JP2000102412A - 芳香機能付ストラップおよび芳香カプセル - Google Patents

芳香機能付ストラップおよび芳香カプセル

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JP2000102412A
JP2000102412A JP10275617A JP27561798A JP2000102412A JP 2000102412 A JP2000102412 A JP 2000102412A JP 10275617 A JP10275617 A JP 10275617A JP 27561798 A JP27561798 A JP 27561798A JP 2000102412 A JP2000102412 A JP 2000102412A
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strap
capsule
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JP10275617A
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Makoto Nomura
誠 野村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 芳香効果を長期間にわたって維持することが
でき、視覚的なアクセサリー性をも有する芳香機能付ス
トラップを提供する。 【解決手段】 ストラップ100に、上部外容器111
と下部外容器112とからなる透明の外容器110を設
け、この外容器110内に芳香カプセル140を収納す
る。芳香カプセル140内の芳香液142が、芳香液浸
透部材144の上端で蒸発し、芳香孔11bから外部に
発散することにより、芳香効果を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機やキ
ーホルダ等に使用されるストラップに関するものであ
り、より詳細には、芳香容器を設けたストラップに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯電話機、簡易型携帯電話
機、キーホルダー等として、ストラップを取り付けたも
のが知られている。
【0003】このストラップは、携帯電話機等を、使用
時に、手から滑らせて落下させてしまうことを防止する
ために、設けられている。
【0004】また、最近では、このストラップとして、
キャラクター物や発光器具等を一体化してアクセサリー
としての性質を高めたものも、登場している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、携帯電話機等に
使用されるストラップとしては、芳香機能を持たせたも
のは存在しなかった。
【0006】ここで、ストラップに芳香機能を付加する
方法としては、例えば芳香機能付文房具のように、スト
ラップ自体やキャラクター物等に芳香液を直接に塗布す
る方法も考えられる。しかし、このような方法では、芳
香効果を長期間にわたって維持することができないの
で、ユーザは短期間でストラップを買い換えなければな
らず、結果的にストラップが高価なものになってしま
う。
【0007】また、アクセサリー製品としてのストラッ
プの需要に応えるためには、単に芳香機能を持たせるだ
けでなく、視覚的なアクセサリー性を付加することが望
ましい。
【0008】この発明は、このような従来技術の課題に
鑑みてなされたものであり、芳香効果を長期間にわたっ
て維持することができ、さらには視覚的なアクセサリー
性をも有する芳香機能付ストラップを提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】(1)この発明に係る芳
香機能付ストラップは、芳香源を収納した状態で勘合ま
たは螺合することができる上部外容器および下部外容器
と、上部外容器に取り付けられた吊着部材と、下部外容
器に取り付けられた吊持部材と、上部外容器または下部
外容器の少なくとも一方に設けられた芳香孔とを備え
る。
【0010】このような構成によれば、上部外容器およ
び下部外容器からなる外容器内に芳香源を収納し、この
芳香源に芳香を発生させ、この芳香を芳香孔から外部に
発散させることができる。
【0011】(2)この発明に係る芳香カプセルは、芳
香容器の芳香源として使用される芳香カプセルであっ
て、芳香液を収容するための内容器と、内容器の開口部
を塞ぐ蓋部材と、蓋部材の外側面に設けられた凹部と、
凹部から蓋部材の内側面にかけて設けられた貫通孔と、
一端が貫通孔に挿着され、且つ、他端が芳香液に浸され
た芳香液浸透部材とを備える。
【0012】このような構成によれば、芳香液を、芳香
液浸透部材の一端から蒸発させることにより、芳香を発
生させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、携帯電話機に使用する場合を例に採って説明す
る。
【0014】なお、図中、各構成成分の大きさ、形状お
よび配置関係は、この発明が理解できる程度に概略的に
示してあるにすぎず、また、以下に説明する数値的条件
は単なる例示にすぎないことを理解されたい。
【0015】図1は、この実施の形態に係る芳香機能付
ストラップを概略的に示す外観図である。また、図2お
