JP2000111542A - 米穀総合検査・評価方法 - Google Patents

米穀総合検査・評価方法

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JP2000111542A
JP2000111542A JP29298198A JP29298198A JP2000111542A JP 2000111542 A JP2000111542 A JP 2000111542A JP 29298198 A JP29298198 A JP 29298198A JP 29298198 A JP29298198 A JP 29298198A JP 2000111542 A JP2000111542 A JP 2000111542A
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rice
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polishing
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Osamu Matsumoto
治 松本
Norihisa Takeda
法久 武田
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NIPPON SEIMAI KOGYOKAI
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、米穀の外観、品質、精米加工性更に
は精米の食味まで総合的に評価する米穀総合検査・評価
方法を提供する。 【解決手段】本発明の米穀総合検査・評価方法は、試料
米を受け付けてデータシート等に当該試料米に関する必
要事項を記入し、前記試料米に対するクォリティーチェ
ック、ポリッシングチェック、精米となった試料米に対
するテイストチェックを行い、結果をデータシートに記
入し、更に精米となった試料米に対する食味評価を行
い、結果をデータシートに記入し、クォリティーチェッ
ク、ポリッシングチェック、テイストチェックの各チェ
ック結果に基づいて所定の計算式によりライスパワーを
算出し、データシートに当該試料米に関する受付情報と
ともにライスパワーの値を記入し、各処理を経て作成さ
れたデータシートを管理して、所定の相手方に伝送する
こととを含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、玄米から精米まで
の品質と精米加工性及び食味を総合的に検査、評価する
米穀総合検査・評価方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、わが国においては、米は計画流通
米と計画外流通米がある。計画流通米は国営検査によっ
て1等、2等、3等、等外に区分される。計画外流通米
は任意検査であり、食糧事務所に届け出ることを原則と
して流通する。また、精米の加工性は、実際には精米工
場に搬入されてからとう精される。更に食味も同様であ
る。このため、従来においては、米の外観の品質と精米
加工性及び精米の食味まで一貫して検査・評価する方法
は採用されてこなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記従来
の事情に鑑み開発されたものであり、米穀の外観、品
質、精米加工性更には精米の食味まで総合的、且つ、き
め細かに検査・評価することを実現し得る米穀総合検査
・評価方法を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、試料米を受け
付けて試料コメント表、ライス受付一覧表、データシー
トに当該試料米に関する必要事項を記入する工程と、前
記試料米を、クォリティーチェック用、ポリッシング1
回目用、ポリッシング2回目用に均分する工程と、クォ
リティーチェック用の試料米に対するクォリティーチェ
ックを行い評価点を算出してデータシートに記入する工
程と、クォリティーチェック済みの試料米に対する食味
評価を行いその結果をデータシートに記入する工程と、
ポリッシング1回目用の試料米に対するポリッシングチ
ェックを行い分析・測定結果をデータシートに記入する
工程と、ポリッシング2回目用の試料米に対するポリッ
シングチェックを行い分析・測定結果をデータシートに
記入する工程と、2回目のポリッシングチェックが行わ
れ、精米となった試料米に対するテイストチェックを行
いその結果をデータシートに記入する工程と、精米とな
った試料米に対する食味評価を行い、結果をデータシー
トに記入する工程と、クォリティーチェック、ポリッシ
ングチェック、テイストチェックの各チェック結果に基
づいて所定の計算式によりライスパワーを算出するとと
もに、データシートに当該試料米に関する受付情報とと
