JP2000111873A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
- Publication number
- JP2000111873A JP2000111873A JP28625998A JP28625998A JP2000111873A JP 2000111873 A JP2000111873 A JP 2000111873A JP 28625998 A JP28625998 A JP 28625998A JP 28625998 A JP28625998 A JP 28625998A JP 2000111873 A JP2000111873 A JP 2000111873A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- backlight
- light
- crystal panel
- display device
- Prior art date
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- Pending
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 動画において物体の輪郭を鮮明にする．
【解決手段】 TFT液晶パネルを背面がら照明するバッ
クライトを垂直同期信号を用いてPWM駆動型インバータ
回路３により垂直ブランキング期間だけ発光するように
制御する．
クライトを垂直同期信号を用いてPWM駆動型インバータ
回路３により垂直ブランキング期間だけ発光するように
制御する．
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、TFT液晶パネルに
おける駆動方法に関するものである。
おける駆動方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、家庭用テレビやコンピュータ用
ディスプレイとして使用される液晶表示装置は入力映像
信号として通常、３原色のディジタル信号を与え、液晶
パネルの前面にカラーフィルタを配列し、背面にあるバ
ックライトによる光を透過させることでカラー画像を表
示している。バックライトを点灯させる方法として電流
波形の振幅で輝度を制御する電流調光方式と、バックラ
イトに与える駆動波形（交流波形)そのものをオン・オ
フさせることで輝度を制御するPWM（パルス幅変調）調
光方式とがある。前記駆動方法で動画を映すと、動画の
輪郭を形成する画素の応答速度が動画の速度に追いつか
なくなり、動画の輪郭がぼやけて表示される。
ディスプレイとして使用される液晶表示装置は入力映像
信号として通常、３原色のディジタル信号を与え、液晶
パネルの前面にカラーフィルタを配列し、背面にあるバ
ックライトによる光を透過させることでカラー画像を表
示している。バックライトを点灯させる方法として電流
波形の振幅で輝度を制御する電流調光方式と、バックラ
イトに与える駆動波形（交流波形)そのものをオン・オ
フさせることで輝度を制御するPWM（パルス幅変調）調
光方式とがある。前記駆動方法で動画を映すと、動画の
輪郭を形成する画素の応答速度が動画の速度に追いつか
なくなり、動画の輪郭がぼやけて表示される。
【０００３】動画における画質の向上を目的として、例
えば、特開平10-3069号公報、「液晶表示装置」などが
提案されている。図５は前記公報における液晶表示装置
の構成図を示す。図５において、走査線Ｇ１に走査パル
スが印加され、トランジスタ１０がオンになると信号線
Ｄ１からの画像データがトランジスタ１０に入力され、
この画像データが保持容量２０に保持されるとともに、
トランジスタ３０がオンになる。トランジスタ３０がオ
ンになると画像データに従った電圧が表示電極５０に印
加される。このときタイミング信号に従ってトランジス
タ４０が周期的にオンとなる過程で、画像データのレベ
ルがＨからＬに変化すると、トランジスタ４０がオンに
なったタイミングで表示電極５０と対向電極７０間の液
晶容量に蓄積された電荷が０に初期化される。
えば、特開平10-3069号公報、「液晶表示装置」などが
提案されている。図５は前記公報における液晶表示装置
の構成図を示す。図５において、走査線Ｇ１に走査パル
スが印加され、トランジスタ１０がオンになると信号線
Ｄ１からの画像データがトランジスタ１０に入力され、
この画像データが保持容量２０に保持されるとともに、
トランジスタ３０がオンになる。トランジスタ３０がオ
ンになると画像データに従った電圧が表示電極５０に印
加される。このときタイミング信号に従ってトランジス
タ４０が周期的にオンとなる過程で、画像データのレベ
ルがＨからＬに変化すると、トランジスタ４０がオンに
なったタイミングで表示電極５０と対向電極７０間の液
晶容量に蓄積された電荷が０に初期化される。
【０００４】このように、TFT液晶がオンからオフに移
行する応答を速くさせ、動画の画質を向上させるという
ものであるが、応答速度はせいぜい30msec〜100msecで