よび図3は、ストラップ100の詳細構成を示す図であ
り、図2は分解斜視図、図3は分解横断面図である。
【0016】各図に示したように、芳香機能付ストラッ
プ100は、例えば携帯電話機本体200に取り付けら
れる。この芳香機能付ストラップ100は、芳香源を収
納するための、外容器110を備えている。この外容器
110は、上部外容器111と下部外容器112とを備
えている。
【0017】上部外容器111は、芳香カプセル140
(後述)の一部を収容するための内空部を有しており、
その内側面には、下部外容器112(後述)を螺合する
ための雌ねじ溝111aが設けられている。この上部外
容器111は、例えばプラスチック等の、透明または半
透明の材料で形成することが望ましい。
【0018】また、上部外容器111の側面には、芳香
カプセル140(後述)で発生した芳香を外部に発散さ
せるための貫通孔、すなわち芳香孔111bが、一定間
隔で複数個設けられている。この芳香孔111bの配
置、個数、直径等は任意であり、芳香の強さ等に応じて
適宜決定すればよい。また、芳香孔111bは、下部外
容器112(後述)に設けてもよいし、上部外容器11
1および下部外容器112の両方に設けてもよい。
【0019】下部外容器112は、芳香カプセル140
(後述)の残り部分を収容するための内空部を有してい
る。また、下部外容器112の上部には、上部外容器1
11を螺合するための雄ねじ溝112aが設けられてい
る。さらに、下部外容器112に設けられた内空部の底
には、芳香カプセル140(後述)の底部を上方向に付
勢する付勢部材として、コイルばね112bが設けられ
ている。この付勢部材の形態等は特に限定されるもので
はなく、ゴムばね等を使用してもよい。この下部外容器
112は、例えばプラスチック等の、透明または半透明
の材料で形成することが望ましい。
【0020】上述の上部外容器111には、このストラ
ップ100を携帯電話機200に装着するための吊着部
材として、ゴム紐120が取り付けられている。なお、
この吊着部材の材料や形態は特に限定されるものではな
く、布紐、金属リング、金属チェーン等を使用すること
も可能である。
【0021】また、下部外容器112には、このストラ
ップ100の吊持部材として、吊り紐130が取り付け
られている。この吊持部材の材料や形態も特に限定され
るものではなく、例えば化学繊維や皮革、合成皮革等を
使用することができる。
【0022】芳香カプセル140の内容器141には、
芳香液142が収容される。また、この内容器141の
開口部は、蓋部材143によって塞がれる。この蓋部材
143の外側面には、凹部143aが設けられている。
また、この蓋部材143には、凹部143aから内側面
にかけて、貫通孔143bが形成されている。この内容
器141も、例えばプラスチックやガラス等の、透明ま
たは半透明の材料で形成することが望ましい。
【0023】この貫通穴143bには、芳香液浸透部材
144が挿着されている。この芳香液浸透部材144
は、一端が貫通穴143bの上部開口付近に位置するよ
うに、挿着される。芳香液浸透部材144の一端は、こ
の開口から多少は突出していてもよいが、この突出部が
凹部143a内に収まるように装着される。一方、芳香
液浸透部材144の他端は、芳香液142に浸される。
【0024】なお、図1〜図3では、ねじ溝111a,
112aを設けて上部外容器111と下部外容器112
とを螺合することとしたが、ねじ溝111a,112b
を設けずに単に勘合することとしてもよい。
【0025】このストラップ100を実際に使用する場
合には、まず、外容器110を上部外容器111と下部
外容器112とに分離させ、芳香カプセル140を収納
する。ここで、使用前の芳香カプセル140は、蓋部材
143の外側面に、シール(図示せず)が貼り付けられ
ている。このシールにより、凹部143aが密閉され
て、芳香液142の蒸発を防止することができる。ま
た、この凹部143aを設けたことにより、貫通孔14
3bの上部開口から芳香液浸透部材144が若干突出し
ていても、シールを貼り付けたときの密閉性が損なわれ
ることがない。
【0026】シールを剥離した芳香カプセル140を収
納した後で、上部外容器111と下部外容器112とを
螺合する。芳香カプセル140内の芳香液142は、芳
香液浸透部材144の上端部から蒸発する。そして、こ
の蒸発によって発生した芳香が、芳香孔111bから外
部に発散する。これにより、ストラップ100の芳香効
果が得られる。
【0027】かかるストラップ100においては、上部
外容器111または下部外容器112の少なくとも一方
と芳香カプセル140の内容器141とを透明または半
透明にすることにより、芳香液の142の残量を視覚的
に確認することができる。
【0028】芳香液の142が無くなったときは、再び
外容器110を上部外容器111と下部外容器112と
に分離させて、芳香カプセル140を新しいものと交換
すればよい。この実施の形態では、下部外容器112内
にコイルばね112bを設けたので、上部外容器111
と下部外容器112とを分離させたときに、芳香カプセ
ル140を上方向に押し上げることができ、したがって
芳香カプセル140の取り出しが容易になる。また、上
部外容器111と下部外容器112とを螺合する場合に
は、上部外容器111と下部外容器112とがコイルば
