JP2000099128A - ロボット教示・制御方法及びロボット教示装置並びにロボット制御装置 - Google Patents

ロボット教示・制御方法及びロボット教示装置並びにロボット制御装置

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JP2000099128A
JP2000099128A JP26308598A JP26308598A JP2000099128A JP 2000099128 A JP2000099128 A JP 2000099128A JP 26308598 A JP26308598 A JP 26308598A JP 26308598 A JP26308598 A JP 26308598A JP 2000099128 A JP2000099128 A JP 2000099128A
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action
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Hiroyuki Ogata
博之 小方
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プログラマに作業やセンサに関する十分な知識
とプログラミング経験、環境や作業が変化する毎にプロ
グラミングの必要がないロボット教示・制御方法及びロ
ボット教示装置並びにロボット制御装置の提供。 【解決手段】ロボット制御装置βが、特徴量ベクトルS
1を出力するセンサモジュール1と、過去にロボットに
教示・制御する際にアクション教示モジュール2を介し
て教示した当時の特徴量ベクトルS1と選択アクション
S2の対を記憶したデータベース5と、センサモジュー
ル1から特徴量ベクトルS1と最も類似した特徴量ベク
トルS1をデータベース5から当時の特徴量ベクトルS
1を基に類似検索してアクションモジュール4へ自動選
択アクションS4として出力するアクション選択モジュ
ール6と、自動選択アクションS4をロボットに対して
実行させるアクションモジュール4とを具備する特徴。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロボット自体に設
置又は外部に設置されたセンサから情報を取得できる、
移動ロボット、ロボットアーム、ロボットバンド等のロ
ボットを対象に、作業環境において典型的な作業教示の
みを行うことにより、当該典型的な作業に類似した作業
の手順や動作の生成を高速に実現するロボット教示・制
御方法及びロボット教示装置並びにロボット制御装置に
関する。
【0002】ここで、作業環境では、センサの入力から
作業に必要な特徴(特徴要素)の一部又は全部を検出で
きるものとし、センサ情報に誤差があっても構わない。
また、作業とは、センサ情報に基いて次の手順や動作を
決めつつ、最終的に環境がある条件を満たすこと(例え
ば、部品の組立作業、ピックアンドプレース作業、整列
作業、建築作業、溶接作業、バリ取り作業)若しくはロ
ボットが環境に対してある条件を満たす状態に持ってい
くこと(例えば、ロボットによる搬送作業、ロボット自
身の移動、ロボットハンドの把持作業)又はこれらの組
合せである。
【0003】
【従来の技術】従来、センサ付きロボットに作業を実行
させる方法として、ロボット言語方法、ステートベース
ド方法がある。
【0004】ロボット言語方法では、ロボット言語を構
成するコマンドの中に、割り込みや参照等の、センサに
関連したコマンドが用意されている。割り込みは、セン
サに入力があった際に予め指定したルーチンを実行する
ものである。参照は、現在のセンサ入力値を取得し、そ
れを条件分岐に利用する。プログラマはこれらのコマン
ドを用いてロボット言語プログラミングを行い、ロボッ
トの動作方法を定めている。
【0005】また、ステートベース方法では、予め幾何
的知識を用いて作業のモデル化を行い、状態空間におい
て幾何条件が共通の性質を持つ状態の集合を一つステー
トとみなす。作業はステートと、次にどのステートに遷
移すべきかという情報でプログラムする。また、ステー
トをセンサで判別する方法とステート間を遷移する動作
方法を予め決めておく。そして、自分の現在のステート
を判別し、次に遷移すべきステートをプログラムから取
得し、現在のステートから遷移先のステートまでの遷移
する動作を実行し、それを繰り返すことで作業を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ロボット言語方法で
は、センサ関連コマンドが、プログラミングを行う際に
入力するものであるので、ロボットに思った通りの動作
をさせるには、プログラマに作業やセンサに関する十分
な知識とプログラミングの経験が要求され、かつ試行錯
誤が必要である。また、環境や作業が変化する毎にプロ
グラミングする必要があり、プログラマの負担が大き
い。従って、プログラミングコストを考えると、適用可
能な分野が非常に限られる。
【0007】また、ステートベース方法では、作業環境
に応じてステートを自動的に生成できるため、作業環境
や作業に変化があってもプログラミングの手間はかから
ないものの、モデル化の時点で作業の性質に関する体系
的で整理された知識が要求される。
【0008】しかしながら、実際には知識が体系化され
整理された作業の分野は少ない。また、作業環境に応じ
たステート自動生成方法、ステートのセンサによる判別
方法、ステート間の遷移動作の実現方法を実現するモジ
ュールを作業毎に考案する必要がある為、装置開発が困
難であったり、開発にコストがかかるため、それに見合
う規模の作業分野は少ない。よって、適用可能な分野が
非常に限られる。
