶する一時記憶手段
    と、 この一時記憶手段に記憶中の各回線毎の音声データ量が
    許容容量を超えているか否かを判定するデータ量判定手
    段と、 このデータ量判定手段にて一時記憶手段に記憶中の各回
    線毎の音声データ量が許容容量を超えていると判定され
    ると、この許容容量を超えた分の音声データを古いもの
    から所定単位づつ抽出し、この抽出した音声データを記
    憶手段に順次記憶させる記憶制御手段と、 前記電話機からの特定指令を検出すると、この一時記憶
    手段に記憶中の回線毎の音声データを、各回線毎に所定
    単位づつ記憶手段に記憶させるように記憶制御手段を制
    御する制御手段とを有することを特徴とする通話録音シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 電話機の通話音声を音声データに変換す
    るデータ変換手段と、 この音声データを所定単位づつ順次記憶する一時記憶手
    段と、 この一時記憶手段に記憶中の音声データ量が許容容量を
    超えているか否かを判定するデータ量判定手段と、 このデータ量判定手段にて一時記憶手段に記憶中の音声
    データ量が許容容量を超えていると判定されると、この
    許容容量を超えた分の音声データを古いものから所定単
    位づつ消去する記憶制御手段と、 前記電話機からの特定指令を検出すると、この一時記憶
    手段に記憶中の音声データを所定単位づつ記憶手段に記
    憶させるように記憶制御手段を制御する制御手段とを有
    することを特徴とする通話録音システム。
  4. 【請求項4】 複数の電話機の通話音声を音声データに
    変換するデータ変換手段と、 各電話機の音声データを、この電話機と接続する回線に
    対応づけて、所定単位づつ順次記憶する一時記憶手段
    と、 この一時記憶手段に記憶中の各回線毎の音声データ量が
    許容容量を超えているか否かを判定するデータ量判定手
    段と、 このデータ量判定手段にて一時記憶手段に記憶中の各回
    線毎の音声データ量が許容容量を超えていると判定され
    ると、この許容容量を超えた分の音声データを古いもの
    から、所定単位づつ消去する記憶制御手段と、 前記電話機からの特定指令を検出すると、この一時記憶
    手段に記憶中の回線毎の音声データを、各回線毎に所定
    単位づつ記憶手段に記憶させるように記憶制御手段を制
    御する制御手段とを有することを特徴とする通話録音シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 電話機の通話音声を音声データに変換す
    るデータ変換手段と、 この音声データを所定単位づつ順次記憶する一時記憶手
    段と、 この一時記憶手段に記憶中の音声データ量が許容容量を
    超えているか否かを判定するデータ量判定手段と、 このデータ量判定手段にて一時記憶手段に記憶中の音声
    データ量が許容容量を超えていると判定されると、現在
    記憶中の音声データを全て消去する記憶制御手段と、 前記電話機からの特定指令を検出すると、この一時記憶
    手段に記憶中の音声データを所定単位づつ記憶手段に記
    憶させるように記憶制御手段を制御する制御手段とを有
    することを特徴とする通話録音システム。
  6. 【請求項6】 複数の電話機の通話音声を音声データに
    変換するデータ変換手段と、 各電話機の音声データを、この電話機と接続する回線に
    対応づけて、所定単位づつ順次記憶する一時記憶手段
    と、 この一時記憶手段に記憶中の各回線毎の音声データ量が
    許容容量を超えているか否かを判定するデータ量判定手
    段と、 このデータ量判定手段にて一時記憶手段に記憶中の各回
    線毎の音声データ量が許容容量を超えていると判定され
    ると、この回線に対応する記憶中の音声データを全て消
    去する記憶制御手段と、 前記電話機からの特定指令を検出すると、この一時記憶
    手段に記憶中の回線毎の音声データを、各回線毎に所定
    単位づつ記憶手段に記憶させるように記憶制御手段を制
    御する制御手段とを有することを特徴とする通話録音シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段の許容容量は、前記所定単
    位に相当するデータ量の整数倍と合致した量であること
    を特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の通
    話録音システム。
  8. 【請求項8】 前記電話機の通話開始及び通話終了を認
    識して、この認識内容を制御手段に通知する交換機を有
    し、 この制御手段は、この交換機からの通知内容に基づいて
    通話録音を制御することを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5又は6記載の通話録音システム。
  9. 【請求項9】 前記電話機の通話開始及び通話終了を認
    識して、この認識内容を制御手段に通知する交換機を有
    し、 この制御手段は、この交換機からの通知内容に基づいて
    通話録音を制御することを特徴とする請求項7記載の通
    話録音システム。
  10. 【請求項10】 ボイスメールシステムに適用されるこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8
    又は9記載の通話録音システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004029958A1 (ja) * 2002-09-30 2004-04-08 Sharp Kabushiki Kaisha 動画像・音声記録装置及び動画像・音声記録方法
JP2006174196A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Clarion Co Ltd 通話記録システム、及び、通話記録方法

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