JP2000101621A - アクセス制御方法 - Google Patents

アクセス制御方法

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JP2000101621A
JP2000101621A JP10283401A JP28340198A JP2000101621A JP 2000101621 A JP2000101621 A JP 2000101621A JP 10283401 A JP10283401 A JP 10283401A JP 28340198 A JP28340198 A JP 28340198A JP 2000101621 A JP2000101621 A JP 2000101621A
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Hiroshi Tezuka
宏 手塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 局と加入者との間で、双方向の基本チャネル
を用いてアクセス情報を含む信号をやり取りするアクセ
ス制御方法において、下り方向の帯域を増大させる。 【解決手段】 レイヤ4スイッチ101は、基本チャネ
ルを用いて加入者に伝送する信号と、別チャネルを用い
て加入者に伝送する信号とを分離して出力する。この2
つの信号は、第1のWDMカップラ109で波長多重さ
れ、光ファイバ121を介して加入者に送られる。加入
者側においては、基本チャネルの信号と別チャネルの信
号とを第2のWDMカップラ111を用いて分離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】局から加入者へ信号を分配す
るアクセスシステムに関し、特に、大容量のコンテンツ
を加入者が取得するような通信環境で、局から加入者へ
の帯域を増加させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】現在使用及び検討されているアクセスシ
ステムとして、光ファイバを用いたN−PDSシステ
ム,STM−PONシステム,ATM−PONシステム
や、同軸を用いたケーブルモデムシステムがある。特
に、光ファイバを使ったシステムとして、大容量情報を
伝送可能なATM−PONシステムが注目されている。
ATM−PONシステムでは、ATMの持つ高速性及び
統計多重効果により帯域の利用効率をあげることが可能
である等の利点を持つ。ATM−PONシステムは、す
でにITU−Tにおいて標準化されたもの(例えば、IT
U-T Recommendation G.983)が知られている。図4は、
この従来の技術を説明するための図である。このシステ
ムでは、局に接続された一本のファイバは途中で最大3
2分岐され、最大32の加入者と接続される。局からの
光信号は全ての加入者の情報を含み、加入者側で必要な
情報を選択して入手する。上り方向の信号はあらかじめ
局からそれぞれの加入者に対して、許可信号(アクセス
情報)を与え、その信号の内容に応じて加入者から局へ
信号を送信する。許可信号は加入者からの要求に応じて
局側で制御を行うことで実現される。これにより、様々
な加入者に任意の帯域を割り当てることが可能となる。
尚、図4において、ONUはオプティカルネットワーク
ユニット、ODNはオプティカルディストリビューショ
ンネットワーク、OLTはオプティカルラインターミネ
ータ、Ord, ru, ld, luはオプティカルインター
フェースを表している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、マルチメディ
アの発展に伴い、加入者が情報を取得するコンテンツ取
得型の情報が増加してきている。このため、従来のアク
セスシステムでは、大容量の情報を局から加入者へ伝送
する際、通信容量が小さいため時間がかかってしまうと
いう問題が生じる。特にコンテンツとして音楽CD、高精
細画像、映像、アプリケーションなどのダウンロードは
今後増加してくるものと思われ、局から加入者への帯域
増加の要求は高まってきている。
【0004】そこで、本発明の目的は、局から加入者方
向の帯域を増加させ、加入者が大容量コンテンツを高速
に入手できるようにすることにある。
【0005】尚、特開平9−214541号公報には、
PONシステムの伝送容量を増大させるために、狭帯域
サービスに用いられていない波長帯において、波長多重