【0009】ここにおいて、本発明の解決すべき主要な
目的は以下の通りである。
【0010】本発明の第1の目的は、プログラマに作業
やセンサに関する十分な知識とプログラミング経験を必
要としないロボット教示・制御方法及びロボット教示装
置並びにロボット制御装置を提供せんとするものであ
る。
【0011】本発明の第2の目的は、環境や作業が変化
する毎にプログラミングする必要のないロボット教示・
制御方法及びロボット教示装置並びにロボット制御装置
を提供せんとするものである。
【0012】本発明の第3の目的は、体系化され整理さ
れた作業の知識が不要なロボット教示・制御方法及びロ
ボット教示装置並びにロボット制御装置を提供せんとす
るものである。
【0013】本発明の第4の目的は、作業毎にモジュー
ルの考案が不必要なロボット教示・制御方法及びロボッ
ト教示装置並びにロボット制御装置を提供せんとするも
のである。
【0014】本発明の他の目的は、明細書、図面、特に
特許請求の範囲の各請求項の記載から自ずと明らかとな
ろう。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明方法は、上記課題
の解決に当たり、ロボットに関するセンサ情報を基に特
徴量ベクトルを検出すると共に、当該検出された前記特
徴量ベクトルと最も類似する類似特徴量ベクトルを、過
去に当該ロボットに教示・制御する際に当時の特徴量ベ
クトルと選択アクションの対を記憶させたデータベース
から当該当時の特徴量ベクトルを基に類似検索した後、
当該類似特徴量ベクトルと対となる当該選択アクション
を自動選択アクションとし、当該自動選択アクションを
前記ロボットに対して実行することにより、ロボットへ
の教示・制御を行う特徴を有する。
【0016】本発明教示装置は、上記課題の解決に当た
り、ロボットに関するセンサ情報を基に特徴量ベクトル
を検出し記録モジュールに出力するセンサモジュール
と、予め設定されたアクションリストの中から教示者が
当該ロボットの次のアクションを選択し当該記録モジュ
ールとアクションモジュールに選択アクションとして出
力するアクション教示モジュールと、当該センサモジュ
ールからの当該特徴量ベクトルと当該アクション教示モ
ジュールからの選択アクションとを対とし行動ルールと
してデータベースに記憶する前記記録モジュールと、当
該アクション教示モジュールからの当該選択アクション
を前記ロボットに対して実行させる前記アクションモジ
ュールとを具備する特徴を有する。
【0017】本発明制御装置は、上記課題の解決に当た
り、ロボットに関するセンサ情報を基に特徴量ベクトル
を検出しアクション選択モジュールに出力するセンサモ
ジュールと、過去に当該ロボットに教示・制御する際に
教示した当時の特徴量ベクトルと選択アクションの対を
記憶したデータベースと、当該センサモジュールから当
該特徴量ベクトルと最も類似した特徴量ベクトルを当該
データベースから当該当時の特徴量ベクトルを基に類似
検索して類似特徴量ベクトルとしアクションモジュール
へ自動選択アクションとして出力する当該アクション選
択モジュールと、当該自動選択アクションを当該ロボッ
トに実行させる前記アクションモジュールとを具備する
特徴を有する。
【0018】更に、具体的詳細に述べると、当該課題の
解決では、本発明が次に列挙する上位概念から下位概念
にわたる新規な特徴的構成手法又は手段を採用すること
により、上記目的を達成するように為される。
【0019】本発明方法の第1の特徴は、ロボットに関
するセンサ情報を取得可能な当該ロボットに作業の手順
・動作を教示し制御するに当たり、先ず、前記センサ情
報を基に特徴量ベクトルを検出し、次いで、予め定めら
れたアクションリストの中から教示者が前記ロボットの
次のアクションを選択し当該選択したアクションを選択
アクションとし、その後、前記検出された特徴量ベクト
ルと当該選択アクションとを行動ルールとすると共に対
にしてデータベースに記憶し、引続き、前記選択アクシ
ョンを前記ロボットに対して実行し、当該ロボットに教
示し制御を行ってなるロボット教示・制御方法の構成採
用にある。
【0020】本発明方法の第2の特徴は、ロボットに関
するセンサ情報を取得可能な当該ロボットに作業の手順
・動作を教示し制御するに当たり、先ず、前記センサ情
報を基に特徴量ベクトルを検出し、次いで、前記検出さ
れた前記特徴量ベクトルと最も類似する類似特徴量ベク
トルを、過去に前記ロボットに教示し制御する際に当時
の特徴量ベクトルと選択アクションの対を記憶させたデ
ータベースから当該当時の特徴量ベクトルを基に類似検
索し、その後、前記類似特徴量ベクトルと対となる前記
選択アクションを自動選択アクションとし、引続き、当
該自動選択アクションを前記ロボットに対して実行し、
当該ロボットの制御を行ってなるロボット教示・制御方
法の構成採用にある。
【0021】本発明方法の第3の特徴は、上記本発明方
法の第2の特徴において、自動選択アクションのロボッ
トに対する実行が、当該実行が不適当な場合には、教示
者による入力を行い、前記自動選択アクションよりも前
記入力に対応する選択アクションを優先して前記ロボッ
トに対して実行し、当該ロボットに教示・制御を行うと
共に、現在検出された特徴量ベクトルと前記入力に対応
した選択アクションとを対として前記データベースに記
憶してなるロボット教示・制御方法の構成採用にある。
【0022】本発明方法の第4の特徴は、上記本発明方
法の第2又は第3の特徴における類似検索が、前記検出
された特徴量ベクトルと前記データベースに対として記
憶された特徴量ベクトルの間の類似度を両特徴量ベクト
ル間のユークリッド距離の大小とみなして当該ユークリ
ッド距離を算出し、当該算出したユークリッド距離の大
小にて類似を比較し、当該ユークリッド距離が最小とな
