JP2000105099A - 水中銃 - Google Patents

水中銃

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JP2000105099A
JP2000105099A JP10273430A JP27343098A JP2000105099A JP 2000105099 A JP2000105099 A JP 2000105099A JP 10273430 A JP10273430 A JP 10273430A JP 27343098 A JP27343098 A JP 27343098A JP 2000105099 A JP2000105099 A JP 2000105099A
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JP
Japan
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speargun
prey
harpoon
switch
hand
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JP10273430A
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English (en)
Inventor
Kazuo Katsuki
一男 香月
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TABARAGUMI KK
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TABARAGUMI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 獲物を光で照らしながら照準を定めることを
可能とした水中銃を提供する。 【解決手段】 銛20を案内して発射するガイド部1
1、手で握って引き金12aを引くためのグリップ部1
2、肩に当てて水中銃本体10が動かないように支持す
る銃床部13により構成される水中銃本体10のガイド
部11の先端部に、光線を柱状に1本に集めて照らす投
光器15を備えており、この水中銃本体10のガイド部
11の先端部の投光器15を捕獲しようとする獲物に対
して集中して照らし、獲物への水中銃の照準を定めて銛
20を発射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水中で銛や矢など
を発射して魚類を捕獲する水中銃に関する。
【0002】
【従来の技術】魚類を捕獲する水中銃は、本体にゴムや
バネを備え、これらの付勢力によって銛や矢を発射する
ものである。水中銃は銛や矢を案内するガイド部と手で
握って引き金を引くためのグリップ部を有しており、使
用者は水中銃を片手に持って水中に潜水遊泳して魚類な
どの獲物を探す。そして、獲物を見つけたとき使用者は
水中銃のグリップ部を利き手で持ち、もう片方の手でガ
イド部を持って照準を定め、獲物に向けて銛や矢を発射
する。銛や矢はガイド部に沿って発射され、使用者が照
準を定めた獲物へ命中する。
【0003】ところで、夜間や悪天候などで暗いときに
潜水して獲物を捕獲する場合や昼間でも暗い場所などで
は暗くて獲物が見えないため、水中ライトや投光器など
の照明手段を用いることがある。照明手段を用いて獲物
や周囲を照らし、照準を定めて銛や矢を発射するように
すれば、暗い場合でも獲物を捕獲することが可能とな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用者
は水中銃を片手に持ったまま潜水遊泳するうえ照明手段
までも別に持つのは大変であり、水中銃と照明手段を両
手に持った場合は自由に潜水遊泳するのは難しい。しか
も、水中銃に銛や矢をセットする作業は片手でできない
ため、照明手段を手から離す必要がある。また、片手に
持った照明手段で獲物を照らしながらもう片方の手で持
った水中銃で照準を定めることは難しく、照明手段を操
作している間に獲物が逃げてしまうこともある。
【0005】そこで本発明は、獲物を光で照らしながら
照準を定めることを可能とした水中銃を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の水中銃は、本体
の先端部に照明手段を備えたものである。これにより、
照明手段を備える水中銃を持ったまま水中を潜水遊泳す
ることが可能となり、この照明手段を使用して獲物を照
らし、照準を定めて獲物を捕獲することができる。照明
手段は、銛や矢を案内して発射するガイド部と手で握る
グリップ部により本体を形成する水中銃と一体としてそ
の先端部に備えるのが望ましいが、円筒状の銃身を有し
てその円筒内から銛や矢を発射する水中銃の場合には、
本体とは別にその先端部に備えてもよい。
【0007】照明手段としては、広く周囲を照らす電灯
のようなものや、光線を柱状に1本に集めて照らす投光
器などを用いることができるが、ここでは投光器を用い
るのが望ましい。これによって光線を集中して獲物に照
らすことにより、獲物へ水中銃の照準を定めやすくな
る。
【0008】ここで、照明手段の照らす方向が銛や矢の
発射方向と平行であることが望ましい。これにより、獲
物を照明手段によって照らして銛や矢を発射すれば、照
明手段の光軸と水中銃の発射方向が平行となるので、光
軸を照準器の代わりに用いて獲物に照準を定めることが
可能となる。
【0009】また、水中銃本体の手元にあたる部分に照
明手段の照明スイッチを備えるのが望ましい。これによ
り、水中銃を獲物に向けて構えたときに手元の照明スイ
ッチを入れて通電すれば、獲物を照らすことができる。