技術を用いて加入者毎、もしくはサービス毎に波長を割
り当てるようにした技術が記載されている。しかし、こ
の従来の技術は、加入者数やサービス数が多くなると、
多くの波長を使用することが必要になり、精度の高い高
価な分波器等が必要になるため、システムが高価になる
という問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、局と加入者との間で、双方向の基本チャネ
ルを用いてアクセス情報を含む信号をやり取りするアク
セス制御方法において、前記基本チャネルとは別の、前
記局から前記加入者へ大容量の信号を伝送するための別
チャネルを設け、前記基本チャネルの下り方向の信号と
前記別チャネルの信号とを多重化して前記局から前記加
入者へ伝送する。
【0007】ここで、多重化の方法としては、波長多
重,時分割多重或いは周波数多重(FDM)を採用する
ことができる。
【0008】また、本発明は、上記目的を達成するた
め、局と複数の加入者とを光ファイバを介してPDSト
ポロジーで接続し、且つ前記局と前記複数の加入者との
間で、双方向の基本チャネルを用いてアクセス情報を含
む信号をやり取りするアクセス制御方法において、前記
基本チャネルとは別の、前記局から前記加入者へアクセ
ス情報を含まない大容量の信号を伝送するための別チャ
ネルを設け、前記基本チャネルの下り方向の信号と前記
別チャネルの信号とを多重化して前記局から前記加入者
へ伝送し、前記加入者から前記局へは、前記アクセス情
報によって伝送が許可された時、信号を伝送し、前記加
入者から前記局への信号は、前記基本チャネルの信号を
送受信するためのプロトコル制御情報,前記別チャネル
の信号を受信するためのプロトコル制御情報を含む。
【0009】ここで、多重化の方法としては、波長多重
或いは時分割多重を採用することができる。
【0010】また、本発明は、上記目的を達成するた
め、局と複数の加入者とを同軸ケーブルを介してPDS
トポロジーで接続し、且つ前記局と前記複数の加入者と
の間で、双方向の基本チャネルを用いてアクセス情報を
含む信号をやり取りするアクセス制御方法において、前
記基本チャネルとは別の、前記局から前記加入者へアク
セス情報を含まない大容量の信号を伝送するための別チ
ャネルを設け、前記基本チャネルの下り方向の信号と前
記別チャネルの信号とを周波数多重して前記局から前記
加入者へ伝送し、前記加入者から前記局へは、前記アク
セス情報によって伝送が許可された時、信号を伝送し、
前記加入者から前記局への信号は、前記基本チャネルの
信号を送受信するためのプロトコル制御情報,前記別チ
ャネルの信号を受信するためのプロトコル制御情報を含
む。
【0011】また、本発明は上記目的を達成するため、
局と複数の加入者とを光ファイバを介してPDSトポロ
ジーで接続し、且つ前記局と前記複数の加入者との間
で、双方向の基本チャネルを用いてN−PDSシステム
のアクセス情報を含む信号をやり取りするアクセス制御
方法において、前記基本チャネルとは別の、前記局から
前記加入者へアクセス情報を含まない大容量の信号を伝
送するための別チャネルを設け、前記基本チャネルの下
り方向の信号と前記別チャネルの信号とを波長多重して
前記局から前記加入者へ伝送し、前記加入者から前記局
への信号は、前記局から前記加入者へのN−PDSシス
テムのアクセス情報によりアクセス制御される。
【0012】また、本発明は、基本チャネルで伝送する
下り方向の信号と、別チャネルで伝送する信号を分離す
るために、前記局は、前記加入者に伝送する信号を、そ
の信号のTCPポート番号に基づいて前記別チャネルを
用いて伝送するか、前記基本チャネルを用いて伝送する
かを決定する。
【0013】また、本発明は、局から加入者方向の帯域
を増加させるため、局と複数の加入者とを光ファイバを
介してPDSトポロジーで接続し、且つ前記局と前記複
数の加入者との間で、双方向の基本チャネルを用いてA
TM−PONシステムのアクセス情報を含む信号をやり
取りするアクセス制御方法において、前記基本チャネル
とは別の、前記局から前記加入者へアクセス情報を含ま
ない大容量の信号を伝送するための別チャネルを設け、
前記基本チャネルの下り方向の信号と前記別チャネルの
信号とを時分割多重して前記局から前記加入者へ伝送
し、前記加入者から前記局への信号は、前記局から前記
加入者へのATM−PONシステムのアクセス情報によ
りアクセス制御される。
【0014】また、本発明は、基本チャネルで伝送する
信号と、別チャネルで伝送する信号とを分離するため