る前記対として記憶された特徴量ベクトルを検索してな
るロボット教示・制御方法の構成採用にある。
【0023】本発明方法の第5の特徴は、上記本発明方
法の第4の特徴における比較が、前記検出された特徴量
ベクトルの特徴要素に関する重みを考慮されてなるロボ
ット教示・制御方法の構成採用にある。
【0024】本発明方法の第6の特徴は、上記本発明方
法の第5の特徴における考慮が、前記特徴量ベクトルの
各成分を対応する前記重みで演算して算出した正規化さ
れた特徴量ベクトルに対するユークリッド距離を算出す
ることによりなされてなるロボット教示・制御方法の構
成採用にある。
【0025】本発明方法の第7の特徴は、上記本発明方
法の第5又は第6の特徴における重みが、前記センサを
複数用いた場合の各センサの出力するデータの単位の相
違に関する値であるロボット教示・制御方法の構成採用
にある。
【0026】本発明方法の第8の特徴は、上記本発明方
法の第5、第6又は第7の特徴における重みが、前記セ
ンサを複数用いた場合のセンサの性質の相違に関する値
であるロボット教示・制御方法の構成採用にある。
【0027】本発明方法の第9の特徴は、上記本発明方
法の第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第8の特
徴における類似検索が、複数のプロセッサを有する単一
の計算機又は複数の計算機を用いて行われる並列的類似
検索であるロボット教示・制御方法の構成採用にある。
【0028】本発明方法の第10の特徴は、上記本発明
方法の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第
8又は第9の特徴における選択アクションが、作業終了
の動作を含んでなるロボット教示・制御方法の構成採用
にある。
【0029】本発明方法の第11の特徴は、上記本発明
方法の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第
8、第9又は第10の特徴における特徴量ベクトルが、
予め設定された特徴要素に関するパラメータであるロボ
ット教示・制御方法の構成採用にある。
【0030】本発明方法の第12の特徴は、上記本発明
方法の第11の特徴におけるパラメータが、前記特徴要
素の位置、数、有無若しくは付随パラメータ又はこれら
の結合を含んでなるロボット教示・制御方法の構成採用
にある。
【0031】本発明方法の第13の特徴は、上記本発明
方法の第5、第6、第7、第8、第9、第10、第11
又は第12の特徴における特徴要素が、障害物であるロ
ボット教示・制御方法の構成採用にある。
【0032】本発明方法の第14の特徴は、上記本発明
方法の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第
8、第9、第10、第11、第12又は第13の特徴に
おけるロボットが、移動ロボット、ロボットアーム又は
ロボットハンドであるロボット教示・制御方法の構成採
用にある。
【0033】本発明方法の第15の特徴は、上記本発明
方法の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第
8、第9、第10、第11、第12、第13又は第14
の特徴におけるセンサが、前記ロボットに装着される
か、当該ロボット外部に設置されるか、又はロボットと
ロボット外部両方に装着設置されるロボット教示・制御
方法の構成採用にある。
【0034】一方、本発明教示装置の第1の特徴は、ロ
ボットに関するセンサ情報を取得可能な当該ロボットに
作業の手順・動作の教示に供される教示装置において、
前記センサ情報を基に特徴量ベクトルを検出し記録モジ
ュールに出力するセンサモジュールと、予め設定された
アクションリストの中から、教示者が前記ロボットの次
のアクションを選択し、前記記録モジュールとアクショ
ンモジュールに選択アクションとして出力するアクショ
ン教示モジュールと、前記センサモジュールからの前記
特徴量ベクトルと前記アクション教示モジュールからの
選択アクションとを対となし行動ルールとしてデータベ
ースに記憶する前記記録モジュールと、前記アクション
教示モジュールからの前記選択アクションを前記ロボッ
トに対して実行させる前記アクションモジュールとを具
備してなるロボット教示装置の構成採用にある。
【0035】本発明教示装置の第2の特徴は、上記本発
明教示装置の第1の特徴におけるアクション教示モジュ
ールが、前記教示者が前記アクションリストの作業終了
動作の入力を受けると、作業終了の動作を行う選択アク
ションを前記アクションモジュールに出力してなるロボ
ット教示装置の構成採用にある。
【0036】本発明教示装置の第3の特徴は、上記本発
明教示装置の第1又は第2の特徴における特徴量ベクト
ルが、予め設定された特徴要素に関するパラメータであ
るロボット教示装置の構成採用にある。
【0037】本発明教示装置の第4の特徴は、上記本発
明教示装置の第3の特徴におけるパラメータが、前記特
徴要素の位置、数、有無若しくは付随パラメータ又はこ
れらの結合を含んでなるロボット教示装置の構成採用に
ある。
【0038】本発明教示装置の第5の特徴は、上記本発
明教示装置の第3又は第4の特徴における特徴要素が、
障害物であるロボット教示装置の構成採用にある。
【0039】本発明教示装置の第6の特徴は、上記本発
明教示装置の第1、第2、第3、第4又は第5の特徴に
おけるロボットが、移動ロボット、ロボットアーム又は
ロボットハンドであるロボット教示装置の構成採用にあ
る。
【0040】本発明教示装置の第7の特徴は、上記本発
明教示装置の第1、第2、第3、第4、第5又は第6の
特徴におけるセンサが、前記ロボットに装着されるセン