もにライスパワーの値を記入する工程と、各工程を経て
作成されたデータシートを管理し、所定の相手方に伝送
する工程とを含むことを特徴とするものである。
【0005】本発明によれば、上述したような各工程を
採用するにより、予め米穀の外観の品質と精米加工性及
び精米の食味を総合的に検査・評価することができ、米
穀の商品価値を客観的に評価することが可能で、生産者
と購入者の正当な取引きを実現し、また、購入者側で現
物がなくとも米穀の評価ができ、市場の安定性をも実現
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の米穀総合検査・
評価方法の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本実
施の形態の作業手順を示すフローチャートであり、以
下、工程順に詳述する。
【0007】(1)受付 1.到着した試料米である玄米サンプル(3Kg)に添
付されている図10に示すような試料コメント表を取
り、サンプル袋の番号と試料コメント表内の袋の番号が
同じであることを確認し、決められたファイルに綴る。 2.玄米サンプル到着の確認の電話を試料コメント表の
担当者宛にし、図11に示すようなライス受付一覧表の
受付欄における電話欄にチェックする。 3.図10に示す試料コメント表内の袋の番号、組合
名、品種名をライス受付一覧表の該当項目に記入する。
また、県名及び受付月日、時間、担当者名も記入する。 4.同様に図12に示すデータシート(作成用)の該当
項目にも記入する。 5.上記1〜4を終了した後、データシートの受付欄
(右上)に担当した者が捺印し、クォリティーチェック
の担当者に玄米サンプルとデータシートを渡す。
【0008】(2)クォリティーチェック 玄米サンプル(3kg)を均分器により3等分し、その
うちの2個(1kg×2)については、ポリッシング1
回目、ポリッシング2回目と書いたユニパックにそれぞ
れ入れ、残りの1個(1kg)は元の袋に戻す。この元
の袋に戻した玄米サンプルを使用してクォリティーチェ
ックを行う。また、ポリッシング1回目(1kg)とポ
リッシング2回目(1kg)の玄米サンプルは、ポリッ
シングチェックの担当者に渡す。データシートのクォリ
ティーチェックの各項目について、分析・測定し結果を
記入する。なお、クォリティーチェックの使用器具・機
器、手順(フローチャート)、各項目の分析・測定方
法、各器具・機材等については、後述のクォリティーチ
ェックの欄で詳述する。各項目の結果より評価点を算出
し点数を記入する。なお、評価点の求め方は、後述する
クォリティーチェック欄で記述する。分析・測定を担当
した者が、結果から気になった点や特出している点等に
ついて、コメント欄に簡潔に記入する。これらの処理を
終了した後、データシートのクォリティー欄(右上)に
担当した者が捺印し、食味評価装置の担当者に玄米サン
プルとデータシートを渡す。
【0009】(3)食味評価(玄米) データシートの食味評価装置欄(参考データ)の玄米欄
の各項目について複数の食味評価装置を使用して測定し
結果を記入する。各食味評価装置の使用方法等について
は、後述するチェック方法のクォリティーチェック欄で
記述する。上記処理を終了した後、データシートのクォ
リティー欄(右上)に担当した者が捺印し、ポリッシン
グチェックの担当者にデータシートを渡す。また、図1
1に示すライス受付一覧表の作業状況の1の欄にチェッ
クをする。
【0010】(4)ポリッシングチェック(1回目) ポリッシング1回目と書かれたユニパックの玄米サンプ
ル(1kg)を使用してポリッシングチェック1回目を
行う。データシートのポリッシングチェックの左半分の
各項目について、分析・測定し結果を記入する。なお、
ポリッシングチェック1回目の使用器具・機器等、試験
後の分析・測定方法、各器具・機器等については、後述
するチェック方法のポリッシングチェックの欄で記述す
る。
【0011】(5)ポリッシングチェック(2回目) ポリッシング2回目と書かれたユニパックの玄米サンプ
ル(1kg)を使用してポリッシングチェック2回目を
行う。データシートのポリッシングチェックの欄の右半
分の各項目について、分析・測定し結果を記入する。な
お、ポリッシングチェック2回目の使用器具、機器、と
う精試験方法等、試験後の分析・測定方法、各器具・機
器等については、後述するチェック方法のポリッシング
チェックの欄で記述する。そして、ポリッシングチェッ
ク1回目とポリッシングチェック2回目の各項目の結果
より評価点を算出し点数を記入する。なお、評価点の求
め方は、後述するチェック方法のポリッシングチェック
の欄で記述する。ポリッシングチェック1回目とポリッ
シングチェック2回目の分析・測定を担当した者が、結
果に基づいてコメント欄に簡潔に記入する。このような