に、前記局は、前記加入者に伝送する信号を、その信号
のVPI/VCI値に基づいて前記別チャネルを用いて
伝送するか、前記基本チャネルを用いて伝送するのかを
決定する。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の第1の実施の形態の構成例
を示すブロック図である。本実施の形態では、N−PD
Sシステムに波長多重技術を用い、下り方向信号の信号
転送容量を増やす構成をとる。
【0017】局と複数の加入者とは光ファイバを用いて
接続される。局から出力される1本のファイバ121
は、途中、第2の光カップラ110によって分岐され、
各加入者には分岐された光ファイバがそれぞれ1本ずつ
接続される。
【0018】局側は、基幹側信号とアクセス網への信号
をスイッチするレイヤ4スイッチ101と、アクセス情
報(例えば、加入者に対して上り方向の信号を許可する
ための情報等)や各加入者個別の信号(例えば、メー
ル,プロトコル制御情報等)を双方向通信する基本チャ
ネルの信号の内、局から加入者への信号(下り方向の信
号)をN−PDS信号フォーマットに合うものにするN
−PDSフォーマット生成回路102と、基本チャネル
とは別に設けられた、局から加入者へアクセス情報を含
まない大容量の情報(例えば、動画情報等)を伝送する
ための別チャネルを収容するフレームを生成する別チャ
ネル伝送フレーム生成回路107と、加入者から局への
N−PDSシステムの信号を終端するN−PDSフォー
マット終端回路105と、局から加入者へのN−PDS
システムの信号を送信する第1の光送信回路103と、
加入者から局へのN−PDSシステムの信号を受信する
と共に受信信号からクロックを抽出する第1の光受信回
路106と、別チャネルの信号を伝送するための第2の
光送信回路108と、N―PDSシステムの信号の送信
信号と受信信号とを分岐する第1の光カップラ104
と、N−PDSの信号と別チャネルの信号とを合波(波
長多重)する第1のWDM光カップラ109とを有す
る。
【0019】別チャネルの信号は、この例では、SON
ET/SDHのフレームに準じて伝送するものとする。
伝送する信号は、振幅変調(AM)される。このとき、
加入者側のインターフェース速度にあわせて、伝送する
信号の速度を決定する。例えば、加入者側のインターフ
ェースが100Base−Tである場合、伝送される信
号の速度は、100Mで制限される。ただし、ここで1
00Mは、スループット速度を表し、物理速度を制限す
るものではない。
【0020】局側において、レイヤ4スイッチ101か
らは別チャネルの信号と通常のN−PDS用の信号(基
本チャネルの信号)とが分離されて出力され、それぞれ
別チャネル伝送フレーム生成回路107及びN−PDS
フォーマット生成回路102に入力される。ここで、レ
イヤ4スイッチ101は、下り方向に流れる信号のTC
Pポート番号に基づいて、別チャネルの信号と基本チャ
ネルの信号とを分離して出力するようにしている。つま
り、大容量転送を必要とするアプリケーションに対応す
るTCPポート番号を予め決めておくと共に、別チャネ
ル伝送フレーム生成回路107に接続される物理ポート
と大容量転送を必要とするアプリケーションのTCPポ
ート番号とを対応付け、N−PDSフォーマット生成回
路102に接続される物理ポートと上記以外のTCPポ
ート番号とを対応付けておく。そして、下り方向の信号
が発生した場合には、そのTCPポート番号に対応する
物理ポートに出力するようにする。これにより、基本チ
ャネルの信号,別チャネルの信号は、それぞれN−PD
Sフォーマット生成回路102,別チャネル伝送フレー
ム生成回路107に出力されることになる。
【0021】N−PDSフォーマット生成回路102の
出力は、第1の光送信回路103に入力され、別チャネ
ル伝送フレーム生成回路107の出力は、第2の光送信
回路108に入力される。
【0022】第1の光送信回路103及び第1の光受信
回路106は、第1の光カップラ104に接続され、第
1の光カップラ104の出力及び第2の光送信回路10
8の出力は、第1のWDMカップラ109に入力され
る。この時、第1の光送信回路103の光出力は1.3
μmの波長を用い、第2の光送信回路108の出力は
1.5μmの波長を用いる。
【0023】局から加入者への光ファイバ121は、途
中、第2の光カップラ110により各加入者に分岐され
る。
【0024】加入者側は、局からの波長多重された信号
を分岐する第2のWDMカップラ111と、N−PDS