サ、当該ロボット外部に設置されるセンサの何れか又は
両方であるロボット教示装置の構成採用にある。
【0041】また、本発明制御装置の第1の特徴は、ロ
ボットに関するセンサ情報を取得可能な当該ロボットに
作業の手順・動作の制御に供される制御装置において、
前記センサ情報を基に特徴量ベクトルを検出しアクショ
ン選択モジュールに出力するセンサモジュールと、過去
に前記ロボットに教示・制御する際に教示した当時の特
徴量ベクトルと選択アクションの対を記憶したデータベ
ースと、前記センサモジュールから前記特徴量ベクトル
と最も類似した特徴量ベクトルを、前記データベースか
ら前記当時の特徴量ベクトルを基に類似検索して類似特
徴量ベクトルと対となる選択アクションを自動選択アク
ションとしてアクションモジュールへ出力するアクショ
ン選択モジュールと、前記自動選択アクションを前記ロ
ボットに実行させる前記アクションモジュールと、を具
備してなるロボット制御装置の構成採用にある。
【0042】本発明制御装置の第2の特徴は、上記本発
明制御装置の第1の特徴におけるデータベースが、ロボ
ット教示装置におけるデータベースであるロボット制御
装置の構成採用にある。
【0043】本発明制御装置の第3の特徴は、上記本発
明制御装置の第1又は第2の特徴において、教示・制御
する際に使用する、予め設定されたアクションリストの
中から、作業者が前記ロボットの次のアクションを選択
し、前記記録モジュールと前記アクションモジュールに
選択アクションとして出力するアクション教示モジュー
ルと、前記センサモジュールからの前記特徴量ベクトル
と前記アクション教示モジュールからの選択アクション
を対とし行動ルールとして前記データベースに記憶する
前記記録モジュールとをも具備し、ロボット教示も可能
としてなるロボット制御装置の構成採用にある。
【0044】本発明制御装置の第4の特徴は、上記本発
明制御装置の第3の特徴におけるアクション教示モジュ
ールが、作業者により前記アクションモジュールの前記
自動選択アクションを基にした制御が不適当と判断され
た場合に、当該作業者の前記アクションリストから次の
アクションの選択入力を受付ける機能を有してなるロボ
ット制御装置の構成採用にある。
【0045】本発明制御装置の第5の特徴は、上記本発
明制御装置の第3又は第4の特徴におけるアクションモ
ジュールが、前記アクション選択モジュールからの前記
自動選択アクションと前記アクション教示モジュールか
らの前記選択アクションとが競合した場合には、前記選
択アクションを優先して前記ロボットに実行させる機能
を有してなるロボット制御装置の構成採用にある。
【0046】本発明制御装置の第6の特徴は、上記本発
明制御装置の第1、第2、第3、第4又は第5の特徴に
おけるアクション選択モジュールが、前記データベース
に対として記憶された特徴量ベクトルと前記センサモジ
ュールが出力した特徴量ベクトルとの間のユークリッド
距離を算出し、当該算出したユークリッド距離の大小で
類似度を比較することにより、前記類似検索を行う機能
を有してなるロボット制御装置の構成採用にある。
【0047】本発明制御装置の第7の特徴は、上記本発
明制御装置の第1、第2、第3、第4、第5又は第6の
特徴におけるアクション選択モジュールが、前記類似検
索の為の複数のプロセッサを有する単一の計算機又は複
数の計算機を有してなるロボット制御装置の構成採用に
ある。
【0048】本発明制御装置の第8の特徴は、上記本発
明制御装置の第1、第2、第3、第4、第5、第6又は
第7の特徴における特徴量ベクトルが、予め設定された
特徴要素に関するパラメータであるロボット制御装置の
構成採用にある。
【0049】本発明制御装置の第9の特徴は、上記本発
明制御装置の第8の特徴におけるパラメータが、前記特
徴要素の位置、数、有無若しくは付随パラメータ又はこ
れらの結合を含んでなるロボット制御装置の構成採用に
ある。
【0050】本発明制御装置の第10の特徴は、上記本
発明制御装置の第7、第8又は第9の特徴における特徴
要素が、障害物であるロボット制御装置の構成採用にあ
る。
【0051】本発明制御装置の第11の特徴は、上記本
発明制御装置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、
第7、第8、第9又は第10の特徴におけるロボット
が、移動ロボット、ロボットアーム又はロボットハンド
であるロボット制御装置の構成採用にある。
【0052】本発明制御装置の第12の特徴は、上記本
発明制御装置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、
第7、第8、第9、第10又は第11の特徴におけるセ
ンサが、前記ロボットに装着されるセンサ、当該ロボッ
ト外部に設置されるセンサの何れか又は両方であるロボ
ット制御装置の構成採用にある。
【0053】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施形態を教示装置例、制御装置例及び方法例
につき説明する。
【0054】(教示装置例)図1は、ロボット教示装置
αの構成図であり、同時に移動ロボットR1への教示場
面を想定して示したものである。
【0055】ロボット教示装置αは、センサモジュール
1、アクション教示モジュール2、記録モジュール3、
アクションモジュール4、データベース5から構成され
る。
【0056】ここで、センサモジュール1は、センサ情
報により予め定められた特徴要素の位置、数、有無、付
随パラメータ等(例えば、障害物の頂点の位置)の特徴
量ベクトルS1を検出する。
【0057】アクション教示モジュール2は、予め定め
られたアクションリストの中から、教示者Tがロボット
(図1の場合には移動ロボットR1)の次のアクション