処理を終了した後、データシートのポリッシング欄(右
上)に担当した者が捺印し、テイストチェックの担当者
にポリッシングチェック2回目の精米サンプルとデータ
シートを渡す。また、ライス受付一覧表の作業状況の欄
にチェックをする。
【0012】(6)テイストチェック ポリッシングチェック2回目の精米サンプル(約900
g)を使用して図7に示す手順でテイストチェックを行
う。データシートのテイストチェックの各項目につい
て、食味試験し、結果を記入する。なお、テイストチェ
ックの使用器具・機材及び手順(フローチャート)、食
味試験方法等については、後述するチェック方法のテイ
ストチェックの欄で記述する。そして、食味試験の結果
より点数を記入する。なお、評価点については、後述す
るチェック方法のテイストチェックで記述する。食味試
験を担当した者が、気になった点や品種の特性と思われ
る点等について、コメント榊に簡潔に記入する。上記処
理を終了した後、データシートのテイスト欄(右上)に
担当した者が捺印し、食味評価装置の担当者に精米サン
プルとデータシートを渡す。
【0013】(7)食味評価(精米) データシートの食味評価装置欄(参考データ)における
精米欄の各項目について、複数の食味評価装置を使用し
て測定し結果を記入する。なお、各食味評価装置の使用
方法、注意点等については、後述するチェック方法のク
ォリティーチェックの欄で記述する。上記を終了した
後、データシートのテイスト欄(右上)に担当した者が
捺印し、集計の担当者にデータシートを渡す。また、ラ
イス受付一覧表の作業状況の欄にチェックをする。
【0014】(8)集計 上述のようにして作成したデータシートを元にライスパ
ワーをクォリティーチェック、ポリッシングチェック、
テイストチェックの各評価点より算出し記入する。ライ
スパワーの求め方は後述する。なお、ライスパワーと
は、玄米の外観的品質、玄米を精米にとう精したときの
加工性及び精米を官能試験方法により試食したときの食
味等3項目にわたって品質分析し、その総合評価値を数
値化して表すものである。次に、図13に示すデータシ
ート(発送用)に、試料コメント表内の袋の番号、組合
名、品種名、生産地区名、セールスポイント及びライス
受付一覧表の受付月日と発送日を該当項目に各々記入す
る。また、図12に示すデータシートの記入結果も記入
する。上記処理を終了した後、図13に示すデータシー
トの集計欄(右上)に担当した者が捺印し、総括の担当
者に2種のデータシートを渡す。また、ライス受付一覧
表の作業状況集計の欄にチェックをする。
【0015】(9)総括 図12に示すデータシートの数値及びコメント、ライス
パワーと図13に示すデータシートの数値及びコメン
ト、ライスパワーに記入ミスがないことを確認し図13
に示すデータシートの総括欄(右上)に担当した者が捺
印し、発送の担当者に両データシートを渡す。また、ラ
イス受付一覧表の作業状況総括の欄にチェックをする。
【0016】(10)発送 図12に示すデータシートの数値及びコメント、ライス
パワーと図13に示すデータシートの数値及びコメン
ト、ライスパワーに入力ミスがないことを再度確認し、
試料コメント表内の担当者宛に図13に示すデータシー
トをファクシミリ装置或いはインターネット通信網等に
より送る。そして、発送の確認の電話を試料コメント表
内の担当者宛にし、ライス受付一欄表の発送の電話欄に
チェックし、合わせて発送月日・担当者名を記入する。
上記処理を終了した後、図13に示すデータシートの発
送欄(右上)に担当した者が捺印し、図12に示すデー
タシートと図13に示すデータシートをそれぞれ別のフ
ァイルに綴る。
【0017】次に、本実施の形態のチェック方法につい
て順に説明する。
【0018】(1)クォリティチェック 使用器具・機器は以下の通りである。 ア.均分器 イ.白度計 ウ.電気式水分計 エ.プラウエル穀粒計 オ.米粒判別器 カ.縦目ふるい(目幅1.8mm、1.9mm、2.0
mm) キ.電子天びん(最小表示0.1g) ク.パーソナル電子天びん(最小表示0.1g) ケ.QCライト(穀粒品質調査用照明器具) コ.グレインスコープ サ.ピンセット シ.ユニパック ス.カルトン(青九大・黒丸大・白丸大) セ.ライスミュージアム(お米の品質評価テキスト) クォリティチェックにおける分析・測定方法は、図2に
示すフローチャートに示す通りである。 ア.異臭の有無・光沢の良否 試料(玄米サンプル・1kg)が入っているユニパック
を開けた時、米粒の異臭の有無を判定する。米粒を十分
鼻に近づけて3回繰り返す。なお、1回ごとに空気の臭
いを嗅ぎ、1人ではなく3〜4人に確認をとる。また、
米粒を手の平にのせ、QCライトの下で光沢の良否を確
認する。異臭と同様に3〜4人に確認をとる。異臭及び
光沢は、問題が無ければ「−」、問題が有ると思われる
場合は「○」をそれぞれ図12に示すデータシートに記