システムの信号の送信側及び受信側信号を分岐する第3
の光カップラ112と、局から送信されたN−PDSシ
ステムの信号を受信する第2の光受信回路113と、加
入者から局への信号を送信する第3の光送信回路115
と、別チャネルで伝送されてきた信号を受信する第3の
光受信回路117と、局からのN−PDSシステムの信
号を終端するN−PDSフォーマット終端回路114
と、加入者から局への信号をN−PDS信号フォーマッ
トに合うものにするN−PDSフォーマット生成回路1
16と、別チャネルで伝送されてきた受信信号を終端す
る別チャネル伝送フレーム終端回路118と、N−PD
Sフォーマット終端回路114で終端された信号と別チ
ャネル伝送フレーム終端回路118で終端された信号と
を、例えば、到着順に内部に設けられているメモリ(図
示せず)に格納し、100Mイーサネット(登録商標)
の速度にあった速度で読み出すことにより合成する合成
回路119と、合成回路119で合成された信号を10
0Mイーサネットにより宅内へと伝送するイーサネット
伝送回路120とを有する。
【0025】局から光ファイバ121,第2の光カップ
ラ110を介して送られてくる波長多重された信号は、
第2のWDMカップラ111に入力される。第2のWD
Mカップラ111は、波長多重された信号を各波長の信
号に分解し、1.3μm帯の波長の光信号を第3の光カ
ップラ112に出力し、1.5μm帯の波長の光信号を
第3の光受信回路117に出力する。第3の光カップラ
112から出力される1.3μm帯の波長の光信号は、
第2の光受信回路113,N−PDSフォーマット終端
回路114を介して合成回路119に入力される。第3
の光受信回路117の出力は、別チャネルで伝送されて
きた信号を終端する別チャネル伝送フレーム終端回路1
18に入力され、その出力は合成回路119に入力され
る。合成回路119の出力はイーサネット伝送回路12
0に入力される。
【0026】宅内からのイーサネット信号(アクセス情
報によって許可された時に出力されるものであり、基本
チャネルを信号を送受信するためのプロトコル制御情報
や別チャネルの信号を受信するためのプロトコル制御情
報を含む)は、イーサネット伝送回路120,合成回路
119を介してN−PDSフォーマット生成回路116
に入力され、N−PDSフォーマットに合う形式にされ
た後、第3の光送信回路115に入力される。
【0027】この構成において、加入者が要求した信号
に対して、局側からある加入者へ大容量信号もしくは帯
域保証の必要な信号を転送する際、他の加入者の信号に
影響することなく、別チャネルで信号を伝送することが
可能となる。これにより、N−PDSシステムの持つ各
加入者毎の帯域よりも大きい帯域を下り方向に持つこと
ができるため、高精細画像情報や動画情報等の大容量情
報をダウンロードするサービスなどを実現することが可
能となる。この例において別チャネルの伝送はサブキャ
リア変調(SCM)で行えることはいうまでもない。
【0028】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図2は本発明の第2の実施の形態の構成例を
示すブロック図である。本実施の形態は、網形態を第1
の実施の形態と同様のPDSトポロジー構成とし、下り
方向は1.5μmの波長帯、上り方向は1.3μmの波
長帯を用いて通信を行う形態をとる。
【0029】下り方向は2.5Gb/sの光信号が伝送
され、上り方向は155Mb/sの信号が伝送される。
局からの1本の光ファイバ219が第1の光カップラ2
09により16分岐され、16人の加入者が接続される
構成とする。下り方向は、155Mb/sの信号が16
チャネル多重されており、その中の1チャネルには通常
伝送を行うためのATM−PONシステムの下り信号が
収容され、上り方向の155Mb/sの信号と併せて、
ATM−PON信号の制御(例えば、加入者に対して上
りの信号を許可するための制御等)及び通信を行ってい
る。この通常伝送を行うための下り方向の信号と上り方
向の信号とにより、双方向の基本チャネルが構成され
る。下り方向の15チャネルの内、11チャネルには放
送用の信号が収容され、残りの4チャネルには別チャネ
ル伝送用の信号が収容される。本実施の形態において、
この4チャネルには620Mb/sのATMのOC−4
8信号が収容されているものとする。ATM−PONの
信号は、従来の信号と同じフレームフォーマットで伝送
されるものとする。
【0030】局側は、ATM−PONシステムのOLT