を選択し、選択アクションS2として出力する。アクシ
ョン教示モジュール2は、(図示しない)入力部、例え
ばティーチングペンダント、計算機のグラフィカルイン
タフェースプログラム、仮想現実感装置等を介して教示
者Tからの入力を受ける。
【0058】記録モジュール3は、センサモジュール1
からの特徴量ベクトルS1とアクション教示モジュール
2からの選択アクションS2とを対とし行動ルールS3
としてデータベース5に記録する。
【0059】アクションモジュール4はアクション教示
モジュール2からの選択アクションS2をロボット(図
1の場合は移動ロボットR1)に対して実行し、データ
ベース5は、記録モジュール3からの行動ルールS3を
記録する。
【0060】(制御装置例)図2は、ロボット制御装置
βの構成図であり、同時に移動ロボットR1への制御場
面を想定して示したものである。
【0061】ロボット制御装置βは、センサモジュール
1、アクション教示モジュール2、記録モジュール3、
アクションモジュール4、データベース5、アクション
選択モジュール6から構成される。
【0062】ここで、センサモジュール1は、センサ情
報により、予め定められた特徴要素の位置、数、有無、
付随パラメータ等(例えば障害物の頂点の位置)の特徴
量ベクトルS1を出力する。
【0063】アクション教示モジュール2は、予め定め
られたアクションのリストの中から、教示者Tがロボッ
ト(図1の場合は移動ロボットR1)の次のアクション
を選択し、選択アクションS2として出力する。
【0064】記録モジュール3は、センサモジュール1
からの特徴量ベクトルS1とアクション教示モジュール
2からの選択アクションS2とを対とし行動ルールS3
としてデータベース5に記録する。
【0065】アクションモジュール4は、アクション教
示モジュール2から出力された選択アクションS2又は
アクション選択モジュール6から出力された自動選択ア
クションS4の何れかをロボット(図1の場合は移動ロ
ボットR1)に対して実行する。
【0066】データベース5は、記録モジュール3から
の行動ルールS3を記録する。
【0067】アクション選択モジュール6は、センサモ
ジュール1からの特徴量ベクトルS1と最も類似した特
徴量ベクトルS1をデータベース5から検索し、当該最
も類似した特徴量ベクトルS1と共に記録されたアクシ
ョン(選択アクション)を選択してデータベース5から
行動ルールS3’として出力させ、出力された行動ルー
ルS3’のうちアクションを自動選択アクションS4と
して出力する。
【0068】なお、ロボット制御装置βは、センサモジ
ュール1とアクションモジュール4とデータベース5と
アクション選択モジュール6とで構成されても良いし、
更に、ロボット制御装置βのデータベース5に格納され
るデータは、ロボット教示装置αのデータベース5に格
納されるデータであるので、ロボット制御装置βにデー
タベース5は必ず必要となる手段ではなく、ロボット教
示装置αのデータベース5にアクセス可能なように、例
えばロボット教示装置αのデータベース5とロボット制
御装置βのアクション選択モジュール6とを通信接続可
能とし、センサモジュール1とアクションモジュール4
とアクション選択モジュール6とで構成されても良い。
【0069】(方法例)本方法は、ロボット教示装置
α、ロボット制御装置βに適応したものであり、図1及
び図2を参照しながら、ロボットが移動ロボットR1の
場合、つまり移動ロボットR1が特徴要素である障害物
Oの頂点Pを検出できるセンサを搭載し、当該センサの
情報を用いて目標となる場所に移動ロボットR1を移動
させる場合について説明する。なお、移動ロボットR1
は、二次元的に移動できるものとして扱うが、別に三次
元に移動できる場合であってもよい。
【0070】<教示>教示を行う際、教示者Tは移動ロ
ボットR1の現在の状況を見ながら、アクション教示モ
ジュール2により、アクションリストの中から作業を達
成するのに必要なアクションを選び、アクション教示モ
ジュール2は選んだアクションを選択アクションS2と
して記録モジュール3とアクションモジュール4に出力
する。ここで、アクションリストには、当該移動ロボッ
トR1に必要な動作及び作業終了のアクションが登録さ
れている。移動ロボットR1の場合には、例えば、アク
ションリストには、前進、後退、右折、左折、作業終了
その他のアクションが登録されている。
【0071】
【外1】
【0072】記録モジュール3は特徴量ベクトルS1を
キーとして、選択アクションS2をデータとするレコー
ドを行動ルールS3としてデータベース5に保存する。
アクションモジュール4は選択アクションS2の入力が
あると、それを移動ロボットR1に対して実行する。
【0073】ロボット教示装置α(ロボット制御装置
β)による一つの事例の教示は、教示者Tが選択アクシ
ョンS2として作業終了を選択し、記録モジュール3が
それから作成した行動ルールS3をデータベース5に保
存した時点で終了する。なお、教示は、複数の事例に対
しても行うことができる。
【0074】<制御>
【外2】
【0075】アクション選択モジュール6は、センサモ
ジュール1からの特徴量ベクトルS1をデータベース5
の中の全ての行動ルールS3のキー部分と比較し、最も
類似した特徴量ベクトルS1を選択し、データベース5
から最も類似した特徴量ベクトルS1をキーとする行動
ルールS3’を入手し自動選択アクションS4としてア
クションモジュール4に出力する。
【0076】ここで、類似の判断には、センサモジュー
ル1からの特徴量ベクトルS1とデータベース5に記録
された特徴量ベクトルS1とのユークリッド距離を基準
とする。この基準を算出するに当たり、単純にユークリ
ッド距離で比較するほか、センサモジュール1が出力し