入する。 イ.縮分 試料(1kg)を均分器により、水分・白度用(100
g)、食味評価装置用(400g)、粒度構成用(10
0g)、容積重用(150g)、分析用(100g)の
5試料になるように縮分し、それぞれユニパックに書き
試料を入れる。 ウ.水分・白度測定 A.水分測定 水分・白度用と書かれたユニパックの試料(100g)
について、電気式水分計を使用して水分を測定する。測
定結果を本会用データシートに記入する。 B.白度測定 水分測定が終了した水分・白度用と書かれたユニパック
の試料(約100g)について、白度計を使用して白度
を測定する。所定の使用方法及び使用上の注意点に基づ
き測定し、本会用データシートに測定結果を記入する。 エ.食味評価装置測定 食味評価装置用と書かれたユニパックの試料(400
g)について複数の食味評価装置を使用して測定する。
各食味評価装置の使用方法及び注意点に基づき繰り返し
3回測定し、その平均値を判定値として、図12に示す
データシートに記入する。 オ.粒度構成測定 粒度構成用と書かれたユニパックの試料(100g)に
ついて、縦目ふるいを使用して粒度溝成を測定する。所
定の使用方法及び使用上の注意点に基づき測定し、図1
2に示すデータシートに測定結果を記入する。 カ.容積重測定 容積重と書かれたユニパックの試料(150g)につい
て、ブラウエル殻粒計を使用して容積重を測定する。所
定の使用方法及び使用上の注意点に基づき測定し、図1
2に示すデータシートに測定結果を記入する。 キ.分析 分析用と書かれたユニパックの試料(100g)を整粒
歩合・活青米・白未熟粒・被害粒(重胴割粒・軽胴割
粒)・砕粒・死米・着色粒・異種穀粒(もみ・その他)
の各項目について分析をする。所定の分析手順、及び各
機器の使用方法に基づき分析し、図12に示すデータシ
ートに分析結果を記入する。均分器、カルトン、グレイ
ンスコープ、米粒判別器等を使用し、ライスミュージア
ムを参考にして分析する。そして、細かく選別した試料
の中の整粒、活青米、白未熟粒、重胴割粒、軽胴割粒、
砕粒、死米のそれぞれの重量を計り、20gに対する重
量比を求め、少数第1位を四捨五入して整数で出したも
のを分析結果とする。 評価点の求め方 前記各試料について本出願人が採用する『水稲うるち玄
米品質グレード』(ライスミュージアムP14)と照ら
し合わせ、持ち点をそれぞれ90点(グレード1)、7
0点(グレード2)、50点(グレード3)とし、異
臭、光沢、白度、水分、活青米、粒度構成について減点
方式又は加減点方式で採点し、クォリティーチェックの
評価点とし、図12に示すデータシートに記入する。各
分析項目の採点方法については、図3に示す通りであ
る。本出願人は、新食糧法の施工(平成7年11月)に
伴い、計画外流通米等で国の検査を受けていないものの
出回りもあることから、精米自主検査をより一層的確に
実施するために、原料玄米の確認を主体として、玄米の
加工適性、精米歩留、精米の品質、経済性等を加味した
精米加工のための「玄米品質グレード」を定め(ライス
ミュージアムP14)、精米加工工程における利便性、
実用性を一層高めて、良品質の精米の加工に努めること
とした。なお、基本的な品質基準については、あくまで
国の定める「玄米品位規格基準」及び項目ごとの判定基
準等にしたがうものである。この「玄米品質グレード」
は、現時点で、上記の玄米の品質からみた総合的な商品
価値等を鑑みながら、時代の変化に伴って項目の追加、
限度数値等の見直しが行われていくものと考えている。
【0019】(2)ポリッシングチェック(1回目) 使用器具・機器は以下の通りである。 ア.試験用精米機 イ.白度計 ウ.水分計 エ.電子天びん オ.パーソナル電子天びん カ.砕粒選別機 キ.温度計 ク.電力量計 ケ.ストップウォッチ コ.アスマン乾湿計 サ.QCライト(穀粒品質調査用照明器具) シ.グレインスコープ ス.ピンセット セ.カルトン(青丸大・黒丸大) ソ.ライスミュージアム(お米の品質評価テキスト) ポリッシングチェック1回目の試験方法 ポリッシング1回目と書かれたュニパックの試料(玄米
1kg)について、白度計、水分計、精米機等を使用し
た所定のとう精試験方法に基づき試験し、図12のデー
タシートに各項目の試験結果を記入する。 ポリッシングチェック1回目試験後の分析・測定 ポリッシングチェック1回目の終了したュニパックの試
料(精米約900g)を白度、水分、砕粒、異物の各項
目について分析・測定をする。 ア.水分測定 ポリッシングチェック1回目の終了したユニパックの試
料(精米約900g)について、電気式水分計を使用し
て水分を測定する。 イ.白度測定 水分湘定が終了したポリッシングチェック1回目のユニ
パックの試料(精米約900g)について、白度計を使
用して白度を測定する。 ウ.異物分析 水分測定及び白度測定が終了したポリッシングチェック