ね112bで逆方向に付勢されるので、外容器110を
はずれ難くすることができる。
【0029】また、上部外容器111や下部外容器11
2を透明・半透明とした場合、芳香カプセル140のデ
ザイン性を高めることによって、ストラップ100全体
としての視覚的なアクセサリー性を向上させることもで
きる。例えば、ユーザが、自分で、芳香カプセル140
の表面にキャラクターシールや写真シール等を貼り付け
ることによって、アクセサリー性を向上させることも可
能である。
【0030】このように、この実施の形態によれば、外
容器110と芳香カプセル140とを備えた芳香手段を
ストラップ100に設けたので、ストラップ自体やキャ
ラクター物等に芳香液を直接に塗布する場合と比較し
て、芳香効果を長期間維持することができる。
【0031】また、芳香カプセル140を適宜取り換え
られるように構成したので、芳香液が無くなってもスト
ラップ100全体を買い換える必要が無い。
【0032】さらに、上部外容器111や下部外容器1
12を透明・半透明とすることにより、ストラップ10
0全体としての視覚的なアクセサリー性を高めることが
でき、このアクセサリー性をユーザ自身の自由な創意・
工夫に委ねることも可能となる。
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明に
よれば、芳香効果を長期間にわたって維持することがで
き、さらには視覚的なアクセサリー性をも有する芳香機
能付ストラップ、および、このストラップに使用する芳
香カプセルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る芳香機能付ストラップを概略
的に示す外観図である。
【図2】実施の形態に係る芳香機能付ストラップを示す
分解斜視図である。
【図3】実施の形態に係る芳香機能付ストラップを示す
分解横断面図である。
【符号の説明】
100 芳香機能付ストラップ 110 外容器 111 上部外容器 111a 雌ねじ溝 111b 芳香孔 112 下部外容器 112a 雄ねじ溝 112b コイルばね 120 ゴム紐 130 吊り紐 140 芳香カプセル 141 内容器 142 芳香液 143 蓋部材 143a 凹部 143b 貫通孔 144 芳香液浸透部材 200 携帯電話機本体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芳香源を収納した状態で勘合または螺合
    することができる上部外容器および下部外容器と、 前記上部外容器に取り付けられた吊着部材と、 前記下部外容器に取り付けられた吊持部材と、 前記上部外容器または前記下部外容器の少なくとも一方
    に設けられた芳香孔と、 を備えたことを特徴とする芳香機能付ストラップ。
  2. 【請求項2】 前記上部外容器または前記下部外容器の
    少なくとも一方が透明または半透明であることを特徴と
    する請求項1に記載の芳香機能付ストラップ。
  3. 【請求項3】 前記下部外容器が、前記芳香源の底部を
    付勢する付勢部材を備えたことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の芳香機能付ストラップ。
  4. 【請求項4】 芳香容器の芳香源として使用される芳香
    カプセルであって、 芳香液を収容するための内容器と、 この内容器の開口部を塞ぐ蓋部材と、 この蓋部材の外側面に設けられた凹部と、 この凹部から前記蓋部材の内側面にかけて設けられた貫
    通孔と、 一端が前記貫通孔に挿着され、且つ、他端が前記芳香液
    に浸された芳香液浸透部材と、 を備えたことを特徴とする芳香カプセル。
  5. 【請求項5】 前記外側面に、前記凹部を塞いで前記芳
    香液の蒸発を防止するためのシール部材を貼り付けたこ
    とを特徴とする請求項4に記載の芳香カプセル。
JP10275617A 1998-09-29 1998-09-29 芳香機能付ストラップおよび芳香カプセル Pending JP2000102412A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002015541A1 (de) * 2000-08-13 2002-02-21 Wuellner Andreas Welchselbare einrichtung zur aufnahme von duftstoffen, insbesondere für die kommunikationsgeräte- und edv-technik, bekleidung und tragbare behältnisse

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002015541A1 (de) * 2000-08-13 2002-02-21 Wuellner Andreas Welchselbare einrichtung zur aufnahme von duftstoffen, insbesondere für die kommunikationsgeräte- und edv-technik, bekleidung und tragbare behältnisse

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