た特徴量ベクトルの各成分の重要度を考慮し、特徴要素
毎に重みを予め設定し、特徴量ベクトルS1の各成分を
対応する重みで演算し(例えば、割って)算出した正規
化した新たな特徴量ベクトルS1を素として算したユー
クリッド距離で比較する。
【0077】
【外3】
【0078】
【外4】
【0079】また、この最も類似した特徴量ベクトルS
1を選択(検索)するに際し、複数のプロセッサを有す
る単一又は複数の計算機を用いるなどして並列的に検索
する。
【0080】このとき選択したアクションが不適当であ
ると教示者T(作業者)が判断した場合には、教示者T
はアクション教示モジュール2において適切なアクショ
ンをアクションリストの中から選択する。アクション教
示モジュール2はそのアクションを選択アクションS2
として記録モジュール3とアクションモジュール4に出
力する。そして、アクションモジュール4は選択アクシ
ョンS2の入力があると、選択アクションS2を自動選
択アクションS4に優先して実行すると共に同時に記録
モジュール3に現に入力された特徴量ベクトルS1をキ
ーとしその選択アクションS2をデータとするレコード
を行動ルールS3としてデータベース5に保存する。
【0081】以上の手順により、移動ロボットR1は次
回に類似した状況になった場合に正しい判断ができるよ
うになる。
【0082】以上、本発明の実施の形態を装置例、方法
例につき説明したが、本発明は必ずしも上記した事項に
限定されるものではなく、本発明の目的を達成し、下記
する効果を有する範囲において、適宜変更実施すること
が可能なものであり、教示又は制御されるロボットに応
じて適宜変更実施可能である。
【0083】例えば、ロボットが、ロボットアームR2
である場合には、ロボット教示装置α及びロボット制御
装置βの適応は、それぞれ図4、図5に示す様になり、
ロボットアームR2が障害物の頂点を検出するセンサを
手先に装着し、当該センサを用いて目標となる場所に手
先や把持した物体を移動させることが可能になる。
【0084】
【外5】
【0085】
【外6】
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
センサ付き移動ロボット、ロボットアーム、ロボットハ
ンド、又は外部に設置されたセンサから情報を取得でき
る移動ロボット、ロボットアーム、ロボットハンドを対
象に、誤差の生じるセンサ情報を用いて、作業環境の特
徴要素を抽出するという条件で、センサ情報に基いて、
次の手順や動作を決めつつ、最終的に環境がある条件を
満たすか、又はロボットが環境に対してある条件を満た
す状態に持っていく様な作業を行わせる場合に、作業や
センサに関する知識、プログラミングの経験なしにロボ
ットの作業動作をプログラミングすることが可能とな
り、ステートを用いるに当たり必要となる作業毎のモジ
ュール考案が不要になる。
【0087】また、予め用意されたアクションのリスト
の中から教示者(作業者)がアクションを選択し、その
際の特徴量ベクトルを記録して作業動作を教示するの
で、簡単に教示でき、類似の作業を行うに当たり、再度
類似又は同一の教示をする必要が無く、更に、センサ情
報から検出した特徴量ベクトルを基に比較することによ
りアクションを決定するので、体系化され整理された作
業の知識が不要となる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の形態であるロボット教示装置のブロッ
ク構成図を、移動ロボットへの教示場面を想定して示し
たものである。
【図2】本発明の形態であるロボット制御装置のブロッ
ク構成図を、移動ロボットへの制御場面を想定して示し
たものである。
【図3】移動ロボット、障害物の頂点とロボット座標系
の位置関係である。
【図4】本発明の形態であるロボット教示装置のブロッ
ク構成図を、ロボットアームへの教示場面を想定して示
したものである。
【図5】本発明の形態であるロボット制御装置のブロッ
ク構成図を、ロボットアームへの制御場面を想定して示
したものである。
【符号の説明】
α…ロボット教示装置 β…ロボット制御装置 1…センサモジュール 2…アクション教示モジュール 3…記録モジュール 4…アクションモジュール 5…データベース 6…アクション選択モジュール S1…特徴量ベクトル S2…選択アクション S3、S3’…行動ルール S4…自動選択アクション C…ロボット座標系 O…障害物 P…頂点 R1…移動ロボット R2…ロボットアーム T…教示者

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロボットに関するセンサ情報を取得可能な
    当該ロボットに作業の手順・動作を教示し制御するに当
    たり、 先ず、前記センサ情報を基に特徴量ベクトルを検出し、 次いで、予め定められたアクションリストの中から教示
    者が前記ロボットの次のアクションを選択し当該選択し
    たアクションを選択アクションとし、 その後、前記検出された特徴量ベクトルと当該選択アク
    ションとを行動ルールとすると共に対にしてデータベー
    スに記憶し、 引続き、前記選択アクションを前記ロボットに対して実
    行し、当該ロボットに教示し制御を行う、 ことを特徴とするロボット教示・制御方法。
  2. 【請求項2】ロボットに関するセンサ情報を取得可能な
    当該ロボットに作業の手順・動作を教示し制御するに当
    たり、 先ず、前記センサ情報を基に特徴量ベクトルを検出し、 次いで、前記検出された前記特徴量ベクトルと最も類似
    する類似特徴量ベクトルを、過去に前記ロボットに教示
    し制御する際に当時の特徴量ベクトルと選択アクション
    の対を記憶させたデータベースから当該当時の特徴量ベ