1回目のユニパックの試料(精米約900g)を均分器
により100gに結分し、精米ふるい(網目1.7m
m)を使用して異物を分析する。 エ.砕粒測定.カルトン(異物分析のふるい上)の試料
について、砕粒測定機を使用して砕粒を測定する。本会
用データシートに測定結果を記入する。
【0020】(3)ポリッシングチェック(2回目) ポリッシングチェック2回目試験後の分析・測定 ポリッシングチェック2回目の終了したュニパックの試
料(精米約900g)を白度、水分、砕粒、異物の各項
目について前記と同様に分析・測定をする。 ポリッシングチェック2回目の試験方法 ポリッシング2回目と書かれたユニパックの試料(玄米
1kg)について、前記のとう精試験の方法に基づきポ
リッシングを実施し、図12のデータシートに各項目の
試験結果を記入する。 評価点の求め方 前記各試料の持ち点を70点とし、「白度上昇20%時
の歩留」、「累積電力量、「砕粒」、「異物」の4項目
を合計して、±30点(40〜100点)の範囲で採点
し、ポリッシングチェックの評価点とし、本会用データ
シートに記入する。なお、水分ロスは歩留との関連が強
く、二重評価になると考え、参考データとする。また、
米温上昇も水分ロスや食味との関連があることから同様
とする。更にまた、各項目の評価方法については下記の
通りとする。 採点方法 「歩留」はポリッシングチェック1回目の結果から次式
で求める。 「歩留」=測定歩留+(白度上昇−20.0)×0.5 「累積電力量と「砕粒」、「異物」は、ポリッシングチ
ェック2回目の結果とする。4項目の配分は、図4乃至
図6に示すように歩留±15点、電力±4点、砕粒±6
点、異物±5点とする。 ア.歩留 90・2%を±0点とし、±0・1%につき±1点、±
15点を限界(88.7〜91.7%)とする。累積電
力量、砕粒、異物の採点表を図4乃至図6に示す。
【0021】(4)テイストチェック 使用器具・機材は以下の通りである。 ア.炊飯器 イ.電子天びん ウ.本会食味用皿 エ.本会食味評価用紙 オ.はし カ.コップ テイストチェックの手順を図7に示す。試料(精米サン
プル・約900g)の縮分(均分器使用)、試料の調
整、テイストチェック用試料(400g)の洗米、加
水、浸漬、蒸らし、ほぐし、盛り付け、試食の順に行
う。更に詳述すると、次の通りである。 ア.締分 ポリッシングチェック2回目を行った試料(精米約90
0g)について、均分器を使用して試料を二等分し、そ
のうちの一つを食味試験用試料(450g)とする。 イ.試料の調整 前記ア・の試料(460g)について、砕粒測定機と精
米ふるいを使用して、砕粒2±1%以内、異物0.1%
以下に調整し、更に正確に400gにする。ウ.洗米 釜の重量を測定し、試料(400g)を釜に入れ、水を
約500ml(釜の目盛:3カップ弱)入れ、ゴミを落
とす程度に軽く洗い、すぐ水を捨てる。更に水を入れ、
釜の周りを10回まわしながら洗い水を捨てる。 エ.加水 米1(400g)に対し1.35〜1.45倍の水を加
える。 オ.浸漬 浸漬時間は90〜120分間とし、その後炊飯器のスイ
ッチを入れる。 カ.蒸らし 炊飯器のスイッチが切れてから15〜20分間蒸らす。
また、釜の重量を測定する。キ.ほぐし 米飯を切るように混ぜる。 ク.盛り付け 食味用皿(乳白色洋皿「直径20〜25mm」の縁に4
種の色の印をつけた皿}に約50gを均一に盛り付け
る。 ケ.試食 本願出願人の「食味試験のやり方」のプロファイル法に
基づき試食し、所定の食味評価用紙に結果を記入する。 A.構成人数 パネルリーダー1名、パネル4〜5名 B.評価法 米の食味評価用にしたがい、赤黄青緑の順に試食し、絶
対評価法で評価を行う。パネルが個々に評価した結果を
パネルリーダーがまとめ、全員で意見交換を行い、結果
を1つにまとめ図12のデータシートに記入する。 C.評価項目 図8に示すように香り、光沢、味、粘り、硬さの5項目
に対して評価を行う。 D.評点 普通を0とし±3を限度とする。 E.評価点の求め方 プロファイル法にてまとめた総合評価の数値を図9に示
すように100点法に置き換え、図12のデータシート
に記入する。
【0022】(5)食味評価装置測定 食味試験試料とは別の試料(精米約450g)につい
て、複数の食味評価装置を使用して測定する。各食味評
価装置の使用方法及び注意点に基づき、繰り返し3回測
定し、その平均値を図12のデータシートに記入する。
前記ライスパワーの求め方は以下の通りである。クォリ
ティーチェック及び2回のポリッシングチェック、テイ
ストチェックのそれぞれの評価点より、ライスパワーを
算出し、本会用データシートに記入する。ライスパワー
の評価点については下記の通りとする。なお、小数第1
位を四捨五入し整数で求める。 採点方法 ライスパワーの評価点=(クォリティーチェックの評価
点×0.2)+(ポリッシングチェックの評価点×0.