(Optical Line Terminator)202と、放送信号収容回
路204と、620Mb/sのATM伝送回路203
と、ATMスイッチ201と、時分割多重回路205
と、第1の光送信器207と、第1の光受信器206
と、第1のWDMカップラ208とから構成される。
【0031】ATMスイッチ201は、基幹伝送路(図
示せず)とOLT202とATM伝送回路203とに接
続される。ATMスイッチ201からは、通常伝送を行
うためのATM−PONシステムの下り信号(基本チャ
ネルの下り信号)と、別チャネル伝送用の信号とが分離
して出力され、それぞれOLT202,ATM伝送回路
203に入力される。ここで、ATMスイッチ201
は、下り方向に流れる信号のVPI/VCIの値に基づ
いて基本チャネルの下り信号と別チャネルの信号とを分
離して出力するようにしている。つまり、大容量転送を
必要とするアプリケーションに対応するVPI/VCI
の値を予め決めておくと共に、ATM伝送回路203に
接続される物理ポートと大容量転送を必要とするアプリ
ケーションのVPI/VCIの値とを対応付け、OLT
202に接続される物理ポートと上記以外のVPI/V
CIの値とを対応付けておく。そして、下り方向の信号
が発生した場合には、そのVPI/VCIの値に対応す
る物理ポートに出力するようにする。これにより、基本
チャネルの信号,別チャネルの信号がそれぞれOLT2
02,ATM伝送回路203に出力されることになる。
【0032】OLT202の加入者側出力,ATM伝送
回路203の出力および放送信号収容回路204の出力
は、時分割多重回路205に入力され、そこで時分割多
重されて第1の光送信器207に入力される。第1の光
送信器207は、第1のWDMカップラ208の1.5
μmポートに接続され、第1の光受信器206は、第1
のWDMカップラ208の1.3μmポートに接続され
る。第1のWDNカップラ208の合波ポートには光フ
ァイバ219が接続される。
【0033】局から加入者に接続される光ファイバ21
9は、途中、第1の光カップラ209により各加入者へ
分岐される。
【0034】加入者側は、ATM−PONシステムのO
NU(Optical Network Unit)214と、放送信号終端回
路216と、620Mb/sのATM終端回路215
と、時分割分離回路213と、第2の光送信器212
と、第2の光受信器211と、第2のWDMカップラ2
10と、ATMセル多重回路217と、620Mb/s
のATM伝送装置218とから構成される。
【0035】局側からの光信号は、第2のWDMカップ
ラ210の合波ポートに入力される。第2のWDMカッ
プラ210の1.5μmポートには第2の光受信器21
1が接続され、1.3μmポートには第2の光送信器2
12に接続される。
【0036】第2の光受信器211の出力は、時分割分
離回路213に入力され、時分割分離回路213の第1
の出力(基本チャネルの信号)は、ATM−PONシス
テムのONU214に入力され、第2の出力(放送信
号)は、放送信号終端回路216に入力され、第3の出
力(別チャネルの信号)は、620Mb/sのATM終
端回路215に入力される。
【0037】ATM−PONシステムのONU214の
出力は、ATMセル多重回路217の第1の入力部に入
力され、ATM終端回路215の出力は、ATMセル多
重回路217の第2の入力部に入力される。ATMセル
多重回路217の出力は、宅内へ620Mb/sのAT
M伝送装置218を通して伝送される。
【0038】この構成において、ブロック型のコンテン
ツを伝送する際には別チャネルの高速伝送を行うことが
可能となる。この構成によると、従来のATM−PON
のアクセス制御方法をそのまま使用することが可能とな
り、簡単に下り方向の信号容量を増やすことが可能とな
る。
【0039】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。本実施の形態では、局と複数の加入者とを同
軸ケーブルを用いて接続する。その時の網形態は、第
1,第2の実施の形態と同様に、PDSトポロジーとす
る。本実施の形態では、局側において、基本チャネルの
下り信号と別チャネルの信号とを周波数多重し、上記同
軸ケーブルを介して各加入者に伝送するようにすること
により、下り方向の帯域を増加させる。
【0040】より具体的には、局から加入者には同軸ケ
ーブルを用いたCATV放送上の信号に基本チャネルの下り