    クトルを基に類似検索し、 その後、前記類似特徴量ベクトルと対となる前記選択ア
    クションを自動選択アクションとし、 引続き、当該自動選択アクションを前記ロボットに対し
    て実行し、当該ロボットの制御を行う、 ことを特徴とするロボット教示・制御方法。
  3. 【請求項3】自動選択アクションのロボットに対する実
    行は、 当該実行が不適当な場合には、 教示者による入力を行い、 前記自動選択アクションよりも前記入力に対応する選択
    アクションを優先して前記ロボットに対して実行し、当
    該ロボットに教示・制御を行うと共に、 現在検出された特徴量ベクトルと前記入力に対応した選
    択アクションとを対として前記データベースに記憶す
    る、 ことを特徴とする請求項2に記載のロボット教示・制御
    方法。
  4. 【請求項4】類似検索は、 前記検出された特徴量ベクトルと前記データベースに対
    として記憶された特徴量ベクトルの間の類似度を両特徴
    量ベクトル間のユークリッド距離の大小とみなして当該
    ユークリッド距離を算出し、当該算出したユークリッド
    距離の大小にて類似を比較し、当該ユークリッド距離が
    最小となる前記対として記憶された特徴量ベクトルを検
    索する、 ことを特徴とする請求項2又は3に記載のロボット教示
    ・制御方法。
  5. 【請求項5】比較は、 前記検出された特徴量ベクトルの特徴要素に関する重み
    を考慮してなされる、 ことを特徴とする請求項4に記載のロボット教示・制御
    方法。
  6. 【請求項6】考慮は、 前記特徴量ベクトルの各成分を対応する前記重みで演算
    して算出した正規化された特徴量ベクトルに対するユー
    クリッド距離を算出することによりなされる、 ことを特徴とする請求項5に記載のロボット教示・制御
    方法。
  7. 【請求項7】重みは、 前記センサを複数用いた場合の各センサの出力するデー
    タの単位の相違に関する値である、 ことを特徴とする請求項5又は6に記載のロボット教示
    ・制御方法。
  8. 【請求項8】重みは、 前記センサを複数用いた場合のセンサの性質の相違に関
    する値である、 ことを特徴とする請求項5、6又は7に記載のロボット
    教示・制御方法。
  9. 【請求項9】類似検索は、 複数のプロセッサを有する単一の計算機又は複数の計算
    機を用いて行われる並列的類似検索である、 ことを特徴とする請求項2、3、4、5、6、7又は8
    に記載のロボット教示・制御方法。
  10. 【請求項10】選択アクションは、 作業終了の動作を含む、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8又は9に記載のロボット教示・制御方法。
  11. 【請求項11】特徴量ベクトルは、 予め設定された特徴要素に関するパラメータであること
    を特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、
    9又は10に記載のロボット教示・制御方法。
  12. 【請求項12】パラメータは、 前記特徴要素の位置、数、有無若しくは付随パラメータ
    又はこれらの結合を含む、 ことを特徴とする請求項11に記載のロボット教示・制
    御方法。
  13. 【請求項13】特徴要素は、 障害物である、 ことを特徴とする請求項5、6、7、8、9、10、1
    1又は12に記載のロボット教示・制御方法。
  14. 【請求項14】ロボットは、 移動ロボット、ロボットアーム又はロボットハンドであ
    る、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10、11、12又は13に記載のロボット教
    示・制御方法。
  15. 【請求項15】センサは、 前記ロボットに装着されるか、当該ロボット外部に設置
    されるか、又はロボットとロボット外部両方に装着設置
    される、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10、11、12、13又は14に記載のロボ
    ット教示・制御方法。
  16. 【請求項16】ロボットに関するセンサ情報を取得可能
    な当該ロボットに作業の手順・動作の教示に供される教
    示装置において、 前記センサ情報を基に特徴量ベクトルを検出し記録モジ
    ュールに出力するセンサモジュールと、 予め設定されたアクションリストの中から、教示者が前
    記ロボットの次のアクションを選択し、前記記録モジュ
    ールとアクションモジュールに選択アクションとして出
    力するアクション教示モジュールと、 前記センサモジュールからの前記特徴量ベクトルと前記
    アクション教示モジュールからの選択アクションとを対
    となし行動ルールとしてデータベースに記憶する前記記
    録モジュールと、 前記アクション教示モジュールからの前記選択アクショ
    ンを前記ロボットに対して実行させる前記アクションモ
    ジュールと、 を具備する、 ことを特徴とするロボット教示装置。
  17. 【請求項17】アクション教示モジュールは、 前記教示者が前記アクションリストの作業終了動作の入
    力を受けると、 作業終了の動作を行う選択アクションを前記アクション
    モジュールに出力する、 ことを特徴とする請求項16に記載のロボット教示装
    置。
  18. 【請求項18】特徴量ベクトルは、 予め設定された特徴要素に関するパラメータであること
    を特徴とする請求項16又は17に記載のロボット教示
    装置。