2)+テイストチェックの評価点×0.6。上記採点方
法を詳述すると、下記のような数式になる。 y=aQ+bP+cT・・・{a、b、c;定数 a
(0.2〜0.4)+b(0.2〜0.4)+c(0.
4〜0.6)=1.0} 上記数式において、yはライスパワー、Qはクォリティ
ーチェック、Pはポリッシングチェック、Tはテイスト
チェックである。
【0023】次に、図14乃至図17を参照して、本実
施の形態に使用する穀類粒観察装置、成分分析装置、白
度計及び穀粒判別装置の概略を説明する。
【0024】図14は、穀類粒観察装置の斜視図であ
る。この穀類粒観察装置は、装置本体1と蓋体2とを有
している。蓋体2は、装置本体1に回動可能に結合され
ている。装置本体1は、本体1の天板laには、円形の
窓3がある形成され、窓3には、透明板4がはめ込まれ
ている。天板1aの上には、ガイド板5が固定されてい
る。ガイド板5の上面部にはU状の切りかき5aが設け
られている。切欠き5aは、円形の開口5bを形成し、
開口5bは前記窓3と整合して配置されている。またU
状の切欠き5aの円形縁部5eは、開口5bを包囲して
延在されており、また開口5bは、窓3から垂直に立ち
上がる内周面5fを形成している。U字形の切欠き5a
は、試料皿6の円周壁6aを取り込むものであり、切欠
き5aに嵌め込まれるようになった試料皿6の内周壁6
aが切欠き5aにより案内されて円形縁部5eに達し、
その円錐状の底縁部6cが開口5bの垂直内周面5fに
落とし込まれるようになっている。この試料皿6のみの
場合、約200粒の試料米が載置され、観察を行うこと
ができ、透明底面に米粒を受ける貫通孔7aを設けた補
助皿7を嵌め込むようにすると、米粒を安定良く試料皿
に保持できる。前記ガイド板5と蓋体2との間に、左右
対称配置に折り畳み可能な遮光膜8a、8bが配置され
ている。この遮光膜8a、8bは、図14に示すように
蓋体2を開いたときに前記切欠き5aの両側に立ち上が
り、外光が前記開口5b側へ入射することを防止してい
る。蓋体2の内側には、ヒンジにより支持され、一対の
バネ10により前記開口5bの情報位置と前記蓋体2の
内面に沿う位置とにわたって変位可能なフレーム9が設
けられている。このフレーム9には、光学系を構成する
レンズ11が取り付けられ試料皿6上の米粒の像を観察
可能としている。そして、米粒の像を撮像手段でカメラ
(例えばCCDカメラ)20により撮像するようになっ
ている。前記装置本体1内には、米粒の観察の際、米粒
を照射する蛍光灯(図示せず)が、蓋体2のヒンジ側と
は反対側の先端部に近接して配置されている。この蛍光
灯は、装置本体1内に設ける他、蓋体2を開口し、且
つ、該蓋体2の上面に適当な筺体を形成し該筺体内にも
蛍光灯を配置するようにしても良い。この場合、米粒の
観察の際、該蛍光灯をもって蓋体2の方向からレンズ1
1を透過して米粒を照射することができる。装置本体1
の電源スイッチ(図示せず)をオンにすると、蛍光灯が
点灯して光が斜め方向から窓3の透明板4を透過して、
試料皿6の透明底部を介して米粒を照射するようになっ
ている。図15、図16は、前記装置本体1により観察
した米粒(サンプルとしての玄米)の形状をカメラ20
で撮像し、これを、通信回線を利用して送信等するシス
テムの全体構成を示すものである。本発明においては、
前述した試料コメント表内の担当者宛に図13に示すデ
ータシートをファクシミリ装置或いはインターネット通
信網等により送ることができるとともに、前記穀類粒観
察装置により観察した米粒(サンプルとしての玄米)の
形状をカメラ20で撮像し、これを、通信回線を利用し
て送信できるように実施することも可能である。即ち、
図15、図16に示すシステム構成は、前記穀類粒観察
装置により観察する米粒(サンプルとしての玄米)の形
状を撮像するカメラ20と、このカメラ20により撮像
する米粒の形状及び例えばキーボード31から入力され
る当該米粒の分析データを収集する送信側のコンピュー
タ装置30と、このコンピュータ装置30と通信回線3
5、中継器36を介して接続された受信側のコンピュー
タ装置40とを具備している。送信側のコンピュータ装
置30は、本体32、表示部33を具備している。通信
回線35としては、通常の電話回線網、インターネット
通信網、ISDN通信網等を使用する。受信側のコンピ
ュータ装置40は、本体42、表示部41、キーボード
43を具備している。以下、上述した図15、図16に
示すシステム構成の作用を説明する。図15に示すよう
に、サンプルとしての玄米である米粒を前記試料皿6に
載せ、前記透明窓部4上に載置する。そして、フレーム
9には、光学系を構成するレンズ11を介して試料皿6
上の米粒の像を結像させ、これをカメラ20により撮像