信号と別チャネルの信号とを重畳する。加入者から局へ
の信号の伝送は、局から加入者への基本チャネルの下り
信号に含まれるアクセス情報に従って行われる。
【0041】本実施の形態における信号の周波数帯割り
当てを図3に示す。同軸ケーブル網による局から加入者
への放送サービスには、周波数帯70MHzから450
MHzを割り当て、450MHzから700MHzに
は、データ信号が割り当てられる。このうち、450M
Hzから600MHzには基本チャネルの下り信号(各
加入者毎の下り信号)が割り当てられ、600MHzか
ら700MHzには上記した別チャネルの信号(各加入
者で共有する信号)に割り当てられる。これに対し、上
り方向の信号は50MHz以下の周波数帯に信号が挿入
される。これにより、ある加入者が大容量の情報を必要
とする時、別チャネルの帯域を使うことで高速に信号を
転送することが可能となる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、基本チ
ャネルとは別の、局から前記加入者へ大容量の信号を伝
送するための別チャネルを設け、基本チャネルの下り方
向の信号と別チャネルの信号とを多重化して局から加入
者へ伝送するようにしたので、下り方向の帯域を増加さ
せることができる。この結果、高精細画像情報や動画情
報等の大容量情報を高速に入力することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成例を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の構成例を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態を説明するための周
波数割り当て図である。
【図4】従来の技術を説明するためのブロック図であ
る。
【符号の説明】
101…レイヤ4スイッチ 102…N−PDSフォーマット生成回路 103…第1の光送信回路 104…第1の光カップラ 105…N−PDSフォーマット終端回路。 106…第1の光受信回路 107…別チャネル伝送フレーム生成回路 108…第2の光送信回路 109…第1のWDMカップラ 110…第2の光カップラ 111…第2のWDMカップラ 112…第3の光カップラ 113…第2の光受信回路 114…N−PDSフォーマット終端回路 115…第3の光送信回路 116…N−PDSフォーマット生成回路 117…第3の光受信回路 118…別チャネル伝送フレーム終端回路 119…合成回路 120…イーサネット伝送回路 121…光ファイバ 201…ATMスイッチ 202…ATM−PONのOLT 203…620Mb/sのATM伝送回路 204…放送信号収容回路 205…時分割多重回路 206…第1の光受信器 207…第1の光送信器 208…第1のWDMカップラ 209…第1の光カップラ 210…第2のWDMカップラ 211…第2の光受信器 212…第2の光送信器 213…時分割分離回路 214…ATM−PONのONU 215…620Mb/sのATM終端回路 216…放送信号終端回路 217…ATMセル多重回路 218…ATM伝送装置 219…光ファイバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/28 H04L 11/20 D H04Q 3/00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局と加入者との間で、双方向の基本チャ
    ネルを用いてアクセス情報を含む信号をやり取りするア
    クセス制御方法において、 前記基本チャネルとは別の、前記局から前記加入者へ大
    容量の信号を伝送するための別チャネルを設け、 前記基本チャネルの下り方向の信号と前記別チャネルの
    信号とを多重化して前記局から前記加入者へ伝送するこ
    とを特徴とするアクセス制御方法。
  2. 【請求項2】 前記多重化は、波長多重,時分割多重或
    いは周波数多重により行うことを特徴とする請求項1記
    載のアクセス制御方法。
  3. 【請求項3】 局と複数の加入者とを光ファイバを介し
    てPDSトポロジーで接続し、且つ前記局と前記複数の
    加入者との間で、双方向の基本チャネルを用いてアクセ
    ス情報を含む信号をやり取りするアクセス制御方法にお
    いて、 前記基本チャネルとは別の、前記局から前記加入者へア
    クセス情報を含まない大容量の信号を伝送するための別