  19. 【請求項19】パラメータは、 前記特徴要素の位置、数、有無若しくは付随パラメータ
    又はこれらの結合を含む、 ことを特徴とする請求項18に記載のロボット教示装
    置。
  20. 【請求項20】特徴要素は、障害物である、 ことを特徴とする請求項18又は19に記載のロボット
    教示装置。
  21. 【請求項21】ロボットは、 移動ロボット、ロボットアーム又はロボットハンドであ
    る、 ことを特徴とする請求項16、17、18、19又は2
    0に記載のロボット教示装置。
  22. 【請求項22】センサは、 前記ロボットに装着されるセンサ、当該ロボット外部に
    設置されるセンサの何れか又は両方である、 ことを特徴とする請求項16、17、18、19、20
    又は21に記載のロボット教示装置。
  23. 【請求項23】ロボットに関するセンサ情報を取得可能
    な当該ロボットに作業の手順・動作の制御に供される制
    御装置において、 前記センサ情報を基に特徴量ベクトルを検出しアクショ
    ン選択モジュールに出力するセンサモジュールと、 過去に前記ロボットに教示・制御する際に教示した当時
    の特徴量ベクトルと選択アクションの対を記憶したデー
    タベースと、 前記センサモジュールから前記特徴量ベクトルと最も類
    似した特徴量ベクトルを、前記データベースから前記当
    時の特徴量ベクトルを基に類似検索して類似特徴量ベク
    トルと対となる選択アクションを自動選択アクションと
    してアクションモジュールへ出力するアクション選択モ
    ジュールと、 前記自動選択アクションを前記ロボットに実行させる前
    記アクションモジュールとを具備することを特徴とする
    ロボット制御装置。
  24. 【請求項24】データベースは、 ロボット教示装置におけるデータベースである、 ことを特徴とする請求項23に記載のロボット制御装
    置。
  25. 【請求項25】教示・制御する際に使用する、 予め設定されたアクションリストの中から、作業者が前
    記ロボットの次のアクションを選択し、前記記録モジュ
    ールと前記アクションモジュールに選択アクションとし
    て出力するアクション教示モジュールと、 前記センサモジュールからの前記特徴量ベクトルと前記
    アクション教示モジュールからの選択アクションを対と
    し行動ルールとして前記データベースに記憶する前記記
    録モジュールとをも具備し、ロボット教示も可能とす
    る、 ことを特徴とする請求項23又は24に記載のロボット
    制御装置。
  26. 【請求項26】アクション教示モジュールは、 作業者により前記アクションモジュールの前記自動選択
    アクションを基にした制御が不適当と判断された場合
    に、当該作業者の前記アクションリストから次のアクシ
    ョンの選択入力を受付ける機能を有する、 ことを特徴とする請求項25に記載のロボット制御装
    置。
  27. 【請求項27】アクションモジュールは、 前記アクション選択モジュールからの前記自動選択アク
    ションと前記アクション教示モジュールからの前記選択
    アクションとが競合した場合には、 前記選択アクションを優先して前記ロボットに実行させ
    る機能を有する、 ことを特徴とする請求項25又は26に記載のロボット
    制御装置。
  28. 【請求項28】アクション選択モジュールは、 前記データベースに対として記憶された特徴量ベクトル
    と前記センサモジュールが出力した特徴量ベクトルとの
    間のユークリッド距離を算出し、当該算出したユークリ
    ッド距離の大小で類似度を比較することにより、前記類
    似検索を行う機能を有する、 ことを特徴とする請求項23、24、25、26又は2
    7に記載のロボット制御装置。
  29. 【請求項29】アクション選択モジュールは、 前記類似検索の為の複数のプロセッサを有する単一の計
    算機又は複数の計算機を有する、 ことを特徴とする請求項23、24、25、26、27
    又は28に記載のロボット制御装置。
  30. 【請求項30】特徴量ベクトルは、 予め設定された特徴要素に関するパラメータであること
    を特徴とする請求項23、24、25、26、27、2
    8又は29に記載のロボット制御装置。
  31. 【請求項31】パラメータは、 前記特徴要素の位置、数、有無若しくは付随パラメータ
    又はこれらの結合を含む、 ことを特徴とする請求項30に記載のロボット制御装
    置。
  32. 【請求項32】特徴要素は、 障害物である、 ことを特徴とする請求項29、30又は31に記載のロ
    ボット制御装置。
  33. 【請求項33】ロボットは、 移動ロボット、ロボットアーム又はロボットハンドであ
    る、 ことを特徴とする請求項23、24、25、26、2
    7、28、29、30、31又は32に記載のロボット
    制御装置。
  34. 【請求項34】センサは、 前記ロボットに装着されるセンサ、当該ロボット外部に
    設置されるセンサの何れか又は両方である、 ことを特徴とする請求項23、24、25、26、2
    7、28、29、30、31、32又は33に記載のロ
    ボット制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008046693A (ja) * 2006-08-10 2008-02-28 Kyushu Institute Of Technology 移動体等の制御装置及び方法
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