する。カメラ20により撮像された米粒の像は送信側の
コンピュータ装置30に入力される。また、送信側のコ
ンピュータ装置30には、キーボード21から当該米粒
の数字で表される分析データが入力される。前記送信側
のコンピュータ装置30から通信回線35を介して送信
される米粒の形状の画像及び当該米粒の分析データを受
信側のコンピュータ装置40にて受信し、例えば適当な
表示部(ディスプレイ)に表示したり、プリンタに出力
する。図15、図16に示すシステム構成によれば、環
境条件を一定にした前記穀類粒観察装置を用い、穀類粒
の評価の際の姿を固定して簡易且つ的確に観察できる。
また、場所を異にする遠隔地等の受信側コンピュータ装
置40において、現物(サンプルとしての玄米である米
粒)がなくても、米粒の画像及び当該米粒の分析データ
を適当な表示部に表示して簡易且つ的確に観察できるの
で、遠隔地においても分析データと画像とにより米粒の
適正な評価(例えば良否、等級等)が可能となる。した
がって、前述した試料コメント表内の担当者宛に図13
に示すデータシートをファクシミリ装置或いはインター
ネット通信網等により送ることと、図15、図16に示
すシステム構成により前記穀類粒観察装置で観察した米
粒(サンプルとしての玄米)の形状をカメラ20で撮像
し、これを、通信回線を利用して送信することとを併用
すれば、前述したように、現物(サンプルとしての玄米
である米粒)がなくても、米粒の画像及び当該米粒の分
析データを適当な表示部に表示して簡易且つ的確に観察
でき、遠隔地においても分析データと画像とにより米粒
の適正な評価(例えば良否、等級等)が可能となり、現
物がなくとも、市場の安定性に寄与し得る米穀総合検査
・評価方法を実現できる。
【0025】図17は、近赤外線方式による成分分析装
置51の概略構成を示すもので、この成分分析計51
は、マイクロコンピュータ60により制御される光源で
ある近赤外発光ダイオード(IRED)61による光
を、狭帯域フィルター62を通してある特定波長の近赤
外線とし、この近赤外線を拡散板63を通して偏りのな
い光とし、試料米としての米粒の粒子の中や粒子間を吸
収散乱しながら透過させて、受光センサ64によって検
出し、増幅器65、A/D変換器66を経てマイクロコ
ンピュータ60に入力し、当該試料米の成分分析を行う
ものである。この特定波長の光の量と透過距離が一定で
あれば、透過光量と光吸収物質の濃度とが指数的に比例
するので、透過光量を測定することによってサンプルの
成分の定量分析を可能とするものである。この成分分析
計51では、各々の成分以外の成分やサンプルの状態
(形状、色等)による影響を考慮して、12個の波長帯
を用い、重回帰式により検量線を求めて成分を算出す
る。
【0026】図18は試料米の白度を計測する反射率測
定方式の白度計52の概略を示すものである。この白度
計52は、試料米の白さの程度(白度)を日本工業規格
(JIS)Z8722による測定方法に準じて測定す
る、精米、玄米用の白度測定器である。この白度計52
は、試料皿71上の米粒に対して、安定化電源72Aに
接続された光源72からの光を多数のミラー73を介し
て照射し、試料皿71上の穀類粒からの光をレンズ7
4、フィルター75、受光素子76からなる光学系で受
光して穀類粒の画像データを収集する。そして、受光素
子76の出力を増幅器77、A/D変換器78を経てマ
イクロコンピュータ79に入力し、当該米粒の白度を求
めるものである。
【0027】図19は玄米、精米等の粒質判別を行う穀
粒判別装置54の概略構成を示すものであり、玄米粒に
白色光をあてて「透過」、「反射」の色調特性(R,
G,B,R2各々の透過と反射)を光学センサを用いて
調べる。玄米の1粒はこの8種の色調信号がつくる「8
次元空間の点」として表現される。そして、玄米の整
粒、胴割れ、未熟粒、着色粒、死米のそれぞれをこの空
間に「点の集まり」としてグループ化することにより、
擬似的には三次元立体(標本空間)として表現でき、こ
の標本空間により玄米、精米等の穀粒の粒質判別を行う
ものである。具体的には、図19に示すように、光源8
1からの白色光を、光ファイバーケーブル82を用いて
モータ80により駆動される搬送ディスク83上に支持
されている玄米、精米等のサンプルに照射し、搬送ディ
スク83の左右両側に配置したRGB+R2測光センサ
84、ラインイメージセンサ85によりサンプルからの
透過光、反射光を各々検出し、更に、アンプ86A、8
6Bを経てマイクロコンピュータ79に入力し、米粒の
粒質判別を行うものである。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、予め米穀の外観の品質
と精米加工性及び精米の食味を総合的に検査・評価する