    チャネルを設け、 前記基本チャネルの下り方向の信号と前記別チャネルの
    信号とを多重化して前記局から前記加入者へ伝送し、 前記加入者から前記局へは、前記アクセス情報によって
    伝送が許可された時、信号を伝送し、 前記加入者から前記局への信号は、前記基本チャネルの
    信号を送受信するためのプロトコル制御情報,前記別チ
    ャネルの信号を受信するためのプロトコル制御情報を含
    むことを特徴とするアクセス制御方法。
  4. 【請求項4】 前記多重化は、波長多重或いは時分割多
    重で行うことを特徴とする請求項3記載のアクセス制御
    方法。
  5. 【請求項5】 局と複数の加入者とを同軸ケーブルを介
    してPDSトポロジーで接続し、且つ前記局と前記複数
    の加入者との間で、双方向の基本チャネルを用いてアク
    セス情報を含む信号をやり取りするアクセス制御方法に
    おいて、 前記基本チャネルとは別の、前記局から前記加入者へア
    クセス情報を含まない大容量の信号を伝送するための別
    チャネルを設け、 前記基本チャネルの下り方向の信号と前記別チャネルの
    信号とを周波数多重して前記局から前記加入者へ伝送
    し、 前記加入者から前記局へは、前記アクセス情報によって
    伝送が許可された時、信号を伝送し、 前記加入者から前記局への信号は、前記基本チャネルの
    信号を送受信するためのプロトコル制御情報,前記別チ
    ャネルの信号を受信するためのプロトコル制御情報を含
    むことを特徴とするアクセス制御方法。
  6. 【請求項6】 局と複数の加入者とを光ファイバを介し
    てPDSトポロジーで接続し、且つ前記局と前記複数の
    加入者との間で、双方向の基本チャネルを用いてN−P
    DSシステムのアクセス情報を含む信号をやり取りする
    アクセス制御方法において、 前記基本チャネルとは別の、前記局から前記加入者へア
    クセス情報を含まない大容量の信号を伝送するための別
    チャネルを設け、 前記基本チャネルの下り方向の信号と前記別チャネルの
    信号とを波長多重して前記局から前記加入者へ伝送し、 前記加入者から前記局への信号は、前記局から前記加入
    者へのN−PDSシステムのアクセス情報によりアクセ
    ス制御されることを特徴とするアクセス制御方法。
  7. 【請求項7】 前記局は、前記加入者に伝送する信号
    を、その信号のTCPポート番号に基づいて前記別チャ
    ネルを用いて伝送するか、前記基本チャネルを用いて伝
    送するかを決定することを特徴とする請求項6記載のア
    クセス制御方法。
  8. 【請求項8】 局と複数の加入者とを光ファイバを介し
    てPDSトポロジーで接続し、且つ前記局と前記複数の
    加入者との間で、双方向の基本チャネルを用いてATM
    −PONシステムのアクセス情報を含む信号をやり取り
    するアクセス制御方法において、 前記基本チャネルとは別の、前記局から前記加入者へア
    クセス情報を含まない大容量の信号を伝送するための別
    チャネルを設け、 前記基本チャネルの下り方向の信号と前記別チャネルの
    信号とを時分割多重して前記局から前記加入者へ伝送
    し、 前記加入者から前記局への信号は、前記局から前記加入
    者へのATM−PONシステムのアクセス情報によりア
    クセス制御されることを特徴とするアクセス制御方法。
  9. 【請求項9】 前記局は、前記加入者に伝送する信号
    を、その信号のVPI/VCI値に基づいて前記別チャ
    ネルを用いて伝送するか、前記基本チャネルを用いて伝
    送するのかを決定することを特徴とする請求項8記載の
    アクセス制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008504769A (ja) * 2004-07-01 2008-02-14 フランス テレコム マルチサービスプライベートネットワーク及びかかるネットワーク上でさまざまなフォーマットでデータを搬送することを可能にするインターフェースモジュール
JP2008187493A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 局側装置及び加入者側装置

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