ある。これに対し、信号源の垂直周期は通常、10msec〜
20msecであるので動画の画質を向上させるには不十分で
ある。
行する応答を速くさせ、動画の画質を向上させるという
ものであるが、応答速度はせいぜい30msec〜100msecで
ある。これに対し、信号源の垂直周期は通常、10msec〜
20msecであるので動画の画質を向上させるには不十分で
ある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】TFT液晶パネルの各画
素自体の応答速度を上げる方法では動画の輪郭のぼやけ
を縮小することは出来ても、完全に消すことは出来な
い。
素自体の応答速度を上げる方法では動画の輪郭のぼやけ
を縮小することは出来ても、完全に消すことは出来な
い。
【０００６】本発明は前記課題に鑑み、液晶パネルの各
画素の応答速度に依らない鮮明な動画を映す液晶表示装
置を提供するものである。
画素の応答速度に依らない鮮明な動画を映す液晶表示装
置を提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の液晶表示装置は、液晶パネルを背面から照明
するバックライトの点灯を垂直同期信号により制御し、
垂直ブランキング期間だけ点灯させることを特徴とした
ものである。
に本発明の液晶表示装置は、液晶パネルを背面から照明
するバックライトの点灯を垂直同期信号により制御し、
垂直ブランキング期間だけ点灯させることを特徴とした
ものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明は
TFT液晶パネルを背面から照明するためのバックライト
の制御により、動画における画質を向上することを特徴
とする液晶表示装置としたものであり、液晶パネルの各
画素の応答速度に依らず、動画において輪郭が鮮明にな
るという作用を有する。
TFT液晶パネルを背面から照明するためのバックライト
の制御により、動画における画質を向上することを特徴
とする液晶表示装置としたものであり、液晶パネルの各
画素の応答速度に依らず、動画において輪郭が鮮明にな
るという作用を有する。
【０００９】さらに、本発明の請求項２に記載の発明
は、ＴＦＴ液晶パネルと、ＴＦＴ液晶パネルを背面から
照明するためのバックライトと、垂直同期信号に同期し
て垂直ブランキング期間を示すパルスを発生させるパル
ス発生回路と、前記パルス発生回路から発生したパルス
により電流波形を発生させ垂直ブランキング期間だけバ
ックライトを点灯させるPWM駆動型インバータとによ
り、動画における画質を向上することを特徴とする液晶
表示装置としたものであり、液晶パネルの各画素の応答
速度に依らず、動画において輪郭が鮮明になるという作
用を有する。
は、ＴＦＴ液晶パネルと、ＴＦＴ液晶パネルを背面から
照明するためのバックライトと、垂直同期信号に同期し
て垂直ブランキング期間を示すパルスを発生させるパル
ス発生回路と、前記パルス発生回路から発生したパルス
により電流波形を発生させ垂直ブランキング期間だけバ
ックライトを点灯させるPWM駆動型インバータとによ
り、動画における画質を向上することを特徴とする液晶
表示装置としたものであり、液晶パネルの各画素の応答
速度に依らず、動画において輪郭が鮮明になるという作
用を有する。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例における液晶表示装
置について図面と共に説明する。
置について図面と共に説明する。
【００１１】（実施例１）図１は本発明の一実施例にお
ける液晶表示装置のブロック構成図、図２は本発明の一
実施例におけるバックライトを駆動する電流波形図、図
３は本発明の一実施例におけるTFT液晶パネル上の動画
例の図、図４は本発明の一実施例における動いている物
体の輪郭を示す図である。
ける液晶表示装置のブロック構成図、図２は本発明の一
実施例におけるバックライトを駆動する電流波形図、図
３は本発明の一実施例におけるTFT液晶パネル上の動画
例の図、図４は本発明の一実施例における動いている物
体の輪郭を示す図である。
【００１２】まず、図１を用いて本発明の液晶表示装置
の構成を説明する。符号１はＴＦＴ液晶パネルで、前面
にカラーフィルターが配列されており、背面に設置され
た光源からの光を透過することでカラー画像を表示す
る。２はバックライトで、白色波長光を発生させる。３
はPWM駆動型インバータで、バックライト２を駆動させ
る。インバータ回路はバックライト２に流れる管電流を
外部から与えられたパルスに応じて、バックライトに与
える駆動波形（交流波形）そのものをオン・オフさせる
ことで発光量を制御する。４はパルス発生回路で、垂直
同期信号と同周期でブランキング期間にＨレベルとなる
パルス（duty比 約10％）を発生させる回路である。
の構成を説明する。符号１はＴＦＴ液晶パネルで、前面
にカラーフィルターが配列されており、背面に設置され
た光源からの光を透過することでカラー画像を表示す