ことによって、米穀の商品価値を客観的に評価でき、生
産者と購入者の正当な取引を可能とし、また、現物がな
くとも米の評価ができ、市場の安定性に寄与し得る米穀
総合検査・評価方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の作業手順を示すフローチャート
である。
【図2】本実施の形態のクォリティチェックにおける分
析・測定の作業手順を示すフローチャートである。
【図3】本実施の形態の異臭、光沢等の採点方法を示す
図である。
【図4】本実施の形態の累積電力量の採点表を示す図で
ある。
【図5】本実施の形態の砕粒の採点表を示す図である。
【図6】本実施の形態の異物の採点表を示す図である。
【図7】本実施の形態のテイストチェックの作業手順を
示すフローチャートである。
【図8】米の香り、粘り、硬さ等の採点方法を示す図で
ある。
【図9】プロファイル法にてまとめた総合評価の数値を
示す図である。
【図10】本実施の形態の試料コメント表を示す図であ
る。
【図11】本実施の形態のライス受付一覧表を示す図で
ある。
【図12】本実施の形態のデータシートを示す図であ
る。
【図13】本実施の形態のデータシートを示す図であ
る。
【図14】本実施の形態に使用する穀類粒観察装置の斜
視図である。
【図15】図14の穀類粒観察装置により観察した米粒
(サンプルとしての玄米)の形状をカメラで撮像し、こ
れを通信回線を利用して送信するシステムのブロック図
である。
【図16】図14の穀類粒観察装置により観察した米粒
(サンプルとしての玄米)の形状をカメラで撮像し、こ
れを通信回線を利用して送信するシステムの概略図であ
る。
【図17】本実施の形態に使用する成分分析装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図18】本実施の形態に使用する白度計の概略を示す
ブロック図である。
【図19】本実施の形態に使用する穀粒判別装置の概略
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 装置本体 6 試料皿 20 カメラ 30 送信側のコンピュータ装置 31 キーボード 33 表示部 35 通信回線 36 中継器 40 受信側のコンピュータ装置 41 表示部 43 キーボード 51 成分分析装置 52 白度計 54 穀粒判別装置
フロントページの続き Fターム(参考) 2G051 AA04 AB02 AB20 AC02 AC04 AC11 BA06 BB01 BB17 CA03 CA04 CA06 CB01 CB02 DA08 EA11 EA12 EA16 EA17 EA21 EC01 EC02 FA01 2G059 AA01 AA05 BB11 CC09 DD01 DD13 EE01 EE02 EE12 EE13 FF01 GG02 HH01 JJ11 JJ17 KK04 MM01 MM02 MM09 MM12 MM20 PP06 PP10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料米を受け付けて試料コメント表、ライ
    ス受付一覧表、データシートに当該試料米に関する必要
    事項を記入する工程と、 前記試料米を、クォリティーチェック用、ポリッシング
    1回目用、ポリッシング2回目用に均分する工程と、 クォリティーチェック用の試料米に対するクォリティー
    チェックを行い評価点を算出してデータシートに記入す
    る工程と、 クォリティーチェック済みの試料米に対する食味評価を
    行いその結果をデータシートに記入する工程と、 ポリッシング1回目用の試料米に対するポリッシングチ
    ェックを行い分析・測定結果をデータシートに記入する
    工程と、 ポリッシング2回目用の試料米に対するポリッシングチ
    ェックを行い分析・測定結果をデータシートに記入する
    工程と、 2回目のポリッシングチェックが行われ、精米となった
    試料米に対するテイストチェックを行い、結果をデータ
    シートに記入する工程と、 精米となった試料米に対する食味評価を行いその結果を
    データシートに記入する工程と、 クォリティーチェック、ポリッシングチェック、テイス
    トチェックの各チェック結果に基づいて所定の計算式に
    よりライスパワーを算出するとともに、データシートに
    当該試料米に関する受付情報とともにライスパワーの値
    を記入する工程と、 各工程を経て作成されたデータシートを管理し、所定の
    相手方に伝送する工程と、 を含むことを特徴とする米穀総合検査・評価方法。
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