したがって、水中銃を構える手を離して照明手段に通電
させることなく獲物を照らすことができる。水中銃本体
の手元にあたる部分は、右利きの人用とする場合、構え
るときに左手で支える本体部分か、あるいは、右手で握
るグリップ部分に相当する。左利きの人用とする場合
は、左右対称に配置すればよい。
【0010】照明スイッチとしては、押しボタンスイッ
チ、回転スイッチやスライドスイッチなどを用いること
ができるが、ここではスライドスイッチを用いるのが望
ましい。これにより、水中銃を構えたまま指1本で照明
スイッチを操作して照明手段を照らすことが可能とな
る。また、潜水中の水圧による故障が少なく、水中銃の
本体部分かグリップ部分に埋め込んで設けておけば岩な
どと接触して傷が付くことも少なくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は本発明の
第1実施形態における水中銃に銛を装着した状態の左側
面図、図2は水中銃本体の先端部の斜視図、図3は銛を
装着した状態における水中銃の先端部の斜視図、図4は
水中銃本体の手元にあたる部分の左側面図である。
【0012】図において、本発明の実施の形態における
水中銃本体10は、銛20を案内して発射するガイド部
11、手で握って引き金12aを引くためのグリップ部
12、肩に当てて水中銃本体10が動かないように支持
する銃床部13により構成されている。ガイド部11先
端部の両側面には、銛20に付勢力を与えて発射するた
めのゴム17の端部をボルト・ナットにより固定してい
る。このようにゴム17を固定しておけば、水中銃本体
10の先端部を細くすることができるため、狭い岩穴な
どの隙間に水中銃本体10の先端を突っ込みやすくな
る。
【0013】水中銃本体10のガイド部11の先端部に
は、照明手段としての投光器15を備えている。この投
光器15は光線を柱状に1本に集めて照らすものであ
り、捕獲しようとする獲物に対して集中して照らすこと
ができ、獲物への水中銃の照準を定めやすくなるため、
獲物を逃がす確率も少なくなる。
【0014】なお、ここでは投光器15として懐中電灯
を使用して、電球は4.8W以上のハロゲン球を、電源
はアルカリ電池をそれぞれ使用している。この電源は充
電式の電池を用いてもよい。また、投光器15の投光す
る部分は岩などの接触により傷などが入らないように、
強化プラスチックなどで保護しておく。そして、図2に
示すように、投光器15はガイド部11の先端上面に備
えたガイド金具14と干渉しないように設けており、こ
のガイド金具14から銛(図3参照)を発射するときに
支障がないようにしている。
【0015】また、図3に示すように、投光器15の照
らす方向Sが発射方向Aと平行となるようにしており、
投光器15によって獲物を照らせば、投光器15の照ら
す方向Sにある光軸を照準器の代わりに用いて獲物に照
準を定めることができる。したがって、獲物を照らして
銛20を発射すれば、すなわち銛20が投光器15の照
らす方向Sの先にいる獲物に向かって発射方向Aに発射
され、銛20が獲物に命中することになり、獲物を捕獲
することができる。
【0016】図4に示すように、水中銃本体10のガイ
ド部11左側面のグリップ部分12から30〜50cm
前方位置に、照明手段である投光器15の照明スイッチ
16を備えている。この照明スイッチ16の位置は右利
きの人が水中銃本体10を構えるときに左手Lで支える
部分に相当し、水中銃本体10を獲物に向けて構えたと
きに手元にある照明スイッチ16を入れて通電すれば、
獲物を照らすことができる。
【0017】あるいは、図5に示すように、水中銃本体
10を構えるときに右手で握るグリップ部分12に設け
ておいてもよい。また、左利きの人用とする場合は、照
明スイッチ16は図4および図5の位置と対称に水中銃
本体10の右側面に設ければ、操作がしやすくなる。
【0018】照明スイッチ16にはスライドスイッチを
用いており、水中銃を構えたまま指1本でスライドスイ
ッチを操作して投光器15を照らすことができる。ま
た、スライドスイッチは、水中銃本体10に埋め込んで
おり、岩などと接触して傷が付くのを防止している。ス
ライドスイッチは、この照明スイッチ16を前後方向へ
スライドすれば、投光器15への通電を入切できる。
【0019】このような構成において、水中銃本体10
のガイド部11先端上面に備えたガイド金具14に銛2
0を通してグリップ部12にロックし、ガイド部11先
端部に固定したゴム17を引っ張り、銛20に引っ掛け
る。銛20のロックはグリップ部12の引き金12aを
引くことにより解除され、ゴムの付勢力により銛20が
ガイド部11に案内されて発射されることになる。
【0020】このように水中銃本体10に銛20をセッ
トし、使用者は夜間や悪天候などで水中が暗いときに
は、水中銃本体10を片手に持って水中に潜水遊泳す
る。獲物を見つけると使用者は水中銃本体10を両手に
持って構え、照明スイッチ16を入れて投光器15に通
電する。そして、投光器15によって魚類などの獲物を
照らし、照準を定めてグリップ部12の引き金12aを
引いて銛を発射する。銛20は、水中銃本体10のガイ
ド部11およびガイド金具14に沿って発射され、使用
者が照準を定めた獲物へ命中する。
【0021】あるいは、岩穴の中や暗い場所などに潜む
獲物を探すときや、獲物が岩穴の中に逃げ込んでしまっ
たときなどにも本実施形態の水中銃を利用すれば、容易
に獲物を見つけて水中銃から銛20を発射し、獲物を捕
獲することが可能となる。
【0022】ところで、照明手段は、上述したように水
中銃本体10のガイド部11の先端部に設けずに、図6
に示すように、水中銃本体10とは別にガイド部11の
先端部下部に照明手段として投光器15aを設けること