る。２はバックライトで、白色波長光を発生させる。３
はPWM駆動型インバータで、バックライト２を駆動させ
る。インバータ回路はバックライト２に流れる管電流を
外部から与えられたパルスに応じて、バックライトに与
える駆動波形（交流波形）そのものをオン・オフさせる
ことで発光量を制御する。４はパルス発生回路で、垂直
同期信号と同周期でブランキング期間にＨレベルとなる
パルス（duty比 約10％）を発生させる回路である。
【００１３】次に、図２を用いてバックライトを駆動さ
せる電流波形を説明する。各波形はバックライトを点灯
させるために送られる電流波形である。電流調光、PWM
１は通常のバックライト駆動に用いられる電流波形であ
る。PWM１のオン・オフは通常フリーランである。PWM２
は本発明におけるバックライト駆動に用いられる電流波
形である。入力１から分離したVーSyncはパルス発生回路
４に送られる。次に、VーSyncによりパルス発生回路４で
発生したパルスは、PWM型駆動インバータ３に送られPWM
２の電流波形がバックライトに送られる。上記したよう
に、本発明ではバックライトは垂直同期信号のブランキ
ング期間しか発光しない構成としている。
せる電流波形を説明する。各波形はバックライトを点灯
させるために送られる電流波形である。電流調光、PWM
１は通常のバックライト駆動に用いられる電流波形であ
る。PWM１のオン・オフは通常フリーランである。PWM２
は本発明におけるバックライト駆動に用いられる電流波
形である。入力１から分離したVーSyncはパルス発生回路
４に送られる。次に、VーSyncによりパルス発生回路４で
発生したパルスは、PWM型駆動インバータ３に送られPWM
２の電流波形がバックライトに送られる。上記したよう
に、本発明ではバックライトは垂直同期信号のブランキ
ング期間しか発光しない構成としている。
【００１４】図３に示すように、TFT液晶パネル上に映
された四角形が液晶パネルに向かって左から右へ移動し
ている時の輝度の時間変化を図４を用いて説明する。入
力２は入力信号である。出力１、出力２ の縦軸をある
画素の輝度、横軸を時間とする。出力１は、通常のバッ
クライトの駆動方法における出力である。出力２は本発
明のバックライトの駆動方法における出力である。各画
素の応答時間を50msec、垂直同期信号の周波数を60Hz
（周期 16。667msec）とすると、通常のバックライトの
駆動方法では、輝度の立ち上がりと立ち下がりの応答期
間の50msecは画素の輝度が連続的に変化するため、動い
ている物体の動き方向に垂直な輪郭がぼやけて映る。
された四角形が液晶パネルに向かって左から右へ移動し
ている時の輝度の時間変化を図４を用いて説明する。入
力２は入力信号である。出力１、出力２ の縦軸をある
画素の輝度、横軸を時間とする。出力１は、通常のバッ
クライトの駆動方法における出力である。出力２は本発
明のバックライトの駆動方法における出力である。各画
素の応答時間を50msec、垂直同期信号の周波数を60Hz
（周期 16。667msec）とすると、通常のバックライトの
駆動方法では、輝度の立ち上がりと立ち下がりの応答期
間の50msecは画素の輝度が連続的に変化するため、動い
ている物体の動き方向に垂直な輪郭がぼやけて映る。
【００１５】一方、本発明のバックライトの駆動方法で
は各画素の応答期間の50msecは変わらないが、バックラ
イトは垂直同期信号と同じ周期で点灯するので、動いて
いる物体の動き方向に垂直な輪郭の輝度は矩形になる。
それによって、動いている物体の輪郭が鮮明になる。
は各画素の応答期間の50msecは変わらないが、バックラ
イトは垂直同期信号と同じ周期で点灯するので、動いて
いる物体の動き方向に垂直な輪郭の輝度は矩形になる。
それによって、動いている物体の輪郭が鮮明になる。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明の液晶表示装置駆動
の方法によれば、液晶パネルの各画素の応答速度に依ら
ず、動画において輪郭が鮮明な液晶表示装置を提供する
ことが可能となる。
の方法によれば、液晶パネルの各画素の応答速度に依ら
ず、動画において輪郭が鮮明な液晶表示装置を提供する
ことが可能となる。
【図１】本発明の一実施例における液晶表示装置のブロ
ック構成図
ック構成図
【図２】本発明の一実施例におけるバックライトを駆動
する電流波形図
する電流波形図
【図３】本発明の一実施例におけるTFT液晶パネル上の
動画例の図
動画例の図
【図４】本発明の一実施例における動いている物体の輪
郭を示す図
郭を示す図
【図５】従来の液晶表示装置の構成図
１ 液晶パネル ２ バックライト ３ PWM駆動型インバータ ４ パルス発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2H093 NA16 NA43 NC01 NC34 NC44 ND23 NE06 NH15 5G435 AA00 BB12 BB15 CC12 EE25 EE30 GG12
Claims (2)