もできる。また、先端部下部だけでなく、左側面または
右側面に設けておいてもよい。このような取り付け方法
によれば、例えば円筒状の銃身を有してその円筒内から
銛や矢を発射するタイプの水中銃の場合であっても、銛
や矢の発射に支障なく照明手段を設けることができ、こ
の照明手段によって獲物を照らすことができる。
【0023】(実施の形態2)図7は第2実施形態にお
ける水中銃本体の左側面図、図8は図7の水中銃本体を
分割した状態を示す図である。
【0024】第1実施形態において説明した水中銃本体
10の代わりに、図7及び図8に示すように、水中銃本
体30を投光器35を内蔵した照明部31、中空のアル
ミパイプからなるガイド部32、およびグリップ部33
の各パーツにより形成し、2つのOリング34a,34
bを介して接続する構造としている。
【0025】また、ガイド部32の左側面には照明スイ
ッチとしてのマグネットスイッチ37を設けており、こ
のマグネットスイッチ37から投光器35までの配線3
6をガイド部32の内部に設けている。この配線36は
その途中に中継コネクタ38を介して接続しており、配
線36を簡単に分割することができる。
【0026】このような構造とすることにより、本実施
形態の水中銃本体30は、照明部31、ガイド部32、
およびグリップ部33にそれぞれ容易に分割することが
でき、メンテナンスも容易に行うことが可能となる。
【0027】
【発明の効果】本発明により、以下の効果を奏すること
ができる。
【0028】(1)本体の先端部に照明手段を備えるこ
とにより、照明手段を別に持たずに水中銃を持ったまま
水中を自由に潜水遊泳することが可能となり、本体先端
部の照明手段により獲物を照らして照準を定め、水中銃
より銛や矢を発射して獲物を捕獲することが可能とな
る。すなわち、照明手段を別に構えることなく獲物に向
けて水中銃を構えるだけで、簡単に獲物を照らして捕獲
することが可能となる。
【0029】(2)照明手段を投光器とすることによ
り、光線を集中して獲物を照らすことができ、獲物に照
準を定めやすくなる。したがって、より確実に獲物を捕
獲することができるようになる。
【0030】(3)照明手段の照らす方向を発射方向と
平行とすることにより、照明手段の光軸を照準器の代わ
りに用いて獲物に照準を定めることができ、照明手段に
よって獲物を照らして矢や銛を水中銃から発射するだけ
で、確実に獲物を捕獲することができるようになる。
【0031】(4)本体の手元にあたる部分に前記照明
手段の照明スイッチを備えることにより、水中銃を構え
たまま、照明手段に通電させて獲物を照らすことが可能
となる。したがって、獲物を見つけたときに即座に照明
手段を照らすことができ、獲物を逃すことが少なくな
る。
【0032】(5)照明スイッチをスライドスイッチと
することにより、潜水遊泳中に照明スイッチが水圧で誤
動作するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態における水中銃に銛を
装着した状態の左側面図である。
【図2】 水中銃本体の先端部の斜視図である。
【図3】 銛を装着した状態における水中銃の先端部の
斜視図である。
【図4】 水中銃本体の手元にあたる部分の左側面図で
ある。
【図5】 照明スイッチの別の取付状態を示す水中銃本
体の手元にあたる部分の左側面図である。
【図6】 照明手段の別の取付状態を示す水中銃の先端
部の左側面図である。
【図7】 第2実施形態における水中銃本体の左側面図
である。
【図8】 図7の水中銃本体を分割した状態を示す図で
ある。
【符号の説明】
10,30 水中銃本体 11,32 ガイド部 12,33 グリップ部 12a 引き金 13 銃床部 14 ガイド金具 15,15a,35 投光器 16 照明スイッチ 17 ゴム 31 照明部 34a,34b Oリング 36 配線 37 マグネットスイッチ 38 中継コネクタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銛や矢を案内して発射するガイド部と手
    で握るグリップ部により本体を形成する水中銃におい
    て、前記本体の先端部に照明手段を備えた水中銃。
  2. 【請求項2】 前記照明手段が投光器である請求項1記
    載の水中銃。
  3. 【請求項3】 前記照明手段の照らす方向が発射方向と
    平行である請求項1または2記載の水中銃。
  4. 【請求項4】 前記本体の手元にあたる部分に前記照明
    手段の照明スイッチを備えた請求項1から3のいずれか
    に記載の水中銃。
  5. 【請求項5】 前記照明スイッチがスライドスイッチで
    ある請求項4記載の水中銃。
JP10273430A 1998-09-28 1998-09-28 水中銃 Pending JP2000105099A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101234508B1 (ko) * 2010-09-10 2013-02-20 이세민 개인화기에 장착되는 조명 겸용 조준 기구
KR101509334B1 (ko) 2013-09-10 2015-04-07 이종수 수중 자동소총
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101234508B1 (ko) * 2010-09-10 2013-02-20 이세민 개인화기에 장착되는 조명 겸용 조준 기구
KR101509334B1 (ko) 2013-09-10 2015-04-07 이종수 수중 자동소총
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