- 【請求項１】 垂直ブランキング期間だけバックライト
を点灯させるPWM駆動型インバータによりＴＦＴ液晶の
動画質を向上することを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項２】 ＴＦＴ液晶パネルと、ＴＦＴ液晶パネル
を背面から照明するためのバックライトと、垂直同期信
号に同期して垂直ブランキング期間を示すパルスを発生
させるパルス発生回路と、前記パルス発生回路から発生
したパルスにより電流波形を発生させ垂直ブランキング
期間だけバックライトを点灯させるPWM駆動型インバー
タにとより、動画の画質を向上することを特徴とする液
晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28625998A JP2000111873A (ja) | 1998-10-08 | 1998-10-08 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28625998A JP2000111873A (ja) | 1998-10-08 | 1998-10-08 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000111873A true JP2000111873A (ja) | 2000-04-21 |
Family
ID=17702060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28625998A Pending JP2000111873A (ja) | 1998-10-08 | 1998-10-08 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000111873A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002229021A (ja) * | 2001-02-02 | 2002-08-14 | Tdk Corp | バックライトおよびそれを使用した表示装置 |
| KR100464022B1 (ko) * | 2001-11-21 | 2004-12-30 | 엘지전자 주식회사 | 엘씨디의 배경 조명 구동 장치 |
| US7362302B2 (en) | 2000-10-26 | 2008-04-22 | Mitsubishi Electric Corporation | Liquid crystal display |
| US7417616B2 (en) | 2002-09-04 | 2008-08-26 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Inverter for liquid crystal display |
| KR100890023B1 (ko) * | 2002-09-04 | 2009-03-25 | 삼성전자주식회사 | 액정 표시 장치용 인버터 장치 |
-
1998
- 1998-10-08 JP JP28625998A patent/JP2000111873A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7362302B2 (en) | 2000-10-26 | 2008-04-22 | Mitsubishi Electric Corporation | Liquid crystal display |
| JP2002229021A (ja) * | 2001-02-02 | 2002-08-14 | Tdk Corp | バックライトおよびそれを使用した表示装置 |
| KR100464022B1 (ko) * | 2001-11-21 | 2004-12-30 | 엘지전자 주식회사 | 엘씨디의 배경 조명 구동 장치 |
| US7417616B2 (en) | 2002-09-04 | 2008-08-26 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Inverter for liquid crystal display |
| KR100890023B1 (ko) * | 2002-09-04 | 2009-03-25 | 삼성전자주식회사 | 액정 표시 장치용 인버터 장치 |
| US8723780B2 (en) | 2002-09-04 | 2014-05-13 | Samsung Display Co., Ltd. | Inverter for liquid crystal display |
| US9082369B2 (en) | 2002-09-04 | 2015-07-14 | Samsung Display Co., Ltd. | Inverter for liquid crystal display |
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